JP2012255838A - 作業用シミュレーション装置および作業体験方法 - Google Patents

作業用シミュレーション装置および作業体験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業対象車両に対する作業を疑似的に体験して検討するとともに訓練することができる作業用シミュレーション装置および作業体験方法を提供することを課題とする。
【解決手段】作業用シミュレーション装置1Aであって、固定フレーム2cと、固定フレーム2cにスライド可能に連結された可動フレーム3と、によって形成された疑似車体10Aを備え、疑似車体10Aは、作業対象車両の車体を模倣した形状である。
また、作業体験方法では、作業者が疑似車体10Aに対して部品を組み付ける動作を行うことで、作業対象車両に対する作業を疑似的に体験する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の製造工程における作業を体験するための作業用シミュレーション装置および作業体験方法に関する。
車両の製造工程における作業を訓練するための作業用訓練装置としては、生産ラインの近傍に、作業訓練用のスペースを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3859194号公報
新しい車種の車両を生産ラインで製造する場合には、その車両に対する作業を予め体験し、作業の問題点を検討することが求められている。前記した従来の作業用訓練装置は、既に生産ラインで製造されている車両に対する作業を習熟させるものであり、新しい車種の車両に対する作業を予め体験するものではない。
従来、新しい車種を生産ラインで製造する前には、機密保持された室内で、新しい車種の実車を用いて作業を体験しているが、作業体験用の車両の台数が少なく、作業を体験する時間が限定されるため、作業内容を十分に検討することができないという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、作業対象車両に対する作業を疑似的に体験して検証するとともに、作業を訓練することができる作業用シミュレーション装置および作業体験方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、作業用シミュレーション装置であって、固定フレームと、前記固定フレームにスライド可能に連結された可動フレームと、によって形成された疑似車体を備え、前記疑似車体は、作業対象車両の車体を模倣した形状であることを特徴としている。
また、前記作業用シミュレーション装置を用いた作業体験方法では、作業者が前記疑似車体に対して部品を組み付ける動作を行うことで、作業対象車両に対する作業を疑似的に体験する。
この構成では、作業者は疑似車体に接することで、作業対象車両を疑似的に体感することができる。したがって、新しい車種を生産ラインで製造する前に、実車を用いなくても、作業対象車両に対する作業内容を十分に検討するとともに、作業を訓練することができる。
また、固定フレームおよび可動フレームをパイプなどの軽量な材料で構成した場合には、疑似車体を簡単に搬送および設置することができる。また、各フレームを分離してコンパクトに保管することができる。
また、固定フレームへの可動フレームの取付位置を変更することで、疑似車体の形状を部分的に変更することができるため、作業対象車両の仕様変更にも柔軟に対応することができる。
なお、前記固定フレームに前記可動フレームの取付位置を示したマークが設けられている場合には、マークに合わせて可動フレームを固定フレームに取り付けることで、疑似車体を簡単に形成することができる。
前記した作業用シミュレーション装置の前記疑似車体に、前記作業対象車両の搭載部品(インストルメントパネル、シートなど)を模倣した形状の疑似ワークが着脱自在である場合には、作業者はより具体的に作業を検討することができる。
本発明の作業用シミュレーション装置および作業体験方法では、作業者が疑似車体によって作業対象車両の車体を疑似的に体感することができる。したがって、新しい車種を生産ラインで製造する前に、作業内容を十分に検討することができ、製造工程における難作業を発見して改善したり、治具を先行開発したりすることができる。また、疑似車体を用いて作業を訓練することができる。
また、疑似車体を簡単に搬送および設置するとともに、各フレームを分離してコンパクトに保管することができるため、疑似車体を容易に取り扱うことができる。
また、固定フレームへの可動フレームの取付位置を変更することで、疑似車体の形状を部分的に変更することができる。したがって、疑似車体全体を組み直すことなく、類似した別の車体を模倣することができるため、作業対象車両の仕様変更にも柔軟に対応することができる。
第一実施形態の疑似車体を示した斜視図である。 第一実施形態の疑似車体を示した図で、(a)は側面図、(b)はA−A断面図である。 第一実施形態の作業対象車両を示した斜視図である。 第一実施形態の固定フレームを示した部分拡大図である。 第二実施形態の疑似車体を示した側面図である。 第二実施形態の疑似車体を疑似コンベアに取り付けた状態の側面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
[第一実施形態]
第一実施形態の作業用シミュレーション装置1Aは、図1に示すように、複数の固定フレーム2a〜2fと、二本の可動フレーム3,3と、を連結して形成された箱状の疑似車体10Aを備えている。この実施形態では、固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3は円筒状のパイプによって形成されている。
第一実施形態の疑似車体10Aは、作業対象車両100(図3参照)の車体110におけるキャビン前部120の各部寸法に合わせて、固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3を連結することで、キャビン前部120を模倣したものである。この疑似車体10Aに接した作業者は、キャビン前部120の主要な構造(側面開口部124の大きさ、ルーフ121やフロア122の幅や高さなど)を疑似的に体感することができる。
疑似車体10Aは、疑似フロア20と、疑似フロア20の上面に立設された疑似ピラー30Aと、疑似ピラー30Aの上端部に設けられた疑似ルーフ40と、疑似フロア20の下方に設けられた脚部50と、によって構成されている。
疑似フロア20は、左右方向に幅広な長方形の四周枠を水平に配置することで、キャビン前部120(図3参照)のフロア122を模倣している。疑似フロア20は、前後左右に配置された四本の固定フレーム2a,2bを、四つの連結部材21によって連結することで形成されている。
疑似フロア20の連結部材21は、前後方向の一方、左右方向の一方および上下方向の直交する四方向に向けて円筒状の嵌合部が形成されたパイプ継手である。
疑似フロア20の四隅に配置された各連結部材21の嵌合部に、各固定フレーム2a,2bの端部を差し込むことで、左右の固定フレーム2aと前後の固定フレーム2bとが直角に連結されている。
また、図2(b)に示すように、疑似フロア20では、各固定フレーム2a,2bに床板22が架設されている。この床板22の上面は作業対象車両100(図3参照)のフロア面に対応している。
疑似ピラー30Aは、図1に示すように、疑似フロア20の上面に立設することで、キャビン前部120(図3参照)の左右側部を模倣している。疑似ピラー30Aは、疑似フロア20の四隅に垂直に立設された四本の固定フレーム2cと、前後の固定フレーム2c,2cに水平に架設された左右二本の可動フレーム3,3と、によって形成されている。
疑似ピラー30Aの各固定フレーム2cの下端部は、疑似フロア20の各連結部材21の嵌合部に差し込まれている。
疑似ピラー30Aでは、前側の固定フレーム2cがキャビン前部120(図3参照)の前ピラー123aに対応し、後側の固定フレーム2cが中ピラー123bに対応している。
可動フレーム3は、前後両端部がクランプ部材4,4を介して、前後の固定フレーム2c,2cに連結されており、キャビン前部120(図3参照)の側面開口部124の上辺124aに対応している。この可動フレーム3と、疑似フロア20の固定フレーム2aと、疑似ピラー30Aの前後二本の固定フレーム2c,2cと、によって囲まれた側面開口部11は、キャビン前部120(図3参照)の側面開口部124に対応している。
クランプ部材4は、図2(a)に示すように、固定フレーム2cに外嵌される円筒状の挿通部4aと、挿通部4aから前後方向の一方に突設された円筒状の嵌合部4bと、が形成されたパイプ継手であり、嵌合部4bには可動フレーム3の端部が差し込まれている。
挿通部4aは、固定フレーム2cに対して軸方向(上下方向)にスライド可能に外嵌されている。挿通部4aの周壁部にはねじ孔が貫通しており、このねじ孔に外側から固定用ボルト4cを螺合させ、固定用ボルト4cの先端部を固定フレーム2cの外周面に押し付けることで、クランプ部材4を固定フレーム2cに固定することができる。
そして、前後二つのクランプ部材4,4の固定用ボルト4c,4cを緩めて、両クランプ部材4,4を上下方向に移動させることで、可動フレーム3の高さ方向の取付位置を変更することができる。
また、図4に示すように、疑似ピラー30Aの固定フレーム2cの外周面には、軸方向の目盛り4dが形成されている。この目盛り4dには、クランプ部材4の取付位置を示したマーク4eが設けられている。
第一実施形態では、マーク4eの1にクランプ部材4の上端部を合わせて、クランプ部材4を固定フレーム2cに固定したときに、キャビン前部120(図3参照)の側面開口部124に対応した側面開口部11が形成される。なお、マーク4eの2にクランプ部材4の上端部を合わせた場合には、別の車種の車体の側面開口部に対応した側面開口部が形成される。
疑似ルーフ40は、図1に示すように、疑似フロア20と前後左右の長さが同じ四周枠を、疑似ピラー30Aの上端部に取り付けることで、キャビン前部120(図3参照)のルーフ121を模倣している。疑似ルーフ40は、前後左右に配置された四本の固定フレーム2d,2eを、四つの連結部材41によって連結することで形成されている。
疑似ルーフ40の連結部材41は、前後方向の一方、左右方向の一方および下方の直交する三方向に向けて円筒状の嵌合部が形成されたパイプ継手である。
疑似ルーフ40の四隅に配置された各連結部材41の嵌合部に、各固定フレーム2d,2eの端部を差し込むことで、左右の固定フレーム2dと前後の固定フレーム2eとが直角に連結されている。
さらに、疑似ピラー30Aの各固定フレーム2cの上端部を、疑似ルーフ40の各連結部材41の嵌合部を差し込むことで、疑似ピラー30Aの上端部に疑似ルーフ40が取り付けられている。
脚部50は、疑似フロア20の下方に設けられており、上端部が疑似フロア20の各連結部材21の嵌合部に差し込まれた四本の固定フレーム2fによって形成されている。
この脚部50は、疑似車体10Aを作業面に載置したときの床板22の上面が、キャビン前部120(図3参照)をフロアコンベア上面に載置したときのフロア面と同じ高さになるように、疑似フロア20を支持する部位である。
次に、前記した作業用シミュレーション装置1Aを用いた作業体験方法について説明する。第一実施形態では、新しい車種を生産ラインで製造する前に、作業用シミュレーション装置1Aを用いて作業対象車両に対する作業を体験する場合を例として説明する。
まず、図3に示す作業対象車両100のキャビン前部120の主要な構造の各部寸法に合わせて、図1に示すように、各固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3を連結して、キャビン前部120(図3参照)を模倣した疑似車体10Aを組み立てる。
疑似ピラー30Aの可動フレーム3を位置決めするときには、図4に示すように、固定フレーム2cに形成されたマーク4eの1にクランプ部材4を合わせることで、可動フレーム3を正確な位置に取り付けることができ、側面開口部11を簡単に形成することができる。
このようにして形成された図1に示す疑似車体10Aに対して、作業者が側面開口部11から乗降したり、インストルメントパネルやシートなどを摸倣した疑似ワーク(図示せず)を組み付けることで、新しい車種のキャビン前部120(図3参照)に対する作業を疑似的に体験することができ、作業姿勢や作業効率を検証することができる。
以上のような作業用シミュレーション装置1Aおよび作業体験方法では、新しい車種を生産ラインで製造する前に、作業者は図1に示す疑似車体10Aに接することで、新しい車種のキャビン前部120(図3参照)を疑似的に体感することができる。したがって、実車を用いなくても、作業対象車両に対する作業内容を十分に検討することができ、製造工程における難作業を発見して改善したり、治具を先行開発したりすることができる。
また、疑似車体10Aを構成する固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3は、軽量なパイプであるため、疑似車体10Aを簡単に搬送および設置し、疑似車体10Aを用いて作業を訓練することができる。また、各固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3を分離してコンパクトに保管することができる。このように、疑似車体10Aを容易に取り扱うことができる。
また、疑似車体10Aの疑似ピラー30Aでは、固定フレーム2cに対する可動フレーム3の取付位置を変更することで、側面開口部11の上辺の高さを変更することができる。さらに、可動フレーム3を固定フレーム2cの下部に配置することで、側面開口部11の下辺の高さを変更することもできる。したがって、疑似車体10A全体を組み直すことなく、類似した別の車体を模倣することができるため、作業対象車両100(図3参照)の仕様変更にも柔軟に対応することができる。
なお、本実施形態の疑似ピラー30Aでは、固定フレーム2cに対して左右二本の可動フレーム3,3が架設されているが、固定フレーム2cに対して上下二本の可動フレーム3,3を架設し、側面開口部11の上辺(疑似ルーフ40側)と下辺(疑似フロア20側)の高さをそれぞれ変更させることができるように構成した場合には、側面開口部11をより実車の側面開口部124(図3参照)に似せて形成することができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、第一実施形態では、固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3がパイプによって形成されているが、その形状は限定されるものではなく、円形断面の部材や角材、平板などを用いることができ、各フレームの連結手段も限定されるものではない。
また、固定フレーム2a〜2fおよび可動フレーム3を、キャビン前部120(図3参照)の形状に合わせて曲げた場合には、キャビン前部120をより忠実に模倣した疑似車体を形成することができる。
また、第一実施形態の疑似車体10Aは、キャビン前部120(図3参照)を模倣した形状であるが、検討する作業内容に応じて、車体の一部または車体全体を模倣した形状の疑似車体を形成することができる。
[第二実施形態]
第二実施形態の作業用シミュレーション装置1Bは、図5に示すように、作業用対象車両の車体全体を模倣した形状の疑似車体10Bを備えている。
この疑似車体10Bは、疑似フロア20と、疑似フロア20の上面に立設された疑似ピラー30Bと、疑似ピラー30Bの上端部に設けられた疑似ルーフ40と、疑似フロア20の下方に設けられた脚部50と、疑似フロア20の前方に設けられた疑似フロント60と、によって構成されている。
また、疑似車体10Bでは、疑似フロア20の床板22にシートを模倣した疑似ワークW1が着脱自在であるとともに、疑似ピラー30Bの前側の固定フレーム2cにインストルメントパネルを模倣した疑似ワークW2が着脱自在である。
第二実施形態の疑似ピラー30Bの可動フレーム3は、下端部がクランプ部材4を介して疑似フロア20の左右の固定フレーム2aにスライド可能に連結されるとともに、上端部がクランプ部材4を介して疑似ルーフ40の左右の固定フレーム2dにスライド可能に連結されている。
このような疑似ピラー30Bでは、前側の固定フレーム2cが作業対象車両の前ピラーに対応し、可動フレーム3が中ピラーに対応し、後側の固定フレーム2cが後ピラーに対応している。そして、可動フレーム3を前後方向に移動させることで、側面開口部11の前後方向の幅を変更することができる。
疑似フロント60は、作業対象車両のフロントを模倣した部位である。この疑似フロント60は、フロント上面に対応した固定フレーム2gの前端部と、フロント前面に対応した固定フレーム2hの上端部とが連結部材61を介して直角に連結され、さらに、フロント上面に対応した固定フレーム2gの後端部が、疑似ピラー30Bの前側の固定フレーム2cに連結部材62を介して連結されている。
また、疑似フロント60には、フロントサイドメンバに対応した可動フレーム3が、上側の固定フレーム2gの下方に所定の間隔を空けて平行に配置されている。この可動フレーム3は、前端部がクランプ部材4を介して前側の固定フレーム2hにスライド可能に取り付けられ、後端部はクランプ部材4を介して脚部50の固定フレーム2fにスライド可能に取り付けられている。
また、左右の可動フレーム3には、フロントサブフレームに対応した底板63が架設されている。したがって、可動フレーム3を上下方向に移動させることで、底板63の高さを変更することができる。なお、底板63の上面には、ブレーキパイプを模倣した疑似ワークW3が着脱自在となっている。
また、疑似フロント60では、前側のクランプ部材4をフロントクロスメンバと仮想しており、このクランプ部材4の前面に、バンパーを模倣した疑似ワークW4が着脱自在となっている。
第二実施形態の作業用シミュレーション装置1Bでは、第一実施形態の作業用シミュレーション装置1A(図1参照)と同様に、作業者が疑似車体10Bによって作業対象車両を疑似的に体感することができる。そして、疑似ワークW1(シート)、疑似ワークW2(インストルメントパネル)、疑似ワークW4(バンパー)を疑似車体10Bに組み付けるとともに、疑似ワークW3を用いてブレーキパイプの調整作業を行うことで、新しい車種を生産ラインで製造する前に、作業姿勢や作業効率を十分に検討することができる。また、疑似車体10Bを用いて作業を訓練することもできる。
また、疑似車体10Bの形状を部分的に変更することができるため、疑似車体10B全体を組み直すことなく、類似した別の車体を模倣することができ、作業対象車両の仕様変更にも柔軟に対応することができる。
また、第二実施形態の疑似車体10Bは、作業対象車両の車体全体を模倣しているため、作業者はより具体的に作業を検討することができる。したがって、第二実施形態の作業用シミュレーション装置1Bを用いて、エンジンルーム、車体後部、トランクに対する作業内容や、車体後方からの乗降作業を十分に検討することができる。
さらに、図6に示すように、オーバーヘッドコンベアを仮想した疑似コンベア70に、疑似ハンガー71,71を介して疑似車体10Bを吊り下げることで、作業対象車両の車体下部に対する作業を検討することもできる。
なお、疑似コンベア70は、軸方向が前後方向に配置されたパイプである。また、疑似ハンガー71は、軸方向が上下方向に配置されたパイプであり、その上下両端部を、連結部材71a,71aを介して疑似コンベア70および疑似車体10Bの固定フレーム2d,2gに連結している。
1A 作業用シミュレーション装置(第一実施形態)
1B 作業用シミュレーション装置(第二実施形態)
2a〜2h 固定フレーム
3 可動フレーム
4 クランプ部材
4e マーク
10A 疑似車体(第一実施形態)
10B 疑似車体(第二実施形態)
11 側面開口部
20 疑似フロア
21 連結部材
22 床板
30A 疑似ピラー(第一実施形態)
30B 疑似ピラー(第二実施形態)
40 疑似ルーフ
41 連結部材
50 脚部
60 疑似フロント
61 連結部材
62 連結部材
63 底板
70 疑似コンベア
100 作業対象車両
110 車体
120 キャビン前部
121 ルーフ
122 フロア
123a 前ピラー
123b 中ピラー
124 側面開口部
W1〜W4 疑似ワーク

Claims (4)

  1. 固定フレームと、
    前記固定フレームにスライド可能に連結された可動フレームと、によって形成された疑似車体を備え、
    前記疑似車体は、作業対象車両の車体を模倣した形状であることを特徴とする作業用シミュレーション装置。
  2. 前記疑似車体には、前記作業対象車両の搭載部品を模倣した形状の疑似ワークを着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の作業用シミュレーション装置。
  3. 前記固定フレームには、前記可動フレームの取付位置を示したマークが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用シミュレーション装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された作業用シミュレーション装置を用いた作業体験方法であって、
    作業者が前記疑似車体に対して部品を組み付ける動作を行うことを特徴とする作業体験方法。
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