JP6742328B2 - パウチ容器用包材の製造方法、およびパウチ容器用包材の製造装置 - Google Patents
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Description
次いで、同図(c)に示すように、筒状フィルム91の底部を押し広げることにより、第1底シール部93に沿って両側方に延出する一対の延出部94を形成する。次いで、同図(d)に示すように、一対の延出部94の根元部分を接合することにより、一対の第2底シール部95を形成するとともに、一対の延出部94の余剰部分を切断することにより除去する。そして、同図(e)に示すように、筒状フィルム91の他端にスパウト97を配置した状態で、天シール部96を形成することにより、スパウト97を筒状フィルム91に固定するとともに、筒状フィルム91を封止する。以上の工程を経ることにより、パウチ容器用包材Xが得られる。
同図(a)に示すように、中間品C1を保持した状態で、拡開バー811を接近させる。
拡開バー811は、例えばy方向において互いに接近離間自在とされた一対のバーを有する構成とされている。次いで、同図(b)に示すように、拡開バー811の一部を、中間品C1の筒状フィルム1のうち第1底シール部21が形成された側とは反対側部分に挿入する。上述したように、複数の反転ローラ753によって折り畳まれた部分は、完全な折り癖が付与されていない。このため、筒状フィルム1は、完全に平坦な状態とはなっておらず、開口しやすい状態である。したがって、拡開バー811を筒状フィルム1に容易に挿入することができる。次いで、同図(c)に示すように、拡開バー811の前記一対のバーを互いに離間させる。これにより、筒状フィルム1がy方向に拡開される。次いで、同図(d)に示すように、押さえバー82によって、筒状フィルム1のうち拡開された側の部分をy方向全長にわたって折り畳む。そして、同図(e)に示すように、筒状フィルム1のうち拡開された部分のy方向両端を、例えば保持具802によって保持する。これにより、中間品C1の拡開が完了する。なお、図7に示す処理は、本発明でいう第3工程に必須の工程ではない。図8以降に示す処理および工程を適切に実行しうる状態に中間品C1を準備可能であれば、他の装置構成により処理や手作業による処理を採用してもよい。
第5工程部M5(a)に示すように、一対の第2底シール部22をy方向において縦断するように、筒状フィルム1をカッタ89によって切断する。これにより、第1底シール部21および遷移部12のうち2つの第2底シール部22よりもx方向外方に位置した部分が除去される。この結果、第5工程部M5(b)に示すように、2つの第2底シール部22が、折り畳まれた状態の中間品C1のx方向端部となる。ここで、図12において、本工程での切断位置を切断線CLによって示している。切断線CLは、第2底シール部22に重なっている。このような切断工程を経て得られるパウチ容器用包材A1においては、切断工程後もパウチ容器用包材A1の一部として残存する遷移部12、すなわち後述する台形部10aや底フィルム部11に、縦シール部20のうちy方向に沿って存在していた部分が、外観に明瞭に表れる態様では残存しない。図示された例においては、切断線CLは、縦シール部20のうちy方向に延びる部分とは重なっていない。このような場合、縦シール部20のうちy方向に沿って存在していた部分は、後述するパウチ容器用包材A1には全く残存しない構成をとりうる。なお、切断線CLと縦シール部20との相対位置によっては、かろうじて、縦シール部20の一部が、第2底シール部22と重なって残存する構成となりうる。また、図12に示す中間品C1においては、カッタ79の突起791による切断痕が、一対の切欠き部17として表れる。また、図5および図6に示すように、一対の底部通気孔25は、第1底シール部21の両端寄りに設けられていた。このため、図12においては、中間品C1のx方向下端寄りに位置しており、切断線CLよりもx方向下方にある。したがって、切断線CLに沿って筒状フィルム1を切断した後は、底部通気孔25は、パウチ容器用包材A1には残存しない。
各第2底シール部22は、y方向に延びている。また、第2底シール部22の長さは、主フィルム部10の図中x方向上方に位置する矩形状部分のy方向寸法よりも小である。また、一対の第2底シール部22のうち紙面手前側に位置するものには、縦シール部20が到達している。縦シール部20の到達箇所は、第2底シール部22の中央を避けており、第2底シール部22の一端付近である。
スペーサ85は、複数の通気孔851を有している。通気孔851は、スペーサ85をx方向に貫通している。複数の通気孔851は、スペーサ85の幅方向(y方向)に離間配置されている。
B1 :パウチ容器
C1 :中間品
D1 :パウチ容器用包材製造装置
1 :筒状フィルム
1A :帯状フィルム
5 :スパウト
6 :内容物
10 :主フィルム部
10a :台形部
11 :底フィルム部
12 :遷移部
17 :切欠き部
18 :折り線
19 :収容空間
20 :縦シール部
20a :シールテープ
21 :第1底シール部
22 :第2底シール部
23 :天シール部
25 :底部通気孔
31 :折り曲げ部
71 :フィルムロール
72 :テープロール
76 :シールバー
77 :冷却部
79 :カッタ
82 :押さえバー
87 :シールバー
88 :冷却部
89 :カッタ
101 :ベースフィルム層
102 :シーラント層
103 :バリア層
104 :中間層
711 :中間ロール
731 :シールバー
732 :冷却部
751 :シフトローラ
752 :シフトローラ
753 :反転ローラ
791 :突起
801 :保持具
802 :保持具
803 :保持具
811 :拡開バー
831 :支持具
832 :支持面
841 :押さえ具
CL :切断線
M1 :第1工程部
M2 :第2工程部
M3 :第3工程部
M4 :第4工程部
M5 :第5工程部
Claims (2)
- パウチ容器に用いられるパウチ容器用包材の製造方法であって、
第1方向に延びる帯状フィルムの両側端同士を接合することにより縦シール部を有する筒状フィルムを形成する第1工程と、
前記第1方向と直角である第2方向に前記筒状フィルムを横断する第1底シール部を形成する第2工程と、
前記筒状フィルム内の気体の一部を排出することにより、前記第1底シール部から前記第1方向に離間し且つ前記第2方向において互いに対面するとともに前記第1方向および前記第2方向のいずれに対しても直角である第3方向を幅方向とする一対の主フィルム部を形成する処理と、該一対の主フィルム部および前記第1底シール部を繋ぐとともに残存した気体によって膨らまされた遷移部を形成する処理と、前記遷移部内の気体を排出しつつ前記第1底シール部の両端を互いに近接させることにより、前記第1底シール部および前記遷移部を二分するように前記一対の主フィルム部に沿う平坦状に折り畳む処理と、を有する第3工程と、
二分された前記遷移部に、前記第3方向に延び且つ前記縦シール部および前記第1底シール部と交差する一対の第2底シール部を形成する第4工程と、
前記一対の第2底シール部を縦断するように前記筒状フィルムを前記第3方向に沿って切断する第5工程とを備え、
前記第3工程においては、前記第1方向および前記第3方向に広がる支持面を有する支持具と押さえ具とによって前記筒状フィルムを挟んだ状態で前記押さえ具を前記第1方向において前記第1底シール部に接近する向きに相対動させることにより前記一対の主フィルムの間を脱気することにより、前記一対の主フィルム部を形成する処理および前記遷移部を形成する処理を行った後に、前記押さえ具を前記支持具に対して前記第3方向に延びる軸周りに回動させることにより前記第1底シール部および前記遷移部を平坦状に折り畳む処理を行うことを特徴とする、パウチ容器用包材の製造方法。 - パウチ容器に用いられるパウチ容器用包材の製造装置であって、
第1方向に延びる帯状フィルムの両側端同士を接合することにより縦シール部を有する筒状フィルムを形成する第1工程部と、
前記第1方向と直角である第2方向に前記筒状フィルムを横断する第1底シール部を形成する第2工程部と、
前記筒状フィルム内の気体の一部を排出することにより、前記第1底シール部から前記第1方向に離間し且つ前記第2方向において互いに対面するとともに前記第1方向および前記第2方向のいずれに対しても直角である第3方向を幅方向とする一対の主フィルム部を形成する処理と、該一対の主フィルム部および前記第1底シール部を繋ぐとともに残存した気体によって膨らまされた遷移部を形成する処理と、前記遷移部内の気体を排出しつつ前記第1底シール部の両端を互いに近接させることにより、前記第1底シール部および前記遷移部を二分するように前記一対の主フィルム部に沿う平坦状に折り畳む処理と、を行う第3工程部と、
二分された前記遷移部に、前記第3方向に延び且つ前記縦シール部および前記第1底シール部と交差する一対の第2底シール部を形成する第4工程部と、
前記一対の第2底シール部を縦断するように前記筒状フィルムを前記第3方向に沿って切断する第5工程部とを備え、
前記第3工程部は、前記第1方向および前記第3方向に広がる支持面を有する支持具および該支持面に対向配置される押さえ具を有しており、前記支持面と前記押さえ具とによって前記筒状フィルムを挟んだ状態で前記押さえ具を前記第1方向において前記第1底シール部に接近する向きに相対動させることにより前記一対の主フィルムの間を脱気することにより、前記一対の主フィルム部を形成する処理および前記遷移部を形成する処理を行った後に、前記押さえ具を前記支持具に対して前記第3方向に延びる軸周りに回動させることにより前記第1底シール部および前記遷移部を平坦状に折り畳む処理を行うことを特徴とする、パウチ容器用包材の製造装置。
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