JP2015061807A - 被記録材の搬送装置及び記録装置 - Google Patents

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優揮 小林
Yuki Kobayashi
優揮 小林
石井 隆幸
Takayuki Ishii
隆幸 石井
清人 小室
Kiyoto Komuro
清人 小室
安江 拓也
Takuya Yasue
拓也 安江
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Abstract

【課題】ロール径が変化しても常に一定の設定テンションがロール状被記録材にかかるようにすることができる簡単な構造のロール状被記録材の搬送装置を提供する。【解決手段】本発明のロール状被記録材の搬送装置1は、ロール状に巻かれたロール状被記録材Pのロール部31を支持するスピンドル4L、4Rと、前記スピンドル4L、4Rを正転方向Aと逆転方向Bとに回転させるスピンドルモータ30と、前記ロール部31から引き出されたロール状被記録材Pを挟持して搬送する搬送用駆動ローラ19と搬送用従動ローラ20とによって構成される搬送用ローラ21と、前記ロール部31のロール径Dに影響されることなく、前記搬送用ローラ21とロール部31間のロール状被記録材Pに一定の設定テンションFを発生させるテンション発生部29とを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、ロール状被記録材のロール径の変化に対応して、ロール状被記録材に常に一定の設定テンションがかかるようにしてロール状被記録材を搬送することができるロール状被記録材の搬送装置、スピンドルモータのトルク設定方法及び上記ロール状被記録材の搬送装置を備えた記録装置に関する。
以下、記録装置の一例であるインクジェットプリンタを例に採って説明する。インクジェットプリンタの中にはA1プラス(ノビ)サイズやB0プラス(ノビ)サイズといった大判サイズの被記録材に対してインクを吐出して記録を実行することができる大型のインクジェットプリンタが存在する。この種の大型のインクジェットプリンタではロール幅が24インチ(約610mm)、36インチ(約914mm)、44インチ(約1118mm)、ロール長が10m〜45mのロール状に巻かれたロール状被記録材が主に使用されている。また、ロール状被記録材の種類も多岐に及んでおり、用紙やフィルム等、材質の違うものから剛性の高い例えばレジンコート系の写真用紙や剛性の低い普通紙等、多くの種類のものが使用されている。
そして、このようなロール状被記録材(以下ロール紙ともいう)は、スピンドルによってロール部が水平に支持されており、該ロール部から引き出されたロール紙の始端部は一対のニップローラによって構成されている搬送用ローラによって挟持され、一対のニップローラの挟圧送り作用によって下流の記録ポジションに向けて搬送されるようになっている。また、上記スピンドルには、バネクラッチが仕込まれていたり、下記の特許文献1に示すようなトルクリミッタが連結されており、これらのバネクラッチやトルクリミッタの作用でロール紙に搬送抵抗となる一定のトルクを付与し、上記搬送用ローラとロール部との間のロール紙にテンションを付与するようにしていた。
特開2007−290866号公報
しかし、上記構成のテンション発生部を採用した場合には、ロール紙が引き出されてロール部のロール径が減少したり、ロール紙を交換してロール部のロール径が増減したような場合には、トルクは一定であっても上記ロール紙のテンションが変化してしまう。また、ロール部のロール径の増減やロール紙の種類やロール幅の違いによってロール紙の重さが変化してしまい、スピンドルにかかる摩擦トルクが変わってしまうことも上記ロール紙のテンションが変化する要因になっている。
ロール紙のテンションが変化すると、ロール紙の送り精度に影響を与えるため、記録実行品質の低下をもたらし、画質を劣化させる。また、ロール紙のテンションが高過ぎる場合には、ロール紙に滑りを生じさせて紙送り精度を低下させたり、ロール紙のテンションが低過ぎる場合には、ロール紙に皺を発生させて外観不良や搬送不良をもたらすことになる。
本発明の目的は、ロール状被記録材のロール径の変化に影響されずに、ロール状被記録材に常に一定の設定テンションがかかるようにすることができるロール状被記録材の搬送装置、スピンドルモータのトルク設定方法及び上記ロール状被記録材の搬送装置を備えた記録装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るロール状被記録材の搬送装置は、ロール状被記録材のロール部を支持するスピンドルを回転させるスピンドルモータと、前記ロール部から引き出されたロール状被記録材を挟持して搬送する搬送用ローラと、前記搬送用ローラとロール部間のロール状被記録材に、前記ロール部のロール径の変化に因らず一定の設定テンションを発生させるテンション発生部と、を備えていることを特徴とするものである。
本態様によれば、ロール部のロール径が変化したとしても搬送用ローラとロール部間のロール状被記録材のテンションは常に一定になるからロール状被記録材の送り精度が高まり、記録実行品質が向上する。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様に係るロール状被記録材の搬送装置において、前記テンション発生部は、前記スピンドルモータで構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、別途のテンション発生部を設けることなく、既存のスピンドルモータの有効利用を図ることができ、構造が簡単で、部品点数が少ない、送り精度の優れたロール状被記録材の搬送装置を提供できるようになる。
本発明の第3の態様は、前記第1または第2の態様に係るロール状被記録材の搬送装置において、前記ロール部の回転量を検出する第1の検出部と、前記搬送用ローラの回転量を検出する第2の検出部とを備えていることを特徴とするものである。
本態様によれば、第1の検出部で検出された前記ロール部の回転量と、第2の検出部によって検出された前記搬送用ローラの回転量とによってロール状被記録材のロール部のロール半径を推定することが可能となる。
本発明の第4の態様は、前記第3の態様に係るロール状被記録材の搬送装置において、前記スピンドルモータのトルクを制御するトルク制御装置を備え、該トルク制御装置は、前記ロール部を支持している状態のスピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクを測定する静メジャメント測定部と、前記第1の検出部及び第2の検出部によって検出したロール部の回転量と、搬送用ローラの回転量に基づいてロール状被記録材のロール部のロール半径を推定するロール半径推定部と、前記スピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクと、前記ロール半径推定部によって推定したロール半径とによって、前記設定テンションが一定になるようにスピンドルモータの設定トルクを設定するトルク設定部と、を備えることを特徴とするものである。
本態様によれば、ロール半径推定部とトルク設定部とを備えるトルク制御装置が設けられているから、ロール部のロール半径を実測することなく推定することが可能になり、当該推定したロール半径に基づいてロール状被記録材のテンションが常に一定になるようにスピンドルモータ等のテンション発生部による設定トルクを設定することが可能になる。
本発明の第5の態様は、前記第4の態様に係るロール状被記録材の搬送装置において、前記オフセットトルクの測定と前記ロール半径の推定は記録実行指令が出されたその都度、毎回または数回毎に実施されることを特徴とするものである。
本態様によれば、オフセットトルクの測定とロール半径の推定を記録実行指令が出されたその都度、毎回実施した場合には、毎回の記録実行に際して常に最新のデータに基づいてスピンドルモータ等による設定トルクを高精度に設定することが可能になる。一方、オフセットトルクの測定とロール半径の推定を記録実行指令が出された数回毎に実施した場合には、記録実行速度の短縮と、スピンドルモータ等による設定トルクの効率の良い設定とを図ることが可能になる。
本発明の第6の態様は、前記第5の態様に係るロール状被記録材の搬送装置において、前記オフセットトルクの測定は少なくともロール状被記録材のロール部を1回転させることによって行い、1回転の間に複数回、実施されることを特徴とするものである。
本態様によれば、ロール状被記録材の偏心等の影響で生ずるスピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクの変動を把握することができ、例えば設定テンションが低い場合には、オフセットトルクの最小値を使用し、設定テンションが通常もしくは高い場合には、オフセットトルクの平均値を使用することで上記ロール状被記録材の偏心等の影響を少なくすることができる。
本発明の第7の態様は、前記第1の態様から第6の態様のいずれか一つに係るロール状被記録材の搬送装置において、前記設定テンションはロール状被記録材の種類とロール幅に対応して可変に構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、ロール状被記録材のロール径に加えてロール状被記録材の種類やロール幅に応じて最適なテンションを設定できるようになり、当該最適なテンションが常にロール状被記録材にかかるようにすることでロール状被記録材の種類やロール幅の違いに影響を受けることなく、ロール状被記録材の送り精度と記録実行品質との一層の向上を図ることが可能になる。
本発明の第8の態様に係るスピンドルモータのトルク設定方法は、ロール状被記録材を搬送用ローラとロール部との間で弛ませた状態にし、スピンドルを引出し方向または巻取り方向に回転させることによってスピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクを測定する静メジャメント測定工程と、ロール状被記録材を搬送用ローラとロール部との間で弛みのない状態にし、搬送用駆動ローラを引出し方向に回転させて、その時の搬送用駆動ローラの回転角度からロール状被記録材の送り量を求め、当該送り量とスピンドルモータの回転角度からロール部のロール半径を推定するロール半径推定工程と、前記スピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクと、前記推定したロール半径とに基づいて、前記搬送用ローラとロール部間のロール状被記録材に発生させる設定テンションが一定になるようにスピンドルモータの設定トルクを設定するトルク設定工程と、を備えていることを特徴とするものである。
本態様によれば、静メジャメント測定工程の採用によってスピンドルモータの静負荷時のオフセットトルクを考慮した正確な静メジャメント測定が可能になる。また、ロール半径推定工程の採用によって直接、ロール状被記録材のロール部のロール半径を測定しなくても、搬送用ローラとスピンドルモータの回転角度を測定するだけで上記ロール半径を推定することが可能になる。また、トルク設定工程の採用によってロール状被記録材のロール部のロール径の変化に影響されることなくロール状被記録材の設定テンションが常に一定になるようにスピンドルモータの設定トルクを調整することが可能になる。
本発明の第9の態様に係る記録装置は、ロール状に巻かれたロール状被記録材を引き出しながら記録ポジションに向けて搬送するロール状被記録材の搬送装置と、記録ポジションに搬送されたロール状被記録材の被記録面にインクを吐出して所望の記録を実行する記録実行装置とを備え、前記ロール状被記録材の搬送装置は前記第1の態様から第7の態様に係るロール状被記録材の搬送装置であることを特徴とするものである。
本態様によれば、ロール状被記録材のロール径の変化、種類あるいはロール幅に対応して最適なテンションを設定でき、当該最適なテンションが持続してロール状被記録材にかかるようにすることでロール状被記録材の送り精度と記録実行品質に優れた記録装置を提供することが可能になる。
本発明の実施例に係るインクジェットプリンタの外観を示す斜視図。 本体カバーを取り外した状態の同インクジェットプリンタの側断面図。 同インクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図。 本発明の実施例に係り、ロール紙とロール巻戻し機構を示す分解斜視図。 本発明の実施例に係り、ロール状被記録材の搬送装置を示す側断面図。 本発明の実施例に係り、ロール紙正転時の静メジャメント測定工程を示す側断面図。 本発明の実施例に係り、ロール紙逆転時の静メジャメント測定工程を示す側断面図。 本発明の実施例に係り、ロール半径推定工程を示す側断面図。 本発明の実施例に係り、スピンドルモータの設定トルク制御の前半を示すフローチャート。 同スピンドルモータの設定トルク制御の後半を示すフローチャート。 静メジャメント測定工程の他の実施例を示すフローチャート。 静メジャメント測定工程の更に他の実施例を示すフローチャート。 静メジャメント測定工程の更に他の実施例を示すフローチャート。
以下、本願発明に係るロール状被記録材の搬送装置、該ロール状被記録材の搬送装置を使用することによって実行されるスピンドルモータのトルク設定方法及び該ロール状被記録材の搬送装置を備えた記録装置について説明する。最初に、本発明の記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェットプリンタ100を採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。尚、ここで説明するインクジェットプリンタ100は、例えばA3プラス(ノビ)サイズ以上のシート状の大判の被記録材(以下単票紙ともいう)や上述したA1プラス(ノビ)サイズやB0プラス(ノビ)サイズといったロール状に巻かれた大判のロール状被記録材(ロール紙ともいう)Pの被記録面に対して所望の記録を実行することができる大型のインクジェットプリンタである。
図1は本体カバーを装着した状態のインクジェットプリンタの外観を示す斜視図、図2は本体カバーを取り外した状態のインクジェットプリンタを示す側断面図である。また図3はインクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図である。
図示のインクジェットプリンタ100は、記録装置本体の一例であるプリンタ本体3を備えており、該プリンタ本体3は図1に示すように本体カバー2によって覆われている。プリンタ本体3の後部寄りの上部には、ロール紙Pを水平に保持することのできる左右一対のスピンドル4L、4Rが設けられており、左右一対のフランジを有するロール紙押さえ5L、5Rによって保持された上記ロール紙Pが上記スピンドル4L、4Rと一体になって回転し得るようになっている。また、プリンタ本体3の前面の一例として左端寄りの部分には、各色のインクカートリッジを個別に収容することができる複数のカートリッジスロットを備えたカートリッジホルダ8が設けられている。
また、インクジェットプリンタ100の前面の一例として右端寄りの部分には各種の操作指令を司る操作パネル9が設けられている。また、プリンタ本体3には、約60°の前下がり傾斜姿勢で搬送案内板11が設けられており、上記スピンドル4L、4Rによって水平に保持されているロール紙Pをロール紙Pの引出し方向Aとなる前部下方に向けて搬送できるように案内している。また、プリンタ本体3には、上記ロール紙Pを引き出しながら下流の記録ポジション26に向けて搬送する本発明のロール状被記録材の搬送装置1と、記録ポジション26に搬送されたロール紙Pの被記録面にインクを吐出して所望の記録を実行する記録実行装置12とが設けられている。
記録実行装置12は、記録ポジション26の上方に設けられており、直接、インクを吐出させて記録を実行する記録ヘッド13と、該記録ヘッド13を搭載して走査方向となるロール幅方向Cに往復移動するキャリッジ10とを備えている。また、記録ポジション26の下方には、ロール紙Pの裏面を支持して上記記録ヘッド13の下面とのギャップPGを規定するプラテン28が設けられている。
[実施例]
次に、このようにして構成されるインクジェットプリンタ100に対して適用することのできる本発明のロール状被記録材の搬送装置1と、該ロール状被記録材の搬送装置1を使用することによって実行される本発明のスピンドルモータのトルク設定方法について図面に基づいて具体的に説明する。
図4はロール紙とロール巻戻し機構を示す分解斜視図、図5は本発明のロール状被記録材の搬送装置を示す概略構成図である。図6はスピンドルを引出し方向に回転させる静メジャメント測定工程を示す概略側面図、図7はスピンドルを巻取り方向に回転させる静メジャメント測定工程を2段階(a)(b)に分けて示す概略側面図である。また図8はロール半径推定工程を示す概略側面図である。
本実施例のロール状被記録材の搬送装置1は、ロール状に巻かれたロール紙Pのロール部31を支持するスピンドル4L、4Rと、上記スピンドル4L、4Rを正転方向である引出し方向Aと逆転方向である巻取り方向Bとに回転させるスピンドルモータ30と、上記ロール部31から引き出されたロール紙Pを挟持して搬送する搬送用駆動ローラ19と搬送用従動ローラ20とによって構成される搬送用ローラ21と、上記ロール部31のロール径Dに影響されることなく、上記搬送用ローラ21とロール部31間のロール紙Pに一定の設定テンションFを発生させるテンション発生部29とを備えることによって基本的に構成されている。
そして、本実施例では、上記テンション発生部29としてスピンドルモータ30を使用しており、スピンドルモータ30の設定トルクTをロール紙Pのロール部31におけるロール径Dないしロール半径Rの変化に対応して制御することによって上記ロール紙Pの設定テンションFが一定になるようにしている。また、上記スピンドル4L、4Rとスピンドルモータ30は、ロール巻戻し機構32の構成部材になっている。ロール巻戻し機構32は、記録の実行等に伴って引出し方向Aに引き出されたロール紙Pの始端33を原点位置まで戻す等のために使用され、搬送用ローラ21とロール部31間のロール紙Pにテンションを付与する役割も有している。
ロール巻戻し機構32は、支持ブラケット34と、該支持ブラケット34の上部において軸受35を介して回転自在に水平に支持されている上述したスピンドル4L、4Rと、一例として向かって右側の支持ブラケット34の下部に取り付けられている上述したスピンドルモータ30と、上記スピンドル4Rとスピンドルモータ30の出力軸との間に設けられ、上記スピンドルモータ30の出力軸の回転を減速して上記スピンドル4Rに伝えるギヤ輪列36とを備えることによって基本的に構成されている。
また、本実施例にあっては、スピンドルモータ30の後面にはスピンドルモータ30と一体になって回転する軸部37が突出状態で設けられている。そして、この軸部37には多数のスリット38が放射状に等ピッチで形成されている円板状の検出板39が取り付けられており、該検出板39の近傍には上記スリット38によってスピンドルモータ30の回転角度θを検出する検出器40が非接触状態で設けられている。尚、上記検出板39と検出器40とによってロータリーエンコーダ41が構成されている。該ロータリーエンコーダ41は間接的に前記ロール部31の回転量を検出する第1検出部を成している。
また、上記搬送用駆動ローラ19のローラ軸42にも多数のスリット43が放射状に等ピッチで形成されている円板状の検出板44が取り付けられており、該検出板44の近傍には上記スリット43によって搬送用駆動ローラ19の回転角度θを検出する検出器45が非接触状態で設けられている。そして上記検出板44と検出器45とによってロータリーエンコーダ46が構成されている。該ロータリーエンコーダ46は前記搬送用ローラ21の回転量を検出する第2の検出部を成している。
本実施例では、搬送用駆動ローラ19の近傍に、後述する図8に示すロール半径推定工程時において搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrを測定するトルク測定部47が設けられている。これにより、搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrを変えることが可能になっている。尚、搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrは一定であってもよく、この場合は前記トルク測定部47は不要である。
また、本実施例に係るロール状被記録材の搬送装置1には、上記ロール部31のロール径Dの変化に拘らず、搬送用ローラ21とロール部31間のロール紙Pに常に一定の設定テンションFが作用するように、上記スピンドルモータ30の設定トルクTを上記ロール部31のロール径Dの変化に対応させて制御するトルク制御装置48が設けられている。
そして、上記トルク制御装置48は、スピンドルモータ30の静負荷時のオフセットトルクTを測定する静メジャメント測定部49と、上記搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrと上記搬送用駆動ローラ19のローラ半径rとによってロール紙Pの設定テンションFを設定するテンション設定部50と、上記2つのロータリーエンコーダ41、46によって検出したスピンドルモータ30の回転角度θと、搬送用駆動ローラ19の回転角度θと、上記搬送用駆動ローラ19のローラ半径rと、上記ギヤ輪列36の減速比1/Nとに基づいてロール紙Pのロール半径Rを推定するロール半径推定部51と、上記スピンドルモータ30の静負荷時のオフセットトルクTと、上記テンション設定部50によって設定した設定テンションFと、上記ロール半径推定部51によって推定したロール半径Rと、上記ギヤ輪列36の減速比1/Nとによって、前記設定テンションFが一定になるようにスピンドルモータ30の設定トルクTを設定するトルク設定部52とを備えることによって構成されている。
次に、このようにして構成される本実施例のロール状被記録材の搬送装置1を使用することによって実行される本発明の実施例に係るスピンドルモータのトルク設定方法について説明する。本実施例のスピンドルモータのトルク設定方法は、(1)静メジャメント測定工程と、(2)テンション設定工程と、(3)ロール半径推定工程と、(4)トルク設定工程とを備えることによって基本的に構成されている。
この内、(1)の静メジャメント測定工程は、ロール紙Pを搬送用ローラ21とロール部31との間で弛ませた状態にし、スピンドルモータ30によってスピンドル4L、4Rを引出し方向Aまたは巻取り方向Bにゆっくり回転させることによってスピンドルモータ30の静負荷時のオフセットトルクTを測定する工程である。また(2)のテンション設定工程は、上記ロール半径推定工程において測定した搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrと上記搬送用駆動ローラ19のローラ半径rによってロール紙Pの設定テンションFを定める工程である。
また(3)のロール半径推定工程は、搬送用ローラ21とロール部31との間で弛みのない状態にし、スピンドルモータ30はOFF状態にして搬送用駆動ローラ19を引出し方向Aに回転させて、その時の搬送用駆動ローラ19の回転角度θからロール紙Pの送り量Lを求め、当該送り量Lとスピンドルモータ30の回転角度θからロール部31のロール半径Rを推定する工程である。また(4)のトルク設定工程は、上記スピンドルモータ30の静負荷時のオフセットトルクTと、上記定めた設定テンションFと、上記推定したロール半径Rとに基づいて上記設定テンションFが一定になるようにスピンドルモータ30の設定トルクTを設定する工程である。
図9はスピンドルモータの設定トルクを設定する制御の流れの前半部分を示すフローチャート、図10は同上、後半部分を示すフローチャートである。
以下、これらのフローチャートに基づいて本発明のスピンドルモータのトルク設定方法を上記(1)〜(4)の4つの工程に分けて説明する。
(1)静メジャメント測定工程(図6、図7、図9参照)
ユーザは、ステップS1でロール紙Pをスピンドル4L、4Rにセットする。具体的にはロール紙Pの両端にロール紙押さえ5L、5Rを装着し、ロール紙押さえ5L側をスピンドル4Lに最初にセットする。そして、スピンドル4Lごとロール紙Pをスピンドル4R側に移動させてロール紙押さえ5R側をスピンドル4Rにセットする。次に、ステップS2でユーザは所定の記録実行設定を行い、記録実行指令を出す。
次に、ステップS3に移行して搬送用駆動ローラ19を逆転させ、搬送用ローラ21とロール部31との間のロール紙Pに弛みを作る。そして、ステップS4でロール紙Pを正転させて正転方向の静メジャメントを測定するか、ロール紙Pを逆転させて逆転方向の静メジャメントを測定するかの選択を行う。基本的にはステップS5に移行してロール紙Pを正転させ、ステップS7においてスピンドルモータ30正転時における静負荷時のオフセットトルクTを測定する。
また、逆転方向の静メジャメントを測定する場合には、ステップS6に移行してロール紙Pを逆転させ、ステップS7においてスピンドルモータ30逆転時における静負荷時のオフセットトルクTを測定する。尚、上記オフセットトルクTの測定は、スピンドルモータ30を正転ないし逆転させる際に必要な電流値に基づいて行う。
(2)テンション設定工程(図8、図9参照)
予め紙種や紙幅毎に設定されてテーブル化された各設定テンションから適宜設定するか、または、ステップS8に移行して、ロール紙Pの弛みを取り、ステップS9で搬送用駆動ローラ19を正転させる。そして、ステップS10で搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrをトルク測定部47によって測定し、ステップS11で搬送用駆動ローラ19の回転角度θをロータリーエンコーダ46によって検出する。更にステップS12に移行して測定した上記搬送用駆動ローラ19の動作トルクTrと既知のローラ半径rとに基づいて設定テンションFが、F=Tr/rの関係から算出される。
また、ステップS13では検出した上記搬送用駆動ローラ19の回転角度θと既知のローラ半径rとに基づいて、送り量LがL=r・θの関係から算出される。そして、ステップS14に移行してロール紙Pが1回転したか否かが判別され、1回転した場合には次工程のロール半径推定工程に移行し、1回転未満の場合にはステップS3に戻って、繰り返しオフセットトルクTの測定と設定テンションF及び送り量Lの算出とが実行するなどの方法で設定される。
(3)ロール半径推定工程(図8、図10参照)
次に、ステップS15に移行して定められた上記設定テンションFが予め設定されている基準テンションFよりも小さいか否かが判別される。F<Fの場合には、ステップS16に移行して測定したオフセットトルクTのうちの最小値を選択するようになっている。
一方、F≧Fの場合には、ステップS17に移行して測定したオフセットトルクTの平均値が選択されるようになっている。尚、上記基準テンションFは、当該ロール紙P毎に対応して予め定められている基準テンションである。
また、ステップS18では、スピンドルモータ30の回転角度θがロータリーエンコーダ41によって検出され、ステップS19ではステップS13で算出した送り量Lと、ステップS18で検出したスピンドルモータ30の回転角度θと、ギヤ輪列36の既知の減速比1/Nとに基づいてロール部31のロール半径Rが

R=(L/θ)・N

の関係から推定される。
(4)トルク設定工程(図10参照)
次に、ステップS20に移行し、ステップS7で測定したオフセットトルクTと、ステップS12で定めた設定テンションFと、ステップS19で推定したロール半径Rと、既知の減速比1/Nとに基づいて、スピンドルモータ30の設定トルクTが、

T=(F・R−T)/N

の関係から設定される。そして、ステップS21に移行して上記設定トルクTによってもたらされる一定の設定テンションFによってロール径Dの変化に影響されることなく記録実行が行われる。
[他の実施例]
本発明に係るロール状被記録材の搬送装置1、スピンドルモータのトルク設定方法及び該ロール状被記録材の搬送装置1を備えた記録装置100は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。
例えば、テンション発生部29は、スピンドルモータに限らず、他の電動モータや電磁クラッチあるいはブレーキ等であっても構わない。
また、低速回転が可能なスピンドルモータ30であればギヤ輪列36等を介さないで直接、スピンドル4L、4Rにスピンドルモータ30の出力軸を接続する構成であってもよい。因みに、このように構成した場合には、ギヤ輪列36の減速比1/Nは考慮する必要がないから、前記ステップS19で推定したロール半径Rは

R=L/θ

で推定され、ステップS20で設定した設定トルクTは

T=F・R−T

と、より簡単な数式で設定されるようになる。
また、前記オフセットトルクTの測定と前記ロール半径Rの推定は、ステップS2で記録実行指令が出されたその都度、毎回実施する他、図11に示したように、即ちそのステップS22のようにスピンドルモータ30の設定トルクTの設定を行うか否かを選択させ、設定トルクTの設定を行うと判断した場合に実施されるようにしたり、図12のステップS23のように、記録実行指令の回数をカウントし、所定の回数毎に実施されるようにすることが可能である。
また、ロール紙Pの設定テンションFは、ロール紙Pの種類(例えば用紙とフィルム、写真用紙と普通紙)及びロール幅(例えば24インチ、36インチ、44インチ)の違いに対応して可変に構成することも可能である。具体的には、図13に示すように、ステップS1とステップS2との間にステップS24とステップS25を設け、ステップS24において、ユーザにロール紙Pの種類とロール幅を予め用意しておいたリストから選択させ、ステップS25において、上記選択情報に基づいて基準テンションFを設定し、前記ステップS15におけるF<Fの判別に反映させるようにする。
また、ロール紙Pの種類とロール幅の取得は、上述したようなユーザ設定に基づく他、ステップS2の記録実行指令時に設定される記録実行データから取得したり、ロール紙Pの種類とロール幅を自動的に判別できるセンサを利用して取得するようにすることが可能である。
1 (ロール状被記録材の)搬送装置、2 本体カバー、3 プリンタ本体、4L スピンドル、4R スピンドル、5L ロール紙押さえ、5R ロール紙押さえ、8 カートリッジホルダ、9 操作パネル、10 キャリッジ、11 搬送案内板、12 記録実行装置、13 記録ヘッド、19 搬送用駆動ローラ、20 搬送用従動ローラ、21 搬送用ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、29 テンション発生部、30 スピンドルモータ、31 ロール部、32 ロール巻戻し機構、33 始端、34 支持ブラケット、35 軸受、36 ギヤ輪列、37 軸部、38 スリット、39 検出板、40 検出器、41 ロータリーエンコーダ、42 ローラ軸、43 スリット、44 検出板、45 検出器、46 ロータリーエンコーダ、47 トルク測定部、48 トルク制御装置、49 静メジャメント測定部、50 テンション設定部、51 ロール半径推定部、52 トルク設定部、100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P ロール紙(ロール状被記録材)、PG ギャップ、A 引出し方向(正転方向)、B 巻取り方向(逆転方向)、C ロール幅方向、D ロール径、F 設定テンション、T 設定トルク、R ロール半径、θ (搬送用駆動ローラの)回転角度、θ (スピンドルモータの)回転角度、θ (スピンドルの)回転角度、r ローラ半径、L 送り量、1/N 減速比、T オフセットトルク、Tr 動作トルク、F 基準テンション

Claims (5)

  1. ロール状被記録材のロール部を回転させるモータと、
    前記ロール部から引き出されたロール状被記録材を搬送するローラと、
    前記ロール状被記録材の種類及び幅を取得する取得部と、
    前記ロール部と前記ローラの間の前記ロール状被記録材に一定のテンションを発生させるテンション発生部と、を備え、
    前記テンション発生部は、前記取得部が取得した前記種類及び前記幅に基づいてテンションが設定されることを特徴とするロール状被記録材の搬送装置。
  2. 前記テンション発生部は、前記モータであることを特徴とする請求項1に記載のロール状被記録材の搬送装置。
  3. 前記モータのトルクを測定する測定部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のロール状被記録材の搬送装置。
  4. 前記ロール部と前記ローラの間の前記ロール状被記録材のテンションが一定となるように前記モータのトルクを制御することを特徴とする請求項1〜3に記載のロール状被記録材の搬送装置。
  5. ロール状被記録材のロール部を回転させるモータと、
    前記ロール部から引き出されたロール状被記録材を記録ポジションへ搬送するローラと、
    前記ロール状被記録材の種類及び幅を取得する取得部と、
    前記ロール部と前記ローラの間の前記ロール状被記録材に一定のテンションを発生させるテンション発生部と、
    前記記録ポジションに搬送された前記ロール状被記録材の被記録面にインクを吐出する記録部と、を備え、
    前記テンション発生部は、前記取得部が取得した前記種類及び前記幅に基づいてテンションが設定されることを特徴とする記録装置。
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