JP2012224729A - グラフト鎖を導入する方法、多孔質吸着膜、及びタンパク質の精製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高分子を含む多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法であって、多孔質基材を、ラジカル重合性モノマーを含む溶液中に浸漬させる浸漬工程と、浸漬状態のまま、多孔質基材に放射線照射を行い、多孔質基材にラジカル重合性モノマーをグラフト重合させて、多孔質基材にグラフト鎖を形成させる照射グラフト工程と、を含み、ラジカル重合性モノマーを含む溶液が、第1級又は第2級の1価の低級アルコールを40〜70vol%含む溶媒を含む、多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法。
【選択図】なし
Description
多孔質基材を、ラジカル重合性モノマーを含む溶液中に浸漬させる浸漬工程と、
浸漬状態のまま、多孔質基材に放射線照射を行い、多孔質基材にラジカル重合性モノマーをグラフト重合させて、多孔質基材にグラフト鎖を形成させる照射グラフト工程と、
を有し、
ラジカル重合性モノマーを含む溶液が、第1級又は第2級の1価の低級アルコールを40〜70vol%含む溶媒を含む、
グラフト鎖を導入する方法。
[7]から[9]のいずれかに記載の多孔質吸着膜を用意することと、
多孔質吸着膜に混合溶液を通液して夾雑物を除去し、精製対象タンパク質を得ることと、
を含むタンパク質の精製方法。
外径2.3mm、内径1.4mm、最小細孔径が0.4μmである、ポリスルホン97質量部、及びポリビニルピロリドン3質量部よりなる多孔質中空糸を、ポリビニルフルオライド製のフィルムバッグに入れて、容器内の空気を窒素で置換した。2−プロパノール40体積部、純水60体積部よりなる溶媒を調整後、溶媒90体積部、グリシジルメタクリレート(GMA)10体積部よりなる反応液を、多孔質中空糸1質量部に対し、18質量部、フィルムバッグに注入した後、フィルムバッグを密閉した。なお、反応液は予め窒素でバブリングして、反応液内の酸素を窒素置換した。
式(1) dg = (w1 − w0) / w0
ここでw0は反応前の多孔質中空糸の重量、w1はグラフト鎖が導入された多孔質中空糸の重量である。
(i)アニオン交換基(ジエチルアミノ基)のグラフト鎖への固定
実施例1にて得られた、乾燥したグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜をメタノールに10分以上浸漬して膨潤させた後、純水に浸漬して水置換した。ジエチルアミン50体積部、純水50体積部の混合溶液よりなる反応液を、グラフト反応後の中空糸に対して25質量部、ガラス反応管に入れ、30℃に調整した。ここにグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜を挿入し、24時間静置して、グラフト鎖のエポキシ基をジエチルアミノ基に置換することにより、アニオン交換基としてジエチルアミノ基を有する中空糸多孔膜を得た。
して下記式(2)を用いて算出した。
式(2) T = 100 × N1 / N0
= 100 ×{(w1−w0 / M1} / {w0(dg / (dg + 100)) / M2}
式(2)中、M1はジエチルアミンの分子量(73.14)、w0はグラフト重合反応後の中空糸多孔膜の重量、w1はジエチルアミノ基置換反応後の中空糸多孔膜の重量、dgはグラフト率、M2はGMAの分子量(142.15)である。
実施例1にて得られた、乾燥したグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜をメタノールに10分以上浸漬して膨潤させた後、純水に浸漬して水置換した。イソプロピルアミン50体積部、純水50体積部の混合溶液よりなる反応液を、グラフト反応後の中空糸に対して25質量部、ガラス反応管に入れ、40℃に調整した。ここにグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜を挿入し、48時間静置して、グラフト鎖のエポキシ基をイソプロピルアミノ基に置換することにより、アニオン交換基としてイソプロピルアミノ基を有する中空糸多孔膜を得た。
実施例1にて得られた、乾燥したグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜をメタノールに10分以上浸漬して膨潤させた後、純水に浸漬して水置換した。また、1mol/LのNaOH水溶液17mLと、メタノール17mLと、を混合撹拌し、ここにトリエチルアミン塩酸塩4.81gを撹拌しながら添加し、反応液を作製した。次に、反応液を、グラフト反応後の中空糸に対して25質量部、ガラス反応管に入れ、40℃に調整した。ここにグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜を挿入し、36時間静置して、グラフト鎖のエポキシ基をトリエチルアミノ基に置換することにより、アニオン交換基としてトリエチルアミノ基を有する中空糸多孔膜を得た。
実施例1にて得られた、乾燥したグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜をメタノールに10分以上浸漬して膨潤させた後、純水に浸漬して水置換した。亜硫酸ナトリウム10体積部、2−プロパノール15体積部、純水75体積部の混合溶液よりなる反応液を、グラフト反応後の中空糸に対して20質量部、ガラス反応管に入れ、30℃に調整した。ここにグラフト鎖を導入した中空糸多孔膜を挿入し、210分間静置して、グラフト鎖のエポキシ基をスルホン酸基に置換した。さらに、未反応のエポキシ基を0.5 mol/L 硫酸中でジオール基に変換し、カチオン交換基としてスルホン酸基を有する中空糸多孔膜を得た。
(i)で得られた、ジエチルアミノ基がグラフト鎖を介して固定された中空糸多孔膜1本の長手方向の両末端を、中空糸多孔膜の中空部を閉塞しないようにエポキシ系ポッティング剤で、内径0.5cm、有効長9.2cmのポリスルホン酸性モジュールケースに固定して、膜体積が0.24mLの中空糸多孔膜モジュールを作製した。これを、評価モジュールとして用いた。
20mmol/L Tris−HCl緩衝液(pH8.0)を30mL通液して平衡化した後、前記緩衝液にウシ血清アルブミン(BSA)を混合して、濃度を1mg/mLに調整したBSA溶液を用い、破過が開始するまで、製造例1で作製した中空糸多孔膜モジュールにBSA溶液を透過させた。溶液は、評価モジュール内の中空糸多孔膜の内側から外側に向かって、流速2mL/minにて通液した。評価はGEヘルスケアバイオサイエンス製AKTAexplorer100を用いて実施した。具体的には、同装置において得られる透過液の280nmのUV吸光度が、供給液の280nmのUV吸光度(150mAU)の1/10(15mAU)となった時点を破過点とし、その時点までに供給したBSA溶液の体積から、動的吸着容量を算出した。ここで、BSA溶液の濃度Q、評価モジュールが破過した時までに透過させたBSA溶液の体積VB、及び評価モジュール内の実施例に係る中空糸多孔膜の体積VMから、下記式(3)に基づいて動的吸着容量Aは算出可能である。
式(3) A = Q × VB / VM
実施例1における溶媒を、メタノール40体積部、純水60体積部とし、反応液を、溶媒95体積部、GMA5体積部とした。それ以外は、実施例1と同じ操作をした。
実施例1における溶媒を、2−プロパノール65体積部、純水35体積部とし、反応液を、溶媒90体積部、GMA10体積部とした。それ以外は、実施例1と同じ操作をした。
実施例1における溶媒を、2−プロパノール30体積部、純水70体積部とし、反応液を、溶媒95体積部、GMA5体積部とした。それ以外は、実施例1と同じ操作をした。
実施例1における溶媒を、2−プロパノール80体積部、純水20体積部とし、反応液を、溶媒95体積部、GMA5体積部とした。それ以外は、実施例1と同じ操作をした。
外径2.3mm、内径1.4mm、最小細孔径が0.4μmの、ポリスルホン多孔質中空糸を、密閉容器に入れて、容器内の空気を窒素で置換した。その後、容器の外側からドライアイスで冷却しながら、γ線25kGyを照射し、ラジカルを発生させた。得られたラジカルを有する多孔質中空糸をガラス反応管に移し、200Pa以下に減圧することにより、反応管内の酸素を除いた。ここに40℃に調整したグリシジルメタクリレート(GMA)3体積部、メタノール97体積部よりなる反応液を、多孔質中空糸1質量部に対し20質量部注入した後、12分間密閉状態で静置してグラフト重合反応を施し、多孔質中空糸にグラフト鎖を導入した。反応液は予め窒素でバブリングして、反応液内の酸素を窒素置換した。
(vi)抗体含有細胞培養液の調製
無血清培地にて培養したチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞の培養液(電気伝導度8.7mS/cm、細胞密度1.1×107/mL)196mLに抗体50mg/mLを含むヒトγ−グロブリン溶液(ベネシス社、ヴェノグロブリン)4mLを添加し、0.45μm精密ろ過膜(ザルトリウス製、ミニザルト16555K)を透過させることにより、pH7.4で抗体1mg/mLを含有する細胞培養液を調製した。
製造例1の(v)で得られた中空糸多孔膜モジュールに、20mM Tris−HCl緩衝液(pH8.0)を20mL通液して平衡化した後、(vi)で得られた抗体含有細胞培養液を膜体積の100倍である24mL通液し、フロースルーにて得られる画分を回収した。
(vi)で得られた抗体含有細胞培養液25mLを0.2μm除菌膜(ザルトリウス製、Minisart plus)に通液した後、20mMのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)10mLで平衡化したプロテインAカラム(GEヘルスケアバイオサイエンス製、HiTrap ProteinA HP 1mL)に10mL添加し、抗体を吸着させた。カラムに上記緩衝液20mLを通液して洗浄した後、0.1Mのクエン酸ナトリウム緩衝液(pH3.0)を10mL通液して、抗体を溶出回収した。得られた溶出回収液に、ほぼ等量の10mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH8.2)を添加し中和した後、少量の1.5MのTris−HCl(pH8.0)で溶出回収液をpH8.0に調整し、抗体の精製液20mLを得た。精製液はプロテインAカラムに通液する前に対して2倍希釈されている。
製造例1の(v)で得られた中空糸多孔膜モジュールに、20mM Tris−HCl緩衝液(pH8.0)を20mL通液して平衡化した後、(viii)で得られたアフィニティークロマトグラフィー後の抗体の精製液を20mL通液し、フロースルーにて得られる画分を回収した。
Claims (10)
- 高分子を含む多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法であって、
前記多孔質基材を、ラジカル重合性モノマーを含む溶液中に浸漬させる浸漬工程と、
前記浸漬状態のまま、前記多孔質基材に放射線照射を行い、前記多孔質基材に前記ラジカル重合性モノマーをグラフト重合させて、前記多孔質基材にグラフト鎖を形成させる照射グラフト工程と、
を含み、
前記ラジカル重合性モノマーを含む溶液が、第1級又は第2級の1価の低級アルコールを40〜70vol%含む溶媒を含む、
多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法。 - 前記多孔質基材が非晶性高分子を含む、請求項1に記載のグラフト鎖の導入方法。
- 前記非晶性高分子がポリスルホンである、請求項1又は2に記載のグラフト鎖の導入方法。
- 前記多孔質基材の細孔径が、0.01μmから5μmの範囲である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグラフト鎖の導入方法。
- 前記多孔質基材が中空糸多孔膜である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のグラフト鎖の導入方法。
- 前記ラジカル重合性モノマーがグリシジルメタクリレートである、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のグラフト鎖の導入方法。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法によって導入されたグラフト鎖を有する多孔質膜と、
前記グラフト鎖が有する側鎖に固定されたイオン交換基と、
を備える多孔質吸着膜。 - 前記イオン交換基がアニオン交換基であって、イソプロピルアミン、プロピルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、及びトリエチルアミンからなる群より選択される少なくとも1種類である、請求項7に記載の多孔質吸着膜。
- 前記イオン交換基がカチオン交換基であって、スルホン酸基、及びカルボキシル基からなる群より選択される少なくとも1種類である、請求項7に記載の多孔質吸着膜。
- 精製対象タンパク質と、夾雑物と、を含む混合溶液から前記精製対象タンパク質を精製する方法であって、
請求項7乃至9のいずれか1項に記載の多孔質吸着膜を用意することと、
前記多孔質吸着膜に、前記混合液を通液して前記夾雑物を除去し、前記精製対象タンパク質を得ることと、
を含むタンパク質の精製方法。
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