JP4996555B2 - スパークプラグの製造方法、及び、製造装置 - Google Patents

スパークプラグの製造方法、及び、製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグの製造技術に係り、特に主体金具に対する接地電極の接合に特徴を有するスパークプラグの製造方法、及び、製造装置に関する。
自動車エンジン等の内燃機関用のスパークプラグは、例えば軸線方向に延びる中心電極と、その外側に設けられた絶縁体と、当該絶縁体の外側に設けられた筒状の主体金具と、基端部が前記主体金具の先端部に接合された接地電極とを備える。また、接地電極は、主体金具の先端部に対して抵抗溶接によって接合されるのが一般的である。
ところで、接地電極を主体金具に接合すると、その接合面外縁部にいわゆる溶接ダレが生じてしまう。このような溶接ダレは、正常な表面成形を阻害するとともに、特に溶接ダレが主体金具の径方向外側に突出した状態で形成されると、当該突出部分によってプラグをエンジンヘッドの取付孔に装着することができなくなってしまうおそれがある。
そこで、溶接ダレの突出部分を除去すべく、当該突出部分に対して剪断加工や切削加工を施す技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2003−223968号公報
しかしながら、上記技術を用いた場合であっても、溶接ダレの突出部分を完全に除去することができず、突出部分が残存してしまうおそれがある。また、突出部分に対する剪断加工や切削加工によって、ねじ部に損傷が生じてしまうおそれがある。ねじ部が損傷してしまうと、突出部分が残存しているときと同様に、プラグを前記取付孔に装着することが困難なものとなってしまう。
そこで、溶接ダレの突出部分に対して除去処理を施した後、主体金具及び接地電極の溶接部分やねじ部を検査することで、取付孔への装着に支障がある否かを検査する方法が考えられる。ところが、各プラグに対して上記のような検査処理を逐一行うと、生産性の低下や生産コストの増大等を招いてしまうおそれがある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、生産性の低下や生産コストの増大といった事態を招くことなく、各プラグについて取付孔への装着に支障が生じるか否かを確認(検査)することができるスパークプラグの製造方法、及び、製造装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成のスパークプラグの製造方法は、軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極が前記軸孔に設けられた略円筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられ、内燃機関のヘッドの取付孔に螺合するためのねじ部を有する略円筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端部に基端部が接合されるとともに、先端部が前記中心電極側に向けて曲げられて配置された接地電極とを備えるスパークプラグの製造方法であって、
前記ねじ部を螺合可能な雌ねじ部を備える保持手段を用い、前記ねじ部を前記雌ねじ部に螺合することによって前記主体金具を前記保持手段に装着する配置工程と、
前記主体金具の先端部に前記接地電極の基端部を接合すべく、溶接処理を施す溶接工程と、
前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向外側へと突出して形成された突出部分を除去すべく、外ダレ除去処理を施す外ダレ除去工程と、
前記外ダレ除去工程の後、前記保持手段から前記主体金具を取外すべく、前記ねじ部の中心軸を回転軸として前記主体金具を前記保持手段に対して取外し方向に相対回転させる取外工程とを含み、
前記溶接工程における溶接処理、及び、前記外ダレ除去工程における外ダレ除去処理は、前記保持手段に対して前記主体金具が装着された状態で施されることを特徴とする。
上記構成1によれば、保持手段の雌ねじ部に対して主体金具のねじ部が螺合された状態で、接地電極の接合処理、及び、溶接部のうち径方向外側に突出して形成された突出部分(いわゆる外ダレ)の除去処理がなされ、その後、保持手段から主体金具を取外すための処理が行われる。ここで、外ダレが十分に除去されるとともに、ねじ部に損傷が生じていない主体金具については、保持手段から比較的容易に螺脱される。一方で、外ダレの除去が不十分であったり、外ダレの除去処理等に伴いねじ部が損傷してしまったりした主体金具は、保持手段から螺脱することが比較的困難である。換言すれば、取外工程において比較的容易に保持手段から螺脱できた主体金具は、内燃機関の取付孔への装着に支障がないものと判断することができる。一方で、保持手段から螺脱することが比較的困難な主体金具は、取付孔への装着に支障があると判断することができる。このように本構成1を採用することによって、各プラグを逐一検査することなく、内燃機関のヘッドの取付孔に装着可能な主体金具と、装着が困難な主体金具とを選別することができる。その結果、生産性の低下や生産コストの増大といった事態をより確実に防止することができる。
構成2.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成1において、前記保持手段は、前記雌ねじ部の軸線方向から見て複数に分割可能な分割体によって構成されるとともに、
前記分割体は、前記雌ねじ部の径方向に開閉可能であることを特徴とする。
上記構成2によれば、分割体を開放することによって、外ダレの除去が不十分であったり、ねじ部に損傷が生じてしまったりした主体金具を比較的容易に保持手段から取外すことができる。
また、分割体を開放した状態で雌ねじ部が形成される位置にねじ部(主体金具)を配置し、その後、分割体を閉鎖する(組み合わせる)ことによって、前記雌ねじ部に対して前記ねじ部を螺合することができる。これにより、雌ねじ部に対してねじ部をその先端から徐々に螺合する場合と比較して、ねじ部を比較的素早く雌ねじ部に対して螺合することができ、生産性の向上を図ることができる。
構成3.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成1又は2において、前記溶接工程の後、前記取外工程の前において、前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向内側へと突出して形成された突出部分を除去する内ダレ除去工程を含むことを特徴とする。
上記構成3によれば、外ダレに加えて、溶接部のうち主体金具の径方向内側に突出して形成された突出部分(いわゆる内ダレ)が除去される。これにより、加工効率の向上を図ることができ、生産性の一層の向上を図ることができる。
構成4.本構成の製造装置は、軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極が前記軸孔に設けられた略円筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられ、内燃機関のヘッドの取付孔に螺合するためのねじ部を有する略円筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端部に基端部が接合されるとともに、先端部が前記中心電極側に向けて曲げられて配置された接地電極とを備えるスパークプラグの製造装置であって、
前記ねじ部を螺合可能な雌ねじ部を有する保持手段を具備するとともに、
前記ねじ部を前記雌ねじ部に螺合することによって前記主体金具を前記保持手段に装着する配置手段と、
前記主体金具の先端部に前記接地電極の基端部を接合すべく、溶接処理を施す溶接手段と、
前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向外側へと突出して形成された突出部分を除去すべく、外ダレ除去処理を施す外ダレ除去手段と、
前記外ダレ除去手段を経た前記主体金具を、前記保持手段から取外すべく、前記ねじ部の中心軸を回転軸として前記主体金具を前記保持手段に対して取外し方向に相対回転させる取外手段とを備え、
前記溶接手段による溶接処理、及び、前記外ダレ除去手段による外ダレ除去は、前記保持手段に対して前記主体金具が装着された状態で施されることを特徴とする。
上記構成4のように、上記構成1の技術思想を接地電極の製造装置に具現化することとしてもよい。この場合、基本的には上記構成1と同様の作用効果が奏されることとなる。
構成5.本構成の製造装置は、上記構成4において、前記保持手段は、前記雌ねじ部の軸線方向から見て複数に分割可能な分割体によって構成されるとともに、
前記分割体は、前記雌ねじ部の径方向に開閉可能であることを特徴とする。
上記構成5によれば、上記構成2と同様の作用効果が奏される。
構成6.本構成の製造装置は、上記構成4又は5において、前記溶接手段による溶接処理の後であって、前記取外手段による取外処理の前には、前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向内側へと突出して形成された突出部分を除去するための内ダレ除去手段が設けられることを特徴とする。
上記構成6によれば、上記構成3と同様の作用効果が奏されることとなる。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、スパークプラグ1を示す一部破断正面図である。なお、図1では、スパークプラグ1の軸線CL1方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
スパークプラグ1は、筒状をなす絶縁体としての絶縁碍子2、これを保持する筒状の主体金具3などから構成されるものである。
絶縁碍子2は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、その外形部において、後端側に形成された後端側胴部10と、当該後端側胴部10よりも先端側において径方向外向きに突出形成された大径部11と、当該大径部11よりも先端側においてこれよりも細径に形成された中胴部12とを備えている。さらに、前記絶縁碍子2は、前記中胴部12よりも先端側において、軸線CL1方向先端側に向けて先細り形状をなす脚長部13を有しており、絶縁碍子2のうち、大径部11、中胴部12、及び、大部分の脚長部13は、主体金具3の内部に収容されている。そして、脚長部13と中胴部12との連接部にはテーパ状の段部14が形成されており、当該段部14にて絶縁碍子2が主体金具3に係止されている。
さらに、絶縁碍子2には、軸線CL1に沿って軸孔4が貫通形成されており、当該軸孔4の先端側には中心電極5が挿入、固定されている。当該中心電極5は、全体として棒状(円柱状)をなし、その先端面が平坦に形成されるとともに、絶縁碍子2の先端から突出している。また、中心電極5は、銅又は銅合金からなる内層5Aと、ニッケル(Ni)を主成分とするNi合金からなる外層5Bとを備えている。さらに、前記中心電極5の先端部には、貴金属合金(例えば、イリジウム合金)よりなる円柱状の貴金属部31が接合されている。
また、軸孔4の後端側には、絶縁碍子2の後端から突出した状態で端子電極6が挿入、固定されている。
さらに、軸孔4の中心電極5と端子電極6との間には、円柱状の抵抗体7が配設されている。当該抵抗体7の両端部は、導電性のガラスシール層8,9を介して、中心電極5と端子電極6とにそれぞれ電気的に接続されている。
加えて、前記主体金具3は、低炭素鋼等の金属により筒状に形成されており、その外周面にはスパークプラグ1をエンジンヘッドに取付けるためのねじ部(雄ねじ部)15が形成されている。また、ねじ部15の後端側の外周面には座部16が形成され、ねじ部15後端のねじ首17にはリング状のガスケット18が嵌め込まれている。さらに、主体金具3の後端側には、主体金具3をエンジンヘッドに取付ける際にレンチ等の工具を係合させるための断面六角形状の工具係合部19が設けられるとともに、後端部において絶縁碍子2を保持するための加締め部20が設けられている。
また、主体金具3の内周面には、絶縁碍子2を係止するためのテーパ状の段部21が設けられている。そして、絶縁碍子2は、主体金具3の後端側から先端側に向かって挿入され、自身の段部14が主体金具3の段部21に係止された状態で、主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって固定される。尚、絶縁碍子2及び主体金具3双方の段部14,21間には、円環状の板パッキン22が介在されている。これにより、燃焼室内の気密性を保持し、燃焼室内に晒される絶縁碍子2の脚長部13と主体金具3の内周面との間隙に入り込む燃料空気が外部に漏れないようになっている。
さらに、加締めによる密閉をより完全なものとするため、主体金具3の後端側においては、主体金具3と絶縁碍子2との間に環状のリング部材23,24が介在され、リング部材23,24間にはタルク(滑石)25の粉末が充填されている。すなわち、主体金具3は、板パッキン22、リング部材23,24及びタルク25を介して絶縁碍子2を保持している。
また、図2に示すように、主体金具3の先端部26の先端面には、先端側が中心電極5側に曲げ返されてなる接地電極27が抵抗溶接によって接合されている(これについては、後に詳述する)。当該接地電極27は、その内周面の先端部に貴金属チップ32が接合されており、当該貴金属チップ32の先端部と前記貴金属部31の先端部とが対向している。これにより、貴金属部31の先端部及び貴金属チップ32の先端部の間には、前記軸線CL1にほぼ沿って火花放電が行われる火花放電間隙33が形成されている。
次いで、主体金具3に対して接地電極27を接合するための接合装置51について説明する。当該接合装置51は、図3に示すように、ターンテーブル61と、配置手段71と、溶接手段81と、外ダレ除去手段91と、内ダレ除去手段101と、取外手段111とを備えている。
前記ターンテーブル61は、円盤状をなすとともに、図4(a),(b)に示すように、自身の外周側端部に鉛直方向に延びる複数の孔部62を有しており、各孔部62の上方には、それぞれ保持手段63が配設されている。より詳しくは、前記ターンテーブル61は、前記保持手段63に形成された複数の挿通孔64に対応する複数の雌ねじ穴65を備えており、前記保持手段63の各挿通孔64に対して、六角穴付ボルト66を挿通した上で、当該六角穴付ボルト66を前記雌ねじ穴65に締結することによって、保持手段63がターンテーブル61に固定されている。加えて、ターンテーブル61は、図示しない回転手段によって所定方向(図3中、矢印方向)に間欠的に回転可能に支持されている。従って、ターンテーブル61の回転に伴い、前記保持手段63が、配置手段71、溶接手段81、外ダレ除去手段91、内ダレ除去手段101、取外手段111の順で移動できるようになっている。
また、保持手段63は、自身の中心部分に鉛直方向に沿って延びる雌ねじ部67を備えている。当該雌ねじ部67は、エンジンヘッドの取付孔のねじ形状をモデルとした所定のねじ形状を有するものである。そのため、雌ねじ部67には、主体金具3のねじ部15が螺合可能となっている。
さらに、本実施形態において、保持手段63は、鉛直方向(前記雌ねじ部67の軸線CL2方向)から見て複数(本実施例では2つ)に分割してなる分割体63A,63Bによって構成されている。ここで、当該分割体63A,63Bは、前記孔部62の軸線を挟むようにして配置され、両分割体63A,63Bが互いに位置合わされることによって前記雌ねじ部67が形成されるようになっている。換言すれば、前記六角穴付ボルト66を取外すとともに、保持手段63をターンテーブル61から取外すことによって、前記雌ねじ部67を径方向に開閉することができるようになっている。
前記配置手段71は、前記ターンテーブル61の下方に設けられており、図6(a)に示すように、前記保持手段63の雌ねじ部67に対して前記主体金具3のねじ部15を螺合することによって、前記保持手段63に対して主体金具3を装着するためのものである。配置手段71は、図5に示すように、本体部72と、ソケット73と、サーボモータ74と、前記本体部72を前記ターンテーブル61の下面に対して接近・離間する方向へと鉛直方向に沿って相対移動可能な上下移動手段(図示せず)とを備えている。
前記本体部72は、前記サーボモータ74を保持するとともに、自身の内部に設けられた複数のベアリング75を介して、前記ソケット73をその中心軸CL3を回転軸として回転可能な状態で支持している。
前記ソケット73は、略円筒状をなし、自身の先端部には、図示しない搬送手段によって搬送された前記主体金具3の工具係合部19を係合可能な断面六角形状の被係合部76が設けられている。また、ソケット73は、前記中心軸CL3に沿った外周部分の略中央に径方向外向きに突出形成された大径部77を備えている。
前記サーボモータ74は、前記中心軸CL3を回転軸としてソケット73を回転させるためのものである。より詳しくは、当該サーボモータ74の回転軸には、プーリ78が設けられるとともに、当該プーリ78及び前記大径部77にタイミングベルト79が掛けられている。これにより、サーボモータ74の回転力がソケット73に伝達され、ソケット73を回転させることができるようになっている。
前記溶接手段81は、主体金具3の所定部位に対して直棒状の接地電極27を配置するための配置手段(図示せず)と、配置された接地電極27の先端部から主体金具3へと電流を流す通電手段(図示せず)とを備えている。そして、当該溶接手段81によって、図6(b)に示すように、主体金具3の先端部26に直棒状の接地電極27が接合される。尚、本実施形態では、主体金具3の先端部26のうち、保持手段63との関係で所定の位置関係となる部位に接地電極27が接合されるようになっている。
また、主体金具3に接地電極27が接合されることによって、同図(c)に示すように、両者の接合面外縁部には、両者を構成する金属材料が相互に溶融してなる溶接部Wが形成される。ここで、当該溶接部Wは、主体金具3の径方向外側へと突出形成された突出部分(外ダレ)WOや、主体金具3の径方向内側へと突出形成された突出部分(内ダレ)WIを伴って形成され得る。
前記外ダレ除去手段91は、図7に示すように、前記外ダレWOに剪断加工を施すための剪断手段92と、前記外ダレWOに切削加工を行い、外ダレWOを切除(除去)するための切削手段93とを備えている。また、剪断手段92及び切削手段93は、保持手段63の移動経路(主体金具3の搬送経路)に沿って、剪断手段92、切削手段93の順序で配設されている。前記剪断手段92は、同図(a)に示すように、筒状をなすとともに、図示しない移動手段によって鉛直方向に沿って往復移動可能に構成されている。また、当該剪断手段92の先端部92Aは断面テーパ状に形成されており、当該先端部92Aが前記外ダレWOを押圧することで、外ダレWOに切り欠きが形成されるようになっている。加えて、前記切削手段93は、同図(b),(c)に示すように、筒状をなすとともに、自身の内周面に、前記主体金具3の先端部26の外周面に沿って回転可能な複数のカッタ94を備えている。ここで、外ダレWOに切削加工を施す際には、切削手段93の内部に前記主体金具3を配置した上で、前記カッタ94を前記主体金具3に対して相対回転させる。これにより、切り欠きの形成された外ダレWOが切除(除去)される。
加えて、前記内ダレ除去手段101は、図8に示すように、前記内ダレWIに剪断加工を施すための剪断手段102と、前記内ダレWIに切削加工を行い、内ダレWIを切除するための切削手段103とを備えている。また、剪断手段102及び切削手段103は、保持手段63の移動経路(主体金具3の搬送経路)に沿って、剪断手段102、切削手段103の順序で配設されている。前記剪断手段102は、同図(a)に示すように、全体として棒状をなすとともに、図示しない移動手段によって鉛直方向に沿って往復移動可能に構成されている。また、当該剪断手段102の先端面の外周側端部は、断面テーパ状に形成されており、当該外周側端部が前記内ダレWIを押圧することで、内ダレWIに切り欠きが形成されるようになっている。また、同図(b)に示すように、前記切削手段103は、自身の中心軸を回転軸として回転可能に構成されており、自身の外周に螺旋状のカッタ(図示せず)が設けられている。ここで、内ダレWIに切削加工を施す際には、当該切削手段103を前記主体金具3の内部に挿入した上で、切削手段103を主体金具3に対して相対回転させる。その結果、切り欠きの形成された内ダレWIが切除される。
前記取外手段111は、前記配置手段71と略同様の構成を有し、前記主体金具3を前記雌ねじ部67から螺脱すべく、ねじ部15の中心軸を回転軸として主体金具3を所定のトルクで取外し方向へと回転させるものである。尚、当該取外手段111によって、取外された主体金具3は次の処理工程(例えば、メッキ処理工程等)に搬送される。一方で、取外手段111によっては取外すことができなかった主体金具3については、前記六角穴付ボルト66を取外し、分割体63A,63Bを分割する、すなわち、雌ねじ部67を開放することによって取外される。
次に、上記のように構成されてなるスパークプラグ1の製造方法について説明する。まず、主体金具3を予め加工しておく。すなわち、円柱状の金属素材(例えばS17CやS25Cといった鉄系素材やステンレス素材)を冷間鍛造加工により貫通孔を形成し、概形を製造する。その後、切削加工を施すことで外形を整え、主体金具中間体を得る。続いて、主体金具中間体の所定部位にねじ部15が転造によって形成され、主体金具3が得られる。
その後、主体金具3の先端面に、Ni合金及び銅合金からなる直棒状の接地電極27が抵抗溶接されるとともに、当該溶接に伴い生じた溶接部Wのうち、主体金具3の外周面から径方向外側に突出する外ダレWOと、径方向内側に突出する内ダレWIとが除去される。
より詳しくは、まず、前記配置手段71によって、主体金具3のねじ部15が保持手段63の雌ねじ部67に螺合され、ひいては主体金具3が保持手段63に装着される。すなわち、主体金具3の先端部26が鉛直上向きとなるようにして前記ソケット73の被係合部76に対して主体金具3の工具係合部19が係合される。次いで、前記上下移動手段によって、前記本体部72等がターンテーブル61に対して接近移動し、前記雌ねじ部67の直下方に前記主体金具3の先端部26が配置される。その後、前記上下移動手段によって前記本体部72等を鉛直上方へと徐々に移動させつつ、前記サーボモータ74によって、前記ソケット73を回転させる。これにより、主体金具3が前記ソケット73の中心軸CL3を回転軸として回転させられることとなり、ひいては前記主体金具3のねじ部15が、その先端から前記保持手段63の雌ねじ部67に対して、所定のトルクをもって徐々に螺合されていくこととなる。そして、前記座部16の先端側端面が前記保持手段63の下面部と当接した段階で、前記保持手段63に対する前記主体金具3の装着が完了する。尚、装着完了後、前記上下移動手段によって、前記本体部72等がターンテーブル61から離間する方向へと相対移動させられ、これにより、ソケット73から主体金具3が離脱されることとなる。
次いで、ターンテーブル61が所定角度だけ回転し、主体金具3が溶接手段81側へと搬送される。そして、前記溶接手段81によって主体金具3の先端部26に接地電極27が接合される。次に、前記ターンテーブル61が所定角度ずつ回動することによって、接地電極27の接合された主体金具3が、外ダレ除去手段91の剪断手段92、切削手段93の順に搬送され、主体金具3が保持手段63に装着されたまま、外ダレWOの除去処理が行われる。ついで、ターンテーブル61によって、主体金具3が内ダレ除去手段101の剪断手段102、切削手段103の順に搬送され、内ダレWIの除去処理が行われる。最後に、主体金具3が取外手段111へと搬送されるとともに、当該取外手段111によって、主体金具3が保持手段67に対して取外し方向へと相対回転させられる。ここで、取外手段111により取外された主体金具3は、次述するメッキ処理工程へと送られる。一方で、取外手段111によっては取外すことができなかった主体金具3は、分割体63A,63Bを分割することにより取外され、不良品として処理される。
次いで、接地電極27の接合された主体金具3に対して、亜鉛メッキ或いはニッケルメッキが施される。尚、耐食性向上を図るべく、その表面に、さらにクロメート処理が施されることとしてもよい。
一方、前記主体金具3とは別に、絶縁碍子2を成形加工しておく。例えば、アルミナを主体としバインダ等を含む原料粉末を用い、成型用素地造粒物を調製し、これを用いてラバープレス成形を行うことで、筒状の成形体が得られる。得られた成形体に対し、研削加工が施され整形される。そして、整形されたものが焼成炉へ投入され焼成され、絶縁碍子2が得られる。
また、前記主体金具3、絶縁碍子2とは別に、中心電極5を製造しておく。すなわち、Ni合金が鍛造加工され、その中央部に放熱性向上を図るべく銅合金からなる内層5Aが設けられる。次に、中心電極5の先端部に対して貴金属部31がレーザ溶接によって接合される。より詳しくは、前記外層5Bの先端面と円柱状の貴金属部31の基端面とを重ね合わせた上で、両者の当接面の外周に対してレーザービームを照射することによって中心電極5の先端部に貴金属部31が接合されている。
そして、上記のようにして得られた絶縁碍子2及び中心電極5と、抵抗体7と、端子電極6とが、ガラスシール層8,9によって封着固定される。ガラスシール層8,9としては、一般的にホウ珪酸ガラスと金属粉末とが混合されて調製されており、当該調製されたものが抵抗体7を挟むようにして絶縁碍子2の軸孔4内に注入された後、焼成炉内にて加熱しつつ、後方から前記端子電極6で押圧することにより焼き固められる。尚、このとき、絶縁碍子2の後端側胴部10表面には釉薬層が同時に焼成されることとしてもよいし、事前に釉薬層が形成されることとしてもよい。
その後、上記のようにそれぞれ作製された中心電極5及び端子電極6を備える絶縁碍子2と、接地電極27を備える主体金具3とが組付けられる。より詳しくは、比較的薄肉に形成された主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって両者が組付けられる。
次いで、接地電極27の先端部に、貴金属チップ32が溶接される。そして、接地電極27を屈曲させることで、貴金属部31及び貴金属チップ32間の前記火花放電間隙33を調整する加工が実施され、スパークプラグ1が得られる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、保持手段63の雌ねじ部67に対して主体金具3のねじ部15が螺合された状態で、接地電極27の接合処理、及び、外ダレWOの除去処理がなされ、その後、取外手段111によって保持手段63から主体金具3を取外すための処理が行われる。ここで、外ダレWOが十分に除去されるとともに、ねじ部15に損傷が生じていない主体金具3は、保持手段63から比較的容易に螺脱される。一方で、外ダレWOの除去が不十分であったり、外ダレWOの除去処理等に伴いねじ部15が損傷してしまったりした主体金具3は、保持手段63から螺脱することが比較的困難である。換言すれば、取外手段111によって比較的容易に保持手段63から螺脱できた主体金具3は、内燃機関の取付孔への装着に支障がないものと判断することができる。一方で、保持手段63から螺脱することが比較的困難な主体金具3は、取付孔への装着に支障があると判断することができる。このように本実施形態によれば、各プラグ1を逐一検査することなく、内燃機関のヘッドの取付孔に装着可能な主体金具3と、装着が困難な主体金具3とを選別することができる。その結果、生産性の低下や生産コストの増大といった事態をより確実に防止することができる。
また、保持手段63は、複数の分割体63A,63Bによって構成されているため、分割体63A,63Bを開放することによって、外ダレWOの除去が不十分であったり、ねじ部15に損傷が生じてしまったりした主体金具3を比較的容易に取外すことができる。
加えて、内ダレ除去手段101によって、溶接部Wのうち主体金具3の径方向内側に突出形成された内ダレWIが除去される。これにより、加工効率の向上を図ることができ、生産性の一層の向上を図ることができる。
また、主体金具3は、ねじ部15が雌ねじ部67に螺合されるとともに、座部16の先端側端面が保持手段63の下面部と当接した状態で、保持手段63に装着されている。すなわち、保持手段63に対して主体金具3を装着したとき、保持手段63と主体金具3(特にねじ部15)との相対位置関係は、製造される主体金具3のそれぞれについて略等しい状態となる。そのため、主体金具3の先端部26のうち、保持手段63との関係で所定の位置関係となる部位に接地電極27を接合することで、製造される主体金具3のそれぞれについて、ねじ部15と接地電極27の接合部位との相対位置関係を略同一なものとすることができる。換言すれば、製造された各主体金具3を所定形状の取付孔に装着した場合には、接地電極27の配置される位置を各主体金具3について略同一なものとすることができる。これにより、例えば、接地電極27を、燃料噴射口と火花放電間隙33との間に位置しないように配置することができ、ひいては接地電極27によって火花放電間隙33への燃料ガスの流入が阻害されてしまうといった事態を防止することができる。
尚、複数の保持手段63を用いた上で、ねじ部15と接地電極27の接合部位との相対位置関係が略同一なものとなるように主体金具3と接地電極27とを接合する場合は、例えば、各保持手段63における雌ねじ部67のねじ切り開始位置と接地電極27の接合予定位置との関係が略同一となるように、各保持手段63を準備しておく必要がある。
また、外ダレ除去手段91及び内ダレ除去手段101は、それぞれ剪断手段92,102、及び、切削手段93,103を備えており、外ダレWO及び内ダレWIに対して複数回にわたって除去処理が行われる。これにより、外ダレWOや内ダレWIをより確実に除去することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、接合装置51は、外ダレ除去手段91及び内ダレ除去手段101を備えて構成されているが、少なくとも外ダレ除去手段91を備えて構成されていればよく、内ダレ除去手段101を省略して構成することとしてもよい。
(b)上記実施形態では、ねじ部15が、その先端から徐々に雌ねじ部67に対して螺合されることで、主体金具3が保持手段63に対して装着されている。これに対して、分割体63A,63Bを開放した状態で雌ねじ部67が形成される位置にねじ部15(主体金具3)を配置し、その後、分割体63A,63Bを閉鎖する(組み合わせる)ことによって、雌ねじ部67に対してねじ部15を螺合することとしてもよい。この場合には、ねじ部15を比較的素早く雌ねじ部67に対して螺合することができ、生産性の向上を図ることができる。
(c)上記実施形態では、主体金具3が保持手段63に装着された際に、ねじ部15の基端側部分のみが雌ねじ部67に螺合されているが、例えば、保持手段63の厚さを比較的大きくする等して、ねじ部15の先端側部分が雌ねじ部67に螺合されることとしてもよい。この場合には、外ダレWOや内ダレWIの除去処理時に、ねじ部15に対して剪断手段92,102や切削手段93,103が接触してしまうことを防止することができ、ねじ部15の損傷を効果的に防止することができる。また、ねじ部15の損傷を効果的に防止するという観点からは、ねじ部15の先端側部分を覆うカバー等を設けるように構成することとしてもよい。
(d)上記実施形態では、貴金属部31や貴金属チップ32が設けられているが、貴金属部31や貴金属チップ32を省略して構成することとしてもよい。
(e)上記実施形態では、工具係合部19は断面六角形状とされているが、工具係合部19の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。また、工具係合部19の形状変更に対応して、前記ソケット73の被係合部76の形状を変更することとしてもよい。
スパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 スパークプラグの先端部の構成を示す一部破断拡大図である。 接合装置の構成を示す平面模式図である。 (a)は、保持手段の構成を示す拡大平面図であり、(b)は、ターンテーブルに対する保持手段の配設状態を示す拡大断面図である。 配置手段の構成を示す拡大正面図である。 (a)は、保持手段に対する主体金具の装着状態を示す拡大断面図であり、(b)は、主体金具に対する接地電極の接合を示す拡大断面図であり、(c)は、溶接部を説明するための模式図である。 (a)は、外ダレ除去手段の剪断手段を示す一部破断正面図であり、(b)は、外ダレ除去手段の切削手段を示す一部破断正面図であり、(c)は、(b)のJ−J線断面図である。 (a)は、内ダレ除去手段の剪断手段を示す一部破断正面図であり、(b)は、内ダレ除去手段の切削手段を示す一部破断正面図である。
符号の説明
1…スパークプラグ、2…絶縁体としての絶縁碍子、3…主体金具、4…軸孔、5…中心電極、27…接地電極、51…接合装置、63…保持手段、63A,63B…分割体、67…雌ねじ部、71…配置手段、81…溶接手段、91…外ダレ除去手段、101…内ダレ除去手段、111…取外手段、CL1…軸線、CL2…雌ねじ部の軸線、W…溶接部、WI…内ダレ、WO…外ダレ。

Claims (6)

  1. 軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
    前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極が前記軸孔に設けられた略円筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体の外周に設けられ、内燃機関のヘッドの取付孔に螺合するためのねじ部を有する略円筒状の主体金具と、
    前記主体金具の先端部に基端部が接合されるとともに、先端部が前記中心電極側に向けて曲げられて配置された接地電極とを備えるスパークプラグの製造方法であって、
    前記ねじ部を螺合可能な雌ねじ部を備える保持手段を用い、前記ねじ部を前記雌ねじ部に螺合することによって前記主体金具を前記保持手段に装着する配置工程と、
    前記主体金具の先端部に前記接地電極の基端部を接合すべく、溶接処理を施す溶接工程と、
    前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向外側へと突出して形成された突出部分を除去すべく、外ダレ除去処理を施す外ダレ除去工程と、
    前記外ダレ除去工程の後、前記保持手段から前記主体金具を取外すべく、前記ねじ部の中心軸を回転軸として前記主体金具を前記保持手段に対して取外し方向に相対回転させる取外工程とを含み、
    前記溶接工程における溶接処理、及び、前記外ダレ除去工程における外ダレ除去処理は、前記保持手段に対して前記主体金具が装着された状態で施されることを特徴とするスパークプラグの製造方法。
  2. 前記保持手段は、前記雌ねじ部の軸線方向から見て複数に分割可能な分割体によって構成されるとともに、
    前記分割体は、前記雌ねじ部の径方向に開閉可能であることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記溶接工程の後、前記取外工程の前において、前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向内側へと突出して形成された突出部分を除去する内ダレ除去工程を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
    前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極が前記軸孔に設けられた略円筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体の外周に設けられ、内燃機関のヘッドの取付孔に螺合するためのねじ部を有する略円筒状の主体金具と、
    前記主体金具の先端部に基端部が接合されるとともに、先端部が前記中心電極側に向けて曲げられて配置された接地電極とを備えるスパークプラグの製造装置であって、
    前記ねじ部を螺合可能な雌ねじ部を有する保持手段を具備するとともに、
    前記ねじ部を前記雌ねじ部に螺合することによって前記主体金具を前記保持手段に装着する配置手段と、
    前記主体金具の先端部に前記接地電極の基端部を接合すべく、溶接処理を施す溶接手段と、
    前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向外側へと突出して形成された突出部分を除去すべく、外ダレ除去処理を施す外ダレ除去手段と、
    前記外ダレ除去手段を経た前記主体金具を、前記保持手段から取外すべく、前記ねじ部の中心軸を回転軸として前記主体金具を前記保持手段に対して取外し方向に相対回転させる取外手段とを備え、
    前記溶接手段による溶接処理、及び、前記外ダレ除去手段による外ダレ除去は、前記保持手段に対して前記主体金具が装着された状態で施されることを特徴とする製造装置。
  5. 前記保持手段は、前記雌ねじ部の軸線方向から見て複数に分割可能な分割体によって構成されるとともに、
    前記分割体は、前記雌ねじ部の径方向に開閉可能であることを特徴とする請求項4に記載の製造装置。
  6. 前記溶接手段による溶接処理の後であって、前記取外手段による取外処理の前には、前記主体金具及び前記接地電極の溶接部のうち、前記主体金具の径方向内側へと突出して形成された突出部分を除去するための内ダレ除去手段が設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載の製造装置。
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