JP2012240565A - アクセル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペダルアームの剛性を維持し、かつ、回転角センサを保護することの可能なアクセル装置を提供する。
【解決手段】車体6に取り付け可能なハウジング3により回転可能に支持されたペダルアーム21は、パッド22に受ける運転者の踏力によってX方向およびY方向に回転する。回転角センサよりもパッド側に位置するペダルアーム21に設けられたセンサ保護部23は、溝部がペダルアーム21から回転軸方向に凹み、かつ、突部232が回転方向に突出する。これにより、センサ保護部23の断面積を、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上にすることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のアクセル装置に関する。
従来より、運転者によるペダルの踏込量に応じて車速状態を制御するアクセル装置が知られている。アクセル装置は、車両に取り付けられた支持体にペダルアームが回転可能に接続される。ペダルアームの端部に設けられたパッドに運転者の踏力が作用することで、ペダルアームは正逆回転する。
ペダルアームの回転軸周りに設けられた回転角センサは、ペダルアームの回転角に応じた信号を車両の電子制御装置(ECU)に出力する。これにより、ECUは、その信号及び車両のスピード情報などに基づいて、エンジンの各部を制御する。
特許文献1に記載のアクセル装置は、ペダルアームの外壁に回転軸方向に凹む溝が設けられている。運転者の足がペダルアームの側面に接触する等、ペダルアームに回転軸方向の負荷が作用した場合、その溝を起点としてペダルアームが変形する。これにより、回転角センサに作用する負荷が低減され、回転角センサの出力特性の異常が抑制される。
特開2004−155340号公報
しかしながら、特許文献1では、ペダルアームに溝を設けた箇所の断面積が小さくなるので、ペダルアームの剛性が大幅に低下する。このため、ペダルアームに回転軸方向または回転方向に通常の負荷が作用した場合、溝を起点としてペダルアームが容易に変形するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ペダルアームの剛性を維持し、かつ、回転角センサを保護することの可能なアクセル装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によると、車体に取り付け可能な支持体により回転可能に支持されたペダルアームは、パッドに受ける運転者の踏力により正逆回転する。付勢手段は、運転者の踏力の増加によりペダルアームが回転する方向と反対方向にペダルアームを付勢する。回転角センサは、支持体に対するペダルアームの回転角を検出する。
回転角センサよりもパッド側のペダルアームに設けられたセンサ保護部は、ペダルアームから回転軸方向に凹み、かつ、回転方向に突出する。
これにより、センサ保護部の断面積をペダルアームの断面積よりも小さくすることなく、センサ保護部を設けることが可能になる。したがって、アクセル装置の通常操作時にペダルアームの回転軸方向または回転方向に作用する負荷に対し、ペダルアームの剛性を維持することができる。
一方、回転角センサの出力に影響を及ぼす程度の負荷がペダルアームの回転軸方向に作用した場合、センサ保護部を起点としてペダルアームのパッド側が変形する。したがって、回転角センサを保護することができる。
すなわち、ペダルアームの剛性の維持と、回転角センサの保護とを両立することができる。
請求項2に記載の発明によると、センサ保護部は、ペダルアームの回転軸方向の外壁に設けられ回転方向の一方の外壁から他方の外壁へ延びる溝部、及びペダルアームの回転方向の外壁から突出する突部を有する。
センサ保護部は、溝部の延びる方向に沿う最小断面積が、センサ保護部よりもパッド側に位置するペダルアームの断面積以上である。
これにより、ペダルアームの剛性の維持と、回転角センサの保護とを両立することができる。
請求項3に記載の発明によると、センサ保護部の突部は、ペダルアームの回転軸方向から見て略三角形である。センサ保護部の溝部は、ペダルアームの回転方向の外壁から突出する突部の頂点からペダルアームの突部とは反対側の外壁へ亘って延びている。
これにより、突部の突出量を最小限に抑え、アクセル装置の製造上のコストを低減すると共に、体格を小型化することができる。
請求項4に記載の発明によると、センサ保護部の溝部は、ペダルアームの回転軸とパッドとを結ぶ仮想直線に対し略垂直に延びる。
これにより、パッドが受ける踏力方向と溝部の延びる方向とが略平行になるので、ペダルアームの回転方向の負荷に対し、センサ保護部を起点としてペダルアームが容易に変形することを防ぐことができる。
また、ペダルアームの回転軸方向に過大な負荷が作用した場合、センサ保護部に確実に応力集中する。したがって、センサ保護部は、回転角センサを確実に保護することができる。
請求項5に記載の発明によると、ペダルアームとセンサ保護部とは樹脂から一体に形成され、回転方向に延びる側壁、この側壁の回転方向の両端から回転軸方向に延びる上壁及び下壁、並びに上壁と下壁との間で側壁から回転軸方向に延びる補強壁を有する。
センサ保護部は、ペダルアームよりも多くの補強壁を有する。
これにより、ペダルアームおよびセンサ保護部を形成する樹脂を肉抜きすることで、軽量化および製造コストを低減することが可能になる。また、センサ保護部の補強壁の数をペダルアームの補強壁の数よりも多くすることで、側壁、上壁及び下壁の板厚を変えることなく、センサ保護部の断面積をペダルアームの断面積以上にすることができる。
請求項6に記載の発明によると、突部は、支持体が取り付けられる車体側へペダルアームが回転するとき、車体に干渉しない程度にペダルアームから突出する。
これにより、運転者の視界に突部が入りにくくすることができる。
請求項7に記載の発明によると、突部は、支持体が取り付けられる車体と反対側にペダルアームから突出する。
これにより、ペダルアームを車体に近づけることができる。
本発明の第1実施形態によるアクセル装置の側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII方向のアクセルペダルの平面図である。 図1のIV方向のアクセルペダルの底面図である。 図3及び図4のV方向のアクセルペダルの側面図である。 図1及び図5のVI−VI線の断面図である。 図1及び図5のVII−VII線の断面図である。 本発明の第2実施形態によるアクセル装置の側面図である。 本発明の第2実施形態によるアクセル装置のアクセルペダルの側面図である。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるアクセル装置を図1〜図7に示す。
アクセル装置1は、車両に搭載され、運転者によるアクセルペダル2の踏み込み量に応じてエンジンの各部を制御する。本実施形態のアクセル装置1は、アクセルバイワイヤ方式を採用しており、アクセルペダル2の回転角度を回転角センサ5で電気信号に変換し、図示しない車両の電子制御装置(ECU)に出力する。ECUは、回転角センサ5からの信号及び車両のスピード情報等に基づいてスロットル装置及びインジェクタの噴射量等、エンジンの各部を制御し、エンジンの運転状態を制御する。
図1および図2に示すように、アクセル装置1は、運転者に踏込み操作されるアクセルペダル2、このアクセルペダル2を回転可能に支持する支持体としてのハウジング3、付勢手段としてのスプリング4および回転角センサ5などを備えている。
ハウジング3は、例えば樹脂から略箱状に形成されている。ハウジング3は、底板31、天板32、左右の側板33、34等を有している。底板31と天板32とは、互いに略平行に形成されている。また、左右の側板33、34は、互いに略平行に形成され、底板31と天板32とを接続している。ハウジング3には、アクセルペダル2が挿通する開口35が設けられている。
底板31には、取付孔311、312が設けられている。この取付孔311、312にボルト等が取り付けられることで、ハウジング3は車体6に取り付けられる。
アクセルペダル2は、ペダルアーム21、パッド22およびセンサ保護部23などから構成され、例えば樹脂から一体に形成されている。
ペダルアーム21は、ハウジング3の開口35を挿通している。ペダルアーム21の端部にパッド22が設けられている。ペダルアーム21は、パッド22と反対側で、ハウジング3の内側に円筒部24を有している。
円筒部24には、回転軸方向に通じる孔241が形成されている。この孔241に軸部材11が嵌合している。軸部材11は、一端がハウジング3の側板33の内壁に形成された凹部331に回転可能に支持され、他端がハウジング3の側板34の内壁に形成された凹部341に回転可能に支持されている。よって、アクセルペダル2は、軸部材11の中心を回転軸Oとして軸部材11と一体に回転可能である。
以下、運転者の踏込み操作に伴う踏力の増加によりアクセルペダル2が回転する方向をX方向といい、その反対方向をY方向という。
アクセルペダル2は、図1、図6および図7に示すように、その回転方向に延びる側壁25、この側壁25の回転方向の両端から回転軸方向に延びる上壁26及び下壁27、並びに上壁26と下壁27との間で側壁25から回転軸方向に延びる補強壁28を有する。補強壁28は、アクセルペダル2の回転軸方向から見て、X状のX補強壁281と、I状のI補強壁282とを有している。
センサ保護部23は、円筒部24とパッド22との間でペダルアーム21と一体に設けられ、ペダルアーム21から回転軸方向に凹み、かつ、回転方向に突出している。センサ保護部23を形成する側壁25、上壁26、下壁27およびX補強壁281の板厚は、その前後のペダルアーム21を形成する側壁25、上壁26、下壁27およびX補強壁281の板厚と略同じである。
センサ保護部23は、ペダルアーム21の回転方向の外壁から突出する突部232、及びペダルアーム21の回転軸方向の外壁に設けられる溝部231を有する。
突部232は、ペダルアーム21から上壁26が車体6と反対側に突出している。突部232は、円筒部側のI補強壁282とパッド側のI補強壁282とに跨って延びている。突部232は、ペダルアーム21の回転軸方向から見て略三角形に形成されている。突部は、ペダルアーム21の回転方向の外壁から突出する三角形の頂点が、ペダルアーム21の回転軸方向に延びるなだらかな曲面に形成されている。
溝部231は、回転軸方向へ凹み、回転方向の一方の外壁から他方の外壁へ延びている。 溝部231は、円筒部側のI補強壁282とパッド側のI補強壁282との間に設けられている。溝部231はペダルアーム21の回転方向の外壁から突出する突部232の頂点からペダルアーム21の突部232とは反対側の外壁へ亘って延びている。図1および図5に示すように、溝部231は、ペダルアーム21の回転軸Oとパッド22とを結ぶ仮想直線Lに対し略垂直に延びている。
センサ保護部23は、X補強壁281と上壁26との間に補強壁283を有している。補強壁283は、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の上壁26、およびセンサ保護部23よりも円筒部側のペダルアーム21の上壁26と略同一平面上に設けられる。補強壁283は、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の上壁26と、センサ保護部23よりも円筒部側のペダルアーム21の上壁26とを接続している。つまり、センサ保護部23は、ペダルアーム21よりも多くの補強壁28を有している。
図6のセンサ保護部23の幅b1および高さh1と、図7に示すペダルアーム21の幅b2と高さh2との関係は、
b1<b2、h1>h2、かつ、b1×h1≧b2×h2 である。
つまり、センサ保護部23は、図6に示す溝部231の延びる方向に沿う最小断面積が、図7に示すセンサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上である。これにより、アクセルペダル2は、回転軸方向および回転方向の負荷に対する剛性が維持される。
図3および図4に示すように、ペダルアーム21は、センサ保護部23と円筒部24との間で、ペダルアーム21から回転軸方向に凹む第2溝部29を有している。第2溝部29は、ペダルアーム21の上壁26から下壁27へ延びている。第2溝部29は、センサ保護部23の溝部231と略平行に延びている。第2溝部29の凹み量は、センサ保護部23の溝部231の凹み量よりも小さい。
第2溝部29は、ペダルアーム21の上壁26と下壁27との距離が、センサ保護部23の上壁26と下壁27との距離よりも遠い位置に設けられている。このため、第2溝部29の延びる方向に沿うペダルアーム21の最小断面積は、第2溝部29よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上である。これにより、アクセルペダル2は、回転軸方向および回転方向の負荷に対する剛性が維持される。
図2に示すように、円筒部24の軸方向にロータ12が設けられている。ロータ12は、略円環状の環状部121、及びこの環状部121から径外方向へ突出するスプリング保持部122を有している。ロータ12の環状部121は、円筒部24の径外側に、円筒部24と相対回転可能に設けられている。
環状部121の円筒部側の面には、傾斜面を有するはす歯123が周方向に複数形成されている。一方、円筒部24の環状部側の面には、環状部121のはす歯123に対応する傾斜面を有するはす歯242が周方向に複数形成されている。運転者がアクセルペダル2のパッド22に踏力を与えると、環状部121のはす歯123と円筒部24のはす歯242とが噛み合い、環状部121は、円筒部24とともに回転する。このとき、環状部121は、はす歯123とはす歯242の傾斜面により側板側へ押し付けられる。環状部121と側板34との間には、摩擦板14が設けられ、環状部121に摩擦力を与える。これにより、アクセルペダル2の回転角に応じた大きさの摩擦力がアクセルペダル2に作用する。これにより、アクセルペダル2は、X方向およびY方向の回転に所定のヒステリシス特性が与えられる。
スプリング保持部122の天板側には、略皿状のホルダ13が設けられている。ホルダ13と天板32との間にスプリング4が設けられている。スプリング4は、外側コイルスプリング41及び内側コイルスプリング42から構成される二重コイルスプリングである。
スプリング4は、軸方向に伸びる力を有しており、ホルダ13をロータ12のスプリング保持部側へ押し付けている。スプリング4の付勢力により、ロータ12のスプリング保持部122が底板側へ付勢され、環状部121が回転する。環状部121の回転に伴い、はす歯123とはす歯242との噛み合いにより、円筒部24を有するアクセルペダル2も回転する。つまり、スプリング4は、運転者の踏込み操作によりアクセルペダル2が回転する方向と反対方向(Y方向)にアクセルペダル2を付勢している。
回転角センサ5は、ハウジング3の側板33に取り付けられた磁気検出素子としてのホールIC52と、軸部材11の側板側の端部に固定された磁気発生手段としての2個の磁石53とから構成される。2個の磁石53が励磁する磁界の磁束は、アクセルペダル2の回転軸Oに直交して流れる。ホールIC52は、感磁面を通過する磁束密度に応じた電圧信号を出力する。この電圧信号は、ハウジング3に設けられたコネクタ9の端子から車両のECUに伝送される。ECUは、アクセルペダル2の回転角を検知し、エンジンの各部を制御する。
アクセル装置1の作動を説明する。
図1に示すように、運転者がパッド22に踏力を与えていない状態において、アクセルペダル2はスプリング4の付勢力によって全閉位置に維持される。このとき、回転角センサ5は、アクセルペダル2が全閉位置にあることを示す信号をECUへ出力する。
運転者がパッド22に与える踏力を増加すると、アクセルペダル2はX方向に回転する。また、運転者がパッド22に与える踏力を減少すると、アクセルペダル2はY方向に回転する。このとき、回転角センサ5は、アクセルペダル2が所定量回転していることを示す信号をECUへ出力する。
センサ保護部23は、溝部231の延びる方向に沿う最小断面積が、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上であるので、回転方向および回転軸方向の負荷に対する剛性が維持されている。アクセル装置1の通常操作時、パッド22に運転者の踏力が作用するとき、ペダルアーム21には、その運転者の踏力とスプリング4の付勢力とが作用する。このとき、センサ保護部23は、回転方向への変形が抑制される。また、運転者の足がペダルアーム21の側面に接触する等、アクセルペダル2の回転軸方向に負荷が作用した場合、センサ保護部23は、回転軸方向への変形が抑制される。
これに対し、回転角センサ5の出力特性に異常が生じる程度の負荷がアクセルペダル2の回転軸方向に作用した場合、その負荷はセンサ保護部23に応力集中する。このため、アクセルペダル2は、センサ保護部23を起点としてペダルアーム21のパッド側が変形する。
本実施形態では、以下の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、センサ保護部23は、ペダルアーム21から回転軸方向に凹み、かつ、回転方向に突出する。センサ保護部23は、溝部231の延びる方向に沿う最小断面積が、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上である。これにより、アクセル装置1の通常操作時に、ペダルアーム21の回転軸方向または回転方向に作用する負荷に対し、ペダルアーム21の剛性を維持することができる。
一方、回転角センサ5の出力に影響を及ぼす程度の負荷がペダルアーム21の回転軸方向に作用した場合、センサ保護部23の溝部231を起点としてペダルアーム21のパッド側が変形する。したがって、回転角センサ5を保護することができる。
(2)本実施形態では、センサ保護部23の溝部231は、ペダルアーム21の回転軸Oとパッド22とを結ぶ仮想直線Lに対し略垂直に延びている。これにより、パッド22が受ける踏力方向と溝部231の延びる方向とが略平行になるので、ペダルアーム21の回転方向の負荷に対し、センサ保護部23を起点としてペダルアーム21が容易に変形することを防ぐことができる。
一方、ペダルアーム21の回転軸方向に過大な負荷が作用した場合、センサ保護部23に確実に応力集中する。したがって、センサ保護部23は、回転角センサ5を確実に保護することができる。
(3)本実施形態では、センサ保護部23は、X補強壁281と上壁26との間に、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の上壁26と、センサ保護部23よりも円筒部側のペダルアーム21の上壁26とを接続する補強壁283を有する。これにより、側壁25、上壁26及び下壁27の板厚を変えることなく、センサ保護部23の断面積をペダルアーム21の断面積以上にすることができる。
(4)本実施形態では、センサ保護部23の突部232は、支持体が取り付けられる車体6と反対側にペダルアーム21から突出する。これにより、ペダルアーム21を車体6に近づけることができるので、車室内の空間を有効に使用することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるアクセル装置を図8および図9に示す。本実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、センサ保護部23の突部232は、ペダルアーム21から下壁27が車体側に突出している。突部232は、ペダルアーム21がX方向へ回転するとき、車体6に干渉しない程度にペダルアーム21から突出している。
センサ保護部23は、X補強壁281と下壁27との間に、センサ保護部23よりもパッド側の下壁27と、センサ保護部23よりも円筒部側のペダルアーム21の下壁27とを接続する補強壁283を有している。補強壁283は、センサ保護部23よりもパッド側の下壁27、およびセンサ保護部23よりも円筒部側のペダルアーム21の下壁27と略同一平面上に設けられる。つまり、センサ保護部23は、ペダルアーム21よりも多くの補強壁28を有している。センサ保護部23は、溝部231の延びる方向に沿う最小断面積が、センサ保護部23よりもパッド側のペダルアーム21の断面積以上である。これにより、アクセルペダル2は、回転軸方向および回転方向の負荷に対する剛性が維持される。
本実施形態では、センサ保護部23の突部232はペダルアーム21から車体側に突出しているので、運転者の視界に突部232が入りにくくすることができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、ペダルアームおよびセンサ保護部に肉盗みを設けた。これに対し、本発明は、ペダルアームおよびセンサ保護部をソリッドに形成してもよい。
上述した実施形態では、センサ保護部は、溝部と突部とを1個づつ有するものとした。これに愛し、本発明は、センサ保護部は、溝部と突部とを複数個有するものとしてもよい。この場合、溝部を回転軸方向に向き合うように設けてもよく、突部を回転方向に向き合うように設けてもよい。
上述した実施形態では、ペダルアームおよびセンサ保護部を樹脂から形成した。これに対し、本発明は、ペダルアームおよびセンサ保護部を金属などから形成してもよい。
上述した実施形態では、略箱型のハウジング内にスプリングと回転角センサとを収容した。これに対し、本発明は、ハウジングの形状には限定されず、また、スプリングと回転角センサとを別個のハウジングに収容してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
1 ・・・アクセル装置
2 ・・・アクセルペダル
3 ・・・ハウジング(支持体)
4 ・・・スプリング(付勢手段)
5 ・・・回転角センサ
6 ・・・車体
21 ・・・ペダルアーム
22 ・・・パッド
23 ・・・センサ保護部
25 ・・・側壁
26 ・・・上壁
27 ・・・下壁
28 ・・・補強壁
231・・・溝部
232・・・突部
O ・・・回転軸
L ・・・仮想直線

Claims (7)

  1. 車体に取り付け可能な支持体と、
    運転者の踏力を受けるパッドと、
    前記支持体により回転可能に支持され、前記パッドに受ける運転者の踏力により正逆回転するペダルアームと、
    運転者の踏力の増加により前記ペダルアームが回転する方向と反対方向に前記ペダルアームを付勢する付勢手段と、
    前記支持体に対する前記ペダルアームの回転角を検出する回転角センサと、
    前記回転角センサよりも前記パッド側に位置する前記ペダルアームに設けられ、前記ペダルアームから回転軸方向に凹み、かつ、回転方向に突出するセンサ保護部とを備えることを特徴とするアクセル装置。
  2. 前記センサ保護部は、前記ペダルアームの回転軸方向の外壁に設けられ回転方向の一方の外壁から他方の外壁へ延びる溝部、及び前記ペダルアームの回転方向の外壁から突出する突部を有し、
    前記センサ保護部は、前記溝部の延びる方向に沿う最小断面積が、前記センサ保護部よりも前記パッド側に位置する前記ペダルアームの断面積以上であることを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。
  3. 前記センサ保護部の前記突部は、前記ペダルアームの回転軸方向から見て略三角形であり、
    前記センサ保護部の前記溝部は、前記ペダルアームの回転方向の外壁から突出する前記突部の頂点から前記ペダルアームの前記突部とは反対側の外壁へ亘って延びていることを特徴とする請求項2に記載のアクセル装置。
  4. 前記センサ保護部の前記溝部は、前記ペダルアームの回転軸と前記パッドとを結ぶ仮想直線に対し略垂直に延びることを特徴とする請求項2または3に記載のアクセル装置。
  5. 前記ペダルアームと前記センサ保護部とは樹脂から一体に形成され、回転方向に延びる側壁、この側壁の回転方向の両端から回転軸方向に延びる上壁及び下壁、並びに前記上壁と前記下壁との間で前記側壁から回転軸方向に延びる補強壁を有し、
    前記センサ保護部は、前記ペダルアームよりも多くの前記補強壁を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクセル装置。
  6. 前記突部は、前記支持体が取り付けられる前記車体側へ前記ペダルアームが回転するとき、前記車体に干渉しない程度に前記ペダルアームから突出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のアクセル装置。
  7. 前記突部は、前記支持体が取り付けられる前記車体と反対側に前記ペダルアームから突出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のアクセル装置。
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