JPH04184247A - 結露検出装置 - Google Patents
結露検出装置Info
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- JPH04184247A JPH04184247A JP2314551A JP31455190A JPH04184247A JP H04184247 A JPH04184247 A JP H04184247A JP 2314551 A JP2314551 A JP 2314551A JP 31455190 A JP31455190 A JP 31455190A JP H04184247 A JPH04184247 A JP H04184247A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は結露検出装置に関し、特に外部からの電気的ノ
イズによる結露状態の誤判定を防止するようにしたもの
に関する。
イズによる結露状態の誤判定を防止するようにしたもの
に関する。
従来、自動車の冷えたウィンドガラスに車室内の水蒸気
が付着して結露した状態を検出する結露検出装置は知ら
れている。例えば、特開昭62−198551号公報に
は、結露センサを自動車のウィンドガラスに設けるとと
もに、この結露センサからの信号を入力する制御装置を
設け、制御装置が結露センサを介してウィンドガラス上
の結露状態を検出したときには、ヒータコア及びプロア
ファンを作動させ、自動的にウィンドガラスの結露を除
去するようにした自動空気調和装置が記載されている。
が付着して結露した状態を検出する結露検出装置は知ら
れている。例えば、特開昭62−198551号公報に
は、結露センサを自動車のウィンドガラスに設けるとと
もに、この結露センサからの信号を入力する制御装置を
設け、制御装置が結露センサを介してウィンドガラス上
の結露状態を検出したときには、ヒータコア及びプロア
ファンを作動させ、自動的にウィンドガラスの結露を除
去するようにした自動空気調和装置が記載されている。
ところで、結露センサは、一般に、吸湿性高分子の間に
炭素粒を分散させた吸湿性高分子タイプ、或いはアルミ
ン酸カルシューム中に塩化カリュームや塩化ナトリュー
ムどの電界質を分散させた電界質分散タイプからなる薄
膜状の1対の電極を例えば90〜100μmの微小距離
隔てて基板上に設けた電極間隙型のものが用いられてい
る。そして、両電極間の抵抗値は、両電極間に水滴か付
着していない未結露状態のときにはかなり大きく(例え
ば、約100MΩ)なり、また結露状態となって両電極
間に多数の水滴が付着したときには小さく(例えば、約
700にΩ)なるので、両電極間抵抗値を表わす電圧信
号を所定の基準電圧と比較することにより、結露状態で
あるか否かを判定することか可能になる。従って、通常
の場合、結露センサと制御装置とがワイヤハーネスによ
り複数のコネクタを介して接続されるとともに、制御装
置には、結露センサから入力された両電極間抵抗値を表
わす電圧信号を基準電圧と比較する比較回路が設けられ
るとともに、この電圧信号は非常に微弱なので、この比
較回路の直前に電圧信号を増幅する増幅回路が設けられ
ている。
炭素粒を分散させた吸湿性高分子タイプ、或いはアルミ
ン酸カルシューム中に塩化カリュームや塩化ナトリュー
ムどの電界質を分散させた電界質分散タイプからなる薄
膜状の1対の電極を例えば90〜100μmの微小距離
隔てて基板上に設けた電極間隙型のものが用いられてい
る。そして、両電極間の抵抗値は、両電極間に水滴か付
着していない未結露状態のときにはかなり大きく(例え
ば、約100MΩ)なり、また結露状態となって両電極
間に多数の水滴が付着したときには小さく(例えば、約
700にΩ)なるので、両電極間抵抗値を表わす電圧信
号を所定の基準電圧と比較することにより、結露状態で
あるか否かを判定することか可能になる。従って、通常
の場合、結露センサと制御装置とがワイヤハーネスによ
り複数のコネクタを介して接続されるとともに、制御装
置には、結露センサから入力された両電極間抵抗値を表
わす電圧信号を基準電圧と比較する比較回路が設けられ
るとともに、この電圧信号は非常に微弱なので、この比
較回路の直前に電圧信号を増幅する増幅回路が設けられ
ている。
上記特開昭62−198551号公報に記載の自動空気
調和装置のように、電極間隙型結露センサを用いた結露
検出装置を自動車に適用し、この結露センサを車室内の
ウィンドガラスに設けて、ウィンドガラス表面の結露を
検出する場合、結露センサをウィンドガラスに取付ける
関係上、結露センサと制御装置とがワイヤハーネスによ
り複数のコネクタを介して接続されており、しかも結露
センサは制御装置に対してハイインピーダンスになって
いるので、このコネクタ部で外部からの電気的ノイズの
影響を受は易い。従って、この結露センサから入力され
た両電極間抵抗値を表わす非常に微弱な電圧信号に電気
的ノイズが含まれたときには、電圧信号のS/N比(信
号対雑音比)か小さくなり、このノイズを含んだ電圧信
号か増幅回路で増幅された後判定回路で判定されるので
、このノイズにより結露状態でないにも拘わらず判定回
路により結露状態であると判定され、デフロスタ−が誤
動作するという問題がある。
調和装置のように、電極間隙型結露センサを用いた結露
検出装置を自動車に適用し、この結露センサを車室内の
ウィンドガラスに設けて、ウィンドガラス表面の結露を
検出する場合、結露センサをウィンドガラスに取付ける
関係上、結露センサと制御装置とがワイヤハーネスによ
り複数のコネクタを介して接続されており、しかも結露
センサは制御装置に対してハイインピーダンスになって
いるので、このコネクタ部で外部からの電気的ノイズの
影響を受は易い。従って、この結露センサから入力され
た両電極間抵抗値を表わす非常に微弱な電圧信号に電気
的ノイズが含まれたときには、電圧信号のS/N比(信
号対雑音比)か小さくなり、このノイズを含んだ電圧信
号か増幅回路で増幅された後判定回路で判定されるので
、このノイズにより結露状態でないにも拘わらず判定回
路により結露状態であると判定され、デフロスタ−が誤
動作するという問題がある。
本発明の目的は、結露状態を確実に検出できしかもコン
パクト化し得るような結露検出装置を提供することにあ
る。
パクト化し得るような結露検出装置を提供することにあ
る。
第1請求項に係る結露検出装置は、基板上に薄膜状の1
対の電極を微小圧離隔てて配置した電極間隙型結露セン
サと、結露センサから両電極間抵抗値を表わす電圧信号
を受けてそれを増幅する増幅回路と、この増幅回路の出
力を受けて基準電圧と比較することにより結露状態にな
ったか否かを判定する判定回路とを備えた結露検出装置
において、増幅回路を基板上に設けたものである。
対の電極を微小圧離隔てて配置した電極間隙型結露セン
サと、結露センサから両電極間抵抗値を表わす電圧信号
を受けてそれを増幅する増幅回路と、この増幅回路の出
力を受けて基準電圧と比較することにより結露状態にな
ったか否かを判定する判定回路とを備えた結露検出装置
において、増幅回路を基板上に設けたものである。
第2請求項に係る結露検出装置は、上記第1請求項に係
る結露検出装置おいて、判定回路を基板上に設けたもの
である。
る結露検出装置おいて、判定回路を基板上に設けたもの
である。
第1請求項に係る結露検出装置においては、結露センサ
から両電極間抵抗値を表わす電圧信号を受けてそれを増
幅する増幅回路を電極間隙型結露センサの基板上に組み
込んで設けたので、結露センサの画電極と増幅回路とは
コネクタを用いることなく基板上でプリント配線などに
より直接に接続することができ、電圧信号がこの接続部
において外部からの電気的なノイズを受ける可能性は殆
となくなる。しかも、結露センサからの電圧信号は直ち
に増幅されて判定回路に供給されるので、増幅回路と判
定回路とかワイヤハーネスにより複数のコネクタを介し
て接続されていて、このコネクタ部で増幅された電圧信
号に電気的ノイズか含まれた場合でも、この増幅された
電圧信号のS/N比は大きくなっており、判定回路はノ
イズを無視して電圧信号に基いて結露状態を正確に判定
することができる。
から両電極間抵抗値を表わす電圧信号を受けてそれを増
幅する増幅回路を電極間隙型結露センサの基板上に組み
込んで設けたので、結露センサの画電極と増幅回路とは
コネクタを用いることなく基板上でプリント配線などに
より直接に接続することができ、電圧信号がこの接続部
において外部からの電気的なノイズを受ける可能性は殆
となくなる。しかも、結露センサからの電圧信号は直ち
に増幅されて判定回路に供給されるので、増幅回路と判
定回路とかワイヤハーネスにより複数のコネクタを介し
て接続されていて、このコネクタ部で増幅された電圧信
号に電気的ノイズか含まれた場合でも、この増幅された
電圧信号のS/N比は大きくなっており、判定回路はノ
イズを無視して電圧信号に基いて結露状態を正確に判定
することができる。
第2請求項に係る結露検出装置においては、前記第1請
求項に係る結露検出装置と同様に作用し、更に判定回路
をワイヤハーネスにより複数のコネクタを介して例えば
制御装置内に別途設けることなく結露センサの基板上に
組み込んで設けたので、結露検出装置を大幅にコンパク
ト化することができる。
求項に係る結露検出装置と同様に作用し、更に判定回路
をワイヤハーネスにより複数のコネクタを介して例えば
制御装置内に別途設けることなく結露センサの基板上に
組み込んで設けたので、結露検出装置を大幅にコンパク
ト化することができる。
第1請求項に係る結露検出装置によれば、〔作用〕の項
で説明したように、増幅回路を電極間隙型結露センサの
基板上に組み込んで設けたので、結露センサからの電圧
信号が電気的なノイズに影響される可能性は殆どなくな
る。
で説明したように、増幅回路を電極間隙型結露センサの
基板上に組み込んで設けたので、結露センサからの電圧
信号が電気的なノイズに影響される可能性は殆どなくな
る。
また、増幅された電圧信号に電気的ノイズが含まれた場
合でも、この電圧信号のS/N比は大きいので、判定回
路により結露状態を正確に判定することができる。
合でも、この電圧信号のS/N比は大きいので、判定回
路により結露状態を正確に判定することができる。
第2請求項に係る結露検出装置によれば、判定回路を結
露センサの基板上に組み込んで設けたので、結露検出装
置を大幅にコンパクト化することができる。
露センサの基板上に組み込んで設けたので、結露検出装
置を大幅にコンパクト化することができる。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。本実施例は、自動車のウィンドガラスの結露状態を検
出する結露検出装置に本発明を適用した場合のものであ
る。
。本実施例は、自動車のウィンドガラスの結露状態を検
出する結露検出装置に本発明を適用した場合のものであ
る。
第1図に示すように、自動車の空調装置ACには、プロ
アファン1とエバポレータ2とヒータコア3などをユニ
ット化した空調ユニット4のケーシングとしてのユニッ
トダクト5から延びるメインダクト6と、デフダクト7
どが設けられ、メインダクト6の下流端には複数のベン
ト吹出口8が設けられ、デフダクト7の途中部にはフロ
ントウィンド9の下縁近傍部に沿ってインストルメント
パネルの上面前端部に開口する左右1対のデフロスタ吹
出口11が設けられ、デフダクト7の下流端には左右1
対のサイドデフロスタ吹出口12が設けられ、ユニット
ダクト5には暖房時に車室内に温風を吹出す足元吹出口
13が設けられている。
アファン1とエバポレータ2とヒータコア3などをユニ
ット化した空調ユニット4のケーシングとしてのユニッ
トダクト5から延びるメインダクト6と、デフダクト7
どが設けられ、メインダクト6の下流端には複数のベン
ト吹出口8が設けられ、デフダクト7の途中部にはフロ
ントウィンド9の下縁近傍部に沿ってインストルメント
パネルの上面前端部に開口する左右1対のデフロスタ吹
出口11が設けられ、デフダクト7の下流端には左右1
対のサイドデフロスタ吹出口12が設けられ、ユニット
ダクト5には暖房時に車室内に温風を吹出す足元吹出口
13が設けられている。
シャッタ14・15・16はアクチュエータ17で開閉
駆動され、シャッタ18・19はアクチュエータ20で
開閉駆動され、空調ユニット4のプロアファン1上流側
の吸入部には外気取入口21と内気取入口22とが設け
られ、外気取入口21と内気取入口22とを開閉する内
外気切換えシャッタ24はアクチュエータ25で開閉駆
動されるようになっている。上記空調装置ACを操作す
るスイッチ類がインストルメントパネルに設けられ、こ
れらスイッチ類の操作に従ってコントロールユニット(
第2図参照)26によってプロアファンlとヒータコア
3とアクチュエータ17・20・25とコンプレッサの
電磁クラッチなどが制御される。
駆動され、シャッタ18・19はアクチュエータ20で
開閉駆動され、空調ユニット4のプロアファン1上流側
の吸入部には外気取入口21と内気取入口22とが設け
られ、外気取入口21と内気取入口22とを開閉する内
外気切換えシャッタ24はアクチュエータ25で開閉駆
動されるようになっている。上記空調装置ACを操作す
るスイッチ類がインストルメントパネルに設けられ、こ
れらスイッチ類の操作に従ってコントロールユニット(
第2図参照)26によってプロアファンlとヒータコア
3とアクチュエータ17・20・25とコンプレッサの
電磁クラッチなどが制御される。
上記インストルメントパネルのスイッチ操作によりデフ
モードが設定されたときには、コントロールユニット2
6により、アクチュエータ17を介してシャッタ15は
開かれ且つシャッタ14・16は閉じられ、アクチュエ
ータ20を介してシャッタ18・19は夫々仮想線位置
へ切換えられ、更にプロアファンlとヒータコア3とが
駆動される。従って、プロアファンlの作動により外気
取入口21から吸入された外気はヒータコア3で加温さ
れて温風となりデフダクト7へ送給され、デフロスタ吹
出口11から吹き出し、フロントウィンド9の内面に沿
って上昇し、フロントウィンド9の水蒸気などによる結
露が除去される。
モードが設定されたときには、コントロールユニット2
6により、アクチュエータ17を介してシャッタ15は
開かれ且つシャッタ14・16は閉じられ、アクチュエ
ータ20を介してシャッタ18・19は夫々仮想線位置
へ切換えられ、更にプロアファンlとヒータコア3とが
駆動される。従って、プロアファンlの作動により外気
取入口21から吸入された外気はヒータコア3で加温さ
れて温風となりデフダクト7へ送給され、デフロスタ吹
出口11から吹き出し、フロントウィンド9の内面に沿
って上昇し、フロントウィンド9の水蒸気などによる結
露が除去される。
次に、フロントウィンド9の結露状態を自動的に検出す
る結露検出装置31について、第1図〜第4図に基いて
説明する。
る結露検出装置31について、第1図〜第4図に基いて
説明する。
第1図〜第3図に示すように、矩形状(例えば、1■X
2on)のセラミック基板32上の右半部には、薄膜状
で櫛上に形成された1対の電極33を微小距離(例えば
、90〜100μm)隔てて相対向するように電極間隙
型の結露センサ34が設けられ、セラミック基板32の
左半部には、増幅回路36及び判定回路37を有す□る
結露判定回路35が設けられ、この結露検出装置31は
フロントウィンド9の内面の上端部に取付けられている
。
2on)のセラミック基板32上の右半部には、薄膜状
で櫛上に形成された1対の電極33を微小距離(例えば
、90〜100μm)隔てて相対向するように電極間隙
型の結露センサ34が設けられ、セラミック基板32の
左半部には、増幅回路36及び判定回路37を有す□る
結露判定回路35が設けられ、この結露検出装置31は
フロントウィンド9の内面の上端部に取付けられている
。
尚、結露判定回路35は保護用のカバー40で覆われて
いる。
いる。
この結露センサ34の電極33は、吸湿性高分子の間に
炭素粒を分散させた吸湿性高分子タイプ、或いはアルミ
ン酸カルシューム中に塩化カリュームや塩化ナトリュー
ムどの電界質を分散させた電界質分散タイプからなる薄
膜状であり、判定回路37に直接接続されている。
炭素粒を分散させた吸湿性高分子タイプ、或いはアルミ
ン酸カルシューム中に塩化カリュームや塩化ナトリュー
ムどの電界質を分散させた電界質分散タイプからなる薄
膜状であり、判定回路37に直接接続されている。
ところで、前記フロントウィンド9に発生する結露状態
を変化させながら測定した両電極33間の抵抗値Rは第
5図に抵抗値曲線で示すように、結露開始時つまり両電
極33間に水滴が付着していない未結露状態のときには
約100MΩであるが、100%近い結露状態である結
露判定レベル「l」のときには、両電極間に水滴が多数
付着しているので約700にΩに減少する。
を変化させながら測定した両電極33間の抵抗値Rは第
5図に抵抗値曲線で示すように、結露開始時つまり両電
極33間に水滴が付着していない未結露状態のときには
約100MΩであるが、100%近い結露状態である結
露判定レベル「l」のときには、両電極間に水滴が多数
付着しているので約700にΩに減少する。
次に、結露センサ34から両電極間抵抗値Rを表わす電
圧信号を受けて、結露状態であるか否かを判別する結露
判別回路35について、第4図に基いて説明する。
圧信号を受けて、結露状態であるか否かを判別する結露
判別回路35について、第4図に基いて説明する。
先ず、オペアンプ(演算増幅器)38を用いた正相増幅
回路36について説明すると、電源電圧が約12Vであ
るバッテリEにより結露センサ34と抵抗R1との接続
点である分圧点piに印加される電圧(分圧)elがオ
ペアンプ38のプラス端子に印加されるとともに、抵抗
R2・R3により決定された電圧e2がオペアンプ38
のマイナス端子に印加されるので、オペアンプ38の出
力端子から両電圧e1・e2の差分に増幅変人を乗じた
出力電圧e3が出力され、この電圧e3は判定回路37
のコンパレータ39のマイナス端子に印加される。ここ
で、前記電圧elは結露センサ34からの両電極33間
の抵抗値Rを表わす電圧信号である。ここで、抵抗R3
は帰還用の抵抗で、オペアンプ38による電圧増幅度A
=(R2十R3)/R2である。
回路36について説明すると、電源電圧が約12Vであ
るバッテリEにより結露センサ34と抵抗R1との接続
点である分圧点piに印加される電圧(分圧)elがオ
ペアンプ38のプラス端子に印加されるとともに、抵抗
R2・R3により決定された電圧e2がオペアンプ38
のマイナス端子に印加されるので、オペアンプ38の出
力端子から両電圧e1・e2の差分に増幅変人を乗じた
出力電圧e3が出力され、この電圧e3は判定回路37
のコンパレータ39のマイナス端子に印加される。ここ
で、前記電圧elは結露センサ34からの両電極33間
の抵抗値Rを表わす電圧信号である。ここで、抵抗R3
は帰還用の抵抗で、オペアンプ38による電圧増幅度A
=(R2十R3)/R2である。
一方、コンパレータ39を用いた判定回路37について
説明すると、バッテリEにより抵抗R4と抵抗R5との
接続点である分圧点p2に印加される電圧(分圧)e4
が基準電圧としてコンパレータ39のプラス端子に印加
されるので、電圧e3が基準電圧e4以下ときにはコン
パレータ37の出力電圧e5は12Vであるが、電圧e
3が基準電圧e4よりも大きくなったときはコンパレー
タ39の出力電圧e5はOVになり、この出力電圧e5
がコントロールユニット26に入力される。
説明すると、バッテリEにより抵抗R4と抵抗R5との
接続点である分圧点p2に印加される電圧(分圧)e4
が基準電圧としてコンパレータ39のプラス端子に印加
されるので、電圧e3が基準電圧e4以下ときにはコン
パレータ37の出力電圧e5は12Vであるが、電圧e
3が基準電圧e4よりも大きくなったときはコンパレー
タ39の出力電圧e5はOVになり、この出力電圧e5
がコントロールユニット26に入力される。
尚、両電極間抵抗値Rが約100MΩのときに、電圧e
2が電圧elよりも幾分高い電圧となるように、抵抗R
1−R2・R3の抵抗値が夫々設定されている。更に、
第5図に示すように結露判定レベルが例えば「4」とな
って両電極間抵抗値Rが約5MΩのときに、コンパレー
タ39の出力電圧e5が12VからOvに変化するよう
に、抵抗R4・R5・R6の抵抗値が夫々設定されてい
る。
2が電圧elよりも幾分高い電圧となるように、抵抗R
1−R2・R3の抵抗値が夫々設定されている。更に、
第5図に示すように結露判定レベルが例えば「4」とな
って両電極間抵抗値Rが約5MΩのときに、コンパレー
タ39の出力電圧e5が12VからOvに変化するよう
に、抵抗R4・R5・R6の抵抗値が夫々設定されてい
る。
次に、結露検出装置31の作用について説明する。
両電極33間に水滴が付着していないときには、両電極
間抵抗値Rは約100MΩなので、分圧点p1に印加さ
れる電圧elが小さくなり、これにより両電圧e1・e
2の差電圧も小さく、出力電圧e3は基準電圧e4以下
となって出力電圧e5には12Vが出力される。一方、
両電極33間に水滴が多数付着して両電極間抵抗値Rが
約5MΩまで減少したときには、電圧e1が大きくなる
のに伴って出力電圧e3が大きくなり、電圧e3か基準
電圧e4よりも大きくなったときにコンパレ1−夕39
の出力電圧e5はOVになる。従って、出力電圧e5が
12VからOVに変化することにより結露状態を確実に
検出することができる。その結果、コントロールユニッ
ト26によりデフモードが設定されるので、前述したよ
うに、ヒータコア3で加温された温風がデフダクト7へ
送給され、デフロスタ吹出口11から吹き出し、フロン
トウィンド9の水蒸気などによる結露が除去される。
間抵抗値Rは約100MΩなので、分圧点p1に印加さ
れる電圧elが小さくなり、これにより両電圧e1・e
2の差電圧も小さく、出力電圧e3は基準電圧e4以下
となって出力電圧e5には12Vが出力される。一方、
両電極33間に水滴が多数付着して両電極間抵抗値Rが
約5MΩまで減少したときには、電圧e1が大きくなる
のに伴って出力電圧e3が大きくなり、電圧e3か基準
電圧e4よりも大きくなったときにコンパレ1−夕39
の出力電圧e5はOVになる。従って、出力電圧e5が
12VからOVに変化することにより結露状態を確実に
検出することができる。その結果、コントロールユニッ
ト26によりデフモードが設定されるので、前述したよ
うに、ヒータコア3で加温された温風がデフダクト7へ
送給され、デフロスタ吹出口11から吹き出し、フロン
トウィンド9の水蒸気などによる結露が除去される。
このように、増幅回路36や判定回路37を結露センサ
34が設けられているセラミック基板32上に組み込ん
で一体的に設けたので、結露センサ34の両電極33と
増幅回路36とはコネクタを用いることなく直接に接続
することができ、電気的ノイズをキャッチするアンテナ
作用に供する部分が皆無となり、両電極間抵抗値Rを表
わす電圧e1つまり電圧信号が外部からの電気的なノイ
ズに影響される可能性は殆どなくなる。しかも、結露セ
ンサ34からの電圧信号は増幅回路36で直ちに増幅さ
れて判定回路37に供給されるので、増幅回路36と判
定回路37との間で電気的ノイズの影響を受けた場合で
も、この増幅されたオペアンプ38の出力電圧e3のS
/N比は大きくなっており、判定回路37はこのノイズ
を無視して出力電圧e3に基いて結露状態を正確に判定
することができる。
34が設けられているセラミック基板32上に組み込ん
で一体的に設けたので、結露センサ34の両電極33と
増幅回路36とはコネクタを用いることなく直接に接続
することができ、電気的ノイズをキャッチするアンテナ
作用に供する部分が皆無となり、両電極間抵抗値Rを表
わす電圧e1つまり電圧信号が外部からの電気的なノイ
ズに影響される可能性は殆どなくなる。しかも、結露セ
ンサ34からの電圧信号は増幅回路36で直ちに増幅さ
れて判定回路37に供給されるので、増幅回路36と判
定回路37との間で電気的ノイズの影響を受けた場合で
も、この増幅されたオペアンプ38の出力電圧e3のS
/N比は大きくなっており、判定回路37はこのノイズ
を無視して出力電圧e3に基いて結露状態を正確に判定
することができる。
更に、判定回路37をコントロールユニット26などに
別途設けることなくセラミック基板32上に組み込んだ
ので、結露検出装置31を大幅にコンパクト化すること
ができる。
別途設けることなくセラミック基板32上に組み込んだ
ので、結露検出装置31を大幅にコンパクト化すること
ができる。
尚、結露センサ34を設けたセラミック基板32に増幅
回路36だけを設けることも可能である。
回路36だけを設けることも可能である。
尚、結露状態を自動的に検出する種々の結露検出装置に
本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明を適用し得ることは勿論である。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は空調装置
の全体構成図、第2図は結露検出装置を含み空調装置の
制御系の構成図、第3図は結露検出装置の正面図、第4
図は増幅回路及び判定回路の回路図、第5図は結露セン
サの両電極間抵抗値の抵抗値曲線の線図である。 31・・結露検出装置、 32・・セラミック基板、
33・・電極、 34・・結露センサ、35・・
結露判定回路、 36・・増幅回路、37・・判定回路
。
の全体構成図、第2図は結露検出装置を含み空調装置の
制御系の構成図、第3図は結露検出装置の正面図、第4
図は増幅回路及び判定回路の回路図、第5図は結露セン
サの両電極間抵抗値の抵抗値曲線の線図である。 31・・結露検出装置、 32・・セラミック基板、
33・・電極、 34・・結露センサ、35・・
結露判定回路、 36・・増幅回路、37・・判定回路
。
Claims (2)
- (1)基板上に薄膜状の1対の電極を微小距離隔てて配
置した電極間隙型結露センサと、前記結露センサから両
電極間抵抗値を表わす電圧信号を受けてそれを増幅する
増幅回路と、この増幅回路の出力を受けて基準電圧と比
較することにより結露状態になったか否かを判定する判
定回路とを備えた結露検出装置において、 前記増幅回路を前記基板上に設けたことを特徴とする結
露検出装置。 - (2)前記判定回路を前記基板上に設けたことを特徴と
する第1請求項に記載の結露検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314551A JPH04184247A (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 結露検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314551A JPH04184247A (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 結露検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04184247A true JPH04184247A (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=18054650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2314551A Pending JPH04184247A (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 結露検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04184247A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006208219A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 水滴浸入検出装置 |
JP2006308422A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 車載用半導体センサ |
JP2009042097A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Seiko Npc Corp | 水素ガスセンサ |
JP2012078285A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Ricoh Co Ltd | 電気素子、集積素子及び電子回路 |
JP2012122861A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
JP2012122863A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
JP2012122862A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP2314551A patent/JPH04184247A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006208219A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 水滴浸入検出装置 |
JP2006308422A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 車載用半導体センサ |
JP2009042097A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Seiko Npc Corp | 水素ガスセンサ |
JP2012078285A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Ricoh Co Ltd | 電気素子、集積素子及び電子回路 |
JP2012122861A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
JP2012122863A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
JP2012122862A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 露点計測装置および気体特性測定装置 |
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