JP5740558B2 - 弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体の流量を制御する弁装置に関する。
従来から、流体の流入口および流出口を有する外筒と、この外筒内に回転可能に収納され、周壁部に流路口を設けた中空円筒状の内筒とを備えた弁装置が知られている。このような弁装置は内筒の回転により流路口を外筒の流出口と整合又は不整合させて流路を開閉するため、構造上の問題として、内筒と外筒との摩擦抵抗によって内筒の回転動作をスムーズに行うことができず、回転の際に大きな起動トルクを要することがあった。
そこで、特許文献1では、内筒の周壁部に本体の流出口よりも大きくなるように凹部を形成し、この凹部にシート状のシール部材を挿入し、さらにこのシール部材の背面に内圧を導入するように凹部と外筒の内部とを連通する導圧路を設けた弁装置を提案している。
この弁装置は、外筒の流出口を閉じるときは、ポンプの稼働によって流入口より供給された流体の圧力を導圧路より凹部内のシール部材に作用させ、シール部材を流出口に押し付けることにより流出口を塞いで流体の流れを停止している。そして、流出口を開くように内筒を回転させるときは、内圧を低下させた状態で内筒を回転させるので、シール部材と外筒内面との接触圧が減少して摩擦抵抗が低下し、回転の際の起動トルクを低減することができる。
特開平11−94100号公報
しかしながら、特許文献1の弁装置は、流出口を開くように内筒を回転させる際、ポンプの稼働を停止するなどして内圧を低下させた状態にする必要があり、内圧が高い状態では依然として回転の際に大きな起動トルクを要する。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、内筒の回転の際の起動トルクを低減して内筒の回転動作をスムーズに行うことができる弁装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の弁装置は、流体を流入させる流入口と流体を流出させる流出口とを有するケーシングと、このケーシングに内装される弁体とを備え、前記弁体は、円筒状の外筒とこの外筒に回転可能に内装される円筒状の内筒とを有し、前記外筒の周壁部には内外に貫通する第1の外筒側開口と第2の外筒側開口とが周方向に形成され、前記第1の外筒側開口は前記ケーシングの流出口に連通しており、前記内筒の内部には前記ケーシングの流入口に連通する内部流路が形成され周壁部には内外に貫通する第1の内筒側開口と第2の内筒側開口とが周方向に形成され、前記内筒の回転により前記第1の外筒側開口と前記第1の内筒側開口とを連通又は非連通にして流体を流通させる流路を開閉する弁装置であって、前記第2の外筒側開口と前記第2の内筒側開口とは、前記流路の閉状態時に互いに連通する位置に形成されていることを特徴とする。
この弁装置においては、前記内筒の周壁部の周方向の一部が、周方向の他の箇所よりも外径が小さい径小部で構成され、この径小部に前記第2の内筒側開口が形成されていることが好ましい。
また、この弁装置においては、前記内筒の周壁部には、前記ケーシングの流入口側に、内外に貫通する切欠き部が設けられ、この切欠き部は、前記流路の閉状態時に前記第2の外筒側開口と連通する位置に形成されていることが好ましい。
本発明の弁装置によれば、内筒の回転の際の起動トルクを低減して内筒の回転動作をスムーズに行うことができる。
本発明の弁装置の一実施形態を示す断面図である。 (a)は図1の弁装置における弁体の外筒の斜視図であり、(b)は図1の弁装置における弁体の内筒の斜視図である。 (a)は図1の弁装置のA−A線断面図であり、(b)は(a)の弁装置における弁体の内筒を周方向に回転させて流路を閉鎖した状態を示す断面図である。 (a)は別の一実施形態の弁装置における弁体の内筒の斜視図であり、(b)は(a)の内筒を用いた弁装置の断面図である。 さらに別の一実施形態の弁装置における弁体の内筒の斜視図である。
本発明の弁装置を図面に沿って説明する。図1は本発明の弁装置の一実施形態を示す断面図である。図2の(a)は図1の弁装置における弁体の外筒の斜視図であり、(b)は図1の弁装置における弁体の内筒の斜視図である。図3の(a)は図1の弁装置のA−A線断面図であり、(b)は(a)の弁装置における弁体の内筒を周方向に回転させて流路を閉鎖した状態を示す断面図である。
弁装置1は、図1に示されるように、ケーシング2と弁体3とで構成されており、例えば、上水道の配管などの外部流路6に配設され、水などの流体の流量を増減制御するのに用いることができる。
ケーシング2は、内部に弁体3を収納する弁体収納空間を有し、また、流体を流入させる流入口4と流体を流出させる流出口5とを有しており、流入口4と流出口5とは弁体収納空間を介して連通している。このケーシング2は、流入口4と流出口5とをそれぞれ外部流路6に連通させるように配設される。
弁体3は、外筒10と内筒20とを有して構成され、ケーシング2の弁体収納空間に内装される。弁体3は、弁体3の外筒10の外周面とケーシング2の内周面との間の隙間が小さくなるように形成されており、その隙間はシリコンゴムやEPDM等の弾性部材でシールされていてもよい。
外筒10は、図2(a)に示されるように円筒状に形成され、周壁部11には内外に貫通する第1の外筒側開口12と第2の外筒側開口13とが周方向に離れて形成されている。図1に示されるようにケーシング2の弁体収納空間に弁体3を内装した状態では、外筒10の第1の外筒側開口12はケーシング2の流出口5に連通している。第2の外筒側開口13の個数は特に制限されるものではなく、一つでもよいし二つ以上であってもよい。第2の外筒側開口13の形成箇所も特に制限されるものではなく、本実施形態では第1の外筒側開口12の直径方向に対向する位置に一つの第2の外筒側開口13が形成されている。
外筒10の筒軸方向の一端部には、内筒20を挿入し、また流体を流入させる挿通孔14が形成されており、この挿通孔14は、内筒20の外径と略同径であり、ケーシング2の流入口4に連通してもいる。他端部には、挿通孔14の内径よりも小さい内径である貫通孔15が形成されており、この貫通孔15の内径は、後述する内筒20の回転軸部23が挿通可能にこの回転軸部23の外径よりも若干大きく形成されている。
内筒20は、図2(b)に示されるように円筒状に形成されており、図1に示されるように回転可能に外筒10に内装されている。内筒20の外周面と外筒10の内周面との間の隙間が小さくなるように内筒20の外径が外筒10の内径と略同径とされている。内筒20の外周面と外筒10の内周面との間の隙間はシリコンゴムやEPDM等の弾性部材でシールされていてもよい。内筒20の内部には流体が流通する内部流路21が形成されており、この内部流路21は、内筒20の筒軸方向の一端部に形成されている開口22を介してケーシング2の流入口4に連通している。内筒20の筒軸方向の他端部には回転軸部23が形成されており、この回転軸部23を外筒10の挿通孔14及び貫通孔15に順次挿通させることにより内筒20が外筒10に内装される。
内筒20の回転軸部23は、モータ50の回転駆動軸に連結されており、回転駆動軸を回転駆動させることにより内筒20を周方向に回転させることができる。
内筒20の周壁部24には内外に貫通する第1の内筒側開口25と第2の内筒側開口26とが周方向に離れて形成されている。第1の内筒側開口25は外筒10の第1の外筒側開口12と連通可能に形成されており、第1の内筒側開口25と第2の内筒側開口26との間には非開口の閉鎖部27が周壁部24に形成されている。
本実施形態に係る弁装置1は、内筒20を周方向に回転させることによって第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25とを連通又は非連通にして流体を流通させる流路を開閉し、流体を通水又は止水している。つまり、図1や図3(a)に示されるように、内筒20の回転により第1の内筒側開口25が第1の外筒側開口12に重なると、第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25とが連通して流路が開放され通水状態となる。流通する流体の流量は、第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25との重なり度合いによって変化するため、その重なり度合いを調整することによって流体の流量を変化させることができる。図3(b)に示されるように、内筒20の回転により閉鎖部27が第1の外筒側開口12に重なると、第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25とが非連通となり、流路が閉鎖され止水状態となる。このように内筒20の第1の内筒側開口25及び閉鎖部27を外筒の第1の外筒側開口12に重ねるように内筒20を回転させることで流体の流量を調整することができる。
第2の内筒側開口26は、図3(b)に示されるように、流路が開放された状態及び閉鎖された状態のうち少なくとも閉鎖された状態のときに第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26とが連通するような位置に形成されている。つまり、流路の閉状態時に第2の内筒側開口26が第2の外筒側開口13に重なるなどして第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26とが連通していれば、流路の開状態時の第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26との連通状態は問わない。第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26とが連通した状態であってもよいし、非連通の状態であってもよい。なお、本実施形態は、流路の開状態時にも第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26とが連通した状態となっている。いずれも場合も、第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26との連通によって、止水状態時の外筒10の内部及び内筒20の内部を満たす流体による圧力が外側に開放されて低く抑えられる。これによって、流路を開放して通水状態とするために内筒20を回転させる際の内筒20の起動トルクを低減することができ、内筒20の回転動作をスムーズに行うことができる。したがって、本実施形態のようにモータ50で内筒20の回転動作を行っている場合には、起動トルクの低い安価なモータを採用することができるため、弁装置1を低コストで製造できる。手動で内筒20の回転動作を行う場合には、軽い力で内筒20を回転させることができるなど内筒20の回転動作が容易となり操作性が向上する。
本実施形態では、上述したように流路の開状態時にも第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26とが連通するような位置に形成されている。このため、通水状態時の外筒10の内部及び内筒20の内部を満たす流体による圧力が、第2の外筒側開口13と第2の内筒側開口26との連通によって外側に開放されて低く抑えられる。これによって、上記した効果に加えて、通水時の内筒20を回転させる作動トルクを低減することができ、内筒20の回転動作をより一層スムーズに行うことができる。
図4の(a)は別の一実施形態の弁装置における弁体の内筒の斜視図であり、(b)は(a)の内筒を用いた弁装置の断面図である。なお、図1−図3に示した実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この弁装置40は、内筒60の周壁部24の周方向の一部が、周方向の他の箇所よりも外径が小さい径小部28で構成されている。具体的には、内筒60の周壁部24は、径小部28となる外径が小さい部分と径小部28の外径よりも外径が大きい部分とを有して構成され、これらは同一の円周上に形成されている。径小部28の外径よりも外径が大きい部分は径大部29を構成する。内筒60の内部は断面視略円形状であり、径小部28は周壁部24の壁厚が薄い薄肉部30として構成され、径大部29は周壁部24の壁厚が径小部28の壁厚よりも厚い厚肉部31として構成される。
径大部29の外径は外筒10の内径と略同径とされ、径大部29の外周面と外筒10の内周面との間の隙間が小さくなるように形成されている。その隙間はシリコンゴムやEPDM等の弾性部材でシールされていてもよい。径大部29には第1の内筒側開口25が形成され、第1の内筒側開口25はその周囲が径大部29で囲まれる。このため、第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25とが連通した状態(通水状態)のときの第1の外筒側開口12と第1の内筒側開口25との間からの流体の流出を抑えることができる。また、径大部29には閉鎖部27も形成されている。
径小部28の外周面と外筒10の内周面との間には圧抜き用の隙間Sが形成される。そして、径小部28には第2の内筒側開口26が形成されている。第2の内筒側開口26は、隙間Sを介して外筒10の第2の外筒側開口13と連通可能であるため、径小部28における第2の内筒側開口26の形成箇所は、流路の閉状態時に外筒10の第2の外筒側開口13と重なる(整合する)位置でなくてもよい。
以上の構成においては、内筒60の第2の内筒側開口26から隙間Sに流体が流れ込む。このため、止水状態時又は通水状態時の外筒10の内部及び内筒60の内部を満たす流体による圧力が内筒60の外側に逃れ、結果として内筒60の内部の流体の圧力が低く抑えられる。これによって、止水状態から通水状態とするために内筒60を回転させる際の内筒60の起動トルク及び通水時の内筒60を回転させる作動トルクを低減することができ、内筒60の回転動作をより一層スムーズに行うことができる。隙間Sに流れた流体の径大部29の外周面側への廻り込みは、厚肉部31として構成する径大部29や上記した弾性部材によって妨げられ、外筒10の第1の外筒側開口12からの流体の流出が抑えられている。
このような径小部28は、内筒60の周壁部24の筒軸方向全長に亘って構成されていてもよい。また、内筒60の周壁部24の周方向において、閉鎖部27が形成されている部分から第1の内筒側開口25が形成されている部分に至る範囲を径大部29として構成し、それ以外の範囲を径小部28として構成することができる。内筒60の周壁部24において径小部28をできるだけ広い範囲に亘って構成することで、止水状態時又は通水状態時の外筒10の内部及び内筒60の内部を満たす流体による圧力をより効果的に抑えることができる。
図5は、さらに別の一実施形態の弁装置における弁体の内筒の斜視図である。なお、図1−図4に示した実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この弁装置の内筒70の周壁部24には、ケーシングの流入口側に、内外に貫通する切欠き部32が設けられている。この切欠き部32は、内筒70の筒軸方向の一端部に形成されている開口22に連設され、矩形状に形成されている。切欠き部32の個数は特に制限されるものではなく、一つでもよいし二つ以上であってもよい。本実施形態では周壁部24に一つの切欠き部32が設けられている。
切欠き部32は、流路の閉状態時に第2の外筒側開口と連通する位置に形成されている。このような切欠き部32が形成されることの効果は、第2の内筒側開口26が形成されていることの効果と同様である。すなわち、第2の外筒側開口と切欠き部32との連通によって、止水状態時の外筒の内部及び内筒70の内部を満たす流体による圧力が外側に開放されて低く抑えられる。これによって、流路を開放して通水状態とするために内筒70を回転させる際の内筒70の起動トルクを低減することができ、内筒70の回転動作をスムーズに行うことができる。本実施形態では、第2の外筒側開口と第2の内筒側開口26との連通による効果と、第2の外筒側開口と切欠き部32との連通による効果との相乗効果により、止水状態から通水状態とするために内筒70を回転させる際の内筒70の起動トルクをより効果的に低減することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。例えば、図5に示される弁装置における弁体の内筒70において、図4に示されるように、周壁部24の周方向の一部が径小部28で構成されていてもよい。この場合、切欠き部32を径小部28に形成することができる。切欠き部は、径小部の外周面と外筒の内周面との間の圧抜き用の隙間を介して外筒の第2の外筒側開口と連通可能となるため、径小部における切欠き部の形成箇所は、流路の閉状態時に外筒の第2の外筒側開口と重なる(整合する)位置でなくてもよい。かかる構成の弁装置では、止水状態から通水状態とするために内筒を回転させる際の内筒の起動トルク及び通水時の内筒を回転させる作動トルクをより低減することができ、内筒の回転動作をより一層スムーズに行うことができる。
1,40 弁装置
2 ケーシング
3 弁体
4 流入口
5 流出口
10 外筒
11 周壁部
12 第1の外筒側開口
13 第2の外筒側開口
20,60,70 内筒
21 内部流路
24 周壁部
25 第1の内筒側開口
26 第2の内筒側開口
28 径小部
32 切欠き部

Claims (3)

  1. 流体を流入させる流入口と流体を流出させる流出口とを有するケーシングと、このケーシングに内装される弁体とを備え、前記弁体は、円筒状の外筒とこの外筒に回転可能に内装される円筒状の内筒とを有し、前記外筒の周壁部には内外に貫通する第1の外筒側開口と第2の外筒側開口とが周方向に形成され、前記第1の外筒側開口は前記ケーシングの流出口に連通しており、前記内筒の内部には前記ケーシングの流入口に連通する内部流路が形成され周壁部には内外に貫通する第1の内筒側開口と第2の内筒側開口とが周方向に形成され、前記内筒の回転により前記第1の外筒側開口と前記第1の内筒側開口とを連通又は非連通にして流体を流通させる流路を開閉する弁装置であって、前記第2の外筒側開口と前記第2の内筒側開口とは、前記流路の閉状態時に互いに連通する位置に形成されていることを特徴とする弁装置。
  2. 前記内筒の周壁部の周方向の一部が、周方向の他の箇所よりも外径が小さい径小部で構成され、この径小部に前記第2の内筒側開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記内筒の周壁部には、前記ケーシングの流入口側に、内外に貫通する切欠き部が設けられ、この切欠き部は、前記流路の閉状態時に前記第2の外筒側開口と連通する位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弁装置。
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