JP4559845B2 - カス剥離装置 - Google Patents

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本発明は、ラベル製造装置に用いられるカス剥離装置に関し、特に、所定形状のラベルにダイカットした後、非ラベル部分であるカスを剥離する際に、カスとともにラベルも剥離してしまうラベル上がりを防止するカス剥離装置に関する。
従来、ラベル製造装置では所定形状のラベルにダイカットした後、このラベル部分だけを残して、不要な非ラベル部分であるカスを取り除くためにカス剥離装置を用いている。図6は、ラベル原紙の構成を説明するための断面模式図である。ラベル原紙8は、帯状に形成され一方の面に剥離剤が塗布された剥離紙2の上に、粘着剤4を介して、ラベル基材6が仮着されたもので、たとえば、ロール状に巻回される。
図7は、従来のラベル製造装置の構成を説明するための模式図である。ラベル製造装置50の巻き出しローラ22には、ロール状に巻回された前記ラベル原紙8が装填され、矢印A方向に繰り出される。繰り出された前記ラベル原紙8は、印刷工程に搬送され、印刷ユニット24によって所望の印刷が施される。次に、前記ラベル原紙8は、ダイカット工程に搬送され、ラベル形状に突出したカット刃27が形成されたロータリーダイカット26と、このロータリーダイカット26の受けとなるアンビルロール28と、の間に挿通され、前記ラベル基材6および前記粘着剤4まで達するラベルカットが施される。このように前記ラベル基材6および前記粘着剤4まで達するラベルカットが施された前記ラベル原紙8は、カス剥離工程に搬送され、剥離部材62と、カス巻き取りローラ36と、を備えたカス剥離装置60によって、ラベル12を前記剥離紙2に仮着したまま残すとともに、非ラベル部分であるカス14は、前記剥離紙2から剥離して矢印B方向へカス巻き取りローラ36によって巻き取られる。そして、前記ラベル12を剥離紙2に仮着し、非ラベル部分である前記カス14を剥離した前記ラベル原紙8は、巻き取りローラ40によって巻き取られる。
しかしながら、上記、従来のラベル製造装置50における前記カス剥離装置60では、前記ラベル原紙8の搬送方向(矢印A方向)と直交する方向に設けた前記剥離部材62によって、前記ラベル12および前記カス14を前記剥離紙2の方向へ押しつけるとともに、前記剥離紙2から前記カス14を折り返すように剥離しているが、前記剥離紙2から前記カス14が剥離する瞬間には、前記ラベル12部分にも同様に前記剥離紙2から剥離する方向の力が働くため、前記カス14とともに一部の前記ラベル12も剥離してしまうラベル上がりが発生することがあった。
図8は、従来のカス剥離装置60におけるラベル上がり発生時の模式図である。前述したように、前記ラベル原紙8は、矢印A方向へ搬送され、ラベル形状に突出した前記カット刃27が形成された前記ロータリーダイカット26と、図示せぬ前記アンビルロール28と、の間に挿通され、前記ラベル基材6および前記粘着剤4まで達するラベルカット10が施される。このラベルカット10が施された前記ラベル原紙8は、前記剥離部材62によって、前記ラベル12および前記カス14を前記剥離紙2の方向へ押しつけるとともに、前記剥離紙2から前記カス14を折り返すように剥離しているが、前記剥離紙2から前記カス14が剥離する瞬間には、前記ラベル12部分にも同様に前記剥離紙2から折り返して剥離する方向の力が働く。このため、たとえば、前記ラベルカット10が前記ラベル基材6および前記粘着剤4を完全に切断するまで施されていなかったり、前記粘着剤4が強粘着剤であったり、その塗布厚が厚かったり、する悪い場合には、前記カス14とともに一部の前記ラベル12も剥離してしまうラベル上がりが発生するという問題があった。
なお、表面基材と粘着剤層と剥離紙とからなる長尺原紙におけるラベル部分の表面基材及び粘着剤層をダイカットした後、該ラベル部分に空気を吹き付けつつ、非ラベル部分の表面基材及び粘着剤層を剥離紙からカス上げするとともに該ラベル部分を剥離紙上に残すようにしたラベル加工方法として以下の公報がある。
特公平7−37088号公報。
本発明は以上のような諸問題に鑑みなされたもので、ラベル製造装置に用いられるカス剥離装置に関し、所定形状のラベルにダイカットした後、ラベルと非ラベル部分であるカスと確実に離間させて、カスを剥離する際にカスとともにラベルも剥離してしまう、ラベル上がりを防止するカス剥離装置を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の要旨は、一方の面に剥離剤が塗布された剥離紙上に粘着剤を介してラベル基材が仮着された帯状のラベル原紙を送り出して、前記ラベル基材および前記粘着剤を所定形状のラベルにダイカットした後に非ラベル部分であるカスを剥離するカス剥離装置であって、前記ラベルを前記剥離紙に仮着したまま残して前記カスを前記剥離紙から剥離する剥離部材と、前記剥離部材を介して前記カスを巻き取るカス巻き取りローラと、を備え、前記剥離部材は、前記のラベル基材の表面に接触する部分に弾性部材を設け、前記所定形状のラベルにダイカットされ前記ラベルを前記剥離紙に仮着したまま残して前記カスを前記剥離紙から剥離する際に、前記剥離部材に設けられた前記弾性部材は、前記ラベル原紙の送り出し方向に平行する前記ラベルの少なくとも一部分の表面に接触し、前記ラベルを前記剥離紙側に押圧するとともに、前記ラベル原紙の送り出し方向に平行する前記カスの表面には非接触としたことを特徴とするカス剥離装置に関する。
請求項記載の発明の要旨は、前記剥離部材は、回転自在なローラであることを特徴とする請求項1記載のカス剥離装置に関する。
本発明は、一方の面に剥離剤が塗布された剥離紙上に粘着剤を介してラベル基材が仮着された帯状のラベル原紙を送り出して、前記ラベル基材および前記粘着剤を所定形状のラベルにダイカットした後に非ラベル部分であるカスを剥離するカス剥離装置であって、前記ラベルを前記剥離紙に仮着したまま残して前記カスを前記剥離紙から剥離する剥離部材と、前記剥離部材を介して前記カスを巻き取るカス巻き取りローラと、を備え、前記剥離部材は、前記のラベル基材の表面に接触する部分に弾性部材を設けので、ラベルと非ラベル部分であるカスと確実に離間させて、カスを剥離する際にカスとともにラベルも剥離してしまう、ラベル上がりを防止することができる。
本発明にかかるカス剥離装置の第1実施の形態について、図1乃至図3を用いて説明する。なお、先述した図6、図7および図8と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。図1は、本発明にかかるラベル製造装置の構成を説明するための模式図であり、図2は、本発明にかかるカス剥離装置の第1の実施の形態を説明する模式図であり、図3は、本発明にかかるカス剥離装置の第1の実施の形態を説明する側面模式図である。
図1に示す本発明にかかるラベル製造装置20は、先述の図7に示した従来のラベル製造装置50と比較して、非ラベル部分である前記カス14を剥離するカス剥離装置30部分のみが異なる。詳しくは、図1に示すカス剥離装置30の剥離部材32と、先述の図7に示した従来のカス剥離装置60の剥離部材62と、の構成が異なるもので、その他の構成は同一である。
図2に示す本発明にかかる前記カス剥離装置30は、一方の面に剥離剤が塗布された前記剥離紙2上に前記粘着剤4を介して前記ラベル基材6が仮着された帯状の前記ラベル原紙8を矢印A方向に送り出して、前記ラベル基材6および前記粘着剤4を所定形状の前記ラベル12にダイカットして、前記ラベルカット10を施した後に非ラベル部分である前記カス14を剥離する装置であって、前記ラベル12を前記剥離紙2に仮着したまま残して前記カス14を前記剥離紙2から剥離する前記剥離部材32と、前記剥離部材32を介して前記カス14を矢印B方向へ巻き取る図示せぬカス巻き取りローラと、を備え、前記剥離部材32は、前記ラベル基材6の表面に接触する部分に弾性部材34を設けたものである。なお、以下において、矢印Aに平行する方向を前記ラベル原紙8の各構成に対する長さ方向とし、矢印Aに直交する方向を前記ラベル原紙8の各構成に対する幅方向とする。
前記剥離部材32は回転自在な円筒形の回転体(ローラ)からなり、この剥離部材32に円筒形の前記弾性部材34を外挿固着して設けている。したがって、前記弾性部材34も前記剥離部材32と同様に回転自在な円筒形の回転体(ローラ)に形成されている。前記弾性部材34は、独立した気泡を有する発泡体であるスポンジゴムやウレタンフォームなどからなり、その硬度などの物性を調整して適度なクッション性を持たせたものを用いる。
図3に示す本発明にかかる前記カス剥離装置30の前記剥離部材32および前記弾性部材34は、矢印A方向へ搬送される前記ラベル原紙8に直交する方向(幅方向)に設けられ、前記ラベル基材6に対して垂直方向に押圧しつつ、その搬送力を受けて従動的に回転するものである。このようにして前記弾性部材34の下部を通過した直後の前記ラベル基材6のうち非ラベル部分である前記カス14を、前記弾性部材34の軸方向に沿わせ、前記弾性部材34の幅方向に前記カス14のすべてが接触する状態で巻き掛けて折り返すようにして、前記ラベル原紙8の搬送方向である矢印Aに反して、矢印Bの方向に巻き取っていく。
前記剥離紙2から前記カス14を剥離する際に必要な力や、前記カス14によって前記弾性部材34にかかる負荷は、同時に剥離される前記カス14の面積によって変化する。たとえば、図示したような矩形ラベルの場合は、前記剥離紙2から前記ラベル12の先端部13や後端部に接する前記カス14が剥離される際に、同時に剥離される前記カス14の面積は最大となり、前記剥離紙2から前記カス14を剥離する際に必要な力や、前記カス14によって前記弾性部材34にかかる負荷も最大となり、前記カス14とともに前記ラベル12が上がりやすい。また、これ以外の部分では前記カス14の面積は最小となり、前記剥離紙2から前記カス14を剥離する際に必要な力や、前記カス14によって前記弾性部材34にかかる負荷も最小となり、比較的容易に前記カス14と前記ラベル12とを分離することができる。
前記弾性部材34は、前記ラベル原紙8の前記ラベル基材6に対して垂直方向に押圧しつつ、前記カス14に対して巻き掛けて折り返すようにして接触しているので、矢印Cの方向にも押圧する力が働く。この弾性部材34は、前記ラベル基材6や前記カス14に対して強く接触している部分ほど、その接触部分が大きく収縮変形する。また、逆にこの大きく収縮変形した接触部分ほど、前記ラベル基材6や前記カス14に対して反発して押圧する力が働く。つまり、前記弾性部材34は、上述したとおり矢印Cの方向にも押圧する力が働いているので、前記ラベル基材6および前記カス14に対して収縮変形し、前記カス14が前記剥離紙2から剥離した瞬間には、矢印Dの部分で反発して押圧する力が働き前記ラベル12のラベル先端部13を押さえ込む。
こうして前記弾性部材34は、矢印Dの部分で前記カス14による最大の負荷に反発して押圧する力が働くので、まず前記ラベル12のラベル先端部13から押さえ、連続して前記ラベル12部分を押さえ、前記ラベル12の後端部まで押さえ込むので、前記カス14から前記ラベル12の先端部13だけでなく、その後端部が離れにくい場合であっても、前記カス14と、前記ラベル12と、を確実に分離することができる。
このように本発明にかかるカス剥離装置の第1実施の形態は、一方の面に剥離剤が塗布された前記剥離紙2上に前記粘着剤4を介して前記ラベル基材6が仮着された帯状の前記ラベル原紙8を送り出して、前記ラベル基材6および前記粘着剤4を所定形状のラベル12にダイカットした後に非ラベル部分であるカス14を剥離するカス剥離装置であって、前記ラベル12を前記剥離紙2に仮着したまま残して前記カス14を前記剥離紙2から剥離する剥離部材32と、前記剥離部材32を介して前記カス14を巻き取るカス巻き取りローラ36と、を備え、前記剥離部材32は、前記ラベル基材6および前記カス14の表面に接触する部分に前記弾性部材34を設けので、前記弾性部材34は、前記ラベル基材6および前記カス14に対して押圧する力が働き収縮変形し、前記カス14が前記剥離紙2から剥離した瞬間には、反発して押圧する力が働き前記ラベル12のラベル前記先端部13を押さえ込むので、前記ラベル12と非ラベル部分である前記カス14と確実に離間させて、前記カス14を剥離する際に前記カス14とともにラベル12も剥離してしまう、ラベル上がりを防止することができる。
次に、本発明にかかるカス剥離装置の第2実施の形態について、図4および図5を用いて説明する。図4は、本発明にかかるカス剥離装置の第2の実施の形態を説明する模式図であり、図5は、図4に示すE−E線断面模式図である。
図4に示す本発明にかかるカス剥離装置31は、先述の図2に示した前記カス剥離装置30と比較して、回転自在な円筒形の回転体(ローラ)である前記剥離部材32に外挿固着して設けた弾性部材の構成が異なる。つまり、先述の図2に示した前記剥離部材32に外挿固着して設けた前記弾性部材34と、図4に示す剥離部材32に外挿固着して設けた弾性部材35と、の構成が異なるもので、その他の構成は同一である。
先述の図2に示した前記剥離部材32に外挿固着して設けた前記弾性部材34は、円筒形の回転体(ローラ)に形成され、矢印A方向へ搬送される前記ラベル原紙8に直交し、前記ラベル基材6の幅方向すべてが接触しているのに対し、図4に示す前記剥離部材32に外挿固着して設けた前記弾性部材35は、円筒形の回転体(ローラ)に形成され、矢印A方向へ搬送される前記ラベル原紙8に直交し、前記ラベル基材6の幅方向に部分的に接触するものである。
つまり、本発明にかかるカス剥離装置の第2実施の形態は、前記所定形状のラベル12にダイカットされ前記ラベル12を前記剥離紙2に仮着したまま残して前記カス14を前記剥離紙2から剥離する際に、前記剥離部材32に設けられた前記弾性部材35は、前記ラベル原紙8の送り出し方向(長さ方向)に平行する前記ラベル12の少なくとも一部分の表面に接触し、前記ラベル12を前記剥離紙2側に押圧するとともに、前記ラベル原紙8の送り出し方向に平行する、図中斜線で示す前記カス14aの表面には非接触としたものである。なお、以下において、所定形状の前記ラベル12にダイカットされた際に、前記ラベル原紙8の送り出し方向(長さ方向)に平行する方向につながったカス部分をカス14aとし、前記ラベル原紙8の送り出し方向に直交し、前記カス14aに対して直交する方向につながったカス部分をカス14bとする。
前記カス剥離装置31の前記剥離部材32および前記弾性部材35は、矢印A方向へ搬送される前記ラベル原紙8に直交する方向に設けられ、前記弾性部材35は、前記ラベル12および前記カス14bの長さ方向(矢印A方向)における少なくとも一部分の表面に対して垂直方向に押圧しつつ、その搬送力を受けて従動的に回転するものである。
図5は、図4に示すE−E線断面模式図であり、前記剥離部材32および前記弾性部材35の垂直下に位置する前記ラベル原紙8の断面を示す模式図である。図5(a)は、前記剥離部材32および前記弾性部材35の垂直下に、前記カス14aおよび前記カス14bが位置している場合の断面を示したものであり、前記剥離紙2から前記カス14aおよび前記14bが剥離する直前の状態を示しているものである。前記弾性部材35は、前記カス14bの少なくとも一部分の表面に接触して、前記カス14bを前記剥離紙2の方向へ押圧する。また、前記弾性部材35は、前記カス14aの表面には接触せず、前記カス14aは前記剥離紙2に仮着したままである。
図5(b)は、上述した図5(a)の状態から前記ラベル原紙8が搬送され、前記剥離部材32および前記弾性部材35の垂直下に、前記ラベル12および前記カス14aが位置している場合の断面を示したものであり、図5(a)で示した前記カス14aおよび前記カス14bが前記剥離紙2から剥離した瞬間の状態を示しているものである。前記弾性部材35は、前記ラベル12の少なくとも一部分の表面に接触して、前記ラベル12を前記剥離紙2の方向へ押圧する。また、前記弾性部材35は、前記カス14aの表面には接触せず、前記カス14aは前記剥離紙2に仮着したままである。
図5(a)および図5(b)は、前記剥離部材32および前記弾性部材35の垂直下の状態を示しているので、前記弾性部材35が前記ラベル12や前記カス14bに対して一番強く接触し、その接触部分が大きく収縮変形している。また、逆にこの大きく収縮変形した接触部分ほど、前記ラベル12や前記カス14bに対して反発して押圧する力が働く。
したがって、図5(a)に示すように、前記弾性部材35は、前記カス14bに対して一番強く接触して押圧する。その後、前記ラベル原紙8が搬送され、前記カス14bが前記剥離部材35の押圧力に抗して前記剥離紙2から剥離した瞬間、図5(b)に示すように、前記弾性部材35は、反発して押圧する力が働き前記ラベル12のラベル先端部を押さえ込む。この際、前記弾性部材35は、前記カス14aには接触せずに前記ラベル12のみを押圧するので、前記ラベル12と前記カス14と確実に離間させることができる。
このように本発明にかかるカス剥離装置の第2実施の形態は、非ラベル部分である前記カス14を剥離する前記カス剥離装置30であって、前記剥離装置30は前記剥離部材32を備え、前記剥離部材32に設けられた前記弾性部材35は、前記ラベル原紙8の送り出し方向(長さ方向)に平行する前記ラベル12の少なくとも一部分の表面に接触し、前記ラベル12を前記剥離紙2側に押圧するとともに、前記ラベル原紙8の送り出し方向(長さ方向)に平行する前記カス14aの表面には非接触としたので、前記弾性部材35は、前記ラベル12に対して押圧する力が働き収縮変形し、前記カス14bが前記剥離紙2から剥離した瞬間には、反発して押圧する力が働き前記ラベル12のラベル先端部を押さえ込むとともに、前記カス14aの表面には非接触としたので、前記ラベル12と非ラベル部分である前記カス14と確実に離間させて、前記カス14を剥離する際に前記カス14とともに前記ラベル12も剥離してしまう、ラベル上がりを防止することができる。
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更可能である。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
本発明にかかるラベル製造装置の構成を説明するための模式図である。 本発明にかかるカス剥離装置の第1の実施の形態を説明する模式図である。 本発明にかかるカス剥離装置の第1の実施の形態を説明する側面模式図である。 本発明にかかるカス剥離装置の第2の実施の形態を説明する模式図である。 図4に示すE−E線断面模式図である。 ラベル原紙の構成を説明するための断面模式図である。 従来のラベル製造装置の構成を説明するための模式図である。 従来のカス剥離装置におけるラベル上がり発生時の模式図である。
符号の説明
2 剥離紙
4 粘着剤
6 ラベル基材
8 ラベル原紙
10 ラベルカット
12 ラベル
13 ラベル先端部
14 カス
14a ラベル原紙の送り出し方向に平行するカス
14b ラベル原紙の送り出し方向に直交するカス
20 ラベル製造装置
22 巻き出しローラ
24 印刷ユニット
26 ロータリーダイカット
27 カット刃
28 アンビルロール
30、31 カス剥離装置
32 剥離部材
34、35 弾性部材
36 カス巻き取りローラ
40 巻き取りローラ
50 ラベル製造装置(従来)
60 カス剥離装置(従来)
62 剥離部材(従来)


Claims (2)

  1. 一方の面に剥離剤が塗布された剥離紙上に粘着剤を介してラベル基材が仮着された帯状のラベル原紙を送り出して、前記ラベル基材および前記粘着剤を所定形状のラベルにダイカットした後に非ラベル部分であるカスを剥離するカス剥離装置であって、前記ラベルを前記剥離紙に仮着したまま残して前記カスを前記剥離紙から剥離する剥離部材と、前記剥離部材を介して前記カスを巻き取るカス巻き取りローラと、を備え、前記剥離部材は、前記のラベル基材の表面に接触する部分に弾性部材を設け、前記所定形状のラベルにダイカットされ前記ラベルを前記剥離紙に仮着したまま残して前記カスを前記剥離紙から剥離する際に、前記剥離部材に設けられた前記弾性部材は、前記ラベル原紙の送り出し方向に平行する前記ラベルの少なくとも一部分の表面に接触し、前記ラベルを前記剥離紙側に押圧するとともに、前記ラベル原紙の送り出し方向に平行する前記カスの表面には非接触としたことを特徴とするカス剥離装置。
  2. 前記剥離部材は、回転自在なローラであることを特徴とする請求項1記載のカス剥離装置。
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