JPH05345373A - 折タタミ機 - Google Patents

折タタミ機

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JPH05345373A
JPH05345373A JP4165269A JP16526992A JPH05345373A JP H05345373 A JPH05345373 A JP H05345373A JP 4165269 A JP4165269 A JP 4165269A JP 16526992 A JP16526992 A JP 16526992A JP H05345373 A JPH05345373 A JP H05345373A
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JP
Japan
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folding
bag
triangular
line
bonded
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JP4165269A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Uehara
祐弘 上原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 袋の底部の形状を求める矩形状に形成するた
め、一貫自動化した効率のよい折タタミ機。 【構成】 折タタミ機に関し、吹き出し成形法により薄
膜円筒状に成形した合成樹脂素材を偏平二重に折たた
み、これを芯金に巻取り原反2とし、先づ原反2の一端
を加熱接着し、これを原反2より切り離して、単体の袋
を形成する。この場合袋の底部形状を矩形に形成するた
め、袋の膜厚が0.04〜0.045mm程度の薄膜の
袋を2枚重ねて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)本発明は、折タタミ機に関し、さ
らに詳細には吹き出し成形法により薄膜円筒状に成形し
た合成樹脂素材を、偏平二重に折タタミ、これを芯金に
巻取り原反とし、先づ一端を加熱接着し、他端を開口と
した単体の袋を形成し、さらに該袋の底部の形状を求め
る矩形に形成するための折タタミ機に関するものであ
る。 (従来技術)原反の一端を開口のまま他端を加熱接着
し、接着端側を原反より切断して単体の袋を形成した場
合、この郵便封筒状の袋では底部の形状が封書等の場合
は用が足りても、長短比の小さい矩形状の断面を有する
物体を収納するには不適当である。この場合矩形状に底
面を形成したい要求が出てきた場合、従来の手動折タタ
ミでは、まず分業により単体の袋を作成する。この袋は
通常薄膜厚0.04〜0.045mm程度のものがもっ
も使用量が多いため、同一寸法のものを、100〜50
0枚程度重ねた上、さらにこれを運搬に便利なように重
ねたまま再折タタミすることが多い。次にこれを人力に
よって一枚宛、原反折タタミ線と直交方向に作業者が、
両掌を返し袋に突込みかつ、てのひらを精一杯広げて両
腕でを、恰も万才をするように上下に振り乍ら、三角形
折片を凡その形に形成した状態で、袋を机上に置いて袋
から両てのひらを引き抜き、袋の中に入った空気を抜く
方向に、折り目を両手で押えかつ袋表面を滑らせ、なお
三角形折片の頂点をそろえ乍ら形を整える。この状態で
再積載も分業であるため止むなく行われる。それを次工
程の分業にて改めて一枚宛あるいは適当な枚数を作業者
の正面に支え乍ら、一枚宛捌いて比翼状の二重の三角形
折片を、さらに一枚宛加熱接着コテに挟み込み加熱接着
し同時にカッターにて頂部を切断する。この作業を二回
程返して、袋一枚の作業を完結する。この様な分割人力
作業工程に於ける最大の難点は、人力による分割作業の
ため如何に人海戦術を行ったとしても、作業者の技能の
個人差が著しく、甚だしい場合は3倍もの差が生じ、し
かも近年の人不足は作業者の確保が困難である等が折タ
タミ賃との関係も重り計画生産が著しく困難である。ま
た素材が薄膜の合成樹脂であるため、分割作業進行が均
等を失い、止むなく単体の袋を積載保管することになる
が、保管条件すなわち保管場所、時間、湿度等の影響を
受け、静電気の発生が著しい。(最大悪条件の場合には
重なっているものを分離する際に、電圧値が1000V
にも達しメータが振切る場合もある。しかし電流値は極
く徴弱であるが作業性を損う。)したがって作業時の一
枚宛の捌きは著しく困難を来す場合が多い。勿論この合
成樹脂素材には、一定率の静電除去材が配合されている
が、これをさらに増量しても、価格上に響きが大きい割
には、作業状態を画期的に矯正する程の効果は期待でき
ない。 (発明が解決しようとする課題)作業上、原反からの単
体の袋を積載することをなくし、薄膜合成樹脂素材の静
電気の発生を極小に押えると共に、手動による折タタミ
作業の分割の欠点を解消すべく、一連の作業を自動化す
ることによって、生産計画の策定と完遂を目的とすると
共に、近代包装材としての合成樹脂袋の使用目的別要求
に応ずることが可能な、折タタミ機を提供することにあ
る。 (課題を解決する手段)前記従来の人力による不能率
な、そして静電気除去のための脱磁エヤーの多口吹付等
の欠点をなくし、一貫した無人運転を実現するため、下
記に示す本発明によって解決することができる。即ち、
本発明は、吹き出し成形法により薄膜円筒上に成形した
合成樹脂素材を、偏平二重に折タタミ、かつ二重面が連
続する長手方向に、芯金を介して巻取り原反とする折タ
タミ機において、前記偏平二重面の一端を前記折タタミ
線と直交する原反巾方向に加熱接着し他端を開口のま
ま、接着端側を原反より切断し設定長さの単体の袋を形
成する。次に前記偏平二重面のほぼ直交方向すなわち同
一旋回面内の90゜方向に交又させて、新折タタミ線を
設け、前記偏平二重面両側の折タタミ線と、前記加熱接
着線が交わる、二つの接点を頂部とする、新らたなそれ
ぞれ二重の三角形折片を、比翼状に形成する。このた
め、前記新折タタミ線長さは、前記原反巾に比例させ、
そのほぼ1/2だけ短く設定する。かくして形成した、
該三角形折片が、比翼状に形成されることによって、生
じた中間折タタミ線によって、二分折され、比翼内側に
折込まれた、前記袋の底部である前記加熱接着線に対し
て、ほぼ直交するように該三角形折片の各々を、前記頂
部より適宜な位置で、再加熱接着及び再切断することに
よって、前記単体の袋の底部形状を、矩形平面に創成す
るようにしたことを、特徴とする折タタミ機にある。 (作用)かかる構成を有する本発明によれば、前記芯金
に巻取った原反を回転自在に軸支する支持台に載置し、
巻戻し方向に制動しつつ巻取り終端を前記偏平二重面の
前記原反巾方向の開口部両側を左右二ヶ所上下より、真
空吸着もしくはその他の吸着手段によって保持し、前記
袋の長手方向に設定長さ分だけ繰り出す。この位置で原
反巾全体を加熱接着可能な加熱コテを、前記袋の偏平二
重面に対して上下より圧着して、前記袋の底部を形成す
るため加熱接着する。こうして底部の接着が終ったら、
袋の他端開口部を、折タタミ作業位置で待機の折タタミ
機溝を、前記袋の開口部方向に移動させ、その折タタミ
作動棒(長)を前記袋の原反巾よりやや縮めた状態で、
また折タタミ作動棒(短)を原反巾中央に上下に2本重
ねた状態で、通過可能な状態まで前記原反の繰出し吸着
部の左右それぞれの下側部を固定のまま上側部のみを、
上方に引き上げて開口させる。そして前記袋の開口部を
通過した前記折タタミ作業棒(長)の先端が、前記加熱
接着線に当接したら移動を止める。この状態で前記折タ
タミ作業棒(長)の左右方向に縮めた制御を解放し、前
記袋の折タタミ線全体を拡張し当接させる。したがって
前記加熱接着用の加熱コテは、加熱接着終了と同時に上
下方向に退避を終らせておく。また前記折タタミ棒
(長)が拡張して前記袋を左右に支えた状態で、前記袋
の接着線に併行する切断線で上下よりカッタで原反より
切り離され、単体の袋となる。この作業と併行させて、
前記袋の開口部を開口させていた吸着手段を解放し、さ
らにこの前進端では前記折タタミ棒(短)と前記単体の
袋の開口端近傍位置の上下すなわち上下に重なる2本の
折タタミ棒(短)の前記袋が当接する部分をそれぞれ上
下より押へ片を圧接させて、前記袋と前記折タタミ棒
(短)の相互の関係位置を保持させることによって折タ
タミ開始の準備を完了し、再び折タタミ機構を原点まで
戻す。折タタミ機構は、前記折タタミ棒(長)及び折タ
タミ棒(短)の交又位置関係を維持した状態で、前記折
タタミ機構全体を前記原反芯金軸線方向に、次工程とな
る袋の取外し作業位置まで水平移動させる。この水平移
動間を利用し、折タタミ準備の完了した折タタミ棒
(短)の上下の当接点を回転中心として、同一旋回面内
を90゜旋回させ乍ら、前記折タタミ棒(長)2本を、
先端が前記頂部と当接のまま、回転中心で当接するよう
に戻す動作と、そして前記折タタミ棒(短)を前記原反
巾まで拡張させる動作を相互に関連づけることによっ
て、回転動作終点到着がほぼ同着となるように同期動作
を行なわせることによって前記袋底部に比翼状の三角形
折片を形成する。以上の動作を水平移動中旋回させ乍ら
行なう理由は、折タタミサイクルタイムを短縮するため
のもので、各動作を45°にて2回分割で行っても差支
えはない。この様に前記袋取外し位置まで移動させた、
折タタミ機構を、再び前記折タタミ棒(長)(短)が、
開口部を通過その先端が加熱接着線に当接させた時と併
列位置まで、折タタミ機構の折タタミ状態を維持させた
まま移動させ次工程に備える。先づ前記新折タタミ線
と、前記三角形折片の二等辺斜線部で袋の中の前記折タ
タミ作業棒(短)の先端を外した三角形斜線部の下辺近
傍を、左右から比翼状の2片を同時に上下よりそれぞ
れ、袋抜取り用の押へ具によって圧接保持した後、前記
折タタミ棒(短)を原反巾方向に前記袋から抜き取り可
能状態まで、その拡張状態を縮めて、前記折タタミ棒
(長)と共に、その先端が、前記三角形折片の斜線部を
圧接している、前記抜き取り用押へ具と併列位置まで一
次引抜きを行なう。ここで待機の吸着手段によって、上
下2片の三角形折片の頂部付近を二重の外側から吸着
し、かつその比翼状二片の中間に新加熱接着用の受加熱
コテを挿入可能に開片させる。受加熱コテを加熱接着位
置まで挿入したら、さらに上下より待機の押加熱コテを
近接させ、前記三角形折片をサンドイッチ状に挟んで新
加熱接着を行う。またこの新加熱接着動作に連動させ、
付属の上下カツタによって新切断線を切断する。したが
ってこの時点では、前記三角形頂部の吸着手段と、前記
受加熱コテ挿入終了と交替に、前記三角形折片頂部は解
放されている。以上の作業終了後受加熱コテ、押加熱コ
テは共に待機位置に復帰し、残る前記抜き取り用押へ具
を、折タタミ整形用である一対の回転送り出しローラ間
に新加熱接着、新切断線部をくわえ込ませる位置まで移
動、同時に三角形斜線部の圧着を解放し、待機位置に戻
す。また前記袋の三角形折片の新加熱接着を開始する時
点で、前記折タタミ機構を、前記袋取外し原点まで二次
の戻し移動を行い、以後は再び折タタミ待機原点まで、
前記折タタミ機構の戻し動作を繰返し乍ら移動させて、
一サイクルを終了する。 (実施例)以下本発明の実施例を図を用いて説明する。
Fig1は原反2より加熱接着後、切断線にて切断した
単体の袋1の折タタミ順序をFig1−aからfまでに
示したものである。したがって説明の主体を単体の袋1
に限定しているので各部名称には番号を付さず直接図中
に記入しているので、以後の説明においても直接この各
部名称を使用する。Fig1−aは、単体の袋1の各部
の名称である。これを先づFig1−bの如く、新折タ
タミ線によって加熱接着線とは直交方向に折タタミ、比
翼状に二枚の三角形折片を中間折タタミ線により形成す
る。この三角形折片はそれぞれが二重である。次にFi
g1−cでは、三角形折片の三角形頂部から適宜な位置
を設定し、加熱接着線と直交させて、二枚のそれぞれを
中間折タタミ線を挟んだ対象位置を新加熱線にて接着
し、この新加熱線に併行に適宜な巾で新切断線にて、切
断すると、Fig1−dに示す形状ができる。これを中
間折タタミ線を挟んで三角形折片を比翼状に拡げた状態
を、Fig1−eに示した。したがってこの状態では、
単体の袋1の開口部は原反巾を維持して偏平の状態にあ
る。この開口部をFig1−fに示すように底部の矩形
平面に合せた状態に開口することによって、Fig1−
eの両側の三角形部分が折込まれて矩形底面をもった袋
となる。Fig3は、本折タタミ機の全体配置を示した
平面図である。芯金3に巻取った原反2は回転自在に支
持台7に載置する。以下単体の袋1を形成するまでをF
ig3を用いて説明する。原反2は支持棒4に一端を固
定したブレーキバンド5を外周部に副着させ、ブレーキ
バンド5の他端に設けた重錘6によって懸吊し、ブレー
キバンド5を原反2の外周に圧接して制御する。原反5
よりテンションローラ8を介して繰出される袋材1′は
先づ上部吸着腕9及び下部吸着腕11によって単体の袋
1の開口部近傍を両端上下より単体の袋1が切断された
次の開口部を吸着し、レール15上をスライド14とエ
ヤシリンダ10によりスライド片17を介して設定長さ
だけ繰出す。この位置で上部吸着腕9のみ垂直レール1
2上をエヤシリンダ13によって、袋材1′の二重の一
枚のみを引上げて、下部吸着腕を定置することで、開口
部を折タタミ棒(長)30及び折タタミ棒(短)31が
挿入可能の状態に開口させる。一方設定長さ繰出された
袋材1″の他端すなわち単体の袋1の底部となる加熱接
着位置に待機の下側の加熱コテ18上側の加熱コテ19
を、袋材1′に圧着加熱接着する。この加熱コテは電線
20により接着通過に温度設定管理されており、Fig
3では袋材1′に圧接の状態を示しているが、加熱接着
後はスライド24及びレール26を介してエヤシリンダ
27によって袋材1′からは退ヒ位置に復帰している。
加熱接着開始と同時に、切断線位置に待機の移動カッタ
21及び固定カッタ21′によって袋材1′は切断され
単体の袋1が出来上がる。この移動カッタ21はスライ
ド23により、レール25を介してエヤシリンダ28に
よって作動する。台板29は、テンションローラ8に対
応し、台板32は袋材1′の繰出し位置に対応する。ま
た壁面33及び34は各スライドレールの取付壁面であ
るが詳しくは図示していない。原反2から切断された単
体の袋1と同一平面上にある折タタミ棒(長)30は原
反巾に見合った対称位置に2本あり、その中央付近に位
置する折タタミ棒(短)31は、上下に2本重なった状
態にやはり対称に設置されておりFig2に示す折タタ
ミ位置にある。まず折タタミ棒(長)30の移動軸筒3
7をエヤシリンダ35によって左右からスプリングに杭
してその位置を水平に巾を縮める方向すなわち折タタミ
棒(短)31に近付けるように、わずか移動させ、さき
の単体の袋1の開口部を挿入可能の状態に保ち乍ら、折
タタミ機構を矢印36の方向に前進させて折タタミ棒
(長)30の先端が、単体の袋1の底部すなわち加熱接
着線に当接させる。この当接した位置で、単体の袋1の
開口端を上下より吸着開口させていた吸着腕9及び11
を解放すると共に、折タタミ棒(長)30をスプリング
に杭して付勢していたエヤシリンダ35のピストンを後
退させることによって、折タタミ棒(長)30は、その
全長を、折タタミ線の内側に当接させることにより単体
の袋1は張設された状態となる。ここでさらに折タタミ
棒(長)30に張設された単体の袋1の折タタミ中の位
置ズレ防止を目的に、中央部に上下に当接した状態の折
タタミ棒(短)の上下面に当接する単体の袋1の開口部
近傍を上下より押へ片38により圧接する。これで折タ
タミ位置における折タタミ準備が完了したので、矢印3
6に方向に折タタミ機構を、折タタミ棒(長)30及び
折タタミ棒(短)31に単体の袋1を保持した状態で原
位置に戻す。以下この折タタミ機構について、Fig
4.5.6.7.9にもどずき説明する。Fig4は、
折タタミ機構がFig2の折タタミ位置にある時の状態
の正面図であり、これをA〜Aに断面視したのがFig
6である。折タタミ棒(短)31は、その段付部を回転
自在に軸筒39を貫通し、支持板40に固着されてい
る。軸筒39は上下別々に支持枠A41が一体に構成さ
れており、また支持枠41の軸筒外周に回転自在に支持
枠B42がある。支持枠A41及び支持枠B42の案内
部に摺動自在の案内され、先端部に移動軸筒37の中空
部を貫通する折タタミ棒(長)30の段取部が回転自在
に系止されている。そして移動軸筒の1部に設けた制止
板43に突出させたばね軸46を介して、支持枠A41
及び支持枠B42に設けたばね受け板44との間に圧縮
ばね45を付勢させナット47によって制止位置決めし
折タタミ棒(長)30の位置を規正する。前記上側の折
タタミ棒(短)31の対称位置にある下側の折タタミ棒
(短)も全く同要領で構成しその先端部は移動軸筒37
の外周に回転自在に系止されており、移動軸筒37を介
して圧縮ばね45の付勢力を受ける。支持板40は、移
動体48のロットレスシリンダ50及び移動子49を介
して上方へ、また支持板40′は移動体48′のロット
レスシリンダ50′及び移動子49′を介して下方へ、
互のロットレスシリンダをガイドとして摺動する。ロッ
トレスシリンダ50及び50′はロット受け51によっ
て、旋回板52に固定されており、またロット受け51
には各々突当ピン53が設けてある。この旋回板52に
は、折タタミ棒(長)30の移動軸筒37の制御用エア
シリンダ35を支える支え板54も固定されている。F
ig4に示す矢印56は旋回板52を矢印55の方向す
なわちFig2に示す取外し位置まで、折タタミ機構を
矢印57の方向に移動させ乍ら、前記旋回板52を90
°旋回させて、ロットレスシリンダ49を上方に、4っ
9′を下方に移動させて単体の袋1に新タタミ線を、折
タタミ棒(短)によて三角形折片を形成した状態がFi
g5である。したがって旋回板52の旋回軌跡は61に
示すとおりである。また旋回板52の旋回が45°の位
置では、折タタミ棒(長)30及び折タタミ棒(短)3
1はそれぞれの棒芯を関節として最大摺動量のはぼ1/
2に相当する等距離にある。Fig6のA〜A断面に示
すように、押へ片38は、レバー62により支点ピン6
3を支点としてエヤシリンダ65によって操作する。ま
た支点ピン63は、前記支持板40及び40′に設けた
リブ64に支持固定してある。なお旋回板52は、折タ
タミ棒(短)31が上下に当接点を回転中心となるよう
に設けたピニオンギヤ65旋回軸68及びベアリング6
9を介して回転自在にブラケット70に装架されてい
る。ピニオンギヤ65と噛合うラックギヤ66は、ガイ
ドブラケット71に摺動自在に嵌装され、その先端は連
結板73によってエヤシリンダ67のピストンと連結さ
れており、ブラケット70を取付けた取付板72は、4
本の間柱75によって従スライド76に定置されてい
る。縦スライド76はスライドガイド77を介してスラ
イドウエイ78に案内され折タタミ機構をロットレスシ
リンダ79によりスライド76に固定の移動子80によ
り縦方向すなわち前記折タタミ棒(長)(短)を単体の
袋1に挿入方向に移動させる。スライドウエイ78はス
ライドウエイ取付板79に固定されており、さらにその
一端部は、横スライド板80に固定されている。スライ
ドガイド81を介してスライドウエイ82に案内され、
前記横スライド板80に固定の移動子81により、ロッ
トレスシリンダ83によって折タタミ機構全体をFig
2に示す矢印57の方向すなわち取外し位置まで前記旋
回板52を矢印86に示すように90°旋回させ乍ら移
動させる。したがって、取外し位置に到着時には、単体
の袋1の底部にはすでに二重で比翼状の三角形折片が形
成されている。さらにこの位置で折タタミ機構全体を矢
印87の方向に、前記単体の袋1が折タタミ位置で形成
されたとほぼ併列地点まで前進させる。この位置では、
先づFig8に示すように、単体の袋1に形成した三角
形折片1の斜線部の下辺近傍を、二本のラック棒をもつ
ラックシリンダ88を操作して上下より圧接固定する。
ここで始めてFig2に示すように、単体の袋1の開口
部近傍を折タタミ棒(短)に圧接していた押へ片38を
解放すると共に、前記折タタミ機構を矢印87に鎖線で
示すように折タタミ棒(長)(短)4本を、単体の袋か
ら一次の引抜きを行うために、前記旋回板52上のロッ
トレスエヤシリンダ50・50′の操作切換弁を中立に
し、単体の袋1にたいしての張力を零とした状態で行
う。この一次・二次に分けて、引抜きを行なう理由は、
前記単体の袋1に形成された三角形折片の三角形頂部
が、折タタミ機設置場所の環境条件すなわち、例えば温
度・湿度等の影響を受けて反り返る等の状況を防止し、
かつ台板95上に落着かせておくための処置である。こ
こでFig7に示すように、先づ前記三角形頂部をL形
腕97の先端に設けた吸着手段96により、前記三角形
頂部近傍を上下より、支点98を介して、連結板100
をピン99により、他端をエヤシリンダ101によって
揺動させることにより、前記三角形頂部をFig7aに
示すように開片させた状態で壁面ガイド125に遊嵌さ
せた受加熱接着コテ102をエヤシリンタ102′によ
り水平に突出し加熱接着の準備をする。次にL形腕10
8の一端部に設置の押加熱コテ104を上下より、前記
三角形頂部をFig7bに示すように開片を戻し乍ら、
上下二面の三角形折片の設定位置を同時に加熱接着す
る。この押し加熱コテ104には加熱接着と同時に新接
着線と併行な新切断線を切断可能に、カッタ103を設
けることにより切断する。L形腕108は他端部を支点
109を介してピン110と連結板111で他端をエヤ
シリンダ112にてFig7bに示す如く揺動させて行
なう。この動作と関連させて前記三角形頂部の吸着手段
96を解放することにより、三角形頂部切片は切離され
落下する再びFig8に戻る。前記ラックシリンダ88
は支持腕89に左右2筒取付けられているが、支持腕8
9はスライド90に個着されており、スライドウエイ9
2に案内され、ヒンジ91を介してエヤシリンダピスト
ン93と連結し、エヤシリンダ94によって、単体の袋
1は図のようにすでに三角形折片の新接着及び新切断が
完了した状態から、前記4本の折タタミ棒(長)
(短)、すなわち前記折タタミ機構を前記一次の引抜き
状態から、更に二次の引抜を行なうためFig2に示す
取外位置原点まで戻し、かつ前記折タタミ棒(短)の作
動用のロットレスシリンダ50及50′の移動子49及
49′を引抜可能状態にするために行なった操作切換弁
の中立状態を解除し再び前記折タタミ棒(短)を旧位置
に付勢する。こうして、単体の袋1は唯一前記ラックシ
リンダ88によって圧接固着した状態でエヤシリンダ9
4によリFig8に鎖線で示すよぶに、前方に設置の押
へローラ114及び116に喰い込ませ矢印123の方
向に繰り出しFig2に示す積載台124上に積載す
る。押へローラ114及び116は、軸117を介し
て、駆動ギヤ115によって矢印122のように相互に
単体の袋1を喰い込み方向に回転させその駆動は、押へ
ローラ114の一端に設けたプーリ118ベルト120
を介してモータプーリ119そしてモータ121により
行ってる。押へローラ114及び116は、その中央部
を平坦に構成し、その両側をそれぞれ、喰え込む単体の
袋1が新折タタミ線の方向に引伸されるように、押へロ
ーラ114及び116のローラ表面にリード部116を
構成させている。Fig9では、左右に密着巻ばねを用
いてこれを行なっている。このことによって単体の袋1
は、新折タタミ線側に引伸されると共に折タタミ形状が
整えられて、積載することができる。Fig10は要約
書にも記述した底部に矩形平面を形成した袋126をF
ig10aに示す如く折タタミを起して図の如く拡げた
状態で、矢印127の様にFig10bに示す段ボール
箱128に装入し、Fig10cに示すように袋に鰻1
29を定量入れ、これに水130さらに酸素131を封
入し、袋の開口部をゴム輪で126′の如く緊締した
後、Fig10dのように段ボール箱を132の様にテ
ーピングする。但し袋126は同じ袋を2枚重ねて使用
することによって、輪送中の安全を保っている。Fig
11は、従来技術の項で述べたように従来行われている
人力による折タタミ方法を説明したもので、Fig11
bに示すように単体の袋1の加熱接着線を竪に保つよう
に両手掌を合せてささげるように、開口部に両手を右手
136左手137を差し込み、Fig11cに示すよう
に手の掌136及137を拡げ乍ら、Fig11aの様
に腕を134の位置から、134′の位置まで矢印13
5に示すように振りおろすことによって、凡その形状を
Fig11cに示す状態にした後更にFig11dに示
すように、机上において袋より両手を引抜き、新折タタ
ミ線上を両掌で押えるように滑らせると共に各れかの手
で137に示すように三角形頂部を合せ乍ら最終的に形
を整える。したがってFig11aに示すように作業者
133は袋の枚数だけ以上の動作を繰返すことになる。 (発明の効果)本発明によれば、原反から単体の袋を形
成し、かつこれを自動的に折タタミさらにこれの三角形
折片を新加熱接着及び切断することにより、従来の様に
作業分割をするための幾多の悪条件の克服を作業者の人
力に頼ることなく能率的に計画生産ができだけでなく、
正確な折タタミが可能であり、さらには袋底部の矩形平
面寸法の変更を正確かつ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 Fig1は本発明の折タタミ機に係る偏平二重に折タタ
ミ、これを芯金に巻取り、先づ単体の袋を形成するが、
この単体の袋を主体にFig1a〜fまで各部の名称
と、折タタミ順序を示した説明図である。Fig2は本
発明の折タタミ機の全体配置を示した平面図である。F
ig3はFig2のうち原反から単体の袋を形成する部
分を示した斜視図である。Fig4はFig2における
折タタミ機構が折タタミ位置原点に在る場合の折タタミ
機構の正面図、またFig5は折タタミ位置から取外し
位置に、90゜旋回と移動を終了した位置における折タ
タミ機構の正面図である。Fig6は、Fig4におけ
るA−A矢視の断面図であり、上下に当接する中央の折
タタミ棒(短)を、軸芯とする2本の関節部と、折タタ
ミ棒(短)に上下面で当接する前記単体の袋の開口部近
傍を押へ片にてそれぞれ上下より押えている状態を示し
たものである。Fig7はFig2における単体の袋の
底部に形成した三角形折片に、新加熱接着線及び新切断
線で三角形頂部を切断するためFig7aかたFig7
bに移行する機構を示した側面図である。Fig8はF
ig7において、前記三角形折片の新加熱接着及び新切
断を行なった袋を、待機の上下に一対の押へローラに喰
込ませて、新折タタミ線に対して折タタミの各部の形状
を整えつつ繰り出し、積載台に積載する関係を説明する
斜視図である。Fig9は前記折タタミ機械の旋回板の
旋回機構及び折タタミ機構全体を縦方向及び横方向に移
動するための機構を説明するための斜視図である。Fi
g10a〜dは、折タタミの終った袋を利用して段ボー
ル箱にて鰻の輸送に利用する際の過程を説明した説明図
である。Fig11a〜dは、従来技術において人力に
より単体の袋から、底部に三角形折片を形成するまでの
過程を説明した説明図である。 図において 1・単体の袋 2・原反 18・19・上下の加熱
コテ 19・19′上下の切断カッタ 9・11上下の吸着
手段 30・折タタミ棒(長) 31・折タタミ棒(短)
40・41′移動体 50・50′・折タタミ棒(短)上下伸縮用ロットレス
シリンダ 49・49′・上下用移動子 38・押へ片 52
・旋回板 65・旋回用ピニオンギヤ 66・旋回用ラックギヤ 72・縦スライド板 80・横スライド板 79・
ロットレスシリンダ 83・ロットレスシリンダ 88・ラックシリンダ 102・受加熱コテ 104・押加熱コテ 124
・積載台 114・116上下押へローラ 121・駆動モータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 吹き出し成形法により、薄膜円筒状に成形した合成樹脂
    素材を、偏平二重に折タタミ、かつ二重面が連続する長
    平方向に、芯金を介して巻取り原反とする折タタミ機に
    おいて、前記偏平二重面の一端を前記折タタミ線と直交
    する、原反巾方向に加熱接着し他端を開口のまま、接着
    端側を原反より切断し設定長さの単体の袋を形成する。
    次に前記偏平二重面のほぼ直交方向すなわち同一旋回面
    内の90゜方向に交又させて、新折タタミ線を設け、前
    記偏平二重面両側の折タタミ線と、前記加熱接着線が交
    わる、二つの接点を頂部とする、新らたなそれぞれ二重
    の三角形折片を、比翼状に形成する。このため、前記新
    折タタミ線長さは、前記原反巾に比例させ、そのほぼ1
    /2だけ短かく設定する。かくして形成した、該三角形
    折片が、比翼状に形成されることによって、生じた中間
    折タタミ線によって、二分折され、比翼内側に折込まれ
    た、前記袋の底部である前記加熱接着線に対して、ほぼ
    直交するように該三角形折片の各々を、前記頂部より適
    宜の位置で、再加熱接着及び再切断することによって、
    前記単体の袋の底部形状を、矩形平面に創成するように
    したことを、特徴とする折タタミ機。 請求項 1
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