JP2013033504A - 医療用検査システムおよびその処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

医療用検査システムおよびその処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 必要に応じて上流システムからの患者情報の撮影処理を実行するのかあるいは操作表示部を介して入力された患者情報の撮影処理を実行するのかを明確にする。
【解決手段】 外部から受信手段によって患者の識別情報を受信したときに操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報とともに検査処理に移行するためのオブジェクトを表示手段に表示させ、前記受信手段によって患者情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されていない場合、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記検査処理に移行する情報処理手段と、を有することを特徴とする医療用検査システムを提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、患者情報を入力し、X線撮影装置などによって検査を行うための検査情報処理装置およびその方法に関するものである。
近年病院では、病院内の各部門間でHIS(Hospital Information System)と呼ばれる病院情報システムを構築している。また、各部門内に於いても、例えば放射線部門ではRIS(Radiology Information System)など各部門に合わせた情報システムを構築し、情報伝達のオンライン化を進めている。このような情報システムにおいては、サーバ内の患者データベースに記録した検査結果を端末で検索して参照するだけでなく、医師による検査依頼情報を検査オーダとして依頼先の別の部門に伝達することもできる。
図17は、病院内のネットワークの例を示したものである。HIS1019は、各部門間ネットワークで接続する情報システムである。HIS1019は、サーバ1020を有する。部門1021,1022は、例えば、会計部門、薬剤部門、診察部門(内科部門、外科部門、整形外科部門など)などがある。各部門1021,1022内にはパーソナルコンピュータなどによって構成されるHIS端末1023、1024がある。また、RIS1010は、放射線部門内の情報システムである。RIS1010は、画像サーバ1013、HIS1019とRIS1010とをつなぐゲートウェイ1014、放射線部門1012に備えられるパーソナルコンピュータなどによって構成されるRIS端末1011を有する。図17に示すRIS1010では、撮影室A1015および撮影室B1016にそれぞれ検査システムA1017,検査システムB1018が設置されている。
外来の患者である被検者Aは、外来受付を終了すると、図17の各部門1021,1022などで診断が行われる。その際、複数の部門において診断が必要な場合がある。診断の結果、医者によって例えばX線撮影が必要と判断されると、HIS端末1023より検査の依頼情報が入力されると、依頼先である放射線部門1012にその依頼情報が伝達される。この医師の指示する依頼情報を検査オーダといい、この検査オーダには、依頼元の部門名や、X線撮影であれば「撮影部位:胸部正面、胸部側面」といった検査項目、また患者の個人データなどの情報が含まれる。放射線部門1012は、検査オーダを受信すると、撮影条件などの情報を付加し、適切な検査システム1017または1018へ転送する。
例えば、部門1021を外科部門、部門1022を整形外科部門、撮影室A1015の検査システム1017をX線検査システムとする。被検者Aが外来受付を済ませ、外科部門1021の診断により胸部正面および胸部側面のX線撮影が必要と判断されると、医師はHIS端末1023より検査オーダを入力する。入力された検査オーダは、撮影室1015のX線検査システム1017へ転送される(例えば特許文献1参照)。
特開2006−330815号公報
しかしながら、従来の方法ではX線検査システムにおいてユーザが操作をしている時に、上流システム(HISシステム)からの検査オーダを受信すると検査オーダの入力の衝突が起こる可能性がある。この場合、どちらの検査オーダで撮影を行うのか判断がつきにくい事態が生じるおそれがある。
このような事態を避けるために、どちらか一方の検査オーダしか受け付けないような状態をユーザの切り替え操作によって作る必要がある。その場合、切り替え操作をユーザに求めることで操作が煩雑になってしまうことになる。
上述した目的を達成するために、外部から患者の識別情報を受信する受信手段と、患者に関する患者情報を入力するための操作手段と、前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報とともに検査処理に移行するためのオブジェクトを表示手段に表示させ、前記受信手段によって患者情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されていない場合、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記検査処理に移行する情報処理手段と、を有することを特徴とする医療用検査システムを提供する。
また、外部から患者の識別情報を受信する受信手段と、患者に関する患者情報を入力するための操作手段と、前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を検査予約情報として登録する情報処理手段とを有することを特徴とする医療用検査システムを提供する。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、ユーザ自身が入力した検査オーダに基づいて撮影を行うのか、あるいは上流システムからの検査オーダであるのかを容易に判断できる装置を提供することを目的とする。
実施形態におけるX線撮影システムの構成図である。 第一の実施形態におけるX線撮影システムの処理手順を示すフローチャートである。 患者情報入力画面の例を示す図である。 患者情報入力画面の例を示す図である。 撮影画面の例を示す図である。 入力患者情報の確認画面の例を示す図である。 入力患者情報の確認画面の例を示す図である。 患者情報入力手段の設定方法の例を示す図である。 患者情報入力手段の設定方法の例を示す図である。 患者情報表示項目の設定方法の例を示す図である。 患者指定ファイルを用いて患者情報を入力する場合の例を示す図である。 指定された患者情報が無い場合のエラー表示の例を示す図である。 撮影画面の入力情報表示の例を示す図である。 第二の実施形態におけるX線撮影システムの処理手順を示すフローチャートである。 入力患者情報の確認画面の例を示す図である。 第三の実施形態におけるX線撮影システムの処理手順を示すフローチャートである。 従来のX線撮影システムの構成を説明する図である。
以下、添付の図面に沿って本発明の実施の形態を説明する。
<システム構成の説明>
図1は、第一実施形態の医療用検査システムであるところのX線撮影システムの構成を示す図である。X線撮影システムは、X線発生装置であるX線管球1000,X線発生装置制御部1001,センサ1003を有するセンサユニット1002,撮影システム制御装置1004,操作表示部1005を有する。
X線発生装置制御部1001は、X線撮影システム制御装置1004からの管電流や管電圧、照射時間等の撮影条件に関する情報に基づいて、X線管球1000への高電圧の印加を制御し、X線の発生を制御する。
撮影システム制御装置1004は、撮影ユニット1003から得られたディジタル画像信号を処理したり、X線発生装置制御部1001に対して撮影条件などの各種制御情報を行ったりする。撮影システム制御装置1004は、ハードウエアとして、ソフトウエアプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体であるROM,ROMに記憶されたソフトウエアプログラムを展開するためのRAMを有する。さらに、撮影システム制御装置1004は、展開されたソフトウエアプログラムに基づいてシステム全体を統括制御するCPUを有する。
操作表示部1005は、患者情報の入力、過去患者リストから患者の検索・選択、撮影モードへの移行、各種システム設定などを行うことができるためのユーザインターフェースである。操作表示部1005は、ディスプレイ,マウス,キーボードなどによって構成される。
ネットワーク1006は、図17に示すような外部の上流システムであるHIS1019に接続される。そして、ネットワーク1006を介して図1に示すX線撮影システムは、HIS1019から送信された検査オーダを受信する。
操作表示部1005を通じてユーザが行う操作情報は、X線撮影システム制御部1004において検出される。そして、X線撮影システム制御部1004が処理した結果は操作表示部1005の表示画面に反映される。
例えば操作表示部1005において検索キーワードが入力された場合、患者情報管理部1032は、患者情報を記憶した不図示の記憶装置から対応する患者情報の検索を行う。そして、その結果は操作表示部1005において表示される画面上の患者リストに反映される。
操作表示部1005から患者情報が入力された後、撮影モードの移行が実行されると、患者情報受信部1033は患者情報の入力内容の判断を行う。そして、入力内容の誤りがなければ、患者情報管理部1032は、撮影準備のためにこれから撮影を行うことを撮影制御部1030に伝える。患者情報管理部1032は、さらに、画面の表示内容を撮影用に変更するため、操作表示部1005に撮影モードへの移行を通知する。
X線撮影システム制御装置1004は、コンピュータにより実現されており、本実施の形態ではコンピュータのファイルシステムを利用して検査オーダの送受信が行われる。例えば、外部の上流システムであるHIS1019において検査オーダである患者IDが記述されたファイルがあらかじめ定められたフォルダに生成される。患者IDとは、患者を識別するための識別情報である。そして、X線撮影システム制御装置1004が定期的にファイルの生成の監視を行い、ファイルの生成を検出すると、検査オーダであるファイルを患者情報受信部1033が受け取る。そして、患者情報管理部1032は、ファイルに記述された患者IDに基づいて、不図示の記憶装置から患者IDに対応する患者情報を検索する。
検索が正常に行われ、患者情報が特定できると、撮影モードへの移行処理を行う。撮影モードへの移行処理として、撮影準備処理を実行させるためこれから撮影を行うことを撮影制御部1030に伝えると共に、ユーザに表示する内容を変更するため操作表示部1005に表示内容の変更を通知する。
ここで、操作表示部1005を介して手入力で患者IDが入力されている途中に外部の上流のシステムであるHIS1019から指示があった場合、撮影モードに移行するかどうかをユーザに確認を求める必要がある。これは自動的に撮影モードに移行してしまうと、操作表示部1005を介して手入力で入力されている患者IDの入力内容を破棄、または一時的に中断してしまうためである。本実施の形態では、このような事態を避けるため、ユーザからの指示に応じて撮影モードが移行する。
<表示画面の説明>
図3は、X線撮影システムの操作表示部1005に表示される画面3001を示している。
患者の選択方法として、登録患者リストからの選択または患者情報の直接入力という方法があり、この選択方法を切り換えるための選択ボタン3002が画面上部に設けられている。また、画面中央には患者リスト3003が表示されており、これまで登録された患者のリストが表示されている。患者リスト3003の下には検索キーワードを入力する領域3004があり、ここにソフトウェアキーボード3005を用いて入力した内容が表示される。
患者情報管理部1032は、検索キーワードが入力されると同時に前方一致検索を行い、患者リスト3003に表示される内容を反映させる。検査情報処理部1031は、リストの中の患者を選択し、「次へ」ボタン3006が選択されたことを検出すると、操作表示部1005に撮影画面へ移行させる。システムボタン3007が選択されたことを検出すると、システム設定画面へ移行し、ユーザに各種設定変更を行わせることができる。
図4は、患者情報の手入力画面3010を示している。入力項目としては患者ID3011、氏名3012、コメント3013、生年月日3014、性別3015がある。患者ID3011、氏名3012、コメント3013に関しては、画面下のソフトウェアキーボードを用いて入力される。「次へボタン」および「システムボタン」の選択を検出したときは図3に示した処理と同じ動作を行う。
図5は、撮影画面3020を示している。撮影された画像は画像の表示領域3021に表示される。検査情報処理部1031は、ボタン3022,3025の選択の検出に応じて、表示画像に対して拡大/縮小,回転,切り出し処理3025を実行する。撮影画面3020の上部には、患者情報入力画面で入力された患者情報3023が表示される。サムネイル表示領域3024は、撮影された画像の縮小画像を表示している。ボタン3026は、コントラスト,濃度を変更するためのものである。ボタン3027,3028は、撮影処理を中止,終了させるためのものである。
図6は、操作表示部1005を介して患者情報の入力が行われていない状態で、外部の上流システムであるHIS1019から患者IDが記述されたファイルをX線撮影システムが受信したときに表示されるウインドウ3030である。ウインドウ3030には、患者IDの入力が上流システムから行われたことを示すアイコン3031とファイルに記述された患者IDおよびこの患者IDに対応する患者情報3032が表示される。指定された時間が経過するとこのウインドウの表示を終了させ、図5に示す撮影画面へと移行する。時間の設定は自由に行うことができる。時間設定を0秒とした場合、このウインドウ自体を表示しないようにすることも可能である。
図7は、操作表示部1005を介して患者情報の入力が行われている状態で、上流システムであるHIS1019から患者IDが記述されたファイルを受信した場合に表示されるウインドウ3035である。ウインドウ3030と同様に、ウインドウ3035には、患者IDの入力が上流システムから行われたことを示すアイコンとファイルに記述された患者IDおよびこの患者IDに対応する患者情報が表示される。
図6に示すウインドウ3030との違いは、OKボタン3034とCANCELボタン3036が選択のためのオブジェクトとして表示されることである。図4に示す手入力画面において何らかの入力がある状態で上流システム1007から患者IDが記述されたファイルが受信された場合、そのまま撮影に移行すると図4に示す手入力画面において入力された途中の内容が破棄または保留されてしまうことになる。図6では、入力された途中の内容を破棄してもよいかどうかを確認させるためにOKボタン3034とCANCELボタン3036を選択のためのオブジェクトとして表示させている。検査情報処理部1031は、OKボタン3034の選択を検出すると、このウインドウ3035の表示を終了させ、検査処理を行うための撮影画面へと移行させる。検査情報処理部1031は、CANCELボタン3036の選択を検出すると、上流システムから受信された患者IDに基づく撮影画面の移行をせずに、元の手入力画面の状態に戻るように制御する。
図8は、X線撮影システムを設定するシステム画面3040を示している。システム画面3040は、図3に示すシステムボタン3007の選択の検出にともなって表示される。システム画面3040では、患者情報入力設定ボタン3041、患者情報表示設定ボタン3042、終了ボタン3043、患者情報入力画面に戻るボタン3043が用意されている。患者情報入力設定ボタン3041を選択すると、上流システムからの患者情報の入力に関する設定を行うことができる。患者情報表示設定ボタン3042を選択すると、入力内容について確認表示する項目の設定を行うことができる。
図9は、患者情報入力設定ボタン3041の選択の検出に応じて表示される、上流システムからの患者情報の入力に関する設定を行うウインドウ3055である。図9において、ウインドウ3055では、機能の有効/無効の切り替え、患者情報のパス設定、および患者ID確認ウインドウの表示時間の設定を行うことができる。上流システムからの患者IDの入力はここで有効設定が行われていた場合のみ行われる。患者ID確認ウインドウ表示時間設定を0にするとウインドウ表示は行わない。
図10は、患者情報表示設定ボタン3042の選択の検出に応じて操作表示部1005の画面上に表示される、患者情報の項目を設定するウインドウ3080である。表示項目3081として、ウインドウ、患者ID、氏名、生年月日、性別、入力手段が用意されている。それぞれの項目のチェックボックスをオンにすることで表示すべき項目を任意に設定可能となっている。これらの項目は、操作表示部1005を介しての患者IDの入力と上流システムからの患者IDの入力とに分けて設定することができる。
なお、ウインドウ表示のチェックボックスをオフにするとすべての項目は連動して無効になる。表示項目の「入力手段」は、表示されている患者情報が操作表示部1005を介しての入力に対応するものであるのかあるいは上流システムからの入力に対応するものであるのかを識別するための項目である。
図11は、患者IDを指定する患者指定ファイルに記述された内容を示すものである。患者指定ファイルには患者IDのみがテキストデータとして記述されている。
図12に示すウインドウ3060は、上流システムから指定された患者IDに対応する患者情報が不図示の記憶装置に格納された患者リストの中に存在しない場合に表示するものである。ウインドウ3060において、エラーコード3061、エラーに関する情報3062、エラー内容3063が表示される。患者IDに対応する患者情報が患者リストの中に存在しない場合、図3に示す患者入力画面の右上にエラーボタン3064が表示され、このボタンの選択が検出されると、ウインドウ3060が表示される。
図13は、撮影画面3020の上部に表示される患者情報3023に関する表示である。上流システムから入力された患者IDに対応する撮影処理の場合、その旨を示すアイコン3070が表示される。
<全体の処理の説明>
図2は、医療用検査システムとして動作するX線撮影システムのフローチャートである。X線撮影システムが起動すると、患者情報受信部1033は、操作表示部1005を介して患者IDの入力があるか調べる(S2001)。もし、入力があった場合は、患者情報管理部1032によって患者IDに対応する処理(S2002)が行われる。入力項目に沿った処理(S2002)としては、過去の患者に関する情報の検索、撮影モードへの移行、設定変更などがある。
次に、患者情報受信部1033は、ネットワークを介して上流システムであるHIS1019において生成された患者IDが記述されたファイルを取得したかどうかを調べる(S2003)。
ネットワークを介してファイルを受信した場合、患者情報管理部1032は、患者IDが記述されたファイルの解析(S2004)を行い、患者IDを取得する(S2005)。
次に、患者情報管理部1032は、取得した患者IDと同じ患者IDを不図示の記憶装置が登録しているか否かを確認するために患者IDの検索を行う(S2006)。
患者情報管理部1032は、不好きの記憶装置に患者IDが登録されているかどうかの判断を行う(S2007)。もし該当する患者IDが存在しない場合は、患者IDがみつからなかったというエラー表示を行い(S2008)、最初の入力待ち状態に戻る。
患者IDが検索された場合、患者情報管理部1032は、検索された患者IDに関連付けられた氏名や性別、生年月日といった情報を記憶装置から取得し、検査対象の患者の情報として確定する(S2009)。このとき、患者情報管理部1032は、操作表示部1005を介してデータが入力されているか否かを判断する(S2010)。
検査情報処理部1031は、表示画面内の患者IDや氏名、生年月日などの入力項目に一文字でも入力があれば入力中と判断し、一文字の入力も無ければ入力作業は行われていないと判断する。なにも入力されていないと判断された後は、検査情報処理部1031は、患者に関する情報を画面上に表示させるための表示時間に関する情報を取得する(S2011)。
表示時間とは、解析された患者IDに関連付けられた患者情報を表示する時間である。上流システムであるHIS1019から患者の指定が行われた場合は確認のため患者情報を表示する。検査情報処理部1031は、一定時間が経過するとこの情報の表示を消えるように制御する。なお、操作表示部1005を介して患者情報が入力された場合は、ユーザが自ら入力や選択を行っているためこのような処理を行うことはしない。
検査情報処理部1031は、取得された表示時間に基づいて操作表示部1005に患者情報を表示させる(S2012)。検査情報処理部1031は、表示時間が経過するまでは操作表示部1005を介して行う他の操作をできないように制御する(S2013)。検査情報処理部1031は、表示時間が経過すると撮影画面を表示させるよう操作表示部1005を制御し、撮影制御部1030に撮影処理を実行するように通知する(S2014)。
一方、S2010において、操作表示部1005を介して入力されているデータがあると判断された場合、検査情報処理部1031は、図7に示すOK・Cancelボタンを有する患者情報のウインドウを表示させる(S2015)。このウインドウは、OK・Cancelボタンの選択が検出されるまで消去されない。
検査情報処理部1031は、選択のオブジェクトであるOKボタンが選択されたことを検出する(S2016)。すると、検査情報処理部1031は、検査処理に移行するために、撮影画面を表示させるように操作表示部1005を表示させ、撮影制御部1030に撮影処理を開始するよう通知する(S2014)。検査情報処理部1031は、Cancelボタンが選択されたことを検出すると(S2017)、上流のシステムであるHIS1019からの患者IDに対応する撮影処理の実行はキャンセルされ、操作表示部1005を介した患者情報の入力待ち状態に戻る。
このように、X線撮影システム側において患者情報が入力途中の状態で、ネットワークを介して患者IDが記述されたファイルが受信された場合、OKボタン3034とCANCELボタン3036とを表示させる。これによって、どちらの入力を優先するかユーザが容易に選択できる。この流れによって、入力手段および第一の入力手段の入力状況によって確認ウインドウの内容を変え、ユーザになるべく負荷のないX線撮影システムを提供している。
なお、図7に示すウインドウに類似した第2の実施形態として、図15に示すようにOKボタン3034のみを表示させてもよい。図15は、上流システムからネットワークを介して受信されたファイルに記述された患者IDに対応する患者情報を表示するウインドウ3033である。先述したウインドウ3030との違いは、選択のためのオブジェクトとしてOKボタン3034のみが表示されていることである。OKボタン3034の選択が検出されると、ウインドウ3033から図5に示す撮影画面が表示される。
図14は、OKボタン3034のみを有する患者情報ウインドウの表示を行うX線撮影システムのフローチャートである。図2に示す符号と同じものは同様の処理が実行されるものとしてその説明は省略する。
S2010において、検査情報処理部1031は、ネットワークを介して患者IDが記述されたファイルが受信されたときに操作表示部1005を介して入力されているデータがあると判断した場合、S2115に進む。S2115において、検査情報処理部1031は、図15に示すようなOKボタンを有する患者情報のウインドウを操作表示ウインドウに表示させる(S2115)。このウインドウは、OKボタンの選択が検出されるまで消去されない。
検査情報処理部1031は、OKボタンが選択されたことを検出する(S2116)。すると、検査情報処理部1031は、検査処理に移行するために、撮影画面を表示させるように操作表示部1005を表示させ、撮影制御部1030に撮影処理を開始するよう通知する(S2014)。
このように、必要な状況にだけユーザの確認を求めることでなるべく負荷のないX線撮影システムを提供できる。
第3の実施形態として、操作表示部1005を介して患者情報が入力されているときに、ネットワークを介して上流のシステムから送信されたファイルに記述された患者IDに対応する撮影処理を予約する形態を説明する。
図16は、第3の実施形態を説明するためのX線撮影システムのフローチャートである。図2に示す符号と同じものは同様の処理が実行されるものとしてその説明は省略する。
S2010において、検査情報処理部1031は、ネットワークを介して患者IDが記述されたファイルが受信されたときに操作表示部1005を介して入力されている患者情報があると判断した場合、S2211に進む。そして、S2211において、患者情報管理部1032は、ネットワークを介して受信したファイルに記述された患者IDに対応する患者情報を検査予約情報として不図示の記憶装置に登録させる。
一方、S2003においてネットワークを介して患者IDが記述されたファイルが受信されていない場合、患者情報受信部1033は、操作表示部1005を介して入力された情報があるか否かを判断する。
患者情報受信部1033は、操作表示部1005を介して情報が入力された場合、その入力が何であったか判断する。まず、患者情報受信部1033は、患者情報の入力かどうか判断(S2213)する。
患者情報管理部1033は、患者情報の入力だった場合は、入力情報に関して、最大文字列長や入力可能文字などをチェックする(S2214)。そしてチェックの結果問題なければ、検査情報処理部1031は、操作表示部1005に表示される患者情報を更新(S2215)する。その後、S2003の処理に戻る。
一方、患者情報管理部1033は、患者情報が入力されたものではないと判断した場合、撮影処理に移行する入力であるか否かを判断する(S2216)。撮影処理に移行する入力であった場合、患者情報管理部1033は、操作表示部1005を介して入力された患者情報を検査対象の患者情報として取得する。
S2014において、撮影制御部1030は、取得した患者情報に対応する撮影処理を実行する。撮影処理が終了したことを撮影制御部1030から通知されると、患者情報管理部1032は、検査予約が登録された患者情報が存在するかどうか不図示の記憶装置を確認する(S2219)。登録された患者情報が存在する場合、その登録された患者情報を検査対象の患者情報として取得する(S2220)。同様にS2014において、撮影制御部1030は、取得した患者情報に対応する撮影処理を実行する。
以上説明したように、第3の実施の形態では、本実施形態では、ネットワークを介して上流のシステムから送信されたファイルに記述された患者IDに対応する患者情報を検査予約として保存しておく。これによって、操作表示部1005を介して行われるユーザの入力操作を妨げることなく検査を進めることができる。そして、ユーザの入力作業が終わってから保存された入力内容に従って検査を行うことで入力されたすべての検査を行うことができる。
以上、本発明にかかる実施形態を説明したが、上記実施形態は、その一例であって、画面表示項目やファイル形式は上記実施形態に限られるものではなく、適宜変更しても良い。
例えば、ネットワークを介して上流システムから送信されたファイルを受信した場合、「ネットワークから入力が行われました」というような情報を操作表示部1005の表示画面上に表示させてもよい。
なお、実施形態では、医療用検査システムとしてX線撮影システムに適用する例を説明したが、本発明は、眼底撮影システムなどその他の病理診断に用いられる医療用検査管理システムでも適用することができる。その場合、図5の撮影画面を別のGUIに変更すれば良い。
また、通常、コンピュータプログラムはCD−ROM等のコンピュータ可読記録媒体に格納され、それをシステムの記憶装置にインストールすることで実行可能になる。
1000 X線管球
1001 X線発生装置制御部
1002 センサユニット
1003 撮影ユニット
1004 X線撮影システム制御装置
1005 操作表示部
1007 上流システム
1030 撮影制御部
1031 検査情報処理部
1032 患者情報管理部
1033 患者情報受信部

Claims (9)

  1. 外部から患者の識別情報を受信する受信手段と、
    患者に関する患者情報を入力するための操作手段と、
    前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報とともに検査処理に移行するためのオブジェクトを表示手段に表示させ、前記受信手段によって患者情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されていない場合、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記検査処理に移行する情報処理手段と、
    を有することを特徴とする医療用検査システム。
  2. 請求項1において、前記情報処理手段は、前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されていない場合、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を表示手段に表示させることを特徴とする医療用検査システム。
  3. 請求項2において、前記情報処理手段は、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を表示手段に表示させるための時間を設定する設定手段を有することを特徴とする医療用検査システム。
  4. 外部から患者の識別情報を受信する受信手段と、
    患者に関する患者情報を入力するための操作手段と、
    前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を検査予約情報として登録する情報処理手段とを有することを特徴とする医療用検査システム。
  5. 請求項4において、前記情報処理手段は、前記受信手段によって患者の識別情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を表示手段に表示させることを特徴とする医療用検査システム。
  6. 医療用検査システムの処理方法であって、外部から受信手段によって患者の識別情報を受信したときに操作手段を介して患者に関する患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報とともに検査処理に移行するためのオブジェクトを表示手段に表示させ、前記受信手段によって患者情報を受信したときに前記操作手段を介して患者情報が入力されていない場合、前記オブジェクトを前記表示手段に表示させずに前記検査処理に移行することを特徴とする医療用検査システムの処理方法。
  7. 医療用検査システムの処理方法であって、外部から受信手段によって患者の識別情報を受信したときに操作手段を介して患者に関する患者情報が入力されている場合、前記受信手段によって受信された患者の識別情報に対応する患者情報を検査予約情報として登録することを特徴とする医療用検査システムの処理方法。
  8. 請求項6または7のいずれか1項に記載の医療用検査システムの処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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