JP2012501040A - マンガン乾電池 - Google Patents

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Abstract

本発明のマンガン乾電池は、二酸化マンガンを含む正極合剤、亜鉛を含む負極缶、正極合剤と負極缶との間に配された隔離層、および電解液を備える。正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%以下であり、電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%以下である。本発明は、保存時の電池電圧の低下が抑制され、保存特性に優れた、高信頼性のマンガン乾電池を提供する。

Description

本発明は、マンガン乾電池に関し、特に、マンガン乾電池における正極合剤および電解液の改良に関する。
従来から、マンガン乾電池の性能向上を目的として、様々な検討が行われている。例えば、特許文献1では、電池組立て時に、電解液中のアルカリ金属等が二酸化マンガンの細孔に吸着する量を低減し、放電性能を改善するため、電解液中のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の含有量を硫酸塩換算で0.3重量%以下とすることが提案されている。
また、特許文献2では、正極活物質である二酸化マンガン中に含まれるニッケル等の不純物による負極缶の腐食を抑制するため、正極活物質に、ニッケル含有量0.04重量%以下、コバルト含有量0.03重量%以下、および銅含有量0.03重量%以下である二酸化マンガンを用いることが提案されている。
しかし、特許文献1では、二酸化マンガン中のニッケル含有量が多いと、保存時に電池電圧が低下し、保存特性が低下する場合がある。特許文献2では、電解液中のナトリウム含有量が多いと、保存時に電池電圧が低下し、保存特性が低下する場合がある。電池内部に存在する不純物の電池の保存特性への影響については、依然として、十分に検討されていない。
特開2001−189157号公報 特開平8−83611号公報
そこで、本発明は、上記従来の問題を解決するため、保存特性に優れた高信頼性のマンガン乾電池を提供することを目的とする。
本発明は、二酸化マンガンを含む正極合剤、亜鉛を含む負極缶、前記正極合剤と前記負極缶との間に配される隔離層、および電解液、を備えるマンガン乾電池であって、前記正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%以下であり、前記電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%以下であることを特徴とするマンガン乾電池に関する。
前記正極合剤は、二酸化マンガン、導電剤、および電解液の混合物からなり、前記正極合剤中の二酸化マンガン含有量は40〜60重量%であるのが好ましい。
前記二酸化マンガンは、天然二酸化マンガンおよび電解二酸化マンガンの少なくとも一方であるのが好ましい。
前記天然二酸化マンガン中のニッケル含有量は0.11重量%以下であるのが好ましい。
前記電解二酸化マンガン中のナトリウム含有量は0.4重量%であるのが好ましい。
本発明のマンガン乾電池においては、初期の20℃における開路電圧(mV)をV1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の20℃における開路電圧(mV)をV2とすると、V1−V2が50以下であることが好ましい。
本発明のマンガン乾電池においては、単1形において、初期の連続放電時間をT1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の連続放電時間をT2とし、前記連続放電は20℃の環境下にて2.2Ωの定抵抗で閉路電圧が0.9Vに達するまで行うものとすると、T2/T1は0.85以下であることが好ましい。
本発明によれば、保存時の電池電圧の低下が抑制され、保存特性に優れた、高信頼性のマンガン乾電池を提供することができる。
本発明の実施形態のマンガン乾電池の一部を断面にした正面図である。
本発明者は、電池内部に存在する不純物の電池の保存特性への影響について鋭意検討した。その結果、二酸化マンガン中に含まれるニッケルおよび電解液中に含まれるナトリウムが電池の保存特性に大きな影響を及ぼすことを見出した。二酸化マンガン中のニッケル含有量を0.04重量%以下に低減し、電解液中のナトリウム含有量を0.8重量%以下に低減することにより、電池の保存特性の低下が抑制されることを見出した。
すなわち、本発明は、二酸化マンガンを含む正極合剤、亜鉛を含む負極缶、前記正極合剤と前記負極缶との間に配される隔離層、および電解液、を備えるマンガン乾電池に関する。そして、本発明は、前記正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%以下であり、前記電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%以下である点に特徴を有する。
これにより、保存時の電池電圧の低下が抑制され、保存特性に優れた、高信頼性のマンガン乾電池を提供することができる。なお、上記の正極合剤中のニッケル含有量および電解液中のナトリウム含有量は、初期の電池(例えば、電池を製造してから1週間以内)の量である。なお、それ以降では、電池保存後の上記ニッケル含有量およびナトリウム含有量はほとんど変わらない。
正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%を超えると、ニッケル酸化物の存在量が多くなり、ニッケルは電解液中にニッケルイオンとして溶出する。これにより、負極缶中の亜鉛の水素過電圧が低下し、負極缶が腐食する。この腐食により、内部抵抗が増大し、保存後の放電性能が低下する。
電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%を超えると、正極合剤中に存在するナトリウムイオンは、電子がリッチな状態である負極缶表面にて、電池内に存在する酸素と反応を起こす。その結果、導電性を有するナトリウム酸化物の針状結晶が生成する。このようにして生成したナトリウム酸化物の針状結晶がセパレータを突き破り、内部短絡を生じる場合がある。
正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%を超え、かつ電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%を超えると、ナトリウム酸化物の針状結晶がセパレータを突き破ることによる内部短絡が引き起こす微弱放電が起こり、したがってセパレータ近傍のpHが酸性側にシフトする。よって、二酸化マンガン中のニッケル酸化物がニッケルイオンとなり電解液中に溶出しやすくなる。この溶出したニッケルイオンが、負極側へ移動して亜鉛を含む負極缶の表面に析出すると、析出したニッケルは亜鉛と局部電池を構成する。これにより、ニッケルとの反応により亜鉛が消費されるため、電池電圧が大幅に低下する。
ニッケル含有量が少ないほど正極合剤中のニッケル酸化物の存在量は少なくなり、したがって電解液中に溶出するニッケルイオンは少なくなる。正極合剤中のニッケル含有量は0〜0.25重量%であるのが好ましい。
ナトリウム含有量が少ないほど導電性を有するナトリウム酸化物の針状結晶は形成され難くなり、したがって内部短絡が抑制される。電解液中のナトリウム含有量は0〜0.53重量%であるのが好ましい。
正極合剤中に含まれるニッケルは、二酸化マンガン中に不純物として存在するニッケルに由来する。二酸化マンガンには、例えば、電解二酸化マンガン(EMD)および天然二酸化マンガン(NMD)が用いられる。NMDは、不純物が多いため、予め定量分析して品質を確認するのが好ましい。
NMD中のニッケル含有量は0.11重量%以下が好ましく、さらに好ましくは0.08重量%以下である。
一般的なマンガン乾電池においては、正極合剤中の二酸化マンガン含有量は40〜60重量%である。二酸化マンガンにNMDのみを用いた場合でも、NMD中のニッケル含有量および正極合剤中の二酸化マンガン含有量が上記の範囲内であれば、正極合剤中のニッケル含有量を0.04重量%以下に抑制することができる。
なお、EMDはNMDと比べて不純物として含まれるニッケル量は少ない。常法により得られるEMDではニッケル含有量が0.11重量%を超えることはないが、使用前に定量分析してEMDの品質を確認しておくことが好ましい。
NMD中のニッケル含有量は、例えば、NMDを酸で溶解させて不溶分を濾別した後、誘導結合プラズマ発光分光分析法(以下、ICP発光分光分析法)により求められる。また、正極合剤中のニッケル含有量も、同様の方法で求められる。
電解液中に含まれるナトリウムは、電解液の製造過程で混入する。電解液である塩化亜鉛水溶液の製造方法として、例えば、プリント配線基盤の製造時に生じるエッチング廃液(塩化第二銅を含有する塩酸酸性溶液)を活性炭で処理した処理液を用いる方法が挙げられる(特開平6−145829号公報)。この方法では、塩化亜鉛水溶液中にエッチング廃液に含まれるナトリウムが残留する。したがって、あらかじめ原子吸光光度法等により定量分析して品質を確認するのが好ましい。上記エッチング廃液中のナトリウム含有量は0.5重量%以下が好ましく、さらに好ましくは0.1重量%以下である。
電解液用の水としては、例えば、市水または工業用水(硬水)を、逆浸透膜(RO膜)または陽イオン交換樹脂を通過させた水を用いるのが好ましい。RO膜は、水中に含まれるイオンや塩類等の不純物を除去する性質を有する。イオン交換樹脂は、RO膜よりも高いイオン除去能を有する。製造コストに応じて、RO膜またはイオン交換樹脂を適宜選択すればよい。または、両者を組み合わせて用いてもよい。イオン交換樹脂には、例えば、ナトリウムイオンを水素イオンに置換するH型強酸性陽イオン交換樹脂が用いられる。なお、硬水から軟水を得る一般的な軟水器では、Na型強酸性陽イオン交換樹脂が用いられており、水中のミネラル分をナトリウムに置換してナトリウム含有量が増大するため、軟水器の使用に対しては注意が必要である。
また、マンガン乾電池内の電解液に含まれるナトリウムは、EMDに含まれるナトリウムに由来する場合もある。例えば、EMD作製時における中和工程で、脱酸剤として公知の水酸化ナトリウムや炭酸水素ナトリウム水溶液を用いる場合、EMD中にナトリウムが残留する。電解液中のナトリウム含有量を0.8重量%以下に確実に低減するためには、EMDに含まれるナトリウム含有量は0.4重量%以下であるのが好ましく、さらに好ましくは0.2重量%以下である。EMD中のナトリウム含有量を上記範囲内に低減するためには、例えば、上記の水酸化ナトリウム水溶液を用いた中和工程の後に充分な水洗または高圧で水蒸気洗浄を行えばよい。水としては、上記イオン交換樹脂またはRO膜で処理された水を用いるのが好ましい。また、EMD中のナトリウム量を低減するためには、例えば、上記中和工程において、脱酸剤に水酸化ナトリウムのような塩基性ナトリウム塩以外の脱酸剤を用いればよい。具体的には、中和工程に水酸化カリウム、塩化アンモニウム、または水酸化アンモニウムを用いればよい。EMD中のナトリウム含有量は、例えば、EMDを酸溶解して不溶分を濾別後、原子吸光光度法により求められる。
なお、NMDでは、通常、不純物として含まれるナトリウム量は0.1重量%程度以下であり、ナトリウム含有量が0.4重量%を超えることはない。しかし、使用前に定量分析してNMDの品質を確認しておくことが好ましい。
本発明のマンガン乾電池における電解液中のナトリウム含有量は、例えば、正極合剤またはセパレータ中に含まれる電解液をサンプリングして、原子吸光光度法により求められる。
正極合剤と負極缶との間に配される隔離層には、例えば、クラフト紙の片面に糊材を塗布し乾燥させて、片面に糊層が形成されたクラフト紙が用いられる。糊材には、例えば、架橋デンプンとポリ酢酸ビニルを主とする結着剤とをアルコール系溶媒に溶かしたものが用いられる。または、隔離層は糊層のみで構成されていてもよい。本発明は、隔離層として片面に糊層が形成されたクラフト紙を用いたペーパラインド式マンガン乾電池だけでなく、隔離層を糊層のみで構成した糊式マンガン乾電池にも適用できる。
負極缶には、例えば、少量の鉛を含む亜鉛合金(鉛含有量:0.05〜0.6重量%)が用いられる。
以下、本発明のマンガン乾電池の一実施形態を、図1を参照しながら説明する。図1は、単1形マンガン乾電池(R20)の一部を断面にした正面図である。
有底円筒形の亜鉛負極缶4内に円筒形の正極合剤1が収納されている。正極合剤1と負極缶4との間にはセパレータ3が配置されている。セパレータ3には、例えば、クラフト紙に、架橋デンプンとポリ酢酸ビニルを主とする結着剤とをアルコール系溶媒に溶かした糊材を塗布し乾燥させたものが用いられる。セパレータ3は、糊材が塗布された面が負極缶4に対向するように配されている。正極合剤1内に、カーボン粉末を焼結して得られた炭素棒2(正極集電体)が挿入されている。
正極合剤1には、例えば、粉末状の二酸化マンガンと、アセチレンブラック等の粉末状の導電剤と、電解液との混合物が用いられる。正極合剤1中の二酸化マンガン含有量は、40〜60重量%が好ましい。二酸化マンガンには、EMD、NMD、またはそれらの混合物が用いられる。
NMDは、EMDに比べて安価であるが純度が低い。従って、製造コストを抑えた電池設計を行う場合には、NMDおよびEMDの混合重量比は、例えば、100〜70:0〜30とすればよい。高性能な電池設計を行う場合には、NMDおよびEMDの混合重量比は、例えば、0〜30:100〜70とすればよい。製造コストと高性能とのバランスを鑑みコストパフォーマンスに優れた電池設計を行う場合には、NMDおよびEMDの混合重量比は、例えば、40〜60:60〜40とすればよい。
正極合剤は、二酸化マンガンおよび導電剤を3〜7:1の重量比で含むのが好ましい。正極合剤は、二酸化マンガンおよび導電剤と、電解液とを、1.0〜1.7:1の重量比で含むのが好ましい。二酸化マンガン粉末の平均粒径は、例えば20〜50μmである。アセチレンブラック粉末の比表面積は、例えば40〜100m2/gである。電解液には、塩化亜鉛を含む水溶液が用いられる。電解液に塩化アンモニウムを少量添加してもよい。
樹脂製のガスケット5は、その中央部の孔に円柱状の炭素棒2が挿入されている。なお、炭素棒2におけるガスケット5の孔との接触部分、およびガスケット5の外周部下面の溝と負極缶4の開口端部との接触部には、密閉性を確保するため、ポリブテン等の封止剤が塗布されている。開口部を有する円形状の鍔紙9は、正極合剤1の上部に配置され、鍔紙9の開口部に炭素棒2が挿入されている。
負極缶4の開口部は、ガスケット5、および、中央部に凸部およびその周囲に平板状の鍔部を有する、キャップ状のブリキ板からなる正極端子11で覆われている。炭素棒2の頂部は正極端子11の凸部内側に形成された凹部と嵌合されて、正極端子と電気的に接続されている。正極端子11の平板状の鍔部には、樹脂製の絶縁リング12が配置されている。正極合剤1の底部と負極缶4の底部との間の絶縁性を確保するため、両者間に底紙13が設けられている。負極端子6の平板状外周部の外面側にシールリング7が配置されている。
負極缶4の外周に、熱収縮性を有する樹脂フィルムからなる樹脂チューブ8が配されている。樹脂チューブ8の上端部はガスケット5の外周部上面を覆い、樹脂チューブ8の下端部はシールリング7の下面を覆っている。
ブリキ板からなる筒状の金属外装缶10は、樹脂チューブ8の外側に配置され、その下端部はシールリング7を覆うように内側に折り曲げられている。金属外装缶10の上端部を内方にカールさせるとともに、当該上端部の先端を、絶縁リング12を介して正極端子11にかしめることにより、マンガン乾電池は密閉されている。
正極合剤1(正極活物質、導電剤、および電解液の混合物)中のニッケル含有量は0.04重量%以下であり、かつ正極合剤1およびセパレータ3中に含まれる電解液中のナトリウム含有量は0.8重量%以下である。これにより、内部短絡による電池電圧の低下が抑制され、保存特性に優れた、高信頼性のマンガン乾電池が得られる。
具体的には、このようにして得られるマンガン乾電池は以下のような優れた保存特性を有する。
初期における20℃の開路電圧(mV)をV1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の20℃における開路電圧(mV)をV2とすると、関係式:V1−V2≦50を満たす。ここで、マンガン乾電池は単1形である。
上記電池の開路電圧は、主に、二酸化マンガンの種類(EMD、NMD、またはそれらの混合物)、ならびに二酸化マンガンと導電剤の配合比により変わる。一方、保存前の電池の開路電圧と保存後の電池の開路電圧との差(すなわち電圧降下)は、二酸化マンガンの種類、ならびに二酸化マンガンと導電剤の配合比に関係なく50mV以下となる。負極の電位は、亜鉛合金中の鉛量が少量であるため、ほぼ亜鉛の電位に等しい。したがって、亜鉛合金の組成(例えば鉛含有量)の違いによる開路電圧への影響はほとんどない。電池サイズが異なる場合でも、二酸化マンガンの種類、ならびに二酸化マンガンと導電剤の配合比が同じであれば、ほぼ同じ開路電圧を示す。
さらに、初期の連続放電時間をT1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の連続放電時間をT2とし、前記連続放電は20℃の環境下にて2.2Ωの定抵抗で閉路電圧が0.9Vに達するまで行うものとすると、関係式:0.85≦T2/T1を満たす。ここで、連続放電は単1形マンガン乾電池について行うものとする。すなわち、初期の放電容量に対する50℃の環境下で2ヶ月保存後の放電容量の割合が85%以上である。
炭素棒2のガス透過度は0.5cm3以下であるのが好ましい。そのようにガス透過度が制限された炭素棒を用いると、炭素棒2から電池内に酸素が侵入するのを抑制し、電池内の酸素量を低減し、ナトリウムの酸化を抑制することができる。炭素棒2のガス透過度は、例えば、4kg/cm2(0.39MPa)の空気圧を60分間かけて、その時の空気通過量を測定することにより求められる。
優れた密封性を確保し、電池内の酸素量を低減し、これによりナトリウムの酸化を抑制するには、ガスケット5の孔への炭素棒2の嵌合率は、1.01〜1.07であるのが好ましい。ここでいう、ガスケット5の孔への炭素棒2の嵌合率とは、(炭素棒2の径)/(炭素棒2挿入前のガスケット5の孔の径)により求められる値である。ガスケット5の孔への炭素棒2の嵌合率が1.07を超えると、ガスケット5はクラックを生じ、密封性が低下し易い。ガスケット5の孔への炭素棒2の嵌合率が1.01未満であると、炭素棒2とガスケット5との間から電池内に酸素が入る可能性がある。ガスケット5の孔の径は、例えば、7.5〜7.9mmである。炭素棒2の径は、例えば、7.95〜8.05mmである。
炭素棒のガス透過度および嵌合率の上記好ましい範囲は、単1形の電池に限定されない。単1形以外のサイズの電池でも、炭素棒のガス透過度および嵌合率は上記範囲が好ましい。
以下に、本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されない。
《実施例1〜13および比較例1〜18》
以下の手順により図1に示す本発明の単1形マンガン乾電池(R20)を作製した。図1は、本発明の単1形マンガン乾電池(R20)の一部を断面にした正面図である。鉛を0.4重量%含む亜鉛合金からなる有底円筒形の負極缶4に円筒形の正極合剤1を収納した。このとき、正極合剤1と負極缶4との間にセパレータ3を配置した。正極合剤1の底部と負極缶4の間に底紙13を設け、両者間の絶縁状態を確保した。セパレータ3には、クラフト紙に、架橋デンプンとポリ酢酸ビニルを主とする結着剤とをアルコール系溶媒に溶かした糊材を塗布し乾燥させたものを用いた。セパレータは糊材が塗布された面が負極缶4に対向するようにした。
次に、開口部を有する円形状の鍔紙9を、正極合剤1の上部に配置した。その後、正極合剤1の中央部に、カーボン粉末を焼結して得られた炭素棒2(径:8.0mm、ガス透過度:0.2cm3)を差し込んだ。正極合剤1には、二酸化マンガンと、アセチレンブラックと、電解液とを、45:10:45の重量比で混合したものを用いた。
ポリオレフィン系樹脂からなる、中央に孔(径:7.8mm)を有するガスケット5を準備した。ガスケット5にはその中央部の孔に炭素棒2が貫通するように炭素棒を嵌合させた。炭素棒2をガスケット5の孔に嵌合させる際には、ガスケット5と炭素棒2との嵌合部分に、封止剤としてポリブテンを塗布した。
中央部に凸部およびその周囲に平板状の鍔部を有する、ブリキ板からなるキャップ状の正極端子11を準備した。正極端子11の中央部の凹部に炭素棒2の上部を嵌合させた。正極端子11の平板状の鍔部には、樹脂製の絶縁リング12を配した。負極端子6の平板状外周部の外面側にシールリング7を配置した。
負極缶4の外周には、絶縁を確保するための熱収縮性を有する樹脂フィルムからなる樹脂チューブ8を配し、その上端部が、ガスケット5の外周部上面を覆い、その下端部がシールリング7の下面を覆うように熱収縮させた。ブリキ板からなる金属外装缶10を、樹脂チューブ8の外側に配置した。樹脂チューブ8の下端部を内側に折り曲げ、上端部を内方にカールさせるとともに、その上端部の先端を絶縁リング12上にかしめた。
上記マンガン乾電池の作製において、正極活物質に用いられる二酸化マンガンに、天然二酸化マンガン(NMD)80重量部および電解二酸化マンガン(EMD)20重量部の混合物を用いた。NMDには、表1に示すNMD1〜6を用いた。なお、表1中の製造者AはQuintal社、製造者BはErachem Europe S.A社を表す。EMDには、Guizhou Redstar Developing Dalong Manganese Industry社製のものを用いた。上記EMDの作製工程では、中和剤として炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を用いたが、中和工程の後、上記EMDは水で十分に洗浄処理した。
Figure 2012501040
電解液には、表2に示す電解液1〜5を用いた。電解液1〜5は、以下のように調製した。まず、Nagai Metal Traders Sdn Bhd社製のロットの異なる40重量%塩化亜鉛水溶液の各々に、陽イオン交換樹脂を通過させた水を所定量加え、その塩化亜鉛水溶液を45〜50℃に加温した後、所定量の塩化アンモニウムを投入し、攪拌した後、さらに陽イオン交換樹脂を通過させた水を加えて、電解液中の塩化亜鉛の濃度が30重量%、塩化アンモニウムの濃度が1重量%となるようにして、電解液1〜3を得た。
次に、電解液中のカリウム濃度が1.00ppmとなるように、電解液1に塩化カリウムを添加し、カリウム量の多い電解液4を得た。電解液中のカルシウム濃度が1.00ppmとなるように、電解液1に塩化カルシウムを添加し、カルシウム量の多い電解液5を得た。
Figure 2012501040
表1および2に示すNMD、EMD、および電解液中に含まれる各元素の含有量は、原子吸光光度法またはICP発光分光分析法を用いて求めた。表3に示すようにNMDおよび電解液の組み合わせを変えた。
以下の方法により各電池の保存特性を評価した。
[評価]
(1)保存前後の開路電圧の測定
初期の電池および50℃の環境下で2ヶ月保存した後の電池について、20℃における開路電圧を測定した。初期の開路電圧V1と保存後の開路電圧V2との差(保存時の電圧降下分)、すなわちV1−V2の値を求めた。保存時の電圧降下が50mV未満であれば、保存特性は良好であると判断した。
(2)保存前後の放電時間の測定
初期の電池および50℃の環境下で2ヶ月保存した後の電池について、20℃の環境下にて2.2Ωの定抵抗で閉路電圧が0.9Vに達するまで連続放電して、放電時間を測定した。そして、初期の電池の放電時間T1に対する保存後の電池の放電時間T2の割合、すなわちT2/T1×100(以下、容量維持率(%)と表す。)の値を求めた。容量維持率が85%以上であれば、保存特性は良好であると判断した。
上記開路電圧および放電時間は、それぞれ5個の電池について測定し、その平均値を求めた。
(3)正極合剤の元素分析(正極合剤中のCo、Ni、およびCuの含有量の測定)
電池を構成して1週間後に電池を解体して、電池内から正極合剤(電解液を含む)を取り出した。取り出した正極合剤6gをビーカーに入れ、これに濃塩酸(精密分析用、35%以上)を20ml加えた。時計皿でビーカーに蓋をし、ホットプレート上で加熱して正極合剤を溶解させた。このとき、正極合剤が溶解したことを確認するため、放冷した後、過酸化水素の数滴を加えて、反応を確認した。その後、ビーカーを再加熱して残存する過酸化水素を分解させた。濾紙(5B)を用いて不溶分A1(例えばカーボン)を濾別し、濾液として溶液A2(洗浄液を含む)を得た。こうして得られた溶液A2を全量フラスコ(200ml)に入れた後、標線まで水を加えて、溶液を水で希釈し、測定溶液A3を得た。
塩化マンガン4水和物(特級試薬)の溶液から一定量を数回採取(採取量は測定溶液中のMn濃度と同じにする)した。採取したこれらの各溶液に、市販の各種標準液(Co、Ni、およびCuの溶液、濃度:それぞれ1mg/ml)を段階的に添加し、分析対象元素の濃度の異なる検量線用溶液A4を得た。
こうして準備した測定溶液A3および検量線用溶液A4について、ICP発光分光分析装置(VARIAN製、VISTA-RL)を用いて、各元素の分析波長における発光強度を測定し、発光強度と各元素濃度との関係を示す検量線を得た。この検量線を用いて未知の測定溶液A3中の各元素濃度を求めた。
上記で得られた濾紙及び不溶分A1を白金ルツボに移して、乾燥・灰化処理し、これにアルカリ塩(例えば炭酸ナトリウム)を加え、次いで加熱溶融した後、水および酸で溶解した。この溶液を不溶分B1と濾別し、濾液として溶液B2(洗浄液を含む)を得た。溶液B2を定容に希釈し、測定溶液B3を得た。上記で使用した量と同じ量のアルカリ塩を加えた標準液(Co、Ni、およびCuの溶液、濃度:それぞれ1mg/ml)を用いて、検量線を作成した。この検量線を用いて未知の測定溶液B3中の各元素濃度を求めた。
測定溶液A3中の各元素の量と測定溶液B3中の各元素の量とを合計し、正極合剤中の各元素の含有量を求めた。なお、本実施例では、正極合剤が不純物を多く含むNMDを含むため、測定溶液B3の測定を実施したが、正極合剤がNMDを含まない場合(すなわち正極活物質にEMDのみを用いた場合)は、測定溶液B3の測定は実施しなくてもよい。
(4)電解液中の元素分析(電解液中のNa、K、およびCaの量の測定)
電池を解体して、電池内から正極合剤(電解液を含む)を取り出し、テフロン(登録商標)ビーカーに正極合剤5gを入れた。テフロン(登録商標)ビーカーに純水100mlを加えた後、80℃の温水中にて正極合剤を含む水を時々攪拌しながら1時間放置した。その後、正極合剤を含む水を放冷し、濾紙(5B)を用いて濾過した後、濾液(洗浄液含む)を全量フラスコ(200ml)に移し、6mol/L塩酸を5ml加え、さらに標線まで水を加えて希釈し、試料溶液を調製した。
得られた試料溶液から一定量の試料溶液を必要な数だけ取り出した。そして、試料溶液に分析対象元素(K、Na、またはCa)無添加の測定溶液1種類と、試料溶液に分析対象元素をそれぞれ異なる濃度で添加した測定溶液とを調製した。KおよびNaについては、原子吸光分析装置(VARIAN製、SpectrAA−55B)を使用して、濃度と表示値との関係を示す検量線を作成した。この検量線を使用して分析対象元素(KおよびNa)の濃度を標準添加法により求めた。Caについては、ICP発光分光分析装置(VARIAN製、VISTA−RL)を使用して、発光強度と濃度との関係を示す検量線を作成した。この検量線を使用して分析対象元素(Ca)の濃度を標準添加法で求めた。
評価結果を表3に示す。
Figure 2012501040
実施例1〜13の電池では、保存時の電池電圧の降下が50mV未満であり、かつ容量維持率が85%以上であり、これは保存特性が優れていることを表す。正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%超と多い比較例1〜6および13〜18の電池では、容量維持率が85%未満であり、これは保存特性が低下したことを表す。電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%超と多い比較例7、11、および12の電池では、保存特性が大幅に低下した。正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%超と多く、かつ電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%超と多い比較例8〜10の電池では、保存特性が著しく低下した。
《実施例14〜17および比較例19〜32》
正極合剤作製時において、NMD50重量部およびEMD50重量部の混合物を正極活物質に用いた。表4に示すように、NMDおよび電解液の組み合わせを変えた。上記以外、実施例1と同様の方法により電池を作製した。各電池について、上記と同じ評価を行った。評価結果を表4に示す。
Figure 2012501040
実施例14〜17の電池では、保存時の電池電圧の降下が50mV未満であり、かつ容量維持率が85%以上であり、これは保存特性が優れていることを表す。正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%超と多い比較例19および20の電池では、容量維持率が85%未満であり、これは保存特性が低下したことを表す。電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%超と多い比較例21、22、25〜28、31、および32の電池では、保存特性が大幅に低下した。正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%超と多く、かつ電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%超と多い比較例23、24、29、および30の電池では、保存特性が著しく低下した。
本発明のマンガン乾電池は、情報機器や携帯機器等の電子機器の電源として好適に用いられる。

Claims (7)

  1. 二酸化マンガンを含む正極合剤、亜鉛を含む負極缶、前記正極合剤と前記負極缶との間に配される隔離層、および電解液を備え、
    前記正極合剤中のニッケル含有量が0.04重量%以下であり、かつ前記電解液中のナトリウム含有量が0.8重量%以下であることを特徴とするマンガン乾電池。
  2. 前記正極合剤は、二酸化マンガン、導電剤、および電解液の混合物からなり、前記正極合剤中の二酸化マンガン含有量は40〜60重量%である請求項1記載のマンガン乾電池。
  3. 前記二酸化マンガンは、天然二酸化マンガンおよび電解二酸化マンガンの少なくとも一方である請求項2記載のマンガン乾電池。
  4. 前記天然二酸化マンガン中のニッケル含有量は0.11重量%以下である請求項3記載のマンガン乾電池。
  5. 前記電解二酸化マンガン中のナトリウム含有量は0.4重量%以下である請求項3記載のマンガン乾電池。
  6. 初期のマンガン乾電池の20℃における開路電圧(mV)をV1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の前記電池の20℃における開路電圧(mV)をV2とすると、V1−V2が50以下である請求項1記載のマンガン乾電池。
  7. 単1形マンガン乾電池において、初期の連続放電時間をT1、50℃の環境下で2ヶ月保存した後の連続放電時間をT2とし、前記連続放電は20℃の環境下にて2.2Ωの定抵抗で閉路電圧が0.9Vに達するまで行うものとすると、T2/T1は0.85以下である請求項1記載のマンガン乾電池。
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