JP2007132561A - 換気システム - Google Patents

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Hidenori Masamoto
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Abstract

【課題】使用者がダンパーON/OFFスイッチを操作しなくても、各分岐ダクトから必要な吸気ができる使い勝手がよく安全性の高い省エネルギーの換気システムを提供することを目的とする。
【解決手段】換気扇本体3の吸気構造5にガスセンサー19、温度センサー20を設けることによって、制御部21が各部屋24、25、26の空気の状態を吸気ダクト11、12、13内の空気の状態で知り、送風装置9や電動ダンパー5a、6a、7aを制御して各部屋24、25、26の吸気量を自動的に調整する使い勝手がよく安全性の高い省エネルギーの換気システムが得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般住宅等の換気を行う換気システムに関するものである。
近年、住宅の気密性の向上により常時換気することが望ましいとされており、その換気を省エネルギーでしかも使い勝手がよくおこなえる換気システムの要望が高まってきている。
従来、この種の換気システムとしては、ダンパーON/OFFスイッチのONの個数に応じて換気装置の風量を調整する換気システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気システムついて図16を参照しながら説明する。
図に示すように、換気装置101には排気ダクト104と複数の分岐ダクト103を設けた主ダクト102が接続されている。分岐ダクト103の先には各部屋の吸気を行う空気取入口105があり、内部にはダンパーON/OFFスイッチ109により開閉するダンパー106が設けられている。また、換気装置101の換気量はインバーター108により制御されており、インバーター108はダンパーON/OFFスイッチ109のオンしている個数を加算するダンパー加算器112からの信号を外部信号入力端子107で受けて換気装置101換気量を決定している。
このように従来の換気システムは、ダンパーON/OFFスイッチ109を操作することで換気装置101の換気量を調整して、各分岐ダクト103からの吸気量を調整するものであった。
特開平5−223298号公報
このような従来の換気システムでは、使用者が換気量を調整するにはダンパーON/OFFスイッチ109をON/OFF操作しなければならず使い勝手が悪く、OFFし忘れると電力を余分に使用するという課題があった。
また、使用者がダンパーON/OFFスイッチ109をON操作すると換気装置101は全体の換気量を増加させるため、ダンパーON/OFFスイッチ109をON操作した分岐ダクト103だけでなく他の分岐ダクト103の吸気量も増加するため余計に電力を使用するという課題があった。
また、換気を行っている部屋の温度が変化しても換気量が一定となっているため、部屋にいるときに気流の流れに変化がなく不快感を感じるという課題があった。
また、換気システムに異常があった場合使用者がわからず安全性が低いという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、使用者がダンパーON/OFFスイッチ109を操作しなくても、各分岐ダクト103から必要な吸気ができる使い勝手がよく安全性の高い省エネルギーの換気システムを提供することを目的としている。
本発明の換気システムは上記目的を達成するために、1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の臭気濃度を検知するガスセンサーを有し、前記制御部はダクト内空気の臭気濃度がガスセンサーの値が設定された閾値を超えると前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を増加する構成としたものである。
また他の手段は、1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の湿度を検知する湿度センサーを有し、前記制御部はダクト内空気の湿度が上がり前記湿度センサーの値が設定湿度以上になると前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を減少する構成としたものである。
また他の手段は、ダクト内空気の臭気濃度に応じた閾値を複数段設け、前記制御部は前記ガスセンサーの値が複数段設けた閾値の超えた閾値に対応して前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている吸気構造からの吸気量を段階的に変化させる構成としたものである。
また他の手段は、制御部は、前記ガスセンサーが設けられている前記各吸気構造を操作するスイッチがオンとなった場合には、該当する前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置の送風量を制御し、該当する吸気構造からの吸気量を増やす構成としたものである。
また他の手段は、吸気構造に前記湿度センサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は湿度センサーの値が設定された湿度以上となったときに、前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を前記湿度センサーが設定湿度以上になり少なくした吸気量より増加する構成としたものである。
また他の手段は、吸気構造に前記ガスセンサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を増加する構成としたものである。
また他の手段は、前記温度センサーの検出する温度に合わせて前記制御部は前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を段階的に調整する構成としたものである。
また他の手段は、制御部は、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の前記電動ダンパーを操作する前記スイッチをオンしたときには、このスイッチで操作される前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御して前記スイッチで操作された前記吸気構造の吸気量を増加させその後前記湿度センサーの検出値が一定時間以上安定すると前記スイッチがオフされなくても前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置を制御し前記スイッチがオンする前の状態に戻す構成としたものである。
また他の手段は、制御部は、ダクト内空気の湿度が上がり前記湿度センサーの値が設定湿度以上になると、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーを制御し吸気口を閉じる構成としたものである。
また他の手段は、前記ガスセンサー、前記湿度センサーで検出する吸気構造が各々1箇所のときには、前記ガスセンサーと前記湿度センサーを前記排気構造に設ける構成としたものである。
また他の手段は、前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに警告音を発し使用者に知らせる構成としたものである。
また他の手段は、前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに前記換気扇本体の表示部に表示させ使用者に知らせる構成としたものである。
以上のように本発明の換気システムによれば、使用者が吸気量を調整するためにダンパーON/OFFスイッチを操作しなくても、ガスセンサー、湿度センサーや温度センサーの値が設定されている閾値を超えたり、下回ったりすると自動的に吸気量を調整することができるので使い勝手が向上するとともにOFFし忘れによる吸気量増加運転の継続もなくなり余計な電力使用を抑えた換気システムを提供できる。
また、ガスセンサー、湿度センサーや温度センサーの値が設定されている閾値を超えたり、下回ったりするとセンサーが設けられている電動ダンパーとそれ以外の電動ダンパーと送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御して各吸気ダクトからの吸気量を適正に制御できるので省エネルギーの換気システムを提供できる。
また、温度センサーの値が設定されている閾値を超えたり、下回ったりすると温度センサーが設けられている電動ダンパーとそれ以外の電動ダンパーと送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御して吸気量を調整するので、使用者に気流による変化を感じさせることができ快適性を向上した換気システムを提供できる。
また、湿度センサーの値が設定湿度以上となると制御部は電動ダンパーを制御し吸気口を閉じるので、高湿による湿度センサーの分極がなくなり耐久性のある換気システムを提供することができる。
また、各センサーの検出値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには異常と判断して使用者に警告音や表示でしらせることのできる安全性の高い換気システムを提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の臭気濃度を検知するガスセンサーを有し、前記制御部はダクト内空気の臭気濃度がガスセンサーの値が設定された閾値を超えると前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を増加する構成としたものであり、これによりダクト内の臭気濃度が上昇しガスセンサーの値が設定された閾値を超えると使用者がスイッチをONしなくても自動的にガスセンサーが取り付けられた吸気構造からの吸気量を増加できるという作用を有する。
また、1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の湿度を検知する湿度センサーを有し、前記制御部はダクト内空気湿度の時間あたりの変化が設定された値以上になると前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を減少する構成としたものであり、これによりダクト内の湿度が急に上昇し湿度センサーの変化量が設定された値以上になると自動的に湿度センサーが取り付けられている吸気構造からの吸気量を通常使用している吸気量より減少できるという作用を有する。
また、ダクト内空気の臭気濃度に応じた閾値を複数段設け、前記制御部は前記ガスセンサーの値が複数段設けた閾値の超えた閾値に対応して前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている吸気構造からの吸気量を段階的に変化させる構成としたものであり、これによりダクト内の臭気濃度に合わせてガスセンサーが設けられている吸気構造からの吸気量を自動的で段階的に変化させることができる作用を有する。
また、制御部は、前記ガスセンサーが設けられている前記各吸気構造を操作するスイッチがオンとなった場合には、該当する前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置の送風量を制御し、該当する吸気構造からの吸気量を増やす構成としたものであり、これにより使用者がスイッチをONにした吸気構造から臭気濃度変化を早く検知することができる作用を有する。
また、吸気構造に前記湿度センサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は湿度センサーの値が設定された湿度以上となったときに、前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を前記湿度センサーが設定湿度以上になり少なくした吸気量より増加する構成としたものであり、これにより湿度センサーと温度センサーを設けてある吸気構造の湿度が設定湿度より大きいときに温度センサーの値が設定温度以上になると、吸気量を設定湿度以上となり少なくした吸気量より増加するので使用者が気流の流れを感じ快適性が向上するという作用を有する。
また、吸気構造に前記ガスセンサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を増加する構成としたものであり、これによりガスセンサーと温度センサーを設けてある吸気構造からの温度が上昇すると自動的に吸気量を増加するので使用者が気流の流れを感じ快適性が向上するという作用を有する。
また、前記温度センサーの検出する温度に合わせて前記制御部は前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を段階的に調整する構成としたものであり、これにより温度センサーの設けてある吸気構造からの吸気量を温度に合わせて自動的に調整することのできるので使用者が気流の流れを感じ快適性が向上するという作用を有する。
また、制御部は、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の前記電動ダンパーを操作する前記スイッチをオンしたときには、このスイッチで操作される前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御して前記スイッチで操作された前記吸気構造の吸気量を増加させその後前記湿度センサーの検出値が一定時間以上安定すると前記スイッチがオフされなくても前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置を制御し前記スイッチがオンする前の状態に戻す構成としたものであり、これにより湿度センサーを設けてある吸気構造から湿度が一定湿度になるとスイッチがオンされていても自動的にスイッチオフの吸気量に戻すことができるのでスイッチの切り忘れによる余計な電力の使用がなくなるという作用を有する。
また、制御部は、ダクト内空気の湿度が上がり前記湿度センサーの値が設定湿度以上になると、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーを制御し吸気口を閉じる構成としたものであり、これにより湿度センサーを設けてある吸気構造から吸気される湿度が設定湿度以上の高湿となると電動ダンパーが閉じ吸気口からの吸気がなくなり湿度センサーの耐久性が向上するという作用を有する。
また、前記ガスセンサー、前記湿度センサーで検出する吸気構造が各々1箇所のときには、前記ガスセンサーと前記湿度センサーを前記排気構造に設ける構成としたものであり、これによりガスセンサー、湿度センサーで検出する必要がある吸気構造が各々1箇所のときには排気構造に設けることができるのでセンサーの配線がしやすいという作用を有する。
また、前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに警告音を発し使用者に知らせる構成としたものであり、これにより各センサーが異常のときにはそれを警告音により使用者に知らせることができるという作用を有する。
また、前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに前記換気扇本体の表示部に表示させ使用者に知らせる構成としたものであり、これにより各センサーが異常のときにはそれを表示により使用者に知らせることができるという作用を有する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1および2に示すように、換気扇本体3は天井裏2に設置され、住宅1外に排気する1つの排気構造4と電動ダンパー5a、6a、7aと風量調整部材5b、6b、7bとからなる複数の吸気構造5、6、7とモーター8とファン(図示せず)からなる送風装置9から構成されている。排気構造4と住宅1外とは先端に排気口14aを設けた排気ダクト14で吸気構造5、6、7と各部屋24、25、26とは先端に吸気口11a、12a、13aを設けた吸気ダクト11、12、13で連通している。
また、換気扇本体3には制御ボックス10が取り付けられている。
そして、制御ボックス10の中には電源入り切りスイッチ18や各部屋24、25、26に設けたスイッチ15、16、17の入力によりモーター8を駆動するモーター駆動素子8aや電動ダンパー5a、6a、7aを駆動する電動ダンパー駆動素子5c、6c、7cを制御する制御部21がある。
さらに、制御部21は吸気構造5に設けられたダクト内空気の臭気濃度を検出するガスセンサー19とダクト内温度を検出する温度センサー20の入力値によってもモーター駆動素子8aや電動ダンパー駆動素子5c、6c、7cを制御するとともにガスセンサー19や温度センサー20から異常信号入力があった場合には、発音部22から警告音を出し表示部23には異常表示を行うものである。
上記構成において、図3のフローチャートおよび図4のタイミングチャートを用いてダクト内臭気濃度が変化したときの動作を説明する。
また、説明においては通常住宅1の標準的な設置に合わせ各部屋24、25、26をそれぞれトイレ、洗面所、浴室として説明する。
STEP1で電源入り切りスイッチ18をONすると、SETP2で換気扇本体3はモーター8、電動ダンパー5a、6a、7aを制御して部屋24の吸気量をV1、洗面25の吸気量をS1、浴室26の吸気量をY1とする常時換気運転を開始する。
次にSTEP3において、ダクト内臭気濃度Xを検知しその濃度が0≦X<X1の間にあるときは、STEP9で部屋24の吸気量は常時換気運転と同じV1を継続する。
そして、タイムチャートのt1のときにダクト内臭気濃度XがSTEP4のX1≦X<X2の範囲となるとSTEP10で制御部21は、送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積が増加なる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV2に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
同じようにタイムチャートt2のときにダクト内臭気濃度XがSTEP5のX2≦Xの範囲となるとSTEP11で制御部21は、送風装置9の送風量をさらに増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積がさらに大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積がさらに小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV3に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
また、タイムチャートのt3でダクト内臭気濃度が低下しSTEP4のX1≦X<X2の範囲となるとSTEP10で制御部21は、送風装置9の送風量を減らすとともに電動ダンパー5aを開口面積が小さくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV2に低下し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
さらに、タイムチャートのt4でダクト内臭気濃度が低下しSTEP3の0≦X<X1の範囲となるとSTEP9で制御部21は、送風装置9の送風量をさらに減らすとともに電動ダンパー5aを開口面積がさらに小さくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積がさらに大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量を常時換気量のV1に他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
そして、STEP6でダクト内臭気濃度XがX3≦Xの範囲となるかSTEP7でダクト内臭気濃度XがX≦0の範囲となる濃度がSTEP25でG時間続けば、制御部21はガスセンサー19の異常と判断してSTEP8で発音部22を鳴動させて警告音を出すとともに表示部23に異常表示を行う。
以上の説明において、例えば各部屋24、25、26の吸気量V1、S1、Y1としては常時換気として30m↑3/h程度が設定され、臭気濃度の変化で増やす吸気量としては送風装置9の回転音が気にならない常時換気の倍の60m3/hをV3とし、V1とV3の中間の吸気量45m↑3/hをV2と設定される。
そして、臭気濃度X1、X2としては、例えばアンモニアガスを例にすると人の感じる4ppm程度をX1としそれより大きい10ppm程度をX2とし、異常検知のレベルであるX3としては通常ありえない100ppm程度が設定される。
このように、部屋24の臭気濃度の変化をダクト内臭気濃度の変化で知り、その臭気濃度に応じて送風装置9の送風量を変化させるとともに電動ダンパー5aと電動ダンパー6a、7aを制御することで開口面積を変えて部屋24からの吸気量をダクト内臭気濃度に合わせて自動的に変更することが可能となるため使い勝手が向上するとともに無駄な電力が削減でき省エネルギーとなる。
また、送風装置9の送風量を変化させるだけでなく電動ダンパー5a、6a、7aで開口面積を制御して部屋25、26の吸気量は変えず部屋24の吸気量のみを変えているので余計な電力を送風装置9で消費することがなくなり省エネルギーとなる。
また、ガスセンサー19の異常をSTEP5、6で判定し、異常を警告音や表示で使用者に知らせることができるので安全性が向上する。
次に図5のフローチャートおよび図6のタイムチャートを用いて、ダクト内温度が変化したときの動作を説明する。同様の動作の部分については、同じSTEP番号を付与し説明を省略する。
STEP12において、ダクト内温度Tを検知しその温度がT<T1にあるときは、STEP18で部屋24の吸気量は常時換気運転と同じV1を継続する。
そして、タイムチャートのt10のときにダクト内温度TがSTEP13のT1≦T<T2の範囲となるとSTEP19で制御部21は、送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積が大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV2に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
同じようにタイムチャートt11のときにダクト内温度TがSTEP14のT2≦Tの範囲となるとSTEP14で制御部21は、送風装置9の送風量をさらに増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積がさらに大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積がさらに小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV3に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
また、タイムチャートのt12でダクト内温度Tが低下しSTEP13のT1≦T<T2の範囲となるとSTEP19で制御部21は、送風装置9の送風量を減らすとともに電動ダンパー5aを開口面積が小さくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV2に低下し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
さらに、タイムチャートのt13でダクト内温度Tが低下しSTEP12のT<T1の範囲となるとSTEP18で制御部21は、送風装置9の送風量をさらに減らすとともに電動ダンバー5aを開口面積がさらに小さくなる方向に他の電動ダンバー6a、7aを開口面積がさらに大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量を常時換気のV1に減少させ、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続させる。
そして、STEP15でダクト内温度TがT4<Tの範囲となるかSTEP16でダクト内温度TがT<T5の範囲となれば、制御部21は温度センサー20の異常と判断してSTEP8で発音部22を鳴動させて警告音を出すとともに表示部23に異常表示を行う。
以上の説明において、温度T1、T2としては人が寒さを感じる例えば10℃をT1とし、暑く感じる例えば30℃をT2とし、異常検知のレベルであるT4、T5としては通常ありえないような例えば60℃、−20℃が設定される。
このように、部屋24の温度の変化をダクト内温度の変化で知り、その温度に応じて送風装置9の送風量を変化させるとともに電動ダンパー5aと電動ダンパー6a、7aを制御することで開口面積を変えて部屋24からの吸気量をダクト内温度に合わせて自動的に変更することが可能となるため使い勝手が向上するともに、温度が高いときには吸気量を増やすことで気流の流れを感じることができるので快適性が向上する。
また、送風装置9の送風量を変化させるだけでなく電動ダンパー5a、6a、7aで開口面積を制御して部屋25、26の吸気量は変えず部屋24の吸気量のみを変えているので余計な電力を送風装置9で消費することがなくなり省エネルギーとなる。
また、温度センサー20の異常をSTEP15、16とSTEP26のG時間の継続で判断し、異常を警告音や表示で使用者に知らせることができるので安全性が向上する。
次に図7のフローチャートおよび図8のタイムチャートを用い部屋24のスイッチ15が操作されたときの動作を説明する。同様の動作の部分については、同じSTEP番号を付与し説明を省略する。
STEP21で使用者が部屋24のスイッチ15をONとし部屋24に入ると、STEP22で制御部21は送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積が大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV4に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
STEP23、STEP24でダクト内臭気濃度Xの変化を制御部21は行っているが常時換気吸気量V1のままだと、タイムチャートのt21でダクト内臭気濃度Xの変化を検知していたものが、STEP22で吸気量をV4に増加していることで、t21より早いt20で検出し、STEP26で制御部21は、送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー5aを開口面積が大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をV2に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、Y1を継続する。
以上の説明において、例えば吸気量V4としては常時換気V1の30m↑3/hより増加したV2の45m↑3/hより小さい吸気量が設定される。
このように、使用者がスイッチ15をONにして部屋24に入ると、使用者が出した匂いが吸気量を増やすことにより、素早く検知することができるので匂いがこもらず快適性が向上する。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図9および図10に示すように制御部30は吸気構造7に設けられたダクト内空気の湿度を検出する湿度センサー31とダクト内温度を検出する温度センサー32の入力値によってもモーター駆動素子8aや電動ダンパー駆動素子5c、6c、7cを制御するとともに湿度センサー31や温度センサー32から異常信号入力があった場合には、発音部22から警告音を出し表示部23には異常表示を行うものである。
上記構成において図11のフローチャートおよび図12のタイミングチャートを用いて湿度センサー31と温度センサー32が取り付けられているダクト内湿度と温度が変化したときの動作を説明する。
STEP1で電源入り切りスイッチがONし通電が開始されると、STEP2で換気扇本体3はモーター8、電動ダンパー5a、6a、7aを制御して部屋24の吸気量をV1、部屋25の吸気量をS1、部屋26の吸気量をY1とする常時換気運転を開始する。
次にタイムチャートのt30のときに使用者が入浴してダクト内湿度が上がり、STEP32において湿度センサー31でダクト内湿度Hを検知しその湿度がH1より大きくなると、STEP33において制御部30は、送風装置9の送風量を減らすとともに電動ダンパー7aを開口面積が小さくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をY2に減少し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、V1を継続する。
また、STEP34においてT<T6の範囲にあるときは、部屋26の吸気量Y2を継続する。
そしてタイムチャートのt31のときに部屋26の温度が上昇し、ステップ34においてダクト内温度がT6≦T<T7の範囲となると、送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー7aを開口面積が大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をY3に増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、V1を継続する。
さらに部屋の温度が上昇し、タイムチャートのt32でダクト内温度がSTEP36のT7≦Tになると、送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー7aを開口面積がさらに大きくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積がさらに小さくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量をY4にさらに増加し、他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、V1を継続する。
また、STEP30、31、39は湿度センサー31の異常を検出STEPで、湿度センサー31の検出湿度がH2<HやH1<Hとなる状態が、K時間以上継続すると湿度センサー31の異常と判断し、発音部22を鳴動させて警告音を出すとともに表示部23に異常表示を行う。
また、STEP46は湿度センサー31の使用上限湿度を判定しており、制御部30がダクト内の湿度が使用上限湿度H4より高いと判断すると、電動ダンパー7aを閉じて部屋26からの吸気量をゼロとする。
また、STEP37、38、44は温度センサー32の異常を検出STEPで、温度センサー32の検出温度がT4<TやT<T5となる状態が、G時間以上継続すると温度センサー32の異常と判断し、発音部22を鳴動させて警告音を出すとともに表示部23に異常表示を行う。
以上の説明において、例えば湿度センサー31の設定湿度としては、湿度H1は使用者が部屋26の浴室にお湯を入れて湿度が上昇する80%程度に異常検知のレベルであるH2、H3としては通常ありえない98%、2%に使用上限湿度H4としては湿度センサー31が分極をしだす95%が設定され、温度センサー32の設定温度としては、T6は使用者が暑く感じる30℃程度、T7は使用者がさらに暑く感じ気流による爽やか感を必要とする35℃程度に設定され、異常検知のレベルであるT4、T5としては通常ありえない60℃、−20℃が設定される。
また、例えば吸気量としてY2は、入浴のため使用者が部屋26に入ってもコールドドラフトを感じにくい20m↑3/h以下である15m↑3/hに、そして部屋26の温度が上がり気流の流れによる爽やか感を感じたい吸気量としてY3は20m3/h、Y4は25m3/hが設定される。
このように、部屋26の湿度の変化により使用者が入浴中かどうかを自動で知り、吸気量は減らすことができるので使い勝手がよく、また使用者が入浴中に部屋の温度が上がると自動的に吸気量を増やして気流の流れによる爽快感を感じさせ快適性が向上する。
また、湿度センサー31や温度センサー32の異常を判断して、警告音や表示で使用者に知らせることができるので安全性が向上する。
また、湿度センサー31が分極する湿度以上となると電動ダンパー7aを閉じて、部屋27からの吸気をなくすので、湿度センサー31の寿命が延び安全性が向上する。
次に図13のフローチャートおよび図14のタイムチャートを用いて部屋26のスイッチ17が操作されたときの動作を説明する。
タイムチャートt10で使用者が部屋26から上がり、部屋26を乾燥させるためにSTEP50でスイッチ17をONすると、STEP51で制御部30は送風装置9の送風量を増やすとともに電動ダンパー7aを開口面積が大きくなる方向に他の電動ダンパー5a、6aを開口面積が小さくなる方向に制御することで、部屋26の吸気量をY5に増加し、他の部屋24、25の吸気量は常時換気と同じS1、V1を継続する。
STEP52、53、54は部屋26の乾燥を知るために制御部30がL時間間隔でダクト内湿度HX、HYの変化で検知している。
そして、ダクト内湿度のL時間間隔の湿度変化がHX=HYとなると制御部30はSTEP56で送風装置9の送風量を減らすとともに電動ダンパー7aを開口面積が小さくなる方向に他の電動ダンパー6a、7aを開口面積が大きくなる方向に制御することで、部屋24の吸気量を常時換気量のY1に他の部屋25、26の吸気量は常時換気と同じS1、V1を継続する。
以上の説明において、部屋26を乾燥させるための吸気量Y5としては、通常100m↑3/h程度が設定され乾燥を判定する時間間隔としては、10分間隔程度に設定される。
このように、部屋26を乾燥させるために使用者がスイッチ17をONすると、制御部30はダクト内湿度の変化を検知することで、部屋26の乾燥を判断して自動的に常時換気の状態に運転を戻すので、スイッチ17のOFFし忘れによる消費電力の増加がなくなるため、無駄な電力を使用しない省エネルギーの換気システムとなる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2と同一部分のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図15において、ガスセンサー40と湿度センサー41は換気扇本体3の排気構造4に設けられている。
これにより、部屋24の臭気濃度が上がり吸気ダクト内の臭気濃度も上がれば、換気扇本体3には1つの排気構造4しかないため、排気構造4に設けたガスセンサー40で検出できる。同じように、部屋26の湿度が上がり吸気ダクト内の湿度も上がれば、換気扇本体3には1つの排気構造4しかないため、排気構造4に設けた湿度センサー41で検出できる。
このように、別々の吸気構造に設けていたガスセンサー40と湿度センサー41を同じ排気構造ないに設けることができるので、配線が容易にできるため組立作業が簡単になりコスト力のある換気システムとなる。
本発明の換気システムは、各部屋の空気の状態をガスセンサー、湿度センサー、温度センサーを吸気構造に設けることによって知ることができるので一般住宅用だけでなく工場などの温度上昇やガスの発生等がある場所にも使用することができる。
本発明の実施の形態1の換気システム構成図 同換気システムのブロック図 同換気システムのダクト内臭気濃度変化時のフローチャート 同換気システムのダクト内臭気濃度変化時のタイムチャート 同換気システムのダクト内温度変化時のフローチャート 同換気システムのダクト内温度変化時のタイムチャート 同換気システムのスイッチ15操作時のフローチャート 同換気システムのスイッチ15操作時のタイムチャート 本発明の実施の形態2の換気システム構成図 同換気システムのブロック図 同換気システムのダクト内温湿度変化時のフローチャート 同換気システムのダクト内温湿度変化時のタイムチャート 同換気システムのスイッチ17操作時のフローチャート 同換気システムのスイッチ17操作時のタイムチャート 本発明の実施の形態3の換気システム構成図 従来の換気システムの実施形態の構造図
符号の説明
4 排気構造
5、6、7 吸気構造
5a、6a、7a 電動ダンパー
5b、6b、7b 風量調整部材
9 送風装置
11、12、13 吸気ダクト
15、16、17 スイッチ
19 ガスセンサー
20 温度センサー
21 制御部
24、25、26 部屋
30 制御部
31 湿度センサー
32 温度センサー
40 ガスセンサー
41 湿度センサー

Claims (12)

  1. 1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の臭気濃度を検知するガスセンサーを有し、前記制御部はダクト内空気の臭気濃度がガスセンサーの値が設定された閾値を超えると前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を増加するものとした換気システム。
  2. 1つの排気構造と風量を調節する電動ダンパーと一体の風量調節部材を設けた複数の吸気構造を設け、内部に単一の送風装置を設けた換気扇本体と、前記各吸気構造と複数の各部屋とを連通する複数の吸気ダクトと、前記各吸気構造を操作するスイッチと、前記電動ダンパーと前記送風装置を制御する制御部と、前記複数の吸気構造の中の1つもしくは複数に設けられたダクト内空気の湿度を検知する湿度センサーを有し、前記制御部はダクト内空気の湿度が上がり前記湿度センサーの値が設定された湿度以上になると前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造からの吸気量を減少するものとした換気システム。
  3. ダクト内空気の臭気濃度に応じた閾値を複数段設け、前記制御部は前記ガスセンサーの値が複数段設けた閾値の超えた閾値に対応して前記ガスセンサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーが設けられている吸気構造からの吸気量を段階的に変化させるものとした請求項1記載の換気システム。
  4. 制御部は、前記ガスセンサーが設けられている前記各吸気構造を操作するスイッチがオンとなった場合には、該当する前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置の送風量を制御し、該当する吸気構造からの吸気量を増やすものとした請求項1または3記載の換気システム。
  5. 吸気構造に前記湿度センサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は湿度センサーの値が設定された湿度以上となったときに、前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記湿度センサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を前記湿度センサーが設定湿度以上になり少なくした吸気量より増加するものとしたものとした請求項2記載の換気システム。
  6. 吸気構造に前記ガスセンサーとともに温度センサーを設け、前記制御部は前記温度センサーの検出値が設定された温度以上になると、前記前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記ガスセンサーと前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を増加するものとした請求項1、3または4記載の換気システム。
  7. 前記温度センサーの検出する温度に合わせて前記制御部は前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御し、前記温度センサーが設けられている前記吸気構造の吸気量を段階的に調整するものとしたものとした請求項6または7記載の換気システム。
  8. 制御部は、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の前記電動ダンパーを操作する前記スイッチをオンしたときには、このスイッチで操作される前記吸気構造の電動ダンパーとそれ以外の前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置のいずれか一つあるいは複数を制御して前記スイッチで操作された前記吸気構造の吸気量を増加させその後前記湿度センサーの検出値が一定時間以上安定すると前記スイッチがオフされなくても前記吸気構造の電動ダンパーと前記送風装置を制御し前記スイッチがオンする前の状態に戻すものとした請求項2、5または7記載の換気システム。
  9. 制御部は、ダクト内空気の湿度が上がり前記湿度センサーの値が設定湿度以上になると、前記湿度センサーが設けられている前記吸気構造の電動ダンパーを制御し吸気口を閉じるものとのした請求項2、5、7または8記載の換気システム。
  10. 前記ガスセンサー、前記湿度センサーで検出する吸気構造が各々1箇所のときには、前記ガスセンサーと前記湿度センサーを前記排気構造に設けるものとした請求項1、2、34、7または8記載の換気システム。
  11. 前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに警告音を発し使用者に知らせるものとした請求項1〜10いずれか記載の換気システム。
  12. 前記ガスセンサー、前記湿度センサー、前記温度センサーで検出した値がある一定時間以上上限値を上回ったり、下限値を下回ったときには前記制御部は異常状態と判断し前記送風装置を停止するとともに前記換気扇本体の表示部に表示させ使用者に知らせるものとした請求項1〜11いずれか記載の換気システム。
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