JP2012528258A - 外壁システムおよび既存の建物への本発明の外壁システムの設置方法 - Google Patents

外壁システムおよび既存の建物への本発明の外壁システムの設置方法 Download PDF

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Abstract

建物の(12)外壁システム(10)は可動の外壁(28)および可動の外壁(28)のための収納部分(44)を備える。可動の外壁(28)は内部空間(14)と進入可能な外部空間(16)とを隔て、少なくとも2つの閉鎖位置(50、52、58、60)の間で可逆的に調整可能であり、各閉鎖位置において施錠可能であり、可動の外壁(28)は各閉鎖位置(50、52)において内部空間(14)を外側から仕切る。軌道カーブとして実行される収納部分(44)は、可動の外壁(28)が内部の閉鎖位置(50)と外部の閉鎖位置(52)との間で可動であるように構成され、外部の閉鎖位置(52、58、60)で外部空間(16)の少なくとも一部が内部空間(14)に入り込み、その面積がこれにより拡大するように構成されるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明はクレーム1の上位概念による可動の外壁を備えた建物の外壁システム、および本発明に基づく外壁システムの既存の建物への設置方法に関する。
外壁システムは建築分野において、例えばスチールまたは鉄筋コンクリートで構成されるマンション新築の骨格構造の建築の際等、様々な実施形態で実行される。この建築方法では負荷軽減のため天井と垂直な柱とから構成される耐力骨組みが製造され、ここに非耐力の充填物が設置される。非耐力部分である建物の保護外壁またはファサードは骨組みの完成後初めて建物の耐力部分に取り付けされる。
さらに例えば大部分においてガラス、金属、またはプラスチックから構成された、個々の事前に完成されたファサード部分またはファサードシステムが使用され、これらは建物の耐力構造に固定され、密閉された外壁と充填物によって連結される。壁部分は工場で事前組み立てされ、窓部分、断熱材および防音材、換気部分、または例えば光遮断のための部分を備え、これにより現場での組み立てを大幅に短縮することができる。個々の外壁部分の可変部分によって外壁またはファサードの個別調整および形成も可能である。
新築の建物での使用の他、外壁システムは既存の建物の改築または刷新においてもさらにその重要性を増している。既存のファサードまたは外壁をより優れた断熱性を備えた新しい外壁システムと交換することにより、これに応じた建築上の構成の他、既存の建物のより優れた断熱が可能になり、これにより相当な省エネルギーが達成できる。
同種のフランス公開特許公報第2730259A1号から外壁システムが公知であり、ここでは直線レールにより壁がその伸長方向に対して垂直に移動可能であり、これにより住居およびテラス部分が可変的に分離可能となる。
ドイツ公開特許公報第2009011220A1号では、家の側壁を形成する2つの箱状の互いに入り込んだユニットから構成される建物が示されている。多かれ少なかれ互いに入り込むユニットの構造により、居住空間を変更することができる。
欧州特許出願第1654958A1号ではキャスター上に設置された棚分離壁システムが提案されている。
伸長方向に対して垂直に直線誘導部分から移行可能な折り畳み式壁がフランス公開特許公報第1103510A号で開示されている。これと類似のシステムがPCT国際出願第2007/083922A1号で提示されているが、ここでは電動式調整のための、および側壁に沿って壁を畳むためのラックを備える。
上述の発明により建築における新たな設計可能性をもたらす、建物のための外壁システムが提示される。
本発明による建物の外壁システムは可動の外壁と可動の外壁のための収納部分を備え、可動の外壁は、内部空間と進入可能な外部空間とを隔て、少なくとも2つの閉鎖位置の間で可逆的に調整可能であり、各閉鎖位置において施錠可能であり、各閉鎖位置において内部空間を外側から仕切る。収納部分は可動の外壁が移動可能に設置されている少なくとも1つのレールを備え、ここでレールは、可動の外壁が内部の閉鎖位置と外部の閉鎖位置との間で可動であるように構成され、外部の閉鎖位置で外部空間の少なくとも一部が内部空間に入り込み、その面積がこれにより拡大する。建物の概略図で見ると、レールは軌道カーブを形成し、床および/または天井を走る。あるいは、レールは対向する側壁に備えられ、側面図においてそれぞれ軌道カーブを描いている。可動の外壁は軌道カーブに沿って閉鎖位置の間で移行可能であり、軌道カーブの走行において中間位置へ調整可能であり、ここで稼働の外壁は、外壁および内壁を少なくとも部分的に決定する側壁または天井に沿って移行し、この際中間位置において外部空間および内部空間が完全に互いに入り込む。
内部空間はここでは、例えば可動の外壁により外部に向かって分離される建物の居住空間である。可動の外壁は外壁への機能的要求を全て満たすため、外部空間は外壁が固定可能な各閉鎖位置において、例えば湿気、風、温度等外部の影響から保護されている。進入可能な外部空間は特に、内部空間または他の空間からも進入可能なバルコニー、ロジアまたはテラスである。内部の閉鎖位置で外壁は内部空間と外部空間との間に配置されているため、外部空間と内部空間とが外壁により分離され、外部空間が周囲と繋がっている。外部の閉鎖位置では外部空間の少なくとも一部または外部空間全体が内部空間へ入り込むため、外部に向かって分離されている。内部空間の面積はこのため拡大し、これにより、温度調整可能な空間がより広くなる。本発明の外壁システムにより、このため、建物の空間をフレキシブルに使用することができる。つまり、外部空間は閉鎖ポジションに依存せず、暖房を入れた内部空間または暖房を入れていない 外部空間として使用可能である。このように、冬には例えばバルコニーを完全に居住空間として、夏にはオープンスペースとして使用できる。簡単な構造のため、本発明の外壁システムは建物の新築の際にも、また既存の建物の改築および刷新の際にも使用できる。外壁システムをこれに応じて断熱化することで、さらに既存の建築物においても熱遮断部分の改善が可能となる。
建物の概略図で見ると、レールは軌道カーブを形成し、床または天井を走る。外壁は軌道カーブに沿って2つのポジションの間を、好ましくは全体として移行可能であり、これにより外壁は非常に省スペースな形で1つの閉鎖位置から第2の閉鎖位置へと移動可能である。必要となるのは、床のレールと天井のレールとの間の空間を空けておくことだけである。外部空間に家具がある場合、これを動かす必要はない。
可動の外壁は、既に述べたように、中間位置へ調整可能であり、ここで外壁は、外壁および内壁を少なくとも部分的に決定する側壁または天井に沿って移行する。この中間位置で外部空間と内部空間とは完全に互いに入り込むため、完全に開放した空間が生じ、夏には居住のために快適な気候環境となる。
柔軟性をより高め、外壁の移動可能性をより容易にするために、可動の外壁は複数の壁部分を備えることが好ましい。これらは互いに分離し、充填物が備えられているため、それぞれ可動であり、各閉鎖位置において密閉された外壁と合体可能である。壁部分は特に揺動可能に互いに連結されてもよい。
後に図面で示す実施形態において本発明のシステムの動作および利用は、1つの閉鎖位置における外壁の内面が他方の閉鎖位置における外壁の外面になることによって改善され、これにより外壁が閉鎖位置の間で方向転換し、これは軌道カーブにより可能となる。
壁部分は例えば、壁部分がユニットとして移動可能であり、1つの閉鎖位置から第2の閉鎖位置への移動が容易になるように互いに連結可能である。この連結は例えばヒンジまたは他の可動の連結部分により可能である。
可動の外壁は、選択的に外部空間に向かって内部空間を開放する少なくとも1つの窓および/または閉鎖可能な扉を有することが好ましい。外部空間は扉によって例えば内部空間から進入可能である。さらに窓から十分な部屋への射光が確保される。
可動の外壁は水平または垂直に移行可能に設置されている。外壁はこうして例えば側壁を越えて水平に、または例えば部屋の天井を越えて垂直に1つの閉鎖位置から第2の閉鎖位置に移行可能である。
収納部分は少なくとも1組の平行に走るレールを有することが好ましい。
外壁は垂直または外壁の伸長平面を横切って、好ましくは全体として、外壁の閉鎖位置の間を移行可能である。
対になったレールのレールは外壁の対向する側に配置されているため、外壁が確実に対になったレールに誘導される。外壁は全体として移行可能であるが、対になったレールにおいてそれぞれ1つの外壁の壁部分が誘導されることも考えられる。
好ましい実施形態において、軌道カーブは建物の概略図で見ると、U字型またはアーチ型に移行する。レールの軌道カーブはこの際部分的に移動可能な外壁に隣接する壁に沿って移行するように選択されることが好ましく、これにより軌道カーブを、外壁が部屋の壁に沿って移行する中間位置において停止させることができる。
第2の実施形態ではレールは対向し固定された壁の上または中に設置され、可動の壁は垂直に閉鎖位置の間を移行可能である。可動の外壁は第1の閉鎖位置から垂直に部屋の天井を越えて第2の閉鎖位置へ移行可能である。レールは床または天井に設置されていないため、これらを完全に使用することができる。さらに、特に床のレールを汚れから保護するための予防が不要である。
外壁システムの収納部分を理想的に部屋に一体化するため、収納部分は同一平面上に部屋の天井および/または床と同一平面上に部屋に連結される。収納部分は天井もしくは床の中に完全に埋め込まれており、突出しない。
外壁システムの外壁は手動で1つの閉鎖位置から第2の閉鎖位置へ移動可能である。またモーター駆動装置および制御装置を備えることも考えられ、これにより可動の外壁が外部の閉鎖位置から内部の閉鎖位置へ移動可能である。
制御は手動で、時間制御により、またはセンサーによって起動可能である。こうして外壁は、例えば降水、風またはこれに応じた気温等気候条件に応じて、または時刻に応じて移行可能である。
好ましい実施形態によれば、外壁システムは追加の、既に収納部分を備えた後から取り付け可能な床板および天井板を有してもよい。外壁システムの組み立てはこうして、現地での部屋の天井または床への収納部分の面倒な組み込みが不要であるため、特に改築の際に格段に単純化される。追加の天井板もしくは床板を建物に固定する必要があるのみである。こうして可変な建築部分から構成される迅速に組み立て可能なモジュールが実現する。可動の外壁により建物の天井もしくは床に影響を与える負荷は、加の床板もしくは天井板の全ての面を通して建物へ導入可能である。床板および/または天井板により例えば建物の天井および/または床の凸凹をならすことができるため、収納部分のための平らな平面が作られ、必要な断熱効果が得られる。
さらに、外壁システムが天井板と床板とを繋ぐ2つの対向する側壁を有することも考えられる。側壁は一方で天井板を支えることができるため、建物の天井の天井板の面倒な固定が不要であり、他方では側壁に追加の導線または断熱材を配置することも考えられ、これにより例えばより優れた内部空間の断熱が実現可能である。後から取り付ける床の壁、天井の壁、および側壁により拡大可能な部屋が断熱される。
床板、天井板および側壁はそれぞれ自立した構造および事前組み立てされたユニットを形成することが好ましい。これらの事前組み立てされたユニットは、後から家の床板、天井板もしくは側壁に取り付け可能な、または外部で建物の壁に組み立て可能なユニットとして実行可能であり、工場で事前組み立てされ、ユニットとして搬送され、例えばクレーンで外から建物の中へ設置されるか、または建物に組み立てられる。建物への組み立て時間はこれにより大幅に短縮可能である。
ユニットは複数の層で実行され、断熱材を有することが好ましい。
床板、天井板および壁はさらに事前に完成された箱状のユニットを形成してもよく、既存のバルコニー、テラスまたはロジアに後から設置可能であり、または外部で建物の壁に取り付け可能であり、これにより大型のパネル建築の改築が容易になる。
床板、天井板および/または側壁は家の床板、天井板もしくは.側壁に設置されることが好ましい。これにより既存の建物での面倒な事前作業が不要となる。
建物の外部に、支え部分、支柱または他の可能な固定のための部分が備えられていることも考えられ、床板、天井板および/または側壁がこれらに固定されており、これにより外壁システムが完全に建物の外壁の外部に組み込まれている。
各閉鎖位置において内部空間の断熱を可能にするために、外壁システムの床板と、天井板および/または側壁との間に、および家の床板と天井板もしくは.家の側壁との間に断熱材が備えられている。こうして遮断部分が外壁システムに組み立てられるため、建物での面倒な作業を要することなく建物の断熱が容易になる。
側壁、天井板または床板が一体化された照明部分および/または電源線を備えることが考えられる。
さらに外壁システムは、特に天井板、床板および/または側壁に一体化された暖房部および冷房部を備えてもよい。
外壁システムは排水口水路を備える。これにより外壁の内部の閉鎖位置において外部空間の水の排水が可能になる。外壁の外部の閉鎖位置では内部空間への排水口水路が閉鎖されているため、外部から水が内部空間へ侵入しない。
床板は例えば家の床板に設置可能に形成され、家の床板に対して外側へ突出してもよい。このため本発明の外壁システムによって部屋もしくは建物の既存の面積の拡大も可能となる。
本発明により、さらに本発明の外壁システムの既存の建物への設置方法が提示される。この方法は以下の段階を有する。
-
各外壁のための収納部分の、既存の外部空間に対して開放可能なある内部空間および/または既存の内部空間に隣接した、既存の建物への固定。および、
-
収納部分での可動の外壁の組み立て。これにより既存の内部空間が可動の外壁のポジションに応じて選択的に拡大可能であり、この際、
-
収納部分が後から建物に固定可能な床板、天井板および/または側壁に取り付けられ、これによって既存の建物(12)に固定される。
収納部分はこの場合、これらの床板、天井板および/または側壁によって既存の建物に固定される。
本発明の方法は新築の建物に使用できる一方で、この方法を既存の建物の改築に使用することも好ましい。
本方法の発展形において、これに属する床板、天井板および/または側壁とともに事前に互いに固定される。作成されたパネル建築型のユニットは家の床板、天井板および/または側壁に取り付けられる。収納部分は例えば床板、天井板および/または側壁の製作中に既にこれらの内部または上に固定されてもよく、これにより収納部分を容易に床板、天井板および/または側壁と同一平面上に実行できる。
本方法の好ましい実施形態では床板、天井板および側壁は既に箱状のユニットに事前組み立てされている。ユニットは家の床板に取り付けられ、建物に固定される。外壁システムはこのように完全に事前組み立てされ、これにより現場での、もしくは建物への組み立て時間を短縮可能である。
箱状のユニットは既存のバルコニーまたは既存のロジアに取り付けられることが好ましい。
他の利点および特徴が、添付の図面との関連において以下のように記述される。以下のとおり図に示す。
本発明の外壁システムの概略図。 図1の外壁システムの断面図。 外壁システムの外観図。 図1の外壁システムの外壁の第1の閉鎖位置における内部の投影図。 外壁の第2の閉鎖位置における図4の外壁システム。 外壁の中間位置における図4の外壁システム。 図7a〜図7cは図1の外壁の異なる位置における外壁システムの概略図。 図7の外壁システムの発展形。 図9aおよび図9bは図1の外壁システムの垂直断面図および概略図。 図10a〜図10cは図1の外壁システムの詳細図。 図11a〜図11cは外壁が異なる位置にある図1の外壁システムにおける建物部分の概略図。 図12a〜図12cは本発明の外壁システムの第2の実施形態における建物の概略図。 本発明の外壁システムの異なる位置決め可能性を有する建物の概略図。 本発明の外壁システムの異なる位置決め可能性を有する建物の概略図。 本発明の外壁システムの異なる位置決め可能性を有する建物の概略図。 図16aおよび図16bは本発明の外壁システムの他の実施形態。 本発明の外壁システムの異なる実施形態の概略図。 本発明の外壁システムの異なる実施形態の概略図。 本発明の外壁システムの異なる実施形態の概略図。 本発明の外壁システムの異なる実施形態の概略図。 本発明の外壁システムの異なる実施形態の概略図。 可動の外壁の収納部分の異なる実施形態における本発明の外壁システムの概略図。 可動の外壁の収納部分の異なる実施形態における本発明の外壁システムの概略図。 可動の外壁の収納部分の異なる実施形態における本発明の外壁システムの概略図。 垂直に移動可能な外壁の2つの実施形態。概略図。 垂直に移動可能な外壁の2つの実施形態。 図27a〜図27fは建物における本発明の外壁システムの配置の実施例。
図1では建物12のための、内部空間14と進入可能な外部空間16を有するフレキシブルな外壁システム10を示す。外部空間16はここでは内部空間14から進入可能なバルコニーである。外壁システム10は床板18を備え、ここで床板18の輪郭線は基本的に外部空間16の完全な輪郭線を取っており、家の側面の床板19に設置され、またそれぞれ建物12の側壁22と平行に取り付けられ固定された、向かい合う2つの側壁20に設置されている。図2に示すように、外壁システム10はさらに建物12の天井板26に固定されている天井板24を有する。
外壁システム10は、互いに連結された壁部分30、32、34が合体した可動の外壁28を備える。特に図3で示すように、ここで図3の右の壁部分34は内部空間14を外部空間16に対して開放可能は扉36を有する。他の壁部分30、32はそれぞれ窓38、40を有する。外壁システム10には、建物12の前に手すり42が設置されている。
外壁システム10は、ここでは一組のレールである収納部分44を有し、可動の外壁28が水平方向Rに移動可能に設置されている(図1を参照)。収納部分44の第1のレール46はここで床板18に設置され、第2のレール48は天井板24に取り付けられている(図2を参照)。レール46および48はそれぞれU字型に形成され、第1の部分では内部空間14と外部空間16との間を、第2の部分では外部空間16の側壁20と平行に、第3の部分ではバルコニーの外側に沿って取り付けられている。
外壁システム10の収納部分44は内部の閉鎖位置50および外部の閉鎖位置52を有し、ここに可動の外壁28をそれぞれ固定することができる。外壁28は収納部分44に保持されているため、閉鎖位置50、52それぞれもう一方の閉鎖位置50、52へ逆方向に移動可能である。各閉鎖位置50、52は、可動の外壁28が閉鎖位置50、52に固定可能であり、内部空間14が閉鎖位置50、52に固定された外壁28により外部領域54から分離され、このため内部空間14は外部領域54から分離された温度調整可能な空間となる点において特徴的である。
可動の外壁28により温度調整可能な内部空間14の大きさまたは面積が可変的に変更可能である。外側の閉鎖位置52では外部空間16が完全に内部空間14または温度調整可能な空間に移行するため、この大きさまたは面積が大きくなる。このように、冬季などの悪天候下では使用できない外部空間16の面積は少なくとも部分的に内部空間14に移行可能であるため、悪天候下でも使用できる。
図4〜6に基づき機能の原則を再度示す。図4では可動の外壁28が内部の閉鎖位置50で固定されているため、内部空間14が外部空間16から分離されている。温度調整可能な空間はここでは内部空間14の容量に相応し、外部空間16(バルコニー)は外部領域54(建物の周囲)と関連する。壁部分34にある扉36により外部空間16は内部空間14から進入可能であり、このため外部空間16をバルコニー、テラスまたはロジアとして使用できる。
可動の外壁28は収納部分44に沿って図6で示す中間位置56を越えて外部の閉鎖位置52へ移動可能である。中間位置56では内部空間14と外部空間16とが互いの内部へ入り込むため、広い一続きの空間が生じ、夏季には快適な住居の開放的空間となる。
図5で示す外部の閉鎖位置52では可動の外壁28は建物12の外側、つまり外部空間16と外部領域54との間に配置されている。この閉鎖位置では、可動の外壁28は以前の外部空間16の周囲に拡大された内部空間14を外部領域54から分離する。温度調整可能な空間は拡大されている。こうして外部空間16は外部の閉鎖位置では、例えば冬季には暖房可能な居住空間として使用できる。
可動の外壁28は収納部分44に沿って簡単に閉鎖位置50、52から第2の閉鎖位置50、52へ以降可能であるため、可動の外壁28の閉鎖位置を天候条件の変化に迅速に適応できる。図4〜6で示すように、可動の外壁はU字形の収納部分44に沿って移動されるため、外部空間16はこの処置の間も完全に使用することができる。外部空間16に設置された家具は可動の外壁28の移動のために取り外す必要はない。
可動の外壁28は手動で収納部分44に沿って移動でき、またここには示されていない可動の外壁28を収納部分44に沿って移動させるモーター駆動装置を備えることもできる。モーター駆動装置はさらに、手動で、時間制御により、またはセンサーによって起動可能な制御装置を有してもよい。時間制御により、例えば可動の外壁28の時刻に応じた移動、または時刻に応じた、太陽の位置に合わせた閉鎖ポジションの適応が可能になる。
可動の外壁28が夏季の昼の時間に時間制御により内部の閉鎖位置52へ移行されることも考えられ、これにより鋭角で入り込む強力な日光が外部空間16のみを温め、内部空間14は温められず、これにより内部空間14の温度が急上昇することを避けられる。低い角度で入り込む日光の場合は反対に、可動の外壁28を外部の閉鎖位置52に移動可能であり、これにより内部空間14を温めるために日光を利用することができる。さらに日没の際の日光により、内部空間14のより良い照明が可能である。
制御は例えば光センサーやレインセンサーのような様々なセンサーによりなされてもよく、これにより例えば雨が降った際可動の外壁28が外部の閉鎖位置52へ移動され、外部空間16に配置された家具を保護することができる。
図7a〜7cでは再度、本発明の外壁システム10の機能の原則の概要を、様々な位置にある可動の外壁28が示される建物12の概略図に基づき示す。図7aでは可動の外壁28は内部の閉鎖位置50に固定され、内部空間14が外部空間16から分離されている。図7bでは可動の外壁28が中間位置56へ側壁に沿って移行され、内部空間14と外部空間16が完全に互いの内部へ入り込む。図7cでは可動の外壁28が外部の閉鎖位置へ移行され、外部空間16が内部空間14 内に移行する。
ここに示す2つの閉鎖ポジションを有する本発明の外壁システム10の実施形態の他、複数の閉鎖位置を有する実施形態が考えられる。図8では、複数の、ここでは4つの閉鎖位置を有する外壁システム10の概略図を示す。内部の閉鎖位置50の他、ここに示す外壁システム10は3つの外部の閉鎖位置52、58、60を有し、ここで可動の外壁28はそれぞれ 固定可能であり、これにより内部空間14と外部とが分離される。閉鎖位置58、60ではそれぞれ外部空間16の一部のみが内部空間14内に移行する。本発明の外壁システム10の閉鎖位置の位置および数は任意に変更可能である。
外壁システム10の構造を図9aおよび 9b、また収納部分の詳細図を図10a〜10cに再度示す。図9aに示す断面図および図9bに示す概略図に見られるとおり、外壁システム10の天井板24、床板18、および壁20はそれぞれ遮断部分 62 を備える。これは. 床板18、天井板24および 側壁20の全表面に配置され、これにより可動の外壁28の閉鎖位置50、52、58、60のどれが選択されても、可動の外壁28との関係において内部空間14の外部領域54に対する十分な遮断が保たれる。
図10a〜10cの詳細図では可能な遮断部分62の構造を例示するが、これとは異なる、気候条件および地域の建築規則に応じた他の遮断部分62の構造も可能である。
10aでは、外壁28に取り付けられ、レールへ突出するスライド部分63も示す。
側壁20、床板18および天井板24ではさらに、例えば電気機器、暖房部、冷房部への接続のための電源線が備えられていてもよい。また、暖房部、冷房部、照明装置、換気装置または考えられる電気的な接続を外壁システム10に一体化することも考えられる。
外壁システム10の床板18にはさらに、図10bおよび10cに示す排水口64が備えられている。これにより、可動の外壁28を内部の閉鎖位置50に固定する際の外部空間16からの雨水の排出が可能になる。図10cに示すように、可動の外壁28は、外壁28が外部の閉鎖位置52、58、60での固定の際に排水口64を閉鎖するように構成されている。
図11a〜11cでは再度、可動の外壁28が様々な閉鎖位置にある本発明の外壁システム10の建物の断面図の斜視図を示す。図11aでは可動の外壁28は内部の閉鎖位置50にあり、図11bでは中間位置56に、また図11cでは外部の閉鎖位置52にある。
図11a〜11cに示すように、外壁システム10の床板18、天井板24および側壁20は箱状のユニットを形成する。上記の場合これは自立しているため、外壁システム10は単に建物12の床板19上に設置され、建物12に固定されるのみでよい。ここに示す外壁システム10はこのため完全に事前組み立て可能であり、事前組み立てされた箱状ユニットとして建物12に設置可能である。外壁システム10はこのように、例えば工場で事前組み立て可能であり、また事前組み立てされたユニットとして建築現場へ搬送可能であり、このため単に建物12または室内に設置されるだけでよい。このため、外壁システムの建築現場または建物12への面倒な取り付けは不要である。外壁システム10は、建築上の大規模な負担なく居住面積を拡大でき、断熱性を改善することができるため、パネル建築または大型住居の改築に極めて適している。
外壁システム10はここに示す実施形態において建物12内に大幅に入り込んでいるため、外壁システム10は建物12の床板19の外側と相当同一平面上に連結される。
12a〜12cに例示するように、外壁システム10が建物12の外面または床板19を越えて外側へ張り出すことも考えられ、これにより、本発明の外壁システム10によって建物12の面積の拡大が可能になる。
外壁システム10はまた、建物12のある建物の壁の完全に外部に取り付けることもできる。この場合、外壁システム10は例えば外側に備えられた支柱に設置され、または建物の壁に固定された支え部分に取り付けられている。ここで、取り付け条件に応じて外壁システム10は天井板24、床板18および/または側壁20により支え部分に固定することができ、これにより外壁システム10は選択的に支え部分に載っているか、またはこれに取り付けられて掛かっている状態になる。これとは異なる建物の壁に固定する他の可能性も考えられる。
図13〜15ではそれぞれ外壁システム10の建物12への様々な配置可能性を例示する。図13ではバルコニー/ロジアは完全に屋根で覆われ、建物12の外面と同一平面上に連結し、一方図14ではバルコニーは完全に建物12の外壁の前に位置する。この場合外壁システム10は建物の前に位置するバルコニー状に設置できるが、外壁システムが完全に外側で建物の壁に固定されることも考えられる。図15ではバルコニー/ロジアは部分的に建物12内に引き込まれている。外壁システムはそれぞれバルコニー全体/ロジア全体をカバーする。
これまでに示されたような、外壁システム10が自立した構造を形成し、または事前組み立てされた全体として建物12に取り付け可能なユニットである実施形態とは異なる、側壁20または天井板24、床板18を有さない実施形態も考えられる。
既に述べたように、外壁システムが完全に事前組み立てされた箱またはボックス状のユニットとして建物の側の床板19上に設置される場合、極めて迅速な現場での取り付けが実現可能になる。
または、例えばクレーンの使用を避けるために、床板18、天井板24および側壁20もまた事前組み立てされた個別のユニットとして事前に準備された状態で建物に合体することができる。さらにこれらの個々の部分から構成されるプレートまたは壁(例えば幅1mの部品)も、現場で合体することができる。
プレートと壁は例えば内部に断熱材を有する中空体であり、この際内部に台形部分やこれに類する形状の補強材が備えられてもよい。さらに場合によっては、外側に直接断熱材を事前取り付けしてもよい。
これまでに示した実施形態の他にも、外壁システム10が、可動の外壁28の収納部分44が配置されている床板18または天井板24のみを有することが考えられる。天井板24は建物12の天井26に固定されてもよく、これにより支持側壁20が不要になる。床板18および天井板24により例えば建物の天井または建物の床の凸凹も均一化することができる。
図16に示す実施形態は、外壁システム10が床板18と天井板24を備えていないという点で特殊である。レール46、48はここでは直接建物12の床板19と天井板26に設置されており、同一平面上にこれと連結する。床板19および天井板26にはそれぞれ断熱材62が備えられ、これにより十分な断熱が保証される。この実施形態は新築の建物により適しており、この際レール46、48は天井板26または床板19製作の際にこれらに固定することができる。
以下では図17〜21において本発明の外壁システム10の他の実施形態が例示される。図17〜21の外壁システム10の形態に関わらず、全ての実施形態は内部の閉鎖位置50および外部の閉鎖位置52を有し、ここでそれぞれ可動の外壁28が内部空間14を外側から仕切っている。外部の閉鎖位置52ではさらに、それぞれ外部空間16の少なくとも一部が内部空間14に入り込む。ここに示す実施形態はこれまで示した説明とは異なるが、これまでに使用された参照符号は全ての実施形態で使用される。以下では様々な実施形態の違いについてのみ言及する。外壁システム10はそれぞれ外部の閉鎖位置52(a)および内部の閉鎖位置50(b)における可動の外壁28とともに示される。
図17はこの際これまで示された部分的に建物12に引き込まれている矩形の外壁システム10の実施例を示す。
図18で外壁システム10の輪郭は円状に構成されている。可動の外壁28はここでは半円筒形に形成され、収納部分44の軌道は円軌道となる。この外壁システム10の構成により、可動の外壁28は単一部分として、接合部分無しで形成可能である。
円状の輪郭の代わりに多角の輪郭、例えば図19に示す8角形の輪郭も可能である。収納部分44の軌道は8角形となり、可動の外壁28は複数の相互に可動の壁部分30、32、34を有する。
図20に示す外壁システム10は三角形の外部空間を遮断し、可動の外壁28はそれぞれ三角形の完全な辺を移行する。内部の閉鎖位置50はここで三角形のひとつの辺を形成し、外部の閉鎖位置52は第2の辺を形成する。三角形の第3の辺は側壁22により形成される。収納部分44は側壁22に沿って移行し、また収納部分44が三角形の角を越えて移行することも考えられる。
図21に示す外壁システム10は矩形の外部空間を遮断する。これまでに示した実施形態とは異なり、矩形の2つの互いに隣接する側面を分離する2つの可動の外壁28が備えられている。
これまでに示した実施形態の他にも、本発明の外壁システム10および可動の外壁28の他の実施形態が考えられる。可動の外壁28は単一部分として実施することができ、または複数の壁部分30、32、34が合体したものでもよい。壁部分30、32、34は可動に、互いに対して、および/または相互に連結可能である。壁部分30、32、34が互いに分離可能であり、これにより個々に収納部分44に沿って移動可能であることも考えられる。
収納部分44は外壁システムの実施形態および構成に応じて任意に形成され得る。図22〜24では可動の外壁28の収納部分44の様々な実施形態が例示されている。ここではそれぞれ、外部の閉鎖位置52にある(図(a)を参照)、中間位置56にある(図(b)を参照)、および内部の閉鎖位置50にある(図(c)を参照)可動の外壁28を示す。
図22ではアーチ型またはU字型の収納部分44が例示され、ここには3部分から構成される可動の外壁28が収納されている。中間位置56では可動の外壁28は完全に側壁22と接触させることができ、これにより内部空間14および外部空間16が完全に互いに入り込む。
図23に示す収納部分44の実施形態では収納部分44の角にそれぞれ切替装置65を有する。ここで選択されたレール46、48の形状により、可動の外壁28は、閉鎖位置50、52からそれぞれ他方の閉鎖位置50、52への移行の際に、完全に側壁22に接触する中間位置に移行しなくてもよい。切替装置65の他の位置においては反対に、可動の外壁28は側壁22に沿って、可動の外壁28が完全に側壁22に接触する中間位置に移行される。
図24では同様に2つの壁部分30、32から構成される既存の可動の外壁28を示す。壁部分30、32は同様に互いに分離することができ、それぞれ両方の側壁22に沿ったU字型の収納部分44を有する。
可動の外壁28が伸長方向へと移行する代わりに、可動の外壁28が伸長方向と垂直、すなわち垂直方向に移行することも考えられる。図25および26の断面図で示すように、収納部分44のレール46、48はそれぞれ側壁22に接して配置され、外部の閉鎖位置52から外壁システム10の天井板24を経由して内部の閉鎖位置50へ移行することができる。図25に示す実施例では46、48は天井板24において追加の切替装置66を有し、これを越えて可動の外壁28は天井板24に沿って中間位置56へ移行可能である。
それとは異なりレール46、48は図26の実施形態では、可動の外壁28が外部の閉鎖位置52から内部の閉鎖位置50への移行の際に完全に中間位置56において天井板24に接触するように構成されている。
本発明の外壁システム10は新築の建物への取り付けにも、また既存の古い建物への例えば建物の改築や刷新のための取り付けにも適している。可動の外壁28もしくは外側から確認できる外壁システム10の部分をこれに応じて形成することによって、さらに建物12のファサードを後から変更または形成することもできる。
建物12の天井もしくは床板に必要とされる部屋の大きさもしくは負荷能力が備わっている限り、建物12の外壁システム10の任意の配置が考えられる。図27a〜27fでは建物12における異なる外壁システム10の配置が例示されている。ここで示す実施例では、外壁システム10はそれぞれ建物12の外面と同一平面上に連続して示されている。ただし、本発明の外壁システム10が建物12の位置に依存せず建物12の外壁から突出して形成されてもよいことは明らかである。
図27aでは外壁システム10は例として建物12の一階に配置されている。外部空間16はここでは例えば建物の前に設置されているテラス部分に入り込むか、もしくは外壁システム10の突出した形態においてはテラスの一部を形成してもよい。図27bでは外壁システム10は建物12の上階に配置されている。図27cおよび27dでは外壁システム10はそれぞれ建物12の屋根裏部屋に配置されている。図27cに示す実施形態では建物の屋根の一部が取り外されるか、もしくは外壁システム10の天井板24により置き換えられている。
図27eに示す実施例ではさらに建物12の中間天井が取り外され、これにより外壁システム10が複数階、ここでは2つの階を越えて移行できる。図27fに示す実施例では反対に中庭に向かって設置されている。

Claims (24)

  1. 可動の外壁(28)および前記可動の外壁(28)のための収納部分(44)を備える建物(12)の外壁システム(10)であって、
    前記可動の外壁(28)は、内部空間(14)と進入可能な外部空間(16)とを隔て、少なくとも2つの閉鎖位置(50、52、58、60)の間で可逆的に調整可能であり、各前記閉鎖位置において施錠可能であり、各前記閉鎖位置(50、52)において前記内部空間(14)を外側から仕切り、
    前記収納部分(44)は前記可動の外壁(28)が移動可能に設置されている少なくとも1つのレール(46、48)を備え、ここで前記レール(46、48)は、前記可動の外壁(28)が内部の閉鎖位置(50)と外部の閉鎖位置(52)との間で可動であるように構成され、前記外部の閉鎖位置(52、58、60)で前記外部空間(16)の少なくとも一部が前記内部空間(14)に入り込み、その面積がこれにより拡大する、外壁システム(10)であって、
    -
    前記レール(46、48)は軌道カーブを形成し、床および/または天井を走るか、またはレールは対向する側壁に備えられ、それぞれ軌道カーブを描き、
    -
    前記可動の外壁(28)は前記軌道カーブに沿って閉鎖位置(50、52、58、60)の間で移行可能であり、前記軌道カーブの走行において中間位置(56)へ調整可能であり、ここで前記稼働の外壁は、前記外壁および前記内壁を少なくとも部分的に決定する側壁または前記天井に沿って移行し、この際前記中間位置(56)において外部空間(16)および内部空間(14)が完全に互いに入り込むことを特徴とする外壁システム(10)。
  2. 前記可動の外壁(28)は複数の可動の、特に揺動可能に多大に連結されている壁部分(30、32、34)を有することを特徴とする、請求項1に記載の外壁システム。
  3. 前記可動の外壁(28)は、選択的に前記外部空間(16)に向かって前記内部空間(14)を開放する少なくとも1つの窓(38、40)および/または閉鎖可能な扉を有する(36)ことを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項に記載の外壁システム。
  4. 前記可動の外壁(28)は水平または垂直に移行可能に設置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の外壁システム。
  5. レール(46、48)が前記および/または前記天井に部分的に前記移動可能な外壁(28)に隣接し、対向する、内部空間(14)と外部空間(16)とを少なくとも部分的に分離する(22)壁に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の外壁システム。
  6. 前記外壁は全体として前記軌道カーブに沿って移動可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の外壁システム。
  7. 前記軌道カーブはU字型またはアーチ型に移行することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の外壁システム。
  8. レールが対向する固定された壁(22)の上または中に設置され、前記可動の外壁(28)が垂直に閉鎖位置(50、52、58、60)の間を移行可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の外壁システム。
  9. 前記収納部分(44)は前記部屋の前記天井(24、26)および/または前記床(18、19)と同一平面上に部屋に連結され、前記天井もしくは前記床に配置されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の外壁システム
  10. 前記外壁システム(10)はモーター駆動装置および制御装置を備え、これにより前記可動の外壁(28)が前記外部の閉鎖位置(52、58、60)から前記内部の閉鎖位置(50)へ移動可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の外壁システム。
  11. 前記制御装置は手動で、時間制御により、またはセンサーによって起動可能であることを特徴とする、請求項10に記載の外壁システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の外壁システムであって、床板(18)および天井板(24)を備え、前記収納部分(44)が前記天井板(24)もしくは前記床板(22)に設置されていることを特徴とする前記外壁システム(10)。
  13. 前記外壁システム(10)は前記天井板(24)と前記床板(18)とを繋ぐ2つの対向する側壁(20)を有することを特徴とする、請求項12に記載の外壁システム。
  14. 前記床板(18)、前記天井板(24)および前記側壁(20)はそれぞれ自立した構造および事前組み立てされたユニットを形成し、好ましくは後から家の床板(19)、天井板(26)もしくは. 側壁(22)に取り付け可能な、または外側で前記建物の壁に組み立て可能なユニットとして実行されることを特徴とする、請求項12または13に記載の外壁システム。
  15. 前記床板(18)、前記天井板(24)および前記側壁(20)が合わせて事前に完成された箱状のユニットを形成し、既存のバルコニー、テラスまたはロジアに後から設置可能であるか、または外部で建物の壁に取り付け可能であり、前記可動の外壁(28)のポジションに依存せず既存の内部空間(14)を選択的に拡大することを特徴とする、請求項12〜14のいずれか1項に記載の外壁システム。
  16. 前記外壁システム(10)の前記床板(18)と前記天井板(24)および/または側壁(20)との間に、および前記家の床板(19)と前記天井板(26)もしくは前記家の側壁(22)との間に断熱材(62)が備えられていることを特徴とする、請求項14または15に記載の外壁システム。
  17. 前記側壁(20)、前記天井板(24)および/または前記床板(18)一体化された照明部分および/または電源線を有することを特徴とする、請求項12〜16のいずれか1項に記載の外壁システム。
  18. 特に前記天井板(24)、前記床板(18)および/または前記側壁(20)と一体化した暖房部、冷房部および/または排水口水路が備えられていることを特徴とする、請求項12〜17のいずれか1項に記載の外壁システム。
  19. 前記床板(18)、前記天井板(24)および/または前記側壁(20)が家の床板(19)、前記天井板(26)もしくは.前記側壁(22)に設置されていることを特徴とする、請求項12〜18のいずれか1項に記載の外壁システム。
  20. 前記床板(18)は家の床板(19)設置可能に形成され、前記家の床板に対して外側へ突出ことを特徴とする、請求項12〜19のいずれか1項に記載の外壁システム。
  21. 次の段階を有する請求項12〜20のいずれか1項に記載の外壁システムの既存の建物(12)への設置方法。
    -
    前記可動の外壁(28)のための収納部分(44)の、既存の外部空間(16)に対して開放可能なある内部空間および/または既存の内部空間内部空間(14)に隣接した、前記既存の建物(12)への固定、および
    -
    前記既存の内部空間(14)が前記可動の外壁(28)のポジションに応じて選択的に拡大可能となるような、前記収納部分(44)での前記可動の外壁(28)の組み立て、および、
    -
    前記収納部分(44)が後から前記建物(12)に固定可能な床板(18)、天井板(24)および/または側壁(20)に取り付けられ、前記床板(18)、前記天井板(24)および/または前記側壁(20)によって既存の建物(12)に固定される。
  22. 前記収納部分(44)が前記収納部分(44)に属する床板(18)、天井板(24)および/または側壁(20)とともに事前に互いに固定され、作成されたユニットが家の床板(19)、天井板(26)および/または側壁(22)に取り付けられることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. 床板(18)、天井板(24)および側壁(20)が箱状のユニット事前組み立てされており、前記ユニットが家の床板(19)取り付けられ、前記建物(12)に固定されることを特徴とする、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記箱状のユニットが既存のバルコニーまたは既存のロジアに取り付けられることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
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