JP2003334872A - ラベル連続体の製造装置およびその製造方法 - Google Patents

ラベル連続体の製造装置およびその製造方法

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JP2003334872A
JP2003334872A JP2002143551A JP2002143551A JP2003334872A JP 2003334872 A JP2003334872 A JP 2003334872A JP 2002143551 A JP2002143551 A JP 2002143551A JP 2002143551 A JP2002143551 A JP 2002143551A JP 2003334872 A JP2003334872 A JP 2003334872A
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peeling
transfer surface
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release liner
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Shozo Osaka
昇三 大坂
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Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙より
一旦剥離し、再び剥離台紙に正確に且つ歩留りよくラベ
ルを移し替えることができる製造装置およびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 この発明のラベル連続体の製造装置は、
剥離手段が、ラベル14が仮着された状態において剥離
台紙12を移送する第1の移送面52aと、剥離台紙1
2を断面円弧状に湾曲させて、移送方向を変化させラベ
ル14を剥離する剥離湾曲部56aと、断面円弧状の剥
離湾曲部56aを挟んで、剥離されたラベル14が繰り
出される方向と異なった方向に剥離台紙12のみを移送
する第2の移送面54aとを形成できるように構成さ
れ、第1の移送面52aを延長した面と第2の移送面5
4aとのなす角度θは、130°〜180°であり、且
つ剥離湾曲部56aの半径は0.3〜5.0mmであ
り、この剥離手段側より繰り出されてきたラベル14を
剥離台紙12に再び仮着する貼付手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、剥離台紙の表面
にラベルが一定の間隔をおいて仮着されたラベル連続体
の製造装置およびその製造方法に関し、特にたとえば、
剥離台紙に仮着されたラベルをその剥離台紙より他の剥
離台紙に移し替える製造装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、剥離台紙に仮着されたラベル
をその剥離台紙より剥離し、他の剥離台紙に仮着してラ
ベル連続体を製造する製造方法について提案されてい
る。たとえば、特公平7−19128号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によれば、
剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙の進む方向を変
化させ、その変化させた方向とは異なった方向に向けて
繰り出させてラベルを剥離するとき、剥離台の形状によ
って、剥離紙が切れたりあるいはまた予定した通りラベ
ルが剥離台紙より剥離しないことがある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、剥
離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙より一旦剥離し、
再び剥離台紙に正確に且つ歩留りよくラベルを移し替え
ることができる製造装置およびその製造方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載のラベル連続体の製造装置は、剥離台紙に仮着された
ラベルを剥離台紙の進む方向を変化させ、その変化させ
た方向とは異なった方向に向けて繰り出させてラベルを
剥離する剥離手段と、剥離手段によって剥離されたラベ
ルが繰り出される方向に設けられて、繰り出されたラベ
ルの先端近傍を仮着させて、ラベルを移送される剥離台
紙とともに移送させて、再びラベルを剥離台紙に順次仮
着させる貼付手段とを備え、剥離手段は、ラベルが仮着
された状態において剥離台紙を移送する第1の移送面
と、第1の移送面に沿って移送されてきた剥離台紙を断
面円弧状に湾曲させて、移送方向を変化させラベルを剥
離する剥離湾曲部と、断面円弧状の剥離湾曲部を挟ん
で、第1の移送面と交差する方向であって、剥離された
ラベルが繰り出される方向と異なった方向に剥離台紙の
みを移送する第2の移送面とを形成できるように構成さ
れ、第1の移送面を延長した面と第2の移送面とのなす
角度θは、130°〜180°であり、且つ剥離湾曲部
の半径は0.3〜5.0mmであり、貼付手段は、剥離
台紙を移送する第1の移送面と、第1の移送面に続いて
形成され剥離台紙の移送方向を変化させる貼付転換部
と、貼付転換部を挟んで、第1の移送面と交差する方向
であって、剥離手段側より繰り出されてきたラベルとと
もに剥離台紙を移送しラベルを剥離台紙に仮着する第2
の移送面とを形成できるように構成された、ラベル連続
体の製造装置である。この発明の請求項2に記載のラベ
ル連続体の製造装置は、剥離台紙に仮着されたラベルを
剥離台紙の進む方向を変化させ、その変化させた方向と
は異なった方向に向けて繰り出させてラベルを剥離する
剥離台と、剥離台によって剥離されたラベルが繰り出さ
れる方向に設けられて、繰り出されたラベルの先端近傍
を仮着させて、ラベルを移送される剥離台紙とともに移
送させて、再びラベルを剥離台紙に順次仮着させる貼付
台とを備え、剥離台は、ラベルが仮着された状態におい
て剥離台紙を移送する第1の移送面と、第1の移送面に
沿って移送されてきた剥離台紙を断面円弧状に湾曲させ
て、移送方向を変化させラベルを剥離する剥離湾曲部
と、断面円弧状の剥離湾曲部を挟んで、第1の移送面と
交差する方向であって、剥離されたラベルが繰り出され
る方向と異なった方向に剥離台紙のみを移送する第2の
移送面とを形成できるように構成され、且つラベルが仮
着された状態において移送する第1の移送面に沿って形
成された第1の表面と、第1の表面に続いて形成された
断面円弧状の剥離台湾曲部と、剥離台湾曲部を介して第
2の移送面と第1の移送面との間に形成され、第1の表
面と交差するように連続して形成された第2の表面とを
有し、第1の移送面を延長した面と第2の移送面とのな
す角度θが、130°〜180°を満たすように第1の
表面と第2の表面とが剥離台湾曲部を挟んで形成されて
あり、且つ剥離湾曲部の半径が、0.3〜5.0mmを
満たすように剥離台湾曲部が形成されてあり、貼付台
は、剥離台紙を移送する第1の移送面と、第1の移送面
に続いて形成され剥離台紙の移送方向を変化させる貼付
転換部と、貼付転換部を挟んで、第1の移送面と交差す
る方向であって、剥離手段側より繰り出されてきたラベ
ルとともに剥離台紙を移送しラベルを剥離台紙に仮着す
る第2の移送面とを形成できるように構成され、且つ第
1の移送面と第2の移送面との間に形成された第1の表
面と、第1の表面に続いて形成された貼付台転換部と、
貼付台転換部を介して第2の移送面に沿って形成され、
第1の表面と交差するように連続して形成された第2の
表面とを有する、ラベル連続体の製造装置である。この
発明の請求項3に記載のラベル連続体の製造方法は、剥
離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙の進む方向を変化
させ、その変化させた方向とは異なった方向に向けて繰
り出させてラベルを剥離する第1のステップと、第1の
ステップによって剥離されて、繰り出されたラベルの先
端近傍を仮着させて、ラベルを移送される剥離台紙とと
もに移送させて、再びラベルを剥離台紙に順次仮着させ
る第2のステップとを含み、第1のステップは、第1の
移送面に沿ってラベルが仮着された状態において移送す
るステップと、第1の移送面から送られた剥離台紙を円
弧状に湾曲させるステップと、第1の移送面と交差する
第2の移送面に沿って、剥離されたラベルが繰り出され
る方向と異なった方向に剥離台紙のみ移送するステップ
とを含み、第1の移送面を延長した面と第2の移送面と
のなす角度θは、130°〜180°であり、且つ第1
の移送面と第2の移送面との間の円弧状の湾曲部分の半
径は、0.3〜5.0mmであり、第2のステップは、
剥離台紙を移送する第1の移送面に沿って剥離台紙を移
送するステップと、第1の移送面に続いて剥離台紙の移
送方向を変化させる転換ステップと、転換ステップを介
して、第1の移送面と交差する方向に形成される第2の
移送面に沿って剥離台紙を移送し、剥離台側より繰り出
されてきたラベルを第2の移送面に沿って移送しラベル
を剥離台紙に仮着するステップとを含む、ラベル連続体
の製造方法である。この発明の請求項4に記載のラベル
連続体の製造方法は、第1のステップにおける剥離台紙
を円弧状に湾曲させる位置と、第2のステップの剥離台
紙を転換させる位置との間隔は、5.0mmか、それ以
下であり且つ第1のステップにおける剥離台紙と第2の
ステップにおける剥離台紙とが接しないように構成され
た、請求項3に記載のラベル連続体の製造方法である。
この発明の請求項5に記載のラベル連続体の製造方法
は、第1のステップにおける剥離台紙を湾曲させる部位
の最高位と、第2のステップにおける剥離台紙を転換さ
せる部位の最高位とは、同じ高さか、第2のステップに
おける剥離台紙を転換させる部位の最高位が4mm以内
の範囲内で低い位置に設けられた、請求項3または請求
項4に記載のラベル連続体の製造方法である。この発明
の請求項6に記載のラベル連続体の製造方法は、請求項
2に記載の製造装置によって製造するラベル連続体の製
造方法であって、剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台
の剥離台湾曲部において剥離台紙の方向を変化させ、貼
付台に向けてラベルのみ直進させて、貼付台側の第2の
移送面に沿って移送される剥離台紙に仮着する、ラベル
連続体の製造方法である。
【0006】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
のラベル連続体の製造装置に基づいて製造されたラベル
連続体の斜視図であり、図2はその縦断面図である。こ
のラベル連続体10は、剥離台紙12を含み、この剥離
台紙12の剥離剤層側主面には、ラベル14がその裏面
に粘着剤層16をもって仮着されている。
【0008】剥離台紙12は、長尺状基材の表面にシリ
コーン等の剥離剤をコーティングして剥離層を形成する
等、長尺状基材の表面を剥離処理してなり、その剥離処
理面には、たとえばダイロールによって、前記ラベル1
4とは別のラベル(図示せず)をラベル原紙より所定の
形状に型抜きしたときの型抜き跡18が形成されてい
る。そして、ラベル14の剥離のために進む移送方向
(図1の矢印方向)と直交する方向に形成されたラベル
14の前後端縁14aおよび前記移送方向と平行する方
向に形成されたラベル14の側端縁14b位置とは異な
った位置、この実施の形態においてはラベル14の外周
縁より中央に近い位置において、ラベル型抜き跡18が
形成されている。
【0009】次に、このラベル連続体10の製造方法の
一例について、図3ないし図7において図示した代表的
な製造装置に基づき以下説明する。ラベル14の基とな
るラベル原紙22を、粘着剤層16をもって剥離台紙1
3の剥離処理面に仮着してなる積層体をまず準備し、か
かる積層体をリール24に巻き重ねて順次ラベル製造工
程に送り出すことができるように形成する。
【0010】リール24に巻き重ねられたラベル原紙2
2と剥離台紙13とのラベル積層体20は、次にラベル
14を型抜きする工程に送る。このラベル14を型抜き
する方法としては、図3に示すように、その表面に適宜
な刃形が形成されたダイロール26を備えた、ラベル1
4を型抜きする手段であるラベル型抜き装置28に送り
込む。
【0011】このラベル型抜き装置28によって所定の
形状に型抜きされたラベル積層体20は、図3に示すよ
うにラベル14とカス30の部分に型抜き溝32によっ
て区画されている。ところが、このラベル型抜き装置2
8によって形成された型抜き溝32は、精密なラベル型
抜き装置28をもってしても剥離台紙13の剥離処理面
の表面より深く喰い込み、図3に示すように、ラベル型
抜き跡17を形成してしまう。このラベル型抜き装置2
8によって所定の形状に型抜きされたラベル積層体20
は、次に、カス30の部分を剥離台紙13の表面より取
り除くために、押圧ローラ34によってラベル14を剥
離台紙13に押圧しながらカス30のみカス取りリール
36に巻き取る。したがって、剥離台紙13の剥離処理
面にはラベル14が仮着された状態で残る。
【0012】次に、前記ラベル14と剥離台紙13と
を、粘着剤層16と剥離台紙13との界面において離間
させる手段である、ラベル剥離装置38に送り込まれ
る。
【0013】このラベル剥離装置38は、粘着剤層16
と剥離台紙13とをその界面において離間させる手段で
ある、剥離台50を含む。この剥離台50によって、水
平の移送方向に送られてきた剥離台紙13を、急激に折
り返して反対方向に引き出すことによって、剥離台紙1
3とラベル14とは離間され、ラベル14のみそのまま
その剛性によって、貼付台60に向けて直進するように
構成されている。このラベル連続体の製造装置は、剥離
台紙13に仮着されたラベル14を剥離台紙13の進む
方向を変化させ、その変化させた方向とは異なった方向
に向けて繰り出させてラベル14を剥離する、ラベル剥
離手段を構成する剥離台50と、剥離台50によって剥
離されたラベル14が繰り出される方向に設けられて、
繰り出されたラベル14の先端近傍を仮着させて、ラベ
ル14を移送される剥離台紙12とともに移送させて、
再びラベル14を剥離台紙12に順次仮着させる、ラベ
ル貼付手段を構成する貼付台60とを備える。
【0014】この剥離台50によって、水平の移送方向
に送られてきた剥離台紙13が急激に折り返されて異な
った方向に向けて移送されることによって、剥離台紙1
3とラベル14とは離間され、ラベル14のみ、そのま
まその剛性によって、貼付台60上に直進するように構
成している。したがって、剥離台50と貼付台60との
間隔は、ラベル14の進行方向における長さより短いも
のでなければならない。そして、剥離台50によって剥
離された剥離台紙13は、巻き取りリール40によって
巻き取られる。
【0015】次に、前記ラベル14とは別のラベル、本
実施の形態では、前記ラベル14より小さいラベルを型
抜きしたときにラベル原紙を支持していた剥離台紙12
を別途準備し、リワインディングリール42に装填し
て、順次引き出し、貼付台60に送り込む。そして、貼
付台60上にて、前記した直進してきたラベル14と前
記剥離台紙12とが仮着され、順次送られてくるラベル
14が一定の間隔をおいて剥離台紙12に仮着されて、
ラベル連続体10が形成される。なお、剥離台紙12
は、少なくとも再びこのラベル14が剥離台紙12より
剥離されるために進む進行方向と直交する方向に形成さ
れたラベル型抜き跡18と、ラベル14の前記進行方向
と直交する端縁14aとが一致することなく離間するよ
うに、ラベル14が型抜きされたときにラベル原紙22
を支持していた剥離台紙13とは別のものを用いる。も
っとも、剥離台紙12として、ラベル型抜き跡18のな
いものあるいは同一ピッチで同一形状のラベル型抜き跡
18が間歇的に形成されたものを用いてもよい。
【0016】このようにして剥離台紙12とラベル14
とが再仮着されたラベル連続体10は、巻き取りリール
44に巻き取られ自動ラベル貼着装置(図示せず)に装
填し得るように巻き重ねられる。
【0017】剥離台50は、ラベル14が仮着された状
態において剥離台紙13を移送する第1の移送面(仮想
面)52aに沿って形成された第1の表面52と、第1
の表面52に続いて形成され剥離台紙13の移送方向を
変化させラベル14を剥離する、断面円弧状の剥離台湾
曲部56とを有する。さらに、剥離台50は、前記剥離
台湾曲部56を介して、第1の表面52と交差するよう
に連続して形成された第2の表面54をも有する。この
ような構成とすることによって、ラベル14が剥離され
て繰り出される方向と異なった方向に剥離台紙13のみ
を移送することができる。剥離台紙13のみが移送され
る面が第2の移送面(仮想面)54aであり、第2の移
送面54aは、は剥離湾曲部(仮想部位)56aを介し
て第1の移送面52aに連続している。第2の表面54
は、前記第1の表面52と交差するように、前記第2の
移送面54aに接する位置か、あるいはそれよりも第1
の移送面52aに近い側に形成されている。そして、第
1の移送面52aの面分をその平面上でより広くした延
長面52bと前記第2の移送面54aとのなす角度θ
は、130°〜180°であり、且つ剥離湾曲部56a
の半径Rは、0.3〜5.0mmである。すなわち、第
1の表面52と第2の表面54とのなす角度は、50°
以下であり、限りなく0に近いものまでも含まれる。た
とえば、板の端縁に剥離台湾曲部56を形成したような
ものも使用できる。この場合、第1の表面52と第2の
表面54とは平行である。剥離台湾曲部56の半径は、
ほぼ0.3〜5.0mmであり、正確には、この値から
剥離台紙の厚みを引いた値である。
【0018】貼付台60は、剥離台紙12を移送する第
1の移送面(仮想面)と、第1の移送面に続いて形成さ
れ剥離台紙12の移送方向を変化させる貼付転換部(仮
想部位)64aと、貼付転換部64aを介して第2の移
送面(仮想面)が形成されるよう構成されている。前記
貼付台60は、前記第1の移送面に接するか、あるいは
それよりも第2の移送面に近い側に形成された第1の表
面62と、第1の表面62に続いて形成された貼付台転
換部64と、第1の表面62に交差するように、且つ貼
付台転換部64に連続して、第2の移送面に沿って形成
された第2の表面66とを有している。第2の表面66
は、前記第1の移送面に続いて形成され、剥離台紙12
の移送方向を変化させる貼付転換部64aを挟んで、前
記第1の移送面と交差する方向であって、前記剥離台5
0側より繰り出されてきたラベル14とともに剥離台紙
を移送しラベル14を剥離台紙12に仮着する第2の移
送面に沿って形成されている。
【0019】そして、剥離台紙13を円弧状に湾曲させ
る剥離台50の剥離台湾曲部56の先端位置と、剥離台
紙12を転換させる貼付台60の貼付台転換部64の先
端位置との間隔は、5.0mmか、それ以下であり、且
つ剥離台紙13と剥離台紙12とが接しないように剥離
台紙13の厚さと剥離台紙12の厚さとの和より広くな
るように構成されている。
【0020】もっとも、剥離台50は、ラベル14が仮
着された状態において剥離台紙13を移送する第1の移
送面52aと、第1の移送面52aに沿って移送されて
きた剥離台紙13の移送方向を変化させラベルを剥離す
る、断面円弧状の剥離湾曲部56aを挟んで、前記第1
の移送面52aと交差する方向であって、剥離されたラ
ベル14が繰り出される方向と異なった方向に剥離台紙
13のみを移送する第2の移送面54aとを、次のよう
に形成できるように構成すればよい。第1の移送面52
aの面分をその平面上でより広くした延長面52bと前
記第2の移送面54aとのなす角度θは、130°〜1
80°であり、且つ剥離湾曲部56aの半径Rは、0.
3〜5.0mmとする。すなわち、第1の移送面52a
は、必ずしも剥離台50の第1の表面52に沿って形成
しなければならないものではなく、また、第2の移送面
54aも、必ずしも剥離台50の第2の表面54に沿っ
て形成しなければならないものではなく、第1の移送面
52aと第2の移送面54aの間に形成してもよい。た
とえば、図7に示すように、剥離台50の第2の表面5
4を、第2の移送面54aより離して、第1の移送面5
2aの面分をその平面上でより広くした延長面52bと
第2の移送面54aとが前記角度θの構成を満たすこと
ができるように、第1の移送面52aと第2の移送面5
4aとの間に形成して剥離台紙13を移送するようにし
てもよい。
【0021】剥離台50は、ラベル14が仮着された状
態において剥離台紙13を移送する第1の移送面52a
と、前記第1の移送面52aに沿って移送されてきた剥
離台紙13を断面円弧状に湾曲させて移送方向を変化さ
せラベル14を剥離する剥離湾曲部56aと、前記断面
円弧状の剥離湾曲部56aを挟んで、前記第1の移送面
52aに続いて第1の移送面52aと交差する方向であ
って、剥離されたラベル14が繰り出される方向と異な
った方向に剥離台紙13のみを移送する第2の移送面5
4aとを形成できるように構成し、且つ第1の移送面5
2aを延長した面52bと前記第2の移送面54aとの
なす角度θは、130°〜180°であり、且つ剥離湾
曲部56aの半径Rは、0.3〜5.0mmとなるよう
に構成する。そして、貼付台60は、剥離台紙12を移
送する第1の移送面(仮想面)62aと、第1の移送面
62aに続いて形成され剥離台紙12の移送方向を変化
させる貼付転換部64aと、第1の移送面62aと交差
するように貼付転換部64aを介して連続され、剥離台
50側より繰り出されてきたラベル14とともに剥離台
紙12を移送しラベル14を剥離台紙12に仮着するよ
うに形成された第2の移送面66aとが形成されるよう
に構成される。そして、剥離台紙13を円弧状に湾曲さ
せる剥離湾曲部56aの位置と、剥離台紙12を転換さ
せる貼付転換部64aの位置との間隔は、5.0mm
か、それ以下であり、且つ剥離台紙13と剥離台紙12
が接しないように構成する。かかる構成によれば、表1
に示すように、剥離台紙13からのラベル14の剥離、
及び再びラベル14を剥離台紙12に再仮着するラベル
移行が順調に行われる。
【0022】
【表1】
【0023】このように、このラベル連続体の製造装置
によるラベル連続体10の製造方法は、剥離台紙13に
仮着されたラベル14を剥離台紙13の進む方向を変化
させ、その変化させた方向とは異なった方向に向けて繰
り出させてラベル14を剥離する第1のステップと、第
1のステップによって剥離されて、繰り出されたラベル
14の先端近傍を仮着させて、ラベル14を移送される
剥離台紙12とともに移送させて、再びラベル14を剥
離台紙12に順次仮着させる第2のステップとを含む。
そして、前記第1のステップは、第1の移送面に沿って
ラベル14が仮着された状態において移送するステップ
と、第1の移送面から送られた剥離台紙13を円弧状に
湾曲させるステップと、第1の移送面と交差する第2の
移送面に沿って、剥離されたラベル14が繰り出される
方向と異なった方向に剥離台紙13のみ移送するステッ
プとを含む。この第1の移送面を延長した面と前記第2
の移送面とのなす角度θは、130°〜180°であ
り、且つ第1の移送面と前記第2の移送面との間の円弧
状の湾曲部分の半径は、0.3〜5.0mmである。そ
して、前記第2のステップは、剥離台紙12を移送する
第1の移送面に沿って剥離台紙12を移送するステップ
と、第1の移送面に続いて剥離台紙12の移送方向を変
化させる転換ステップと、転換ステップを介して、前記
第1の移送面と交差する方向に形成される第2の移送面
に沿って移送し、剥離台紙12側より繰り出されてきた
ラベル14とともに第2の移送面に沿って移送しラベル
14を剥離台紙12に仮着するステップとを含む。そし
て、このラベル連続体の製造方法によって、ラベル連続
体10を製造することができる。
【0024】前記実施の形態においては、剥離台紙13
と剥離台紙12とを別のものを用いるが、剥離台50で
ラベル14が剥離される剥離台紙と貼付台60でラベル
14が再仮着される剥離台紙とが同じ剥離台紙でもよ
い。たとえば、図8に示すように、剥離台50で剥離台
紙12よりラベル14を剥離したのち、剥離台紙12の
み転換ロール70にて方向転換して、貼付台60の第1
の表面62から第2の表面66に沿って移送し、再びラ
ベル14を同じ剥離台紙12に再仮着する。図8には、
転換ロール1個の例を示したが、2個以上のロール等を
用いて方向転換してもよい。なお、リール24は剥離台
50でラベル14が剥離台紙12より剥離される前のラ
ベル積層体20の巻装物を装填するリールであり、リー
ル24から剥離台50に移送される過程でラベル型抜き
装置28によって型抜きされるのではなく、別途型抜き
してラベル14が形成されたラベル積層体20を装填し
ている。もっとも、リール24と剥離台50との間にラ
ベル型抜き装置28を設け、型抜きするように構成して
もよい。巻き取りリール44は、貼付台60でラベル1
4が再び剥離台紙12に再仮着されたラベル連続体10
を巻き取る巻き取りリールである。このようにすれば、
例えば、前記実施の形態において、説明したラベル型抜
き装置28によってラベル14を形成するために型抜き
したとき、粘着剤層16の粘着剤の一部が剥離台紙12
の剥離層に喰い込み、その喰い込んだ粘着剤がくさびの
ような作用をし、ラベル14の貼付作業の支障となるこ
とがある場合においても、ラベル14を移し替えること
によって、同じ剥離台紙12に移し替えても、通常、ラ
ベル型抜き跡18とラベル端縁とは異なった位置とな
り、たとえ、ラベル型抜き跡18とラベル端縁とが一致
したとしても、移し替えられたラベル14からラベル型
抜き跡18に粘着剤が喰い込むことはない。したがっ
て、移し替えられたラベル連続体10を用いて被貼着物
にラベル14の貼付を行えば、ラベル貼付が順調に行わ
れる。
【0025】このラベル連続体の製造装置およびその方
法によれば、たとえば、次のようなラベル連続体の作製
に用いることができる。図9は、図3図示ラベル積層体
とは別のラベル積層体の図解図であり、図10は、図1
図示ラベル連続体とは別のラベル連続体の図解図であ
り、図11は、図10図示ラベル連続体の製造方法を示
す図解図である。ラベル114が剥離台紙113に仮着
されたラベル積層体120は、剥離台50によって剥離
台紙113に仮着されたラベル114を剥離台紙113
の進む方向を変化させ、その変化させた方向とは異なっ
た方向に向けて繰り出させてラベル114を剥離するも
のであって、各ラベル114の間には、殆ど間隔を設け
ずに、たとえ間隔が存在するとしても、切れ目の幅程度
の間隔しか存在しないものである。このラベル積層体1
20は、ラベル114の間に間隔が殆どないので、ラベ
ル114を被貼着体に貼着するとき、たとえばラベル1
14の位置を検知する透過型センサを用いることができ
ず、しかも、各ラベル114が確実に分離しているか否
かも判別が外見上難しい。ラベル114が繋がっている
と、貼付時にトラブルが発生し、貼付作業が一時中断す
るなどの問題を起こすが、殆ど間隔を設けずにラベル積
層体120を作製すれば、ラベル114以外の部分のい
わゆるカス(図示せず)については、ラベル114の間
の間隔が殆どないために、ラベル114間におけるカス
(図示せず)が存在せず、その両側縁に沿って存在する
カス(図示せず)のみとなるために、省資源化、無駄な
破棄物の増加といった問題点をなくすことができる点で
有利なものである。
【0026】そこで、このラベル積層体120を用い、
本発明に係るラベル連続体の製造装置およびその製造方
法によって、前記剥離台50によって剥離されたラベル
114が繰り出される方向に設けられて、前記繰り出さ
れたラベル114の先端近傍を仮着させ、ラベル114
を移送される剥離台紙112とともに移送させて、再び
前記ラベル114を剥離台紙113に順次仮着させる貼
付台60によって、別途準備した剥離台紙112に、前
記ラベル114を所定の間隔をおいて仮着することによ
ってラベル連続体110を製造することができる。この
ような所定の間隔をおいて剥離台紙112に仮着された
ラベル114の場合、前記したラベル114間の間に殆
ど間隔がないラベル積層体120と比して、確実に各ラ
ベル114が分離しているため、透過型センサを用いる
ことによってラベル114を検知し、その判別をするこ
とができ、貼付時のトラブルの発生を予防し、貼付作業
における問題を起こすことが殆どない。
【0027】このように、まずラベル114間の間に殆
ど間隔を設けないラベル積層体120をまず作製し、次
にこの発明に係るラベル連続体の製造装置およびその製
造方法を用い、ラベル114間に所定の間隔を設けて剥
離台紙113に仮着されたラベル連続体110を作製す
れば、各ラベル114の間隔分だけカスあげされるラベ
ル構成材料が節減でき、それによって、ラベル114を
より安価に生産でき、且つ環境負荷も低減できる。
【0028】また、このラベル連続体の製造装置および
その方法によれば、たとえば、次のようなラベル連続体
の作製に用いることができる。図12は、別のラベル積
層体から、さらに別のラベル連続体を製造する方法を示
す平面図解図であり、図13は、別のラベル積層体か
ら、さらに別のラベル連続体を製造する方法を示す斜視
図解図である。図13に示すラベル積層体220は、前
記ラベル積層体120とはラベル214の形状およびラ
ベル214間の間隔が相違するもので、ラベル形状に沿
って切れ目を穿設することによって、ラベル214とラ
ベル214以外のいわゆるカス230の部分とを分割
し、剥離台紙213上にラベル214といわゆるカス2
30部分とが仮着されたものである。このラベル積層体
220は、剥離台紙213に仮着されたラベル214を
剥離台紙213の進む方向とは異なった方向に向けて繰
り出されてラベル214を剥離する剥離台50によっ
て、ラベル214部分を、貼付台60に向けて繰り出さ
れるとともに、カス230の部分、すなわちラベル21
4を形成する切れ目によって分割された外側部分が連結
された状態にあるので、カス230の部分のみを剥離台
紙213に仮着したまま、ラベル214とは異なった方
向に向けて進行させ、ラベル214のみを貼付台60に
向けて繰り出させるようにする。
【0029】このラベル積層体220をもって、別のラ
ベル連続体210を製造する方法によれば、殆ど隙間な
く形成したラベル214が仮着されたラベル積層体22
0から一定の隙間を設けたラベル連続体210を作製す
ることができる。この方法によれば、ラベル積層体22
0をラベル214を剥離するために剥離台50によって
進行させる速度と、貼付台60によってラベル214を
剥離台紙212に仮着させるために剥離台紙212を進
行させる速度を変更することによって、ラベル214の
間隔を任意に設定できる。
【0030】なお、剥離台50は、ラベル14が仮着さ
れた状態において剥離台紙13を移送する第1の移送面
52aと、前記第1の移送面52aに沿って移送されて
きた剥離台紙13を断面円弧状に湾曲させて移送方向を
変化させラベル14を剥離する剥離湾曲部56aと、前
記断面円弧状の剥離湾曲部56aを挟んで、前記第1の
移送面52aに続いて第1の移送面52aと交差する方
向であって、剥離されたラベル14が繰り出される方向
と異なった方向に剥離台紙13のみを移送する第2の移
送面54aとを形成できるように構成し、且つ第1の移
送面52aを延長した面52bと前記第2の移送面54
aとのなす角度θは、130°〜180°であり、且つ
剥離湾曲部56aの半径Rは、0.3〜5.0mmとな
るように構成すればよい。すなわち、図14および図1
5に示すように、剥離台50は、ラベル14が仮着され
た状態において剥離台紙13を移送する第1の移送面
(仮想面)に沿って形成された第1の表面52と、第1
の表面52に続いて形成され剥離台紙13の移送方向を
変化させラベル14を剥離する、断面円弧状の剥離台湾
曲部56とを有するように形成すればよい。さらに、剥
離台50は、前記剥離台湾曲部56を介して、第1の表
面52と交差するように連続して形成された第2の表面
54をも有するように形成すればよい。このような構成
とすることによって、ラベル14が繰り出される方向と
異なった方向に剥離台紙13のみを移送することができ
る。剥離台紙13のみが移送される面が第2の移送面
(仮想面)であり、第2の移送面は剥離湾曲部(仮想部
位)を介して第1の移送面に連続している。第2の表面
54は、前記第1の表面52と交差するように、前記第
2の移送面に接する位置か、あるいはそれよりも第1の
移送面に近い側に形成されている。そして、第2の移送
面の面分をその平面上でより広くした延長面と前記第1
の移送面とのなす角度θは、130°〜180°であ
り、且つ剥離湾曲部54aの半径Rは、0.3〜5.0
mmである。すなわち、第1の表面52と第2の表面5
4とのなす角度は、50°以下であり、限りなく0に近
いものまで含まれる。板の端縁に剥離台湾曲部56を形
成したようなものも使用できる。この場合、第1の表面
52と第2の表面54とは平行である。剥離台湾曲部5
6の半径は、ほぼ0.3〜5.0mmであり、正確に
は、この値から剥離台紙の厚みを引いた値である。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、剥離台紙に仮着され
たラベルを剥離台紙より一旦剥離し、再び剥離台紙に正
確に且つ歩留りよくラベルを移し替えることができる製
造装置およびその製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のラベル連続体の製造
装置に基づいて製造されたラベル連続体の斜視図であ
る。
【図2】図1図示ラベル連続体の縦断面図である。
【図3】図1図示ラベル連続体の製造に用いる製造装置
の図解図である。
【図4】(A)は図3図示製造装置の要部の断面図解図
であり、(B)は剥離台側の断面図解図であり、(C)
は貼付台側の断面図解図である。
【図5】ラベルが剥離台紙から剥離される前の状態を示
す図であり、(A)は断面図解図 であり、(B)は斜
視図解図である。
【図6】ラベルが剥離台紙に再仮着された状態を示す図
であり、(A)は断面図解図であり、(B)は斜視図解
図である。
【図7】剥離装置の剥離台側の別の図解図である。
【図8】図1図示ラベル連続体の製造に用いる、図3図
示製造装置の変形例を示す図解図である。
【図9】図1図示ラベル積層体とは別のラベル積層体の
図解図である。
【図10】図1図示ラベル連続体とは別のラベル連続体
の図解図である。
【図11】図10図示ラベル連続体の製造方法を示す図
解図である。
【図12】別のラベル積層体から、さらに別のラベル連
続体を製造する方法を示す平面図解図である。
【図13】別のラベル積層体から、さらに別のラベル連
続体を製造する方法を示す斜視図解図である。
【図14】剥離台の変形例を示す断面図解図である。
【図15】剥離台の変形例を示す断面図解図である。
【符号の説明】
10,110,210 ラベル連続体 12,112,212 剥離台紙 13,113,213 剥離台紙 14,114,214 ラベル 14a ラベルの前後端縁 14b ラベルの側端縁 16 粘着剤層 18 ラベル型抜き跡 14a ラベルの前後端縁 14b ラベルの側端縁 20,120,220 ラベル積層体 22 ラベル原紙 24 リール 26 ダイロール 28 ラベル型抜き装置 30,130,230 カス 32 型抜き溝 34 押圧ローラ 36 カス取りリール 38 ラベル剥離装置 40 巻き取りリール 42 リワインディングリール 44 巻き取りリール 50 剥離台 52 第1の表面 52a 第1の移送面 54 第2の表面 54a 第2の移送面 56 剥離台湾曲部 56a 剥離湾曲部 60 貼付台 62 第1の表面 64 貼付台転換部 64a 貼付転換部 66 第2の表面 70 転換ロール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙
    の進む方向を変化させ、その変化させた方向とは異なっ
    た方向に向けて繰り出させてラベルを剥離する剥離手段
    と、 前記剥離手段によって剥離されたラベルが繰り出される
    方向に設けられて、前記繰り出されたラベルの先端近傍
    を仮着させて、ラベルを移送される剥離台紙とともに移
    送させて、再び前記ラベルを剥離台紙に順次仮着させる
    貼付手段とを備え、 前記剥離手段は、 ラベルが仮着された状態において剥離台紙を移送する第
    1の移送面と、 前記第1の移送面に沿って移送されてきた剥離台紙を断
    面円弧状に湾曲させて、移送方向を変化させラベルを剥
    離する剥離湾曲部と、 前記断面円弧状の剥離湾曲部を挟んで、前記第1の移送
    面と交差する方向であって、剥離されたラベルが繰り出
    される方向と異なった方向に剥離台紙のみを移送する第
    2の移送面とを形成できるように構成され、 前記第1の移送面を延長した面と前記第2の移送面との
    なす角度θは、130°〜180°であり、且つ剥離湾
    曲部の半径は0.3〜5.0mmであり、前記貼付手段
    は、 剥離台紙を移送する第1の移送面と、 前記第1の移送面に続いて形成され剥離台紙の移送方向
    を変化させる貼付転換部と、 前記貼付転換部を挟んで、前記第1の移送面と交差する
    方向であって、前記剥離手段側より繰り出されてきたラ
    ベルとともに剥離台紙を移送しラベルを剥離台紙に仮着
    する第2の移送面とを形成できるように構成された、 ラベル連続体の製造装置。
  2. 【請求項2】 剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙
    の進む方向を変化させ、その変化させた方向とは異なっ
    た方向に向けて繰り出させてラベルを剥離する剥離台
    と、 前記剥離台によって剥離されたラベルが繰り出される方
    向に設けられて、前記繰り出されたラベルの先端近傍を
    仮着させて、ラベルを移送される剥離台紙とともに移送
    させて、再び前記ラベルを剥離台紙に順次仮着させる貼
    付台とを備え、 前記剥離台は、 ラベルが仮着された状態において剥離台紙を移送する第
    1の移送面と、 前記第1の移送面に沿って移送されてきた剥離台紙を断
    面円弧状に湾曲させて、移送方向を変化させラベルを剥
    離する剥離湾曲部と、 前記断面円弧状の剥離湾曲部を挟んで、前記第1の移送
    面と交差する方向であって、剥離されたラベルが繰り出
    される方向と異なった方向に剥離台紙のみを移送する第
    2の移送面とを形成できるように構成され、且つラベル
    が仮着された状態において移送する第1の移送面に沿っ
    て形成された第1の表面と、 前記第1の表面に続いて形成された断面円弧状の剥離台
    湾曲部と、 前記剥離台湾曲部を介して第2の移送面と第1の移送面
    との間に形成され、前記第1の表面と交差するように連
    続して形成された第2の表面とを有し、 前記第1の移送面を延長した面と前記第2の移送面との
    なす角度θが、130°〜180°を満たすように第1
    の表面と第2の表面とが剥離台湾曲部を挟んで形成され
    てあり、且つ剥離湾曲部の半径が、0.3〜5.0mm
    を満たすように剥離台湾曲部が形成されてあり、 前記貼付台は、 剥離台紙を移送する第1の移送面と、 前記第1の移送面に続いて形成され剥離台紙の移送方向
    を変化させる貼付転換部と、 前記貼付転換部を挟んで、前記第1の移送面と交差する
    方向であって、前記剥離手段側より繰り出されてきたラ
    ベルとともに剥離台紙を移送しラベルを剥離台紙に仮着
    する第2の移送面とを形成できるように構成され、且つ
    前記第1の移送面と第2の移送面との間に形成された第
    1の表面と、 前記第1の表面に続いて形成された貼付台転換部と、 前記貼付台転換部を介して第2の移送面に沿って形成さ
    れ、前記第1の表面と交差するように連続して形成され
    た第2の表面とを有する、 ラベル連続体の製造装置。
  3. 【請求項3】 剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台紙
    の進む方向を変化させ、その変化させた方向とは異なっ
    た方向に向けて繰り出させてラベルを剥離する第1のス
    テップと、 前記第1のステップによって剥離されて、繰り出された
    ラベルの先端近傍を仮着させて、ラベルを移送される剥
    離台紙とともに移送させて、再び前記ラベルを剥離台紙
    に順次仮着させる第2のステップとを含み、 前記第1のステップは、 第1の移送面に沿ってラベルが仮着された状態において
    移送するステップと、 前記第1の移送面から送られた剥離台紙を円弧状に湾曲
    させるステップと、 前記第1の移送面と交差する第2の移送面に沿って、剥
    離されたラベルが繰り出される方向と異なった方向に剥
    離台紙のみ移送するステップとを含み、 前記第1の移送面を延長した面と前記第2の移送面との
    なす角度θは、130°〜180°であり、且つ前記第
    1の移送面と前記第2の移送面との間の円弧状の湾曲部
    分の半径は、0.3〜5.0mmであり、 前記第2のステップは、 剥離台紙を移送する第1の移送面に沿って剥離台紙を移
    送するステップと、 前記第1の移送面に続いて剥離台紙の移送方向を変化さ
    せる転換ステップと、 前記転換ステップを介して、前記第1の移送面と交差す
    る方向に形成される第2の移送面に沿って剥離台紙を移
    送し、前記剥離台側より繰り出されてきたラベルを第2
    の移送面に沿って移送しラベルを剥離台紙に仮着するス
    テップとを含む、 ラベル連続体の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1のステップにおける剥離台紙を円弧
    状に湾曲させる位置と、第2のステップの剥離台紙を転
    換させる位置との間隔は、5.0mmか、それ以下であ
    り且つ第1のステップにおける剥離台紙と第2のステッ
    プにおける剥離台紙とが接しないように構成された、請
    求項3に記載のラベル連続体の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1のステップにおける剥離台紙を湾曲
    させる部位の最高位と、第2のステップにおける剥離台
    紙を転換させる部位の最高位とは、同じ高さか、第2の
    ステップにおける剥離台紙を転換させる部位の最高位が
    4mm以内の範囲内で低い位置に設けられた、請求項3
    または請求項4に記載のラベル連続体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の製造装置によって製造
    するラベル連続体の製造方法であって、 剥離台紙に仮着されたラベルを剥離台の剥離台湾曲部に
    おいて剥離台紙の方向を変化させ、貼付台に向けてラベ
    ルのみ直進させて、貼付台側の第2の移送面に沿って移
    送される剥離台紙に仮着する、ラベル連続体の製造方
    法。
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