JP2012501263A - 車載空調装置用のエアフィルタ、湿度センサ付きエアフィルタを具備した車載空調装置、ならびに車載空調装置の運転方法 - Google Patents

車載空調装置用のエアフィルタ、湿度センサ付きエアフィルタを具備した車載空調装置、ならびに車載空調装置の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012501263A
JP2012501263A JP2011507834A JP2011507834A JP2012501263A JP 2012501263 A JP2012501263 A JP 2012501263A JP 2011507834 A JP2011507834 A JP 2011507834A JP 2011507834 A JP2011507834 A JP 2011507834A JP 2012501263 A JP2012501263 A JP 2012501263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air filter
air conditioner
humidity sensor
filter
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011507834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5470373B2 (ja
Inventor
イェルン ホフハウス
グレゴール ヴェントロック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayerische Motoren Werke AG
Original Assignee
Bayerische Motoren Werke AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayerische Motoren Werke AG filed Critical Bayerische Motoren Werke AG
Publication of JP2012501263A publication Critical patent/JP2012501263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5470373B2 publication Critical patent/JP5470373B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
    • B60H1/00785Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models by the detection of humidity or frost
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0084Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours provided with safety means
    • B01D46/009Identification of filter type or position thereof, e.g. by transponders or bar codes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00849Damper doors, e.g. position control for selectively commanding the induction of outside or inside air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • B60H2003/0683Filtering the quality of the filter or the air being checked

Abstract

車載空調装置の内部への組付け用として企図された、エアフィルタの表面ないしは側面に配置される湿度センサを有しており、前記湿度センサがエアフィルタの表面ないしは側面に配置される回路部分の構成部品である、エアフィルタ。
前記湿度センサは、その周囲を流れる空気の湿度負荷率に依存して静電容量が変化する静電容量型センサである。エアフィルタのタイプが、前記回路部分の少なくとも一つの電気特性により表わされる。

Description

本発明は、請求項1の上位概念(所謂おいて部分、プリアンブル部分)に記載のエアフィルタ、請求項9の上位概念に記載の車載空調装置、ならびに請求項17の上位概念に記載の車載空調装置の運転方法に関する。
当該従来技術には、特許文献1〜7が挙げられる。
ほかにも先行公開されてはいない特許文献8に車載空調装置の制御方法が説明されるが、そこでは車載空調装置の新鮮空気吸入ポートのところで吸入される水量を表わす尺度が、センサ信号に依存して算出される。センサ信号としては、例えばウィンドシールドのミラーまわりに配置される雨滴センサの信号が使用される。この雨滴センサは、確かにウィンドシールドのセンサまわりの水量を測定するようにはなっているが、空調装置の吸入領域の水量ないしは湿気がこれによって正確に測定されることはない。空調装置は、この雨滴センサにより算出された水量に依存して新鮮空気吸入ポートを通過する吸気量が低減されるように、制御される。
特許文献9には、湿度センサを内蔵したチップを配設したエアフィルタエレメントが説明される。
特許文献10には、自動車のキャビン用フィルタの化学吸着質量の効力を維持する方法が説明されるが、そこでは湿度センサを表面に配置したフィルタエレメントが使用される。この湿度センサから送出される信号に依存して、ヒータのスイッチがオンオフされる。
特許文献11からは、フィルタエレメントの収容部に湿度センサを配置したフィルタ配列が知られている。この湿度センサは、フィルタエレメントを通過して流れる流体の湿度を測定する。
特許文献12には、フィルタエレメントの湿度負荷率を測定することができる光センサ配列が説明される。
特許文献13には、フィルタに配置されるセンサを具備したフィルタ配列が説明されるが、このセンサを利用して、フィルタを通過して流れる空気の湿度を測定することで、フィルタエレメントの負荷率を間接的に測定できるようにしている。
大半の車両において、暖房/空調装置の新鮮空気吸入は、エンジンフードとウィンドシールド間の間隙だけを介して行われるようになっている。大雨のときや、トンネル型連続洗車装置を通過する際には、車載空調装置が新鮮空気を吸入する領域の内部にかなりの水量が浸入することがある。適切な技術対策を講じることにより、浸入した水が空調装置から車室内に入り込むことを防止することができる。
DE102005042406A1 DE3624171A1 US6,840,051B1 DE4000164A1 WO2000032298A1 EP1806249A1 US6,052,998A DE102007056356.8 EP1246679B1 DE3517481 WO2007/028461A1 DE10245911A1 DE10140510B4
本発明の課題は、吸気に含まれる湿気ないしは車載空調装置の吸気ダクト内の湿気に依存して、車載空調装置を可能な限り正確に開ループもしくは閉ループ制御することができる性状を持ち合わせた車載空調装置用エアフィルタを提示することにある。さらにもう一つの課題は、組み付けられるエアフィルタのタイプに配慮した車載空調装置の運転方法を提示することにある。
この課題は、請求項1ないしは8ないしは15の各特徴により解決される。本発明の有利な構成形態および展開構成例は従属請求項から察知することができる。
例えば冒頭で既に言及した、本件出願時には公開されていなかった先行出願である特許文献8は、本発明の出発点となるべくものであるが、そこでは空調装置により吸入される(新鮮な)空気量が、空調装置により吸入される空気の湿度負荷率と少なくともある程度は良好な相関関係にあるセンサ信号に依存して、閉ループ制御されるようになっている。ここに明言しておくが、この特許文献8の開示内容は全て本件出願の対象ともなっている。出願人は、本件出願の詳細な説明、特許請求の範囲、または図面に、必要に応じて特許文献8の開示内容から個々の特徴を字句どおりに、または意味に即して借用することを差し控える。
本発明の実施形態の一例は、車載空調装置の内部への組付け用として企図された、エアフィルタの表面ないしは側面に配置される湿度センサを具備したエアフィルタであるが、そこではこの湿度センサが、エアフィルタの表面ないしは側面に配置される「回路部分」の構成部品となっている。
この「湿度センサ」という概念は、広範な解釈を許すものである。これは、ごく一般には、流体、すなわち水およびその他の液体、またはガスの存在を検知して、流体濃度に対応した、または少なくとも流体濃度と相関関係にある測定信号を発生する測定装置のことであると解釈することができる。
フィルタ表面に湿度センサが固定されると、センサ用の補助的なホルダが省略されるとともに、センサを例えば気流の中央部に有利に配置することができるために、好都合である。フィルタの間近では、表面積が広いせいで流速が比較的僅かとなるために、気流中に配置されるセンサによる望まざる音響効果を十二分に回避することができる。
上述の「回路部分」という概念は、広範な解釈を許すものである。これは例えば、電気回路の一部であるという意味での開回路を指してもよいし、または閉回路、特に振動回路、すなわち、オーム抵抗、容量性リアクタンス、および誘導性リアクタンスを有する回路を指してもよい。回路部分という用語の代わりに、より一般的な「電気回路」、「電気回路配列」、「電気回路部分」またはその類の用語も使用できるかもしれない。この「回路部分」という概念は、ごく一般には、湿度センサを含んでいる、または湿度センサにより形成される、導電性の配列を指している。回路部分は、特に集積回路から成るものであるか、または集積回路を含んでいるとよい。
本発明にしたがった湿度センサは、例えば静電容量型センサであるとよい。静電容量型センサという概念も同様に、広範な解釈を許すものである。これは、湿度センサが、その周囲を流れる空気の湿度負荷率に依存して静電容量が変化する構成要素を有している、またはこの構成要素から成っており、このため「測定装置」として適することを意味している。湿度センサは、湿度センサの周囲を取り囲んでいる空気の流体負荷率が変化すると、容量成分がそれに対応して変化するようになっている、電気振動回路により形成されるとよい。
エアフィルタのタイプが、回路部分の少なくとも一つの「電気特性」、特に回路部分自体の内部で永久不変に実行される「電気特性」により表わされる点に、本発明の重要な局面の一つを見出すことができる。この「電気特性」という概念は、極めて広範な解釈を許すものである。これは基本的には、直接的または間接的に測定ないしは決定することができる、ありとあらゆる電気的ないしは電子的特性、または「電気的または電磁的特性の大きさのオーダー」、例えば、回路部分の周波数挙動、ないしは周波数帯域を経る際の回路部分の振幅挙動、特に回路部分の固有周波数、オーム抵抗、および/または、誘導性リアクタンスおよび/または容量性リアクタンス、ないしはある一定の相応の抵抗範囲、回路部分の交流全抵抗、ないしはある一定の相応の交流全抵抗範囲などであるとよい。
特に二つまたはそれ以上のエアフィルタから成る「フィルタセット」も本発明の対象であるが、そこでは個々のエアフィルタがいずれも、設計構造上もまた機能面でも、一定のタイプの車載空調装置への組付けに適したものとなっている。フィルタセットないしはフィルタモジュールの各エアフィルタは、例えばそれぞれのフィルタ特性(マイクロフィルタ、花粉フィルタ、細菌フィルタなど)に関して異なっている。エアフィルタモジュールの個々のエアフィルタタイプに対して、所定の電気特性、ないしは所定の電気特性の大きさのオーダーが割り当てられていることによって、空調装置の内部に実際に組み付けられているエアフィルタを、車両の空調装置エレクトロニクスないしはオンボードエレクトロニクスにより「自動的に特定」する可能性がもたらされることになる。
フィルタタイプは、回路部分ないしは湿度センサの固有周波数を利用して「コード化」されることが好ましい。回路部分を含んでおり、またそのために湿度センサを含んでいる回路、ないしは、回路部分ないしは湿度センサにより形成される回路の、固有周波数ないしは固有周波数の大きさのオーダーを確定することによって、エアフィルタのタイプを確定することができる。
本発明の展開構成例においては、特定のエアフィルタタイプに対して、その回路部分の電気特性が位置することが許容される所定の「数値範囲」が割り当てられている。この数値範囲は、エアフィルタの通常運転時に生じる、エアフィルタの周囲を流れる空気の湿度負荷率の変化に起因して生じ得る回路部分の「電気特性」の変動がこの所定の数値範囲内に位置するように、選定されることが好ましい。
したがってエアフィルタを車載空調装置の内部に組み付ける際には、組み付けられるエアフィルタのタイプを空調装置エレクトロニクスにより「自動的に」検知する可能性がもたらされることになる。すなわち、例えば車両メーカのオリジナルフィルタないしは車両メーカにより使用が許可されているエアフィルタが組み付けられているどうかを判定することができる。特に、車載エレクトロニクスには未知であり、このため品質に疑義があるエアフィルタが組み付けられているかどうかについても、検知できるようになる。車両メーカにより使用が許可されていないフィルタがオンボードエレクトロニクスないしは空調装置エレクトロニクスにより検出された場合は、車内に相応の警報ないしはエラーメッセージが発生され、運転者に対して、例えばディスプレイ、表示灯、またはその類などを利用して視覚的に、および/または、音声メッセージにより聴覚的に出力されるようにするとよい。
本発明の別の展開構成例においては、湿度センサが、周囲の空気の湿度負荷率の変化に対応して変化する静電容量ないしは容量性リアクタンスを有する電気振動回路を有している。この変形例に基づき、さらに振動回路のその余の量(オームおよび誘導性成分)に配慮すると、湿度センサ系の固有周波数と空気湿度との相応の関係が求められることになる。
湿度センサを含んでいる回路部分の固有周波数、ないしはこの回路部分を含んでいる評価回路の固有周波数は、これをさらに評価して、エアフィルタの内部ないしは表面の空気湿度を決定するために、出力信号として直接送出されるようにするとよい。
それ以外にも一般的な程度の大きさの周波数域にわたり、振動回路の上述のそれぞれの量を相応に選択することで、複数の重なり合わない周波数域への細分化を行うことによって、フィルタタイプ別の分類、ひいてはフィルタタイプおよびセンサ内の湿度に依存した制御への相応の影響付与を可能として実行することができる。
エアフィルタは、車載空調装置のエアダクトの内部にはめ込まれるとよい。湿度センサにより、エアフィルタを通過して流れる空気の湿度負荷率、ないしはエアフィルタの湿度負荷率を直接測定することができる。この湿度センサは、従来技術から知られているセンサとは異なり、主に液体の形態で吸入される水分を検知するために利用されるようにするとよい。
湿度センサは、エアフィルタに関して上流側に配置されることが好ましい。「上流側」とは、エアフィルタの「圧力側」、すなわち、エアフィルタが車載空調装置に組み付けられた状態にあるときに、エアフィルタのブロアにより送られる気流が当たる方の側を意味する。例えば特許文献1に言及されるような「下流側」への湿度フィルタの配置は、液体の形態で気流中に含まれている水分がエアフィルタによって少なくとも部分的に引き止められることになるために、どちらかというと不利であると看做される。これに対して湿度センサの上流側への配置は、ともすれば吸い込まれる水滴が、一旦ブロアにより吸入された後、そこで支配的となっている高い剪断力および乱流の結果、霧状に飛散されることによって、ブロアから来る空気が、局所的だけではなく、エアダクト、ひいてはエアフィルタの流れ幅のほぼ全体にわたり衝撃的に加湿されるという長所を有している。
湿度負荷率が臨界であると看做される値を上回ると、空調装置により車室内に送り込まれる空気を介して車室内に導入される湿気が制限ないしは減少されるように、車載空調装置の一つまたは複数の作動パラメータがエレクロニクスにより開ループないしは閉ループ制御されるとよい。例えば湿度センサから送出される(湿度)信号に依存して、新鮮空気吸入量が開ループないしは閉ループ制御されるとよい。湿度センサでおいて高い湿度値が測定された場合は、吸入される新鮮空気の体積流量が低減されるようにするとよい。
湿度センサから送出される湿度信号を利用して、エレクトロニクスにより、吸気の露点が決定されるとよい。算出された露点に依存して、車室のガラスの結露が回避されるように、車載空調装置がエレクトロニクスにより開ループないしは閉ループ制御されるとよい。それにより、従来の車載空調装置にそのために備えられる「結露センサ」を廃止することができる。
本発明の重要な長所は、比較的簡単でしかも低コストの「設計構造上の対策」により、車載空調装置のエアダクト系の内部への「浸水」を、非常に高い信頼度で急速に検知可能である点にも見出すことができる。本発明のさらにもう一つの長所は、この非常に簡単な設計構造上の対策により、微小な流れ抵抗を達成可能である点に見出すことができるが、それにより、予め設定されているブロア出力で、空気体積流量の増大が達成され、ひいては効率向上が達成されることになる。
例えば土砂降りの間やトンネル型連続洗車装置を通過する際に、例えば極端に大量の湿気ないしは水分が感知される場合などのように、湿度センサのところの湿気が所定の限界値を上回るときには正に、吸入される新鮮空気体積流量が低減されることが好ましい。この限界値は、必ずしも固定値として設定される必要はない。むしろこの限界値は、エレクトロニクスにより、限界値関数から、ないしは特性マップから、算出されるようにするとよく、またこの限界値関数ないしは特性マップも、例えば外気温や車両速度などの多数のパラメータに依存したものであるとよい。
本発明の展開構成例においては、エアフィルタおよび/または回路部分の各端子が、湿度センサがエアフィルタに関して決まって上流側に位置するようにしか、エアフィルタを車載空調装置の内部に組み付けられないような性状を持ち合わせている。これは例えば、明確な幾何学的配列が企図されて、エアフィルタが例えば空調装置の流路に関して正しい向きに調整されているときだけに組付けが可能となるように、エアフィルタのフレーム部材を適切に構成することによって達成することができる。ほかにも、車両のオンボードエレクトロニクスとの接続用に備えられる回路部分のそれぞれの電気端子を、エアフィルタの配向が規定どおりであるときだけに電気接続が可能となるように、空間的に配置することも考えられる。回路部分が一つまたは複数の電気ラインないしはケーブルを介してオンボードエレクトロニクスに接続される場合は、そもそもエアフィルタの向きが正しいときだけに電気接続が可能となるように、これらのラインないしはケーブルの長さが定められるとよい。
湿度センサは、フィルタを通過して流れる空気の水分負荷率ないしはフィルタの水分負荷率を直接測定するセンサであるとよい。ほかにもこのセンサは、例えば電気抵抗ないしは導電率が(空気中の)湿度に依存して変化する電気センサであってもかまわない。
しかしながらこのセンサは、センサのところに存在する湿度に依存して静電容量が変化することに依拠した、静電容量型センサであることが好ましい。そのようなセンサの「核」は、湿度負荷率に依存してコンデンサの容量を変化させるようになっている、例えば薄片の形態をとるセラミック素子から成るとよい誘電体を有している「コンデンサ」であるとよい。このセラミック素子は、加熱装置、例えば電気式の加熱装置により加熱可能であるとよい。そのような加熱装置により、湿度センサを狙い通りに乾燥させることができるが、これには、湿度センサを、湿気を吸収した後に、比較的急速に再び使用可能な状態に復帰させることができるという長所がある。
しかし基本的には、例えば光センサなど、それ以外の種類のセンサも適している。
既に言及したように、フィルタエレメントは「コード化」されているとよい。「コード化」とは、この関係では、組み付けられているエアフィルタのタイプをエレクトロニクスにより検出可能であり、それによりエレクトロニクスが、ちょうどそのときにパティキュレートフィルタ、コンビネーションフィルタ、微粒ダストフィルタ、または別のタイプのフィルタが組み付けられているかどうかを検出できることを意味している。
フィルタタイプは、エレクトロニクスにより多種多様な方法で「検知」されるようにするとよい。上記で既に言及した検出方式に代わり、フィルタタイプはエレクトロニクスにより光電方式で確定されるようにしてもよい。例えば光センサを利用して、エアフィルタに備えられたバーコード、またはフィルタエレメントの幾何形状ないしは幾何形状の所定の部分領域をスキャンすることも考えられる。
あるいはその代わりに、エアフィルタの表面ないしは側面に配置された湿度センサの導電抵抗ないしはコンダクタンスを測定して、それによりフィルタタイプを検知するようにしてもよいかもしれない。例えばパティキュレートフィルタには導電抵抗がxオーム(例えば100オーム)程度の湿度センサが、コンビネーションフィルタには導電抵抗がyオーム(例えば200オーム)程度の湿度センサが、微粒ダストフィルタには導電抵抗がzオーム(例えば300オーム)程度の湿度センサが備えられるとよいかもしれない。
湿度の変動の結果として、湿度センサの抵抗が例えば50オームの帯域幅の中で変動し得ると想定すると、エレクトロニクスは「湿度センサ回路」の全抵抗の大きさのオーダーから、フィルタタイプを検出することができる。
空調装置内の「浸水」は、湿度センサから送出される信号の比較的激しい短時間の変化となって表面化する。湿度の通常の変動と浸水とを区別できるようにするためには、湿度センサから送出される信号の絶対値に追加して、信号勾配、すなわち信号の時間導関数、ないしは近似信号勾配、すなわち信号が単位時間当たりどの程度激しく上昇ないしは低下するかが、エレクトロニクスにより監視されるようにするとよい。
本発明の展開構成例においては、エアダクト系が、エアダクト系の内部に組み込まれる、ないしはその内部に配置される「ブロア」、例えば送風用羽根車を有している。エアフィルタは、「上流側」、すなわち気流の向きで見てブロアの前方に配置されても、下流側、すなわち気流の向きで見てブロアの後方に配置されてもかまわない。
エアフィルタが下流側に配置される場合は、エアダクト系の内部に浸入する水滴が、ブロアにより、極めて微細な水滴となって霧状に飛散されるが、これには、湿度センサがほぼ遅延時間なしでエアダクト系内への湿気の浸入を記録できるという長所がある。エアフィルタがブロアの前方に配置される場合は、浸入した水滴が、まずもって湿度センサに当たることになろうが、これは、浸水が記録されるまでのある程度の「不感時間」と抱き合わせになることがある。
湿度センサを具現するための、非常に簡単でしかも低コストの可能性の一つとして、金属線または扁平な金属条片を、例えばフィルタエレメントのフレームの表面に沿って配置するという方法がある。あるいはその代わりに、金属線をフィルタエレメントのフレームの内部、またはフィルタ材料の内部に直接組み込んでもよいかもしれない。この金属線ないしは条片の製造に用いられる材料は、例えば銅、または異種金属から成る合金であるとよい。湿度センサを形成する導電体は、例えば複数の電気接点を利用して、または一つのコネクタを利用して、車載バッテリ電源網ないしはエレクトロニクスに接続されるとよい。
要約すると、本発明により特に次の長所が達成されることになる。
‐エアフィルタの表面ないしは側面に直接配置される湿度センサを利用して、吸気に含まれている湿気ないしは吸気に含まれている水分を直接、またそれ故に極めて高信頼度で、検出することができる。
‐湿度センサは、エアフィルタの表面ないしは側面に直接配置できるために、湿度センサ用の別体のブラケットないしは固定具が一切不要となる。
‐湿度センサ回路を利用した、フィルタタイプのコード化が可能であり、またそれによりエレクロニクスによりフィルタタイプを検出することができる。検知されたフィルタタイプに応じて、エレクトロニクスの内部に記憶されている運転特性マップないしは相応の運転戦略を選択することができる。
‐検知されたフィルタタイプに応じて、サービスインターバルを自動的に適正に設定することができる。
‐したがってエレクトロニクスを利用して、そもそもフィルタが組み付けられているかどうか、ないしは、エレクトロニクスにとり「既知」である湿度センサを一切有しておらず、このため車載空調装置に不具合を来たす怖れがあるフィルタが、ともすれば組み付けられているかどうかについても、検出することができる。フィルタが組み付けられていること、さらには、メーカにより車載空調装置用として指定されたフィルタが組み付けられていることは、実際に適したフィルタでなければ、汚れ、繊維、粒子、またはブロアモータのコレクタの銅の摩耗屑の侵入から空調装置のエバポレータを高信頼度で保護できなくなるために、重要である。「適合」したフィルタによらない限り、エバポレータにおける細菌および/または真菌の生成ないしは集積、ひいては異臭の発生を効果的に防止する、ないしは少なくとも遅らせることは不可能である。それ以外にもエバポレータは、現実に「適正な」フィルタにより、異物粒子の入り込み、およびそれに付随した腐食の怖れから、格段と良好に保護されることになる。しかし、車両メーカにより指定されたエアフィルタが組み付けられることにより、顧客だけではなく車両メーカにとってもメリットがもたらされることになるが、なぜなら、修理ないしは保証費用を可能な限り回避することは双方の利益となるからである。
以下では、図面との関係で本発明を詳しく説明する。
本発明にしたがった車載空調装置のエアフィルタの第1実施例を示す図である。 第2実施例を示す図である。 第2実施例示す図である。 組み付けられているフィルタタイプの検知方法を示す基本原理図である。 湿度センサの上流側への配置方式を明らかにするための略図である。
図1には、エアダクトの内部、特にここには詳細には図示されない車載空調装置の新鮮空気吸入ダクトの内部にはめ込むことができるエアフィルタ1が示されている。このエアフィルタ1は、ここに示される実施例においては、実質的に矩形のプラスチック製フィルタフレーム2およびジグザグ折りに折り畳まれたフィルタフリース3を有している。
ここに示される実施例においては、フィルタフレームを対角に横切るように、すなわちフィルタフレーム2の一つの角から、その対角線上反対側に位置する角まで、「診断ケーブル」4が延びており、これに直列抵抗5および湿度依存型抵抗6が組み込まれている。直列抵抗5は、「抵抗オフセット」、すなわち診断ケーブル4の全抵抗が位置する範囲を定義付けるものである。したがってエレクトロニクスは、この直列抵抗5の大きさに基づいて、または主に直列抵抗5により決定されるこの「診断回路」の全抵抗の大きさに基づいて、現存するフィルタタイプを検出することができるが、これについては図4との関係でさらに詳しく説明する。図1に示される両抵抗5、6の直列接続の場合は、全抵抗が両抵抗の合計から求められる。このため全抵抗は、抵抗6における湿度負荷率に従属する。
図1に示される実施例においては、診断ケーブル4が、これに配置される二つのコネクタ7、8を介して、ここには詳細に図示されていない評価エレクトロニクスに接続されている。
図2、3には、図1の実施例の変形例が示されている。両抵抗5、6により形成される直列回路は、コネクタを介する代わりに、エアフィルタ1の両側部のフレーム2に備えられた接点9、10を介して、評価エレクトロニクスに接続されている。「診断ケーブル」は、例えばフィルタフレーム2に沿って配置される、またはフィルタフレーム2の内部および/またはフィルタフリース3の内部に組み込まれる、銅フォイルから成るとよい。
図4には、湿度センサ配列の抵抗を利用して、どのように異なるタイプのフィルタをコード化すればよいかが説明される。例えば、第1のフィルタタイプ(例えばパティキュレートフィルタ)では、電気抵抗が、湿度負荷率が微小である場合は100オーム程度に、湿度負荷率が最大である場合は150オーム程度に位置するようにするとよい。評価エレクトロニクスにより100オームから150オームの間の範囲内の全抵抗が検知されるのであれば、そこから、パティキュレートフィルタが組み付けられていると推論することができる。同様に例えばコンビネーションフィルタおよび微粒ダストフィルタは、200オームから250オームまで、ならびに300オームおよび350オームの数値範囲によりコード化されるとよい。
それ以外にも評価エレクトロニクスにより、センサ配列の現在の瞬間全抵抗だけでなく、ほかにもセンサ信号の勾配、すなわち抵抗の時間変化率も測定されるようにするとよい。勾配が急である場合は、そのときに正に「浸水」が生じている、または終了したと推論することができる。
図5には、車載空調装置の流路11の断面図が示されている。この流路配列の内部にはブロア12が配置されているが、これは、空気、特に雰囲気空気を吸入して、同じくこの流路配列の内部に配置されているエアフィルタ1に向けて吹き付ける、ないしは供給するようになっている。エアフィルタ1は、「上流側」13と「下流側」14を有している。湿度センサ6はエアフィルタ1の上流側13に、すなわちエアフィルタ1の「圧力側」またはブロア12と対向した側に配置されている。
1 エアフィルタ
2 フィルタフレーム
3 フィルタフリース
4 診断ケーブル
5 直列抵抗
6 抵抗/湿度センサ
7 コネクタ
8 コネクタ
9 接点
10 接点
11 流路
12 ブロア
13 上流側
14 下流側

Claims (21)

  1. 車載空調装置の内部への組付け用として企図されたエアフィルタ(1)であって、前記エアフィルタ(1)の表面ないしは側面に、湿度センサ(6)を有する回路部分(4〜8)、ないしは湿度センサ(6)により形成された回路部分(4〜8)が備えられたエアフィルタ(1)において、
    エアフィルタ(1)のタイプが、前記回路部分の少なくとも一つの電気特性により表わされることを特徴とする、エアフィルタ。
  2. 請求項1に記載のエアフィルタ(1)において、
    前記湿度センサ(6)が、その周囲を流れる空気ないしはそれを取り囲んでいる空気の湿度負荷率に依存して静電容量が変化する、静電容量型センサ(6)であることを特徴とする、エアフィルタ。
  3. 請求項1または2に記載のエアフィルタ(1)において、
    エアフィルタ(1)のタイプ別に、その回路部分(4〜8)の前記電気特性が位置することが許容される所定の数値範囲が割り当てられることを特徴とする、エアフィルタ。
  4. 請求項3に記載のエアフィルタ(1)において、
    エアフィルタ(1)の通常運転時に生じる前記回路部分(4〜8)の前記電気特性の変動が前記所定の数値範囲内に位置するように、前記数値範囲が選定されることを特徴とする、エアフィルタ。
  5. 請求項4に記載のエアフィルタ(1)において、
    前記数値範囲が、周波数域ないしは所定周波数域における振幅域であることを特徴とする、エアフィルタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のエアフィルタ(1)において、
    前記電気特性が、前記回路部分(4〜8)の固有周波数の大きさのオーダー、および/または、前記回路部分(4〜9)のオーム抵抗および/または誘導性リアクタンスおよび/または容量性リアクタンスであることを特徴とする、エアフィルタ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアフィルタ(1)において、
    前記湿度センサ(6)が、セラミック素子から成る誘電体を有することを特徴とする、エアフィルタ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のエアフィルタ(1)において、
    加熱装置が備えられ、この加熱装置を利用して前記湿度センサを加熱および/または乾燥可能であることを特徴とする、エアフィルタ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアフィルタ(1)を具備した車載空調装置。
  10. 請求項9に記載の車載空調装置において、
    前記回路部分が、前記エアフィルタ(1)の外部に配置されるエレクトロニクスに接続され、このエレクトロニクスが前記回路部分(4〜8)の固有周波数、ないしは前記エアフィルタ(1)の表面ないしは側面に配置された前記回路部分(4〜8)を含んでいる回路の固有周波数を算出し、算出された固有周波数の大きさのオーダーに基づいて前記エアフィルタ(1)のタイプを確定することを特徴とする、車載空調装置。
  11. 請求項9または10に記載の車載空調装置において、
    前記湿度センサ(6)が前記エアフィルタ(1)に関して上流側に配置されていることを特徴とする、車載空調装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項に記載の車載空調装置において、
    前記エアフィルタ(1)および/または前記回路部分の各端子が、前記湿度センサ(6)が前記エアフィルタ(1)に関して上流側に位置するようにしか前記エアフィルタ(1)を車載空調装置の内部に組み付けられないような性状を持ち合わせていることを特徴とする、車載空調装置。
  13. 請求項9〜12のいずれか一項に記載の車載空調装置において、
    前記湿度センサ(6)が、前記エアフィルタ(1)の湿度負荷率と相関関係にある信号を送出することを特徴とする、車載空調装置。
  14. 請求項9〜13のいずれか一項に記載の車載空調装置において、
    車載空調装置の少なくとも一つの作動パラメータが、前記湿度センサ(6)から送出される前記信号に依存して、ないしは前記固有周波数の算出結果に基づいて確定された前記エアフィルタ(1)のタイプに依存して、開ループないしは閉ループ制御されることを特徴とする、車載空調装置。
  15. 請求項9〜14のいずれか一項に記載の車載空調装置において、
    前記エレクトロニクスが、少なくとも車載空調装置の多くの運転状態にて、車載空調装置により吸入される新鮮空気の体積流量を、前記湿度センサ(6)から送出される前記信号に依存して開ループないしは閉ループ制御することを特徴とする、車載空調装置。
  16. 請求項9〜15のいずれか一項に記載の車載空調装置において、
    前記エレクトロニクスが、車載空調装置の少なくとも一つの作動パラメータを、前記湿度センサ(6)から送出される前記信号の時間変化に依存して、特に前記湿度センサ(6)から送出される前記信号の勾配に依存して、開ループないしは閉ループ制御することを特徴とする、車載空調装置。
  17. エアフィルタの表面ないしは側面に配置される湿度センサ(6)を具備したエアフィルタ(1)を有している車載空調装置の運転方法であって、前記湿度センサ(6)が、前記エアフィルタ(1)の表面ないしは側面に配置された回路部分(4〜8)の構成部品であり、さらに前記湿度センサ(6)ないしは前記回路部分が湿度信号を発生して、これがエレクトロニクスに供給されるようになっている、方法において、
    前記エレクトロニクスが、前記湿度信号の信号特性の大きさのオーダーに基づいて、前記エアフィルタ(1)のタイプを確定することを特徴とする、方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、
    前記エアフィルタ(1)のタイプ別に、前記信号特性が位置することが許容される所定の数値範囲が割り当てられていることを特徴とする、方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、
    前記エアフィルタ(1)の通常運転時には、湿度変化に起因して生じる前記信号特性の変動が前記所定の数値範囲内に位置するように、前記数値範囲が選定されていることを特徴とする方法。
  20. 請求項17〜19のいずれか一項に記載の方法において、
    前記エレクトロニクスが、前記湿度センサ(6)の固有周波数の大きさのオーダー、ないしは前記湿度センサ(6)を含んでいる回路の固有周波数の大きさのオーダーを決定して、そこから前記エアフィルタ(1)のタイプを確定することを特徴とする、方法。
  21. 請求項17〜20のいずれか一項に記載の方法において、
    前記エレクトロニクスが、前記湿度信号の時間変化ないしは前記湿度信号の信号特性を監視して、それに依存して前記車載空調装置の少なくとも一つの作動パラメータを開ループないしは閉ループ制御することを特徴とする、方法。
JP2011507834A 2008-05-08 2009-05-07 車載空調装置用のエアフィルタ、湿度センサ付きエアフィルタを具備した車載空調装置、ならびに車載空調装置の運転方法 Expired - Fee Related JP5470373B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008022630.0A DE102008022630B4 (de) 2008-05-08 2008-05-08 Fahrzeugklimaanlage mit einem Filterelement mit Feuchtesensor und Verfahren zum Betreiben einer Fahrzeugklimaanlage
DE102008022630.0 2008-05-08
EPPCT/EP2009/002291 2009-03-28
PCT/EP2009/002291 WO2009135571A1 (de) 2008-05-08 2009-03-28 Fahrzeugklimaanlage mit einem filterelement mit feuchtesensor sowie verfahren zu deren betrieb
PCT/EP2009/003264 WO2009135671A1 (de) 2008-05-08 2009-05-07 Luftfilter mit feuchtsensor für eine fahrzeugklimaanlage sowie verfahren zu deren betrieb

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012501263A true JP2012501263A (ja) 2012-01-19
JP5470373B2 JP5470373B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=40822916

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011507799A Expired - Fee Related JP5135469B2 (ja) 2008-05-08 2009-03-28 湿度センサ付きフィルタエレメントを具備した車載空調装置、ならびにその運転方法
JP2011507834A Expired - Fee Related JP5470373B2 (ja) 2008-05-08 2009-05-07 車載空調装置用のエアフィルタ、湿度センサ付きエアフィルタを具備した車載空調装置、ならびに車載空調装置の運転方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011507799A Expired - Fee Related JP5135469B2 (ja) 2008-05-08 2009-03-28 湿度センサ付きフィルタエレメントを具備した車載空調装置、ならびにその運転方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US8539778B2 (ja)
EP (1) EP2271510B1 (ja)
JP (2) JP5135469B2 (ja)
CN (2) CN101980879B (ja)
AT (2) ATE526187T1 (ja)
DE (1) DE102008022630B4 (ja)
ES (2) ES2371328T3 (ja)
WO (2) WO2009135571A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007056356A1 (de) * 2007-11-16 2009-05-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Steuerung einer Klimaanlage in einem Fahrzeug
DE102008022630B4 (de) * 2008-05-08 2015-12-31 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeugklimaanlage mit einem Filterelement mit Feuchtesensor und Verfahren zum Betreiben einer Fahrzeugklimaanlage
CA2772117A1 (en) * 2009-08-25 2011-03-17 Sunbeam Products, Inc. Filter recognition system
DE102009040707B4 (de) * 2009-09-10 2011-06-30 Carl Freudenberg KG, 69469 Filterelement mit einem fest angebundenen Sensor
DE102010028235A1 (de) * 2010-04-27 2011-10-27 Behr Gmbh & Co. Kg Heizungs-, Belüftungs- und/oder Klima-Anlage
DE102010053758A1 (de) * 2010-12-08 2012-06-14 Mann + Hummel Gmbh Filterelement und Gehäuse zur Aufnahme des Filterelements
DE102011011709A1 (de) 2011-02-18 2012-08-23 Valeo Klimasysteme Gmbh Luftfiltermodul für eine Fahrzeuglüftungs- oder -klimaanlage und Fahrzeuglüftungs- oder -klimaanlage
DE102012112837B4 (de) * 2012-12-21 2015-05-13 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Fahrzeugheizung und Verfahren zum Herstellen einer Fahrzeugheizung
DE102014005644A1 (de) 2013-04-25 2014-10-30 Mann + Hummel Gmbh Verfahren zur Erzeugung einer Messeinrichtung mit elektrischen Leiterbahnen an der Wandung eines Fahrzeugbauteils
KR20160024536A (ko) * 2014-08-26 2016-03-07 기아자동차주식회사 차량 내부 공기 정화를 위한 텔레매틱스 단말 및 그 제어 방법
DE102015201968A1 (de) * 2015-02-04 2016-08-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Detektion von Flüssigkeit in einem Luftfilter
HUE045357T2 (hu) * 2015-05-14 2019-12-30 Saati Spa Intelligens szûrõszerkezet háztartási készülékek, különösen szárító-/mosó-szárítógépek számára, a szerkezet elkészítésének módszere, a szerkezet részleges vagy teljes eltömõdésének, és a maradék nedvesség értékének valós idõben történõ érzékelésére szolgáló módszer a készülék üzemi ciklusának optimalizálásához
CN205090507U (zh) * 2015-09-30 2016-03-16 飞利浦(中国)投资有限公司 空气净化设备
CN110573230B (zh) 2017-04-28 2022-09-06 3M创新有限公司 基于热电装置的空气过滤监测
IT201800003137A1 (it) * 2018-02-28 2019-08-28 Francesco Cocchetto Filtro abitacolo perfezionato
FR3087352B1 (fr) * 2018-10-19 2023-01-20 Sogefi Filtration Spa Filtre a air connecte, disposant d'une unite de detection detachable
EP3686524A1 (en) * 2019-01-28 2020-07-29 Messer Group GmbH Cooling system for storing and cooling products during transport on a refrigerated transport vehicle
EP3769833B1 (de) * 2019-07-24 2022-04-20 Carl Freudenberg KG Filterelement mit funktionsraum und filteranordnung mit solchem filterelement und verfahren zur steuerung eines filtersystems
CN112652659B (zh) 2019-10-09 2024-02-13 联华电子股份有限公司 高电子迁移率晶体管及其制作方法
CN111922706B (zh) * 2020-08-03 2021-03-16 深圳市东昂企业管理有限公司 一种核电厂用移动集成式过滤器智能组装机及系统
KR20230105283A (ko) 2022-01-03 2023-07-11 한국기계연구원 캐빈 필터 및 이를 포함하는 캐빈 필터 시스템

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191050A (ja) * 1987-02-03 1988-08-08 Marcon Electronics Co Ltd 静電容量型湿度センサ
JPH07257168A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Nippondenso Co Ltd 車両用空気調和装置
JPH08338679A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2002213312A (ja) * 2000-10-26 2002-07-31 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh 吸気システム
JP2007090983A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nissan Motor Co Ltd 内外気切換装置
JP2007132561A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気システム
JP2007145076A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Denso Corp 車両用空調装置
JP2011519769A (ja) * 2008-05-08 2011-07-14 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト 湿度センサ付きフィルタエレメントを具備した車載空調装置、ならびにその運転方法

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2619600A1 (de) * 1976-05-04 1977-11-17 Johannes Palmer Verfahren zur ermittlung der fuer die selbsttaetige warnsignalabgabe bei vereisungsgefahr von luftfiltern, schalldaempfern oder dergleichen, insbesondere an verdichtern, druckluftmaschinen, geblaesen benoetigten messwerten und vorwarnsignalgeraete unter verwendung des verfahrens
DE3517481A1 (de) 1985-05-04 1986-11-20 Hölter, Heinz, Dipl.-Ing., 4390 Gladbeck Profilfiltersystem mit heizspirale und feuchtesensor
DE3612727A1 (de) * 1986-04-16 1987-10-29 Bosch Gmbh Robert Feuchtesensor
DE3624171A1 (de) * 1986-07-17 1988-01-21 Bosch Gmbh Robert Heiz- und/oder klimaanlage fuer kraftfahrzeuge
US4978907A (en) * 1989-05-10 1990-12-18 At&T Bell Laboratories Apparatus and method for expanding the frequency range over which electrical signal amplitudes can be accurately measured
DE4000164A1 (de) * 1990-01-04 1991-07-11 Armin Sattlecker Niederschlagsabhaengige steuerung fuer scheibenwischerintervall an kraftfahrzeugen
NL9300554A (nl) * 1993-03-29 1994-10-17 Doctro A V V Samenstel van filterinrichting en een vervangbaar filter; alsmede filterinrichting en filter voor toepassing daarin.
DE4328218A1 (de) * 1993-08-21 1995-02-23 Rump Elektronik Tech Auswertung von Sensorsignalen
US5801307A (en) * 1995-07-12 1998-09-01 Netzer; Yishay Differential windshield capacitive moisture sensors
US5775580A (en) * 1995-07-20 1998-07-07 Sizemore; Timothy J. Evaporative cooling system
US5656767A (en) * 1996-03-08 1997-08-12 Computational Systems, Inc. Automatic determination of moisture content and lubricant type
US6052998A (en) * 1998-09-24 2000-04-25 Ford Motor Company Method for determining blower purge time
GB9826671D0 (en) * 1998-12-03 1999-01-27 Process Scient Innovations Filters and active devices
DE10000435A1 (de) * 2000-01-10 2001-07-12 Mann & Hummel Filter Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung wartungsintensiver Austauschteile an einem Aggregat
AUPQ575000A0 (en) * 2000-02-21 2000-03-16 Air International Pty Ltd Improvements in heating/ventilating/air conditioning systems for vehicles
DE10053149A1 (de) * 2000-10-26 2002-05-08 Mann & Hummel Filter Ansaugsystem
US6658871B1 (en) * 2001-04-23 2003-12-09 Airsept, Inc. Electronic evaporator dryer for eliminating odors in vehicle air conditioning systems
DE10140510B4 (de) * 2001-08-17 2004-02-05 Carl Freudenberg Kg Verfahren und Vorrichtung zur Standzeitüberwachung eines Filters
EP1434048A1 (en) * 2001-08-31 2004-06-30 Kurabe Industrial Co., Ltd CAPACITIVE HUMIDITY−SENSOR AND CAPACITIVE HUMIDITY−SENSOR MANUFACTURING METHOD
US6470696B1 (en) * 2001-09-18 2002-10-29 Valerie Palfy Devices and methods for sensing condensation conditions and for removing condensation from surfaces
DE50111815D1 (de) * 2001-10-19 2007-02-15 Festo Ag & Co Wartungsgerät sowie Verbrauchsmittel und kapazitiver Sensor hierfür
DE10245911A1 (de) 2002-10-01 2004-04-15 Mann + Hummel Gmbh Sensoranordnung für ein Filterelement
CN2579705Y (zh) * 2002-11-15 2003-10-15 于长彬 客车自动换气装置
US7014357B2 (en) * 2002-11-19 2006-03-21 Rosemount Aerospace Inc. Thermal icing conditions detector
DE10335553A1 (de) * 2003-08-02 2005-02-17 E + E Elektronik Ges.M.B.H. Verfahren und Anordnung zur Feuchtemessung
US7357176B2 (en) * 2004-10-21 2008-04-15 Honda Motor Co., Ltd. Method and apparatus for controlling mixture of fresh and recirculated air in a vehicle
US7604985B2 (en) * 2004-11-10 2009-10-20 Becton, Dickinson And Company System and method for determining fill volume in a container
US20060192570A1 (en) * 2005-02-15 2006-08-31 Mann & Hummel Gmbh Apparatus for monitoring consumable parts
US7524362B2 (en) * 2005-03-08 2009-04-28 Whirlpool Corporation Modular filter assembly
DE102005016393A1 (de) * 2005-04-09 2006-05-04 Daimlerchrysler Ag Luftfiltersystem
JP2007010231A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Daikin Ind Ltd 調湿装置
DE102005042406A1 (de) 2005-09-06 2007-03-15 Carl Freudenberg Kg Filteranordnung
DE102006000842A1 (de) * 2006-01-05 2007-07-12 Hella Kgaa Hueck & Co. Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung des Zustands eines Luftfilters einer Klimaanlage
CN2927046Y (zh) * 2006-05-10 2007-07-25 华东师范大学 一种湿度传感器的加热装置
DE102007056356A1 (de) 2007-11-16 2009-05-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Steuerung einer Klimaanlage in einem Fahrzeug

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191050A (ja) * 1987-02-03 1988-08-08 Marcon Electronics Co Ltd 静電容量型湿度センサ
JPH07257168A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Nippondenso Co Ltd 車両用空気調和装置
JPH08338679A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2002213312A (ja) * 2000-10-26 2002-07-31 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh 吸気システム
JP2007090983A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nissan Motor Co Ltd 内外気切換装置
JP2007132561A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気システム
JP2007145076A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Denso Corp 車両用空調装置
JP2011519769A (ja) * 2008-05-08 2011-07-14 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト 湿度センサ付きフィルタエレメントを具備した車載空調装置、ならびにその運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110048040A1 (en) 2011-03-03
ES2371328T3 (es) 2011-12-29
CN101678738A (zh) 2010-03-24
WO2009135671A1 (de) 2009-11-12
DE102008022630B4 (de) 2015-12-31
DE102008022630A1 (de) 2009-11-12
ATE526187T1 (de) 2011-10-15
EP2271510B1 (de) 2011-09-28
CN101678738B (zh) 2011-08-31
ATE533651T1 (de) 2011-12-15
ES2373524T3 (es) 2012-02-06
CN101980879B (zh) 2014-06-11
US8539778B2 (en) 2013-09-24
JP2011519769A (ja) 2011-07-14
JP5470373B2 (ja) 2014-04-16
US9902234B2 (en) 2018-02-27
JP5135469B2 (ja) 2013-02-06
CN101980879A (zh) 2011-02-23
US20100144262A1 (en) 2010-06-10
EP2271510A1 (de) 2011-01-12
WO2009135571A1 (de) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5470373B2 (ja) 車載空調装置用のエアフィルタ、湿度センサ付きエアフィルタを具備した車載空調装置、ならびに車載空調装置の運転方法
KR100496801B1 (ko) 필터의 유효수명 감시를 위한 방법 및 장치
US7815719B2 (en) Ionization detector for electrically enhanced air filtration systems
KR100967762B1 (ko) 필터 장치
US10618376B2 (en) Automatic vehicular defogging system
US8430951B2 (en) Low cost fluid flow sensor
EP0712745B1 (en) Gas detecting device for vehicle
EP3486100B1 (en) Dust measuring system for vehicles and air-conditioning apparatus for vehicles
WO2015068569A1 (ja) 物理量計測装置
EP2303619B1 (de) Luftfilter mit feuchtsensor für eine fahrzeugklimaanlage sowie verfahren zu deren betrieb
JPH04184247A (ja) 結露検出装置
KR100207563B1 (ko) 에어 필터 장치 및 그것을 포함하는 차량용 공기조화 장치
JP2004085265A (ja) 結露センサ付き窓ガラス
JP2022092142A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5470373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees