JP2005018288A - 検査撮影システム - Google Patents
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Abstract
【課題】1回の撮影に含めることができる検査オーダーを統合することにより、同一患者に対する検査の負担を軽減することが可能とする。
【解決手段】検査オーダーを発行する検査オーダー端末と、発行された検査オーダーを受信するオーダー管理装置とがネットワークにより通信可能に接続されたシステムにおいて、オーダー管理装置は、受信した検査オーダーと受信済みの検査オーダーとを照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する(ステップS202、S203)。統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納部に格納し(ステップS203〜S205)、格納された検査オーダーを提示する(ステップS206)。ここで、上記照合は、例えば、受信した検査オーダーに含まれる患者IDおよび撮影部位を用いて行われる。
【選択図】 図6
【解決手段】検査オーダーを発行する検査オーダー端末と、発行された検査オーダーを受信するオーダー管理装置とがネットワークにより通信可能に接続されたシステムにおいて、オーダー管理装置は、受信した検査オーダーと受信済みの検査オーダーとを照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する(ステップS202、S203)。統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納部に格納し(ステップS203〜S205)、格納された検査オーダーを提示する(ステップS206)。ここで、上記照合は、例えば、受信した検査オーダーに含まれる患者IDおよび撮影部位を用いて行われる。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療関連の検査オーダーを管理する技術に関する。更に詳しくは、医療撮影のオーダー管理に特に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、医療診断を目的とするX線撮影においては、増感紙とX線写真フイルムを組み合わせたフイルムスクリーンシステムが用いられている。この方法によれば、被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、それが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、X線写真フイルムを感光させ、X線画像をフイルム上に形成する。
【0003】
また、近年、医療用X線診断装置は、CT(computed tomography、コンピュータ断層撮影)、MR(magnetic resonance、磁気共鳴断層撮影)などの普及によりデジタル化が進んできた。さらに、より一般的な、X線等による医用画像撮影にもデジタル撮影装置が普及してきた。
【0004】
また、病院内システムのデジタル化により検査オーダや会計情報などを電子的に扱うオーダリングシステムも普及してきている。
【0005】
一方、医用画像撮影は概ね次のような手順で行われていた。(1)検査依頼科の医師が検査を依頼するために、依頼書を発行する。(2)放射線科の技師が依頼書の記載内容に従って検査を行い、撮影フイルムを現像する。(3)読影医が現像されたフイルムを読影する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つまたは、複数の検査依頼科から同一部位、または近傍の部位についてX線撮影を依頼する複数の検査オーダーが発行されることがある。これらの検査オーダーにより、撮影技師は同一の被験者を何回もX線室へ招き入れ、整体し、曝射するという作業を繰り返すことになる。これは作業効率に問題があるとともに、体調の悪い患者を必要以上に移動させるため病状が悪化してしまうという問題もある。また、X線撮影技師は被曝線量を少なくすることに絶えず努力しているのであるが、患者は同一部位であるにもかかわらず複数回被曝してしまうという課題が発生する。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、1回の撮影に含めることができる検査オーダーを統合することにより、同一患者に対する検査の負担を軽減することを目的とする。
【0008】
更に、本発明の他の目的は、患者に対する撮影回数、患者への被曝線量を減らすことを可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明による検査オーダー管理システムは以下の構成を備える。すなわち、
検査オーダーを発行する発行装置と、発行された検査オーダーを受信する管理装置とが通信可能に接続された検査オーダー管理システムであって、
前記管理装置が、
受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する照合手段と、
前記照合手段で統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された検査オーダーを提示する提示手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0011】
以下の実施形態では、医療用のX線撮影装置および検査オーダーを送信する装置を含む医療画像撮影システムが開示される。この医療画像撮影システムでは、解剖学的撮影部位が同一或いは近傍の検査が複数要求された場合に、これらを同一の検査としてまとめて扱うことを可能とする。
【0012】
図1は実施形態による医療画像撮影システムを示すブロック図である。図1において、100は各診療科に設置された検査オーダー端末装置である。医師は、必要な検査(例えばX線撮影)の依頼(検査オーダー)を端末装置100より行なう。200はオーダー管理装置であり、検査オーダー端末装置100より入力された検査オーダーをネットワーク400を介して受信し、検査者(X線撮影技師)に検査オーダーを提示する。
【0013】
300は検査撮影装置であり、DR(デジタルX線撮影)やCT等のX線撮影装置、NMR等を含む。本実施形態ではDRが用いられるものとする。400は検査オーダー端末100やオーダー管理装置200を通信可能に接続するネットワークである。
【0014】
また、500は画像記憶装置であり、オーダー管理装置200に接続され、検査撮影装置300により得られた検査画像を検査オーダーと対応させて格納する。従って、オーダー管理装置200と記憶装置500とは医療画像を蓄積するデータベースとして、更に記憶された医療画像を各検査オーダー端末装置等に提供するサーバとしても機能する。
【0015】
オーダー管理装置200は、検査装置300によって検査オーダー、すなわち指定された検査撮影が実行されると、得られた画像を当該検査オーダーの発行元に応じて出力する。画像出力の形態としては、例えば、検査オーダー端末100の表示装置による表示出力、専用の表示端末(不図示)による表示出力、画像サーバ(記憶装置500)への画像ファイルの保存、医用レーザイメージャ(不図示)によるフィルム出力が挙げられる。
【0016】
図2は本実施形態による検査オーダー端末100とオーダー管理装置200の機能構成を説明するブロック図である。図2において、検査オーダー端末100が有する検査オーダー入力部101は、専用のユーザインターフェースを提示し、検査オーダーに必要な項目を入力させる。検査オーダー送信部102は、検査オーダー入力部101を介して医師によって入力された検査オーダーをオーダー管理装置200へ送信する。
【0017】
オーダー管理装置200は、検査オーダー受信部201、検査オーダー照合部202、検査オーダー統合部203、検査オーダー表示部204、検査データ受信部205、画像出力部206、検査結果通知部207、検査オーダー記憶部210、統合可能部位テーブル211を含む。各部の動作、機能についてはフローチャート等により後述する説明から明らかとなろう。
【0018】
なお、画像出力部206は、ACR(American College of Radiology)とNEMA(National Electrical Manufacturers Association)が作成した、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine、医療におけるデジタル画像と通信)と呼ばれる規格で規定されている転送構文を用いて、ネットワーク400を介して医用レーザーイメージャー、画像サーバ(本実施形態ではオーダー管理装置200にサーバ機能を持たせるが、専用のサーバがネットワーク400上に設けられてもよい)、画像表示装置、検査オーダー端末などにX線撮影画像を転送する。
【0019】
以上のような構成の医療画像撮影システムの動作について、以下、詳細に説明する。
【0020】
図3は検査オーダー端末装置100による処理を説明するフローチャートである。診療医師が患者を診察し、X線撮影が必要であると判断した場合、検査オーダー端末装置100に対して所定の入力を行なうことで図3の処理が起動される。なお、検査オーダー端末100は、ネットワーク400を通じてオーダー管理装置200にオーダーを送信するものであり、診療医師の部屋すなわち診察室に設置される。
【0021】
まず、ステップS101において、検査オーダー入力部101は、図4に示すようなインターフェースを提示し、検査オーダーに必要な情報を入力させる。図4は本実施形態による検査オーダー入力画面であり、検査オーダーに必要な項目として、患者名、患者ID、患者生年月日、患者の症状、撮影部位(検査オーダー部位)、撮影装置(使用装置)、診察した医師の名前(医師名)、依頼診療科名などが含まれている。また、所望の画像処理や撮影時の注意事項などのメモを記入可能としてもよい。
【0022】
必要な項目について情報を設定した後、OKボタン151がクリックされると、ステップS102からステップS103へ処理が進む。ステップS103では、検査オーダー送信部102が、ステップS101で設定された情報に従って検査オーダーを生成し、これをネットワーク400を介してオーダー管理装置200に送信する。このとき、検査オーダーを送信した時刻も検査オーダーに含めて送信される。
【0023】
図5は検査オーダー端末100より送信される検査オーダーのデータ構成例を示す図である。図5に示すように、検査オーダーによは、図4の検査オーダー入力画面で設定されたデータと、当該検査オーダーの発行された時刻を示すオーダー時刻(例えばOKボタン151がクリックされた時刻)が含まれる。
【0024】
一方、キャンセルボタン152がクリックされた場合は、それまで設定された情報を破棄し(ステップS105)、本処理を終了する。
【0025】
次に、オーダー管理装置200の動作について説明する。図6はオーダー管理装置200による処理を説明するフローチャートである。
【0026】
検査オーダー受信部201はネットワーク400を介して送信されてくる検査オーダーを受信する。ステップS201では、検査オーダー受信部201が検査オーダーを受信したかどうかを判定し、受信していればステップS202へ進む。ステップS202において、検査オーダー照合部202は、受信した検査オーダーをそれまでに受信済みとなっている検査オーダー、すなわち検査オーダー記憶部210に記憶されている検査オーダーと照合する。
【0027】
ここでは、検査オーダーの照合に使うキーとして患者IDと撮影部位を用い、同一患者に対する複数のオーダーのうち、撮影部位が統合化可能な同一もしくは近傍であるような検査オーダー(すなわち、1回のX線撮影範囲に含まれる部位を対象とした検査オーダー)は同一オーダーと判断される。なお撮影部位が同一か否かは、各検査オーダーの検査部位を参照して判定することが出来る。また、統合化が可能な近傍部位であるか否かは、統合可能テーブル211を参照して判断される。統合可能テーブル211には、1回のX線撮影に含めることのできる撮影部位がグループ化されて登録されている。
【0028】
このような判断により、例えば、依頼元の診療科は異なるが患者及び撮影部位が同一であったり、撮影部位が近傍である場合は一つのオーダーに統合すべきと判断する。なお、本実施形態では、オーダーの照合に患者IDと撮影部位を用いたが、これに限られるものではない。例えば、マッチングの精度が要求される場合は、上記以外に、患者名や患者生年月日、撮影装置等の、検査オーダーに含まれる、その他の属性を用いて照合することができる。
【0029】
さて、上記照合の結果、検査オーダーの統合が可能であると判定された場合は、ステップS203からステップS204へ進み、検査オーダー統合部203は検査オーダーの統合を行なう。この検査オーダー統合部203によれば、統合時に複数存在する個々の検査オーダーの情報が失われないよう、全ての情報を含んだ統合化検査オーダーが作成される。
【0030】
図7は統合化検査オーダーのデータ構成例を説明する図である。図5に示すような検査オーダーが受信されると、当該検査オーダーより患者名、患者ID、患者生年月日、検査オーダー部位、使用装置が抽出され共通データ項目701に格納される。なお、検査オーダー部位には同一部位であればその名称が、近傍部位であればそれぞれの部位の名称が登録されることになる。
【0031】
また、検査オーダー数には、統合された検査オーダーの数が記録される。例えば2つの検査オーダーが統合されている場合には、検査オーダー数は「2」となる。なお、検査オーダーが統合されていない場合には、検査オーダー数は「1」となる。
【0032】
個別情報項目702には、統合された検査オーダー毎の依頼診療科名、医師名、患者症状、指定画像処理、注意事項、オーダー時刻が格納される。個別情報項目702には、検査オーダー数に格納された数の検査オーダーに対応した数の個別情報セットが格納されることになる。
【0033】
以上のようにステップS204では、既に検査オーダー記憶部210に記憶されている検査オーダーと統合を行なう。具体的には、検査オーダー記憶部210に記憶されている検査データの検査オーダー数を1つインクリメントし、検査オーダー部位を必要に応じて更新する。そして、受信した検査オーダーから個別情報を抽出して、個別情報項目702に追加する。そして、ステップS205で、この更新された統合化検査データを検査オーダー記憶部210に記憶する。
【0034】
一方、統合可能な検査オーダーが存在しない場合は、ステップS204からステップS205へ進み、受信した検査オーダーから図7に示すフォーマットの統合化検査データを生成し(この場合、検査オーダー数は1、個別情報項目には当該検査データの内容のみが登録される)、検査オーダー記憶部210に記憶する。
【0035】
なお、オーダー時刻のみが異なる検査オーダーが存在した場合は、医師の入力ミス(2重入力等)の可能性があるので注意が必要である。本実施形態では、このような場合にはオーダーのキャンセルが行われ、その旨が当該オーダーの発行元のオーダー端末装置に通知される。
【0036】
なお、受信した検査オーダーにIDを付与しておき、検査実行に際して参照される統合化検査オーダーでは、検査オーダー記憶部210にこのIDを登録することにより管理するようにしてもよい。
【0037】
ステップS206では、統合化検査オーダーに基づいて、検査オーダーを表示する。撮影装置によって表示方法は異なるが、1つの形態としては、患者名と撮影部位を用いて検査オーダーの一覧を表示することが挙げられる。技師はその一覧から1つのオーダーを選択して検査を開始する。なお、所望の統合化検査オーダーを選択した場合に、その選択された統合化検査オーダーに含まれる個別情報をユーザに提示するようにしてもよい。
【0038】
ステップS207では、検査データ受信部206が、検査撮影装置300から検査データの受信したか否かを判定する。X線技師は、上記で選択した検査オーダーに従って患者氏名等を確認し、当該オーダーに記載された撮影部位をX線撮影する。本実施形態の検査撮影装置300はディジタルX線撮影装置(DR:digital radiography)である。検査撮影装置300によってX線撮影をすると、得られた画像は検査データ受信部206によって受信される。
【0039】
ステップS208では、検査データ受信部206で受信した画像が画像出力部206により出力される。ここで、当該統合化データの個別情報項目702に格納されている依頼診療科を参照して画像が出力される。例えば、外科から依頼された撮影は画像サーバーと医用レーザーイメージャーへ出力され、内科から依頼された撮影は画像サーバーと医師の持つオーダー端末装置100へ出力するというように、依頼診療科に応じて出力先が設定されている。よって、当該統合化検査データに含まれる依頼診療科に応じて出力先を決定することができる。
【0040】
或いは、検査撮影装置300にて撮影され、検査データ受信部205により受信された画像に、指定画像処理で指定される画像処理を施して出力するようにしてもよい。なお、画像処理は検査オーダー内の画像処理パラメータを用いて実行されるようにしてもよい。
【0041】
出力方法としては、通常医用画像の場合は、ACR(American College of Radiology)とNEMA(National Electrical Manufacturers Association)が作成した、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格(医療におけるデジタル画像と通信)と呼ばれる規格で規定されている転送構文を用いてネットワークを介して医用レーザーイメージャーや画像サーバーや画像表示装置などに転送する。
【0042】
最後に、ステップS209において、検査結果通知部207が検査結果を通知する。通知先は医師の端末であったりオーダリングシステムであったり、HIS(Hospital information system)と呼ばれる院内情報システムや会計情報システムの場合もある。検査結果には、撮影回数や出力フィルム枚数が含まれており、保険点数の計算や会計時の計算に役立てることができる。
【0043】
以上説明したように上記実施形態によれば、
検査オーダーを発行する発行装置(検査オーダー端末100)と、発行された検査オーダーを受信する管理装置(オーダー管理装置200)とが通信可能に接続された(ネットワーク400)検査オーダー管理システムにおいて、その管理装置が、受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定し(ステップS202、S203)、統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納部に格納し(ステップS203〜S205)、格納された検査オーダーを提示する(ステップS206)。ここで、上記照合は、例えば、受信した検査オーダーに含まれる患者IDおよび撮影部位を用いて行われる。
【0044】
また、好ましくは、一度の撮影によって撮影が可能な撮影部位の範囲を近傍部位グループとして登録したテーブル(統合可能部位テーブル211)更に備え、上記記照合は、患者が同一であり、撮影部位が同一もしくは前記近傍部位グループに属する検査データとの統合が可能であると判定する。
【0045】
このような構成によれば、複数の依頼診療科から同一の検査オーダーが発生した場合や、一つ又は複数の依頼診療科から1度の曝射で撮影できる複数のオーダーが発生した場合に、検査オーダーをひとつにまとめて検査を行うことができる。これにより、撮影回数を減らすことができるため、撮影技師の作業負荷を軽減するとともに、被験者の被爆線量を減らすことができるという効果がある。
【0046】
また、好ましくは、上記受信した検査オーダーはその発行された時刻を示す時刻情報を含み、上記照合において、上記格納部に時刻情報以外の全てが一致する検査オーダーが存在することが判明した場合には、上記受信した検査オーダーはキャンセルされる。
【0047】
また、好ましくは、上記照合において、受信した検査データが統合可能であると判定された場合に、当該受信した検査オーダーについてキャンセルを通知する。このように構成することにより、検査オーダーを統合した結果、検査オーダーをキャンセルできることから、撮影の数と検査の数に矛盾が生じることがなく、保険点数計算や会計時にトラブルやミスを未然に防ぐことができるという効果がある。
【0048】
また、上記実施形態によれば、格納部に格納される検査オーダーの各々は、統合された検査オーダー及び統合されていない検査データの何れにおいても、当該検査オーダーの全ての依頼元を示す情報を含み、選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、格納部に格納された検査オーダーに含まれる依頼元の情報に応じて該検査画像を出力する(ステップS208)。
【0049】
また、好ましくは、格納部に格納される検査オーダーの各々は、検査オーダーの全ての依頼元の情報と各依頼元による画像処理の指定を含み、選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、各依頼元に対応して画像を出力する際には、対応する画像処理の指定を参照することにより、各依頼元に応じてそれぞれ異なる画像処理が施される。
【0050】
上記のような構成によれば、検査オーダー内に依頼元の情報が格納されているので、依頼元に対して画像を出力できる。さらに、依頼元ごとに画像処理が異なる場合や画像処理以外の特別なルールがあるような場合にも、依頼元の情報が含まれていることで依頼元別の画像処理をすることができるという効果がある。
【0051】
また、依頼元と検査オーダー部位を対応付けておけば、各依頼元へ画像データを送信するに際して検査オーダー部位に応じて画像を切り出して送信するように構成することも可能である。このようにすれば、ネットワーク400上の画像伝送量を減らすことができる。また、部位が近傍の検査を一度に撮影しているため関心領域ではない部分が検査画像中に多く含まれているような場合でも、画像の切り出し位置が変更できるため、診断のために必要な部分のみを医師に提示され、診断効率が向上するという効果がある。
【0052】
また、上記検査画像の出力において、撮影された画像について統合された検査オーダーの数と同数のフイルム出力がなされるようにしてもよい。このように構成すれば、検査オーダーの数分だけフイルム出力できるので、依頼元にフイルムが届かなかったり、フイルムを回覧しなければならなかったり、フイルムのデュープをしなければならなかったりする必要がなくなる。この結果、医療ミスを未然に防ぐとともに、被験者すなわち患者を必要以上に待たせることがなくなるという効果がある。
【0053】
また、好ましくは、選択された検査オーダーの実行に関して、撮影回数およびフイルム出力の数を通知する(ステップS209)。本実施形態のシステムによれば、撮影の回数とフイルム出力の数などを正確に把握することができるので、保険点数の計算や会計時の計算が容易になり、トラブルを未然に防ぐことができるとともに、効率良く会計計算ができるので患者を必要以上にまたせることがなくなる。
【0054】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1回の撮影に含めることができる検査オーダーを統合することにより、同一患者に対する検査の負担を軽減することが可能となる。更に、本発明によれば、患者に対する撮影回数、患者への被曝線量を減らすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による医療画像撮影システムを示すブロック図である。
【図2】検査オーダー端末装置およびオーダー管理装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】本実施形態による検査オーダー端末装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】検査オーダー端末装置における検査オーダー入力用のユーザインターフェースの表示例を示す図である。
【図5】検査オーダー端末100より送信される検査オーダーのデータ構成例を示す図である。
【図6】本実施形態によるオーダー管理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】統合化検査オーダーのデータ構成例を説明する図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療関連の検査オーダーを管理する技術に関する。更に詳しくは、医療撮影のオーダー管理に特に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、医療診断を目的とするX線撮影においては、増感紙とX線写真フイルムを組み合わせたフイルムスクリーンシステムが用いられている。この方法によれば、被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、それが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、X線写真フイルムを感光させ、X線画像をフイルム上に形成する。
【0003】
また、近年、医療用X線診断装置は、CT(computed tomography、コンピュータ断層撮影)、MR(magnetic resonance、磁気共鳴断層撮影)などの普及によりデジタル化が進んできた。さらに、より一般的な、X線等による医用画像撮影にもデジタル撮影装置が普及してきた。
【0004】
また、病院内システムのデジタル化により検査オーダや会計情報などを電子的に扱うオーダリングシステムも普及してきている。
【0005】
一方、医用画像撮影は概ね次のような手順で行われていた。(1)検査依頼科の医師が検査を依頼するために、依頼書を発行する。(2)放射線科の技師が依頼書の記載内容に従って検査を行い、撮影フイルムを現像する。(3)読影医が現像されたフイルムを読影する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つまたは、複数の検査依頼科から同一部位、または近傍の部位についてX線撮影を依頼する複数の検査オーダーが発行されることがある。これらの検査オーダーにより、撮影技師は同一の被験者を何回もX線室へ招き入れ、整体し、曝射するという作業を繰り返すことになる。これは作業効率に問題があるとともに、体調の悪い患者を必要以上に移動させるため病状が悪化してしまうという問題もある。また、X線撮影技師は被曝線量を少なくすることに絶えず努力しているのであるが、患者は同一部位であるにもかかわらず複数回被曝してしまうという課題が発生する。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、1回の撮影に含めることができる検査オーダーを統合することにより、同一患者に対する検査の負担を軽減することを目的とする。
【0008】
更に、本発明の他の目的は、患者に対する撮影回数、患者への被曝線量を減らすことを可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明による検査オーダー管理システムは以下の構成を備える。すなわち、
検査オーダーを発行する発行装置と、発行された検査オーダーを受信する管理装置とが通信可能に接続された検査オーダー管理システムであって、
前記管理装置が、
受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する照合手段と、
前記照合手段で統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された検査オーダーを提示する提示手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0011】
以下の実施形態では、医療用のX線撮影装置および検査オーダーを送信する装置を含む医療画像撮影システムが開示される。この医療画像撮影システムでは、解剖学的撮影部位が同一或いは近傍の検査が複数要求された場合に、これらを同一の検査としてまとめて扱うことを可能とする。
【0012】
図1は実施形態による医療画像撮影システムを示すブロック図である。図1において、100は各診療科に設置された検査オーダー端末装置である。医師は、必要な検査(例えばX線撮影)の依頼(検査オーダー)を端末装置100より行なう。200はオーダー管理装置であり、検査オーダー端末装置100より入力された検査オーダーをネットワーク400を介して受信し、検査者(X線撮影技師)に検査オーダーを提示する。
【0013】
300は検査撮影装置であり、DR(デジタルX線撮影)やCT等のX線撮影装置、NMR等を含む。本実施形態ではDRが用いられるものとする。400は検査オーダー端末100やオーダー管理装置200を通信可能に接続するネットワークである。
【0014】
また、500は画像記憶装置であり、オーダー管理装置200に接続され、検査撮影装置300により得られた検査画像を検査オーダーと対応させて格納する。従って、オーダー管理装置200と記憶装置500とは医療画像を蓄積するデータベースとして、更に記憶された医療画像を各検査オーダー端末装置等に提供するサーバとしても機能する。
【0015】
オーダー管理装置200は、検査装置300によって検査オーダー、すなわち指定された検査撮影が実行されると、得られた画像を当該検査オーダーの発行元に応じて出力する。画像出力の形態としては、例えば、検査オーダー端末100の表示装置による表示出力、専用の表示端末(不図示)による表示出力、画像サーバ(記憶装置500)への画像ファイルの保存、医用レーザイメージャ(不図示)によるフィルム出力が挙げられる。
【0016】
図2は本実施形態による検査オーダー端末100とオーダー管理装置200の機能構成を説明するブロック図である。図2において、検査オーダー端末100が有する検査オーダー入力部101は、専用のユーザインターフェースを提示し、検査オーダーに必要な項目を入力させる。検査オーダー送信部102は、検査オーダー入力部101を介して医師によって入力された検査オーダーをオーダー管理装置200へ送信する。
【0017】
オーダー管理装置200は、検査オーダー受信部201、検査オーダー照合部202、検査オーダー統合部203、検査オーダー表示部204、検査データ受信部205、画像出力部206、検査結果通知部207、検査オーダー記憶部210、統合可能部位テーブル211を含む。各部の動作、機能についてはフローチャート等により後述する説明から明らかとなろう。
【0018】
なお、画像出力部206は、ACR(American College of Radiology)とNEMA(National Electrical Manufacturers Association)が作成した、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine、医療におけるデジタル画像と通信)と呼ばれる規格で規定されている転送構文を用いて、ネットワーク400を介して医用レーザーイメージャー、画像サーバ(本実施形態ではオーダー管理装置200にサーバ機能を持たせるが、専用のサーバがネットワーク400上に設けられてもよい)、画像表示装置、検査オーダー端末などにX線撮影画像を転送する。
【0019】
以上のような構成の医療画像撮影システムの動作について、以下、詳細に説明する。
【0020】
図3は検査オーダー端末装置100による処理を説明するフローチャートである。診療医師が患者を診察し、X線撮影が必要であると判断した場合、検査オーダー端末装置100に対して所定の入力を行なうことで図3の処理が起動される。なお、検査オーダー端末100は、ネットワーク400を通じてオーダー管理装置200にオーダーを送信するものであり、診療医師の部屋すなわち診察室に設置される。
【0021】
まず、ステップS101において、検査オーダー入力部101は、図4に示すようなインターフェースを提示し、検査オーダーに必要な情報を入力させる。図4は本実施形態による検査オーダー入力画面であり、検査オーダーに必要な項目として、患者名、患者ID、患者生年月日、患者の症状、撮影部位(検査オーダー部位)、撮影装置(使用装置)、診察した医師の名前(医師名)、依頼診療科名などが含まれている。また、所望の画像処理や撮影時の注意事項などのメモを記入可能としてもよい。
【0022】
必要な項目について情報を設定した後、OKボタン151がクリックされると、ステップS102からステップS103へ処理が進む。ステップS103では、検査オーダー送信部102が、ステップS101で設定された情報に従って検査オーダーを生成し、これをネットワーク400を介してオーダー管理装置200に送信する。このとき、検査オーダーを送信した時刻も検査オーダーに含めて送信される。
【0023】
図5は検査オーダー端末100より送信される検査オーダーのデータ構成例を示す図である。図5に示すように、検査オーダーによは、図4の検査オーダー入力画面で設定されたデータと、当該検査オーダーの発行された時刻を示すオーダー時刻(例えばOKボタン151がクリックされた時刻)が含まれる。
【0024】
一方、キャンセルボタン152がクリックされた場合は、それまで設定された情報を破棄し(ステップS105)、本処理を終了する。
【0025】
次に、オーダー管理装置200の動作について説明する。図6はオーダー管理装置200による処理を説明するフローチャートである。
【0026】
検査オーダー受信部201はネットワーク400を介して送信されてくる検査オーダーを受信する。ステップS201では、検査オーダー受信部201が検査オーダーを受信したかどうかを判定し、受信していればステップS202へ進む。ステップS202において、検査オーダー照合部202は、受信した検査オーダーをそれまでに受信済みとなっている検査オーダー、すなわち検査オーダー記憶部210に記憶されている検査オーダーと照合する。
【0027】
ここでは、検査オーダーの照合に使うキーとして患者IDと撮影部位を用い、同一患者に対する複数のオーダーのうち、撮影部位が統合化可能な同一もしくは近傍であるような検査オーダー(すなわち、1回のX線撮影範囲に含まれる部位を対象とした検査オーダー)は同一オーダーと判断される。なお撮影部位が同一か否かは、各検査オーダーの検査部位を参照して判定することが出来る。また、統合化が可能な近傍部位であるか否かは、統合可能テーブル211を参照して判断される。統合可能テーブル211には、1回のX線撮影に含めることのできる撮影部位がグループ化されて登録されている。
【0028】
このような判断により、例えば、依頼元の診療科は異なるが患者及び撮影部位が同一であったり、撮影部位が近傍である場合は一つのオーダーに統合すべきと判断する。なお、本実施形態では、オーダーの照合に患者IDと撮影部位を用いたが、これに限られるものではない。例えば、マッチングの精度が要求される場合は、上記以外に、患者名や患者生年月日、撮影装置等の、検査オーダーに含まれる、その他の属性を用いて照合することができる。
【0029】
さて、上記照合の結果、検査オーダーの統合が可能であると判定された場合は、ステップS203からステップS204へ進み、検査オーダー統合部203は検査オーダーの統合を行なう。この検査オーダー統合部203によれば、統合時に複数存在する個々の検査オーダーの情報が失われないよう、全ての情報を含んだ統合化検査オーダーが作成される。
【0030】
図7は統合化検査オーダーのデータ構成例を説明する図である。図5に示すような検査オーダーが受信されると、当該検査オーダーより患者名、患者ID、患者生年月日、検査オーダー部位、使用装置が抽出され共通データ項目701に格納される。なお、検査オーダー部位には同一部位であればその名称が、近傍部位であればそれぞれの部位の名称が登録されることになる。
【0031】
また、検査オーダー数には、統合された検査オーダーの数が記録される。例えば2つの検査オーダーが統合されている場合には、検査オーダー数は「2」となる。なお、検査オーダーが統合されていない場合には、検査オーダー数は「1」となる。
【0032】
個別情報項目702には、統合された検査オーダー毎の依頼診療科名、医師名、患者症状、指定画像処理、注意事項、オーダー時刻が格納される。個別情報項目702には、検査オーダー数に格納された数の検査オーダーに対応した数の個別情報セットが格納されることになる。
【0033】
以上のようにステップS204では、既に検査オーダー記憶部210に記憶されている検査オーダーと統合を行なう。具体的には、検査オーダー記憶部210に記憶されている検査データの検査オーダー数を1つインクリメントし、検査オーダー部位を必要に応じて更新する。そして、受信した検査オーダーから個別情報を抽出して、個別情報項目702に追加する。そして、ステップS205で、この更新された統合化検査データを検査オーダー記憶部210に記憶する。
【0034】
一方、統合可能な検査オーダーが存在しない場合は、ステップS204からステップS205へ進み、受信した検査オーダーから図7に示すフォーマットの統合化検査データを生成し(この場合、検査オーダー数は1、個別情報項目には当該検査データの内容のみが登録される)、検査オーダー記憶部210に記憶する。
【0035】
なお、オーダー時刻のみが異なる検査オーダーが存在した場合は、医師の入力ミス(2重入力等)の可能性があるので注意が必要である。本実施形態では、このような場合にはオーダーのキャンセルが行われ、その旨が当該オーダーの発行元のオーダー端末装置に通知される。
【0036】
なお、受信した検査オーダーにIDを付与しておき、検査実行に際して参照される統合化検査オーダーでは、検査オーダー記憶部210にこのIDを登録することにより管理するようにしてもよい。
【0037】
ステップS206では、統合化検査オーダーに基づいて、検査オーダーを表示する。撮影装置によって表示方法は異なるが、1つの形態としては、患者名と撮影部位を用いて検査オーダーの一覧を表示することが挙げられる。技師はその一覧から1つのオーダーを選択して検査を開始する。なお、所望の統合化検査オーダーを選択した場合に、その選択された統合化検査オーダーに含まれる個別情報をユーザに提示するようにしてもよい。
【0038】
ステップS207では、検査データ受信部206が、検査撮影装置300から検査データの受信したか否かを判定する。X線技師は、上記で選択した検査オーダーに従って患者氏名等を確認し、当該オーダーに記載された撮影部位をX線撮影する。本実施形態の検査撮影装置300はディジタルX線撮影装置(DR:digital radiography)である。検査撮影装置300によってX線撮影をすると、得られた画像は検査データ受信部206によって受信される。
【0039】
ステップS208では、検査データ受信部206で受信した画像が画像出力部206により出力される。ここで、当該統合化データの個別情報項目702に格納されている依頼診療科を参照して画像が出力される。例えば、外科から依頼された撮影は画像サーバーと医用レーザーイメージャーへ出力され、内科から依頼された撮影は画像サーバーと医師の持つオーダー端末装置100へ出力するというように、依頼診療科に応じて出力先が設定されている。よって、当該統合化検査データに含まれる依頼診療科に応じて出力先を決定することができる。
【0040】
或いは、検査撮影装置300にて撮影され、検査データ受信部205により受信された画像に、指定画像処理で指定される画像処理を施して出力するようにしてもよい。なお、画像処理は検査オーダー内の画像処理パラメータを用いて実行されるようにしてもよい。
【0041】
出力方法としては、通常医用画像の場合は、ACR(American College of Radiology)とNEMA(National Electrical Manufacturers Association)が作成した、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格(医療におけるデジタル画像と通信)と呼ばれる規格で規定されている転送構文を用いてネットワークを介して医用レーザーイメージャーや画像サーバーや画像表示装置などに転送する。
【0042】
最後に、ステップS209において、検査結果通知部207が検査結果を通知する。通知先は医師の端末であったりオーダリングシステムであったり、HIS(Hospital information system)と呼ばれる院内情報システムや会計情報システムの場合もある。検査結果には、撮影回数や出力フィルム枚数が含まれており、保険点数の計算や会計時の計算に役立てることができる。
【0043】
以上説明したように上記実施形態によれば、
検査オーダーを発行する発行装置(検査オーダー端末100)と、発行された検査オーダーを受信する管理装置(オーダー管理装置200)とが通信可能に接続された(ネットワーク400)検査オーダー管理システムにおいて、その管理装置が、受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定し(ステップS202、S203)、統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納部に格納し(ステップS203〜S205)、格納された検査オーダーを提示する(ステップS206)。ここで、上記照合は、例えば、受信した検査オーダーに含まれる患者IDおよび撮影部位を用いて行われる。
【0044】
また、好ましくは、一度の撮影によって撮影が可能な撮影部位の範囲を近傍部位グループとして登録したテーブル(統合可能部位テーブル211)更に備え、上記記照合は、患者が同一であり、撮影部位が同一もしくは前記近傍部位グループに属する検査データとの統合が可能であると判定する。
【0045】
このような構成によれば、複数の依頼診療科から同一の検査オーダーが発生した場合や、一つ又は複数の依頼診療科から1度の曝射で撮影できる複数のオーダーが発生した場合に、検査オーダーをひとつにまとめて検査を行うことができる。これにより、撮影回数を減らすことができるため、撮影技師の作業負荷を軽減するとともに、被験者の被爆線量を減らすことができるという効果がある。
【0046】
また、好ましくは、上記受信した検査オーダーはその発行された時刻を示す時刻情報を含み、上記照合において、上記格納部に時刻情報以外の全てが一致する検査オーダーが存在することが判明した場合には、上記受信した検査オーダーはキャンセルされる。
【0047】
また、好ましくは、上記照合において、受信した検査データが統合可能であると判定された場合に、当該受信した検査オーダーについてキャンセルを通知する。このように構成することにより、検査オーダーを統合した結果、検査オーダーをキャンセルできることから、撮影の数と検査の数に矛盾が生じることがなく、保険点数計算や会計時にトラブルやミスを未然に防ぐことができるという効果がある。
【0048】
また、上記実施形態によれば、格納部に格納される検査オーダーの各々は、統合された検査オーダー及び統合されていない検査データの何れにおいても、当該検査オーダーの全ての依頼元を示す情報を含み、選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、格納部に格納された検査オーダーに含まれる依頼元の情報に応じて該検査画像を出力する(ステップS208)。
【0049】
また、好ましくは、格納部に格納される検査オーダーの各々は、検査オーダーの全ての依頼元の情報と各依頼元による画像処理の指定を含み、選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、各依頼元に対応して画像を出力する際には、対応する画像処理の指定を参照することにより、各依頼元に応じてそれぞれ異なる画像処理が施される。
【0050】
上記のような構成によれば、検査オーダー内に依頼元の情報が格納されているので、依頼元に対して画像を出力できる。さらに、依頼元ごとに画像処理が異なる場合や画像処理以外の特別なルールがあるような場合にも、依頼元の情報が含まれていることで依頼元別の画像処理をすることができるという効果がある。
【0051】
また、依頼元と検査オーダー部位を対応付けておけば、各依頼元へ画像データを送信するに際して検査オーダー部位に応じて画像を切り出して送信するように構成することも可能である。このようにすれば、ネットワーク400上の画像伝送量を減らすことができる。また、部位が近傍の検査を一度に撮影しているため関心領域ではない部分が検査画像中に多く含まれているような場合でも、画像の切り出し位置が変更できるため、診断のために必要な部分のみを医師に提示され、診断効率が向上するという効果がある。
【0052】
また、上記検査画像の出力において、撮影された画像について統合された検査オーダーの数と同数のフイルム出力がなされるようにしてもよい。このように構成すれば、検査オーダーの数分だけフイルム出力できるので、依頼元にフイルムが届かなかったり、フイルムを回覧しなければならなかったり、フイルムのデュープをしなければならなかったりする必要がなくなる。この結果、医療ミスを未然に防ぐとともに、被験者すなわち患者を必要以上に待たせることがなくなるという効果がある。
【0053】
また、好ましくは、選択された検査オーダーの実行に関して、撮影回数およびフイルム出力の数を通知する(ステップS209)。本実施形態のシステムによれば、撮影の回数とフイルム出力の数などを正確に把握することができるので、保険点数の計算や会計時の計算が容易になり、トラブルを未然に防ぐことができるとともに、効率良く会計計算ができるので患者を必要以上にまたせることがなくなる。
【0054】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1回の撮影に含めることができる検査オーダーを統合することにより、同一患者に対する検査の負担を軽減することが可能となる。更に、本発明によれば、患者に対する撮影回数、患者への被曝線量を減らすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による医療画像撮影システムを示すブロック図である。
【図2】検査オーダー端末装置およびオーダー管理装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】本実施形態による検査オーダー端末装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】検査オーダー端末装置における検査オーダー入力用のユーザインターフェースの表示例を示す図である。
【図5】検査オーダー端末100より送信される検査オーダーのデータ構成例を示す図である。
【図6】本実施形態によるオーダー管理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】統合化検査オーダーのデータ構成例を説明する図である。
Claims (13)
- 検査オーダーを発行する発行装置と、発行された検査オーダーを受信する管理装置とが通信可能に接続された検査オーダー管理システムであって、
前記管理装置が、
受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する照合手段と、
前記照合手段で統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された検査オーダーを提示する提示手段とを備えることを特徴とする検査オーダー管理システム。 - 前記照合手段は、受信した検査オーダーに含まれる患者IDおよび撮影部位を用いて照合を行うことを特徴とする請求項1記載の検査オーダー管理システム。
- 前記受信した検査オーダーはその発行された時刻を示す時刻情報を含み、
前記照合手段により、前記格納手段中に、前記時刻情報以外の全てが一致する検査オーダーが存在することが判明した場合には、前記受信した検査オーダーをキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載の検査オーダー管理システム。 - 一度の撮影によって撮影が可能な撮影部位の範囲を近傍部位グループとして登録したテーブルを更に備え、
前記照合手段は、患者が同一であり、撮影部位が同一もしくは前記近傍部位グループに属する検査データとの統合が可能であると判定することを特徴とする請求項2に記載の検査オーダー管理システム。 - 前記照合手段において、前記受信した検査データが統合可能であると判定された場合に、当該受信した検査オーダーについてキャンセルを通知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のオーダー管理システム。
- 前記格納手段に格納される検査オーダーの各々は、検査オーダーの全ての依頼元の情報を含み、
選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、前記格納手段に格納された検査オーダーに含まれる依頼元の情報に応じて該検査画像を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のオーダー管理システム。 - 前記画像出力手段は、撮影された画像を統合された検査オーダーの数と同数のフイルム出力をすることを特徴とする請求項6記載の検査オーダー管理システム。
- 前記選択された検査オーダーの実行に関して、撮影回数およびフイルム出力の数を通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の検査オーダー管理システム。
- 前記格納手段に格納される検査オーダーの各々は、検査オーダーの全ての依頼元の情報と各依頼元による画像処理の指定を含み、
前記選択された検査オーダーに対応して検査画像を受信し、各依頼元に対応して画像を出力する際に前記画像処理の指定に従ってそれぞれ異なる画像処理が施されることを特徴とする請求項1に記載の検査オーダー管理システム。 - 発行された検査オーダーを管理する装置であって、
受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する照合手段と、
前記照合手段で統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された検査オーダーを提示する提示手段とを備えることを特徴とする検査オーダー管理装置。 - 発行された検査オーダーを管理する方法であって、
受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーと照合し、該受信した検査オーダーを受信済みの検査オーダーに統合可能か否かを判定する照合工程と、
前記照合工程で統合可能と判定された検査オーダーは統合して、統合不可と判定された検査オーダーは新たな検査オーダーとして格納する格納工程と、
前記格納工程に格納された検査オーダーを提示する提示工程とを備えることを特徴とする検査オーダー管理方法。 - 請求項11に記載の検査オーダー管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
- 請求項11に記載の検査オーダー管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
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