JP5492360B2 - ペダル操作量検出装置 - Google Patents

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Description

本発明はペダル操作量検出装置に係り、特に、揺動レバーおよびセンサロッドを有するペダル操作量検出装置の改良に関するものである。
(a) ペダル操作力を伝達する伝達部材と、(b) その伝達部材に揺動可能に配設された揺動レバーと、(c) 前記伝達部材と前記揺動レバーとに跨がって配設されたセンサロッドと、(d) 前記伝達部材に配設され、前記揺動レバーから前記ペダル操作力またはそのペダル操作力の反力が伝達されることにより歪を生じる起歪体と、を有し、(e) 前記起歪体の歪に基づいてペダル操作量を電気的に検出するペダル操作量検出装置が知られている。特許文献1に記載の装置はその一例で、ペダル操作時に揺動レバーがセンサロッドに当接させられ、そのセンサロッドと起歪体との間に配設された弾性部材を弾性変形させつつセンサロッドを軸方向へ移動させるとともに起歪体に歪を生じさせるようになっている。また、特許文献2には、揺動レバーと操作ペダル(伝達部材)との間にスプリングを配設し、揺動レバーを検出子の当接部に当接させる技術が記載されている。
特開2005−132216号公報 特開2001−018768号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置においては、ペダルの非操作時に起歪体に予荷重を付与することなく揺動レバーをセンサロッドに対して当接状態に保持することが難しく、がたつきや遊び(ロスストローク)が生じたり予荷重がばらついたりして検出精度が損なわれる可能性があった。ロスストロークが生じると、例えば踏込みストロークが長くなって操作性が悪くなる可能性がある。特許文献2のようにスプリングを用いて揺動レバーを付勢すれば上記ロスストロークを解消できるが、スプリングの付勢力による予荷重がばらついて検出精度が損なわれる可能性がある。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、ペダルの非操作時に起歪体に予荷重を付与することなく揺動レバーのがたつきやロスストロークを解消し、ペダルの踏込み初期からペダル操作量を高い精度で検出できるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) ペダル操作力を伝達する伝達部材と、(b) その伝達部材に揺動可能に配設された揺動レバーと、(c) 前記伝達部材と前記揺動レバーとに跨がって配設されたセンサロッドと、(d) 前記伝達部材に配設され、前記揺動レバーから前記ペダル操作力またはそのペダル操作力の反力が伝達されることにより歪を生じる起歪体と、を有し、(e) 前記起歪体の歪に基づいてペダル操作量を電気的に検出するペダル操作量検出装置において、(f) 前記センサロッドは、前記揺動レバーおよび前記起歪体を共に貫通させられているとともに、(g) そのセンサロッドの前記起歪体から突き出す側の端部には第1係止部が設けられ、前記起歪体と前記揺動レバーとの間に位置する中間部には第2係止部が設けられている一方、(h) その第2係止部と前記起歪体との間に、ペダル非操作時において自然状態または圧縮状態で配設された第1弾性部材と、(i) 前記揺動レバーと前記センサロッドとに跨がって配設され、その揺動レバーを前記第2係止部に当接させるように付勢する第2弾性部材と、を有し、(j) ペダル操作時に前記揺動レバーから前記第2係止部に前記センサロッドを前記第1係止部側へ変位させる方向の荷重が加えられ、その第2係止部と前記起歪体との間で前記第1弾性部材を弾性変形させつつそのセンサロッドをその第1係止部側へ移動させるとともにその起歪体に歪を生じさせることを特徴とする。
第2発明は、第1発明のペダル操作量検出装置において、(a) 前記センサロッドは、前記揺動レバーから突き出す側の端部に第3係止部を備えており、(b) 前記第2弾性部材は、前記第3係止部と前記揺動レバーとの間に圧縮状態で前記センサロッドと同心に配設された圧縮コイルスプリングであることを特徴とする。
このようなペダル操作量検出装置においては、揺動レバーとセンサロッドとに跨がって第2弾性部材が配設され、その第2弾性部材の付勢力に従って揺動レバーが第2係止部に当接させられるようになっており、ペダル操作時には揺動レバーから第2係止部にペダル操作力または反力による荷重が加えられ、その第2係止部と起歪体との間で第1弾性部材を弾性変形させつつセンサロッドを第1係止部側へ移動させるとともに起歪体に歪を生じさせ、その歪に基づいてペダル操作量が電気的に検出される。その場合に、揺動レバーはペダル非操作時においても第2弾性部材の付勢力に従って第2係止部に当接させられており、且つ、その第2弾性部材はセンサロッドと揺動レバーとに跨がって配設されているため、その第2弾性部材の付勢力はセンサロッド自体で受け止められる。これにより、起歪体に予荷重を付与することなく揺動レバーのがたつきやロスストロークが解消し、操作ペダルの踏込み初期から第1弾性部材を介して起歪体に荷重が適切に伝達されるようになり、ペダル操作量を高い精度で検出できる。また、揺動レバーは第2弾性部材の付勢力に従って第2係止部に当接させられるため、揺動レバーの揺動に伴うセンサロッドとの相対変位を許容しつつ、揺動レバーと第2係止部との当接状態が良好に維持される。
第2発明は、上記センサロッドに第3係止部が設けられ、その第3係止部と前記揺動レバーとの間に、第2弾性部材として圧縮コイルスプリングが圧縮状態でセンサロッドと同心に配設されているため、構造が簡単でコンパクトに構成できるとともに、こじり等を生じることなく揺動レバーを第2係止部に対して確実に当接状態に保持できる。なお、この場合の同心は、圧縮コイルスプリングのコイルの内側をセンサロッドが挿通させられている程度の意味で、厳密に幾何学的に同心である必要はない。
本発明の一実施例であるペダル操作量検出装置が設けられた常用ブレーキ用の車両用操作ペダル装置の一例を示す正面図である。 図1におけるII−II矢視部分を拡大して示す断面図である。 図1の実施例のペダル操作量検出装置の要部の一部を切り欠いて拡大して示す正面図である。 図3のペダル操作量検出装置の起歪体に設けられた歪センサを示す図である。 図1の実施例において操作ペダルが所定のペダル操作力N1で踏込み操作された状態を示す正面図である。 図1の実施例において操作ペダルがN1よりも大きなペダル操作力N2で踏込み操作された状態を示す正面図である。 図6のように踏込み操作された場合のペダル操作量検出装置の要部を拡大して示す正面図である。 図1のペダル操作量検出装置の歪センサの検出特性をペダルストロークとの関係において模式的に示した図である。 第1圧縮コイルスプリングが略自然状態で配設されている他の実施例を説明する図で、図3に対応する正面図である。 図9の実施例のペダル操作量検出装置の歪センサの検出特性をペダルストロークとの関係において模式的に示した図である。 ペダル操作量検出装置の起歪体に設けられる歪センサの他の態様を示す図である。 ペダル操作量検出装置の起歪体に設けられる歪センサの更に別の態様を示す図である。
本発明のペダル操作量検出装置は、ブレーキペダルやアクセルペダルなどの車両用操作ペダルのペダル操作量、すなわちペダル操作力やペダルストローク(踏込みストローク)を検出する装置として好適に用いられるが、車両用以外の操作ペダルのペダル操作量検出装置にも適用され得る。車両用操作ペダルは、その操作ペダルの操作に従って機械的にホイールブレーキ等を作動させるように構成されても良いし、電気的に検出したペダル操作量に応じて電気的にホイールブレーキや車両駆動装置等を制御する電気式(バイワイヤ方式)の操作ペダル装置であっても良い。
伝達部材は、足踏み操作される操作ペダルそのものでも良いが、中間レバーや連結リンクを介してペダル操作力が伝達される場合、その中間レバーや連結リンクを伝達部材として用いることもできる。本発明は、例えば(a) 前記伝達部材は支持軸心まわりに回動可能に配設されているとともに、前記揺動レバーは、該伝達部材に該支持軸心と平行な揺動軸心まわりに揺動可能に配設されている一方、(b) 前記伝達部材から前記揺動レバーを介して前記ペダル操作力が伝達されるとともに、該ペダル操作力に対応する反力を該揺動レバーに加える出力部材を備えて構成される(これを好適態様1とする)が、揺動レバーから伝達部材にペダル操作力が伝達される場合にも本発明は適用され得る。上記出力部材は、操作ペダルや中間レバーに回動可能に連結され、ペダル操作力が伝達されるとともに反力が加えられる部材で、例えばブレーキ反力が直接加えられるブレーキブースタのオペレーティングロッドやブレーキマスタシリンダのプッシュロッドなどである。操作ペダルに連結される連結リンクや、その連結リンクに連結される中間レバー等を出力部材として用いることもできる。バイワイヤ方式の操作ペダル装置の場合、ばね等の反力機構等によって出力部材に反力が加えられるようにすれば良い。
起歪体は、ペダル操作力や反力に応じて歪を生じるもので、例えばばね板材等の弾性変形可能な金属その他の材料にて構成される。この起歪体の歪(変形)を電気的に検出するために、歪ゲージ等の歪センサが用いられる。そして、この歪センサの検出値に基づいて、例えば予め定められた換算式やマップからペダル操作力やペダルストロークなどのペダル操作量が求められる。
揺動レバーおよび起歪体にはセンサロッドが挿通させられる貫通穴が設けられるが、揺動レバーの貫通穴は、揺動レバーの揺動が許容されるように所定の遊びを設けたり長穴としたりされる。貫通穴の代わりに、揺動レバーの先端に達するスリットが設けられても良い。起歪体の貫通穴は、センサロッドの第1係止部が通り抜けないようにその第1係止部よりも小さな寸法で設けられる。起歪体は、例えば撓み変形可能な長手状板材で、その長手状板材の長手方向の両端部において前記伝達部材に固定されるとともに、その長手状板材の長手方向の中央部分に貫通穴が設けられ、その貫通穴内を前記センサロッドが略垂直に挿通させられるように構成される。揺動レバーの揺動に伴って、起歪体がセンサロッドと共に伝達部材に対して所定の軸まわりに回動させられるように構成することも可能で、その場合は揺動レバーとセンサロッドとの間の上記遊びを小さくできる。
センサロッドの第2係止部には、揺動レバーが当接させられるとともに第1弾性部材が係止されるが、その揺動レバーが当接させられる部分と第1弾性部材が係止される部分とを、センサロッドの軸方向に離間して設けることも可能である。揺動レバーと第2係止部との当接部の少なくとも一方は、揺動レバーの揺動に拘らず当接状態が適切に維持されるように円弧形状或いは球面形状とすることが望ましい。
第2係止部と起歪体との間に配設される第1弾性部材は、圧縮コイルスプリングや皿ばねが適当で、センサロッドと同心に配設することが望ましいが、ねじりコイルスプリング等の他のばね部材やゴム等の他の弾性体を採用することも可能である。この場合の同心は、コイル等の内側をセンサロッドが挿通させられている程度の意味で、厳密に幾何学的に同心である必要はない。揺動レバーを第2係止部に当接させるように付勢する第2弾性部材についても、圧縮コイルスプリングや皿ばね、ねじりコイルスプリング等のばね部材、或いはゴム等の他の弾性体を採用することができる。第2発明では、第3係止部と揺動レバーとの間に第2弾性部材として圧縮コイルスプリングが配設されるが、第1発明の実施に際しては、例えば揺動レバーと第2係止部との間に引張コイルスプリングやねじりコイルスプリング等を配設し、揺動レバーを引っ張って第2係止部に当接させることも可能で、必ずしも第3係止部は必要ない。
前記好適態様1のように揺動レバーに反力を加える出力部材を備えている場合、例えば、(a) 前記ペダル操作力に応じて前記伝達部材が前記支持軸心まわりに回動させられた場合に、前記反力に応じて前記第1弾性部材を弾性変形させつつ前記揺動レバーが該伝達部材に対して揺動させられ、該揺動レバーから前記センサロッドおよび前記第1弾性部材を介して前記起歪体に前記反力が伝達される弾性伝達領域と、(b) 前記伝達部材の回動量が予め定められたストッパストロークを超えると、該伝達部材に設けられたストッパに前記揺動レバーが当接してそれ以上の揺動が阻止され、該揺動レバーから前記センサロッドに伝達される前記反力が一定に維持される伝達規制領域と、を有するように構成することができる。
このように弾性伝達領域と伝達規制領域とを有する場合、弾性伝達領域では揺動レバーの揺動により第1弾性部材を弾性変形させつつ起歪体に反力が伝達され、ペダルストロークに応じて起歪体を適切に変形させてペダル操作量を検出できる一方、伝達規制領域では揺動レバーの揺動が阻止されて第1弾性部材から起歪体に伝達される反力が一定に維持されるため、起歪体に過大な反力が作用することが防止され、その起歪体の小型化や薄型化が可能となる。但し、ストッパを設けることなく弾性伝達領域だけで構成することもできる。また、第1弾性部材を予め弾性変形させた状態で配設することにより、所定の反力(ペダル操作力)に達するまでは第1弾性部材の弾性変形を伴うことなく揺動レバーからセンサロッドおよび第1弾性部材を介して反力がそのまま起歪体に伝達される直接伝達領域が設けられても良い。初期状態で第1弾性部材が略自然状態である場合には、ペダル踏込み操作の初期から第1弾性部材が弾性変形させられ、直接伝達領域を経過することなく直ちに弾性伝達領域となる。
また、(a) 前記出力部材は、前記揺動軸心と平行な連結ピンを介して前記揺動レバーに連結されているとともに、(b) 前記揺動レバーにはカラーが配設されて、そのカラーの内部を前記連結ピンが挿通させられている一方、(c) 前記伝達部材には、前記揺動軸心まわりに所定の遊びを有する状態で前記カラーが挿通させられるストッパ穴が前記ストッパとして設けられ、その遊びによって前記揺動レバーの揺動が許容されるとともに、前記ストッパストロークに達するとそのカラーがそのストッパ穴の内壁面に当接してそれ以上の揺動が阻止されるように構成することができる。
この場合、揺動レバーに配設されたカラーがストッパ穴の内壁面に当接させられることにより、ストッパストロークが規定されて揺動レバーのそれ以上の揺動が阻止されるため、ストッパストロークのばらつきがカラーの外径寸法およびストッパ穴の内径寸法の2つの因子のみで定まり、そのストッパストロークを高い精度で管理できる一方、カラーは揺動レバーと出力部材とを連結する連結ピンが挿通させられるものであるため、構造が簡単で安価に構成できる。但し、出力部材と揺動レバーとを連結する連結ピンがそのままストッパ穴の内壁面に当接させられるようになっていても良いし、それ等のカラーや連結ピンとは別個に揺動レバーの揺動範囲を規制するストッパを伝達部材に設けることもできるなど、種々の態様が可能である。
揺動レバーに所定の入力部材からペダル操作力が伝達される場合には、例えば、(a) ペダル操作力に応じて前記伝達部材が前記支持軸心まわりに回動させられた場合に、そのペダル操作力に応じて前記第1弾性部材を弾性変形させつつ前記揺動レバーがその伝達部材に対して揺動させられ、前記センサロッドおよび前記第1弾性部材を介して前記起歪体にペダル操作力が伝達される弾性伝達領域と、(b) 前記伝達部材の回動量が予め定められたストッパストロークを超えると、その伝達部材に設けられたストッパに前記揺動レバーが当接してそれ以上の揺動が阻止され、その揺動レバーから前記起歪体に伝達される前記ペダル操作力が一定に維持される伝達規制領域と、を有するように構成できる。また、(a) 前記入力部材は、前記揺動軸心と平行な連結ピンを介して前記揺動レバーに連結されているとともに、(b) 前記揺動レバーにはカラーが配設されて、そのカラーの内部を前記連結ピンが挿通させられている一方、(c) 前記伝達部材には、前記揺動軸心まわりに所定の遊びを有する状態で前記カラーが挿通させられるストッパ穴が前記ストッパとして設けられ、その遊びによって前記揺動レバーの揺動が許容されるとともに、前記ストッパストロークに達するとそのカラーがそのストッパ穴の内壁面に当接してそれ以上の揺動が阻止されるように構成できる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるペダル操作量検出装置10が設けられた車両の常用ブレーキ用の操作ペダル装置8を示す正面図(車両搭載状態では車両の左側から見た図)である。図2は、図1におけるII−II矢視部分を拡大して示す断面図で、図3は、図1のペダル操作量検出装置10の要部の一部を切り欠いて拡大して示す正面図である。この操作ペダル装置8は、図示しないペダルサポートに略水平な支持軸14の軸心まわりに回動可能に配設された操作ペダル16を備えている。支持軸14の軸心は支持軸心に相当する。操作ペダル16は、制動要求に応じて運転者により足踏み操作されるもので、下端部には踏部(パッド)18が設けられているとともに、中間部分には揺動レバー20を介してブレーキブースタのオペレーティングロッド22が連結されている。操作ペダル16は、踏部18にペダル操作力Nが加えられる入力部材で、且つそのペダル操作力Nをオペレーティングロッド22側へ伝達する伝達部材に相当し、オペレーティングロッド22は、操作ペダル16から揺動レバー20を介してペダル操作力Nが伝達されるとともに、そのペダル操作力Nに対応するブレーキ反力Rがブレーキブースタによって作用させられる出力部材に相当する。なお、電気的にホイールブレーキを制御するバイワイヤ方式の操作ペダル装置の場合には、反力機構等によって所定の反力が作用させられる反力部材がオペレーティングロッド22の代りに連結される。
揺動レバー20は、支持軸14と平行な支持ピン32の軸心まわりに揺動可能に操作ペダル16に配設されている。この揺動レバー20は、操作ペダル16に沿って上方へ延びているとともに、図2に示されるように操作ペダル16の両側に平行に配設される一対の側板部20a、20bを備えており、それ等の側板部20a、20bに跨がって支持ピン32と平行に円筒形状のカラー34が配設されている。操作ペダル16には、カラー34が所定の遊びを有する状態で挿通させられる円形のストッパ穴36が設けられており、その遊びによって揺動レバー20の揺動が許容されるとともに、カラー34がストッパ穴36の内壁面に当接させられることによって揺動範囲が規定される。支持ピン32の軸心は揺動レバー20の揺動軸心に相当し、ストッパ穴36は、操作ペダル16に対する揺動レバー20の揺動を規制するストッパとして機能する。
前記オペレーティングロッド22の端部には、ねじ結合等により二股状(U字形状)のクレビス24が一体的に固設されているとともに、前記支持ピン32と平行に断面円形の円柱形状のクレビスピン26が配設されている。そして、このクレビスピン26が前記カラー34内を相対回転可能に挿通させられることにより、オペレーティングロッド22が揺動レバー20に対して相対回動可能に連結され、図5、図6に示すように操作ペダル16が踏込み操作されると、ブレーキ反力R1、R2に応じて揺動レバー20を支持ピン32の右まわりに揺動させる力がオペレーティングロッド22から揺動レバー20に加えられる。カラー34は、例えば揺動レバー20の一対の側板部20a、20bに一体的に固設される。クレビスピン26は連結ピンに相当する。図5および図6において一点鎖線で示す操作ペダル16は、それぞれペダル非操作時の初期位置を表している。
上記オペレーティングロッド22は、操作ペダル16に沿って上方へ延び出す揺動レバー20の基端側部分、すなわち支持ピン32の近傍部分に連結されており、揺動レバー20の先端は荷重検知部40を介して操作ペダル16に連結されている。前記ペダル操作量検出装置10は、これ等の揺動レバー20および荷重検知部40を含んで構成されており、荷重検知部40は、図3から明らかなようにブラケット42を介して操作ペダル16に一体的に固定される起歪体44と、その起歪体44および揺動レバー20を共に貫通させられたセンサロッド46と、そのセンサロッド46と略同心に配設された一対の第1圧縮コイルスプリング48および第2圧縮コイルスプリング50とを備えている。この場合の同心は、第1圧縮コイルスプリング48および第2圧縮コイルスプリング50のコイルの内側をセンサロッド46が挿通させられている程度の意味で、必ずしも厳密に幾何学的に同心である必要はない。起歪体44および揺動レバー20には、それぞれセンサロッド46を軸方向の移動可能に挿通させる貫通穴44h、20hが設けられている。第1圧縮コイルスプリング48は第1弾性部材に相当し、第2圧縮コイルスプリング50は第2弾性部材に相当する。
起歪体44は、図4に示すように長方形の板材で、撓み変形が可能なばね板材等によって構成されており、長手方向が上下方向すなわち操作ペダル16の回動方向に対して略直角な方向となり、且つ操作ペダル16の回動平面に対して略垂直(図1の紙面に対して垂直)になる姿勢で、その長手方向の両端部(上下の両端部)がブラケット42にリベット等により一体的に固定されている。起歪体44の長手方向の両端部には、リベット等によりブラケット42に固定するための一対の取付穴52が設けられている。ブラケット42には、略直角に折り曲げられた一対の縦壁部42tが設けられており、起歪体44はその縦壁部42tに固定されている。そして、その起歪体44の長手方向の中央に前記貫通穴44hが設けられ、前記センサロッド46が起歪体44の板面に対して略垂直となる姿勢、言い換えれば前記オペレーティングロッド22と略平行になる姿勢で、その貫通穴44h内を貫通させられるようになっている。
センサロッド46は、円柱形状の長尺の軸部54と、その軸部54の前記起歪体44の貫通穴44hから突き出す側の端部に設けられた第1抜止め部56と、軸部54の前記揺動レバー20の貫通穴20hから突き出す側の端部に設けられた第2抜止め部58と、起歪体44と揺動レバー20との間に位置する中間部に設けられた中間係止部60とを備えている。第1抜止め部56、第2抜止め部58、中間係止部60は、それぞれ必要に応じて軸部54と別体に構成され、ねじや接着剤、溶接等の固設手段により軸部54に一体的に固設される。それ等の取付位置を適宜変更できるようにしても良い。図3では、便宜的に第2抜止め部58および中間係止部60が軸部54と一体に構成された断面で示されている。
中間係止部60は、前記第1圧縮コイルスプリング48の一端部が着座させられるばね受けフランジ60aを備えており、その第1圧縮コイルスプリング48の他端部は、軸部54の軸方向の移動可能に配設されたばね受け部材62に着座させられている。ばね受け部材62は、初期状態では軸部54に一体的に設けられたストッパ61に当接させられ、起歪体44に略接する状態で保持されている。起歪体44の反対側の面は第1抜止め部56に略接しており、ばね受け部材62と第1抜止め部56との間で起歪体44を挟んで位置決めするようにセンサロッド46が配設されている。第1圧縮コイルスプリング48は所定の圧縮状態で配設されている。第1抜止め部56は第1係止部に相当し、中間係止部60は第2係止部に相当する。
中間係止部60はまた、前記第2抜止め部58側へ向かって突き出す部分球面状(実施例は半球形状)の当接部60bを備えており、操作ペダル16が踏込み操作されたペダル操作時にブレーキ反力Rに従って揺動レバー20がその当接部60bに当接させられるようになっている。前記第2圧縮コイルスプリング50は、第2抜止め部58と揺動レバー20との間に圧縮状態でセンサロッド46と略同心に配設されており、ペダル非操作時においても、揺動レバー20はその第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って当接部60bに当接する当接状態に保持される。揺動レバー20に設けられた前記貫通穴20hは、ペダル操作時の揺動レバー20の揺動に伴うセンサロッド46と揺動レバー20との相対変位を許容するように、そのセンサロッド46の軸部54との間に所定の遊びを有するように設けられている。これにより、ペダル操作時においても、センサロッド46は起歪体44に対して略垂直となる姿勢に保持される。また、当接部60bは部分球面形状を成しているため、揺動レバー20の揺動に伴う相対変位に拘らず当接部60bと揺動レバー20との当接状態が適切に維持される。揺動レバー20が当接部60bに当接させられる部分には、当接部60bを受け入れる凹所が設けられている。上記第2抜止め部58は第3係止部に相当する。
そして、このような操作ペダル装置8においては、ペダル操作力Nに応じて操作ペダル16が図5、図6に示すように支持軸14の右まわりに回動させられ、そのペダル操作力Nに対応するブレーキ反力Rがオペレーティングロッド22からクレビスピン26およびカラー34を介して揺動レバー20に加えられる。その場合に、本実施例では図1に示す初期状態(ペダル非操作時)において、第1圧縮コイルスプリング48が所定の圧縮状態でセンサロッド46の中間係止部60とばね受け部材62との間に介在させられているため、所定のブレーキ反力Rに達するまでは第1圧縮コイルスプリング48が弾性変形しない。ペダル操作力N1が加えられた図5は、このように第1圧縮コイルスプリング48を弾性変形させることなく、ブレーキ反力R1が揺動レバー20からセンサロッド46、第1圧縮コイルスプリング48、およびばね受け部材62を介してそのまま起歪体44に伝達される状態である。N1よりも大きなペダル操作力N2が加えられた図6は、ブレーキ反力R2に応じて第1圧縮コイルスプリング48が弾性変形(圧縮変形)させられるようになった場合で、揺動レバー20から中間係止部60にセンサロッド46を第1抜止め部56側へ変位させる方向の荷重が加えられ、その中間係止部60と起歪体44との間で第1圧縮コイルスプリング48を弾性変形させつつ、センサロッド46を第1抜止め部56側へ移動させるとともに起歪体44に歪を生じさせる。図7は、このようにブレーキ反力R2によって第1圧縮コイルスプリング48が弾性変形させられた状態のペダル操作量検出装置10の正面図で、センサロッド46が起歪体44に対して相対的に第1抜止め部56側へ変位させられ、第1抜止め部56が起歪体44から離間させられている。
起歪体44には、前記図4に示すように歪ゲージ等の歪センサ64が例えばブリッジ回路を形成するように複数取り付けられており、起歪体44の変形量に応じた検出信号が出力される。図4は、起歪体44の長手方向に一直線に、且つ、貫通穴44hに対して対称位置となるように計4つの歪センサ64が取り付けられた場合である。この歪センサ64の検出値は、操作ペダル16のペダルストローク(踏込み操作量)に応じて変化するため、この検出値に基づいて、例えば予め定められた換算式やマップからペダル操作力Nやペダルストロークなどのペダル操作量が求められる。図8は、上記歪センサ64の検出特性をペダルストロークとの関係において模式的に示した概略図で、ペダルストロークSTaは、操作ペダル16の踏込み操作に伴ってブレーキ反力Rが上昇し、第1圧縮コイルスプリング48が弾性変形し始める弾性開始ストロークで、この弾性開始ストロークSTaよりも前は、図5に示すように揺動レバー20からブレーキ反力Rがセンサロッド46や第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44にそのまま伝達される直接伝達領域である。弾性開始ストロークSTaを超えると、図6に示すようにブレーキ反力Rに応じて第1圧縮コイルスプリング48が弾性変形させられる弾性伝達領域となり、その弾性変形分だけペダルストロークに対する歪センサ64の検出値の増加、言い換えればペダル操作力Nの増加が緩やかになる。
一方、ブレーキ反力Rの増加に伴って揺動させられる揺動レバー20のカラー34が、操作ペダル16に設けられたストッパ穴36の内壁面に当接させられると、揺動レバー20のそれ以上の揺動が阻止され、揺動レバー20からセンサロッド46および第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44に伝達されるブレーキ反力Rのそれ以上の増加が阻止される。すなわち、操作ペダル16のペダルストロークが、カラー34がストッパ穴36に当接するストッパストロークSTsを超えると、操作ペダル16の更なる踏込み操作に伴ってブレーキ反力Rが増大しても、揺動レバー20の操作ペダル16に対する揺動が阻止されるため、その揺動レバー20からセンサロッド46および第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44に加えられるブレーキ反力Rは一定に維持され、起歪体44の過大な変形が防止される。このストッパストロークSTsを超えたペダルストローク領域は、揺動レバー20から起歪体44に伝達されるブレーキ反力Rが一定に維持される伝達規制領域である。第1圧縮コイルスプリング48は、操作ペダル16の踏部18に例えば200N程度以上の大きな踏力が加えられた場合に、上記ストッパストロークSTsに達するように配設される。
このように、本実施例のペダル操作量検出装置10においては、センサロッド46の第2抜止め部58と揺動レバー20との間に第2圧縮コイルスプリング50が配設され、その第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って揺動レバー20が中間係止部60に当接させられるようになっており、ペダル非操作時においても揺動レバー20は第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って中間係止部60に当接させられている。その場合に、第2圧縮コイルスプリング50は、センサロッド46の第2抜止め部58と揺動レバー20との間に配設されており、揺動レバー20はセンサロッド46の中間係止部60に当接させられるため、その第2圧縮コイルスプリング50の付勢力はセンサロッド46自体で受け止められる。これにより、起歪体44に予荷重を付与することなく揺動レバー20のがたつきやロスストロークが解消し、操作ペダル16の踏込み初期から第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44に荷重が適切に伝達されるようになり、ペダル操作量を高い精度で検出できる。また、揺動レバー20は第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って中間係止部60に当接させられるため、揺動レバー20の揺動に伴うセンサロッド46との相対変位を許容しつつ、揺動レバー20と中間係止部60との当接状態が良好に維持される。
また、本実施例では、センサロッド46に第2抜止め部58が設けられ、その第2抜止め部58と揺動レバー20との間に、第2弾性部材として第2圧縮コイルスプリング50が圧縮状態でセンサロッド46と略同心に配設されているため、構造が簡単でコンパクトに構成できるとともに、こじり等を生じることなく揺動レバー20を中間係止部60に対して確実に当接状態に保持できる。
また、本実施例では、ストッパ穴36によって揺動レバー20の揺動範囲が規制されることにより伝達規制領域が設けられているため、伝達領域では揺動レバー20からセンサロッド46および第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44にブレーキ反力Rが伝達され、ペダルストロークに応じて起歪体44を適切に変形させてペダル操作量を検出できる一方、伝達規制領域では揺動レバー20の揺動が阻止されて起歪体44に伝達されるブレーキ反力Rが一定に維持されるため、起歪体44に過大なブレーキ反力Rが作用することが防止されて、その起歪体44の小型化や薄型化が可能となる。
また、本実施例では、揺動レバー20に配設されたカラー34がストッパ穴36の内壁面に当接させられることにより、ストッパストロークSTsが規定されて揺動レバー20のそれ以上の揺動が阻止されるため、ストッパストロークSTsのばらつきがカラー34の外径寸法およびストッパ穴36の内径寸法の2つの因子のみで定まり、そのストッパストロークSTsを高い精度で管理できる一方、カラー34は揺動レバー20とオペレーティングロッド22とを連結するクレビスピン26が挿通させられるものであるため、構造が簡単で安価に構成される。
また、本実施例では、起歪体44が撓み変形可能な長手状板材で、その長手状板材の長手方向の両端部が操作ペダル16に固定され、長手方向の中央部分にセンサロッド46が起歪体44の板面に対して略垂直となる姿勢で保持されるため、簡単且つ安価に構成しつつセンサロッド46と略同心に配設された第1圧縮コイルスプリング48により起歪体44を適切に撓み変形させてペダル操作量を高い精度で検出することができる。
なお、上記実施例では、ペダル非操作時の初期状態において、第1圧縮コイルスプリング48が圧縮状態で中間係止部60と起歪体44との間に配設されていたが、初期状態において第1圧縮コイルスプリング48が略自然状態となるように配設することもできる。図9のペダル操作量検出装置70はその一例で、センサロッド46は前記ストッパ61を備えておらず、初期状態においてばね受け部材62が第1圧縮コイルスプリング48と起歪体44との間に丁度接するように保持されている。この場合は、操作ペダル16の踏込み操作に伴ってブレーキ反力Rが揺動レバー20に加えられると、そのブレーキ反力Rに応じて第1圧縮コイルスプリング48が直ちに圧縮変形し始めるため、前記直接伝達領域が無くなり、図10に示すようにストッパストロークSTsまで略一定の特性で検出値が増加する。
また、前記実施例では、図4に例示したように4つの歪センサ64が起歪体44の長手方向に一直線で配設されていたが、図11に示すように平行に計8つの歪センサ64を設けることもできるし、図12に示すように長手方向の半分の領域に歪センサ64を一対設けるだけでも良いなど、種々の態様が可能である。起歪体44の両面(図3における左右の両面)に歪センサ64を設けることもできる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
8:操作ペダル装置 10、70:ペダル操作量検出装置 16:操作ペダル(伝達部材) 20:揺動レバー 44:起歪体 46:センサロッド 48:第1圧縮コイルスプリング(第1弾性部材) 50:第2圧縮コイルスプリング(第2弾性部材) 56:第1抜止め部(第1係止部) 58:第2抜止め部(第3係止部) 60:中間係止部(第2係止部) N1、N2:ペダル操作力 R1、R2:ブレーキ反力(反力)

Claims (2)

  1. ペダル操作力を伝達する伝達部材と、
    該伝達部材に揺動可能に配設された揺動レバーと、
    前記伝達部材と前記揺動レバーとに跨がって配設されたセンサロッドと、
    前記伝達部材に配設され、前記揺動レバーから前記ペダル操作力または該ペダル操作力の反力が伝達されることにより歪を生じる起歪体と、
    を有し、前記起歪体の歪に基づいてペダル操作量を電気的に検出するペダル操作量検出装置において、
    前記センサロッドは、前記揺動レバーおよび前記起歪体を共に貫通させられているとともに、
    該センサロッドの前記起歪体から突き出す側の端部には第1係止部が設けられ、前記起歪体と前記揺動レバーとの間に位置する中間部には第2係止部が設けられている一方、
    該第2係止部と前記起歪体との間に、ペダル非操作時において自然状態または圧縮状態で配設された第1弾性部材と、
    前記揺動レバーと前記センサロッドとに跨がって配設され、該揺動レバーを前記第2係止部に当接させるように付勢する第2弾性部材と、
    を有し、ペダル操作時に前記揺動レバーから前記第2係止部に前記センサロッドを前記第1係止部側へ変位させる方向の荷重が加えられ、該第2係止部と前記起歪体との間で前記第1弾性部材を弾性変形させつつ該センサロッドを該第1係止部側へ移動させるとともに該起歪体に歪を生じさせる
    ことを特徴とするペダル操作量検出装置。
  2. 前記センサロッドは、前記揺動レバーから突き出す側の端部に第3係止部を備えており、
    前記第2弾性部材は、前記第3係止部と前記揺動レバーとの間に圧縮状態で前記センサロッドと同心に配設された圧縮コイルスプリングである
    ことを特徴とする請求項1に記載のペダル操作量検出装置。
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