JP6373122B2 - 包装体の製造方法、及びこれに用いられる包装袋 - Google Patents
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Description
図1〜図10は、シート材の加工の過程を示す平面図及び断面図である。本実施形態に係る製造方法では、樹脂などで形成された帯状のシート材1が搬送され、このシート材1に加工が施される。はじめに、図1に示すように、シート材は、搬送方向に沿う第1折り目21に沿って、折り畳まれる。このとき、第1折り目21を境界として下側に配置される面を第1面11、上側に配置される面を第2面12と称することとする。また、この過程においては、搬送方向と直交する幅方向において、第1面11の長さが、第2面12よりも長くなるように、第1折り目21が形成される。そして、この長さの差により、第1面11のうち、第2面12に覆われていない領域、つまり上方に露出する領域を、以下、露出面111と称することとする。また、以下の説明では、シート材1の幅方向において、第1折り目21が形成された側を第1端部側、それとは反対側を第2端部側と称することとする。
次に、上記包装体を製造する製造ラインについて、図11〜図14を参照しつつ説明する。図11〜図14は、本実施形態に係る製造ラインを説明する斜視図である。また、シート材1の加工状態については、図1〜図10を適宜参照する。
以上のように、本実施形態によれば、帯状のシート材1を第1折り目21で折りたたんで第1面11と第2面12とで構成される物品の収容空間を形成した後、第1面11から露出する露出面111に第2折り目22を形成して折り畳み、第3面13を形成している。この第3面13は、第1面11と第2面12との開口を塞ぐフラップとなり、また、第2折り目22付近(第5面15)がヘッダーとなる。その後、第3面13には第3折り目23を境界として第4面14及び第5面15が形成されるとともに、第4面14が折りたたまれて、第5面15と重なるようにする。これにより、第1面11と第2面12との間の開口が露出するため、この開口から物品100を挿入することができる。その後、折りたたまれた第4面14を戻して第2面12に重なるようにすれば、開口を塞ぐことができ、包装袋10を封止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
上記実施形態では、シート材1を裁断して包装袋10を形成する前に、貫通孔33を形成しているが、貫通孔33を形成するタイミングは、これに限定されるものではなく、シート材1を裁断した後でもよい。例えば、物品を収容した後であって、第4面14を第2面12と接着した後でもよい。あるいは、必要に応じて他の製造ラインで形成することもできる。
上記実施形態では、露出面111の幅方向において、第2折り目22を、第2端部側から概ね2/3の位置に形成しているが、その後に、第3面13、第4面14、及び第5面15を形成できるのであれば、第2折り目22の形成位置は特には限定されない。また、第3折り目23を第2面12の端縁121に沿って形成しているが、これに限定されない。すなわち、第2面12と第1面11との間の開口を露出できるように、第4面14がこの開口を塞がない位置であればよく、第2面12の端縁121と第2折り目22との間であればよい。
上記実施形態では、第4面14を第5面15に重ねたとき、第4面14の端縁が、第5面15の端縁(第2折り目22)からはみ出すようにしているが、はみ出さなくてもよい。
上記実施形態では、第4面14と露出面111との固定に、超音波溶接を用いているが、これ以外であっても、両者を固定できればよい。
補強シート31は必ずしも必要ではなく、例えば、シート材1が硬い材料で形成されている場合には、補強シートを使用しなくてもよい。
上記実施形態では、接着剤32により、第4面14を第2面12に固定しているが、この固定ができれば、接着剤以外を用いることもでき、例えば、両面テープなどで固定することもできる。
上記実施形態では、包装袋10に物品100を収容し、包装体を製造しているが、上記製造ラインは、物品を収容せず、包装袋10を製造するものであってもよい。すなわち、包装袋10を製造し、これを、物品を収容するための他の製造ラインで用いることもできる。この場合、第2面12上の接着剤32を覆う離型紙を取り付けておき、他の製造ラインで、物品を収容した後に、離型紙を剥がし、その後、第4面14を第2面12の接着剤32に固定することができる。あるいは、上記製造ラインでは接着剤を塗布せず、他の製造現場、例えば、物品を収容するための他の製造ラインにおいて、接着剤を第2面12または第4面14に塗布することもできる。
本発明に係る包装体の製造ラインは、特には限定されず、例えば、図1〜図10に係る包装体の製造工程を実現できるのであれば、図11〜図14に係る製造ライン以外のものであってもよい。
10 :包装袋
11 :第1面
12 :第2面
13 :第3面
14 :第4面
15 :第5面
21 :第1折り目
22 :第2折り目
23 :第3折り目
31 :補強シート
33 :貫通孔
34 :ヒートシール
35 :溶着部(固定シール)
100 :物品
111 :露出面
Claims (3)
- 帯状のシート材を上流から下流へ搬送する過程で、物品が収容された包装体を製造する方法であって、
前記シート材を、搬送方向に平行な第1折り目で2つ折りにすることで、下側に配置される第1面と、上側に配置される第2面とを形成し、搬送方向と直交する幅方向において、前記第2面の幅が前記第1面よりも小さくなるようにする第1ステップと、
前記第1面において上側に露出する露出面に、前記搬送方向と平行な第2折り目を形成して折りたたむことで、前記第2面において前記第1折り目とは反対側の端部を覆う第3面を形成する第2ステップと、
前記第3面に、前記搬送方向と平行な第3折り目を形成して折りたたむことで、当該第3面に、前記第3折り目を挟んで上側に配置される第4面と下側に配置される第5面とを形成するステップであって、前記第3折り目が、前記第2面の端部と前記第2折り目との間に配置され、前記第5面の少なくとも一部が前記露出面に固定されることで、当該第5面及び露出面で構成されるヘッダーを形成する、第3ステップと、
前記シート材に対し、前記幅方向に沿って、搬送方向の所定間隔おきに、シールを形成するとともに、当該シールに沿って当該シート材を切断することで、複数の包装袋を形成する第4ステップと、
前記各包装袋において、前記第2面の端部と前記第1面とを離間することで開口を形成し、当該開口から前記第1面と第2面との間に物品を挿入するステップと、
前記第4面と第5面において、前記シールによって固定された前記搬送方向の両端部を、切り離す第5ステップと、
前記第4面を、前記第3折り目を中心に揺動させることで、当該第4面を前記第2面の上に重ねるとともに、当該第4面を前記第2面に着脱自在に固定する第6ステップと、
を備え、
前記第3ステップでは、
前記第3折り目により、前記第4面を前記第5面上に配置する前に、前記第3折り目に沿って、固定シールを形成することで、前記第5面を前記露出面に固定し、
前記固定シールを形成する前に、前記第3折り目により前記第3面を折り畳む際に前記露出面と前記第5面との間に形成される隙間から、補強シートを挿入し、当該補強シートが収容された前記ヘッダーを形成する、包装体の製造方法。 - 前記第5面及び前記露出面を貫通する貫通孔を形成するステップを、さらに備えている、請求項1に記載の包装袋の製造方法。
- 前記第3ステップでは、前記補強シートを、前記シート材の搬送方向とは直交するように搬送させながら、前記隙間から挿入される前に、前記補強シートの搬送方向を前記シート材の搬送方向と平行となるように変更し、前記露出面と前記第5面との間に挿入する、請求項1または2に記載の包装体の製造方法。
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