JP2007284000A - アクセルペダルモジュール - Google Patents

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JP2007284000A JP2006116495A JP2006116495A JP2007284000A JP 2007284000 A JP2007284000 A JP 2007284000A JP 2006116495 A JP2006116495 A JP 2006116495A JP 2006116495 A JP2006116495 A JP 2006116495A JP 2007284000 A JP2007284000 A JP 2007284000A
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諭 松浦
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Abstract

【課題】アクセルペダルモジュール1において、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用した後もペダル2の操作を可能にすることにある。
【解決手段】アクセルペダルモジュール1によれば、ロッド3の一部は、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部6をなす。これにより、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用しても、この過大な外力は、本体4に印加されず変形部6に集中的に印加され、変形部6は、弾性変形または塑性変形する。このため、外力の印加を集中的に受ける部分が、従来のように折損することなく弾性変形または塑性変形するので、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用した後もペダル2の操作が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員の踏込操作により車両の加速や減速を行うためのアクセルペダルモジュールに関する。
従来より、アクセルペダルモジュール100は、図5(a)に示すように、足により踏み込まれて回転変位するペダル101と、一端にペダル101が取り付けられ、ペダル101の回転中心に向かい伸びるように設けられたロッド102と、ロッド102の他端が接続される本体103とから構成されている。
ここで、本体103は、ロッド102の他端に接続され、所定の軸部を中心にペダル101の回転変位に応じて回転するロータ104と、ロータ104の回転位置に応じた電気信号を電子制御装置(ECU)に出力するセンサ(図示せず)と、踏み込みによる回転方向(正方向とする)とは逆の方向(負方向とする)にロータ104を回転付勢するスプリング(図示せず)と、正方向と負方向とでロータ104の回転に要する踏力に差を発生させるヒス発生機構(図示せず)とを備える。
そして、ECUは、センサから出力される電気信号に基づき、ロータ104の回転位置をアクセル開度として検出するとともに、このアクセル開度の検出値を用いて各種の制御処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
このように、アクセルペダルモジュール100では、本体103からロッド102が突出するように配置され、突出したロッド102の先端(つまり、ロッド102の一端)にペダル101が取り付けられている。このため、ペダル101やロッド102に過大な外力が作用し、この外力にペダル101やロッド102が耐えた場合、過大な外力は本体103に印加され、ロータ104、センサ、スプリングおよびヒス発生機構等が破損したり、アクセル開度の検出値に変動が生じたりしてしまう。
このため、踏み込みにより過大な外力が印加されやすい方向、つまり、正規の回転方向の正方向において、ペダル101の過剰な変位を規制するストッパ105が設けられている。しかし、このストッパ105による規制のみでは、ペダル101に対し図5(b)に示す横方向や斜め方向に過大な外力が作用し、この外力にペダル101やロッド102が耐えた場合、過大な外力は本体103に印加されてしまう。
そこで、ロッド102の他端に接続される部材に、切り欠き状に溝を設け、横方向や斜め方向に過大な外力が作用した場合に、溝の部分が折損することで本体103への外力の印加を阻止する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この技術によれば、溝の部分が折損することにより、ペダル101の操作が不可能になってしまう。
特開2001−180326号公報 特開2004−155340号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、アクセルペダルモジュールにおいて、ペダルやロッドに正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用した後もペダルの操作を可能にすることにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のアクセルペダルモジュールは、足により踏み込まれて回転変位するペダルと、一端にペダルが取り付けられ、ペダルの回転中心に向かい伸びるように設けられたロッドと、ロッドの他端に取り付けられ、所定の軸部を中心にペダルの回転変位に応じて回転するロータとを備える。そして、ロッドの一部は、ロッドやペダルに正規の回転方向以外の方向に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部をなす。
これにより、ペダルやロッドに正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用しても、この過大な外力は、本体に印加されず変形部に集中的に印加され、変形部は、弾性変形または塑性変形する。このため、外力の印加を集中的に受ける部分が、従来のように折損することなく弾性変形または塑性変形するので、ペダルやロッドに正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用した後もペダルの操作が可能になる。
なお、変形部は、ペダルやロッドに正規の回転方向以外の方向から外力が作用すると、応力が集中的に発生する応力集中部である。そして、この変形部は、ペダルやロッドに正規の回転方向以外の方向から外力が作用しても、破断せずかつ弾性変形または塑性変形できるように、断面積、断面係数および素材の引張強度等が設定されている。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のアクセルペダルモジュールによれば、変形部は、正規の回転方向以外の方向へのロッドのがたつき量に応じて設定される。
これにより、ロッドが正規の回転方向以外の方向にがたついても本体を構成するロータ、センサ、スプリングおよびヒス発生機構等が破損しないように、変形部を設定することができる。特に、アクセル開度を検出するセンサは、ロッドに直接的に接続されるロータの側面に対向して配置されるので、ロッドが正規の回転方向以外の方向にがたつくとロータ等の当接を受けやすく破損しやすい。これに対し、正規の回転方向以外の方向へのロッドのがたつき量に応じて変形部を設定することで、センサの破損を確実に防止することができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のアクセルペダルモジュールによれば、変形部の断面形状は、正規の回転方向に垂直な横幅が正規の回転方向のいずれか一方向に向かい漸増するように設けられている。
これにより、足の踏力の作用方向が正規の回転方向に対して傾いても、正規の回転方向に踏力の分力を発生させて、ロッドやロータを正規の回転方向に回転させることができる。すなわち、足の踏力の作用方向がばらついても、ロッドやロータを、確実に正規の回転方向に回転させることができる。
最良の形態1のアクセルペダルモジュールは、足により踏み込まれて回転変位するペダルと、一端にペダルが取り付けられ、ペダルの回転中心に向かい伸びるように設けられたロッドと、ロッドの他端に取り付けられ、所定の軸部を中心にペダルの回転変位に応じて回転するロータとを備える。そして、ロッドの一部は、ロッドやペダルに正規の回転方向以外の方向に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部をなす。
また、このアクセルペダルモジュールによれば、変形部は、正規の回転方向以外の方向へのロッドのがたつき量に応じて設定される。
最良の形態2のアクセルペダルモジュールによれば、変形部の断面形状は、正規の回転方向に垂直な横幅が正規の回転方向のいずれか一方向に向かい漸増するように設けられている。
〔実施例1の構成〕
実施例1のアクセルペダルモジュール1の構成を、図1を用いて説明する。
アクセルペダルモジュール1は、図1に示すように、足により踏み込まれて回転変位するペダル2と、一端にペダル2が取り付けられ、ペダル2の回転中心に向かい伸びるように設けられたロッド3と、ロッド3の他端が接続される本体4とから構成されている。すなわち、アクセルペダルモジュール1では、本体4からロッド3が突出するように配置され、突出したロッド3の先端(つまり、ロッド3の一端)にペダル2が取り付けられている。
ここで、本体4は、ロッド3の他端に接続され、所定の軸部を中心にペダル2の回転変位に応じて回転するロータ5と、ロータ5の回転位置に応じた電気信号を電子制御装置(ECU:図示せず)に出力するセンサ(図示せず)と、踏み込みによる回転方向(正方向とする)とは逆の方向(負方向とする)にロータ5を回転付勢するスプリング(図示せず)と、正方向と負方向とでロータ5の回転に要する踏力に差を発生させるヒス発生機構(図示せず)とを備える。
そして、ECUは、センサから出力された電気信号に基づき、ロータ5の回転位置をアクセル開度として検出するとともに、このアクセル開度の検出値を用いて各種の制御処理を行う。
〔実施例1の特徴〕
実施例1のアクセルペダルモジュール1の特徴を、図1および図2を用いて説明する。
実施例1のアクセルペダルモジュール1によれば、ロッド3の一部は、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向(図5(b)参照)に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部6をなす。
変形部6は、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から外力が作用すると、応力が集中的に発生する応力集中部である。そして、変形部6は、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から外力が作用しても、破断せずかつ弾性変形または塑性変形できるように、断面積、断面係数および素材の引張強度等が設定されている。なお、変形部6の素材(つまり、ロッド3の素材)は、例えば、低炭素鋼等の鉄系の素材である。また、変形部6は、正規の回転方向以外の方向へのロッド3のがたつき量に応じて設定される。
なお、変形部6は、例えば、平面視でロッド3の一部の左右の両側からプレス加工されて設けられる。このため、図1(b)、図2(a)に示すように、平面視で他の部分よりも細くなるように設けられ、図1(a)、図2(b)に示すように、側面視で他の部分よりも厚くなるように設けられる。
〔実施例1の効果〕
実施例1のアクセルペダルモジュール1によれば、ロッド3の一部は、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部6をなす。
これにより、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用しても、この過大な外力は、本体4に印加されず変形部6に集中的に印加され、変形部6は、弾性変形または塑性変形する。このため、外力の印加を集中的に受ける部分が、従来のように折損することなく弾性変形または塑性変形するので、ペダル2やロッド3に正規の回転方向以外の方向から過大な外力が作用した後もペダル2の操作が可能になる。
また、変形部6は、正規の回転方向以外の方向へのロッド3のがたつき量に応じて設定される。
これにより、ロッド3が正規の回転方向以外の方向にがたついても本体4を構成するロータ5、センサ、スプリングおよびヒス発生機構等が破損しないように、変形部6を設定することができる。特に、アクセル開度を検出するセンサは、ロッド3に直接的に接続されるロータ5の側面に対向して配置されるので、ロッド3が正規の回転方向以外の方向にがたつくとロータ5等の当接を受けやすく破損しやすい。これに対し、正規の回転方向以外の方向へのロッド3のがたつき量に応じて変形部6を設定することで、センサの破損を確実に防止することができる。
実施例2のアクセルペダルモジュール1によれば、図3に示すように、変形部6の断面形状は、正規の回転方向に垂直な横幅が正規の回転方向の一方向に向かい漸増するように設けられている。
これにより、足の踏力の作用方向が正規の回転方向に対して傾いても、正規の回転方向に踏力の分力を発生させて、ロッド3やロータ5を正規の回転方向に回転させることができる。すなわち、足の踏力の作用方向がばらついても、ロッド3やロータ5を、確実に正規の回転方向に回転させることができる。
〔変形例〕
本実施例のアクセルペダルモジュール1によれば、変形部6は、平面視で左右の両側からプレス加工されて設けられていたが、図4(a)に示すように、平面視で左側からのみプレス加工して変形部6を設けてもよく、図4(b)に示すように、平面視で右側からのみプレス加工して変形部6を設けてもよい。
(a)はアクセルペダルモジュールの側面図であり、(b)はアクセルペダルモジュールの平面図である(実施例1)。 (a)は変形部の平面図であり、(b)は変形部の側面図であり、(c)は(a)のA−A断面図である(実施例1)。 (a)は変形部の平面図であり、(b)は変形部の側面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である(実施例2)。 変形部の平面図である(変形例)。 (a)はアクセルペダルモジュールの側面図であり、(b)はペダルに作用する外力の説明図である(従来例)。
符号の説明
1 アクセルペダルモジュール
2 ペダル
3 ロッド
5 ロータ
6 変形部

Claims (3)

  1. 足により踏み込まれて回転変位するペダルと、
    一端に前記ペダルが取り付けられ、前記ペダルの回転中心に向かい伸びるように設けられたロッドと、
    このロッドの他端に取り付けられ、所定の軸部を中心に前記ペダルの回転変位に応じて回転するロータとを備え、
    前記ロッドの一部は、前記ロッドや前記ペダルに正規の回転方向以外の方向に外力が作用したときに、弾性変形または塑性変形する変形部をなすことを特徴とするアクセルペダルモジュール。
  2. 請求項1に記載のアクセルペダルモジュールにおいて、
    前記変形部は、前記正規の回転方向以外の方向への前記ロッドのがたつき量に応じて設定されることを特徴とするアクセルペダルモジュール。
  3. 請求項1に記載のアクセルペダルモジュールにおいて、
    前記変形部の断面形状は、前記正規の回転方向に垂直な横幅が前記正規の回転方向のいずれか一方向に向かい漸増するように設けられていることを特徴とするアクセルペダルモジュール。
JP2006116495A 2006-04-20 2006-04-20 アクセルペダルモジュール Pending JP2007284000A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102785573A (zh) * 2011-05-20 2012-11-21 株式会社电装 加速器装置
JP2015071379A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 本田技研工業株式会社 車両用アクセルペダル装置

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