JP2004255779A - ラベル連続体の製造方法、ラベル連続体の製造装置およびラベル連続体 - Google Patents
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Abstract
【課題】剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができるラベル連続体の製造方法を提供する。
【解決手段】剥離シート12の長手方向において、ラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分の長さをLとし、ラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分間の長さをSとし、正の整数をnとする。剥離されたラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分は、粘着剤層24とともにラベル20として、剥離シート12の表面において、ラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置に仮着される。
【選択図】 図3
【解決手段】剥離シート12の長手方向において、ラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分の長さをLとし、ラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分間の長さをSとし、正の整数をnとする。剥離されたラベル原紙21のラベル形状に型抜きされた部分は、粘着剤層24とともにラベル20として、剥離シート12の表面において、ラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置に仮着される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はラベル連続体の製造方法、ラベル連続体の製造装置およびラベル連続体に関し、特に、複数のラベルが帯状の剥離シートの表面にその剥離シートの長手方向に所定の間隔を隔てて仮着されたラベル連続体を製造するラベル連続体の製造方法などに関する。
【0002】
【従来の技術】
この発明の背景となる従来のラベル連続体の製造方法の一例が、たとえば特公平7−37089号公報に開示されている(特許文献1参照)。
特公平7−37089号公報に開示されているラベル連続体の製造方法では、まず、帯状の剥離シートの表面に帯状のラベル原紙が粘着剤層で仮着される。剥離シートに仮着されたラベル原紙は、その長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きされる。ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分は、その裏面側に形成された粘着剤層とともに、剥離シートから剥離される。また、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分は、その裏面側に形成された粘着剤層とともに、ラベルとして剥離シートから剥離される。そして、剥離されたラベルは、剥離シートの長手方向に位置をずらして、剥離シートの表面に仮着される。
【0003】
【特許文献1】
特公平7−37089号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の技術では、ラベル原紙および粘着剤層をラベル形状に型抜きしたときに、型抜した部分の輪郭におけるラベル原紙の裏面側の粘着剤層の粘着剤が、ラベルの端部に集中してしまう。
さらに、上述の従来技術では、ラベル原紙および粘着剤層をラベル形状に型抜きしたときに、型抜きした部分の輪郭に対応した形状の溝などの型抜き跡が、剥離シートの表面側に形成されてしまう。
そして、上述の従来技術では、ラベルを剥離シートの表面に仮着した場合に、剥離シートの長手方向におけるラベルの前端部や後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致し、ラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に入り込んでしまう場合がある。
このようにラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に入り込んでしまったラベル連続体では、剥離シートの表面に仮着されたラベルを剥離して貼付しようとしても、ラベルの前端部や後端部を剥離する際にラベルを正確に剥離することができなく、その結果、ラベルを正確に貼付することができない場合がある。
上述の問題は、特にラベル連続体をロール状に巻いた場合に、ラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に深く入り込むので、顕著となる。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができるラベル連続体の製造方法を提供することである。
この発明の他の目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができるラベル連続体の製造装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかるラベル連続体の製造方法は、帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする工程と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離する工程と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離する工程と、剥離されたラベルを剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着する工程とを備えたラベル連続体の製造方法であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造方法である。
【0007】
この発明にかかるラベル連続体の製造装置は、帯状の剥離シートの表面に帯状のラベル原紙が粘着剤層で仮着された積層体をその長手方向に移送する手段と、積層体において剥離シートに仮着されたラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする手段と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離する手段と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離する手段と、剥離されたラベルを剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着する手段とを備えたラベル連続体の製造装置であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造装置である。
【0008】
この発明にかかるラベル連続体は、帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙がその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きされ、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分がその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離され、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分がその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離され、剥離されたラベルが剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着されたラベル連続体であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体である。
【0009】
この発明にかかるラベル連続体の製造方法で製造されたラベル連続体、この発明にかかるラベル連続体の製造装置で製造されたラベル連続体およびこの発明にかかるラベル連続体では、それぞれ、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置としたので、剥離シートの表面に仮着されたラベルの前端部および後端部が、剥離シートの表面側に形成された型抜き跡に合致しない。
そのため、それらのラベル連続体では、それぞれ、剥離シートの表面に仮着されたラベルを剥離して貼付する場合に、剥離シートからラベルを正確に剥離することができ、ラベルを正確に貼付することができる。
【0010】
上述のこの発明にかかるラベル連続体の製造装置は、剥離シートの長手方向において剥離シートの表面にラベルを仮着する位置を調整する手段を備えてもよい。このようなラベル連続体の製造装置では、剥離シートの長手方向において剥離シートの表面にラベルを仮着する位置を最適な位置に調整することができる。
【0011】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明にかかるラベル連続体の一例を示す斜視図であり、図2はそのラベル連続体の断面図解図である。図1および図2に示すラベル連続体10は、帯状の剥離シート12を含む。剥離シート12は、その表面に後述のラベル20を仮着するためのものである。剥離シート12は、帯状の基材の表面にシリコーンなどの剥離剤を塗布すること等によって剥離剤層が形成されたものである。
【0013】
剥離シート12の表面側には、矩形状の複数の型抜き跡14、14、・・が、剥離シート12の長手方向に所定の間隔を隔てて形成される。これらの型抜き跡14、14、・・は、剥離シート12の表面に粘着剤層で仮着されているラベル原紙をその粘着剤層とともにたとえばダイロールなどによって矩形状の複数のラベル形状に型抜きしたときの型抜きした部分の輪郭に対応した形状の溝などの型抜き跡である。なお、それらの型抜き跡14、14、・・は、図1においては、他の部分と区別しやすくするために点線で示している。
【0014】
剥離シート12の表面には、矩形状の複数のラベル20、20、・・が、剥離シート14の長手方向に所定の間隔を隔てて仮着される。これらのラベル20は、それぞれ、矩形状のラベル基材22を含む。ラベル基材22の裏面には、粘着剤層24が形成される。ラベル20は、その裏面側の粘着剤層24で剥離シート12の表面に仮着される。
【0015】
このラベル連続体10では、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置は、後述のように、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シート12の長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シート12の長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置である。
【0016】
そのため、このラベル連続体10において、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20は、その前端部20aおよび後端部20bのいずれもが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致しない。
【0017】
したがって、このラベル連続体10では、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20を剥離して貼付する場合に、ラベル20を前端部20aおよび後端部20bのどちらからでも剥離シート12から正確に剥離することができ、ラベル20を正確に貼付することができる。
【0018】
次に、上述のラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造装置について説明する。
【0019】
図3は図1および図2に示すラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造装置の一例を示す図解図である。図3に示すラベル連続体の製造装置100は、保持リール102を含む。保持リール102は、帯状の積層体30をロール状に巻いた状態で保持するためのものである。積層体30は、帯状の剥離シート12の表面に帯状のラベル原紙21が粘着剤層24で仮着されたものである。なお、保持リール102に保持された積層体30は、保持リール102から引き出され、後述のラベル連続体巻取りリール128でその長手方向に移送される。
【0020】
保持リール102の下流には、型抜き機104が設けられる。型抜き機104は、積層体30において剥離シート12に仮着されたラベル原紙21をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きするためのものである。
型抜き機104は、保持リール102の下流に設けられるアンビルローラ106を含む。アンビルローラ106の上方には、ラベル形状の輪郭に対応した形状の刃型108aを有するダイロール108が配置される。
【0021】
型抜き機104の下流には、剥離器110が設けられる。剥離器110は、積層体30においてラベル形状に型抜きされたラベル原紙21をその裏面側に形成された粘着剤層24とともに、ラベル20およびいわゆるラベル抜きカス40として剥離シート12から剥離するためのものである。
【0022】
型抜き機104の下方には、迂回用ガイド機112が設けられる。迂回用ガイド機112は、剥離器110から後述の仮着器120までの間において、積層体30において剥離されたラベル20に対して剥離シート12を迂回させて、積層体30において剥離されたラベル20の位置を剥離シート12の長手方向にずらすためのものである。
迂回用ガイド機112は、剥離器110の下方に設けられるガイドローラ114を含む。ガイドローラ114の下方には、変位ローラ116が設けられる。変位ローラ116は、上下方向に変位可能に設けられる。変位ローラ116は、積層体30の剥離シート12の長手方向において剥離シート12の表面にラベル20を仮着する位置を調整するためのものである。また、ガイドローラ114の下流であって変位ローラ116の上方には、別のガイドローラ118が設けられる。
【0023】
剥離器110の下流であって迂回機112の上方には、仮着器120が設けられる。仮着器120は、積層体30において剥離されたラベル20を剥離シート12の表面に仮着するためのものである。
仮着器120は、剥離器110の下流であって迂回機112のガイドローラ118の上方に設けられる仮着台122を含む。仮着台122は、剥離器110から剥離シート12の長手方向におけるラベル20の長さLより短い間隔を隔てて設けられる。また、仮着台122の上方には、押圧ローラ124が配置される。
【0024】
仮着器120の上方には、ラベル抜きカス巻取りリール126が設けられる。ラベル抜きカス巻取りリール126は、積層体30においてラベル連続体10となる剥離シート12およびラベル20を除いたラベル抜きカス40を巻き取るとともに、積層体30をその長手方向に移送するためのものである。
【0025】
仮着器120の下流には、ラベル連続体巻取りリール128が設けられる。ラベル連続体巻取りリール128は、積層体30においてラベル連続体10となった部分をロール状に巻き取るとともに、積層体30をその長手方向に移送するためのものである。
【0026】
次に、図3に示すラベル連続体の製造装置100を用いて図1および図2に示すラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造方法について説明する。
【0027】
まず、帯状の剥離シート12の表面に帯状のラベル原紙21を粘着剤層24で仮着することによって、帯状の積層体30が形成される。
【0028】
積層体30は、ラベル連続体の製造装置100の保持リール102にロール状に巻かれた状態で保持される。保持リール102に保持された積層体30は、保持リール102から引き出され、ラベル連続体巻取りリール128でその長手方向に移送される。
【0029】
積層体30の剥離シート12に仮着されたラベル原紙21は、型抜き機104によって、その長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きされる。
この場合、型抜き機104のアンビルローラ106およびダイロール108で積層体30を挟み、アンビルローラ106およびダイロール108を回転しながら積層体30をその長手方向に移送することによって、積層体30のラベル原紙21がその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きされる。
また、この場合、積層体30の剥離シート12の表面側には、ラベル原紙21および粘着剤層24を型抜きした部分の輪郭に対応した形状の型抜き跡14が形成される。
【0030】
そして、積層体30においてラベル形状に型抜きされたラベル原紙21は、その裏面側に形成された粘着剤層24とともに、ラベル20およびラベル抜きカス40として剥離シート12から剥離器110によって剥離される。この場合、積層体30の剥離シート12のみを剥離器110で急激に下方に折り返すことによって、ラベル形状に型抜きされたラベル原紙21がその裏面側に形成された粘着剤層24とともに剥離シート12から剥離される。
【0031】
積層体30において剥離されたラベル20は、仮着器120に最短経路で送られる。
【0032】
一方、積層体30においてラベル20およびラベル抜きカス40が剥離された剥離シート12は、迂回用ガイド機112を迂回して、仮着器120に送られる。この場合、剥離シート12は、ガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118でガイドされる。また、変位ローラ116を上下方向に変位することによって、積層体30の剥離シート12の長手方向において剥離シート12の表面にラベル20を仮着する位置を最適な位置に調整することができる。
【0033】
そして、仮着器120によって、剥離シート12の表面にラベル20が仮着される。この場合、剥離シート12およびラベル20を仮着器120の仮着台122および押圧ローラ124間に送り、押圧ローラ124を回転しながら押圧ローラ124でラベル20を剥離シート12に押圧することによって、ラベル20が剥離シート12の表面に仮着される。また、この場合、ラベル20は、剥離シート12の長手方向に位置をずらして剥離シート12の表面に仮着される。
【0034】
上述のようにラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置は、ラベル原紙21においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シート12の長手方向における長さをLとし、ラベル原紙21においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シート12の長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置に調整される。このような位置の調整は、変位ローラ16の上下方向における位置を調整することによって行われる。なお、剥離シート12に対してラベル20が進められる距離は、剥離器110の特定の位置から仮着台122の特定の位置までの最短距離をL1とし、剥離器110の特定の位置から迂回用ガイド機112を迂回した仮着台122の特定の位置までの距離をL2とすると、L2−L1になる。
【0035】
そのため、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20は、その前端部20aおよび後端部20bのいずれもが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致しない。
【0036】
なお、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nLだけ進めた位置とすれば、図4に示すように、ラベル20の前端部20aおよび後端部20bが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図4において、左側には、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側には、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
また、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+(n−1)Lだけ進めた位置とすれば、図5に示すように、ラベル20の前端部20aが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図5においても、左側に、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側に、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
さらに、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向に(n−1)S+nLだけ進めた位置とすれば、図6に示すように、ラベル20の後端部20bが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図6においても、左側に、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側に、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
【0037】
なお、積層体30においてラベル連続体10となる剥離シート12およびラベル20を除いたラベル抜きカス40は、仮着器120によって剥離シート12の表面に一旦は仮着されるが、押圧ローラ124に沿って剥離シート12から剥離され、ラベル抜きカス巻取りリール126によって巻き取られる。
【0038】
一方、積層体30においてラベル連続体10となった部分は、ラベル連続体巻取りリール128でロール状に巻き取られる。
【0039】
したがって、上述のラベル連続体の製造装置100を用いたラベル連続体の製造方法によれば、剥離シート12からラベル20を正確に剥離することができるラベル連続体10を確実に製造することができる。
【0040】
図7はこの発明にかかるラベル連続体の他の例を示す斜視図である。図7に示すラベル連続体10は、図1および図2に示すラベル連続体10と比べて、ラベル20および型抜き跡14がそれぞれ3角形状に形成されている。このような3角形状のラベル20および型抜き跡14は、上述のラベル連続体の製造装置100においてダイロール108の刃型108aの形状を3角形状に変えることによって形成することができる。
【0041】
なお、上述の各ラベル連続体10は矩形状や3角形状のラベル20および型抜き跡14を有するが、この発明はたとえば円形状や他の形状のラベルおよび型抜き跡を有するラベル連続体にも適用され得る。
【0042】
また、上述のラベル連続体の製造装置100では、型抜き機104としてアンビルローラ106およびダイロール108が用いられているが、アンビルローラ106およびダイロール108の代わりに板状のアンビルおよび板状のダイカッタが用いられてもよい。
【0043】
さらに、上述のラベル連続体の製造装置100では、剥離器110および仮着台122が左右対称の形状に形成されているが、剥離器110および仮着台122は左右対称の形状以外の形状に形成されてもよい。たとえば、剥離器110が3角柱状に形成され、仮着台122が板状に形成されてもよい。
【0044】
また、上述のラベル連続体の製造装置100では、迂回用ガイド機112のガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118が剥離器110および仮着台122と同様に左右対称に配置されているが、迂回用ガイド機112のガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118は、積層体30の剥離シート12からラベル20を剥離しやすくするために、剥離器110側にずらして配置されてもよい。このように、迂回用ガイド機112は、各ローラの位置が任意に変更されてもよい。また、迂回用ガイド機112は、ローラの位置だけでなく、ローラの数が任意に変更されてもよい。
【0045】
さらに、上述のラベル連続体の製造装置100を用いたラベル連続体の製造方法では、積層体30においてラベル連続体10となる部分を除いたラベル抜きカス40が押圧ローラ124に沿って剥離されるが、ラベル原紙21を型抜きする位置の後段であって剥離シート12からラベル20を剥離する位置の前段に、ラベル抜きカス40を剥離するための手段を設けて、その手段でラベル抜きカス40を剥離するようにしてもよい。
【0046】
また、上述のラベル連続体の製造装置100において、ラベル原紙21またはラベル20の移送経路に印刷機を設け、その印刷機でラベル20の表面に印刷層を形成するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
この発明にかかるラベル連続体によれば、剥離シートからラベルを正確に剥離することができる。
また、この発明にかかるラベル連続体の製造装置やラベル連続体の製造方法によれば、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるラベル連続体の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すラベル連続体の断面図解図である。
【図3】図1および図2に示すラベル連続体を製造するラベル連続体の製造装置の一例を示す図解図である。
【図4】ラベル連続体においてラベルの前端部および後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図5】ラベル連続体においてラベルの前端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図6】ラベル連続体においてラベルの後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図7】この発明にかかるラベル連続体の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ラベル連続体
12 剥離シート
14 型抜き跡
20 ラベル
20a 前端部
20b 後端部
21 ラベル原紙
22 ラベル基材
24 粘着剤層
30 積層体
40 ラベル抜きカス
100 ラベル連続体の製造装置
102 保持リール
104 型抜き機
106 アンビルローラ
108 ダイロール
108a 刃型
110 剥離器
112 迂回用ガイド機
114 ガイドローラ
116 変位ローラ
118 ガイドローラ
120 仮着器
122 仮着台
124 押圧ローラ
126 ラベル抜きカス巻取りリール
128 ラベル連続体巻取りリール
【発明の属する技術分野】
この発明はラベル連続体の製造方法、ラベル連続体の製造装置およびラベル連続体に関し、特に、複数のラベルが帯状の剥離シートの表面にその剥離シートの長手方向に所定の間隔を隔てて仮着されたラベル連続体を製造するラベル連続体の製造方法などに関する。
【0002】
【従来の技術】
この発明の背景となる従来のラベル連続体の製造方法の一例が、たとえば特公平7−37089号公報に開示されている(特許文献1参照)。
特公平7−37089号公報に開示されているラベル連続体の製造方法では、まず、帯状の剥離シートの表面に帯状のラベル原紙が粘着剤層で仮着される。剥離シートに仮着されたラベル原紙は、その長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きされる。ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分は、その裏面側に形成された粘着剤層とともに、剥離シートから剥離される。また、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分は、その裏面側に形成された粘着剤層とともに、ラベルとして剥離シートから剥離される。そして、剥離されたラベルは、剥離シートの長手方向に位置をずらして、剥離シートの表面に仮着される。
【0003】
【特許文献1】
特公平7−37089号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の技術では、ラベル原紙および粘着剤層をラベル形状に型抜きしたときに、型抜した部分の輪郭におけるラベル原紙の裏面側の粘着剤層の粘着剤が、ラベルの端部に集中してしまう。
さらに、上述の従来技術では、ラベル原紙および粘着剤層をラベル形状に型抜きしたときに、型抜きした部分の輪郭に対応した形状の溝などの型抜き跡が、剥離シートの表面側に形成されてしまう。
そして、上述の従来技術では、ラベルを剥離シートの表面に仮着した場合に、剥離シートの長手方向におけるラベルの前端部や後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致し、ラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に入り込んでしまう場合がある。
このようにラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に入り込んでしまったラベル連続体では、剥離シートの表面に仮着されたラベルを剥離して貼付しようとしても、ラベルの前端部や後端部を剥離する際にラベルを正確に剥離することができなく、その結果、ラベルを正確に貼付することができない場合がある。
上述の問題は、特にラベル連続体をロール状に巻いた場合に、ラベルの前端部や後端部に集中した粘着剤が剥離シートに形成された型抜き跡に深く入り込むので、顕著となる。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができるラベル連続体の製造方法を提供することである。
この発明の他の目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができるラベル連続体の製造装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかるラベル連続体の製造方法は、帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする工程と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離する工程と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離する工程と、剥離されたラベルを剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着する工程とを備えたラベル連続体の製造方法であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造方法である。
【0007】
この発明にかかるラベル連続体の製造装置は、帯状の剥離シートの表面に帯状のラベル原紙が粘着剤層で仮着された積層体をその長手方向に移送する手段と、積層体において剥離シートに仮着されたラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする手段と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離する手段と、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離する手段と、剥離されたラベルを剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着する手段とを備えたラベル連続体の製造装置であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造装置である。
【0008】
この発明にかかるラベル連続体は、帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙がその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きされ、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分がその裏面側に形成された粘着剤層とともに剥離シートから剥離され、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分がその裏面側に形成された粘着剤層とともにラベルとして剥離シートから剥離され、剥離されたラベルが剥離シートの長手方向に位置をずらして剥離シートの表面に仮着されたラベル連続体であって、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シートの長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体である。
【0009】
この発明にかかるラベル連続体の製造方法で製造されたラベル連続体、この発明にかかるラベル連続体の製造装置で製造されたラベル連続体およびこの発明にかかるラベル連続体では、それぞれ、ラベルを剥離シートの表面に仮着する位置を、剥離シートにおいてラベルを剥離した位置から、剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置としたので、剥離シートの表面に仮着されたラベルの前端部および後端部が、剥離シートの表面側に形成された型抜き跡に合致しない。
そのため、それらのラベル連続体では、それぞれ、剥離シートの表面に仮着されたラベルを剥離して貼付する場合に、剥離シートからラベルを正確に剥離することができ、ラベルを正確に貼付することができる。
【0010】
上述のこの発明にかかるラベル連続体の製造装置は、剥離シートの長手方向において剥離シートの表面にラベルを仮着する位置を調整する手段を備えてもよい。このようなラベル連続体の製造装置では、剥離シートの長手方向において剥離シートの表面にラベルを仮着する位置を最適な位置に調整することができる。
【0011】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明にかかるラベル連続体の一例を示す斜視図であり、図2はそのラベル連続体の断面図解図である。図1および図2に示すラベル連続体10は、帯状の剥離シート12を含む。剥離シート12は、その表面に後述のラベル20を仮着するためのものである。剥離シート12は、帯状の基材の表面にシリコーンなどの剥離剤を塗布すること等によって剥離剤層が形成されたものである。
【0013】
剥離シート12の表面側には、矩形状の複数の型抜き跡14、14、・・が、剥離シート12の長手方向に所定の間隔を隔てて形成される。これらの型抜き跡14、14、・・は、剥離シート12の表面に粘着剤層で仮着されているラベル原紙をその粘着剤層とともにたとえばダイロールなどによって矩形状の複数のラベル形状に型抜きしたときの型抜きした部分の輪郭に対応した形状の溝などの型抜き跡である。なお、それらの型抜き跡14、14、・・は、図1においては、他の部分と区別しやすくするために点線で示している。
【0014】
剥離シート12の表面には、矩形状の複数のラベル20、20、・・が、剥離シート14の長手方向に所定の間隔を隔てて仮着される。これらのラベル20は、それぞれ、矩形状のラベル基材22を含む。ラベル基材22の裏面には、粘着剤層24が形成される。ラベル20は、その裏面側の粘着剤層24で剥離シート12の表面に仮着される。
【0015】
このラベル連続体10では、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置は、後述のように、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シート12の長手方向における長さをLとし、ラベル原紙においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シート12の長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置である。
【0016】
そのため、このラベル連続体10において、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20は、その前端部20aおよび後端部20bのいずれもが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致しない。
【0017】
したがって、このラベル連続体10では、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20を剥離して貼付する場合に、ラベル20を前端部20aおよび後端部20bのどちらからでも剥離シート12から正確に剥離することができ、ラベル20を正確に貼付することができる。
【0018】
次に、上述のラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造装置について説明する。
【0019】
図3は図1および図2に示すラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造装置の一例を示す図解図である。図3に示すラベル連続体の製造装置100は、保持リール102を含む。保持リール102は、帯状の積層体30をロール状に巻いた状態で保持するためのものである。積層体30は、帯状の剥離シート12の表面に帯状のラベル原紙21が粘着剤層24で仮着されたものである。なお、保持リール102に保持された積層体30は、保持リール102から引き出され、後述のラベル連続体巻取りリール128でその長手方向に移送される。
【0020】
保持リール102の下流には、型抜き機104が設けられる。型抜き機104は、積層体30において剥離シート12に仮着されたラベル原紙21をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きするためのものである。
型抜き機104は、保持リール102の下流に設けられるアンビルローラ106を含む。アンビルローラ106の上方には、ラベル形状の輪郭に対応した形状の刃型108aを有するダイロール108が配置される。
【0021】
型抜き機104の下流には、剥離器110が設けられる。剥離器110は、積層体30においてラベル形状に型抜きされたラベル原紙21をその裏面側に形成された粘着剤層24とともに、ラベル20およびいわゆるラベル抜きカス40として剥離シート12から剥離するためのものである。
【0022】
型抜き機104の下方には、迂回用ガイド機112が設けられる。迂回用ガイド機112は、剥離器110から後述の仮着器120までの間において、積層体30において剥離されたラベル20に対して剥離シート12を迂回させて、積層体30において剥離されたラベル20の位置を剥離シート12の長手方向にずらすためのものである。
迂回用ガイド機112は、剥離器110の下方に設けられるガイドローラ114を含む。ガイドローラ114の下方には、変位ローラ116が設けられる。変位ローラ116は、上下方向に変位可能に設けられる。変位ローラ116は、積層体30の剥離シート12の長手方向において剥離シート12の表面にラベル20を仮着する位置を調整するためのものである。また、ガイドローラ114の下流であって変位ローラ116の上方には、別のガイドローラ118が設けられる。
【0023】
剥離器110の下流であって迂回機112の上方には、仮着器120が設けられる。仮着器120は、積層体30において剥離されたラベル20を剥離シート12の表面に仮着するためのものである。
仮着器120は、剥離器110の下流であって迂回機112のガイドローラ118の上方に設けられる仮着台122を含む。仮着台122は、剥離器110から剥離シート12の長手方向におけるラベル20の長さLより短い間隔を隔てて設けられる。また、仮着台122の上方には、押圧ローラ124が配置される。
【0024】
仮着器120の上方には、ラベル抜きカス巻取りリール126が設けられる。ラベル抜きカス巻取りリール126は、積層体30においてラベル連続体10となる剥離シート12およびラベル20を除いたラベル抜きカス40を巻き取るとともに、積層体30をその長手方向に移送するためのものである。
【0025】
仮着器120の下流には、ラベル連続体巻取りリール128が設けられる。ラベル連続体巻取りリール128は、積層体30においてラベル連続体10となった部分をロール状に巻き取るとともに、積層体30をその長手方向に移送するためのものである。
【0026】
次に、図3に示すラベル連続体の製造装置100を用いて図1および図2に示すラベル連続体10を製造するラベル連続体の製造方法について説明する。
【0027】
まず、帯状の剥離シート12の表面に帯状のラベル原紙21を粘着剤層24で仮着することによって、帯状の積層体30が形成される。
【0028】
積層体30は、ラベル連続体の製造装置100の保持リール102にロール状に巻かれた状態で保持される。保持リール102に保持された積層体30は、保持リール102から引き出され、ラベル連続体巻取りリール128でその長手方向に移送される。
【0029】
積層体30の剥離シート12に仮着されたラベル原紙21は、型抜き機104によって、その長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きされる。
この場合、型抜き機104のアンビルローラ106およびダイロール108で積層体30を挟み、アンビルローラ106およびダイロール108を回転しながら積層体30をその長手方向に移送することによって、積層体30のラベル原紙21がその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって粘着剤層24とともに複数のラベル形状に型抜きされる。
また、この場合、積層体30の剥離シート12の表面側には、ラベル原紙21および粘着剤層24を型抜きした部分の輪郭に対応した形状の型抜き跡14が形成される。
【0030】
そして、積層体30においてラベル形状に型抜きされたラベル原紙21は、その裏面側に形成された粘着剤層24とともに、ラベル20およびラベル抜きカス40として剥離シート12から剥離器110によって剥離される。この場合、積層体30の剥離シート12のみを剥離器110で急激に下方に折り返すことによって、ラベル形状に型抜きされたラベル原紙21がその裏面側に形成された粘着剤層24とともに剥離シート12から剥離される。
【0031】
積層体30において剥離されたラベル20は、仮着器120に最短経路で送られる。
【0032】
一方、積層体30においてラベル20およびラベル抜きカス40が剥離された剥離シート12は、迂回用ガイド機112を迂回して、仮着器120に送られる。この場合、剥離シート12は、ガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118でガイドされる。また、変位ローラ116を上下方向に変位することによって、積層体30の剥離シート12の長手方向において剥離シート12の表面にラベル20を仮着する位置を最適な位置に調整することができる。
【0033】
そして、仮着器120によって、剥離シート12の表面にラベル20が仮着される。この場合、剥離シート12およびラベル20を仮着器120の仮着台122および押圧ローラ124間に送り、押圧ローラ124を回転しながら押圧ローラ124でラベル20を剥離シート12に押圧することによって、ラベル20が剥離シート12の表面に仮着される。また、この場合、ラベル20は、剥離シート12の長手方向に位置をずらして剥離シート12の表面に仮着される。
【0034】
上述のようにラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置は、ラベル原紙21においてラベル形状に型抜きされた部分の剥離シート12の長手方向における長さをLとし、ラベル原紙21においてラベル形状に型抜きされた部分間の剥離シート12の長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置に調整される。このような位置の調整は、変位ローラ16の上下方向における位置を調整することによって行われる。なお、剥離シート12に対してラベル20が進められる距離は、剥離器110の特定の位置から仮着台122の特定の位置までの最短距離をL1とし、剥離器110の特定の位置から迂回用ガイド機112を迂回した仮着台122の特定の位置までの距離をL2とすると、L2−L1になる。
【0035】
そのため、剥離シート12の表面に仮着されたラベル20は、その前端部20aおよび後端部20bのいずれもが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致しない。
【0036】
なお、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+nLだけ進めた位置とすれば、図4に示すように、ラベル20の前端部20aおよび後端部20bが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図4において、左側には、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側には、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
また、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向にnS+(n−1)Lだけ進めた位置とすれば、図5に示すように、ラベル20の前端部20aが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図5においても、左側に、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側に、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
さらに、ラベル20を剥離シート12の表面に仮着する位置を、剥離シート12においてラベル20を剥離した位置から、剥離シート12の長手方向に(n−1)S+nLだけ進めた位置とすれば、図6に示すように、ラベル20の後端部20bが剥離シート12に形成された型抜き跡14に合致してしまう。図6においても、左側に、ラベル20を剥離シート22から剥離する前の状態を示し、右側に、剥離したラベル20を剥離シート22に仮着した状態を示す。
【0037】
なお、積層体30においてラベル連続体10となる剥離シート12およびラベル20を除いたラベル抜きカス40は、仮着器120によって剥離シート12の表面に一旦は仮着されるが、押圧ローラ124に沿って剥離シート12から剥離され、ラベル抜きカス巻取りリール126によって巻き取られる。
【0038】
一方、積層体30においてラベル連続体10となった部分は、ラベル連続体巻取りリール128でロール状に巻き取られる。
【0039】
したがって、上述のラベル連続体の製造装置100を用いたラベル連続体の製造方法によれば、剥離シート12からラベル20を正確に剥離することができるラベル連続体10を確実に製造することができる。
【0040】
図7はこの発明にかかるラベル連続体の他の例を示す斜視図である。図7に示すラベル連続体10は、図1および図2に示すラベル連続体10と比べて、ラベル20および型抜き跡14がそれぞれ3角形状に形成されている。このような3角形状のラベル20および型抜き跡14は、上述のラベル連続体の製造装置100においてダイロール108の刃型108aの形状を3角形状に変えることによって形成することができる。
【0041】
なお、上述の各ラベル連続体10は矩形状や3角形状のラベル20および型抜き跡14を有するが、この発明はたとえば円形状や他の形状のラベルおよび型抜き跡を有するラベル連続体にも適用され得る。
【0042】
また、上述のラベル連続体の製造装置100では、型抜き機104としてアンビルローラ106およびダイロール108が用いられているが、アンビルローラ106およびダイロール108の代わりに板状のアンビルおよび板状のダイカッタが用いられてもよい。
【0043】
さらに、上述のラベル連続体の製造装置100では、剥離器110および仮着台122が左右対称の形状に形成されているが、剥離器110および仮着台122は左右対称の形状以外の形状に形成されてもよい。たとえば、剥離器110が3角柱状に形成され、仮着台122が板状に形成されてもよい。
【0044】
また、上述のラベル連続体の製造装置100では、迂回用ガイド機112のガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118が剥離器110および仮着台122と同様に左右対称に配置されているが、迂回用ガイド機112のガイドローラ114、変位ローラ116およびガイドローラ118は、積層体30の剥離シート12からラベル20を剥離しやすくするために、剥離器110側にずらして配置されてもよい。このように、迂回用ガイド機112は、各ローラの位置が任意に変更されてもよい。また、迂回用ガイド機112は、ローラの位置だけでなく、ローラの数が任意に変更されてもよい。
【0045】
さらに、上述のラベル連続体の製造装置100を用いたラベル連続体の製造方法では、積層体30においてラベル連続体10となる部分を除いたラベル抜きカス40が押圧ローラ124に沿って剥離されるが、ラベル原紙21を型抜きする位置の後段であって剥離シート12からラベル20を剥離する位置の前段に、ラベル抜きカス40を剥離するための手段を設けて、その手段でラベル抜きカス40を剥離するようにしてもよい。
【0046】
また、上述のラベル連続体の製造装置100において、ラベル原紙21またはラベル20の移送経路に印刷機を設け、その印刷機でラベル20の表面に印刷層を形成するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
この発明にかかるラベル連続体によれば、剥離シートからラベルを正確に剥離することができる。
また、この発明にかかるラベル連続体の製造装置やラベル連続体の製造方法によれば、剥離シートからラベルを正確に剥離することができるラベル連続体を確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるラベル連続体の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すラベル連続体の断面図解図である。
【図3】図1および図2に示すラベル連続体を製造するラベル連続体の製造装置の一例を示す図解図である。
【図4】ラベル連続体においてラベルの前端部および後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図5】ラベル連続体においてラベルの前端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図6】ラベル連続体においてラベルの後端部が剥離シートに形成された型抜き跡に合致した状態を示す図解図である。
【図7】この発明にかかるラベル連続体の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ラベル連続体
12 剥離シート
14 型抜き跡
20 ラベル
20a 前端部
20b 後端部
21 ラベル原紙
22 ラベル基材
24 粘着剤層
30 積層体
40 ラベル抜きカス
100 ラベル連続体の製造装置
102 保持リール
104 型抜き機
106 アンビルローラ
108 ダイロール
108a 刃型
110 剥離器
112 迂回用ガイド機
114 ガイドローラ
116 変位ローラ
118 ガイドローラ
120 仮着器
122 仮着台
124 押圧ローラ
126 ラベル抜きカス巻取りリール
128 ラベル連続体巻取りリール
Claims (4)
- 帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって前記粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする工程、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された前記粘着剤層とともに前記剥離シートから剥離する工程、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された前記粘着剤層とともにラベルとして前記剥離シートから剥離する工程、
および
前記剥離されたラベルを前記剥離シートの長手方向に位置をずらして前記剥離シートの表面に仮着する工程を備えたラベル連続体の製造方法であって、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の前記剥離シートの長手方向における長さをLとし、前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分間の前記剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、前記ラベルを前記剥離シートの表面に仮着する位置を、前記剥離シートにおいて前記ラベルを剥離した位置から、前記剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造方法。 - 帯状の剥離シートの表面に帯状のラベル原紙が粘着剤層で仮着された積層体をその長手方向に移送する手段、
前記積層体において前記剥離シートに仮着された前記ラベル原紙をその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって前記粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きする手段、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分をその裏面側に形成された前記粘着剤層とともに前記剥離シートから剥離する手段、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分をその裏面側に形成された前記粘着剤層とともにラベルとして前記剥離シートから剥離する手段、および
前記剥離されたラベルを前記剥離シートの長手方向に位置をずらして前記剥離シートの表面に仮着する手段を備えたラベル連続体の製造装置であって、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の前記剥離シートの長手方向における長さをLとし、前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分間の前記剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、前記ラベルを前記剥離シートの表面に仮着する位置を、前記剥離シートにおいて前記ラベルを剥離した位置から、前記剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体の製造装置。 - 前記剥離シートの長手方向において前記剥離シートの表面に前記ラベルを仮着する位置を調整する手段を備えた、請求項2に記載にラベル連続体の製造装置。
- 帯状の剥離シートの表面に粘着剤層で仮着された帯状のラベル原紙がその長手方向に所定の間隔を隔てて表面から裏面にわたって前記粘着剤層とともに複数のラベル形状に型抜きされ、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の周囲の部分がその裏面側に形成された前記粘着剤層とともに前記剥離シートから剥離され、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分がその裏面側に形成された前記粘着剤層とともにラベルとして前記剥離シートから剥離され、
前記剥離されたラベルが前記剥離シートの長手方向に位置をずらして前記剥離シートの表面に仮着されたラベル連続体であって、
前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分の前記剥離シートの長手方向における長さをLとし、前記ラベル原紙において前記ラベル形状に型抜きされた部分間の前記剥離シートの長手方向における長さをSとし、正の整数をnとした場合、前記ラベルを前記剥離シートの表面に仮着する位置を、前記剥離シートにおいて前記ラベルを剥離した位置から、前記剥離シートの長手方向にnS+nL以外でありかつnS+(n−1)L以外でありかつ(n−1)S+nL以外である距離だけ進めた位置とした、ラベル連続体。
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