JP2016016612A - 収納袋の製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図3(a)に示すように、製造装置20においては、複合フィルム2を二つ折りにして形成される折り曲げ部11と、折り曲げ部11を形成することにより二つ折りされた複合フィルム2の端縁部同士をヒートシールして形成される縦シール部12と、縦シール部12が形成されることにより筒状となった複合フィルム2において折り曲げ部11に隣接する端縁部同士をヒートシールして形成される横シール部13(「シール部」の一例)と、を有する収納袋1が製造される。製造装置20により製造される収納袋1には、一方側の横シール部13の外端縁側(「シール部の一端縁側」の一例)から内端縁側(「シール部の他端縁側」の一例)にかけて、横シール部13の引き裂きを誘導するための複数の亀裂部41(図3(b))或いは亀裂部42(図3(c))が形成されている。特に、亀裂部41或いは亀裂部42は、ポリ溜まり(複合フィルム2の端縁部同士を横シールロール25によって熱しながら押圧する際に、横シールロール25により押圧される樹脂部分の一部が、横シールロール25の押圧により、本来、横シール部13が形成されるべき範囲をはみ出して押し出され、その押し出された樹脂部分が固化する現象)が生じない側の横シール部13に形成される。
以上のような収納袋1は、製造装置20において以下の方法で製造される。
図1及び図2に示すように、まず、複合フィルム2の原反Rから所定のテンションを付与しながら複合フィルム2を繰り出し、繰り出された複合フィルム2を搬送長手方向(縦方向)に沿って二つ折りにして収納袋1の折り曲げ部11を形成する。そして、二つ折りにされた複合フィルム2の搬送長手方向(縦方向)の端縁部同士を重ね合わせ、重ね合せた端縁部同士をヒートシールして収納袋1の縦シール部12を形成し、複合フィルム2を筒状とする。
次に、収納袋1の製造装置20の装置構成について説明する。
図1及び2に示すように、亀裂形成部材30は、横シール冷却ロール27の一方の冷却ロールである第1冷却ロール27Aの外周に設けられる冷却バー28に設けられる。すなわち、亀裂形成部材30は、横シール冷却ロール27(冷却バー28)と一体に設けられる。亀裂形成部材30は、第1冷却ロール27Aの回動に従って回動し、対向する第2冷却ロール27Bの冷却バー28と対向する位置で横シール部13と接触し、横シール部13に亀裂部41(亀裂部42)を形成する。
図4に示すように、亀裂形成部材30が設けられる冷却バー28は、略直方体状の部材であり、その上面に、横シール部13のシール面と当接する冷却面28aが形成されている。冷却バー28の冷却面28aは、第1冷却ロール27Aと略同一の曲率で湾曲して形成される。また、冷却バー28の冷却面28aには、亀裂形成部材30或いは後述する受け体35を嵌め込むための凹状の取付孔28bが形成されている。取付孔28bは、冷却バー28の冷却面28aの幅方向の中心線L1より若干ズレた位置に形成される。このように取付孔28bを形成することにより、亀裂形成部材30を取付孔28bに嵌め込んだ際に、亀裂形成部材30が、冷却バー28の冷却面28aの幅方向の中心線L1より若干ズレた位置に配置されることとなる。
針体31は、その先端部分、すなわち、亀裂部41(亀裂部42)を形成する際に横シール部13に接触する接触部分が、十字形状(図5(b))又は直線形状(図6(b))に形成され、台座32から突出した状態で設けられる。
図5及び図6に示すように、台座32は、略立方体形状に形成され、冷却バー28の取付孔28bに嵌め込み可能な形状となっている。図5(d)及び図6(d)に示すように、台座32の上面32aは、冷却バー28の冷却面28aと略同一の曲率で湾曲して形成される。すなわち、針体31を設ける面が、冷却バー28の冷却面28aと略同一の円弧形状をなすように形成される。このように台座32の上面32a(針体31を設ける面)を形成することで、台座32に設けられる全ての針体31の先端部分(針先部分)が、冷却バー28の冷却面28aと略同一の円弧形状をなすように配置されることとなり、針体31の先端部分が、均等な圧力で横シール部13に接触することができる。そのため、横シール部13に均一な形状の亀裂部41(亀裂部42)群を形成することができる。
次に、受け体35について説明する。
また、図8(c)に示すような平面視略台形状に配置される複数の針体31からなる亀裂形成部材30Bによって、亀裂部41群を平面視略台形状に形成する構成(図8(d)参照)としても構わない。すなわち、亀裂部41群の幅が横シール部13の外端縁から内端縁に向けて徐々に広がって形成されるように亀裂形成部材30Bを構成する。
2 複合フィルム
13 横シール部(シール部)
20 製造装置
25 横シールロール(シール部形成機構)
27 冷却ロール(シール部冷却機構)
29 カッタ(シール部切断機構)
30 亀裂形成部材(亀裂形成部)
31 針体(亀裂形成体)
41 亀裂部
42 亀裂部
Claims (7)
- 2軸延伸フィルムを基材フィルムとして含む複合フィルムを主たる材料とする収納袋の製造装置であって、
前記複合フィルムの端縁部同士をヒートシールすることによりシール部を形成するシール部形成機構と、
前記シール部形成機構により形成される前記シール部に冷却面を接触させることにより前記シール部を冷却するシール部冷却機構と、
を備え、
前記シール部冷却機構は、前記シール部を貫通する複数の亀裂部を形成する亀裂形成部を前記冷却面に有し、
前記亀裂形成部は、
前記シール部に前記亀裂部を形成する複数の亀裂形成体を有し、
前記シール部冷却機構の冷却面を前記シール部に接触させる際に、前記亀裂形成体を前記シール部に接触させることにより、前記シール部の一端縁側から前記シール部の他端縁側にかけて前記亀裂部を形成すること
を特徴とする収納袋の製造装置。 - 前記亀裂形成体における前記シール部に接触する接触部分が、直線形状又は十字形状に形成されること
を特徴とする請求項1に記載の収納袋の製造装置。 - 前記亀裂形成体における前記シール部に接触する接触部分が、前記シール部の一側縁に対して30°から70°の角度で接触するように形成されること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納袋の製造装置。 - 前記シール部形成機構により形成されるシール部を切断するシール部切断機構を備え、
前記亀裂形成部は、前記シール部であって、前記シール部切断機構が前記シール部を切断する位置に前記亀裂部を形成すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納袋の製造装置。 - 前記亀裂形成部において前記亀裂形成体を設ける面が、前記シール部冷却機構の冷却面と同一の円弧形状をなすように形成されること
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の収納袋の製造装置。 - 前記亀裂形成体を受ける受け体を備え、
前記受け体は、前記亀裂形成体が当接しないように形成されること
を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の収納袋の製造装置。 - 前記亀裂形成部は、所定の温度まで加熱された状態で前記シール部に前記亀裂部を形成すること
を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の収納袋の製造装置。
Priority Applications (1)
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