JP2012515292A - チューブポンプ - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体を圧送するためのチューブポンプであって、ケーシング(2)が設けられており、該ケーシング(2)が、基体(2b)と、ケーシングを開放するためのカバー(2a)とを有しており、液体を圧送するためのポンプボディ(3)が設けられており、該ポンプボディ(3)が、前記ケーシング(2)の基体(2b)の内部に、軸線Cを中心として回転可能に配置されており、さらにロック装置(5)が設けられており、該ロック装置(5)が、前記カバー(2a)を解放しかつロックするために、前記ケーシング(2)に配置されており、ポンプボディ(3)が、該ポンプボディ(3)の外周付近に配置された複数のローラ(4)を有していて、該ローラ(4)が、チューブ(6)内に位置する液体を、ポンプボディ(3)の回転によって圧送し、ローラ(4)が、カバー(2a)の内面(7)に対してチューブ(6)を挟んで塞ぐようになっており、ロック装置(5)が、ケーシング(2)の基体(2b)に対して相対的に可動にかつ基体(2b)から離脱しないように基体(2b)に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であり、カバー(2a)が、ケーシング(2)の基体(2b)に対して相対的に可動にかつ基体(2b)から離脱しないように基体(2b)に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であるチューブポンプに関する。

Description

従来技術
本発明は、特に操作が外部から行われなければならないアイソレータ内の充填プロセスで、液体を圧送するために使用されるチューブポンプと、このようなチューブポンプを備えたアイソレータとに関する。
アイソレータ式充填機内で使用されるチューブポンプでは、アイソレータ式充填機内に配置されたチューブポンプの設置ステップおよび操作ステップは、グローブ介入部もしくはグローブポート(Handschuheingriffe)によって、このグローブポートにより制約され制限された可動性および手指の器用さで行われなければならない。しかし、従来使用されているチューブポンプでは、たとえばチューブおよび接続部を設置しかつ交換するための片手操作は不可能であり、固定されていない構成部材が使用されている場合、アイソレータ内でのこのような部材の脱落のリスクが生じている。このことは、アイソレータの開放によってのみ脱落した構成部材に到達することができる場合、調整時間の増大および最悪の場合には運転中の充填プロセスの停止をもたらす恐れがある。
発明の開示
これに対して、請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明によるチューブポンプ、すなわちケーシングが設けられており、該ケーシングが、基体と、ケーシングを開放するためのカバーとを有しており、液体を圧送するためのポンプボディが設けられており、該ポンプボディが、前記ケーシングの基体の内部に、軸線Cを中心として回転可能に配置されており、さらにロック装置が設けられており、該ロック装置が、前記カバーを解放しかつロックするために、前記ケーシングに配置されており、ポンプボディが、該ポンプボディの外周付近に配置された複数のローラを有していて、該ローラが、チューブ内に位置する液体を、ポンプボディの回転によって圧送し、ローラが、カバーの内面に対してチューブを挟んで塞ぐようになっており、ロック装置が、ケーシングの基体に対して相対的に可動にかつ基体から離脱しないように基体に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であり、カバーが、ケーシングの基体に対して相対的に可動にかつ基体から離脱しないように基体に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であることを特徴とするチューブポンプは、チューブポンプ、カバーおよびロック装置の運動させたい構成部材における操作ステップもしくは取扱いステップが、アイソレータ内へのグローブポートにより片手で実施可能である、という利点を有している。さらに、チューブポンプのカバーおよびロック装置は可動にかつ離脱することのないようにケーシングに取り付けられているので、アイソレータ内でのこれらの部材の脱落は排除されている。これらの部分は、その相応する大きな寸法設計および形状付与によって、使用されるグローブポートもしくは複数のグローブポートを介して、容易に把持しかつ操作することができる。
請求項2以下には本発明の有利な実施形態が記載されている。
さらに有利には、本発明によるチューブポンプのカバーが第1の軸線を中心として旋回可能にケーシングに取り付けられている。これによって、ケーシングのカバーは、簡単に、かつチューブの挿入のために妨げられずに開放され得る。さらに、本発明によるチューブポンプのロック装置が、第2の軸線を中心として旋回可能にケーシングに取り付けられていると有利である。これによって、カバーの、コンパクトかつより機能安定的なロック解除およびロックが保証されている。
ケーシングが円筒形に形成されており、カバーが、開かれた状態で、ケーシング内に位置するポンプボディのほぼ180°の周方向領域を解放すると有利である。これによって、ポンプボディ上にチューブを片手で挿入することが著しく容易にされる。
本発明の有利な別の実施形態では、チューブポンプが、同軸的に配置された2つのポンプボディをケーシング内に有している。これによって、唯1つのポンプボディの場合に比べてより均一な液体圧送が実現され得る。
2つのポンプボディへの液体の供給が、二重のチューブ区分を備えた分岐チューブを介して行われると有利である。これによって、ポンプボディ上への、液体の容積流の均一かつ廉価な分配が行われ、複数のポンプボディは1つの共通の駆動装置で駆動され得る。
さらに有利には、ケーシングに、外方に突出した2つの取付けエレメント、特にピンが配置されている。これによって、分岐チューブをそれぞれ分岐部でこれらの固定エレメントに張設することができる。これによって分岐チューブは、簡単に片手で組み付け、再び取り外すことができ、運転時には確実に座着している。
本発明の有利な実施形態によれば、ロック装置が、旋回可能なレバーを有している。このレバーは、長手方向で屈曲されており、ケーシングに関して外方に向かって直角に曲げられた端領域を有している。この形状付与により、グローブを用いた片手操作でのカバーの旋回およびロックもしくはロック解除が容易になる。
ロック装置の旋回のための第2の軸線が、カバーの開放のための第1の軸線に対して垂直に配置されていると有利である。これによって、カバーとロック装置との間で生じる最大のロック力が実現可能である。
さらに有利には、ポンプボディの外周付近に、3つのローラが120°の間隔で配置されている。これによって、十分な圧送出力が、最小の個数の構成部材および減じられたコストで達成され得る。
さらに本発明は、本発明によるチューブポンプを備えた、特に医薬品または別の毒物を充填するためのアイソレータに関する。
有利には、本発明によるチューブポンプと共に使用されるアイソレータは、まさに唯1つのグローブポートしか有していなくてよい。これによって、アイソレータの単純な構成および製造コストの低減が達成され得る。
本発明によるチューブポンプでは、基本的に一相または二相の液体、液体とガスとの混合物、液体と固体との混合物およびペースト状の液体が圧送され得る。この場合、ペースト状の液体は、実質的に、従来使用されるチューブポンプにおけるような粘度範囲を有している。
以下に本発明の実施形態を添付の図面につき詳しく説明する。
チューブポンプの本発明による第1の実施形態を拡大して示す斜視図である。 図1に示したチューブポンプの拡大された斜視図を開放した状態で示す図である。 チューブポンプの本発明による第2の実施形態を拡大して示す斜視図である。 図3に示したチューブポンプに使用される分岐チューブの概略図である。
本発明の実施形態
以下に図1および図2を参照しながら、本発明の有利な第1の実施形態によるチューブポンプを詳しく説明する。
図1に示した本発明によるチューブポンプ1の一実施形態を示す拡大された斜視図から判るように、チューブポンプは、円筒形のケーシング2を有している。このケーシング2は、基体2bと、ケーシングを開放するためのカバー2aとを有している。
第1の軸線Aを中心として旋回可能なカバー2aをロック解除もしくはロックするために、ロック装置5がケーシング2に配置されている。図1にはロックされた位置で、図2にはロック解除された位置で示されたロック装置5は、ケーシング2の基体2bに対して相対的に可動であり、基体2bから離脱しないように基体2bに取り付けられている。ロック装置5は、第2の軸線Bを中心として旋回可能なレバー5aを有している。このレバー5aは、チューブポンプが閉じられた状態(図1)で、ケーシング2の長手方向に延びる第3の軸線Cに対して平行に延び、屈曲して形成されており、かつケーシング2に関して外方に向かって直角に曲げられた端領域5bを有している。レバー5aへのこのような形状付与により、特にアイソレータ式充填機において必要とされるグローブ介入部もしくはグローブポート(Handschuheingriffe)によるロック装置5の把持および操作が著しく簡略化され、片手で実施可能となる。
同様にカバー2aは、図2から判るように、ケーシング2の基体2bに対して相対的に可動であり、基体2bから離脱しないようにこの基体2bに取り付けられており、したがって、片手で第1の軸線Aを中心として旋回され得る。
図2に開かれた状態で示されたチューブポンプの斜視図から判るように、ケーシング2の基体2bの内部には、さらに、第3の軸線Cを中心として回転可能な、液体を圧送するためのポンプボディ3が配置されている。このポンプボディ3は、その外周付近に分配しして配置された複数のローラ4を有している。これらのローラ4上にチューブ6が必要な位置固定なしに載置される。第1の軸線Aを中心として旋回可能に取り付けられたカバー2aが閉じられ、矢印Pの方向へのロック装置5の旋回によってロックされると、カバー2aの内面7は、チューブ6をローラ4上に押し当てる。したがって、ポンプボディ3の回転時に、周回するローラ4は、チューブ6を区分毎に挟んで塞ぐようになっており、これによって液体を圧送する。ロック装置5の、矢印Pの方向とは逆の旋回によってカバー2aがロック解除された場合、カバー2aは、チューブ6内にいまだ存在する液圧によって外方に向かって押圧され、有利な場合、完全に第1の軸線Aを中心として外方に、図2に示されているような位置にまで旋回させられ得る。基体2bに、当該基体2から離脱しないように取り付けられたカバー2aと、基体2bから離脱しないように取り付けられたロック装置5とに基づいて、本発明によるチューブポンプは、有利には、アイソレータの内部に脱落し得る、固定されていない構成部材を有していない。ロック装置5の旋回のための第2の軸線Bが、チューブポンプの第3の軸線Cに対して垂直に配置されていて、カバー2aの旋回のための第1の軸線Aが、やはりロック装置5の第2の軸線Bに対して垂直に配置されていると有利である。これにより、チューブポンプのコンパクトかつ容易に組付け可能な構成を達成することができる。
図3および図4につき、以下に本発明の第2の実施形態によるチューブポンプ1を説明する。同一の構成部材または機能同一な構成部材は、第1の実施形態と同じ符号で説明する。
図3は、第2の実施形態によるチューブポンプ1を拡大した斜視図で開いた状態で示している。図1および図2に示した第1の実施形態とは異なり、第2の実施形態は、同軸的に配置された2つのポンプボディ3,3aを基体2b内に有している。2つのポンプボディ3,3aへの液体の供給は、図4に図示された分岐チューブ10を介して行われる。この分岐チューブ10は、二重のチューブ区分11を有している。図4に示されているように、二重のチューブ区分11は、それぞれ分岐部14,15において、チューブ6の一重の区分から分岐しており、これによって、二重のチューブ区分11の両方の支線内では、チューブポンプの運転時に同一の容積流が圧送される。
ケーシング2の基体2bの外側には、図3から判るように、基体2bから突出した2つのピン9が配置されている。これらのピン9の一つに、チューブ6が、その第1の分岐部14で引っ掛けられ、その後に、二重のチューブ区分11がポンプボディ3,3aに被せられ、チューブ6の第2の分岐部15が別のピン9に引っ掛けられるもしくは張設される。この過程は、使用されるグローブにより、第1の実施形態の一重のチューブの場合と同じように簡単に片手で実施可能であり、したがって、アイソレータ内で現在使用されている従来のチューブポンプにおいてグローブポート内で両手を使って行わなければならなかったチューブ組付けに対して顕著な利点を有している。その他では、この実施形態は第1の実施形態に相当しているので、第1の実施形態で成された説明を参照することができる。
アイソレータ式充填機内で使用されるチューブポンプでは、アイソレータ式充填機内に配置されたチューブポンプの設置ステップおよび操作ステップは、グローブ介入部もしくはグローブポート(Handschuheingriffe)によって、このグローブポートにより制約され制限された可動性および手指の器用さで行われなければならない。しかし、従来使用されているチューブポンプでは、たとえばチューブおよび接続部を設置しかつ交換するための片手操作は不可能であり、固定されていない構成部材が使用されている場合、アイソレータ内でのこのような部材の脱落のリスクが生じている。このことは、アイソレータの開放によってのみ脱落した構成部材に到達することができる場合、調整時間の増大および最悪の場合には運転中の充填プロセスの停止をもたらす恐れがある。
欧州特許出願公開第1898094号明細書は、ポンプボディを有するチューブポンプを開示している。この場合、種々異なる液体のために、ポンプボディの種々異なるローラと、それぞれ異なるポンプ速度とが規定されている。
国際公開第2005/088130号は、チューブポンプのための装置が示されている。このチューブポンプでは、保持構造体が可動であり、この場合、ポンプボディが開放された位置と閉鎖された位置との間で変化することができるようにされる。
実開昭61−055184号明細書は、チューブポンプのポンプボディを開示している。このチューブポンプでは、チューブクランプ装置がレバーによってポンプボディのローラに対して相対的に可動である。
欧州特許出願公開第1978256号明細書は、チューブポンプのポンプボディのためのロック装置を示している。このロック装置は、チューブポンプの意図しない開放を阻止することが望ましい。
発明の開示
これに対して、請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明によるチューブポンプ、すなわちケーシングが設けられており、該ケーシングが、基体と、ケーシングを開放するためのカバーとを有しており、液体を圧送するためのポンプボディが設けられており、該ポンプボディが、前記ケーシングの基体の内部に、軸線Cを中心として回転可能に配置されており、さらにロック装置が設けられており、該ロック装置が、前記カバーを解放しかつロックするために、前記ケーシングに配置されており、ポンプボディが、該ポンプボディの外周付近に配置された複数のローラを有していて、該ローラが、チューブ内に位置する液体を、ポンプボディの回転によって圧送し、ローラが、カバーの内面に対してチューブを挟んで塞ぐようになっており、ロック装置が、ケーシングの基体に対して相対的に可動にかつ基体から離脱しないように基体に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であり、カバーが、ケーシングの基体に対して相対的に可動にかつ基体から離脱しないように基体に取り付けられていて、かつ片手で操作可能である形式のものにおいて、チューブポンプが、同軸的に配置された2つのポンプボディをケーシング内に有していて、2つのポンプボディへの液体の供給が、二重のチューブ区分を備える分岐チューブを介して行われることを特徴とするチューブポンプは、チューブポンプ、カバーおよびロック装置の運動させたい構成部材における操作ステップもしくは取扱いステップが、アイソレータ内へのグローブポートにより片手で実施可能である、という利点を有している。さらに、チューブポンプのカバーおよびロック装置は可動にかつ離脱することのないようにケーシングに取り付けられているので、アイソレータ内でのこれらの部材の脱落は排除されている。これらの部分は、その相応する大きな寸法設計および形状付与によって、使用されるグローブポートもしくは複数のグローブポートを介して、容易に把持しかつ操作することができる。
このチューブポンプは、同軸的に配置された2つのポンプボディをケーシング内に有している。これによって、唯1つのポンプボディの場合に比べてより均一な液体圧送が実現され得る。さらに、2つのポンプボディへの液体の供給が、二重のチューブ区分を備えた分岐チューブを介して行われると有利である。これによって、ポンプボディ上への、液体の容積流の均一かつ廉価な分配が行われ、複数のポンプボディは1つの共通の駆動装置で駆動され得る。
チューブポンプの実施例を拡大して示す斜視図である。 図1に示したチューブポンプの拡大された斜視図を開放した状態で示す図である。 チューブポンプの本発明による施形態を拡大して示す斜視図である。 図3に示したチューブポンプに使用される分岐チューブの概略図である。
本発明の実施形態
以下に図1および図2を参照しながら、1実施例によるチューブポンプを詳しく説明する。
図1に示したチューブポンプ1の実施例を示す拡大された斜視図から判るように、チューブポンプは、円筒形のケーシング2を有している。このケーシング2は、基体2bと、ケーシングを開放するためのカバー2aとを有している。
図3および図4につき、以下に本発明の実施形態によるチューブポンプ1を説明する。同一の構成部材または機能同一な構成部材は、上記実施例と同じ符号で説明する。
図3は、本発明による実施形態によるチューブポンプ1を拡大した斜視図で開いた状態で示している。図1および図2に示した実施例とは異なり、この施形態は、同軸的に配置された2つのポンプボディ3,3aを基体2b内に有している。2つのポンプボディ3,3aへの液体の供給は、図4に図示された分岐チューブ10を介して行われる。この分岐チューブ10は、二重のチューブ区分11を有している。図4に示されているように、二重のチューブ区分11は、それぞれ分岐部14,15において、チューブ6の一重の区分から分岐しており、これによって、二重のチューブ区分11の両方の支線内では、チューブポンプの運転時に同一の容積流が圧送される。
ケーシング2の基体2bの外側には、図3から判るように、基体2bから突出した2つのピン9が配置されている。これらのピン9の一つに、チューブ6が、その第1の分岐部14で引っ掛けられ、その後に、二重のチューブ区分11がポンプボディ3,3aに被せられ、チューブ6の第2の分岐部15が別のピン9に引っ掛けられるもしくは張設される。この過程は、使用されるグローブにより、上記実施例の一重のチューブの場合と同じように簡単に片手で実施可能であり、したがって、アイソレータ内で現在使用されている従来のチューブポンプにおいてグローブポート内で両手を使って行わなければならなかったチューブ組付けに対して顕著な利点を有している。その他では、この実施形態は上記実施例に相当しているので、上記実施例で成された説明を参照することができる。

Claims (12)

  1. チューブポンプであって、
    ケーシング(2)が設けられており、該ケーシング(2)が、基体(2b)と、ケーシングを開放するためのカバー(2a)とを有しており、
    液体を圧送するためのポンプボディ(3)が設けられており、該ポンプボディ(3)が、前記ケーシング(2)の基体(2b)の内部に、軸線Cを中心として回転可能に配置されており、
    さらにロック装置(5)が設けられており、該ロック装置(5)が、前記カバー(2a)を解放しかつロックするために、前記ケーシング(2)に配置されており、
    ポンプボディ(3)が、該ポンプボディ(3)の外周付近に配置された複数のローラ(4)を有していて、該ローラ(4)が、チューブ(6)内に位置する液体を、ポンプボディ(3)の回転によって圧送し、ローラ(4)が、カバー(2a)の内面(7)に対してチューブ(6)を挟んで塞ぐようになっており、
    ロック装置(5)が、ケーシング(2)の基体(2b)に対して相対的に可動にかつ基体(2b)から離脱しないように基体(2b)に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であり、
    カバー(2a)が、ケーシング(2)の基体(2b)に対して相対的に可動にかつ基体(2b)から離脱しないように基体(2b)に取り付けられていて、かつ片手で操作可能であることを特徴とする、チューブポンプ。
  2. 前記カバー(2a)が、軸線(A)を中心として旋回可能にケーシング(2)に取り付けられて配置されている、請求項1記載のチューブポンプ。
  3. ロック装置(5)が、軸線(B)を中心として旋回可能にケーシング(2)に取り付けられて配置されている、請求項1または2記載のチューブポンプ。
  4. ケーシング(2)が、円筒形に形成されており、カバー(2a)が、開かれた状態で、ケーシング(2)の基体(2b)と、該基体(2)内に位置するポンプボディ(3)のほぼ180°の周方向領域を解放する、請求項1から3までのいずれか1項記載のチューブポンプ。
  5. チューブポンプが、同軸的に配置された2つのポンプボディ(3,3a)をケーシング(2)内に有している、請求項1から4までのいずれか1項記載のチューブポンプ。
  6. 2つのポンプボディ(3,3a)への液体の供給が、二重のチューブ区分(11)を備える分岐チューブ(10)を介して行われる、請求項5記載のチューブポンプ。
  7. ケーシング(2)に、外方に向かって突出した2つの取付けエレメント、特にピン(9)がさらに配置されており、これにより、分岐チューブ(10)をそれぞれ分岐部(14,15)で前記取付けエレメントに片手で張設できるようになっている、請求項5または6記載のチューブポンプ。
  8. ロック装置(5)が、旋回可能なレバー(5a)を有していて、該レバー(5a)が、長手方向で屈曲しており、ケーシング(2)に関して外方に向かって直角に曲げられた端領域(5b)を有している、請求項5まで7までのいずれか1項記載にチューブポンプ。
  9. ロック装置(5)の旋回のための前記軸線(B)が、カバー(2a)の開放のための前記軸線(A)に対して垂直に配置されている、請求項3から8までのいずれか1項記載のチューブポンプ。
  10. ポンプボディ(3)の外周付近に3つのローラ(4)が設けられていて、それぞれ120°の間隔で配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のチューブポンプ。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項記載のチューブポンプを有するアイソレータ。
  12. まさに1つのグローブポートしか有しない、請求項11記載のアイソレータ。
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