JP2013004326A - スパークプラグ用の中心電極の製造方法およびスパークプラグの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スパークプラグ用の中心電極の製造方法は、複数回の押し出し成形により中心電極を成形する押出成形工程を有する。押出成形工程は、芯材料と芯材料を被覆材料とを含むワークを、金型の大径孔部に第2の端部から挿入して小径孔部側へと押し出し成形し、小径孔部の内径と略同一の外径を有する小径部分と小径孔部より露出する大径部分とを含む成形体を形成する成形工程と、成形体の第1の端部側における芯部分の先端から被覆部分の先端までの距離が所定の距離になるように、成形体の大径部分を含む被覆材料の部分を除去する除去工程とを備える。
【選択図】図7
Description
複数回の押し出し成形により、前記中心電極又は前記中心電極となるべき中心電極中間体を成形する押出成形工程を有し、
前記押出成形工程は、
前記芯部分の形成材料としての芯材料と、前記芯材料の第1の端面と前記第1の端面に連続する側面の少なくとも一部とを覆う前記被覆部分の形成材料としての被覆材料と、を含むワークを、所定の形状に成形する小径孔部と前記小径孔部より径の大きい大径孔部とを含む内部孔を有する金型の前記大径孔部に前記ワークにおける前記第1の端面側の端部である第1の端部とは反対側の第2の端部から挿入して前記小径孔部側へと押し出し成形し、前記小径孔部の内径と略同一の外径を有する小径部分と前記小径孔部より露出する大径部分とを含む成形体を形成する成形工程と、
前記成形体の前記第1の端部側における前記芯部分の先端から前記被覆部分の先端までの距離が所定の距離になるように、前記成形体の前記大径部分を含む前記被覆材料の部分を除去する除去工程と、を備える、中心電極の製造方法。
前記除去工程の後に、前記押出成形工程の最終工程として前記支持部又は前記支持部となるべき部位を成形する支持部成形工程を備えることを特徴とする、中心電極の製造方法。
前記成形工程前の前記ワークは、前記第2の端部側において前記被覆材料の端面が前記芯材料によって覆われている、中心電極の製造方法。
前記支持部成形工程は、前記除去工程後の成形体が、前記小径孔部と略同一の径の金型に挿入されることを特徴とする、中心電極の製造方法。
前記押出成形工程は、n回(nは2以上の自然数)の前記成形工程を有し、(n−1)回目の前記成形工程の後に、形成された第(n−1)次成形体の向きを反転させて、前記第(n−1)次成形体における前記第2の端部側の所定の範囲を除去して得られる第n回目の前記ワークの向きをさらに反転させてn回目の前記成形工程を行う、中心電極の製造方法。
前記成形工程において形成される前記小径部分と前記大径部分とを含む前記成形体は、前記第2の端部において、前記被覆材料の端面と前記被覆材料から突出した前記芯材料の部分の表面とが離間している、中心電極の製造方法。
A.実施例:
A−1.スパークプラグの構成:
A−2.スパークプラグ用中心電極の製造方法:
B.変形例:
A−1.スパークプラグの構成:
図1は、本発明の実施例におけるスパークプラグ100の構成を示す説明図である。図1において、スパークプラグ100の中心軸である軸線OLの右側にはスパークプラグ100の側面構成を示しており、軸線OLの左側にはスパークプラグ100の断面構成を示している。なお、以下では、図1における軸線OLに沿った上側(接地電極30が配置されている側)をスパークプラグ100および各構成部品の先端側と呼び、下側(端子金具40が配置されている側)を後端側と呼ぶものとする。
図4は、本実施例における中心電極20の製造方法を示すフローチャートである。また、図5ないし図8は、本実施例における中心電極20の製造方法を示す説明図である。中心電極20の製造の際には、まず初めに出発部材としてのワークWを準備する(ステップS110)。図5には、本実施例の中心電極20の製造に使用されるワークWの構成を示している。図5において、ワークWの中心軸であるワーク軸線WAの右側にはワークWの側面構成を示しており、ワーク軸線WAの左側にはワークWの断面構成を示している。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
4…シール体
5…ガスケット
10…絶縁碍子
12…軸孔
13…脚長部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…被覆部分
25…芯部分
27…支持部
28…被覆材料
29…芯材料
30…接地電極
37…基端部
38…先端部
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…ネジ部
54…シール部
57…先端面
100…スパークプラグ
Claims (7)
- 貫通孔を有する絶縁体と、前記絶縁体の前記貫通孔内に挿設されるとともに、芯部分と前記芯部分を覆う被覆部分と前記絶縁体に支持される支持部とを有する中心電極と、を備えるスパークプラグ用の中心電極の製造方法であって、
複数回の押し出し成形により、前記中心電極又は前記中心電極となるべき中心電極中間体を成形する押出成形工程を有し、
前記押出成形工程は、
前記芯部分の形成材料としての芯材料と、前記芯材料の第1の端面と前記第1の端面に連続する側面の少なくとも一部とを覆う前記被覆部分の形成材料としての被覆材料と、を含むワークを、所定の形状に成形する小径孔部と前記小径孔部より径の大きい大径孔部とを含む内部孔を有する金型の前記大径孔部に前記ワークにおける前記第1の端面側の端部である第1の端部とは反対側の第2の端部から挿入して前記小径孔部側へと押し出し成形し、前記小径孔部の内径と略同一の外径を有する小径部分と前記小径孔部より露出する大径部分とを含む成形体を形成する成形工程と、
前記成形体の前記第1の端部側における前記芯部分の先端から前記被覆部分の先端までの距離が所定の距離になるように、前記成形体の前記大径部分を含む前記被覆材料の部分を除去する除去工程と、を備える、中心電極の製造方法。 - 請求項1に記載の中心電極の製造方法であって、
前記除去工程の後に、前記押出成形工程の最終工程として前記支持部又は前記支持部となるべき部位を成形する支持部成形工程を備えることを特徴とする、中心電極の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の中心電極の製造方法であって、
前記成形工程前の前記ワークは、前記第2の端部側において前記被覆材料の端面が前記芯材料によって覆われている、中心電極の製造方法。 - 請求項2に記載の中心電極の製造方法であって、
前記支持部成形工程は、前記除去工程後の成形体が、前記小径孔部と略同一の径の金型に挿入されることを特徴とする、中心電極の製造方法。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の中心電極の製造方法であって、
前記押出成形工程は、n回(nは2以上の自然数)の前記成形工程を有し、(n−1)回目の前記成形工程の後に、形成された第(n−1)次成形体の向きを反転させて、前記第(n−1)次成形体における前記第2の端部側の所定の範囲を除去して得られる第n回目の前記ワークの向きをさらに反転させてn回目の前記成形工程を行う、中心電極の製造方法。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の中心電極の製造方法であって、
前記成形工程において形成される前記小径部分と前記大径部分とを含む前記成形体は、前記第2の端部において、前記被覆材料の端面と前記被覆材料から突出した前記芯材料の部分の表面とが離間している、中心電極の製造方法。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の中心電極の製造方法を用いて前記中心電極を製造する工程を備える、スパークプラグの製造方法。
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JP2011134749A JP2013004326A (ja) | 2011-06-17 | 2011-06-17 | スパークプラグ用の中心電極の製造方法およびスパークプラグの製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016224221A1 (de) | 2015-12-09 | 2017-06-14 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Zündkerze und Verfahren zum Herstellen einer Elektrode |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58225588A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | 日本特殊陶業株式会社 | 点火プラグの中心電極の製造法 |
JP2007265843A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 内燃機関用スパークプラグの製造方法 |
-
2011
- 2011-06-17 JP JP2011134749A patent/JP2013004326A/ja active Pending
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JP2017107712A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグおよび電極の製造方法 |
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