JP2012229022A - 包装袋とその製作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部を有し、その開口部の下の表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目3を付す。包装袋1は開口部を有し、その開口部の下の表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目が付されている。この折り目は、包装袋の横方向(幅)に対して、連続、不連続に、或いは、一部に形成するものである。また、折り目の上方に切断部が形成されている。折り目の下にチャック2が形成されている。開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法は、包装袋の少なくとも片側から回転する折り目体で挟着しながら、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する。包装袋の少なくとも片側から往復動する折り目体で挟着して、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する。
【選択図】図1
Description
しかし、ミシン目5を破断した開口部は表裏のフィルムが密着していて、開口が容易に行えないことがある。
そこで、本願発明は、かかる不都合を解消する包装袋と、その包装袋の製作方法を提供する。
また、請求項2の包装袋は、請求項1の包装袋であって、折り目の上方に切断部が形成されている。
また、請求項3の包装袋は、請求項1又は請求項2の包装袋であって、
折り目の下にチャックが形成されている。
また、請求項4の開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法は、包装袋の少なくとも片側から回転する折り目体で挟着しながら、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する。
また、請求項5の開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法は、包装袋の少なくとも片側から往復動する折り目体で挟着して、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する。
また、請求項6の開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法は、包装袋の少なくとも片側から回転する折り目体と往復動する折り目体で挟着しながら、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する。
図1は、合成樹脂フィルム、アルミ箔等で表シートと裏シートで製作の包装袋の姿態であり、三方シール(二方シールであってもよい)の包装袋内に商品を収納後、上縁シール部6が形成してある。
また、その上縁シール部6の下には、包装袋1を開口しやすいように、側部に切欠き4が形成してある。尚、この切欠き4の包装袋の横方向の延長線に切断部5があり、この切断部5を破断して、開口部が形成される。
尚、この切断部5に、ミシン目が設けてあると更に切断しやすいが、材質により、或いは、ハサミ等で切断する場合には、ミシン目がなくてもよいし、前記切欠き4がなくても良い。
以上のように、本願の包装袋1は、商品を取り出すために、切断部で破断すると、その切断部5が開口部となる。そして、その開口部(切断部5)の下に、折り目3が形成されていると、開口部の表シートと裏シートは離反していて、開口しやすい。
なお、本願の包装袋は、チャック2、切欠き4、ミシン目の切断部5は必ずしも必要ではなく、切断部5で切断したとき、その開口部の下に折り目3が形成されていれば、その開口部は開いた状態となる。
包装袋1内に商品10が収納された状態で、開封をするために、前記切欠き4から切断部5で破断して、その上部の上縁シール部6を廃棄する。すると、包装袋1は折り目3によって、開口部(上縁)が開くので、チャック2を開いたとき、容易に開口状態になる。
この折り目3がないときには、表シートと裏シートは密着状態であるが、折り目3があると、表シート裏シートが離反して、開口部は開いた状態になるため、チャック2を開いて、商品を容易に取り出すことができる。
回転可能なロール50に巻かれた1枚のフィルム51は、縦型の一対の挟着ロール53で、前記フィルム51の中心を2つ折りで搬送されて、包装袋1の表シートと裏シートとなる。
次の工程では、前記2枚重ねのフィルム51に対して、前後に凹凸を形成のチャック用シーラー55a、55bが配置してあり、チャック2が形成され、さらに搬送されて、前記形成されたチャック2を前後に配置してあるクーラー56a、56bで冷却される。
図4(A)は、包装袋の両側(表シート1aと裏シート1b)の断面図であり、包装袋1の両側に回転する折り目体60a、60bが設置してあると共に、前記表シート1aと裏シート1bの間に台座70が設けてある。この台座70には、前記折り目体60a、60bの先端状に合致するク字状の尖塔体70a、70bが形成されている。そして、搬送される包装袋1(表シート1aと裏シート1b)に対して、前記折り目体60a、60bと台座70で挟着しながら回転(搬送)されると、表シート1aと裏シート1bは互いに内側に織り込まれて、折り目が形成される。
尚、図3には、前記一対の折り目体60a、60bが、直列に2台設置してあるが、包装袋の材質等によっては1台であっても良い。また、前記折り目体60a、60bの先端部は尖塔状であり、その尖塔形状を形成する鋭角及び先端部の幅は、包装袋の材質、厚み等を考慮して選定する。また、この折り目体60a、60bの回転速度は、包装袋搬送速度を考慮して選定する。
尚、前記折り目体61a、61bの先端部は尖塔形状であり、その尖塔形状を形成する鋭角及び先端部の幅は、包装袋の材質、厚み等を考慮して選定する。また、折り目体61a、61bの往復動する速度、折り目体61a、61bの幅は、包装袋の搬送速度、折り目の長さ等を考慮して選定する。
即ち、回転する折り目体60a、60bと往復動する折り目体61a、61bをどのように選定するかは、包装袋の材質、厚み、及び包装袋の搬送速度等によって選定する。
さらに、前記実施例では、包装袋1の両側(表シート1aと裏シート1b)に折り目3を形成しているが、片側に回転する折り目体60a、60b、往復動する折り目体61a、61bと台座70を設置して、片側だけに折り目3を形成してもよい。
次に、包装袋の右縦シールを右縦シーラー68a、68bで行い、その後、左縦シーラー69a、69bで左縦シールを実施した後に、冷却器70a、70bで前記左縦シールと右縦シールを冷却する。そして、次の工程では切欠き器71によって、切欠き4を形成する。
尚、その後、前記包装袋1に商品を収納した後に、下縁部をシールして、商品入りの包装袋1として完成する。
2 チャック
3 折り目
5 ミシン目
6 上縁シール
60a、60b 回転折り目体
61a、61b 往復動折り目体
Claims (6)
- 開口部を有する包装袋であって、前記開口部の下の表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に、折り目を付すことを特徴とする包装袋。
- 請求項1の包装袋であって、
折り目の上方に切断部を形成することを特徴とする包装袋。 - 請求項1又は請求項2の包装袋であって、
折り目の下にチャックを形成することを特徴とする包装袋。 - 開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法であって、
包装袋の少なくとも片側から回転する折り目体で挟着しながら、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する包装袋の製作方法。 - 開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法であって、包装袋の少なくとも片側から往復動する折り目体で挟着して、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する包装袋の製作方法。
- 開口部の下に折り目を付す包装袋の製作方法であって、包装袋の少なくとも片側から回転する折り目体と往復動する折り目体で挟着しながら、表シートと裏シートの少なくともいずれか一方に折り目を形成する包装袋の製作方法。
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