JP2013018769A - 生薬含有固形製剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】生薬または生薬エキス末を配合し、精油成分等の散逸もなく、服用性の良好な散剤・顆粒剤用の製剤粒子を提供する。
【解決手段】生薬と該生薬の1質量部に対して0.03〜0.25質量部の低融点物質とを混合し、得られた混合粉体を流動層乾燥機中で低融点物質の融点以上の温度下に流動させた後、冷却固化させることにより得られる、30M(500μm)以上の粒子が20質量%以下、200M(75μm)以下の粒子が20質量%以下、平均粒子径が100〜250μmであって、乾燥減量が2.5質量%以下であることを特徴とする製剤粒子。
【選択図】なし

Description

本発明は、内服固形製剤の分野に関し、生薬または生薬エキス末を配合した服用感の良好な散剤・顆粒剤等の内服固形製剤及びその製造方法に関する。
従来、生薬を含有する固形製剤を調製する際には、生薬または生薬エキス末を賦形剤とともに湿式造粒し、散剤・顆粒剤等として提供するか、圧縮成形(打錠)して錠剤として提供するのが一般的であった。
しかしながら、生薬または生薬エキス末を配合した粉体を湿式造粒すると、乾燥の工程では、生薬中に含まれている揮発性の精油成分等が水分とともに散逸し、生薬または生薬エキス末が本来有する有効性が減殺されることが危惧されている(特許文献1参照)。
一方、造粒を介さずに生薬または生薬エキス末を配合した粉体をそのまま混合し、散剤等として提供することも理論上は可能であるが、嵩高く分包充填には不向きである上、粉っぽくて服用感も良くない。また、湿式造粒を介さずに生薬または生薬エキス末を配合した粉体を乾式造粒する方法もあるが、粗砕後の粉末は固い粒子と微粉の混合物となり、舌触りが悪く、服用感は芳しくない。さらに、生薬の中には水分を保持するものがあり、その水分を乾燥して除去せずに製剤化した場合、生薬に含まれる成分が水分によって経時的に分解するという懸念もある。
特開2005−187394号公報
そこで、本発明は、生薬または生薬エキス末を配合し、精油成分等の散逸もなく、服用性の良好な散剤・顆粒剤用の製剤粒子を提供することを課題とする。
本発明者は、1回当たりの服用量が多く、製剤中に高濃度に配合することを要する生薬を採択し、この生薬を配合した散剤・顆粒剤の調製について鋭意検討を行った。その結果、生薬を含有する固形製剤の調製方法として、生薬と低融点物質の混合物を、流動層造粒乾燥機を用いて加熱し、低融点物質を溶融させて結合剤として造粒することにより、粗大粒子の発生を抑制し、また、乾燥工程を経るため、生薬に含まれる水分を除去し、これを安定に配合しうる、服用性の良好な製剤粒子を調製しうることを見出した。
かかる知見に基づき完成した本発明の態様は、生薬と該生薬の1質量部に対して0.03〜0.25質量部の低融点物質とを混合し、得られた混合粉体を流動層乾燥機中で低融点物質の融点以上の温度下に流動させた後、冷却固化させることにより得られる、30M(500μm)以上の粒子が20質量%以下、200M(75μm)以下の粒子が20質量%以下、平均粒子径が100〜250μmであって、乾燥減量が2.5質量%以下であることを特徴とする製剤粒子である。
本発明の他の態様は、低融点物質が、マクロゴール、ショ糖脂肪酸エステル及びステアリン酸の少なくとも1種である前記製剤粒子である。
本発明により、作業効率が良い方法によって、生薬成分を安定に保持しうる、服用性の良好な生薬配合製剤を提供することが可能となった。
本発明における「製剤粒子」は生薬と該生薬の1質量部に対して0.03〜0.25質量部の低融点物質とを混合し、得られた混合粉体を流動層乾燥機中で低融点物質の融点以上の温度下に流動させた後、冷却固化させることにより得られる、30M(500μm)以上の粒子が20質量%以下、200M(75μm)以下の粒子が20質量%以下、平均粒子径が100〜250μmであって、乾燥減量が2.5質量%以下である粒子である。
「生薬」とは、天然に存在する薬効を持つ産物を体質の改善を目的として用いる薬の総称であり、生薬エキス末を含み、さらに複数の生薬を組み合わせた漢方処方を含む。
「低融点物質」とは、25℃においては固体状態であるが、高温(80℃)においてその一部または全てが溶解して固体状態から液体状態あるいは半固体状態へと状態が変化する物質であり、具体的には、マクロゴール(ポリエチレングリコール)、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸等が挙げられる。このうち、マクロゴール、ショ糖脂肪酸エステル及びステアリン酸の少なくとも1種は粒子の形成のために配合することが好ましい。
低融点物質の配合量は、生薬の1質量部に対して0.03〜0.3質量部あり、生薬同士を結合させつつ製剤中の生薬濃度を向上して服用性を向上させるという点からは0.03〜0.25質量部が好ましい。また、低融点物質の配合量は、製剤中の生薬濃度を向上して服用性を向上させるという点から製剤粒子中3〜30質量%である。3質量%未満であると造粒が進行せず、該製剤に適した製剤粒子を得ることが難しく、30質量%を超えると、その分生薬の配合量が少なくなり、生薬含有製剤を目的とする本発明を用いる意義に乏しいからである。
「流動層乾燥機」とは、缶体に温めた流動化空気を供給し、内部に投入した粉体を流動循環させながら乾燥することを目的とした装置である。
流動条件として、給気温度は配合する低融点物質の融点以上とし、給気風量は粉体が均一に流動循環するために必要な流動化空気を供給できる風量とし、流動時間は造粒が進行し製剤粒子を形成するのに充分な時間とし、冷却温度は室温に設定し、給気風量は粉体が均一に流動循環するために必要な流動化空気を供給できる風量とする。
冷却固化後の粒子の30M(500μm)以上の粒子は、全体の20質量%以下であるため、これの処理(粗砕等)に要する時間は短く、200M(75μm)以下の微粉の発生も少ない。
「粒度分布(粒径分布)」とは、ある粒径範囲に属する粒子の粉体全量に対する割合をいう。具体的には、サンプリングした粒子(例えば5g)を、30M(500μm)、42M(355μm)、60M(250μm)、80M(180μm)、100M(150μm)、150M(106μm)、200M(75μm)及び270M(53μm)の順に積み重ねた篩上に置き、一定時間(例えば、3分間)振動を与えて分級し、30M篩残、42M篩残、60M篩残、80M篩残、100M篩残、150M篩残、200M篩残、270M篩残及び270M通過分の各質量を測定する。各質量を全質量(5g)で除し、100を乗じて質量%で表される。例えば、ロボットシフター(株式会社セイシン企業)などを用いれば自動的に測定できる。なお、Mはメッシュを表す。ハンドリング性に優れた製剤粒子としての用途を斟酌すると、その粒度分布200M以下は、通常20%以下が好ましい。
なお、粒度分布については、社団法人化学工学会編「現代の化学工学I」(1988年、朝倉書店、p.239〜p.245)に依った。
「平均粒子径(mean particle diameter)」とは、質量平均径である。具体的には、サンプリングした粒子(例えば5g)を、10M(1700μm)、12M(1400μm)、16M(1000μm)、20M(850μm)、24M(710μm)、28M(600μm)、32M(500μm)及び35M(425μm)の順に積み重ねた篩上に置き、一定時間(例えば、3分間)振動を与えて分級し、10M篩残、12M篩残、16M篩残、20M篩残、24M篩残、28M篩残、32M篩残、35M篩残及び35M通過分の各質量を測定する。各質量に、予め算出しておいた各篩間の粒径区分の中央値を乗じ、その総和を全質量(5g)で除した値が求める質量平均径、すなわち、本発明における平均粒子径である。例えば、ロボットシフター(株式会社セイシン企業)などを用いれば自動的に測定できる。なお、Mはメッシュを表す。
「乾燥減量」とは、製剤の保有する水分の度合いを示す指標の1つである。具体的な計測方法としては、製剤約5gを70℃の条件下にて30分間静置し、重量変化を算出し、乾燥減量として算出する。生薬含有製剤の製剤粒子としての用途を斟酌すると、成分の安定性を考慮し、通常2.5質量%以下が好ましく、1.5質量%以下がさらに好ましい。例えば、加熱乾燥式水分計MX−50(エー・アンド・デイ社製)を用いて乾燥減量を算出することができる。
「製剤粒子」の製造方法としては、例えば、生薬と低融点物質を混合して造粒用粉末を調製する。該造粒用粉末を、流動層造粒乾燥機(転動機能を併せ持つ転動流動層造粒乾燥機等を含む)を用いて流動させながら加熱し、低融点物質を溶融させて結合剤として造粒し、分級して目的とする製剤粒子を調製するという方法が挙げられる。なお、分級には篩を用いることが一般的であり、例えば、30M(500μm)の篩を用いて分級を行い、篩上品を粗粒として粗粒品については30M(500μm)の篩を用いて強制的に篩過して粗砕し、分級篩過品と混合し製剤粒子を得る。ここで、篩上品の割合が多くなると、粗砕量が多くなり製造効率が悪化する上、粗砕時に微粉が発生してハンドリング性が悪化してしまうため、製造時の粗粒率30M(500μm)以上が20%以下であることが望ましい。また、本発明の効果を損なわない範囲で、該製剤粒子に他の有効成分及び公知の添加剤を配合することができる。公知の添加剤としては、日本医薬品添加剤協会編「医薬品添加物事典2007」(2007年、薬事日報社)に収載されている添加剤等が挙げられる。
また、本発明の製剤粒子と他の有効成分及び公知の添加剤を混合して、散剤又は顆粒剤として製剤を提供できる他、服用性のメリットを活かすことはできないが、これをゼラチンや高分子のハードカプセルに充填し、カプセル剤として提供したり、製剤粒子を他の賦形剤等と混合し、これを圧縮成形(打錠)することによって、錠剤として提供することも可能である。
以下に、実施例、比較例及び試験例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
安中散末 378.0g
芍薬甘草湯エキス末 75.6g
マクロゴール6000 68.4g
タルク 7.2g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.3〜0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.10%、粒度分布200M(75μm)以下15.6%、粗粒率30M(500μm)以上2.4%、平均粒子径187μmであった。
実施例2
安中散末 378.0g
芍薬甘草湯エキス末 75.6g
マクロゴール6000 74.7g
タルク 7.2g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.3〜0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.29%、粒度分布200M(75μm)以下16.0%、粗粒率30M(500μm)以上4.4、平均粒子径182μm%であった。
実施例3
安中散末 336.0g
芍薬甘草湯エキス末 67.2g
マクロゴール6000 100.8g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.4〜0.6m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.41%、粒度分布200M(75μm)以下2.4%、粗粒率30M(500μm)以上0.9%、平均粒子径242μmであった。
実施例4
安中散末 279.9g
四逆散乾燥エキス末 173.3g
マクロゴール6000 76.0g
タルク 4.7g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.3〜0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.64%、粒度分布200M(75μm)以下8.2%、粗粒率30M(500μm)以上5.5%、平均粒子径205μmであった。
実施例5
安中散末 350.0g
芍薬甘草湯エキス末 70.0g
ショ糖脂肪酸エステル(S−970) 74.2g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.36〜0.63m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.80%、粒度分布200M(75μm)以下17.2%、粗粒率30M(500μm)以上12.5%、平均粒子径119μmであった。
実施例6
安中散末 378.0g
芍薬甘草湯エキス末 75.6g
ステアリン酸 74.7g
タルク 6.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度100℃、給気風量0.3〜1.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.54%、粒度分布200M(75μm)以下4.8%、粗粒率30M(500μm)以上14.5%、平均粒子径151μmであった。
実施例7
安中散末 378.0g
芍薬甘草湯エキス末 75.6g
ショ糖脂肪酸エステル(J−1801) 74.7g
タルク 6.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.3〜0.72m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.52%、粒度分布200M(75μm)以下7.5%、粗粒率30M(500μm)以上18.8%、平均粒子径177μmであった。
実施例8
安中散末 3079.9g
芍薬甘草湯エキス末 616.0g
マクロゴール6000 608.7g
タルク 51.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:WSG−2;パウレック社製)に充填し、給気温度95℃、給気風量0.7m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.78%、粒度分布200M(75μm)以下8.2%、粗粒率30M(500μm)以上0.0%、平均粒子径168μmであった。
実施例9
安中散末 1540.0g
芍薬甘草湯エキス末 308.0g
マクロゴール6000 304.4g
タルク 25.7g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FL−mini;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.5〜0.7m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.79%、粒度分布200M(75μm)以下11.0%、粗粒率30M(500μm)以上0.0%、平均粒子径176μmであった。
実施例10
安中散末 3079.9g
芍薬甘草湯エキス末 616.0g
マクロゴール6000 608.7g
タルク 51.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FD−3S;パウレック社製)に充填し、給気温度95℃、給気風量0.7m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.10%、粒度分布200M(75μm)以下11.7%、粗粒率30M(500μm)以上0.0%、平均粒子径145μmであった。
実施例11
安中散末 266.0g
芍薬甘草湯エキス末 53.2g
マクロゴール6000 52.6g
タルク 4.4g
上記成分を秤量後、混合し、転動流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、撹拌翼回転数250rpm、給気風量0.3m/分の条件にて転動流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.21%、粒度分布200M(75μm)以下11.0%、粗粒率30M(500μm)以上0.1%、平均粒子径158μmであった。
実施例12
安中散末 336.0g
芍薬甘草湯エキス末 81.6g
マクロゴール6000 73.6g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.4〜0.47m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.28%、粒度分布200M(75μm)以下14.5%、粗粒率30M(500μm)以上5.0%、平均粒子径184μmであった。
実施例13
安中散末 264.0g
四逆散乾燥エキス末 190.7g
マクロゴール6000 51.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FLO−1;フロイント社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.3〜0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.09%、粒度分布200M(75μm)以下11.9%、粗粒率30M(500μm)以上1.4%、平均粒子径182μmであった。
実施例14
安中散末 10080.0g
芍薬甘草湯エキス末 2856.0g
マクロゴール6000 2408.0g
タルク 840.0g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:FD−S−3;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量40m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.47%、粒度分布200M(75μm)以下8.5%、粗粒率30M(500μm)以上0.5%、平均粒子径183μmであった。
実施例15
カンゾウ末 250.0g
マクロゴール6000 50.0g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.17%、粒度分布200M(75μm)以下6.2%、粗粒率30M(500μm)以上0.3%、平均粒子径169μmであった。
実施例16
芍薬甘草湯エキス末 294.0g
マクロゴール6000 22.4g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.26%、粒度分布200M(75μm)以下0.8%、粗粒率30M(500μm)以上8.2%、平均粒子径237μmであった。
実施例17
芍薬甘草湯エキス末 294.0g
マクロゴール6000 9.1g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.17%、粒度分布200M(75μm)以下10.2%、粗粒率30M(500μm)以上2.7%、平均粒子径145μmであった。
実施例18
安中散末 2520.0g
芍薬甘草湯エキス末 714.0g
マクロゴール4000 602.0g
タルク 210.0g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:WSG−2;パウレック社製)に充填し、給気温度80℃、給気風量1.4m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.01%、粒度分布200M(75μm)以下19.4%、粗粒率30M(500μm)以上1.3%、平均粒子径114μmであった。
比較例1
安中散末 714.0g
芍薬甘草湯エキス末 142.8g
マクロゴール6000 129.2g
タルク 13.6g
上記成分を秤量後、混合し、加温機能付練合機(商品名:品川ミキサー;品川工業所製)に充填し、ヒータージャケット温度90℃、撹拌翼回転を低速モードの条件にて練合させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量2.64%、粒度分布200M(75μm)以下24.3%、粗粒率30M(500μm)以上29.7%、平均粒子径112μmであった。
比較例2
安中散末 189.0g
芍薬甘草湯エキス末 45.9g
タルク 27.0g
乳糖 45.0g
デンプン 22.5g
結晶セルロース 11.3g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、ヒドロキシプロピルセルロース13.0gを精製水173.0gに溶解した結合液を2流体スプレーノズルにて噴霧しながら、給気温度80℃、給気風量0.3〜0.6m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量1.28%、粒度分布200M(75μm)以下12.7%、粗粒率30M(500μm)以上0%、平均粒子径147μmであった。
比較例3
芍薬甘草湯エキス末 294.0g
マクロゴール6000 3.5g
上記成分を秤量後、混合し、流動層造粒乾燥機(商品名:MP−01;パウレック社製)に充填し、給気温度90℃、給気風量0.5m/分の条件にて流動させながら加熱して造粒した後、500μmの篩で分級し、分級した篩上品は500μmの篩にて強制篩過して分級篩過品と混合し、製剤粒子を得た。
得られた製剤粒子は、乾燥減量0.42%、粒度分布200M(75μm)以下23.1%、粗粒率30M(500μm)以上2.2%、平均粒子径125μmであった。
実施例1〜18及び比較例1〜3で得られた製剤粒子の物性を下表1に示す。
Figure 2013018769
表1より、流動層造粒乾燥機で造粒した実施例1〜18及び比較例2、3では、乾燥減量は低値で、残留水分が少ないことを示すとともに、粒度分布についても200M以下の微粉量及び30M以上の粗大粒子量の割合が少なく、シャープな粒度分布を示していることが分かる。
一方、加温機能付練合機で造粒した比較例1では、乾燥減量は実施例に比して高値となり、残留水分が比較的多いことを示すとともに、粒度分布についても200M以下の微粉量及び30M以上の粗大粒子量の割合が多く、ブロードな粒度分布を示していることが分かる。
また、バインダーとしてヒドロキシプロピルセルロースを使用し、普通に流動層造粒した比較例2の製剤粒子に比し、混合粉体にマクロゴールを配合し、マクロゴールの融点以上の温度で流動層造粒した実施例1〜18の製剤粒子は粗大粒子の発生が抑えられ、粗大粒子を粗砕する工程を短縮できたため、作業効率が大幅に向上した。
試験例1 水分散性試験
(1)方法
実施例12の製剤粒子1.0g及び比較例2の製剤粒子1.2gを100mLの精製水を入れたガラスビーカーに投入する。水面上から製剤粒子が無くなり、全て精製水中に分散するまでの時間を測定した。結果を下表2に示す。
Figure 2013018769
(2)結果
表2より、比較例2の製剤粒子は水への分散が悪く、服用時に口中でべたつきを感じるため、服用性に優れた医薬品として供するには適当ではないと考えられる。
実施例12の製剤粒子は水への分散が良く、服用時に口中でべたつきを感じにくいため、服用性に優れた医薬品として供するには適当と考えられる。
(3)考察
試験例1の結果より、比較例2の製剤粒子に比し、実施例12の製剤粒子では、水への分散性に優れた製剤とできた。これは、比較例2では結合剤であるヒドロキシプロピルセルルオスを水に溶解して噴霧しながら湿式造粒したことから、製剤粒子表面に結合剤が多く分布するため、水へ投入した際に製剤粒子表面が粘性を有するため水への分散性が悪くなる。一方、実施例12のように、低融点物質と混合しながら加熱して造粒することで、製剤粒子表面に低融点物質が偏在することなく均一に分布するため水への分散性が良く、服用性に優れた製剤粒子を提供できると考えられる。
試験例2 服用性試験
(1)方法
実施例12の製剤粒子1.0g及び比較例2の製剤粒子1.2gを口中に含んだ後に、水を飲んで服用した。
(2)結果
実施例12は、口中ですみやかに分散し、口どけが良かった。一方、比較例2は口腔内でのべたつきを感じ、実施例と比較して口どけは良くなかった。
(3)考察
試験例1、2の結果より、比較例2の製剤粒子に比し、実施例12の製剤粒子では、水への分散性に優れた製剤とできたことから、服用性試験において優れた口どけを達成し、服用性に優れた医薬品として供するには適当と考えられる。
試験例3 成分定量試験
(1)方法
実施例1及び比較例1で調製した製剤粒子3gを用い、ペオニフロリンの成分含量を、高速液体クロマトグラフ(Waters社製)を用いて調べた。結果を下表3に示す。
Figure 2013018769
(2)結果
表3より、比較例1では経時的に成分が分解してしまい、医薬品に用いる製剤粒子としては適当ではないと考えられる。
一方、実施例1では、経時的な成分の分解は確認されず、医薬品に用いる製剤粒子として十分に機能することが窺われる。
(3)考察
試験例1の結果より、比較例1の製剤粒子に比し、実施例1製剤粒子では、製剤に含まれる水分量を低く制御することによって、生薬に含まれる成分の分解を抑制可能とし、さらに製造性、ハンドリング性に優れた製剤粒子を提供できると考えられる。
本発明により、生薬に含まれる成分の分解を抑制可能とし、さらに製造性、ハンドリング性、服用性に優れた生薬を含有した散剤、顆粒剤等の提供が期待される。

Claims (2)

  1. 生薬と該生薬の1質量部に対して0.03〜0.25質量部の低融点物質とを混合し、得られた混合粉体を流動層乾燥機中で低融点物質の融点以上の温度下に流動させた後、冷却固化させることにより得られる、30M(500μm)以上の粒子が20質量%以下、200M(75μm)以下の粒子が20質量%以下、平均粒子径が100〜250μmであって、乾燥減量が2.5質量%以下であることを特徴とする製剤粒子。
  2. 低融点物質が、マクロゴール、ショ糖脂肪酸エステル及びステアリン酸の少なくとも1種である請求項1に記載の製剤粒子。
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