JP6293000B2 - 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 - Google Patents
成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6293000B2 JP6293000B2 JP2014139877A JP2014139877A JP6293000B2 JP 6293000 B2 JP6293000 B2 JP 6293000B2 JP 2014139877 A JP2014139877 A JP 2014139877A JP 2014139877 A JP2014139877 A JP 2014139877A JP 6293000 B2 JP6293000 B2 JP 6293000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- spark plug
- insulator
- manufacturing
- molded body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
該中間体を砥石によって研削する研削工程とを含む、成形体の製造方法において、
前記原料粉末に含まれるバインダーに、所定の光の照射を受けることによって前記中間体を構成する粉末粒子間の結合力が低下する感光性樹脂を使用し、
前記研削工程において、前記中間体の表面に前記光を照射した後、又は照射しながら、該表面を研削することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、無機組成物粉末を主成分とする原料粉末を加圧して中間体を成形する加圧工程と、
該中間体を砥石によって研削する研削工程とを含む、成形体の製造方法において、
前記原料粉末に含まれるバインダーに、 所定の光の照射を受けた後に所定の溶剤に溶解する性質を有するポジ型感光性樹脂を使用し、
前記研削工程において、前記中間体の表面に前記光を照射した後、又は照射するとともに、前記溶剤によって該表面を濡らしながら研削することを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、前記研削工程の後に、前記研削工程で使用した砥石とは別の砥石で研削する仕上げ工程を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の成形体の製造方法である。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の製造方法で製造された、スパークプラグ用絶縁体の成形体を焼成してスパークプラグ用絶縁体を製造することを特徴とする、スパークプラグ用絶縁体の製造方法である。
請求項7に記載の本発明は、請求項5に記載の製造方法で製造された、スパークプラグ用絶縁体の成形体を焼成してスパークプラグ用絶縁体を製造し、該スパークプラグ用絶縁体を備えてなるスパークプラグを製造することを特徴とする、スパークプラグの製造方法である。
(a)上記実施形態では、例えば、ねじ部15の外径がM12以下とされるが、ねじ部15の外径は特に限定されるものではない。また、上記実施形態では、ガラスシール層9の最大外径が3.4mm以下とされるが、ガラスシール層9の最大外径、すなわち、軸孔4の内径についても特に限定されるものではない。さらに、上記実施形態では、軸線CL1方向に沿った絶縁体2の長さが65mm以上とされるが、これについても限定されるものではない。
(b)上記実施形態では、成形体IPの研削加工時において、成形体IPが押え部材63により支持されているが、押え部材63を設けることなく、研削加工を行うこととしてもよいことは上記したとおりである。すなわち、被研削体である中間体CP1と、砥石62との相互間の送りで、適度の切り込みが得られればよいためである。
(c)上記実施形態では、中心電極5及び接地電極27に貴金属チップ31,32が設けられているが、貴金属チップ31,32の双方、或いは、いずれか一方を省略することとしてもよい。
(d)上記実施形態では、主体金具3の先端部26に、接地電極27が接合される場合について具体化しているが、主体金具の一部(又は、主体金具に予め溶接してある先端金具の一部)を削り出すようにして接地電極を形成する場合についても適用可能である(例えば、特開2006−236906号公報等)。
(e)上記実施形態では、工具係合部19は例えば、断面六角形状とされているが、工具係合部19の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。
2 絶縁体(スパークプラグ用絶縁体)
3 主体金具
62 砥石(研削用回転ローラ)
63 押え部材
110 光
200 溶剤
PM 原料粉末
CP1,CP2 中間体
IP 成形体
CL1 軸線
Claims (7)
- 無機組成物粉末を主成分とする原料粉末を加圧して中間体を成形する加圧工程と、
該中間体を砥石によって研削する研削工程とを含む、成形体の製造方法において、
前記原料粉末に含まれるバインダーに、所定の光の照射を受けることによって前記中間体を構成する粉末粒子間の結合力が低下する感光性樹脂を使用し、
前記研削工程において、前記中間体の表面に前記光を照射した後、又は照射しながら、該表面を研削することを特徴とする、成形体の製造方法。 - 無機組成物粉末を主成分とする原料粉末を加圧して中間体を成形する加圧工程と、
該中間体を砥石によって研削する研削工程とを含む、成形体の製造方法において、
前記原料粉末に含まれるバインダーに、 所定の光の照射を受けた後に所定の溶剤に溶解する性質を有するポジ型感光性樹脂を使用し、
前記研削工程において、前記中間体の表面に前記光を照射した後、又は照射するとともに、前記溶剤によって該表面を濡らしながら研削することを特徴とする、成形体の製造方法。 - 前記研削工程の後に、前記光の照射を止めて、該表面を研削する仕上げ工程を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の成形体の製造方法。
- 前記研削工程の後に、前記研削工程で使用した砥石とは別の砥石で研削する仕上げ工程を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の成形体の製造方法。
- 前記成形体が、中空軸状をなすスパークプラグ用絶縁体の成形体であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の成形体の製造方法。
- 請求項5に記載の製造方法で製造された、スパークプラグ用絶縁体の成形体を焼成してスパークプラグ用絶縁体を製造することを特徴とする、スパークプラグ用絶縁体の製造方法。
- 請求項5に記載の製造方法で製造された、スパークプラグ用絶縁体の成形体を焼成してスパークプラグ用絶縁体を製造し、該スパークプラグ用絶縁体を備えてなるスパークプラグを製造することを特徴とする、スパークプラグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014139877A JP6293000B2 (ja) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014139877A JP6293000B2 (ja) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016016565A JP2016016565A (ja) | 2016-02-01 |
JP6293000B2 true JP6293000B2 (ja) | 2018-03-14 |
Family
ID=55232185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014139877A Expired - Fee Related JP6293000B2 (ja) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6293000B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021038101A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 日本特殊陶業株式会社 | Al2O3焼結部材の製造方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2988940B2 (ja) * | 1989-04-14 | 1999-12-13 | シチズン時計株式会社 | 粉末射出成形部品の成形方法 |
JPH04180503A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 粉末射出成形体の脱脂方法 |
JP3066455B2 (ja) * | 1991-10-22 | 2000-07-17 | ティーディーケイ株式会社 | 異質材部を有するセラミックグリーンシート並びにセラミック積層体部品の製造方法 |
JP3312389B2 (ja) * | 1992-07-07 | 2002-08-05 | 東レ株式会社 | セラミックス・グリーンシートおよびその現像方法 |
JPH07258705A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Citizen Watch Co Ltd | 粉末射出成形品およびその製造方法 |
JPH07292401A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Citizen Watch Co Ltd | 粉末成形用組成物及び脱脂方法 |
WO1999012705A1 (fr) * | 1997-09-08 | 1999-03-18 | The Institute Of Physical And Chemical Research | Procede de rhabillage optique, dispositif de meulage base sur ledit procede, meule et tissu a polir |
JP2002324771A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-11-08 | Ebara Corp | 研磨装置及びドレッシング方法 |
JP2004025418A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Ebara Corp | 研磨工具及びそのドレッシング方法 |
JP4607253B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2011-01-05 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ及びスパークプラグの製造方法 |
JP5118615B2 (ja) * | 2008-12-08 | 2013-01-16 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
-
2014
- 2014-07-07 JP JP2014139877A patent/JP6293000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016016565A (ja) | 2016-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101541952B1 (ko) | 스파크 플러그 | |
JP5337066B2 (ja) | スパークプラグ用主体金具組立体の製造方法、スパークプラグの製造方法、及び、スパークプラグ用主体金具組立体の製造装置 | |
JP4625416B2 (ja) | スパークプラグ | |
CN104488151B (zh) | 火花塞及其制造方法 | |
JP5129819B2 (ja) | スパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、スパークプラグ及びその製造方法 | |
JP6293000B2 (ja) | 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 | |
CN104521080B (zh) | 火花塞 | |
JP2006210142A (ja) | スパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法 | |
JP4709910B2 (ja) | スパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、内燃機関用スパークプラグ | |
CN103828152A (zh) | 火花塞用主体件的制造方法以及火花塞的制造方法 | |
JP6401999B2 (ja) | ねじ部材の製造方法、スパークプラグの製造方法、ねじ部材製造装置 | |
JP4996555B2 (ja) | スパークプラグの製造方法、及び、製造装置 | |
WO2016067515A1 (ja) | スパークプラグ用絶縁体の製造方法 | |
JP5400198B2 (ja) | スパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、内燃機関用スパークプラグ | |
JP6308893B2 (ja) | 成形体の製造方法、スパークプラグ用絶縁体、及びスパークプラグ | |
JPH0927379A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2020202111A (ja) | 筒状金具の製造方法 | |
JP5926705B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2011086639A (ja) | スパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、内燃機関用スパークプラグ | |
JP2009245908A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2012230917A (ja) | スパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、内燃機関用スパークプラグ | |
JP2008277252A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JP2007080640A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP5919174B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2013004326A (ja) | スパークプラグ用の中心電極の製造方法およびスパークプラグの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6293000 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |