JP2013025917A - ジョイントコネクタ - Google Patents
ジョイントコネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013025917A JP2013025917A JP2011157512A JP2011157512A JP2013025917A JP 2013025917 A JP2013025917 A JP 2013025917A JP 2011157512 A JP2011157512 A JP 2011157512A JP 2011157512 A JP2011157512 A JP 2011157512A JP 2013025917 A JP2013025917 A JP 2013025917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- needle
- connector
- ferrite
- joint connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】狭ピッチコネクタに接続でき、汎用性の高いフェライトを備え、針状端子ごとにノイズ除去性能の要否を適宜変更可能としたジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】ジョイントコネクタ1は、フェライトコア10が設けられた端子金具3と、前記端子金具3が収容されて相手方コネクタ62と嵌合されるコネクタハウジング2と、を備える。前記端子金具3は、バスバ28と、前記バスバ28の長手方向に互いに間隔をあけて該バスバ28から延長された複数本の針状端子部29と、を備え、かつ、前記複数本の針状端子部29が、前記相手方コネクタ62の端子64の端子間距離P2の整数倍の端子間距離P1で設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】ジョイントコネクタ1は、フェライトコア10が設けられた端子金具3と、前記端子金具3が収容されて相手方コネクタ62と嵌合されるコネクタハウジング2と、を備える。前記端子金具3は、バスバ28と、前記バスバ28の長手方向に互いに間隔をあけて該バスバ28から延長された複数本の針状端子部29と、を備え、かつ、前記複数本の針状端子部29が、前記相手方コネクタ62の端子64の端子間距離P2の整数倍の端子間距離P1で設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、ジョイントコネクタに関する。
自動車には、CAN(Control Area Network)通信によって、制動装置やエンジンなどの状態、車両速度や故障診断等の情報を転送するためのワイヤハーネスが配索されている。この種のワイヤハーネスは、複数のサブハーネスが電気的に接続されている。サブハーネスには、回路の分岐などを行うジョイントコネクタが設けられている。
ジョイントコネクタは、前述したCAN通信によって前記自動車に搭載された各種電装品を制御しており、ノイズの輻射などの信号伝送に及ぼす悪影響を軽減するために、信号に重畳されるノイズを除去するフェライトが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示されたジョイントコネクタは、汎用コネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジング内に収容されて前記他のコネクタの端子に電気的に接続される端子金具と、を備えている。端子金具は、導電性の板金から構成され、バスバと、前記バスバから延長されて前記汎用コネクタの前記端子に接続される複数本の針状端子部と、を備えている。針状端子部には、前述したフェライトが設けられている。
前述した特許文献1に示された従来のジョイントコネクタは、十分なノイズ除去性能を発揮するフェライトの小型化設計には限界があり、端子間距離の短い狭ピッチコネクタと同一の端子間距離で針状端子部が形成された端子金具を用いた場合には、前記端子金具にフェライトを設けることができないという問題があった。
また、従来のジョイントコネクタは、端子間隔の広い汎用コネクタと同一の端子間距離で針状端子部が形成されて該針状端子部に十分なノイズ除去性能を発揮するフェライトが設けられた端子金具を用いた場合には、前記端子間距離と狭ピッチコネクタの端子間距離とが相違するため、該狭ピッチコネクタにジョイントコネクタを接続できないという問題があった。
また、従来のジョイントコネクタは、コネクタの極数毎に、専用の端子金具が形成されており、専用形状のフェライトを用意しなければならないという問題があった。
また、従来のジョイントコネクタは、専用形状のフェライトを必要とするため、フェライトに汎用性が無く、高価となるという問題があった。
また、従来のジョイントコネクタは、ノイズ除去の要否に拘わらずに、全ての針状端子部にフェライトが設けられるため、重量が増加するという問題があった。
また、従来のジョイントコネクタは、全ての針状端子部にフェライトが設けられるため、費用がかかるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、狭ピッチコネクタに接続でき、汎用性の高いフェライトを備え、針状端子ごとにノイズ除去性能の要否を適宜変更可能としたジョイントコネクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、フェライトコアが設けられた端子金具と、前記端子金具が収容されて相手方コネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、を備えたジョイントコネクタにおいて、前記端子金具は、バスバと、前記バスバの長手方向に互いに間隔をあけて該バスバから延長された複数本の針状端子部と、を備え、かつ、前記複数本の針状端子部が、前記相手方コネクタの端子の端子間距離の整数倍の端子間距離で設けられていることを特徴とするジョイントコネクタである。
請求項2に記載された発明は、前記フェライトコアが、前記複数本の針状端子部ごとに分割して複数個形成され、かつ、前記複数本の針状端子部の少なくとも一本に前記フェライトコアが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタである。
請求項1に記載された発明によれば、ジョイントコネクタは、針状端子部の端子間距離を相手方コネクタの端子間距離の整数倍で形成したため、針状端子部に十分なノイズ除去性能を発揮するフェライトコアを設けることができる。
また、ジョイントコネクタは、針状端子部の端子間距離を相手方コネクタの端子間距離の整数倍で形成したため、相手方コネクタと接続することができる。また、相手方コネクタが狭ピッチコネクタである場合にも接続することができる。
また、ジョイントコネクタは、狭ピッチコネクタにも接続できるため、汎用性が向上する。
請求項2に記載された発明によれば、ジョイントコネクタは、針状端子部ごとに分割したフェライトコアを該針状端子部の少なくとも一本に設けたため、相手方コネクタの端子数(極数)が異なっていても、該端子数に応じて形成された針状端子部に前記フェライトコアを設けることで対応することができる。このため、フェライトコアの汎用性が高くなり、費用を抑えることができる。
また、ジョイントコネクタは、針状端子部の少なくとも一本にフェライトコアを設けるため、ノイズ除去を要する針状端子部にのみフェライトコアを設けることができる。このため、フェライトコアの使用量を最低限とすることができる。
また、ジョイントコネクタは、フェライトコアの使用量を最低限とすることができるため、重量を軽減することができ、費用を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態にかかるジョイントコネクタ1は、図1および図2に示すように、サブハーネス61(図5に示す)を構成する相手方コネクタとしての狭ピッチコネクタ62の端子に電気的に接続される端子金具3と、前記端子金具3を収容して前記狭ピッチコネクタ62と嵌合されるコネクタハウジング2と、を備えている。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態にかかるジョイントコネクタ1は、図1および図2に示すように、サブハーネス61(図5に示す)を構成する相手方コネクタとしての狭ピッチコネクタ62の端子に電気的に接続される端子金具3と、前記端子金具3を収容して前記狭ピッチコネクタ62と嵌合されるコネクタハウジング2と、を備えている。
端子金具3は、図2および図3に示すように、導電性の板金から構成され、プレス加工等によって櫛形状に形成されている。端子金具3は、薄板状に形成されたバスバ28と、前記バスバ28から該バスバ28の長手方向に対して直交する方向に延長された複数本(図示例では、6本)の針状端子部29と、を備えている。端子金具3は、図4に示すように、該端子金具3の厚さ方向に互いに平行して設けられた端子金具3aと端子金具3bとからなる。
バスバ28は、図2および図3に示すように、該バスバ28の長手方向に沿って複数個(図示例では、10個)の孔31が等間隔で設けられている。バスバ28は、該バスバ28の長手方向の両端側に、後述するインナハウジング5のバスバ収容室12の内壁面に係合する係合突起32が設けられている。係合突起32は、前記針状端子部29側に向かって突出量が徐々に増加して形成されている。
針状端子部29は、前記バスバ28の長手方向に沿って等間隔で設けられているとともに、互いに平行して設けられている。針状端子部29は、狭ピッチコネクタ62の端子(雄型端子)64に嵌入しやすいように、先端部が先細形状に形成されている。針状端子部29は、狭ピッチコネクタ62がコネクタハウジング2と嵌合した際に、前記狭ピッチコネクタ62の端子64と電気的に接続される長さに形成されている。針状端子部29は、該針状端子部29の端子間距離P1が、狭ピッチコネクタ62の端子64の端子間距離P2の二倍で形成されている。
なお、針状端子部29の端子間距離P1は、狭ピッチコネクタ62の端子間距離P2の二以上の整数倍であれば良い。好ましくは、針状端子部29と端子64とが接続する端子数の減少を防止するために、前記針状端子部29の端子間距離P1が狭ピッチコネクタ62の端子間距離P2の二倍または三倍とされる。
コネクタハウジング2は、前記端子金具3が固定されるインナハウジング5と、前記インナハウジング5を収容するアウタハウジング4と、を備えている。コネクタハウジング2は、ポリ塩化ビニル樹脂などの絶縁性の合成樹脂により形成されている。
インナハウジング5は、前記端子金具3のバスバ28が収容されて嵌合されるバスバ収容室12と、フェライトコア10を収容するフェライト収容室21と、前記アウタハウジング4に係止する係止突起40と、を備えている。
バスバ収容室12は、前記端子金具3のバスバ28の前記係合突起32が係合する幅のスリット状に形成されている。バスバ収容室12は、前記端子金具3の厚さ方向に平行して二つ設けられ、それぞれのバスバ収容室で端子金具3aと端子金具3bとを固定する。
フェライト収容室21は、前記バスバ収容室12に連通し且つ前記端子金具3の針状端子部29が挿通される挿通孔が設けられている。フェライト収容室21は、前記針状端子部29の基端部側にフェライトコア10を配する位置に設けられている。挿通孔は、端子金具3aの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数の貫通孔と、端子金具3bの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数の貫通孔と、を備え、二列に並んで開孔されて形成されている。挿通孔は、円形状に開孔され、前記端子金具3の針状端子部29が挿通される孔径に形成されている。挿通孔は、前記針状端子部29の一本が挿通される。
係止突起40は、前記インナハウジング5の長手方向の両端側から突出して設けられている。係止突起40は、前記端子金具3の針状端子部29側に向かって徐々に突出量が減少して形成されている。
アウタハウジング4は、狭ピッチコネクタ62と嵌合する嵌合部9と、前記インナハウジング5を収容するインナハウジング収容室38と、前記インナハウジング5に係止する係止突起14と、を備えている。
嵌合部9は、長方形状の筒状に形成されており、内周面に、狭ピッチコネクタ62が嵌合する際の取付方向を規定するガイド部15が形成されている。嵌合部9には、前記狭ピッチコネクタ62に設けられた図示しない係合手段と係合する係合部が設けられている。
インナハウジング収容室38は、前記嵌合部9内に連通し且つ前記端子金具3の針状端子部29が挿通される挿通孔18と、前記挿通孔18の前記端子金具3のバスバ28側の周縁部から突出された突出部17と、を備えている。インナハウジング収容室38は、内壁面13が、前記インナハウジング5の外形に沿って形成されている。
挿通孔18は、端子金具3aの針状端子部29のそれぞれが挿通する複数(図示例では、6つ)の挿通孔と、端子金具3bの針状端子部29のそれぞれが挿通する複数(図示例では、6つ)の挿通と、を備え、二列に並んで開孔されて形成されている。挿通孔18は、円形状に開孔され、前記端子金具3の針状端子部29が挿通される孔径に形成されている。挿通孔18は、前記針状端子部29の一本が挿通される。
突出部17は、前記挿通孔18が貫通して円筒状に形成されている。突出部17は、前記フェライト収容室21に収容されたフェライトコア10に当接あるいは近接する突出量で形成されている。このため、フェライトコア10が、前記針状端子部29の延長方向に移動してがたつくのが規制される。なお、突出部17の突出量は、フェライトコア10の寸法などに応じて適宜変更しても良い。
係止突起14は、前記インナハウジング収容室38の内側に設けられて該インナハウジング収容室38から突出して設けられている。係止突起14は、前記インナハウジング収容室38の互いに対向する内壁面13の開口部側にそれぞれ設けられている。係止突起14は、前記開口部側に向かって徐々に突出量が減少して形成されている。
フェライトコア10は、直方体形状に形成され、前記端子金具3a,3bのそれぞれの針状端子部29が貫通する貫通孔11が設けられている。フェライトコア10は、高周波ノイズを除去する所謂フェライトコアとされ、公知の金属酸化物の強磁性体から構成され、公知の製法によって製造されている。
貫通孔11は、端子金具3aの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数(図示例では、6つ)の貫通孔と、端子金具3bの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数(図示例では、6つ)の貫通孔と、を備え、二列に並んで開孔されて形成されている。
次に、前述の如く構成されたジョイントコネクタ1の組立方法を説明する。
なお、ジョイントコネクタ1を構成するアウタハウジング4と、インナハウジング5と、端子金具3と、フェライトコア10とは、予めそれぞれ製造される。
なお、ジョイントコネクタ1を構成するアウタハウジング4と、インナハウジング5と、端子金具3と、フェライトコア10とは、予めそれぞれ製造される。
図4に示すように、インナハウジング5のバスバ収容室12に端子金具3a,3bのバスバ28を押し込んで嵌合して固定し、フェライト収容室21にフェライトコア10を収容する。このとき、前記端子金具3a,3bのそれぞれの針状端子部29が前記フェライトコア10の貫通孔11を貫通する。
次いで、インナハウジング5をアウタハウジング4のインナハウジング収容室38内に押し込む。このとき、前記端子金具3a,3bのそれぞれの針状端子部29がアウタハウジング4の挿通孔18を挿通し、インナハウジング5の係止突起40とアウタハウジング4の係止突起14とが互いに係止して、インナハウジング5をアウタハウジング4に固定する。このようにして、ジョイントコネクタ1を組み立てる。
組み立てられたジョイントコネクタ1は、図5に示すように、複数本(図示例では、12本)の電線63と該電線63の端末に設けられた雄型の狭ピッチコネクタ62とを備えたサブハーネス61に接続される。このとき、ジョイントコネクタ1の端子金具3の針状端子部29の端子間距離が、狭ピッチコネクタ62の端子64の端子間距離の二倍とされているため、ジョイントコネクタ1の端子金具3と狭ピッチコネクタ62の端子64とが電気的に接続される。
本実施形態によれば、ジョイントコネクタ1は、フェライトコア10が設けられた端子金具3と、前記端子金具3が収容されて狭ピッチコネクタ62と嵌合されるコネクタハウジング2と、を備え、前記端子金具3は、バスバ28と、前記バスバ28の長手方向に互いに間隔をあけて該バスバ28から延長された複数本の針状端子部29と、を備え、かつ、前記複数本の針状端子部29が、前記狭ピッチコネクタ62の端子64の端子間距離P2の整数倍の端子間距離P1で設けられている。
このため、ジョイントコネクタ1は、針状端子部29の端子間距離P1を狭ピッチコネクタ62の端子間距離P2の整数倍で形成したため、針状端子部29に十分なノイズ除去性能を発揮するフェライトコア10を設けることができる。
また、ジョイントコネクタ1は、針状端子部29の端子間距離P1を狭ピッチコネクタ62の端子間距離P2の整数倍で形成したため、狭ピッチコネクタ62と接続することができる。また、相手方コネクタ62が端子間距離が広い汎用コネクタにも接続することができる。
また、ジョイントコネクタ1は、狭ピッチコネクタ62にも汎用コネクタにも接続できるため、汎用性が向上する。
(第二の実施形態)
次に、本発明にかかるジョイントコネクタ1の第二の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、前述した実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明にかかるジョイントコネクタ1の第二の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、前述した実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
ジョイントコネクタ1は、図6に示すように、コネクタハウジング2を構成するアウタハウジング4とインナハウジング5と、インナハウジング5に固定される端子金具3と、フェライトコア10と、を備えている。
インナハウジング5には、端子金具3aの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数(図示例では、6つ)のフェライト収容室21と、端子金具3bの針状端子部29のそれぞれが貫通する複数(図示例では、6つ)のフェライト収容室21と、が二列に並んで設けられている。
複数のフェライト収容室21には、各フェライト収容室21同士を隔てる壁部22が設けられている。
フェライトコア10は、前記複数のフェライト収容室21のそれぞれに収容され且つ前記端子金具3のそれぞれの針状端子部29ごとに分割されて該針状端子部29に貫通される複数個(図示例では、3個)の分割フェライトコア10a,10b,10cに形成されている。
分割フェライトコア10a,10b,10cのそれぞれには、端子金具3aの針状端子部29の一本が貫通する貫通孔11と、端子金具3bの針状端子部29の一本が貫通する貫通孔11とが設けられている。
前述の如く構成された第二の実施形態にかかるジョイントコネクタ1は、針状端子部29ごとに分割した分割フェライトコア10a,10b,10cを該針状端子部29の少なくとも一本に設けたため、フェライトコア10の使用量を減らすことができる。
本実施形態によれば、ジョイントコネクタ1は、フェライトコア10が、複数本の針状端子部29ごとに分割して複数個形成され、かつ、前記複数本の針状端子部29の少なくとも一本に前記フェライトコア10が設けられている。
このため、ジョイントコネクタ1は、針状端子部29ごとに分割した分割フェライトコア10a,10b,10cを該針状端子部29の少なくとも一本に設けたため、狭ピッチコネクタ62や汎用コネクタなどの相手方コネクタの端子数が異なっていても、該端子数に応じて形成された端子金具3の針状端子部29に前記分割フェライトコア10a,10b,10cを設けることで対応することができる。このため、分割フェライトコア10a,10b,10cの汎用性が高くなり、費用を抑えることができる。
また、ジョイントコネクタ1は、針状端子部29の少なくとも一本に分割フェライトコア10a,10b,10cを設けるため、ノイズ除去を要する針状端子部29にのみ分割フェライトコア10a,10b,10cを設けることができる。このため、分割フェライトコア10a,10b,10cの使用量を最低限とすることができる。
なお、上述した第一の実施形態および第二の実施形態で示したジョイントコネクタ1は、針状端子部29ごとに分割フェライトコア10a,10b,10cを設けたり、全ての針状端子部29に分割フェライトコア10a,10b,10cを設けたりしても良い。これにより、汎用品のフェライトコアを用いることができる。したがって、ジョイントコネクタ1の費用を抑えることができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
1 ジョイントコネクタ
2 コネクタハウジング
3 端子金具
10 フェライトコア
10a,10b,10c 分割フェライトコア
28 バスバ
29 針状端子部
62 狭ピッチコネクタ(相手方コネクタ)
64 端子
P1 端子間距離
P2 端子間距離
2 コネクタハウジング
3 端子金具
10 フェライトコア
10a,10b,10c 分割フェライトコア
28 バスバ
29 針状端子部
62 狭ピッチコネクタ(相手方コネクタ)
64 端子
P1 端子間距離
P2 端子間距離
Claims (2)
- フェライトコアが設けられた端子金具と、前記端子金具が収容されて相手方コネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、を備えたジョイントコネクタにおいて、
前記端子金具は、バスバと、前記バスバの長手方向に互いに間隔をあけて該バスバから延長された複数本の針状端子部と、を備え、かつ、
前記複数本の針状端子部が、前記相手方コネクタの端子の端子間距離の整数倍の端子間距離で設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。 - 前記フェライトコアが、前記複数本の針状端子部ごとに分割して複数個形成され、かつ、
前記複数本の針状端子部の少なくとも一本に前記フェライトコアが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011157512A JP2013025917A (ja) | 2011-07-19 | 2011-07-19 | ジョイントコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011157512A JP2013025917A (ja) | 2011-07-19 | 2011-07-19 | ジョイントコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013025917A true JP2013025917A (ja) | 2013-02-04 |
Family
ID=47784062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011157512A Withdrawn JP2013025917A (ja) | 2011-07-19 | 2011-07-19 | ジョイントコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013025917A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108649370A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-10-12 | 国家电网公司 | 电压互感器或电流互感器试验接口工具 |
WO2020122106A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ |
JP7436303B2 (ja) | 2020-06-24 | 2024-02-21 | 矢崎総業株式会社 | ジョイントコネクタ |
-
2011
- 2011-07-19 JP JP2011157512A patent/JP2013025917A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108649370A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-10-12 | 国家电网公司 | 电压互感器或电流互感器试验接口工具 |
CN108649370B (zh) * | 2018-05-14 | 2020-04-07 | 国家电网公司 | 电压互感器或电流互感器试验接口工具 |
WO2020122106A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ |
JPWO2020122106A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | ||
WO2020121390A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ |
CN113169538A (zh) * | 2018-12-11 | 2021-07-23 | 株式会社自动网络技术研究所 | 接头连接器 |
US11801798B2 (en) | 2018-12-11 | 2023-10-31 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Joint connector |
JP7436303B2 (ja) | 2020-06-24 | 2024-02-21 | 矢崎総業株式会社 | ジョイントコネクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8690607B2 (en) | Joint connector | |
JP5738093B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP5506439B2 (ja) | コネクタ | |
KR101984566B1 (ko) | 삽입형 커넥터를 포함하는 커넥터 시스템 및 상기 커넥터 시스템을 제조하는 방법 | |
JP6298053B2 (ja) | 挿入型コネクタ | |
US8016617B2 (en) | Wire connection module | |
US9722348B2 (en) | System having a plurality of plug-in connectors and multiple plug-in connector | |
CN113544917B (zh) | 用于机动车的以太网插接器以及带有以太网插接器的插接器装置 | |
JP2013025914A (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP2013025917A (ja) | ジョイントコネクタ | |
CN103594884A (zh) | 对接连接器 | |
JP5718135B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP2012164520A (ja) | 中継コネクタ | |
JP5718136B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP2010040366A (ja) | コネクタ | |
JP5718137B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP6367600B2 (ja) | コネクタ | |
US20180131126A1 (en) | Cable connector | |
JP7256094B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
EP2696444B1 (en) | Joint connector | |
JP4597750B2 (ja) | 雌型の端子金具及びコネクタ | |
JP2012221909A (ja) | ジョイントコネクタ | |
CN219717289U (zh) | 连接端子和电连接器 | |
JP2010118150A (ja) | コネクタ | |
JP2012059385A (ja) | 高速伝送電気コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20141007 |