JP2012527943A - ステップボード - Google Patents

Abstract

本発明はステップボードに関し、部品が簡単で、故障が頻繁に発生しないように構成したステップボードを提供することをその目的とする。上記のような目的を達成するための本発明のステップボード１００は、底面には回転体が装着され、上面を踏んで上がることができる複数のバー（ｂａｒ）１１１と、バーの先端がヒンジ１１３結合されてバーが上下方向に旋回するように支持し、底面には第１キャスター１３１が装着された駆動部１１０と、先端が駆動部に回動可能に結合され、底面には複数の第２キャスター１３２が装着され、回転体と対応する部位が湾曲した支持板とを含み、複数のバーが上下方向に旋回することによって回転体が支持板の湾曲した部位１４３に沿って回転しながら移動することを技術的特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明はステップボードに関し、特に部品が簡単で、故障が頻繁に発生しないように構成したステップボードに関する。

従来のステップボードは多くの部品が組み立てられて構成されているため、それによる生産性の低下及び部品の破損による頻繁な故障が問題点である。

本発明は前述したような従来技術の問題点を解決するために発明されたもので、簡単な部品で構成されて、故障が頻繁に発生せず、且つ耐久性が優れたステップボードを提供することをその目的とする。

また、本発明は部品を最小化することによってコストを低減することができるステップボードを提供することをその目的とする。

また、本発明は走行方向を前後方向に自由に変えて走行することができるように構成したステップボードを提供することをその目的とする。

上記のような目的を達するための本発明のステップボードは、底面には回転体が装着され、上面を踏んで上がることができる複数のバー（ｂａｒ）と、バーの先端がヒンジ結合されてバーが上下方向に旋回するように支持し、底面には第１キャスターが装着された駆動部と、先端が駆動部に回動可能に結合され、底面には複数の第２キャスターが装着され、回転体と対応する部位が湾曲した支持板とを含み、複数のバーが上下方向に旋回することによって回転体が支持板の湾曲した部位に沿って回転しながら移動することを技術的特徴とする。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第２キャスターは二つで、第１キャスターと二つの第２キャスターは三角構造に配置される。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第1キャスター及び第２キャスターは装着された地点で一側に傾斜された方向性キャスターである。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第１キャスター及び第２キャスターは装着された地点で３６０度回動する。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、バーの上面には踏み台が装着される。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、回転体はローラーで、ローラーの軸方向はバーの長さ方向と平行するように装着される。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、支持板は三角構造で、一方の頂部は駆動部の上面に位置した状態で回転軸が支持板と駆動部を貫通することによって、支持板が回転軸を中心に回動する。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、他の二つの頂部は上向きに湾曲される。

上記したように、本発明のステップボードは簡単な部品で構成されて故障が頻繁に発生されず、且つ耐久性が優れているという長所がある。

また、本発明のステップボードは部品を最小化することによってコストを節減することができ、生産性を向上させることができるという長所がある。

本発明の第１実施形態によるステップボードを示した正面図である。 図１に示したステップボードの平面図である。 図１に示したステップボードの左側面図である。 図１に示したステップボードの右側面図である。 本発明によるステップボードの作動関係を示した右側面図である。 本発明によるステップボードの作動関係を示した右側面図である。 図５及び図６の作動によるキャスターの方向を示した概念図である。 図５及び図６の作動によるキャスターの方向を示した概念図である。 本発明の第２実施形態によるステップボードを示した正面図である。 図９に示したステップボードの作動によるキャスターの進行方向を示した概念図である。 図９に示したステップボードの作動によるキャスターの進行方向を示した概念図である。 本発明の第３実施形態によるステップボードのキャスターを示した概念図である。

以下では、本発明によるステップボードの好ましい実施形態を添付図面を参照にして詳しく説明する。
第１実施形態
図面で、図１は本発明の第１実施形態によるステップボードを示した正面図であり、図２は図１に示したステップボードの平面図であり、図３は図１に示したステップボードの左側面図であり、図４は図１に示したステップボードの右側面図である。図５及び図６は本発明によるステップボードの作動関係を示した右側面図であり、図７及び図８は図５及び図６の作動によるキャスターの方向を示した概念図である。

図１〜図４に示したように、ステップボード１００は、平行する二つのバー（ｂａｒ）１１１を備え、二つのバー１１１の先端がヒンジ１１３結合されてバー１１１が上下方向に旋回するように支持する駆動部１１０と、バー１１１の下部に位置し、先端は駆動部１１０の上面に位置し、バー１１１を基準に左右方向に回動可能に結合された支持板１４０と、駆動部１１０の先端底面に装着された第１キャスター１３１と、第１キャスター１３１を含む三角形態で支持板１４０の底面に装着された二つの第２キャスター１３２とを含み、駆動部１１０のバー１１１が上下方向に旋回することによって支持板１４０はバー１１１に押されて左右方向に回動することによって三つのキャスター１３１、１３２が推進力を発生する。

以下では、このように構成されたステップボードについて具体的に説明する。

駆動部１１０は、前方に位置するプレート１２１と、プレート１２１の両側にそれぞれヒンジ結合された平行する二つのバー１１１とを含み、プレート１２１の底面中央に第１キャスター１３１が１つ装着される。

平行する二つのバー１１１はその長さの中間に踏み台１１５が形成されて、踏み台１１５を踏んで立ち上がることができる。二つのバー１１１の先端はプレート１２１の両側にそれぞれヒンジ１１３結合されてプレート１２１を基準にバー１１１は上下方向に旋回可能であり、バー１１１の底面には回転体であるローラー１２３がそれぞれ装着される。ローラー１２３の軸方向はバー１１１の長さ方向と平行する。またローラー１２３は下部に位置する支持板１４０に当接して位置する。

また、プレート１２１の底面に装着された第１キャスター１３１及び支持板に装着された第２キャスター１３２は方向性キャスターで、各キャスター１３１、１３２はプレート１２１に装着された地点に対する垂直線の後方に傾斜して装着され、キャスター１３１、１３２の車輪１３１ｗ、１３２ｗは装着された地点で前方の左右方向に回動可能である。

このように構成された駆動部１１０に支持板１４０が装着される。

支持板１４０は二等辺三角形構造のプレートで、支持板１４０の先端が駆動部１１０のプレート１２１の上面に位置する。また、支持板１４０の先端とプレート１２１は回転軸１４１に結合されて回転軸１４１を中心に支持板１４０が平面上に円を描くように回動可能である。

一方、支持板１４０の底面には二つの第２キャスター１３２が装着される。二つの第２キャスター１３２は第１キャスター１３１とともに三角形構造に配置される。

そして、二等辺三角形構造の支持板１４０において、バー１１１に装着されたローラー１２３に当接する部位、即ち、図面において後方の二つの頂部は上向きに巻かれたように湾曲した部位１４３が支持板１４０に形成される。

以下では、このように構成されたステップボードの作動関係について具体的に説明する。

図５及び図６に示すように、使用者が踏み台１１５を踏んで上がった状態で、一方の足に体重をかけると、体重の偏重によって一方のバー１１１は下がり、下がるバー１１に装着されたローラー１２３は支持板１４０の湾曲した部位１４３の曲面に沿って回転しながら、支持板１４０が体重をかけた足の外方へ回動する。支持板１４０が回動可能であるのはプレート１２１と支持板１４０が回動可能に回転軸１４１で結合されているからである。

一方、支持板１４３が一方へ回動しながら二つの第２キャスター１３２と第１キャスター１３１は方向性を有して推進力を発生する。方向性キャスターが推進力を発生する原理については既に説明され、原理を利用した製品（「Ｓボード」及び本発明の名称のような「ステップボード」）が開発されて常用化されているため、方向性キャスターの推進力発生原理に対する具体的な説明は省略する。

このように、本発明によるステップボード１００は、一方のバー１１１に体重を偏重させることによって、支持板１４０は偏重された足の外方向に回動しながら推進力を発生する。

ステップボード１００において、二つのバー１１１に体重を交互に偏重させると、図７及び図８に示すように、支持板１４０が左右方向に回動しながら、第１キャスター１３１と第２キャスター１３２は推進力を発生し、ステップボード１００は「Ｓ」字状に前へ進む。
第２実施形態
第２実施形態によるステップボードは第１実施形態で説明した構成と同じ構成である。ただ第１キャスターと第２キャスターの走行方向が反対方向に配置されている点で差異がある。

図面において、図９は本発明の第２実施形態によるステップボードを示した正面図であり、図１０及び図１１は図９に示したステップボードの作動によるキャスターの進行方向を示した概念図である。

図９に示すように、支持板１４０の底面には二つの第２キャスター１３２が装着され、駆動部１１０のプレート１２１の底面には第１キャスター１３１が装着される。各キャスター１３１、１３２はプレート１２１に装着された地点に対する垂直線の前方に傾斜して装着され、キャスター１３１、１３２の車輪１３１ｗ、１３２ｗは装着された地点で後方の左右方向に回動可能である。

このように構成された第２実施形態によるステップボード１００は踏み台１１５に載った使用者が体重を偏重させて交互に一方のバー１１１に体重をかけた時に、第２キャスター１３２が位置したステップボード１００の後端が前方になって進む。即ち、三角構造の支持板１４０において、二つの第２キャスター１３２が装着された部位が先端になり、第１キャスター１３１が装着された駆動部１１０のプレート１２１が後端になって進む。このようなステップボード１００の作動をよく見れば、走行方向が第１実施形態と反対方向であり、第１キャスター１３１及び第２キャスター１３２による作動は第７及び図８で示したのと同一である。
第３実施形態
一方、前述した第１実施形態と第２実施形態のステップボードは、キャスターが装着された地点を中心に後方または前方に傾斜して装着され、装着された地点で前方または後方の左右方向に所定の角度だけ回動するように構成されている。従って第１実施形態及び第２実施形態のステップボードはその進行方向が相互反対方向になるように設定されたステップボードである。

図面で、図１２は本発明の第３実施形態によるステップボードのキャスターを示した概念図である。

図１２に示すように、第１キャスター１３１と第２キャスター１３２が装着された地点を中心に３６０度回動するように装着する。そこで第１キャスター１３１と第２キャスター１３２が位置した角度によってステップボード１００は前方または後方に走行することができる。

１００：ステップボード
１１０：駆動部
１１１：バー
１１３：ヒンジ
１１５：踏み台
１２１：プレート
１２３：ローラー
１３１：第１キャスター
１３２：第２キャスター
１３１ｗ、１３２ｗ：車輪
１４０：支持板
１４１：回転軸
１４３：湾曲した部位

Claims (8)

1. 底面には回転体が装着され、上面を踏んで上がることができる複数のバー（ｂａｒ）と、
   バーの先端がヒンジ結合されてバーが上下方向に旋回するように支持し、底面には第１キャスターが装着された駆動部と、
   先端が駆動部に回動可能に結合され、底面には複数の第２キャスターが装着され、前記回転体と対応する部位が湾曲した支持板とを含み、複数のバーが上下方向に旋回することによって前記回転体が支持板の湾曲した部位に沿って回転しながら移動することを特徴とするステップボード。
2. 第２キャスターは二つで、第１キャスターと二つの第２キャスターは三角構造に配置されることを特徴とする請求項１に記載のステップボード。
3. 第１キャスター及び第２キャスターは装着された地点で一側に傾斜された方向性キャスターであることを特徴とする請求項１または請求項２に記載のステップボード。
4. 第１キャスター及び第２キャスターは装着された地点で３６０度回動することを特徴とする請求項３に記載のステップボード。
5. バーの上面には踏み台が装着されることを特徴とする請求項１に記載のステップボード。
6. 回転体はローラーで、ローラーの軸方向はバーの長さ方向と平行するように装着されることを特徴とする請求項１または請求項５に記載のステップボード。
7. 前記支持板は三角構造で、一方の頂部は駆動部の上面に位置した状態で回転軸が支持板と駆動部を貫通することによって、支持板が回転軸を中心に回動することを特徴とする請求項１に記載のステップボード。
8. 他の二つの頂部は上向きに湾曲されることを特徴とする請求項７に記載のステップボード。

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