JP2013005562A - モータ及びモータ用ブレーキ並びにモータ製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータ100は、モータシャフト1に回転力を与えるモータ電磁部3と、モータシャフト1の制動乃至保持を行うブレーキ部4とを有しており、ブレーキ部4は、励磁コイル19が収容されたフィールドコア12と、フィールドコア12に対しモータシャフト1の軸方向に移動可能なアーマチュア13と、アーマチュア13が摩擦係合するディスク部15D及びモータシャフト1に固定される円筒部15Cを備えたブレーキハブ15とを有しており、円筒部15Cは、ディスク部15Dとは反対側の端部に、アーマチュア13とフィールドコア12との隙間Gを調整するための2つの仮止めネジ35用のネジ孔24と、ネジ孔24と同数設けられブレーキハブ15をモータシャフト1に固定するための固定ネジ27とを有しており、ネジ孔24と固定ネジ27とが対面配置されている。
【選択図】図1
Description
上記実施形態においては、ブレーキハブ15の円筒部15Cに、仮止めネジ35用の2つのネジ孔24及び固定ネジ27用の2つのネジ孔28を、ネジ孔24同士及びネジ孔28同士が円周方向に略120度の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としたが、これに限られない。すなわち、円筒部15Cに、2つのネジ孔24及び2つのネジ孔28を、ネジ孔24同士及びネジ孔28同士が円周方向に略90度の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としてもよい。
以上においては、ブレーキハブ15の円筒部15Cに、仮止めネジ35用のネジ孔24と固定ネジ27用のネジ孔28とを2つずつ設ける構成としたが、これに限られない。すなわち、円筒部15Cに、ネジ孔24とネジ孔28とを1つずつ設ける構成としてもよい。
以上においては、ブレーキハブ15の円筒部15Cの端部に、仮止めネジ35用のネジ孔24と、固定ネジ27用のネジ孔28とを設ける構成としたが、これに限られない。すなわち、円筒部の端部に、仮止めネジ用のネジ孔を設けず、固定ネジ用のネジ孔28のみを設けると共に、モータシャフトに固定ネジ用のネジ孔を設ける構成としてもよい。
上記(3)の変形例においては、ブレーキハブ15の円筒部15C′に、仮止めネジ35′が当接する2つの当接部41及び固定ネジ27′用の2つのネジ孔28を、当接部41同士及びネジ孔28同士が円周方向に略120度の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としたが、これに限られず、当接部41同士及びネジ孔28同士が円周方向に略90度の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としてもよい。
上記(3)の変形例においては、ブレーキハブ15の円筒部15C′に、仮止めネジ35′が当接する2つの当接部41と固定ネジ27′用のネジ孔28とを2つずつ設ける構成としたが、これに限られず、当接部41とネジ孔28とを1つずつ設ける構成としてもよい。
前述の実施形態及び(1)(3)(4)の変形例においては、ブレーキハブ15の円筒部15C等に、仮止めネジ35用の2つのネジ孔24又は仮止めネジ35′が当接する2つの当接部41及び固定ネジ27等用の2つのネジ孔28を、ネジ孔24又は当接部41同士及びネジ孔28同士が円周方向に略120度又は略90度の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としたが、これに限られず、上記以外の間隔を有するように、それぞれ配置する構成としてもよい。
3 モータ電磁部
4,4′ ブレーキ部
12 フィールドコア
13 アーマチュア
15 ブレーキハブ
15C,15C′ 円筒部
15D ディスク部
16 接着剤層
19 励磁コイル
24 ネジ孔(第1ネジ孔)
27,27′ 固定ネジ(第2ネジ、第3ネジ)
30 セットカラー(固定部材)
35,35′ 仮止めネジ(第1ネジ、第4ネジ)
37 挿通孔
41 当接部
100,100′ モータ
200,200′ モータ用ブレーキ
G アーマチュアとフィールドコアの隙間
Claims (9)
- モータシャフトに回転力を与えるモータ電磁部と、前記モータシャフトの制動乃至保持を行うブレーキ部と、を有するモータであって、
前記ブレーキ部は、
励磁コイルが収容されたフィールドコアと、
前記フィールドコアに対し前記モータシャフトの軸方向に移動可能なアーマチュアと、
前記アーマチュアが摩擦係合するディスク部及び前記アーマチュアと前記フィールドコアを貫通して前記モータシャフトに固定される円筒部を備えたブレーキハブと、を有し、
前記円筒部は、
前記ディスク部とは反対側の端部に、前記アーマチュアと前記フィールドコアの隙間を調整するための少なくとも1つの第1ネジ用の第1ネジ孔又は前記第1ネジが当接する少なくとも1つの当接部と、前記第1ネジ孔又は前記当接部と同数設けられ前記ブレーキハブを前記モータシャフトに固定するための第2ネジと、を有しており、前記第1ネジ孔又は前記当接部と前記第2ネジとが対面配置されている
ことを特徴とするモータ。 - 前記ブレーキ部は、
モータ組み付け前に、前記アーマチュアと前記フィールドコアを貫通した前記円筒部の前記端部が前記第1ネジにより固定部材に固定されることによって前記アーマチュアと前記フィールドコアの隙間が調整され、モータ組み付け時に、前記円筒部の前記端部が前記第2ネジにより前記モータシャフトに固定されると共に、前記第1ネジと前記固定部材が取り外されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 前記ブレーキ部は、
前記ブレーキハブの前記円筒部と前記モータシャフトとの間に、接着剤層を有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ。 - 前記円筒部は、
2つの前記第1ネジ孔又は前記当接部と、2つの前記第2ネジと、を有している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記2つの第1ネジ孔又は前記2つの当接部、及び、前記2つの第2ネジは、
前記第1ネジ孔又は前記当接部同士及び前記第2ネジ同士が、前記円筒部の軸心を中心とする円周方向に略120度の間隔を有するように、それぞれ配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載のモータ。 - 前記2つの第1ネジ孔又は前記2つの当接部、及び、前記2つの第2ネジは、
前記第1ネジ孔又は前記当接部同士及び前記第2ネジ同士が、前記円筒部の軸心を中心とする円周方向に略90度の間隔を有するように、それぞれ配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載のモータ。 - 前記円筒部は、
1つの前記第1ネジ孔又は前記当接部と、1つの前記第2ネジと、を有している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ。 - モータシャフトの制動乃至保持を行うモータ用ブレーキであって、
励磁コイルが収容されたフィールドコアと、
前記フィールドコアに対し前記モータシャフトの軸方向に移動可能なアーマチュアと、
前記アーマチュアが摩擦係合するディスク部及び前記モータシャフトに第3ネジにより固定される円筒部を備えたブレーキハブと、
前記アーマチュアと前記フィールドコアを貫通した前記円筒部の前記ディスク部とは反対側の端部に第4ネジにより固定され、前記アーマチュアと前記フィールドコアの隙間を調整する固定部材と、を有し、
前記固定部材は、
前記第3ネジを挿通させる少なくとも1つの挿通孔と、前記挿通孔と同数設けられた前記第4ネジと、を有しており、前記挿通孔と前記第4ネジとが対面配置されている
ことを特徴とするモータ用ブレーキ。 - 励磁コイルが収容されたフィールドコアと、前記フィールドコアに対しモータシャフトの軸方向に移動可能なアーマチュアと、前記アーマチュアが摩擦係合するディスク部及び前記モータシャフトに少なくとも1つの第3ネジにより固定される円筒部を備えたブレーキハブと、前記第3ネジを挿通させる少なくとも1つの挿通孔及び前記挿通孔と同数設けられ前記挿通孔と対面配置された第4ネジを備え、前記アーマチュアと前記フィールドコアを貫通した前記円筒部の前記ディスク部とは反対側の端部に前記第4ネジにより固定され、前記アーマチュアと前記フィールドコアの隙間を調整する固定部材と、を有するモータ用ブレーキをモータに取り付けるモータ製造方法であって、
前記円筒部に前記モータシャフトを挿通し、前記円筒部の前記端部を前記モータシャフトに前記第3ネジにより固定する第1手順と、
前記円筒部を前記モータシャフトに固定した後に、前記第4ネジと前記固定部材を取り外す第2手順と、を有する
ことを特徴とするモータ製造方法。
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