JPH08164644A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08164644A
JPH08164644A JP33352394A JP33352394A JPH08164644A JP H08164644 A JPH08164644 A JP H08164644A JP 33352394 A JP33352394 A JP 33352394A JP 33352394 A JP33352394 A JP 33352394A JP H08164644 A JPH08164644 A JP H08164644A
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JP
Japan
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roll paper
web
paper
recording
encoder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33352394A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kanamaru
金丸浩一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Publication of JPH08164644A publication Critical patent/JPH08164644A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録装置の記録紙送り装置において、均一で
かつ適正なバックテンションを付与する。 【構成】 引き出されるロール紙の回転負荷となること
でバックテンションを与える手段と、該ロール紙の径を
算出する手段とを設け、ロール紙の径に応じたバックテ
ンションを付与するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロール紙を用いた記
録装置に関するものである。さらに詳しく言えば、この
ようなロール紙の取扱いを容易にし高精度な紙送りを達
成できる記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロール紙を用いた記録装置においては、
正確な引き出し量を確保するため引き出し力に対して適
正なバックテンションを付与する必要があった。従来の
この種の装置においては、一般的にロール紙の記録紙引
き出し部にバックテンションを付与するための記録紙押
さえを設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置は、構
成が簡単で安価に実施できる利点がある反面、幅広いロ
ール紙または巻付け量が大きい長尺のロール紙では次の
ような欠点があった。すなわち、前者においては幅方向
に一定のバックテンションを付与することが困難であ
り、また後者においては使用にしたがって小さくなるロ
ール紙の径に応じた適切なバックテンションを付与する
ことが困難である欠点があった。この発明は、この点を
改善するために成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、未記録の記録紙が巻き付けられたロール紙を有した
ロール紙部と、上記ロール紙の記録紙を所定の速度で引
き出す搬送部と、この搬送部により引き出された記録紙
上に所定の記録を行う印字部とを有する記録装置におい
て、上記搬送部により引き出された記録紙の引出し長さ
を測定する手段と、その時の上記ロール紙の回転角度を
測定する手段と、該引き出し長さと回転角度から上記ロ
ール紙の径を算出する手段と、算出された上記ロール紙
の径に応じて上記ロール紙の回転負荷を変化させて上記
ロール紙のバックテンションを変化させる手段とを設け
た。
【0005】
【作用】この発明では、ロール紙にバックテンションを
付与する手段として、引き出される記録紙により回転さ
れるロール紙に対して回転負荷を増減する手段を用いて
いる。これにより、ロール紙に対して一定のバックテン
ションを付与することができる。また、ロール紙の使用
に際しての径を算出する手段を設け、該算出した径に応
じて回転負荷を増減するようにしたので、ロール紙の径
に応じて適正なバックテンションを付与することが可能
となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について、図面の1実施例装置
を参照して説明する。図1〜図4は本発明のそれぞれ実
施例装置である記録装置を示す説明図で、図1はこの記
録装置の全体の電気構成図、図2はこの記録装置の全体
構造を模式的に示す説明図、図3はロール紙に対するバ
ックテンション付与機構を示す説明図、図4はロール紙
径の算出方法の説明図である。
【0007】まず、図2を参照して本発明に関わる記録
装置の構成について説明する。この記録装置は、記録紙
を移送する搬送部10、搬送される記録紙に記録を行な
う印字部20及び未記録の記録紙が巻き付けられたロー
ル記録紙(ロール紙)を保持するロール紙部30を有し
ている。
【0008】搬送部10は、記録紙311を搬送ドラム
11とピンチローラ12とで挟んで移送する。搬送ドラ
ム11はモータMにより駆動される。モータMの回転は
エンコーダE1によりパルス列として把握されている。
なお、この搬送部10には、印字部20の印字タイミン
グを制御するために、記録紙311の実際の移送量を測
定するエンコーダE2をも備えられている。
【0009】印字部20は、プラテンローラ21と記録
紙311の幅に対応した長さの印字記録ラインを有した
サーマルヘッド等の印字ヘッド22を備えており、先の
搬送部10により搬送される記録紙311に画像信号に
応じた印字を行なう。印字ヘッド22による印字記録
は、搬送部10のエンコーダE2の測定に基づく単位移
送量毎に単位印字(例えば記録紙311の幅方向の1ラ
イン)を行なうよう構成されている。
【0010】ロール紙部30は、未記録の記録紙が巻き
付けられたロール紙31と、このロール紙31に回転負
荷を与えて所定のバックテンションを与えるパウダーブ
レーキ33と、記録紙311が引き出されることにより
回転するロール紙31の回転量を検出するエンコーダE
3を有している。ロール紙31は、記録が行なわれるに
したがいその径がしだいに小さくなる。そのため、ロー
ル紙31に付与されるバックテンションはしだいに大き
くなる。従って、常に適正なバックテンションをこのロ
ール紙31に付与するためにはロール紙31の径に応じ
たバックテンションをパウダーブレーキ32により付与
する必要がある。
【0011】ロール紙31の径は、図3及び図4に示す
ように、搬送部10が記録紙311を定速移送している
際のロール紙31の回転角度(エンコーダE3の出力)
と実際の記録紙移送量(エンコーダE2の出力)とから
求める。すなわち、エンコーダE3からはロール紙31
の回転角度を知ることができ、エンコーダE2からはそ
の時のロール紙31の回転の弧の長さを知ることができ
る。これらからロール紙31の径を容易に知ることがで
きる。そして、パウダーブレーキ32にロール紙31の
径に応じた電流を供給することにより適正なバックテン
ションを与えている。なお、この発明ではロール紙31
の径から記録紙311の残量検出をも行なっている。
【0012】次に、図1を参照して、この記録装置の電
気的構成について説明する。図1の上段の構成が搬送部
10を、中断の構成が印字部20を、下段の構成がロー
ル紙部30をそれぞれ示している。ここで、APC41
は位相電圧変換回路、AFCは周波数電圧変換回路、4
3は比較器、44はスイッチ、45は加算器、46はロ
ーパスフィルタ、47、52及び53は駆動回路、54
は電流センサである。
【0013】搬送部10は、制御回路51から出力され
る速度指令値に応じた速度で記録紙10を引き出し搬送
するため、モータMを駆動する。速度指令値は、従来と
同様、一定の間隔のパルス列信号(実際は、「1」と
「0」との2値信号、この明細書ではこの種の信号を便
宜的にパルス列信号と呼ぶことにする。)であり、モー
タMを回転駆動する。モータMの回転速度はエンコーダ
E1により検出されるが、この検出信号はモータMの回
転速度に応じた間隔のパルス列信号として取得すること
ができる。AFC42を有する速度制御ループによる制
御は、エンコーダE1の検出パルス列信号のパルス周波
数(「1」の繰り返し周期)を速度指令値であるパルス
列信号のそれに一致させる制御であり、APC41を有
する位相制御ループによる制御は、エンコーダE1の検
出パルス列信号のパルス位相(「1」の立ち上がり位置
と立ち下がり位置)を速度指令値のそれに一致させる制
御である。
【0014】そして、この図1の装置は、速度指令値と
エンコーダE1の出力信号との差(差信号と呼ぶ。)を
比較器43の一方の入力端子に、設定値を他方の入力端
子にそれぞれ入力し、差信号が設定値を越えているか否
かを判定する。この設定値としては、この実施例装置で
は、速度指令値が指令する目標速度(目標値)の近傍で
あって、かつその前段の所定の値としている。そして、
差信号がこの設定値を越えた時すなわち目標値と設定値
との間に存在する時に比較器43が出力を発生し位相制
御ループを切断しているスイッチ44を接続する。
【0015】従って、この実施例装置では、目標値に対
しての差が大きいときは速度制御のみを、設定値を越え
て目標値に接近した場合にはこの速度制御とともに位相
制御をも加味するようにしている。このように構成する
ことで、応答性の良い安定な記録紙搬送を実現してい
る。なお、この場合において、上記の設定値は、装置の
制御回路51が紙送り速度を可変する際の速度指令値が
変更されるとき同時に新たな紙送り速度に対応した設定
値に書き換えられるように成されている。したがって、
紙送り速度を可変する場合にあっても速やかに移行する
ことが可能である。
【0016】印字部20は、制御回路51から出力され
る印字信号に基づき印字駆動回路52及び印字ヘッド2
2を介してプラテン21上を移送される記録紙に印字記
録する。この印字に際しては、図1では印字部内に記載
されているが、実際の記録紙移送速度を測定するエンコ
ーダE2の出力をタイミングとして行っている。
【0017】ロール紙部30は、図3に示すように、ロ
ール紙31の回転軸の回転を検出するエンコーダE3と
ロール紙31の回転負荷となるパウダーブレーキ55を
有している。このパウダーブレーキ55は供給される電
流に応じた負荷をロール紙31に与えるものである。制
御回路51からバックテンション指令が与えられると、
ドライバ53を介してパウダーブレーキ55に指令に応
じた電流が供給される。このパウダーブレーキ55に与
えられる電流を電流センサ54により検出して指令に応
じた回転負荷を与えるよう構成されている。
【0018】制御回路51は、この時エンコーダE3及
びエンコーダE2の出力を監視して、図3のエンコーダ
E3の単位角度回転毎のエンコーダE2の出力パルス数
を計数する。そして、これらのそれぞれの出力からロー
ル紙31の径を算出する。この算出は、 r=L/θ で計算することができる。ここで、rはロール紙31の
その時の半径であり、LはエンコーダE2の出力から求
めたその時の記録紙引き出し長さであり、θはエンコー
ダE3の測定単位角度である。このようにして、ロール
紙31の求めた半径に対応する電流をパウダーブレーキ
55に加えている。
【0019】また、この発明の制御回路51は、ロール
紙31の半径rと記録紙残量との関係を示すテーブルを
その内部に備えており、上記で求めたロール紙31の半
径から即座に記録紙の残量を知ることができるよう構成
されている。さらに、この発明の制御回路51には、搬
送部10のエンコーダE1の出力が入力される構成とな
っている。エンコーダE1の出力はモータの回転速度を
表すものであり、実際の紙送り速度を表すエンコーダE
2の出力により正規の紙送り速度が達成されているか否
か監視している。実際の紙送り速度が速度指令値通りと
なっていない場合には、速度指令値のパルス列信号のパ
ルス幅またはパルス間隔を増減するようにして速度指令
値の補正を行う。
【0020】
【発明の効果】以上、本発明によれば、記録紙が引き出
されるロール紙のバックテンションをその回転軸に対し
て回転負荷を増減して適正に保つよう構成したので、使
用に際してロール紙の巻径が変化した場合であっても、
また幅広いロール紙を使用した場合でも均一でかつ適正
なバックテンションを付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示す記録装置の
全体の回路構成図である。
【図2】図2は、この発明に関わる記録装置の全体構成
を示す模式図である。
【図3】図3は、バックテンション付与手段を示す構成
斜視図である。
【図4】図4は、ロール紙の径算出方法を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
31:ロール紙 51:制御回路 54:電流センサ 55:パウダーブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未記録の記録紙が巻き付けられたロール紙
    を有したロール紙部と、上記ロール紙の記録紙を所定の
    速度で引き出す搬送部と、この搬送部により引き出され
    た記録紙上に所定の記録を行う印字部とを有する記録装
    置において、 上記搬送部により引き出された記録紙の引出し長さを測
    定する手段と、その時の上記ロール紙の回転角度を測定
    する手段と、該引き出し長さと回転角度から上記ロール
    紙の径を算出する手段と、算出された上記ロール紙の径
    に応じて上記ロール紙の回転負荷を変化させて上記ロー
    ル紙のバックテンションを変化させる手段とを設けた記
    録装置。
JP33352394A 1994-12-15 1994-12-15 記録装置 Pending JPH08164644A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33352394A JPH08164644A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33352394A JPH08164644A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08164644A true JPH08164644A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18267002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33352394A Pending JPH08164644A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08164644A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013071323A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷装置および印刷システム
JP2015061807A (ja) * 2015-01-08 2015-04-02 セイコーエプソン株式会社 被記録材の搬送装置及び記録装置
US9731920B2 (en) 2011-08-17 2017-08-15 Seiko Epson Corporation Media conveyance device, printing device, and media conveyance method
JP2018177457A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 富士フイルム株式会社 搬送装置、搬送方法
JP2019518685A (ja) * 2016-07-28 2019-07-04 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. 印刷媒体に摩擦を生じさせるワイパーロール
US10399368B2 (en) 2016-03-30 2019-09-03 Seiko Epson Corporation Printing device and control method of a printing device

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041028

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050304

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