JP2012515038A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ポリマーマトリクス内の実質的に直線状に延びる長い強化繊維から構成される、主に曲げ負荷に抵抗するように構築かつ構成されたコアを有する本体と、
   対向方向に螺旋状に巻回されたポリマーマトリクス内の強化繊維の複数の層から構成される、主にねじり負荷に抵抗するように構築かつ構成されたコアを包封するスリーブと、
   を備えた骨釘。
2. スリーブは対向方向に螺旋状に巻回された２層のフィラメントから構成される、請求項１に記載の骨釘。
3. スリーブを包囲する直線状に延びるフィラメントから構成される外層をさらに含む、請求項２に記載の骨釘。
4. 骨釘の近位端は、円形螺旋状構成に配向されたフィラメントを含む部分から構成される、請求項２または３に記載の骨釘。
5. 螺旋状に巻回されるフィラメントは、釘の長手軸に対し約＋４５度と−４５度に位置する、請求項１〜４のいずれかに記載の骨釘。
6. コアは実質的に中心の軸方向に延びる管腔を含む、請求項１〜５のいずれかに記載の骨釘。
7. 管腔の内面に沿って延びる薄い金属層によって形成される放射線不透過マーキングをさらに含む、請求項１〜６のいずれかに記載の骨釘。
8. 両端が開口し、骨固定ねじを受容するように構成された本体中の通路と、通路の位置および向きを規定する通路の両端でＸ線に対して不透過のマーキングをさらに備えた、請求項１〜５のいずれかに記載の骨釘。
9. マーキングは、通路の各端に位置する２つのロッドから構成される、請求項８に記載の骨釘。
10. ロッドは、径方向に対向し、かつ前記通路のそれぞれの端の本体の長手軸から等距離に位置し、それによって、通路の各端のロッドが蛍光透視撮像法の下で単一のドットのように見えるときに、固定ねじを通路内に挿入するための正しい向きが示される、請求項９に記載の骨釘。
11. 骨釘の外面の少なくとも一部分が１層の金属で被覆されている、請求項１に記載の骨釘。
12. 挿入工具によって加えられるねじり、圧迫または引張に耐えるように適応された、本体の近位端のコネクタをさらに備えた、請求項１に記載の骨釘。
13. コネクタは、挿入工具に単一の向きに取り付けるように構成される、請求項１２に記載の骨釘。
14. コネクタの近位端で端面の外周から内向きに延びる少なくとも３つの径方向スロットをさらに含む、請求項１１または１２に記載の骨釘。
15. 前記強化繊維は炭素である、請求項１〜１４のいずれかに記載の骨釘。