JP2001189157A - マンガン乾電池 - Google Patents

マンガン乾電池

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JP2001189157A
JP2001189157A JP2000282856A JP2000282856A JP2001189157A JP 2001189157 A JP2001189157 A JP 2001189157A JP 2000282856 A JP2000282856 A JP 2000282856A JP 2000282856 A JP2000282856 A JP 2000282856A JP 2001189157 A JP2001189157 A JP 2001189157A
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Kimiya Tanaka
公也 田中
Shoichiro Tateishi
昭一郎 立石
Hideyuki Nishimoto
英幸 西本
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HANWA KOGYO KK
Maxell Ltd
Hanwa Co Ltd
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HANWA KOGYO KK
Hitachi Maxell Ltd
Hanwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電性能の優れたマンガン乾電池を提供す
る。 【解決手段】 二酸化マンガンを正極活物質とするマン
ガン乾電池において、電解液中のアルカリ金属およびア
ルカリ土類金属の含有量を硫酸塩換算で0.3重量%以
下に低減し、そのアルカリ金属およびアルカリ土類金属
の含有量が硫酸塩換算で0.3重量%以下の電解液を用
いてマンガン乾電池を構成する。上記マンガン乾電池に
おいては、電解液中のカリウムの含有量を硫酸塩換算で
0.12重量%以下にすることが好ましく、また、二酸
化マンガンとしてはその表面および細孔に吸着している
カリウムの量が硫酸塩換算で0.06重量%以下である
ものを用いることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンガン乾電池に
関し、さらに詳しくは、放電性能の優れたマンガン乾電
池に関する。
【0002】
【従来の技術】電池使用機器の多様化に伴い、マンガン
乾電池に対しても従来より優れた放電性能が要求される
ようになってきた。そのため、正極活物質の二酸化マン
ガンやセパレータなどに関する改良が重ねられ、放電性
能が優れたマンガン乾電池が提案されるようになってき
た。その例として、例えば特開平7−245109号公
報、特開平8−213009号公報、特開平11−18
5772号公報などが挙げられる。しかしながら、今後
の要求に応えていくためには、さらなる放電性能の向上
が望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に鑑み、従来のような正極活物質やセパレータの
改良によることなく、電解液を改良することによって、
放電性能が優れたマンガン乾電池を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、二酸化マンガ
ンを正極活物質とするマンガン乾電池において、電解液
中のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の含有量を硫
酸塩換算で0.3重量%以下に低減し、そのアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の含有量が硫酸塩換算で0.
3重量%以下の電解液を用いることによって、放電性能
を向上させ、上記課題を解決したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】また、本発明では、電解液中のカ
リウムの含有量が硫酸塩換算で0.12重量%以下であ
ること、表面および細孔に吸着しているカリウムの量が
硫酸塩換算で0.06重量%以下である二酸化マンガン
を用いること、電池を組み立てた後に、電池内の電解液
中に含有されているカリウムの含有量が硫酸塩換算で
0.08重量%以下であることを好ましい態様とする。
【0006】本発明において、電解液を上記構成にする
ことによって、放電性能を向上させることができる理由
は、現在のところ必ずしも明確ではないが、以下に詳細
に説明するように、電解液中のアルカリ金属およびアル
カリ土類金属の含有量を低減したことにより、二酸化マ
ンガンが電解液中のアルカリ金属やアルカリ土類金属を
吸着して放電性能が低下していくのを抑制したことが要
因の一つであると考えられる。
【0007】まず、電解液中にアルカリ金属やアルカリ
土類金属が電解液中に混入する過程としては以下の過程
が考えられる。
【0008】すなわち、現在、国内で製造されているマ
ンガン乾電池には塩化亜鉛を電解質の主成分とし、さら
に塩化アンモニウムを0〜3重量%添加した電解液が用
いられている。塩化亜鉛を主成分としているのは塩化亜
鉛が最も耐漏液性に優れた材料であるためであり、塩化
アンモニウムを少量添加しているのは放電性能を向上さ
せるためであるが、塩化アンモニウムの添加量が多くな
ると耐漏液性が低下するので、放電性能と耐漏液性との
兼ね合いから各電池メーカーのポリシーにそって、それ
ぞれ最適化された量が添加されている。
【0009】しかしながら、このマンガン乾電池用の電
解液には不純物としてアルカリ金属やアルカリ土類金属
が含まれていて、それらが放電性能を低下させる原因に
なる。このような電解液中のアルカリ金属やアルカリ土
類金属は電解液の原材料に元々含まれていたもののほか
に、特にカリウムについては電解液の精製過程でも混入
する。
【0010】すなわち、マンガン乾電池用の電解液の原
材料中、例えば塩化亜鉛を得るために用いられる亜鉛メ
ッキの廃液には、通常、鉄や銅が含まれているが、それ
らの元素が電解液中に存在すると、それらが負極材料の
亜鉛と置換し、亜鉛缶の表面に析出して亜鉛の水素過電
圧を低下させてしまう。その結果、亜鉛が電解液に溶解
しやすくなり、放電中の亜鉛缶の消耗が大きくなって、
亜鉛缶に孔があき、そこから漏液を生じるようになった
り、正極合剤中に析出する亜鉛化合物が多くなって、電
池の内部抵抗の上昇とそれに伴う放電性能の低下を引き
起こす。特に重負荷での放電性能の低下が著しい。
【0011】そこで、電解液の製造時に過マンガン酸カ
リウムで処理することによって鉄や銅を取り除いている
が、その際にカリウムが混入する。
【0012】ちなみに、従来のマンガン乾電池用の塩化
亜鉛系電解液には、アルカリ金属およびアルカリ土類金
属が代表的な例で硫酸塩換算で0.37重量%含まれて
いた。
【0013】そこで、本発明では、この電解液中に混在
するアルカリ金属およびアルカリ土類金属の含有量と電
池の放電性能との関係に着目し、電解液中のアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の含有量を硫酸塩換算で0.
3重量%以下に低減することによって、放電性能を向上
させたのである。
【0014】本発明において、電解液中のアルカリ金属
およびアルカリ土類金属の含有量を硫酸塩換算で0.3
重量%以下にする方法としては、例えば、アルカリ金属
やアルカリ土類金属の含有量の少ない原材料を用いるこ
とのほか、鉄や銅の含有量が少ない原材料を用い、過マ
ンガン酸カリウムによる処理を軽減ないし省略する方法
などを採用することができる。原材料中の鉄や銅の含有
量は0.1重量%以下が好ましく、特に0.01重量%
以下が好ましい。
【0015】本発明において、電解液中のアルカリ金属
およびアルカリ土類金属の含有量はできるだけ少ない方
が好ましく、硫酸塩換算で0.3重量%でも効果が発現
するが、0.2重量%以下にすることが好ましく、0.
1重量%以下にすることがより好ましい。とりわけ、カ
リウムの含有量が電池の放電性能に及ぼす影響が大きい
ので、電解液中のカリウムの含有量は硫酸塩換算で0.
12重量%以下にすることが好ましく、特に0.08重
量%以下にすることが好ましい。
【0016】また、本発明においては、電池を組み立て
た後に、電解液中のアルカリ金属やアルカリ土類金属は
その一部が二酸化マンガンなどに吸着されるため、電解
液中の含有量は減少する。この現象は特にカリウムにお
いて著しい。
【0017】そのため、上記電解液組成の変化を考慮に
入れた場合、電池組立後の電解液中に含有されているア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の含有量は硫酸塩換
算で0.25重量%以下が好ましく、0.15重量%以
下がより好ましい。同様に、電池組立後のカリウムの含
有量は硫酸塩換算で0.08重量%以下が好ましく、
0.05重量%以下がより好ましく、0.03重量%以
下がさらに好ましい。この二酸化マンガンによる電解液
中のアルカリ金属やアルカリ土類金属の吸着反応は、電
池組立後1週間程度でほとんど終了し、その後は電解液
組成はあまり変動しない。
【0018】上記したように、正極合剤中の二酸化マン
ガンの表面および細孔にアルカリ金属またはアルカリ土
類金属が吸着されること、中でもカリウムが吸着される
ことが電池の放電性能を低下させる要因の一つとして考
えられることから、その表面および細孔に吸着している
カリウムの量が硫酸塩換算で0.06重量%以下である
二酸化マンガンを活物質として用いることがより効果的
である。さらに、電池組み立て後に二酸化マンガンに吸
着しているカリウムの量が電池の特性に直接影響するこ
とから、その量はできるだけ少ない方がよく、硫酸塩換
算でおよそ0.1重量%以下であることが好ましい。す
なわち、本発明においては、上記電解液または上記電解
液と上記二酸化マンガンとを組み合わせて用いることに
より、電池組み立て後に二酸化マンガンの表面および細
孔に吸着しているカリウムの量を硫酸塩換算でおよそ
0.1重量%以下、より好ましくは0.06重量%以下
とすることができるので、放電性能の向上を実現するこ
とができる。
【0019】なお、本発明において電解液中のアルカリ
金属およびアルカリ土類金属の含有量を特定するにあた
って硫酸塩換算にしているのは、アルカリ金属およびア
ルカリ土類金属の測定をJIS−K−0121に規定さ
れる分析法によって行っていることによるものである。
【0020】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例にのみ限
定されるものではない。なお、以下の実施例などにおい
て、含有量、濃度、純度などを示す%は、特にその基準
を付記しないかぎり、重量%である。
【0021】実施例1 純度が99.999%の塩化亜鉛および純度が99.5
%の塩化アンモニウムを原料として、塩化亜鉛を30%
含有し、塩化アンモニウムを0.5%含有する水溶液を
調製して電解液とした。
【0022】つぎに、電解二酸化マンガン:酸化亜鉛:
アセチレンブラック:電解液の比率を重量比で100:
0.6:15:50にして混合した正極合剤48gを、
直径35mm、高さ53.5mm、厚み0.45mmの
亜鉛缶に、殿粉のりを塗布したクラフト紙からなるセパ
レータを介して充填した。さらに亜鉛缶の中に上記電解
液を9.5g注入した後、絶縁のために正極合剤上に厚
紙を乗せ、亜鉛缶の中心軸に、直径8mm、長さ57m
mのカーボン製の集電棒を挿入し、その後、亜鉛缶の開
口部分を密封し、ついで亜鉛缶の外側に熱収縮性樹脂チ
ューブを介してブリキ製の外装缶をかぶせることによ
り、図1に示す構造の単1形マンガン乾電池を作製し
た。なお、本実施例においては、電池組み立て前に二酸
化マンガンの表面および細孔に吸着していたカリウムの
量は、二酸化マンガンの重量に対して硫酸塩換算で0.
089%であった。また、他の構成部材については、既
存のマンガン乾電池用材料を用いた。
【0023】ここで、図1に示す電池について説明する
と、1は正極合剤で、この正極合剤1は前記のように正
極活物質としての電解二酸化マンガンと酸化亜鉛とアセ
チレンブラックと電解液を重量比で100:0.6:1
5:50の比率で混合したものからなり、2は殿粉のり
を塗布したクラフト紙からなるセパレータで、これらの
セパレータ2や正極合剤1は負極としての亜鉛缶3の内
部に収納されている。4は底紙、5は厚紙からなる上蓋
紙、6はカーボン製の集電棒、7は封口体、8は密封
材、9は負極端子板、10は絶縁リング、11は熱収縮
性樹脂チューブ、12は正極端子板、13は絶縁リン
グ、14はブリキ製の外装缶であり、前記のように、こ
の電池は電解液を除いて既存のマンガン乾電池用材料を
用いている。
【0024】実施例2 実施例1の電解液100に対し、純度が99.999%
の塩化カリウムを重量比で0.042となるように添加
した水溶液を電解液として用いた以外は、実施例1と同
様にして単1形マンガン乾電池を作製した。
【0025】実施例3 実施例1の電解液100に対し、純度が99.999%
の塩化カリウムを重量比で0.085となるように添加
した水溶液を電解液として用いた以外は、実施例1と同
様にして単1形マンガン乾電池を作製した。
【0026】実施例4 実施例1の電解液と、塩化亜鉛を30%含有し、塩化ア
ンモニウムを0.5%含有する市販のマンガン乾電池用
に調製された電解液とを重量比で1:1の割合で混合し
た水溶液を電解液として用いた以外は、実施例1と同様
にして単1形マンガン乾電池を作製した。
【0027】実施例5 実施例1の電解液と、塩化亜鉛を30%含有し、塩化ア
ンモニウムを0.5%含有する市販のマンガン乾電池用
に調製された電解液とを重量比で1:3の割合で混合し
た水溶液を電解液として用いた以外は、実施例1と同様
にして単1形マンガン乾電池を作製した。
【0028】実施例6 電池組み立て前に表面および細孔に吸着していたカリウ
ムの量が硫酸塩換算で0.022%である二酸化マンガ
ンを用いた以外は、実施例1と同様にして単1形マンガ
ン乾電池を作製した。
【0029】実施例7 電池組み立て前に表面および細孔に吸着していたカリウ
ムの量が硫酸塩換算で0.022%である二酸化マンガ
ンを用いた以外は、実施例4と同様にして単1形マンガ
ン乾電池を作製した。
【0030】比較例1 塩化亜鉛を30%含有し、塩化アンモニウムを0.5%
含有する市販のマンガン乾電池用に調製された電解液を
用いた以外は、実施例1と同様にして単1形マンガン乾
電池を作製した。
【0031】上記実施例1〜7および比較例1のマンガ
ン乾電池について、電解液中のアルカリ金属およびアル
カリ土類金属の総含有量をJIS K 0121に規定
する方法によって測定した。その結果を硫酸塩換算の値
として表1に示す。なお、表1には、アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属の中でも、従来の電解液において存
在割合の多かったカリウム、ナトリウム、カルシウムに
ついて、それぞれの含有量を硫酸塩換算で併記した。ま
た、実施例1、実施例4、実施例6、実施例7および比
較例1のマンガン乾電池について、組み立て後30日経
過してから電池を分解し、電解液中のカリウムの含有量
を測定し、電解液中のカリウムの減少量から二酸化マン
ガンに吸着しているカリウムの総量を求めた。その結果
を硫酸塩換算での値として表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】また、上記実施例1〜7および比較例1の
電池を製造7日後と1年後に、1Ωの負荷で放電させた
ときの0.75秒時点での閉路電圧と、2Ωの負荷で連
続的に放電したときに電池の閉路電圧が0.9Vになる
までの時間を測定した。その結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】表1〜表3に示す結果から明らかなよう
に、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の含有量を硫
酸塩換算で0.3%以下にした電解液を用いた実施例1
〜7のマンガン乾電池は、従来品に相当する比較例1の
マンガン乾電池より、製造7日後および製造1年後にお
ける2Ω連続放電時間が10分以上も長くなるなど、重
負荷での放電性能が向上していた。特に電解液中のカリ
ウムの含有量を硫酸塩換算で0.12%以下に低減した
実施例1〜4および実施例6〜7のマンガン乾電池は、
上記重負荷放電での放電時間が比較例1のマンガン乾電
池より20分以上も長く、より大きな放電性能の向上が
認められた。また、電池組み立て前に表面および細孔に
吸着していたカリウムの量が硫酸塩換算で0.022%
である二酸化マンガンを用いた実施例6および実施例7
のマンガン乾電池は、電池組み立て前に表面および細孔
に吸着していたカリウムの量が硫酸塩換算で0.089
%である二酸化マンガンを用いた実施例1および実施例
4のマンガン乾電池よりもさらに特性向上が認められ、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の含有量を低減さ
せた電解液と、カリウムの吸着量が少ない二酸化マンガ
ンとを組み合わせて用いることにより、本発明の効果が
より高められることが明らかであった。
【0037】なお、上記実施例においては、電解液の調
製にあたり高純度の塩化亜鉛の試薬を用いたが、工業的
に電解液を生産するに当たっては、高純度の亜鉛粉末な
どを原料として塩化亜鉛水溶液を調製した場合も、不純
物として含まれる鉄、銅およびアルカリ金属、アルカリ
土類金属の含有量が低減し、その結果、過マンガン酸カ
リウムによる処理を軽減ないし省略することができるの
で、最終的に得られる電解液におけるアルカリ金属およ
びアルカリ土類金属の含有量の低減が可能であり、上記
実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、放電
性能の優れたマンガン乾電池を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマンガン乾電池の一例を模式的に
示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 正極合剤 2 セパレータ 3 亜鉛缶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立石 昭一郎 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 西本 英幸 和歌山県有田郡湯浅町大字吉川195番地 阪和工業株式会社内 Fターム(参考) 5H024 AA03 AA14 CC02 CC14 EE01 FF03 FF04 FF31 HH02 5H050 AA02 CA05 EA06 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化マンガンを正極活物質とするマン
    ガン乾電池であって、アルカリ金属およびアルカリ土類
    金属の含有量が硫酸塩換算で0.3重量%以下の電解液
    を用いたことを特徴とするマンガン乾電池。
  2. 【請求項2】 電解液中のカリウムの含有量が硫酸塩換
    算で0.12重量%以下であることを特徴とする請求項
    1記載のマンガン乾電池。
  3. 【請求項3】 表面および細孔に吸着しているカリウム
    の量が硫酸塩換算で0.06重量%以下の二酸化マンガ
    ンを用いたことを特徴とする請求項1または2記載のマ
    ンガン乾電池。
  4. 【請求項4】 電池を組み立てた後に、電池内の電解液
    中に含有されているカリウムの含有量が硫酸塩換算で
    0.08重量%以下になっていることを特徴とする請求
    項1、2または3記載のマンガン乾電池。
JP2000282856A 1999-10-21 2000-09-19 マンガン乾電池 Withdrawn JP2001189157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010023780A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-04 Panasonic Corporation Manganese dry battery
JP2012169223A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Fdk Energy Co Ltd リチウム電池

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