JP2013001549A - シート搬送装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引き出し部分が弛み状態にある場合、調整部32は、モータ33の回転速度を低く設定することによって、モータ33に大きなトルクを出力させる。一方、引き出し部分が張り状態にある場合、調整部32は、モータ33の回転速度を高く設定することによって、モータ33に小さなトルクを出力させる。引き出し部分が弛み状態から張り状態へ移行するときには、引き出し部分が張り状態にある場合よりも大きなトルクが必要である。このため、モータ33のトルクが不足していると、トルクを急激に増大させようとして脱調が起きてしまう。しかしながら、弛み状態が解消される時点のモータ33のトルクは、改めて増大させるまでもなく、十分に大きい。従って、モータ33の脱調が抑制される。
【選択図】図1
Description
例えばサーマルプリンタのような記録装置においては、セットされたロール紙から引き出されている部分(以下、引き出し紙という)の一部が、プラテンローラと記録ヘッドとによって挟持される。プラテンローラはモータに接続されている。モータの駆動回転に伴ってプラテンローラが回転することによって、引き出し紙が長手方向に搬送され、ロール紙が従動回転する。このとき、記録ヘッドは引き出し紙に情報を記録する。
一方、弛み状態から張り状態へ移行する引き出し紙を搬送するために必要なトルク(以下、弛み解消トルクという)は、張りトルクよりも更に大きい。何故ならば、引き出し紙の弛みが解消されるときに、引き出し紙に比べて慣性が大きいロール紙が従動回転を開始する(即ち最大負荷である)からである。
脱調が起きると引き出し紙を適切に搬送することができない。この結果、情報の記録不良が発生し得る。
ところで、搬送すべきシートの弛みに起因するモータの脱調は、記録装置のみに固有のものではなく、ロール状をなすシートから引き出されている部分を搬送するためのモータを備えるシート搬送装置、又はこのようなシート搬送装置を備える装置であれば発生し得るものである。
以下では、ロール状をなすシートをシートロールといい、シートロールから引き出されている部分を引き出し部分という。
モータは、引き出し部分を搬送するためのものである。
引き出し部分は、張り状態及び弛み状態の内、何れか一方の状態にある。引き出し部分が弛み状態にある場合、モータが引き出し部分を搬送し続けることによって、引き出し部分の弛みが解消される(即ち、引き出し部分は弛み状態から張り状態へ移行する)。
検出部は、引き出し部分に弛みが生じているか否かを検出し、調整部は、検出部の検出結果に応じてモータのトルクを調整する。
この結果、弛み状態においては、弛みトルクよりも大幅に大きいトルクで引き出し部分が搬送される。従って、モータは、引き出し部分の弛みの解消と同時的に、出力すべきトルクを瞬間的に大幅に増大させる必要がない。故に、モータが、脱調を起こす虞はない。
ところで、本発明に係る記録装置は、本発明に係るシート搬送装置、及び記録部を備える。記録部は、シート搬送装置によって搬送されるシートに情報を記録する。
本発明に係るシート搬送装置ではモータの脱調が起きないため、シートは適切に搬送される。従って、シートに対する情報の記録不良の発生が抑制される。
この結果、引き出し部分が弛み状態にあるとき、モータは低い一定の回転速度で回転し、引き出し部分が張り状態にあるとき、モータは高い一定の回転速度で回転する。
このように、トルクの大/小を調整するために回転速度の低/高を設定する場合には、設定された回転速度に至るまでのモータの回転加速度を必要十分な値に設定することができる。ゆえに、モータは速やかに所要の回転速度で回転することができる。換言すれば、モータの脱調を抑制しつつシートを効率よく搬送することができる。
この結果、引き出し部分が弛み状態にあるとき、モータは小さい回転加速度で増速し、引き出し部分が張り状態にあるとき、モータは大きい回転加速度で増速する。
回転加速度が小さい(又は大きい)場合にトルクが大きい(又は小さい)モータを備えていれば、モータのトルクは、小さい回転加速度で増速するときよりも、大きい回転加速度で増速するときの方が小さい。即ち、調整部は、モータが出力すべき回転加速度を適宜に設定することによって、トルクを容易に、且つ適切に調整することができる。
支持部は、シートロールを回転可能に支持する。このため、引き出し部分が張り状態にある場合、シートロールは、引き出し部分の搬送に伴って回転する。一方、引き出し部分が弛み状態にある場合、シートロールは静止し、引き出し部分が搬送されても回転することはない。
以上の結果、引き出し部分に弛みが生じているか否かを簡便且つ正確に検出することができる。
調整部は、ドライバ及びコントローラを有する。
コントローラは、ドライバにパルス信号を与え、ドライバは、与えられたパルス信号に応じた駆動電流をステッピングモータに与え、ステッピングモータは、与えられた駆動電流によって作動する。
従って、調整部は、ステッピングモータに与えるパルス信号の周波数を適宜に加減することによって、トルクを容易に、且つ適切に調整することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る記録装置1の構成を示すブロック図である。
記録装置1のユーザは、感熱紙を用いてなるシート2を記録装置1にセットする。記録装置1は、セットされたシート2に、文字又は図柄等で構成された情報を記録する。このために、記録装置1は、バッファ10、記録制御部11、及び感熱式の記録ヘッド12、並びにシート搬送装置3を備えている。シート搬送装置3は、支持部30、検出部31、調整部32、モータ33、及びプラテンローラ34を備えている。調整部32は、MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)40、コントローラ41、及びドライバ42を備えている。
シート2は、工場出荷時には全体がロール状になしてあるが、使用時には一部が引き出される。以下では、シート2のロール状の部分をシートロール21といい、シートロール21から引き出された部分を引き出し部分22という。
図2及び図3は、引き出し部分22が張り状態の場合を説明するためのものであり、図4及び図5は、引き出し部分22が弛み状態の場合を説明するためのものである。ただし、図2及び図4にはモータ33が停止中の場合が示してあり、図3及び図5に示すモータ33が作動中の場合が示してある。
まず、図1〜図5を参照しつつ、記録装置1の全体的な構成を説明する。
検出部31は、例えば支持部30の回転角度を検出するロータリーポテンショメータを備える。この検出部31は、ロータリーポテンショメータの検出結果が時間的に変化した場合、即ち支持部30が回転した場合に、支持部30が回転したことを示す電気信号(以下、回転信号という)を、調整部32のMPU40へ出力するよう構成されている。ここで、支持部30が回転/静止している場合とは、シートロール21が回転/静止している場合である。即ち、検出部31は、シートロール21が回転しているか否かを検出する。
コントローラ41は、入力された制御信号に応じた周波数で、パルス信号をドライバ42へ出力する。
ドライバ42は、入力されたパルス信号に応じた駆動電流をモータ33へ出力する。
モータ33は、ステッピングモータを用いてなり、入力された駆動電流によって作動する。
プラテンローラ34は、モータ33の出力軸と一体回転するようモータ33に連結されている。プラテンローラ34は、シート2の引き出し部分22の一部を記録ヘッド12に押し付けつつ、モータ33の駆動回転に伴って回転する。このとき、引き出し部分22が長手方向に搬送される。
以上のように、引き出し部分22が張り状態にある場合にモータ33が作動すると、シート2の状態は、図2に示す状態から図3に示す状態へ移行する。
以上のように、引き出し部分22が弛み状態にある場合にモータ33が作動すると、シート2の状態は、図4に示す状態から図5に示す状態へ移行し、更にモータ33が作動し続けると、図3に示す状態へ移行する。
ここで、引き出し部分22の張り状態/弛み状態と、モータ33の回転速度及びトルクとの関係を説明する。
図中横軸は回転速度Vを示し、縦軸はトルクTを示している。
図に示すように、回転速度Vが高く/低くなるほど、トルクTは小さく/大きくなっていく。従って、回転速度V=V1,V2,V3のときのトルクT=Ta,Tb,Tcは、V1<V2<V3であれば、Ta>Tb>Tcである。ただし、V1,Tc>0である。
張り状態の引き出し部分22を搬送する場合は、シートロール21を従動回転させ続ける必要がある。この場合、モータ33は、トルクTb以上のトルクTを出力すればよい。つまり、トルクTbは張りトルクである。
以上のことから、モータ33が停止しており、且つ引き出し部分22が張り状態の場合、モータ33の回転速度Vを、回転速度ゼロから回転速度V2まで増加させればよいことがわかる。
一方、弛み状態の引き出し部分22を搬送する場合は、シートロール21を従動回転させる必要がない。この場合、モータ33は、トルクTc以上のトルクTを出力すればよい。つまり、トルクTcは弛みトルクである。
しかしながら、引き出し部分22が弛み状態から張り状態へ移行する場合には、静止していたシートロール21に従動回転を開始させる必要がある。この場合、モータ33は、トルクTa以上のトルクTを出力しなければならない。つまり、トルクTaは弛み解消トルクである。
従って、弛み状態が解消されるときにモータ33が脱調を起こすことを抑制しつつ、弛み状態の引き出し部分22を可及的効率よく搬送するためには、モータ33が回転速度V1で回転することが望ましい。
以上のことから、モータ33が停止しており、且つ引き出し部分22が弛み状態の場合、モータ33の回転速度Vを、回転速度ゼロから回転速度V1まで増加させればよいことがわかる。
また、回転速度V1(又は、回転速度V2)に対応するパルス信号の周波数f[Hz]は、f=Fs(又は、f=Ft)である。ここで、Fs,Ftは0<Fs<Ftであり、周波数Fs(又は周波数Ft)は、トルクTa(又はトルクTb)に対応する。
ところで、停止しているモータ33を回転速度V1(又は、回転速度V2)で回転させるべく、コントローラ41がドライバ42へ唐突にFs(又はFt)Hzのパルス信号を出力すると、モータ33が脱調を起こす虞がある。
図1に示すバッファ10は、自身に入力された記録データを一時的に記憶するメモリである。バッファ10が記憶した記録データは、先入れ先出し式に記録制御部11へ出力される。
記録ヘッド12は、入力された記録データに基づく情報を、1ライン分ずつ、シート2の引き出し部分22に記録する。記録ヘッド12による情報の記録は、引き出し部分22が張り状態であっても弛み状態であっても問題なく行なわれる。
更に詳細には、記録制御部11は、情報の記録を開始する場合に、情報の記録を開始することを報知する電気信号(以下、開始信号という)を、調整部32のMPU40へ出力する。
更に、記録制御部11は、入力された記録データを1ライン分ずつ記録ヘッド12へ出力する。
また、MPU40は、搬送信号が入力される都度、設定周波数Fのパルス信号をコントローラ41に出力させるための第1の制御信号をコントローラ41へ出力する。
更に、MPU40は、終了信号が入力された場合に、モータ33を停止させるための第2の制御信号をコントローラ41へ出力する。
図7は、シート搬送装置3で実行されるシート搬送処理の手順を示すフローチャートである。シート搬送処理の開始前は、モータ33は停止している。
MPU40は、開始信号が入力されたか否かを判定する(S11)。開始信号が入力されていない場合(S11でNO)、MPU40は、処理を後述するS13へ移す。
S11でNOの場合かS12の処理終了後、MPU40は、搬送信号が入力されたか否かを判定する(S13)。
搬送信号が入力された場合(S13でYES)、MPU40は、第1の制御信号をコントローラ41へ出力する(S14)。
S14の処理の終了後、MPU40は、回転信号が入力されたか否かを判定する(S15)。
回転信号が入力されていない場合(S15でNO)、即ち引き出し部分22が弛み状態の場合、MPU40は、設定周波数Fが周波数Fsに等しいか否かを判定する(S16)。ただし、S16においてF=Fsとは、設定周波数Fが周波数Fs以下の適宜の範囲に含まれていることを意味する。
F≠Fsである場合(S16でNO)、MPU40は、処理を後述するS17へ移す。
回転信号が入力された場合(S15でYES)、即ち引き出し部分22が張り状態の場合、MPU40は、処理を次のS17へ移す。
S15でYESか、S16でNOの場合、MPU40は、設定周波数Fが周波数Ftに等しいか否かを判定する(S17)。ただし、S17においてF=Ftとは、設定周波数Fが周波数Ft以下の適宜の範囲に含まれていることを意味する。
F≠Ftである場合(S17でNO)、MPU40は、設定周波数FをαHz増加させてから(S18)、処理をS13へ戻す。
搬送信号が入力されていない場合(S13でNO)、MPU40は、終了信号が入力されたか否かを判定し(S20)、入力されていない場合(S20でNO)、処理をS13へ戻す。
以上のようなシート搬送処理を実行すると、停止している(即ち回転速度ゼロの)モータ33は、弛みの有無に拘らず回転速度V1まで一定の回転加速度で増速制御される。
一方、引き出し部分22が張り状態である場合、モータ33は、回転速度V1に達した後も、回転速度V2まで一定の回転加速度で増速制御され続け、回転速度V2に達したときに、回転速度V2で定速制御される。このとき、トルクTは最大値からトルクTbまで徐々に減少して、一定になる。
なお、0<β<Fs,0<γ<Ft,β<γの場合、S16(又はS17)でNOのとき、MPU40は、設定周波数FをβHz(又はγHz)増加させてから、処理をS13へ移してもよい。この場合、回転速度の上昇中に、弛み状態におけるモータ33の回転加速度が、張り状態における回転加速度よりも小さくなる。従って、弛み状態におけるモータ33のトルクTが、張り状態におけるトルクTよりも大きくなる。この結果、脱調する可能性が更に抑制される。
なお、シート2が普通紙を用いてなる場合、記録装置1は、感熱式の記録ヘッド12に替えて、例えば熱転写式の記録ヘッドを備えていればよい。
また、記録装置1は、引き出し部分22を、プラテンローラ34と、プラテンローラ34に対向配置された従動ローラとで挟持することによって搬送する構成でもよい。この場合、記録ヘッド12は、引き出し部分22の挟持位置とは異なる位置に情報を記録する。
本実施の形態に係る記録装置1及びシート搬送装置3のハードウェア構成は、実施の形態1に係る記録装置1及びシート搬送装置3のハードウェア構成と同様である。このため、以下では、本実施の形態と実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1においては、弛み状態にある引き出し部分22は、弛みが解消されるまで、最高でも回転速度V1で搬送される。このため、引き出し部分22の弛み量が多ければ多いほど、搬送効率が悪化する虞がある。
このときに、モータ33が脱調を起こさないようモータ33のトルクを調整するために、モータ33の回転速度Vを回転速度V2まで上昇させるときの回転加速度を、弛み状態と張り状態とで異なるものにする。
開始信号が入力された場合(S11でYES)、MPU40は、パルス信号の設定周波数Fに周波数δをセットし(S31)、処理をS13へ移す。
回転信号が入力されていない場合(S15でNO)、即ち引き出し部分22が弛み状態の場合、MPU40は、実施の形態1のS17と同様にして、設定周波数Fが周波数Ftに等しいか否かを判定する(S32)。
F≠Ftである場合(S32でNO)、MPU40は、設定周波数FをεHz増加させてから(S33)、処理をS13へ戻す。
回転信号が入力された場合(S15でYES)、即ち引き出し部分22が張り状態の場合、MPU40は、処理をS17へ移す。
F=Ftである場合(S17でYES)、MPU40は、設定周波数Fを変更することなく、処理をS13へ戻す。
以上のようなシート搬送処理を実行すると、停止している(即ち回転速度ゼロの)モータ33は、引き出し部分22が弛み状態の場合には、回転速度V2に達するまでゆっくりと加速するよう制御され、引き出し部分22が張り状態の場合には、回転速度V2に達するまで急激に加速するよう制御される。この結果、弛み状態におけるモータ33のトルクは、張り状態におけるモータ33のトルクよりも大きくなるため、弛みの解消時に脱調が起こり難い。そして、回転速度V2に達した場合、モータ33は回転速度V2で定速制御される。
図9は、本発明の実施の形態3に係るシート搬送装置5の構成を示すブロック図である。
シート搬送装置5は、支持部50、検出部51、調整部52、モータ53、及び搬送ローラ54を備えている。調整部52は、MPU60、コントローラ61、及びドライバ62を備えている。これらは、実施の形態1,2の支持部30、検出部31、調整部32、モータ33、プラテンローラ34、MPU40、コントローラ41、及びドライバ42に対応する。
搬送されたシート7は、シート搬送装置5の外部で引き出し部分72に対する適宜の処理(加熱処理又は染色処理等)を施されてから、裁断又は再巻き取り等される。なお、シート搬送装置5は、シート7に適宜の処理を施すシート処理装置に組み込まれていてもよい。
また、本発明の効果がある限りにおいて、シート搬送装置3,5又は記録装置1に、実施の形態1〜3に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
2,7 シート
21,71 シートロール
22,72 引き出し部分
3,5 シート搬送装置
30,50 支持部
31,51 検出部
32,52 調整部
33,53 モータ(ステッピングモータ)
41,61 コントローラ
42,62 ドライバ
Claims (6)
- ロール状をなすシートから引き出されている部分を搬送するためのモータを備えるシート搬送装置において、
前記部分に弛みが生じているか否かを検出する検出部と、
該検出部が弛みが生じていることを検出した場合の前記モータのトルクが、前記検出部が弛みが生じていないことを検出した場合の前記トルクよりも大きくなるよう調整する調整部と
を備えることを特徴とするシート搬送装置。 - 前記モータを一定の回転速度で回転させる場合、
前記調整部は、前記検出部が弛みが生じていることを検出したときの前記一定の回転速度が、前記検出部が弛みが生じていないことを検出したときの前記一定の回転速度よりも低くなるよう設定することによって前記トルクを調整するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記モータの回転速度を上昇させる場合、
前記調整部は、前記検出部が弛みが生じていることを検出したときの前記モータの回転加速度が、前記検出部が弛みが生じていないことを検出したときの前記回転加速度よりも小さくなるよう設定することによって前記トルクを調整するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。 - 前記ロール状をなすシートを回転可能に支持する支持部を更に備え、
前記検出部は、前記部分に弛みが生じているか生じていないかを検出すべく、前記ロール状をなすシートが回転していないか回転しているかを検出するようにしてあることを特徴とする請求項1から3の何れかひとつに記載のシート搬送装置。 - 前記モータはステッピングモータを用いてなり、
前記調整部は、前記ステッピングモータに駆動電流を与えるドライバと、該ドライバにパルス信号を与えるコントローラとを有し、
前記調整部は、前記パルス信号の周波数を加減することによって前記トルクを調整するようにしてあることを特徴とする請求項1から4の何れかひとつに記載のシート搬送装置。 - 請求項1から5の何れかひとつに記載のシート搬送装置と、
該シート搬送装置によって搬送されるシートに情報を記録する記録部と
を備えることを特徴とする記録装置。
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