JP2007204079A - パレット積載物用の合成樹脂シート製カバー、及びその製造方法並びにその製造装置 - Google Patents

パレット積載物用の合成樹脂シート製カバー、及びその製造方法並びにその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カバーの角頂き部を二重にし、仮にその部分にパレットや荷役機械の一部が接触しても、みだりに破れず、仮にカバーに損傷を与えたとしても、直ちに二重のシートの同一場所が破れる確率及び雨水の浸入確率を極力低くし、野積み物の品質の保持に寄与するための物、その製造方法並びにその製造装置を市場に提供するため。
【解決手段】角頂き部13に連なる角筒部14より成るパレット積載物用のカバーにおいて、前記カバー角頂き部13のシートとこれとは別の角補強シートBが重ねて二重にしてあり、これらの二重のシートはその周辺部の少なくとも相向かい合う二辺において相互に結合して一体化してあり、前記二重のシート部分は相互に面方向に摺動可能に結合してあることを特徴とするパレット積載物用のカバーとする。
【選択図】図1

Description

この発明はパレット上に積載した品物を包装済み包装袋若しくはダンボール箱、散(ばら)物が入れてあるフレキシブルコンテナーなどをカバーする合成樹脂シート製のカバー、その製造方法並びに製造装置に関する。
従来この種のカバーとしては下記の特許文献1に示すものが知られている。この概要はカバーの底面積が通常使用されるホークリフトで搬送される荷役用のパレットと凡そ等しい形状及び大きさをの有する角底袋を上下逆さまにした形状のものが使用されている。
しかしながら、これらカバーが取り付けられた荷役物は通常前記パレットに載置された侭、野外に2乃至4段程度積み重ねられ保管されることがしばしばあるのが現状である。
従って、荷役作業途中において、内部のフレキシブルコンテナーの吊りロープや鳩目などの金具と上段のパレットとで挟まれた部分のフイルムが破れることがしばしば起こる。また、害虫、や野鼠により食い破られたりすることが稀に起こり、内部に雨水、害虫などが侵入し、被包装物の品質の維持が出来ない場合も起こる。
これらの袋の損傷を防ぐ目的で、前記カバー類を二重に被せている方法も一部に見られるが、この作業は袋が大きく背も高いため、相当の労力を要し、保管コストを押し上げている。これらのカバーは通常特許文献2に見られるような装置を用いて製造されている。
特開平10−147341号公開特許公報 特公昭55−50787号特許公報
この発明は前記のカバーの頂き部を二重にし、仮にその部分にパレットや荷役機械の一部が接触しても、みだりに破れず、仮にカバーに損傷を与えたとしても、直ちに二重のシートの同一場所が破れる確率及び雨水の浸入確率を極力低くし、野積み物の品質の保持に寄与するための物、及びその製造方法並びにその製造装置を市場に提供するためである。
前記の課題を達成するために特定発明においては、角頂き部に連なる角筒より成るパレット積載物用のカバーにおいて、
カバー角頂き部のシートとこれとは別の角補強シートが重ねて二重にしてあり、これらの二重のシートはその周辺部の少なくとも相向かい合う二辺において相互に結合して一体化してあり、前記二重のシート部分は相互に面方向に摺動可能に結合してあることを特徴とするパレット積載物用のカバーとする。
また前記の課題を達成するためにこの発明は角頂き部に連なる角筒より成るパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーにおいて、
前記カバー角頂き部のシートとこれとは別の角補強シートが重ねて二重にしてあり、この補強シートの相対する一対の辺縁が袋本体の角頂き部と角筒部の稜線に設けた外方に突出するシートフランジの先端縁が相互に溶着して一体化してあり、前記角頂部の二重のシートは前記シートフランジの可撓範囲内において面方向に相対的に摺動するものであることを特徴とするパレット積載物用のカバーとする。
また前記の課題を達成するためにこの発明は前記角補強シートは前記カバー本体の角頂き部の内側に重ねて設けてあり、その幅は前記カバー本体の角頂き部幅よりも若干狭くしてあり、この両側縁がカバー本体の頂面より若干下位の角筒シート部に溶着一体化してあり、前記角頂き部の二重のシート部分は相互に面方向に摺動可能に結合してあることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーとする。
また前記の課題を達成するために発明たる前記合成樹脂製シートのうち外側に位置する補強シートは合成樹脂繊維よりなる織布、編み布,不織布、これらのうちの一種のシートの少なくとも片面に合成樹脂層を一体化したシートのうちの一種としてあることを特徴とする請求項1,2又は3記載のパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーとする。
また前記の課題を達成するために前記の各物の発明を製造する関連発明たる方法発明において、片側が大きくガゼット折込された熱可塑性合成樹脂フイルムよりなる主素材帯とこのガゼット折込幅に符合する長さ方向に折り目をつけて折り畳まれた2枚折の前記熱可塑性合成樹脂フイルムと同一材質乃至同系質の補強素材帯とを用意する第1工程、
前記主素材帯を長さ方向に順次搬送し、そのガゼット折込側の側縁より若干内側を側縁に添って、それぞれその部分の2枚のフイルムずつを各フイルム体の長さ方向に溶着、接着、縫着のうちの一種の手段で相互に結合して,結合部を形成し、前記結合部より外側にシートフランジを形成する第2工程、
次に主素材帯のガゼット折込部の中に補強素材帯をその折り曲げ縁が前記ガゼット折込部の谷と接触乃至極接近するまで挿入する第3工程、
次に主素材帯のガゼット折り込み縁の一方と補強素材帯の一方のフイルム側縁ずつをそれぞれ順次前記シートフランジの外側縁に前記第2工程と同様の方法により結合する第4工程、
次いでこれら結合された主・補強素材帯のガゼット折込部を一括直角V字型に前記結合されているフイルムを単位として、結合部が前記素材帯の側縁に対して45°傾斜して結合し、V字型結合部を形成し、そのV字型結合部の外側に添って三角形のチップを切除する第5工程、
最後に前記第5工程と同時乃至次工程において、前記V字型結合部の谷を通る位置の少なくとも主素材帯のフイルムを横断方向に切断乃至溶断して、これら切断乃至溶断縁の全てのフイルムを結合し切断する第6工程、
以上の1乃至6工程によることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造方法とする。
また前記の課題を達成するために前記の各物の発明を製造する関連発明たる他の方法発明において、
熱可塑性合成樹脂フイルム製の扁平な同一幅の広幅素材帯を2帯とこれと前記熱可塑性合成樹脂フイルムと同一材質乃至同系質の2枚折りの頂き用素材帯とこれらと略同一幅同一系質の材質の補強用素材帯を用意する第1工程、
前記2帯の広幅素材帯の間に、前記2枚折りの頂き用素材帯の折り曲げ縁を内方に位置させ、開放縁が前記2帯の広幅主素材帯1側縁と一致乃至前記2帯の広幅主素材帯の1側縁より食み出させて重ね、順次長さ方向に搬送する第2工程、
次に前記重ね合わされている上側の広幅素材帯及び頂き用素材帯の上側フイルム及び下側広幅素材帯と前記頂き用素材帯の下側フイルムとを上下二枚ずつ、順次各フイルム体の長さ方向に溶着、接着、縫着のうちの一種の手段で結合して,結合部を形成し、前記結合部より外側にシートフランジをそれぞれ形成し、これら3帯の素材帯によって片側ガゼット折込部とシートフランジのある主素材帯とする第3工程
次に前記頂き用素材帯で形成されたガゼット折込部の中に前記補強素材帯をその折り曲げ縁が前記ガゼット折込部の谷と接触乃至極接近するまで挿入し、その開放縁と前記シートフランジ外縁とを略同一位置に重ねる第4工程、
次に前記シートフランジの外縁と補強素材帯開放縁の一方のフイルム側縁ずつをそれぞれ順次前記第3工程と同一の方法で結合する第5工程、
次いでこれら結合された主素材帯・補強素材帯のガゼット折込部を一括直角V字型に、前記結合されているフイルムを単位として、結合部が前記素材帯の側縁に対して45°傾斜して結合し、V字型結合部を形成し、そのV字型結合部に添って三角形のチップを切除する第6工程、
最後に前記第6工程と同時乃至次工程において、前記V字型結合部の谷を通る位置の少なくとも2枚重ねの主素材帯のフイルムを横断方向に切断乃至溶断して、これら切断乃至溶断縁の全てのフイルムを結合し切断する第7工程、
以上の1乃至7工程によることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造方法とする。
前記の方法発明を実施するための装置発明としては側面にY字型溶着部のある角底袋を製造する装置の上流端に、カバー素材帯を連続搬送する一対挟持型の搬送手段を備え、この上流側の最上流端には主素材帯乃至は広幅素材帯を支持する広幅素材帯支持供給手段を備え、これより伸びる前記主素材帯乃至は広幅素材帯の主搬送路の側方には、2枚折された頂き用素材帯及び2枚折された補強素材帯を支持する第1、第2の狭幅素材帯支持供給手段を順次上流側より下流側に並べて配設し、これら手段から搬送される頂き用素材帯及び補強用素材帯の搬送方向は、前記主搬送路に向けて搬送する装置としてあり、且つそれぞれ頂き用素材帯又は補強素材帯を直角方向に搬送方向を転換し、前記主搬送路に添わせて広幅素材帯間に挿入するターンバーを備え、
前記2つのターンバー間と補強素材帯用のターンバーと前記角底袋製造装置の一対挟持型の搬送手段との間にはそれぞれ搬送されてくる素材帯を上下2組に分けてそれぞれ各組ごとに独立して縦方向に溶着する第1、第2の転動型溶着手段をそれぞれ備え、これら第1、第2の転動型溶着手段位置には上下2組のフイルム群を隔離する第1及び第2の溶着受け板が側方より挿入可能に機枠にそれぞれ装備してあり、
この前記下流側の第2の転動型溶着手段位置の直ぐ下流側が前記の一対挟持型の搬送手段としてあることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造装置とする。
この出願の各発明に使用される主素材帯、補強素材帯は熱可塑性合成樹脂シート乃至フイルム、これらを少なくとも片面に張り合わせた同材質系の繊維の織布、編み布、不織布、延伸フイルムよりなる紐状の繊維を織布の片面に合成樹脂層を形成したもの、或いはこれらのものを用いた方法もこの発明の範囲に含まれる。
また各発明に使用される全ての発明において、使用されるフイルム乃至シートの材質はポリオレフン系の樹脂が好ましい。
この明細書において広幅とは、製造すべきカバーの胴部の背丈寸法相当の幅を意味し、狭幅とは頂き幅の1/2幅つまり頂き幅寸法の素材帯を2枚折りにした幅相当の寸法を意味する。従って広幅素材帯支持供給手段はロール状に巻いた広幅素材帯が充分に支持できる幅を有し、狭幅素材帯支持供給手段はロール状の巻いた頂き用素材帯又は補強素材帯が充分支持できる幅を有するものである。
請求項1乃至5記載の発明においては前記頂き部が二重のシート乃至はフイルムで形成され、且つ二枚のシートが相対的に面方向に移動可能であるから、荷役中に誤って、パレットの底面乃至角が前記二重の外側のシートに接触し、補強シートに強い外力が作用したとしても、補強シートはカバー本体の頂部に添って、その面方向に移動して、前記外力を充分に吸収し、またカバー内のフレキシブルコンテナーに用いられているロープや鳩目、或いはパレット上に積載された木箱など、硬いものがあったとしても、これらは頂き部のカバー本体の頂き部のシートで保護されているから、これらロープや鳩目などの硬いものと直接接触せず、補強シート及びカバー本体のシートが破断することは殆どない。
従って、仮に外側の補強シートのみに穴が開いたとしても、雨水はカバー本体のシートで阻止される。
また仮に二枚のシート共に穴が開いたとしても、これら内外シートは相互に摺動し、これらの穴が同一場所になる確率は低く、雨水などが内側頂面内に浸入する確率はきわめて低い。
請求項2記載の発明においては外側の補強シートが、この補強シートの相対する一対の辺縁がカバー本体の角頂き部と角筒の稜線に設けた外方に突出するシートフランジの先端縁と相互に結合して一体化してあるから、前記補強シートに外力を受けた時、その外力によって、前記シートフランジは容易に折れ曲がり、補強シートはカバー本体を構成する主シートに対し面方向に移動するから、補強シートに受ける外力はこれを破断する外力とはならず、長期間の使用に耐える。
請求項4記載の発明はカバー本体及び補強シートを構成するシートの材質を同一系の熱可塑性合成樹脂とした場合は結合部がすべて熱溶着となるから、結合部からの水漏れなく、またポリオレフィン系の合成樹脂としたときは加工が容易で製品も安価となる。
請求項5の発明においては少なくとも外側に位置させた場合、補強シートは前記の構成であるから、パレットと接触するも耐摩耗性に優れているから、殆ど補強シートが破断することはない。
請求項6記載の方法発明においては請求項1、2、4及び5記載の発明を含むカバーが能率よく製造でき、製造されたものはこれらの発明の物と同じ効果を奏する。
請求項7記載の方法の発明においては、これに主素材帯、頂き部素材帯、補強素材帯全てが扁平フイルム帯を用いる方法であるから、各素材帯をロール状に巻き取っておいた物より供給でき、ガゼット折込部のあるものの様にロール状に巻いたとき一部が嵩張ることもなく、各素材の供給及び搬送が安定する。またこのようにして、請求項7記載の方法を実施すれば、シートフランジのフイルムは1枚にすることも可能となり、フイルムの使用面積もその分少なくなる。またこの方法を順次行えば請求項1,2,3,4又は5記載のカバーが製造できる。出来したものはこれらの発明と同じ効果を奏する。殊に頂の内側シートを補強シートとすることが出来、合目的にシートの材質、強度の強弱など選定でき、設計の自由度が高くなる。
請求項8記載の装置発明においては、装置のうち側方にある狭幅素材帯支持供給手段のうち何れか一方を使用せず、且つ広幅素材帯供給手段に前記ガゼット折込のある主素材帯を支持させ、他方,狭幅素材帯支持供給手段に半折した補強素材帯を支持して、主素材帯を第1のガゼット縁より第1の受け板を前記ガゼットのなかに挿入し、前記シートフランジの外縁と補強素材体の開放縁とを第2の転動型溶着装置で、溶着し、その後角底袋製造装置によって、ガゼット部をV字型に溶着溶断し、三角チップを除去した後、主素材帯のV字型シール部の谷の位置を横断方向に溶着溶断すれば、請求項6記載の方法が実施でき請求項1,2,4及び5のパレット積載物カバーが製造できる。
また前記広幅素材帯支持供給手段に2枚重ねの広幅素材帯を支持させ、第1の狭幅素材帯支持供給手段に半折された頂き用素材帯を支持させ、第2の狭幅素材帯支持供給手段には前回同様に補強素材帯を支持させ、先ず2枚の広幅素材帯間に頂き用素材帯をその折り曲げ縁から挿入し、この開放縁を2枚の広幅素材帯に一側縁に合致乃至若干食み出させ、前記広幅素材帯と頂き用素材帯の開放縁と広幅素材帯の1枚とをそれぞれ、2枚ずつ第1の転動型溶着手段によって、溶着し、その溶着部より外方にシートフランジを形成し、ガゼット折込部とシートフランジのある主素材帯とし、後は前記補強素材帯を溶着する方法、及び以後同様の方法に請求項7記載の方法が実施でき、請求項1,2,4及び5のパレット積載物カバーが製造できる。
また後者の方法において、第1の狭幅素材帯支持供給手段に補強用素材帯を支持させ、第2の狭幅素材帯支持供給手段に頂き用素材帯を支持させて、同様の方法を実施させれば、請求項3記載のパレット積載物カバーが製造できる。
その他この装置においては、補強素材帯を用いないで、ガゼット折込部のある主素材帯のみ用いて、
製袋装置部分の機能を用い、若しくは2枚重ねの広幅素材帯と頂き用素材帯を用いて、第1の転動型溶着手段と製袋装置部分の機能を用いれば、全てが一枚のフイルムよりなる公知のパレット積載物カバー乃至は角底袋が製造できる。
また素材帯のインフレーション成形の幅が小さいものでも、大きなカバー若しくは角底袋が製造できる。
物の発明の特定発明の最良の実施の形態としては図1乃至図3に示すものである。これら図において、Aは角底袋を逆さまにした形態のカバー本体であり、一対の側面11にはY字型の結合部12の一種である熱溶着シール部12があり、角頂き部13と角筒部14の稜線部分15部分には熱可塑性合成樹脂の一種であるポリエチレンシート(インフレーション成形したもの)よりなるカバー本体Aのシートの一部で一体に形成したシートフランジ16があり、これらの先端縁17には前記主シートと同一材質の補強シートBの一対の縁18がそれぞれ一体に溶着され、これらを結ぶ他の辺19は角20の部分より45°傾斜して山形に突出し、これら45°傾斜した辺19a、19bは前記Y字型熱シール部たる結合部12の一部の傾斜溶着部12a,12bに一体化して溶着したものである。
従って、製品たるカバーB0はカバー本体Aと補強シートBとはシートフランジ16を介して結合しているから、シートフランジ16と直角な方向には、前記シートフランジ16の撓みの範囲内において、補強シートBはカバー本体Aに対して相互の面方向に摺動可能であり、シートフランジ16の両端部間の稜線部分15においては補強シートBとカバー本体Aは結合しておらず、カバー本体Aの側面のY字型の熱溶着シール部12の傾斜溶着部12a及び12bによってカバー本体Aと結合しているから、外力が加えられれば、前記補強シートBはカバー本体Aに対して殆ど抵抗無くその全面が移動する。よって、カバー本体Aの角頂き部13も補強シートBも破れる虞は殆どない。
前記のカバー本体Aとしては図4のM及びNに示す通りカバーの角頂き部13にX字型溶着部12c又はH字型溶着部12dのある前記角頂き部13の外側に幅方向に余裕のある補強シートBの両側縁18が溶着してあるカバー本体Am又はAnものを用いた物でもこの発明に含まれる。この場合補強シートBはシートフランジ16の長手方向の寸法は前記角頂き部13のそれよりも長く下方に垂れ下がる寸法としておく事が好ましい(図4参照)。
方法発明を実施するための代表的な請求項8記載の装置発明の代表的な装置について説明する。
図5及び6に示すものであり、請求項6記載の主素材帯A1の搬送方向を基準として、上流側より側面にY字型溶着部のある角底袋製造装置Hの最上流側にカバー素材帯を連続搬送して、前記角底袋製造装置Hに一対挟持型の連続ローラ30よりなる搬送手段Cを備え、片側にのみガゼット折込部31のある主素材帯A1を支持供給する広幅素材帯支持供給手段Dと2枚折りされた補強素材帯B1を支持供給する第2の狭幅素材帯支持供給手段D2(後記の第1の狭幅素材帯支持供給手段D1は図5及び図6には記載してない)を備え、前記広幅素材帯支持供給手段Dの直ぐ搬送側には主袋素材帯A1のガゼット折込部31内に挿入される第1の受け板33が機枠34に前記主素材帯A1の搬送方向と直角方向に移動固定自在に機枠34に装備してある。この第1の受け板33は通常若干弾性のあるシリコンゴム板、フッ素樹脂加工した金属板もしくは硬質紙板などが好ましい。この第1の受け板33のある位置の上下に前記主素材帯A1のガゼット折込部31の片側をそれぞれ受け板33に押し付ける第1の転動型溶着手段35であり、図5においてはその一種たる上下一対の熱シールローラ35a、35bが機枠34にその軸線周りに回転自在に装備してある。この熱シールローラ35a、35bの周速度は一対挟持型の連続ローラ30と同一であり、搬送される主素材帯A1の速度と同一にしてある。
これら第1の受け板33と熱シールローラ35a、及び35bの位置は折込部の側縁より若干寸法(凡そ前記ガゼット折込幅の1/10乃至1/5程度、実質的な幅として3乃至10cm程度)内側に位置決め可能に装備してあり、これらによって前記シートフランジ成形手段Eが形成してある。
このすぐ搬送側に前記ガゼット折込部31内に前記補強素材帯B1を順次挿入するため、主素材帯A1の搬送路外の側方の機枠34の一部に第2の狭幅素材支持供給手段D2が設けてあり、この第2の狭幅素材支持供給手段D2より連なる前記補強素材帯B1を前記主素材帯A1のガゼット折込部31内に挿入するためターンバー36と補強素材帯B1の開放縁37よりこの中に挿入される第2受け板38を備へ、この第2受け板38の材質は前記第1の受け板33と同一としてある。
前記主素材帯A1と補強素材帯B1を前記第2に受け板38と共に挟持する一対の第2の転動型溶着手段39を備え、図5においては前記第1の転動型溶着手段35たる第2の熱シールローラ39a、39bを機枠34に備えており、その搬出側に設けた前記の搬送手段に引き込まれた結合された主素材帯A1及び補強素材帯B1が前記側面にY字型溶着部のある角底袋製造装置Hに供給されるよう連結してある。
前述の転動型溶着手段35及び39としては、第1の熱シールローラ35a、35b及び39a、39bを説明したが、図11に示すように、耐熱性があり、耐磨耗性に優れたテフロン(登録商標第1644721号)製無端ベルト35g、35hの内側に加熱鏝35c、35dを圧接させたものも、及びこれらの搬出側に必要に応じて冷却鏝35e、35fを圧接させたものもこの明細書においては前記の転動型溶着手段35,39の概念に含まれるものとする。前記の第1の熱シールローラ35a、35b及び第2の熱シールローラ39a、39b及び加熱鏝35c、35dの幅は2乃至5mmとしてある。
側面にY字型溶着部のある角底袋製造装置Hとしては前記一対挟持型の連続ローラ30よりなる搬送手段Cを最搬入端に備え、この下流側に連続搬送と間歇搬送とを調整する素材帯貯留部手段Iたるダンサーローラ40が設けてあり、この下流側には主・補強素材帯A1及びB1の内側に挿入する第3の受け板42が機枠34に設けてあり、ガゼット折込部31を主素材帯A1及び補強素材帯B1の側縁を底辺とし、ガゼット折込部31の谷31aの位置を頂点とした横向き直角V字型に熱シールし、その外側を切除するする熱溶着溶断型の直角V字型ヒートシーラ41a、41bが前記第3の受け板42の上下に一対設けてあり、この搬出側に設けてある間歇駆動される間歇搬送ローラ43よりなる間歇搬送手段Jの停止時毎に離反位置より相接近して、主素材帯A1及び補強素材帯B1を第3の受け板42に押し付けて、これら素材帯をその直角V字型ヒートシーラ41a、41bの形状に溶着し、同時にその外側を溶断乃至切断し、三角形状のチップ49を主・補強の袋素材帯A1及びB1の搬送路外に排出できるものである。
前記間歇搬送手段Jの搬出側には溶着溶断受け台44とこれに接離する主素材帯A1及び補強素材帯B1の横断方向に圧接する溶着溶断型の横断方向溶着溶断シーラ45が設けてあり、前記直角V字型ヒートシーラ41a、41bと同期して、主・補強の袋素材帯A1及びB1を構成する全てのフイルムを溶着溶断し、切断されたこの発明の製品たるカバーB0を受ける製品受け台48が最搬出端に設けてある。
前述の説明においては前記直角V字型ヒートシーラ41a、41bと横断方向溶着溶断シーラ45とを別々に設けた装置について説明したが、これらを一つの塊よりなるY字型ヒートシーラとし、このうち横断方向の部分は平行な2本の溶着のみを行う装置とし、後のステーションにおいて、この平行な溶着部の中間を、横断方向にギロチンカッター、若しくは横断方向溶着溶断シーラ45で切断する装置としても、この装置発明の範囲に含まれる。
前記の装置を用いて前記物の発明のカバーを製造する請求項6記載の方法発明を実施する最善の方法を説明する。
先ず、ロール状に巻いた熱可塑性合成樹脂フイルムよりなり、片側に大きくガゼット折込部31のある主素材体A1を広幅素材帯支持供給手段Dにセットし、熱可塑性合成樹脂繊維の織布の片面に同様の材質よりなる合成樹脂層が形成してあり、幅を狭く2枚折りにしてあり、その幅が前記ガゼット折込部31に幅と等しくしてある補強素材帯B1を第2の狭幅素材帯支持供給手段D2にセットする。前記のガゼット折込部31の幅は目的のカバーの頂き部31の幅(丁度1/2の寸法)に前記のシートフランジ16の幅の2倍幅をプラスとし幅のものを用いる。
広幅素材帯支持供給手段Dより連なる主素材帯A1のガゼット折込部31の中に第1の受け板33を挿入し、このガゼット折込部31の開放縁47より若干幅つまり3cm乃至10cm内側のところを、第1の熱シールローラ35a、35bによって上下より挟持させる(図5、図7のP参照)。
他方第2の狭幅素材帯支持供給手段D2より連なる補給素材帯B1を主素材帯A1の搬送方向に対して直角方向から、前記補給素材帯B1に中に挿入したターンバー36により、直角に方向転換させ(図6参照)、更に補強素材帯B1の中に第2の受け板38を挿入して、補強素材帯B1の折り曲げ縁46をガゼット折込部31の谷31aに接触乃至極接近させ、この状態主素材帯A1のガゼット折込部31の開放縁47と補強材帯B1の開放縁37を揃え、この第2の受け板38のある位置において、上下より前記開放縁47と補強素材帯のBIの開放縁37部分を重ねた状態において、両素材帯結合手段たる第2の熱シールローラ39a、39bで前記第2の受け板38にそれぞれ押し付けるようにし(図7のR参照)、連続供給手段Cの一対挟持型の連続ローラ30間に供給する。前述の図7においては各フイルムの厚み方向の寸法、及びこれらのフイルム間寸法は説明の都合上誇張して記載してあるが、現実には各フイルムは相互に密着して搬送される。
次に角底袋製造装置Hの装置内において、素材帯貯留部手段Iたるたるダンサーローラ40に主素材帯A1と補強素材帯B1共に通し、次いで補強素材帯B1の中に挿入した第3の受け板42が機枠34に設けてあり、ガゼット折込部31を主素材帯A1及び補強素材帯B1の側縁を底辺とし、ガゼット折込部31の谷31aの位置を頂点とした横向き直角V字型に熱シールし、その外側を切除し、チップ49として切除する熱溶着溶断型の直角V字型ヒートシーラ41a、41bの間を通し、更に下流側に導き、間歇駆動される一対挟持型の間歇搬送ローラ43を通して、前記間歇搬送手段Jの搬出側の溶着溶断受け台44と横断方向溶着溶断シーラ45間を通し、製品受け台48まで導く。
而して、第1熱シールローラ35a、35b、第2熱シールローラ39a、39b、V字型ヒートシーラ41a、41b、横断方向溶着溶断シーラ45をそれぞれ溶着乃至溶着溶断に必要な温度まで加熱し、連続搬送手段Cを連続運転し、これに対応する寸法ずつ間歇搬送手段Jによって、一つの製品を製造する寸法ずつ間歇搬送する(図5、図6参照)。
このようにして全装置を運転すると、一対の第1熱シールローラ35a及び35bによって主素材帯A1のガゼット折込部31の開放縁47部分に若干幅(3乃至10cm)のところのフイルムが2枚ずつ前記の結合方法の一種の手段によってヒートシールされて、柔軟性のあるシートフランジ16が順次成形される。
次いで同様に第2熱シールローラ39a、39bによって、補強素材帯B1の開放縁37の一枚のフイルムがそれぞれ主素材帯A1のガゼット折込部31の開放縁47にそれぞれヒートシールされ結合される。
而して、次に角底袋製造装置Hの間歇搬送装置Jによって、目的のカバー一つ製造するに必要な寸法ずつ間歇搬送され、その停止時毎に一対の直角V字型ヒートシーラ41a、41bが相接近して、ガゼット折込部31に重なる三枚のフイルムを溶着溶断して、待機位置まで復帰する。
この動作と同期して、既に前工程で前記一対の直角V字型ヒートシーラ41a、41bで溶着溶断された一対の直角V字型ヒートシール部の谷52部分を通る横断方向溶着溶断シーラ45によって、全ての素材帯A1及びB1のフイルムをこれらの横断方向に溶断し、その溶断縁を溶着一体化して目的の製品たるカバーB0を得る。前記横断方向溶着溶断シーラ45によって溶着溶断する部分においては既に三角形のチップ49が切除されているから、実質的には主素材帯A1のフイルムのみである。
前記直角V字型ヒートシーラ41a、41bと横断方向溶着溶断シーラ45とを一つの塊よりなるY字型ヒートシーラを用いた場合は、V字型溶着溶断と極接近した2本の横断方向溶着が一工程で行われる。
而して、次のステーションにおいて、前記の極接近した2本のシールの中間をギロチンカッターによって切断するか、或いは横断方向溶着溶断シーラ45で溶断する。
この場合第3の受け板42を用いる代わりに、補強素材帯B1の内面に予め非熱接着性の印刷などを施しておけば、第3の受け板42は不要となり、これらの方法も請求項6及び7記載の方法発明の範囲に含まれる。
請求項7記載の代表的な方法発明を実施の形態をその代表的な装置の実施例と共に説明する。
図8及び図9に示すものである。
前記請求項6記載の方法発明を実施する装置のうち補強資材帯B1を挿入する手段は請求項7記載においても同様の装置を用いる。
異なるところは、広幅素材帯A2及びA3はそれぞれフラットフイルム帯よりなるものであり、これらを2枚重ねしてロール状に巻かれたものが、広幅素材帯支持供給手段Dに支持され、これらから連なる2枚重ねのフラットフィイルム帯たる広幅素材帯A2及びA3は完全に重ねられ水平に搬送される。
前記の2枚重ねの広幅素材帯A1の代わりに扁平チューブをロール状に巻いたものを用い、前記広幅素材帯支持供給手段Dより解いた直後の位置において、両側縁を切開して2枚重ねの素材帯としてもこの発明としては同じである。
他方予め2枚折りにされた頂き用素材帯A4が第1の狭幅素材帯支持供給手段D1に他の素材帯同様にロール状に巻かれて支持され、これより連なる前記頂き用素材帯A4は前記2枚の広幅素材帯A2及びA3の間に位置させ、頂き用素材帯A4を一側縁から挿入して第1のターンバー36aによって90°方向転換して、図10のUの状態に重ねる。
この第1の狭幅素材帯支持供給手段D1及び第1のターンバー36aの構造は、前記の第2の狭幅素材帯支持供給手段D2及び第2のターンバー36と全く同一であり、それぞれ、第1、第2の順に上流側より下流側に並べて配設してある。
次に頂き用素材帯A4の折り曲げ縁31bを前記広幅素材帯A2及びA3の幅の中間に位置させ、第1のターンバーにより90度方向転換し、頂き用素材帯A4の開放縁31cを前記広幅素材帯A2及びA3の一側縁47aより若干幅食み出させ(図9、図10のU参照)、例えば3乃至10cm食み出させ、前記頂き用素材帯A4の開放縁31cより第1の受け板33をこの中に挿入し、これらの上下両面より、前記広幅素材対A2およびA3の一側縁47aに添って、これらを前記受け板33と共に第の熱ヒートローラ35a及び35bで挟持して、前記二枚ずつのフイルムをそれぞれ広幅素材帯A2及びA3の一側縁47a及び47bに沿って溶着して結合部15a形成し、これら結合部15a及び15bの外側にシートフランジ16を形成し、これら3帯の素材帯によって片側ガゼット折込部とシートフランジ16のある主素材帯A1aとする(図10のV及びW参照)。
この方法の実施においては、シートフランジ16はそれぞれ一枚のフイルムによって形成される。
而して、以後請求項6記載の方法発明と同様に、2枚折りにされた第2の狭幅素材帯支持供給手段D2より連なる補給素材帯B1を広幅素材帯A2、A3及び頂き用素材帯A4の搬送方向に対して直角方向から、前記頂き用素材帯A4の中に挿入し、第2のターンバー36により直角に方向転換させ、更に補強素材帯B1の中に第2の受け板38を挿入して(図10のW及びX)参照)、補強素材帯B1の折り曲げ縁46が頂き用素材帯A4で形成されたガゼット折込部31の谷31aに接触乃至極接近させ、この状態において、前記シートフランジ16の先端縁と補強素材帯B1の開放縁37とを重ねて、これらを前記と同様の方法で結合し、結合部17を形成を順次形成し(図10のX参照)。
前記の図8及び10においても各フイルムの厚み方向の寸法及び各フイルム間寸法も図示の都合上誇張して記載したが、実際は各フイルムは相互に密着した状態で搬送される。
以後順次角底袋製造装置Hへ供給し、同様にV字型溶断及び切断溶着をし、目的のカバーを得る。
図1に示すものであり、カバー本体Aはポリオレフィン系の合成樹脂の一種であるポレエチレン樹脂をインフレーション成形により成形したフイルム製であり、厚さは100ミクロン程度のものを用い、ガゼット折込部31の幅はパレットの平面形状寸法に合わせて、例えば730mmのものを用い、従って頂き部は一辺が730mmの正方向に形成してある。このカバーの大きさはパレットの平面積を等分割できる小型のカバーであってもこの発明の範囲に含まれる。
補強シートBとしてはカバー本体Aと同一材質よりなり、下面に前記ポレエチレン樹脂をインフレーション成形により成形したフイルムを延伸して成形した紐を平織した丈夫なむしろ様の織布をラミネートしたものを用いたものである。この相向かい合う一対の辺がシートフランジ16の先端縁に熱溶着して一体に結合して結合部17を形成している。
また補強シートBの他の辺は3角形状に伸び、その傾斜縁はカバー本体AのY字型の熱溶着シール部12に一体に溶着して結合して製品たるカバーB0ある。
カバー本体A及び補強シートB共に織布、編み布若しくは不織布とラミネートした生地を用い、結合部は全て縫製したものであり、縫い目は適宜な防水加工を施したものである。構造については実施例1と同じである。
図4のAm及びAnに示すものであり、カバー本体Aとして角頂き面13にX字またはH字型の溶着部12cまたは12dのあるカバー本体AmまたはAnを先ず製造し、前記図4のMに示す幅及び長さに余裕のある補強シートを、これらのカバー本体Am又はAnの前記角頂き部13に重ね、その相対する一対の辺をカバー本体Aの稜線部分15に接着剤51で接着し、他の二辺は下方に垂らし、その周辺部を不連続にカバー本体Aの側面である角筒部14の一部に同様に接着剤51で結合したものである。
従って、補強シートBはカバー本体Aの角頂き部13に対して面方向にこの弛みの範囲で摺動可能としてある。
方法発明の実施例としては
先ず、ロール状に巻いた熱可塑性合成樹脂フイルムよりなり、具体的には実施例1と同一の材質のものを用いた。片側に大きくガゼット折込部31のある主素材体A1を広幅素材帯支持供給手段Dにセットし、他方熱可塑性合成樹脂繊維の織布の片面に同様の材質よりなる合成樹脂層が形成してあり、幅を狭く2枚折りにしてあり、その幅が前記ガゼット折込部31に幅と等しくしてある補強素材帯B1を狭幅素材帯支持供給手段Fにセットする。前記のガゼット折込部31の幅は目的のカバーの頂き部31の幅の丁度1/2の寸法より3乃至10cm広い寸法としたものを用いた。
主素材帯供給手段Dより連なる主素材帯A1のガゼット折込部31の中に第1の受け板33を挿入し、このガゼット折込部31の開放縁47より若干幅つまり3cm乃至10cm内側のところを、第1の熱シールローラ35a、35bによって上下より挟持させる。前記第1の受け板33の材質は前記主素材帯A1及び補強素材帯B1と熱溶着性のないシリコンゴム板、テフロンシートでカバーした硬質紙版などを用いる。
他方第2の狭幅素材帯供給手段D2より連なる補給素材帯B1を主素材帯A1の搬送方向に対して直角方向から、前記補給素材帯B1に中に挿入し、第2のターンバー36により直角に方向転換させ、更に補強素材帯B1の中に第2の受け板38を挿入して、補強素材帯B1の折り曲げ縁46がガゼット折込部31の谷31aに接触乃至極接近させ、この状態において主素材帯A1のガゼット折込部31の開放縁47と補強材帯B1の開放縁37を揃え、この第2の受け板38のある位置において、上下より前記開放縁47と37部分を重ねた状態において、両素材帯結合手段たる第2の熱シールローラ39a、39bで前記第2の受け板38にそれぞれ押し付けるようにし、連続供給手段Cの一対の挟持型の連続ローラ30間に供給する。前記第2の受け板38の材質も第1の受け板33と同様のものを用いる。
次に角底袋製造装置Hの装置内において、素材帯貯留部手段Iたるダンサーローラ40に主素材帯A1aと補強素材帯B1共に通し、次いで補強素材帯B1の中に挿入する第3の受け板42が機枠34に設けてあり、ガゼット折込部31を主素材帯A1及び補強素材帯B1の側縁を底辺とし、ガゼット折込部31の谷31aの位置を頂点とした横向き直角V字型に熱シールし、その外側を切除するする熱溶着溶断型の直角V字型ヒートシーラ41a、41bの間を通し、更に下流側に導き、間歇駆動される間歇搬送ローラ43を通して、前記間歇搬送手段Jの搬出側の溶着溶断受け台44と横断方向の溶着溶断シーラ45間を通し、製品受け台48まで導く。
而して、第1熱シールローラ35a、35b、第2熱シールローラ39a、39b、V字型ヒートシーラ41a、41b、横断方向溶着溶断シーラ45をそれぞれ溶着乃至溶着溶断に必要な温度まで加熱し、連続搬送手段Cを連続運転し、これに対応する寸法ずつ間歇搬送手段Jによって、一つの製品を製造する寸法ずつ間歇搬送する。
請求項7記載の発明の方法の実施例
広幅素材帯A2及びA3及び頂き用素材帯A4共にポリオレフィン系の合成樹脂フイルム帯を用いた。
広幅素材帯A2及びA3としてはカバーの深さ相当幅のものを用い、頂き用素材帯A4としてはカバー頂き幅より6乃至20相当寸法広幅のものを丁度2枚折にしたものを用いた。補強素材帯B1としては前記頂き用素材帯A4と同一寸法のものを用いた。
その他の方法発明の実施例は発明を実施するための最良の形態の項において説明した通りであり、重ねての説明を省略する。
また装置発明の実施例としては、既に方法の説明に中で詳細に説明したので、これも再度の説明を省略する。
パレットカバーの一部破断斜視図である。 図1の2−2線一部縦破断側面図である。 図1の3−3線一部縦破断正面図である。 カバー本体が角頂き部にX及びH字型の溶着部のあるカバー本体に補強シートを結合する方法を示す斜視図である。 請求項6記載の方法発明を実施するパレットカバーを製造する装置の概略機構側面図である 図5の平面図である。 O,P,Q及びRは図5のO−O,P−P,Q−Q及びR−R線切断端面説明図である。 請求項7記載の方法発明を実施する装置の一部省略概略機構側面図である 図8の平面図である。 U、V、W及びXは図8のU−U、V−V,W−W及びX−X線切断端面説明図である。 転動型熱溶着手段の他の実施例を示す概略側面図である。
符号の説明
11 側面
12 Y字型の熱溶着シール部
12a,12b 傾斜溶着部
13 角頂き部
14 角筒部
15 稜線部分
15a、15b 結合部
16 シートフランジ
17 結合部
18 補強シートの一対の縁
19 他の辺
20 角
19a、19b 傾斜した辺
30 一対挟持型の連続ローラ
31 ガゼット折込部
31a ガゼット折込部の谷
31b 折り曲げ縁
31c 開放縁
33 第1の受け板
34 機枠
35 第1の転動型溶着手段
35a、35b 第1の熱シールローラ
35c、35d 加熱鏝
35g、35h 継ぎ目無し無端ベルト
36a 第1のターンバー
36 第2のターンバー
37 補強素材帯の開放縁
37a 頂き用素材帯の開放縁
38 第2の受け板
39 第2の転動型溶着手段
39a、39b 第2の熱シールローラ
40 ダンサーローラ
41a、41b V字型ヒートシーラ
42 第3の受け板
43 間歇搬送ローラ
44 受け台
45 横断方向溶着溶断シーラ
46 補強素材帯の折り曲げ縁
47 ガゼット折込部の開放縁
48 製品受け台
49 チップ
51 接着剤
52 V字型シール部の谷
A カバー本体
A1 主素材帯
A2、A3 広幅素材帯
A4 頂き用素材帯
B1 補強素材帯
B 補強シート
B0 製品
C 連続搬送手段
D 広幅素材帯支持供給手段
D1 第1の狭幅素材帯支持供給手段
D2 第2の狭幅素材帯支持供給手段
H 角底袋製造装置
I 素材帯貯留手段
J 間歇搬送手段

Claims (8)

  1. 角頂き部に連なる角筒より成るパレット積載物用のカバーにおいて、
    前記カバー角頂き部のシートとこれとは別の角補強シートが重ねて二重にしてあり、これらの二重のシートはその周辺部の少なくとも相向かい合う二辺において相互に結合して一体化してあり、前記二重のシート部分は相互に面方向に摺動可能に結合してあることを特徴とするパレット積載物用のカバー。
  2. 角頂き部に連なる角筒部より成るパレット積載物合成樹脂シート製カバーにおいて、
    カバー本体の角頂き部のシートとこれとは別の角補強シートが重ねて二重にしてあり、この角補強シートの相対する一対の辺縁が袋本体の前記角頂き部と角筒部の稜線に設けた外方に突出するシートフランジの先端縁が相互に溶着して一体化してあり、前記角頂き部の二重のシートは前記シートフランジの可撓範囲内において面方向に相対的に摺動可能とするものであることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバー。
  3. 前記角補強シートは前記カバー本体の角頂き部の内側に重ねて設けてあり、その幅は前記カバー本体の角頂き部幅よりも若干狭くしてあり、この両側縁がカバー本体の頂面より若干下位の角筒部シートに溶着一体化してあり、前記角頂き部の二重のシート部分は相互に面方向に摺動可能に結合してあることを特徴とするパレット請求項1記載の積載物用の合成樹脂シート製カバー。
  4. 前記カバーの各シートはポリエチレン、ポリプロピレンで代表されるポリオレフィン系合成樹脂製であることを特徴とする請求項1,2又は3記載のパレット積載物用の合成樹脂シート製カバー。
  5. 前記カバーのシートのうち少なくともカバーの外側に位置する補強シートは合成樹脂繊維よりなる織布、編み布,不織布、これらのうちの一種のシート、乃至はこの一種の繊維質シートの少なくとも片面に合成樹脂層を一体化したシートのうちの一種としてあることを特徴とする請求項1,2又は3記載のパレット積載物用の合成樹脂シート製カバー。
  6. 片側が大きくガゼット折込された熱可塑性合成樹脂フイルムよりなる主素材帯とこのガゼット折込幅に符合する長さ方向に折り目をつけて折り畳まれた2枚折の前記熱可塑性合成樹脂フイルムと同一材質乃至同系質の補強素材帯とを用意する第1工程、
    前記主素材帯を長さ方向に順次搬送し、そのガゼット折込側の側縁より若干内側を側縁に添って、それぞれその部分の2枚のフイルムずつを各フイルム体の長さ方向に溶着、接着、縫着のうちの一種の手段で相互に結合して,結合部を形成し、前記結合部より外側にシートフランジを形成する第2工程、
    次に主素材帯のガゼット折込部の中に補強素材帯をその折り曲げ縁が前記ガゼット折込部の谷と接触乃至極接近するまで挿入する第3工程、
    次に主素材帯のガゼット折り込み縁の一方と補強素材帯の一方のフイルム側縁ずつをそれぞれ順次前記シートフランジの外側縁に前記第2工程と同様の方法により結合する第4工程、
    次いでこれら結合された主・補強素材帯のガゼット折込部を一括直角V字型に前記結合されているフイルムを単位として、結合部が前記素材帯の側縁に対して45°傾斜して結合し、V字型結合部を形成し、そのV字型結合部の外側に添って三角形のチップを切除する第5工程、
    最後に前記第5工程と同時乃至次工程において、前記V字型結合部の谷を通る位置の少なくとも主素材帯のフイルムを横断方向に切断乃至溶断して、これら切断乃至溶断縁の全てのフイルムを結合及び切断する第6工程、
    以上の1乃至6工程によることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造方法。
  7. 熱可塑性合成樹脂フイルム製の扁平な同一幅の広幅素材帯を2帯とこれと前記熱可塑性合成樹脂フイルムと同一材質乃至同系質の2枚折りの頂用素材帯とこれと略同一幅同一系質の材質の補強用素材帯を用意する第1工程、
    前記2帯の広幅素材帯の間に、前記2枚折りの頂き用素材帯の折り曲げ縁を内方に位置させ、開放縁が前記2帯の広幅主素材帯1側縁と一致乃至前記2帯の広幅主素材帯の1側縁より食み出させて重ね、順次長さ方向に搬送する第2工程
    次に前記重ね合わされている上側の広幅素材帯及び頂き用素材帯の上側フイルム及び下側広幅素材帯と前記頂き用素材帯の下側フイルムとを上下二枚ずつ、順次各フイルム体の長さ方向に溶着、接着、縫着のうちの一種の手段で結合して結合部を形成し、前記結合部より外側にシートフランジをそれぞれ形成し、これら3帯の素材帯によって片側ガゼット折込部とシートフランジのある主素材帯とする第3工程
    次に前記頂き用素材帯で形成されたガゼット折込部の中に前記補強素材帯をその折り曲げ縁が前記ガゼット折込部の谷と接触乃至極接近するまで挿入し、その開放縁を前記シートフランジ部外縁とを略同一位置に重ねる第4工程、
    次に前記シートフランジ部の外縁と補強素材帯開放縁の一方のフイルム側縁ずつをそれぞれ順次前記第3工程と同一の方法で結合する第5工程、
    次いでこれら結合された主素材帯・補強素材帯のガゼット折込部を一括直角V字型に、前記結合されているフイルムを単位として、結合部が前記素材帯の側縁に対して45°傾斜して結合し、V字型結合部を形成し、そのV字型結合部に添って三角形のチップを切除する第6工程、
    最後に前記第6工程と同時乃至次工程において、前記V字型結合部の谷を通る位置の少なくとも2枚重ねの主素材帯のフイルムを横断方向に切断乃至溶断して、これら切断乃至溶断縁の全てのフイルム結合及び切断する第7工程、
    以上の1乃至7工程によることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造方法。
  8. 側面にY字型溶着部のある角底袋を製造する装置の上流端に、カバー素材帯を連続搬送する一対挟持型の搬送手段を備え、この上流側の最上流端には主素材帯乃至は広幅素材帯を支持する広幅素材帯支持供給手段を備え、これより伸びる前記主素材帯乃至は広幅素材帯の主搬送路の側方には、2枚折された頂き用素材帯及び2枚折された補強素材帯を支持する第1、第2の狭幅素材帯支持供給手段を順次上流側より下流側に並べて配設し、これら手段から搬送される頂き用素材帯及び補強用素材帯の搬送方向は、前記主搬送路に向けて搬送する装置としてあり、且つそれぞれ頂き用素材帯又は補強素材帯を直角方向に搬送方向を転換し、前記主搬送路に添わせて主素材帯乃至は広幅素材帯間に挿入するターンバーを備え、
    前記2つのターンバー間と補強素材帯用のターンバーと前記角底袋製造装置の一対挟持型の搬送手段との間にはそれぞれ搬送されてくる素材帯を上下2組に分けてそれぞれ各組ごとに独立して縦方向に溶着する第1、第2の転動型溶着手段をそれぞれ備え、これら第1、第2の転動型溶着手段位置には上下2組のフイルム群を隔離する第1及び第2の溶着受け板が側方より挿入可能に機枠にそれぞれ装備してあり、
    この前記下流側の第2の転動型溶着手段位置の直ぐ下流側が前記の一対挟持型の搬送手段としてあることを特徴とするパレット積載物用の合成樹脂シート製カバーの製造装置。
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