JP2013019970A - 鍵盤楽器の蓋体開閉構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース10の側壁部6とそれに対向する蓋体20の端部とを連結する第1連結具31と第2連結具41を備え、第1連結具31と第2連結具41のそれぞれが本体部2側に軸支された第1軸支部33と第3軸支部43は、本体部2に対する固定側の回動支点であり、第1連結具31と第2連結具41のそれぞれが蓋体20側に軸支された第2軸支部35と第4軸支部45は、本体部2に対する移動側の回動支点である。そして、蓋体20の開閉時に第2軸支部35と第4軸支部45の軌跡が互いに交差し、かつ、蓋体20の後端部20aが本体部2の後方から前方へ移動する。
【選択図】図3
Description
また、鍵盤楽器の本体部と蓋体とを連結する連結機構の部品点数を少なく抑えた簡単な機構としながらも、蓋体を本体部の上方の範囲内で回動させるようにしたことで、開閉時の蓋体の重心移動を少なく抑えることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる蓋体開閉構造を備えた鍵盤楽器1の全体構成例を示す斜視図である。また、図2は、第1実施形態にかかる蓋体開閉構造の詳細構成を示す図で、鍵盤楽器1における後述する本体部2の一方の側部を示す部分拡大斜視図である。また、図3は、第1実施形態にかかる蓋体開閉構造の詳細構成を示す図で、鍵盤楽器1の側断面図である。なお、図3(a)は、後述する蓋体20が開位置にある状態を示しており、(b)は、蓋体20が閉位置にある状態を示している。本実施形態の鍵盤楽器1は、ケース10と、該ケース10内に設置された鍵盤5を有する本体部2と、該本体部2のケース10に取り付けられた蓋体(鍵盤蓋)20とを備えている。なお、以下の説明では、横方向又は幅方向というときは、鍵盤5の各鍵5a,5bが配列された左右方向を示し、前又は後というときは、鍵盤5の手前側(演奏者側)又は奥側を示すものとする。
また、鍵盤楽器1の本体部2と蓋体20とを連結する連結機構30の部品点数を少なく抑えた簡単な機構としながらも、蓋体20を本体部2の上方の範囲内で回動させるようにしたことで、開閉時の蓋体20の重心移動を少なく抑えることができる。したがって、蓋体20の開閉操作が行い易くなる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。
Claims (8)
- ケースと、該ケース内に設置された複数の鍵からなる鍵盤と、を有する本体部と、
前記ケースに対して前記鍵盤の上方を閉じる閉位置と該鍵盤の上方を開く開位置との間で移動可能となるように取り付けられた板状の蓋体と、
前記ケースにおける前記鍵盤の側部に配置した側壁部と、それに対向する前記蓋体における前記鍵の配列方向の端部とを連結してなる連結機構と、を備えた鍵盤楽器の蓋体開閉構造であって、
前記連結機構は、
前記側壁部と前記蓋体の前記端部との間に連結された互いの長さが異なる長尺板状の第1連結具と第2連結具とを備え、
前記第1連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第1軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第2軸支部に軸支されており、
前記第2連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第3軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第4軸支部に軸支されており、
前記第1軸支部及び前記第3軸支部は、前記本体部に対する相対位置が固定された固定側の回動支点であり、前記第2軸支部及び前記第4軸支部は、前記本体部に対して相対的に変位可能な移動側の回動支点であり、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ移動する間に、前記第2軸支部と前記第4軸支部の軌跡が互いに交差し、かつ、前記蓋体の後端部が前記本体部の後方から前方へ移動するように構成した
ことを特徴する鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - ケースと、該ケース内に設置された複数の鍵からなる鍵盤と、を有する本体部と、
前記ケースに対して前記鍵盤の上方を閉じる閉位置と該鍵盤の上方を開く開位置との間で移動可能となるように取り付けられた板状の蓋体と、
前記ケースにおける前記鍵盤の側部に配置した側壁部と、それに対向する前記蓋体における前記鍵の配列方向の端部とを連結してなる連結機構と、を備えた鍵盤楽器の蓋体開閉構造であって、
前記連結機構は、
前記側壁部と前記蓋体の前記端部との間に連結された互いの長さが異なる長尺板状の第1連結具と第2連結具とを備え、
前記第1連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第1軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第2軸支部に軸支されており、
前記第2連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第3軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第4軸支部に軸支されており、
前記第1軸支部及び前記第3軸支部は、前記本体部に対する相対位置が固定された固定側の回動支点であり、前記第2軸支部及び前記第4軸支部は、前記本体部に対して相対的に変位可能な移動側の回動支点であり、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ移動する間に、前記本体部に対する前記第2軸支部と前記第4軸支部との上下又は前後の少なくともいずれかの位置関係が逆転し、かつ、前記蓋体の後端部が前記本体部の後方から前方へ移動するように構成した
ことを特徴する鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - ケースと、該ケース内に設置された複数の鍵からなる鍵盤と、を有する本体部と、
前記ケースに対して前記鍵盤の上方を閉じる閉位置と該鍵盤の上方を開く開位置との間で移動可能となるように取り付けられた板状の蓋体と、
前記ケースにおける前記鍵盤の側部に配置した側壁部と、それに対向する前記蓋体における前記鍵の配列方向の端部とを連結してなる連結機構と、を備えた鍵盤楽器の蓋体開閉構造であって、
前記連結機構は、
前記側壁部と前記蓋体の前記端部との間に連結された互いの長さが異なる長尺板状の第1連結具と第2連結具とを備え、
前記第1連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第1軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第2軸支部に軸支されており、
前記第2連結具は、その一端が前記側壁部に設けられた第3軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けられた第4軸支部に軸支されており、
前記第1軸支部及び前記第3軸支部は、前記本体部に対する相対位置が固定された固定側の回動支点であり、前記第2軸支部及び前記第4軸支部は、前記本体部に対して相対的に変位可能な移動側の回動支点であり、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ移動する間に、前記第1連結具の両端それぞれに設けた前記第1軸支部と前記第2軸支部とを結ぶ直線と、前記第2連結具の両端それぞれに設けた前記第3軸支部と前記第4軸支部とを結ぶ直線とが常に非平行な状態であり、かつ、前記蓋体の後端部が前記本体部の後方から前方へ移動するように構成した
ことを特徴する鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第1軸支部と前記第3軸支部は、前記本体部に対する前後方向の位置を互いに異ならせて配置されており、かつ、前記第2軸支部と前記第4軸支部は、前記蓋体の面に沿ってその前後方向の位置を互いに異ならせて配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記蓋体が前記開位置にある状態で、前記第1連結具と前記第2連結具の少なくともいずれかに当接してその前方への移動を停止させるストッパ部を備え、
前記開位置における前記蓋体は、その後端部が前端部よりも前記本体部の前側に位置するように傾斜した状態で、該本体部の上面に立設される
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記本体部の上面側における前記鍵盤の後側に配置されたパネル面と、
前記蓋体の内面に設けた軸部で回転自在に支持されて、前記蓋体が前記閉位置にある状態で前記パネル面に対向するように配設された板状の譜面受けと、を備え、
前記蓋体が前記閉位置へ移動する際に、前記譜面受けの自由端が前記パネル面に当接して該譜面受けが前記蓋体の内面に沿う位置へ畳まれるようにした
ことを特徴とする請求項5に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第1連結具と前記第2連結具の少なくともいずれかと前記本体部又は前記蓋体との間に、前記蓋体を開位置へ移動する方向に付勢するような付勢力を生じる弾性部材を取り付けた
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第1連結具又は前記第2連結具の少なくともいずれかと前記本体部又は前記蓋体との間に、前記本体部又は前記蓋体と前記第1連結具又は前記第2連結具との相対的な回動に対する抵抗力を発生する抵抗力発生部を設けた
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。
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- 2011-07-07 JP JP2011151237A patent/JP5870521B2/ja active Active
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