JP2012209614A - 会議システム、会議端末、および会議プログラム - Google Patents

会議システム、会議端末、および会議プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔会議において複数のユーザが特定のコンテンツを簡易な操作で共有することができる会議システム、会議端末、および会議プログラムを提供する。
【解決手段】会議システム100では、サーバ2で管理されている資料データが会議端末1に提供される一方、会議端末1における資料データの閲覧状況を示すステータス情報および資料データの編集内容を示す編集情報がサーバ2で管理される。サーバ2では、ステータス情報および編集情報に基づいて、閲覧中ページの共有先候補を示す共有情報が作成されて、会議端末1に提供される。会議端末1で共有情報に基づいて他端末が指定された場合、会議端末1と指定された他端末とが接続されて、コンテンツ参照会議が実行される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の拠点にそれぞれ配設されて、各拠点間でネットワークを介して実行される遠隔会議に用いられる会議システム、会議端末、および会議プログラムに関する。
従来、ユーザの画像や音声を入出力可能な会議端末を各拠点に設置し、各拠点のユーザの画像や音声が会議端末で合成出力される会議システムが知られている。このような会議システムにおいて、会議資料をあらかじめ一括してサーバに登録しておき、会議端末に接続された遠隔会議にサーバから会議資料を転送する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−51558号公報
上記の遠隔会議において、例えば会議資料に含まれる特定のコンテンツ(ページ、チャプタ、記事等)に関して質問や議論を行いたい場合、他のユーザにも対象コンテンツを閲覧させる必要がある。この場合、他のユーザに対して特定のコンテンツの閲覧指示を発したり、他のユーザが使用する会議端末に特定のコンテンツを配布したり、特定のコンテンツについて質問や議論を行うための遠隔会議を別途招集したりする必要があった。このように、複数のユーザが特定のコンテンツを共有するための操作負担が大きいため、遠隔会議の利便性を欠くおそれがあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、遠隔会議において複数のユーザが特定のコンテンツを簡易な操作で共有することができる会議システム、会議端末、および会議プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様に係る会議システムは、ネットワークを介して接続された会議端末間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議システムであって、前記会議端末から画像または文字を含むコンテンツデータが要求された場合、第一記憶装置に記憶されている前記コンテンツデータを、要求元の前記会議端末に提供するコンテンツ提供手段と、前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記会議端末から取得して第二記憶装置に登録する操作情報取得手段と、前記コンテンツ提供手段によって前記コンテンツデータが提供された前記会議端末のうちで、所定の条件を満たす前記会議端末を、前記第二記憶装置に登録されている前記操作情報に基づいて特定する端末特定手段と、前記端末特定手段によって特定された前記会議端末のいずれかである対象端末に、前記端末特定手段によって特定された前記会議端末のうちで前記対象端末とは異なる前記会議端末に関する情報である共有情報を提供する情報提供手段と、前記対象端末において前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記対象端末と前記接続先に指定された前記会議端末とを接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行手段とを備えている。
これによれば、第一記憶装置に記憶されているコンテンツデータが要求元の会議端末に提供される一方、コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報が、第二記憶装置に登録される。第二記憶装置に登録された操作情報に基づいて、所定の条件を満たす会議端末が特定される。特定された会議端末のうちで、対象端末に他の会議端末に関する情報である共有情報が提供される。共有情報が提供された対象端末において接続先の会議端末が指定された場合、対象端末と指定された会議端末とを接続してコンテンツ参照会議が実行される。したがって、対象端末のユーザは、コンテンツデータを閲覧および操作するのみならず、所定の条件を満たす他の会議端末と接続して、同一のコンテンツデータが参照されるコンテンツ参照会議を行うことができ、ひいては複数のユーザが特定のコンテンツを簡易な操作で共有することができる。
上記会議システムにおいて、前記端末特定手段は、前記対象端末と同一の前記コンテンツデータを閲覧中である他の前記会議端末を、前記操作情報に基づいて特定してもよい。この場合、対象端末のユーザは、対象端末と同一のコンテンツデータを閲覧中である他の会議端末との間で、コンテンツ参照会議を実行することができる。
上記会議システムにおいて、前記端末特定手段は、前記対象端末で閲覧中の前記コンテンツデータに対して過去に操作を行った他の前記会議端末を、前記操作情報に基づいて特定してもよい。この場合、対象端末のユーザは、対象端末で閲覧中のコンテンツデータに対して過去に操作を行った他の会議端末との間で、コンテンツ参照会議を実行することができる。
上記会議システムにおいて、前記対象端末に備えられた表示装置に、前記コンテンツ提供手段によって提供された前記コンテンツデータを表示させるコンテンツ表示手段と、前記コンテンツ表示手段によって前記コンテンツデータが切り替えて表示される毎に、前記対象端末と接続されている前記会議端末間の接続を切断する会議終了手段を備えてもよい。コンテンツデータが対象端末で切り替え表示された場合には、対象端末では他の会議端末と異なるコンテンツデータが閲覧されるため、対象端末をコンテンツ参照会議に参加させる必要がない。よって、コンテンツデータが切り替え表示された対象端末と他の会議端末との接続を自動的に切断することで、不要な通信処理の発生を抑制することができる。
上記会議システムにおいて、前記表示装置に、前記情報提供手段によって提供された前記共有情報を、前記コンテンツデータと同一画面上に表示させ、または前記コンテンツデータに重畳して表示させる情報表示手段とを備えてもよい。この場合、対象端末の表示装置では、コンテンツデータと同一画面上に、またはコンテンツデータに重畳して、共有情報が表示される。よって、対象端末のユーザは、コンテンツデータおよび共有情報を同時に目視することができるため、利便性が向上する。
本発明の第二態様に係る会議端末は、ネットワークを介して接続された他の会議端末との間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議端末であって、画像または文字を含むコンテンツデータを管理する第一のコンピュータに、前記コンテンツデータの取得要求を送信する取得要求送信手段と、前記第一のコンピュータから受信した前記コンテンツデータを、表示装置に表示するコンテンツ表示手段と、前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記操作情報を管理する第二のコンピュータに送信する操作情報送信手段と、前記操作情報に基づいて所定の条件を満たすと特定された他の前記会議端末に関する情報である共有情報を、前記第二のコンピュータから受信した場合、前記共有情報を前記表示装置に表示させる情報表示手段と、前記表示装置に表示された前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記接続先に指定された前記会議端末に接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行手段とを備えている。
これによれば、第一のコンピュータに管理されているコンテンツデータが要求元の会議端末に提供される一方、コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報が、第二のコンピュータで管理される。第二のコンピュータでは、操作情報に基づいて所定の条件を満たす他の会議端末が特定され、特定された他の会議端末に関する情報である共有情報が、表示装置に表示される。表示装置に表示された共有情報に基づいて接続先の会議端末が指定された場合、指定された会議端末と接続してコンテンツ参照会議が実行される。したがって、会議端末のユーザは、コンテンツデータを閲覧および操作するのみならず、所定の条件を満たす他の会議端末と接続して、同一のコンテンツデータが参照されるコンテンツ参照会議を行うことができ、ひいては複数のユーザが特定のコンテンツを簡易な操作で共有することができる。
上記会議端末において、前記情報表示手段は、前記会議端末と同一の前記コンテンツデータを閲覧中である他の前記会議端末を示す前記共有情報を、前記表示装置に表示させてもよい。この場合、会議端末のユーザは、同一のコンテンツデータを閲覧中である他の会議端末との間で、コンテンツ参照会議を実行することができる。
上記会議端末において、前記情報表示手段は、前記会議端末で閲覧中の前記コンテンツデータに対して過去に操作を行った他の前記会議端末を示す前記共有情報を、前記表示装置に表示させてもよい。この場合、会議端末のユーザは、閲覧中のコンテンツデータに対して過去に操作を行った他の会議端末との間で、コンテンツ参照会議を実行することができる。
上記会議端末において、前記コンテンツ表示手段によって前記コンテンツデータが切り替えて表示される毎に、前記コンテンツ参照会議を実行する全ての前記会議端末間の接続を切断する会議終了手段を備えてもよい。会議端末でコンテンツデータが切り替え表示された場合には、他の会議端末と異なるコンテンツデータが表示装置に表示されるため、会議端末をコンテンツ参照会議に参加させる必要がない。よって、コンテンツデータが切り替え表示された場合には、他の会議端末との接続を自動的に切断することで、不要な通信処理の発生を抑制することができる。
上記会議端末において、前記情報表示手段は、前記共有情報を、前記コンテンツデータと同一画面上に表示させ、または前記コンテンツデータに重畳して表示させてもよい。この場合、会議端末の表示装置では、コンテンツデータと同一画面上に、またはコンテンツデータに重畳して、共有情報が表示される。よって、会議端末のユーザは、コンテンツデータおよび共有情報を同時に目視することができるため、利便性が向上する。
本発明の第三態様に係る会議プログラムは、ネットワークを介して接続された他の会議端末との間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議端末であるコンピュータに、画像または文字を含むコンテンツデータを管理する第一のコンピュータに、前記コンテンツデータの取得要求を送信する取得要求送信ステップと、前記第一のコンピュータから受信した前記コンテンツデータを、表示装置に表示するコンテンツ表示ステップと、前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記操作情報を管理する第二のコンピュータに送信する操作情報送信ステップと、前記操作情報に基づいて所定の条件を満たすと特定された他の前記会議端末に関する情報である共有情報を、前記第二のコンピュータから受信した場合、前記共有情報を前記表示装置に表示させる情報表示ステップと、前記表示装置に表示された前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記接続先に指定された前記会議端末に接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行ステップとを実行させる。
これによれば、第一のコンピュータに管理されているコンテンツデータが要求元の会議端末に提供される一方、コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報が、第二のコンピュータで管理される。第二のコンピュータでは、操作情報に基づいて所定の条件を満たす他の会議端末が特定され、特定された他の会議端末に関する情報である共有情報が、表示装置に表示される。表示装置に表示された共有情報に基づいて接続先の会議端末が指定された場合、指定された会議端末と接続してコンテンツ参照会議が実行される。したがって、会議端末のユーザは、コンテンツデータを閲覧および操作するのみならず、所定の条件を満たす他の会議端末と接続して、同一のコンテンツデータが参照されるコンテンツ参照会議を行うことができ、ひいては複数のユーザが特定のコンテンツを簡易な操作で共有することができる。
会議システム100の全体構成図である。 会議端末1の電気的構成を示すブロック図である。 資料データ200を例示する図である。 ステータス管理テーブル300のデータ構成を示す図である。 編集情報テーブル310のデータ構成を示す図である。 会議管理テーブル320のデータ構成を示す図である。 共有情報210が表示された資料データ200を例示する図である。 端末メイン処理を示すフローチャートである。 未接続処理を示すフローチャートである。 共有情報表示処理を示すフローチャートである。 会議接続処理を示すフローチャートである。 接続中処理を示すフローチャートである。 接続中送信処理を示すフローチャートである。 会議終了処理を示すフローチャートである。 接続中受信処理を示すフローチャートである。 サーバメイン処理を示すフローチャートである。 会議制御処理を示すフローチャートである。 資料操作処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、会議システム100のシステム構成について説明する。会議システム100は、複数の会議端末1とサーバ2を備える。各会議端末1は、インターネット等のネットワーク8を介して、他の会議端末1およびサーバ2との間でデータを送受信する。本実施形態では、各会議端末1は、他の会議端末1との間で、P2P(peer to peer)で画像、音声、テキスト等のデータを直接送受信することができる。以下の説明では、主として端末ID「A」の会議端末1を例示して説明するが、他の会議端末1についても同様である。
会議システム100は、画像および音声を用いた遠隔会議(テレビ会議)を実行するためのテレビ会議システムである。各会議端末1は、カメラ33から入力した自拠点の拠点画像のデータ、およびマイク31(図2参照)から入力した自拠点の拠点音声のデータを、他の会議端末1に送信する。各会議端末1は、他の会議端末1から受信した拠点画像データおよび拠点音声データに基づいて、他拠点の撮影画像を表示装置34に表示し、且つ他拠点の音声をスピーカ32(図2参照)から出力させる。その結果、複数拠点の拠点画像および拠点音声が、会議システム100内で共有される。よって、会議システム100によると、会議の参加者の全てが同一拠点にいない場合でも、参加者は円滑に会議を実行することができる。1つの拠点にいる参加者は1人でもよいし、複数でもよい。
サーバ2には、文書、図面、動画、静止画等の資料データが保存されている。会議システム100では、サーバ2に保存されている資料データを、複数の参加者の間で共有しながらテレビ会議を行うこともできる。具体的には、各会議端末1は、それぞれサーバ2から資料データを取得して、表示装置34に表示する。各会議端末1のユーザは同一の資料データを参照しながら(つまり、複数のユーザで必要な資料データを共有しながら)、テレビ会議を進行することができる。
図2を参照して、会議端末1の電気的構成について説明する。本実施形態の会議端末1は、汎用のパーソナル・コンピュータである。会議端末1は、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)13、および入出力インターフェース19を備え、これらがバス18を介して接続されている。ROM11は、会議端末1を動作させるためのBIOS等のプログラム、および初期値等を記憶している。RAM12は、制御プログラムで使用される各種の情報を一時的に記憶する。
HDD13は、不揮発性の記憶装置であり、CPU10にテレビ会議を実行させる会議プログラムが記憶されている。会議プログラムは、CPU10に後述の端末メイン処理(図8参照)を実行させるプログラムを含む。会議プログラムは、例えば、CD−ROM等の記憶媒体、ネットワーク8等を介して、HDD13に記憶される。さらに、HDD13には、テレビ会議の実行時に、自拠点で取得される音声や画像のデータ、および他拠点から取得された音声や画像のデータが記憶され、さらに後述の通信情報テーブルや編集情報も記憶される。
入出力インターフェース19には、音声入力処理部21、音声出力処理部22、画像入力処理部23、画像出力処理部24、操作入力処理部25、および外部通信I/F26が接続されている。音声入力処理部21は、音声を入力するマイク31からの音声データの入力を処理する。音声出力処理部22は、音声を出力するスピーカ32に接続し、スピーカ32の動作を処理する。画像入力処理部23は、画像を撮影するカメラ33からの画像データの入力を処理する。画像出力処理部24は、画像を表示する表示装置34の動作を処理する。操作入力処理部25は、キーボードおよびマウス等の操作部35からの操作入力を処理する。外部通信I/F26は、会議端末1をネットワーク8に接続する。
図1を参照して、サーバ2の電気的構成について説明する。本実施形態のサーバ2は、汎用のサーバである。サーバ2は、CPU110、ROM111、RAM112、HDD113、および入出力インターフェース119を備え、これらがバス118を介して接続されている。入出力インターフェース119には、外部通信I/F126が接続されている。サーバ2は、外部通信I/F126によってネットワーク8に接続される。
HDD113には、会議システム100で使用可能な資料データが保存されている。図3に示すように、本実施形態の資料データ200は、複数のページで構成された文書データである。図3は、資料データ200に含まれる1ページ目を例示している。また、HDD113には、CPU110に後述のサーバメイン処理(図16参照)を実行させるプログラムや、後述のステータス管理テーブル300、編集情報テーブル310、会議管理テーブル320なども記憶される。
図4〜図6を参照して、会議システム100で使用される各種テーブルについて説明する。本実施形態では、以下に説明するステータス管理テーブル300、編集情報テーブル310、会議管理テーブル320は、サーバ2のHDD113に記憶される。
図4に示すように、ステータス管理テーブル300は、会議システム100で実行されるテレビ会議に参加可能な会議端末1の状態を示すステータス情報が登録されている。ステータス情報は、端末ID、ユーザ画像、状態、資料ID、チャプタ、ページ、会議IDなどを、データ項目として含む。「端末ID」は、会議端末1に固有の識別情報を示す。「ユーザ画像」は、会議端末1を使用するユーザに固有の画像である。
「状態」は、会議端末1の現在の使用状況を、「ログイン」、「閲覧中」、「会議参加中」、「ログアウト」のいずれかで示す。「ログイン」は、会議端末1がテレビ会議に接続可能な状態(会議端末1で会議プログラムが起動している状態)を示す。「閲覧中」は、会議端末1がテレビ会議に接続されずに、資料データが表示されている状態を示す。「会議参加中」は、会議端末1が資料データを共有しながらテレビ会議に接続している状態(後述のコンテンツ参照会議に参加した状態)を示す。「ログアウト」は、会議端末1がテレビ会議に接続不能な状態(会議端末1で会議プログラムが起動していない状態)を示す。
「資料ID」および「ページ」は、「接続状態」が閲覧中または会議参加中である場合に、会議端末1で表示中のコンテンツ(つまり、ユーザが閲覧中のコンテンツ)を示す。「資料ID」は、表示中の資料データに固有の識別情報を示す。「ページ」は、資料データに含まれるページのうちで、表示中のページを示す。「会議ID」は、「接続状態」が会議参加中である場合に、会議端末1が接続中のテレビ会議に固有の識別情報である。図4に例示するステータス情報の一つは、端末ID「A」の会議端末1では、資料データ「doc1」のページ「1」を、テレビ会議に接続せずに閲覧中であることを示している。
図5に示すように、編集情報テーブル310は、資料データ(具体的には、資料ID)ごとに、資料データに対するユーザの編集操作を示す編集情報が登録されている。編集情報は、日時、端末ID、ページ、種別、編集領域、編集内容などを、データ項目として含む。「日時」は、ユーザが資料データを編集した日時を示す。「端末ID」は、資料データを編集したユーザの会議端末1に固有の識別情報を示す。「ページ」は、資料データのうちで、ユーザが編集したページの番号を示す。「種別」は、ユーザの編集操作の種別を、「追加」、「削除」、「変更」等で示す。「編集領域」は、ユーザの編集操作が行われたページ中の位置(座標領域)を示す。「編集内容」は、ユーザが編集した具体的な内容を示す。図5に例示する編集情報の一つは、ユーザが端末ID「C」の会議端末1を使用して、資料データ「doc1」のページ「1」の「(10,10)、(100,150)」の範囲に、「ここ重要」をテキスト入力(つまり、追加)したことを示している。
図6に示すように、会議管理テーブル320は、テレビ会議の会議体(具体的には、会議ID)ごとに、会議体に接続中の会議端末1(詳細には、会議端末1の通信用情報)が登録されている。通信用情報は、端末ID、IPアドレスなどを、データ項目として含む。「端末ID」は、会議体に接続中の会議端末1に固有の識別情報を示す。「IPアドレス」は、会議体に接続中の会議端末1のIPアドレスを示す。図6に例示する会議管理テーブル320は、資料データ「doc1」のページ「1」に関する会議体「Conf1」に端末ID「B」,「D」の会議端末1が接続中であることを示している。
図示しないが、会議端末1のRAM12には、接続対象である他の会議端末1が登録される通信情報テーブルが記憶されている。通信情報テーブルは、会議管理テーブル320から自拠点の会議端末1を削除したものと同様のデータ構成を有する。会議端末1は、通信情報テーブルに登録されている他の会議端末1(以下、接続先端末という。)との間で通信を実行して、接続先端末との間で後述のコンテンツ参照会議を実行する。また、サーバ2のHDD113には、各会議端末1の通信用情報を管理するアドレステーブル(図示外)が設けられている。
上記の構成を有する会議システム100では、例えばユーザが端末ID「A」の会議端末1を用いて、サーバ2で管理されている資料データ200(図3参照)を閲覧する。本実施形態では、会議端末1において、資料データ200に含まれる複数のページが、表示装置34に切り替えて閲覧表示される。以下では、会議端末1で現在表示されているページを、閲覧中ページという。
このとき、図7に示すように、会議端末1では、閲覧中ページと併せて共有情報210を、表示装置34に表示させることが可能である。共有情報210は、閲覧中ページの共有先候補となる他の会議端末1に関する情報であり、閲覧中情報211と編集履歴情報212とを含む。閲覧中情報211は、閲覧中ページと同一ページを閲覧中である他の会議端末1(または、会議体)を示す。編集履歴情報212は、閲覧中ページと同一ページに対して過去に操作を行った他の会議端末1を示す。
ユーザは、共有情報210を参照して、閲覧中ページに関連する他の会議端末1を、閲覧中ページの共有先候補として特定することができる。詳細には、閲覧中情報211に基づいて、閲覧中ページと同一ページを閲覧中である他の会議端末1(図7の例では、端末E)または会議体(図7の例では、会議体Conf1)を特定できる。編集履歴情報212に基づいて、閲覧中ページと同一ページが過去に編集された内容とともに、その編集を行った他の会議端末1(図7の例では、端末C)を特定できる。端末ID「A」の会議端末1は、共有情報210に基づいて共有先候補のいずかが指定されると、指定された共有先候補の会議端末1と接続される。これにより、複数拠点で閲覧中ページが同時に参照されるテレビ会議(コンテンツ参照会議)を実行することができる。
図8〜図18を参照して、会議システム100で実行される処理を、会議端末1で実行される端末メイン処理と、サーバ2で実行されるサーバメイン処理とに分けて説明する。なお、以下の説明では、会議システム100で実行されるテレビ会議に関する処理のうち、コンテンツ参照会議に関する処理のみを説明する。また、ユーザが端末ID「A」の会議端末1を使用して、資料ID「doc1」の資料データ200(図3参照)が表示される場合を例示して説明する。
図8〜図16を参照して、会議端末1で実行される端末メイン処理について説明する。本処理は、ユーザが会議端末1で会議プログラム(アプリケーション)を起動すると、ROM11に記憶されている会議プログラムに基づいてCPU10によって実行される。
図8に示すように、端末メイン処理では、まず会議プログラムの起動を示すアプリ開始通知が、サーバ2に通知される(S1)。ステップS1により、サーバ2で管理されている資料データの一覧が受信されて、表示装置34に表示される。表示装置34に一覧表示された資料データのいずれかが選択されると、資料取得指示ありと判断される(S3:YES)。この場合、選択された資料データを要求するコマンドである資料要求が、サーバ2に送信される(S5)。資料要求に応じて返信された資料データが、サーバ2から受信され(S7)、資料データの表示開始が実行される(S9)。例えば、ステップS9では、サーバ2から受信した資料データ200の1ページ目(図3参照)が、表示装置34に表示される。資料データの閲覧開始を示す閲覧開始通知が、サーバ2に送信される(S11)。
次いで、表示装置34に表示されている資料データのページ(つまり、閲覧中ページ)に関連する編集情報が、サーバ2から受信および表示される(S13)。図7の例では、図3に示す資料データ200に重畳して、編集情報「ここ重要」が表示されている。ステップS13の実行後、他の会議端末1に接続中であるか否かが判断される(S15)。他の会議端末1に接続中でない場合(S15:NO)、自拠点のユーザがコンテンツ参照会議に参加していないため、後述の未接続処理が実行される(S17)。一方、他の会議端末1に接続中である場合(S15:YES)、自拠点のユーザがコンテンツ参照会議に参加しているため、後述の接続中処理が実行される(S19)。
ステップS17またはS19の実行後、共有情報表示中であるか否かが判断される(S21)。具体的には、図7に示すように、表示装置34に共有情報210が表示されていれば、共有情報表示中であると判断される(S21:YES)。この場合、所定の閲覧時間(例えば、30秒)が経過したか否かが判断される(S23)。閲覧時間が経過した場合(S23:YES)、表示装置34から共有情報210の表示画面が消去される(S25)。これにより、共有情報210が不要に長時間表示されることが防止される、テレビ会議の操作性が向上する。
ステップS25の実行後、資料閲覧終了であるか否かが判断される(S27)。また、共有情報表示中でない場合(S21:NO)、または閲覧時間を経過していない場合も(S23:NO)、閲覧終了指示ありか否かが判断される(S27)。例えば資料データの表示終了を指示するボタン(図示外)が入力された場合、閲覧終了指示ありと判断されて(S27:YES)、資料データの閲覧終了を示す閲覧終了通知が、サーバ2に送信される(S29)。閲覧終了指示がない場合は(S27:NO)、処理はステップS13に戻る。
ステップS29の実行後、アプリ終了であるか否かが判断される(S31)。例えばアプリケーションの終了を指示するボタン(図示外)が入力された場合、アプリ終了であると判断される(S31:YES)。この場合、アプリケーションの終了を示すアプリ終了通知が、サーバ2に送信されて(S33)、端末メイン処理が終了する。なお、アプリ終了でない場合(S31:NO)、処理はステップS3に戻る。資料取得指示がない場合(S3:NO)、処理はステップS31に進む。
図9に示すように、未接続処理では、まず接続要求を他の会議端末1から受信したか否かが判断される(S51)。接続要求は、要求元の会議端末1が、要求先の会議端末1に対して接続することを要求するコマンドである。接続要求を受信していない場合(S51:NO)、自拠点のユーザの操作を検出したか否かが判断される(S53)。ユーザの操作を検出した場合(S53:YES)、検出した操作がページ遷移および資料編集のいずれかであるか否かが判断される(S55)。ページ遷移は、表示装置34で表示されているページを切り替える操作(例えば、ページ送りやページ戻し等)であり、言い換えると閲覧中ページを変更する操作であり。資料編集は、閲覧中ページを編集する操作(追加、変更、削除等)である。
ページ遷移および資料編集のいずれかである場合(S55:YES)、ユーザの操作に応じて表示装置34の表示内容が更新され(S57)、ステータス情報または編集情報がサーバ2に送信される(S59)。詳細には、ページ遷移が行われた場合は、現在の閲覧中ページに関するステータス情報が送信される。資料編集が行われた場合は、その編集操作に関する編集情報が送信される。
例えばユーザがページ送りを行った場合、閲覧中ページが次のページ「2」に切り替えられる(S57)。そして、端末ID「A」、資料ID「doc1」、ページ「2」、状態「閲覧中」などを示すステータス情報が、サーバ2に送信される(S59)。また、例えばユーザが図3に示す閲覧中ページにテキスト情報「ここ重要」を記入した場合、閲覧中ページが図7に示す表示内容(ただし、共有情報210を除く。)に更新される(S57)。そして、資料ID「doc1」、端末ID「A」、ページ「1」、種別「追加」、編集領域「(10,10)、(100,150)」、編集内容「ここ重要」などを示す編集情報が、サーバ2に送信される(S59)。
ページ遷移および資料編集のいずれかでない場合(S55:NO)、検出した操作が共有情報表示指示であるか否かが判断される(S61)。例えば共有情報の表示を指示するボタン(図示外)が入力された場合、共有情報表示指示であると判断されて(S61:YES)、共有情報表示処理が実行される(S63)。
図10に示すように、共有情報表示処理では、共有情報要求がサーバ2に送信される(S101)。共有情報要求は、閲覧中ページに関する共有情報を要求するコマンドである。共有情報要求に応じて返信された共有情報が、サーバ2から受信されて(S103)、表示装置34に表示される(S105)。このとき、図7に例示するように、共有情報210のうち、閲覧中情報211は資料データ200の閲覧中ページと同一画面上に表示され、編集履歴情報212は資料データ200の閲覧中ページと重畳して表示される。ステップS105の実行後、処理は未接続処理(図9)に戻る。
図9に戻る。共有情報表示指示でない場合(S61:NO)、検出した操作が他端末接続指示であるか否かが判断される(S65)。本実施形態では、図7に例示するように、表示装置34に表示される共有情報210から他の会議端末1(または会議体)が選択された場合、他端末接続指示であると判断されて(S65:YES)、会議接続処理が実行される(S67)。
図11に示すように、会議接続処理では、接続先要求がサーバ2に送信される(S121)。接続先要求は、共有情報210に基づいて選択された他の会議端末1(または会議体)と通信するための通信用情報(IPアドレス等)を要求するコマンドである。接続先要求に応じて返信された通信用情報がサーバ2から受信されると(S123)、通信用情報に基づいて他の会議端末1(または、会議体に接続されている全ての会議端末1)に接続要求が送信される(S125)。
ステップS125の実行後、要求先の会議端末1から許可応答を受信したか否かが判断される(S127)。許可応答は、要求先の会議端末1が、要求元の会議端末1に対して接続を許可したことを示すコマンドである。許可応答を受信した場合(S127:YES)、許可応答を行った要求先の会議端末1が、RAM12の通信情報テーブル(図示外)に登録される(S129)。これにより、自端末と要求先の会議端末1(接続先端末)との間で通信が実行されて、閲覧中ページのコンテンツ参照会議が実行される。
ステップS129で実行されたコンテンツ参照会議が、新規の会議であるか否かが判断される(S131)。新規の会議である場合(S131:YES)、新たなコンテンツ参照会議が開始されたことを示す会議開始通知が、サーバ2に送信される(S133)。会議開始通知は、開始されたコンテンツ参照会議の接続先端末を特定するための情報(本実施形態では、接続先端末のIPアドレス)を含む。一方、新規の会議でない場合(S131:NO)、既存のコンテンツ参照会議に対して新たな会議端末1が接続されたことを示す会議参加通知が、サーバ2に送信される(S135)。ステップS133またはステップS135の実行後、あるいは許可応答を受信しない場合(S127:NO)、処理は未接続処理(図9)に戻る。
図9に戻る。他端末接続指示でない場合(S65:NO)、検出した操作が閲覧終了指示であるか否かが判断される(S69)。例えば資料データの表示終了を指示するボタン(図示外)が入力された場合、閲覧終了指示であると判断されて(S69:YES)、資料データの表示終了が実行される(S71)。具体的には、表示装置34から資料データ200の表示画面が消去されるとともに、資料データ200と併せて表示されている編集情報も消去される。
閲覧終了指示でない場合(S69:NO)、検出した操作に応じたその他の処理が実行される(S71)。一方、接続要求を他の会議端末1から受信した場合(S51:YES)、接続許可指示ありか否かが判断される(S75)。具体的には、要求元の会議端末1との接続を許可する否かを自拠点のユーザに選択させる画面が、表示装置34に表示される。この画面上でユーザが接続許可を指示した場合、接続許可指示ありと判断される(S75:YES)。この場合、許可応答が要求元の会議端末1に送信され(S77)、要求元の会議端末1の通信情報が通信情報テーブルに登録される(S79)。これにより、自端末と要求元の会議端末1(接続先端末)との間で通信が実行されて、閲覧中ページのコンテンツ参照会議が実行される。なお、接続許可指示がない場合(S75:NO)、またはステップS59,S63,S67,S71,S73,S79のいずれかの実行後、あるいは操作を検出しない場合(S53:NO)、処理は端末メイン処理(図8)に戻る。
図12に示すように、接続中処理では、まず自拠点のユーザの操作を検出したか否かが判断される(S81)。操作を検出した場合(S81:YES)、後述の接続中送信処理が実行される(S83)。操作を検出しなかった場合(S81:NO)、またはステップS83の実行後、他の会議端末1またはサーバ2からコマンドを受信したか否かが判断される(S85)。コマンドを受信した場合(S85:YES)、後述の接続中受信処理が実行される(S87)。コマンドを受信しなかった場合(S85:NO)、またはステップS87の実行後、処理は端末メイン処理(図8)に戻る。
図13に示すように、接続中送信処理では、まず検出した操作が資料編集であるか否かが判断される(S201)。資料編集である場合(S201:YES)、ステップS57と同様に、ユーザの編集操作に応じて表示装置34の表示内容が更新され(S203)。さらに、ユーザの編集操作に関する編集情報が、接続先端末に送信される(S205)。
資料編集でない場合(S201:NO)、検出した操作が共有情報表示指示であるか否かが判断される(S207)。共有情報表示指示である場合(S207:YES)、図10に示す共有情報表示処理が実行される(S209)。共有情報表示指示でない場合(S207:NO)、検出した操作が他端末接続指示であるか否かが判断される(S211)。他端末接続指示である場合(S211:YES)、図11に示す会議接続処理が実行される(S213)。さらに、ユーザが閲覧中ページに対して行った編集操作に関する編集情報が、接続先端末に送信される(S214)。このように、接続中処理(S19)においても、未接続処理(S17)の実行時と同様に、自拠点のユーザは、閲覧中ページの共有先候補となる会議端末1を、共有情報を参照して特定できる。さらに、共有情報に基づいて他の会議端末1に接続要求を送信することで、既に開催されているコンテンツ参照会議に要求先の会議端末1を追加接続することができる。
他端末接続指示でない場合(S211:NO)、検出した操作がページ遷移であるか否かが判断される(S215)。ページ遷移である場合(S215:YES)、ユーザのページ切り替え操作に応じて表示装置34の表示内容が更新され(S217)、現在の閲覧中ページに関するステータス情報がサーバ2に送信される(S219)。ここで、切り替え後の閲覧中ページは、コンテンツ参照会議で参照されるページとは異なる。そこで、本実施形態で、ステップS219の実行後に、例えばコンテンツ参照会議を終了するか否かを自拠点のユーザに選択させる画面が、表示装置34に表示される。この画面上でユーザがコンテンツ参照会議を終了しない(つまり、継続する)ことを指示した場合、会議終了指示なしと判断されて(S221:YES)、ページ変更要求が接続先端末に送信される(S223)。ページ変更要求は、接続先端末に対して、要求元の会議端末1の閲覧中ページと同一ページを表示することを要求するコマンドである。ページ変更要求に応じて許可応答を接続先端末から受信した場合(S225:YES)、コンテンツ参照会議が終了されることなく、処理は接続中処理(図12)に戻る。
一方、ページ遷移でない場合(S215:YES)、検出した操作が閲覧終了指示または会議終了指示であるか否かが判断される(S227)。例えば資料データの表示終了を指示するボタン(図示外)が入力された場合、閲覧終了指示であると判断されて(S227:YES)、後述の会議終了処理が実行される(S229)。また、閲覧中ページのコンテンツ参照会議を終了することを指示するボタン(図示外)が入力された場合、会議終了指示であると判断されて(S227:YES)、後述の会議終了処理が実行される(S229)。また、会議終了指示ありと判断された場合(S221:YES)、または、許可応答がない場合も(S225:NO)、後述の会議終了処理が実行される(S229)。閲覧終了指示および会議終了指示のいずれでもない場合(S227:NO)、検出した操作に応じたその他の処理が実行される(S231)。なお、ステップS205,S209,S214,S229,S231の実行後、処理は接続中処理(図12)に戻る。
図14に示すように、会議終了処理では、まず本処理を実行させた契機(いわゆる、トリガー)が、閲覧終了指示であるか否かが判断される(S250)。具体的には、閲覧終了指示があった場合(S227:YES)、トリガーが閲覧終了指示であると判断される(S250:YES)。この場合、ステップS71と同様に、資料データの表示終了が実行される(S251)。一方、例えば会議終了指示があった場合(S221:YESまたはS227:YES)や許可応答がなかった場合(S225:NO)などは、トリガーは閲覧終了指示でないと判断されて(S250:NO)、ステップS251は実行されない。つまり、会議終了処理(図14)が閲覧終了指示に応じて開始された場合にのみ、資料データの表示が終了される。
トリガーが閲覧終了指示でない場合(S250:NO)、またはステップS251の実行後、切断要求が接続先端末に送信され(S253)、通信情報テーブルから全ての接続先端末(詳細には、通信情報)が削除される(S255)。これにより、自端末と全ての接続先端末との通信が終了し、会議端末1はコンテンツ参照会議から離脱する。そして、自拠点の会議端末1がコンテンツ参照会議への接続を終了したことを示す会議終了通知が、サーバ2に送信される(S257)。ステップS257の実行後、例えば編集情報をサーバ2に登録するか否かを自拠点のユーザに選択させるための画面が、表示装置34に表示される。この画面上でユーザが編集情報の登録実行を指示した場合、登録指示ありと判断されて(S259:YES)、編集情報がサーバ2に送信される(S261)。ステップS261の実行後、または登録指示がない場合(S259:NO)、処理は接続中送信処理(図13)に戻る。
図15に示すように、接続中受信処理では、まず受信したコマンドが切断要求であるか否かが判断される(S301)。切断要求でない場合(S301:NO)、受信したコマンドが接続要求であるか否かが判断される(S303)。接続要求である場合(S303:YES)、ステップS75と同様に、接続許可指示ありか否かが判断される(S305)。接続許可指示がある場合(S305:YES)、許可応答が要求元の会議端末1に送信され(S307)、要求元の会議端末1の通信情報が通信情報テーブルに登録され(S309)、編集情報が要求元の会議端末1に送信される(S311)。これにより、自端末と要求元の会議端末1(接続先端末)との間で通信が実行されて、既に開催されているコンテンツ参照会議に要求元の会議端末1を追加接続することができる。
接続要求でない場合(S303:NO)、接続先端末から編集情報を受信したか否かが判断される(S313)。編集情報を受信した場合(S313:YES)、受信した編集情報が、閲覧中ページと重畳するように表示装置34に表示される(S315)。これにより、表示装置34には閲覧中ページと併せて、コンテンツ参照会議の実行時にサーバ2から受信した編集情報(S7参照)と、コンテンツ参照会議への接続時に接続先端末から受信した編集情報(S205、S214、S311)とが表示される。よって、複数拠点で閲覧中ページおよびその編集内容を共有しながら、コンテンツ参照会議を進行することができる。
編集情報を受信していない場合(S313:NO)、受信したコマンドがページ変更要求であるか否かが判断される(S317)。ページ変更要求である場合(S317:YES)、変更許可指示ありか否かが判断される(S305)。具体的には、要求元の会議端末1で変更された閲覧中ページと同一ページに変更するか否かを、自拠点のユーザに選択させる画面が表示される。この画面上でユーザが変更許可を指示した場合、変更許可指示ありと判断される(S319:YES)。この場合、許可応答が要求元の会議端末1に送信され(S321)、表示装置34の表示内容が、要求元の会議端末1の閲覧中ページと同一ページに更新される(S323)。そして、自拠点の閲覧中ページを示すステータス情報が、サーバ2に送信される(S325)。なお、変更許可指示がない場合(S319:NO)、後述の会議終了処理が実行される(S327)。また、ページ変更要求でない場合(S317:NO)、受信したコマンドに応じたその他の処理が実行される(S329)。
一方、切断要求である場合(S301:YES)、通信情報テーブルから要求元の接続先端末の通信情報が削除される(S331)。これにより、自端末と要求元の接続先端末との通信が終了する。そして、通信情報テーブルに接続先端末がないか否かが判断される(S333)。接続先端末がない場合(S333:YES)、図14に示す会議終了処理が実行される(S335)。ただし、ステップS335で実行される会議終了処理では、ステップS253,S255は省略される。一方、接続先端末がある場合(S333:NO)、処理は接続中処理(図12)に戻る。なお、ステップS311,S315,S325,S327,S329,S335のいずれかの実行後も、処理は接続中処理(図12)に戻る。
ところで、先述の未接続処理(図9)では、閲覧中ページが他の会議端末1と共有されていないため、会議端末1で編集操作が行われる毎に編集情報がサーバ2に送信されて(S59)、後述するように編集情報が編集情報テーブル310(図5参照)に登録される。一方、接続中処理(図12)では、閲覧中ページが他の会議端末1と共有されているため、会議端末1で編集操作が行われる毎に編集情報が接続先端末に送信され(S205)、後述するように接続先端末から受信した編集情報が表示される(S315)。よって、コンテンツ参照会議に接続されている会議端末1の間では、他の会議端末1での編集内容を相互に共有しつつ、テレビ会議を進行できる。さらに、コンテンツ参照会議が終了するまで編集情報がサーバ2に送信されず(S259)、ユーザの登録指示があったときにサーバ2に送信されるため(S261)、コンテンツ参照会議で生成された編集情報をサーバ2に反映させるか否を、ユーザが自由に選択できる。
図16〜図18を参照して、サーバ2で実行されるサーバメイン処理について説明する。本処理は、サーバ2の電源が投入されているとき、HDD113に記憶されているプログラムに基づいてCPU110によって実行される。図16に示すように、サーバメイン処理では、まず資料要求を会議端末1から受信したか否かが判断される(S401)。資料要求を受信した場合(S401:YES)、資料要求に示される資料データが、HDD113から取得されて要求元の会議端末1に送信される(S403)。ステップS403の実行後、または資料要求を受信していない場合(S401:NO)、後述の会議制御処理(S405)および資料操作処理(S405)が実行され、処理はステップS401に戻る。
図17に示すように、会議制御処理では、まず会議開始通知を受信したか否かが判断される(S501)。会議開始通知を受信した場合(S501:YES)、会議管理テーブルが作成される(S503)。具体的には、アドレステーブル(図示外)を参照して、会議開始通知に示されるIPアドレス等に対応する通知元の会議端末1(対象端末)が特定される。ステータス管理テーブル300(図4参照)に基づいて、対象端末の閲覧中ページが特定される。閲覧中ページの会議管理テーブル320が作成され、対象端末が登録される。作成された会議管理テーブル320は、HDD113に保存される。
会議開始通知を受信しなかった場合(S501:NO)、接続先要求を受信したか否かが判断される(S505)。接続先要求を受信した場合(S505:YES)、接続先要求に示される会議端末1(つまり、共有情報210に基づいて選択された会議端末1)の通信用情報が、アドレステーブル(図示外)を参照して特定されて、要求元の会議端末1に送信される(S507)。なお、接続先要求に会議体が示される場合は、その会議体に対応する会議管理テーブル320に登録されている全ての会議端末1の通信用情報が、要求元の会議端末1に送信される。
通信先要求を受信しなかった場合(S505:NO)、会議参加通知を受信したか否かが判断される(S509)。会議参加通知を受信した場合(S509:YES)、会議管理テーブルに通知元の会議端末1が登録される(S511)。一方、会議参加通知を受信しなかった場合(S509:NO)、会議終了通知を受信したか否かが判断される(S513)。会議終了通知を受信した場合(S513:YES)、会議管理テーブルから通知元の会議端末1が削除される(S515)。具体的には、アドレステーブル(図示外)を参照して通知元の会議端末1(つまり、対象端末)が特定されると、ステータス管理テーブル300(図4参照)に基づいて対象端末の閲覧中ページが特定される。そして、特定された閲覧中ページの会議管理テーブル320から、対象端末が削除される。
ステップS515の実行後、コンテンツ参照会議への接続端末なしか否かが判断される(S517)。具体的には、対象端末が削除された会議管理テーブル320に登録されている会議端末1が存在しない場合、接続端末なしと判断される(S517:YES)。この場合、会議端末1が存在しない会議管理テーブルが、HDD113から削除される(S519)。これにより、会議端末1の接続がないコンテンツ参照会議が終了される。会議終了通知を受信しなかった場合(S513:NO)、または接続端末がある場合(S517:NO)、処理はサーバメイン処理(図16)に戻る。なお、ステップS503,S507,S511,S519のいずれかの実行後も、処理はサーバメイン処理(図16)に戻る。
図18に示すように、資料操作処理では、まず共有情報要求を受信したか否かが判断される(S551)。共有情報要求を受信した場合(S551:YES)、閲覧中情報が作成され(S553)、編集履歴情報が作成される(S555)。具体的には、ステップS553では、アドレステーブル(図示外)を参照して通知元の会議端末1(つまり、対象端末)が特定され、さらにステータス管理テーブル300(図4参照)に基づいて対象端末の閲覧中ページが特定される。さらに、対象端末の閲覧中ページに対応する会議管理テーブル320(図6参照)から、対象端末以外の会議端末1の通信用情報が取得されて、通信用情報を含む閲覧中情報211(図7参照)が作成される。ステップS555では、編集情報テーブル310(図5参照)から、対象端末の閲覧中ページに対する編集情報が取得されて、編集情報を含む編集履歴情報212(図7参照)が作成される。そして、閲覧中情報および編集履歴情報を含む共有情報が、要求元の会議端末1に送信される(S557)。
共有情報要求を受信しなかった場合(S551:NO)、編集情報を受信したか否かが判断される(S559)。編集情報を受信した場合(S559:YES)、受信した編集情報に基づいて、編集情報テーブルが更新される(S561)。具体的には、受信した編集情報が、編集情報テーブル310(図5参照)に登録される。
編集情報を受信しなかった場合(S559:NO)、ステータス情報または各種通知を受信したか否かが判断される(S563)。ステータス情報または各種通知を受信した場合(S563:YES)、受信したステータス情報または各種通知に基づいて、ステータス管理テーブルが更新される(S565)。例えば、ステータス管理テーブル300(図4参照)において、閲覧中ページを示すステータス情報を受信した場合は、通知元の会議端末1の閲覧中ページに関する項目(資料ID、ページ、会議ID)が、ステータス情報が示す内容に更新される。
また、ステータス管理テーブル300(図4参照)において、アプリ開始通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「ログアウト」から「ログイン」に更新される。閲覧開始通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「ログイン」から「閲覧中」に更新される。会議開始通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「閲覧中」から「会議参加中」に更新される。会議終了通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「会議参加中」から「閲覧中」に更新される。閲覧終了通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「閲覧中」から「ログイン」に更新される。アプリ終了通知を受信した場合は、通知元の会議端末1の状態が「ログイン」から「ログアウト」に更新される。
さらに、ステップS565の実行後、会議管理テーブルが更新される(S567)。例えば、会議端末1で閲覧中ページが変更され、且つコンテンツ参照会議が継続して実行される場合、コンテンツ参照会議で共有される閲覧中ページも変更する必要がある。そのため、ステップS565で更新されたステータス管理テーブル300(図4参照)に基づいて、ステップS567で会議管理テーブル320(図6参照)に対応する閲覧中ページも変更される。ステータス情報または各種通知を受信しなかった場合(S563:NO)、または、ステップS557,S561,S567のいずれかの実行後、処理はサーバメイン処理(図16)に戻る。
このように、サーバ2では、ステータス管理テーブル300(図4参照)で、各会議端末1の状態や閲覧中ページなどが管理することができる。また、編集情報テーブル310(図5参照)で、資料データに対して行われた編集内容を管理することができ、会議端末1に資料データとともに関連する編集情報を提供できる。さらに、会議管理テーブル320(図6参照)で、閲覧中データが共有されるコンテンツ参照会議を管理することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバ2で管理されている資料データが要求元の会議端末1に提供される一方、資料データの閲覧状況を示すステータス情報および資料データの編集内容を示す編集情報がサーバ2で管理される。サーバ2で管理されたステータス情報および編集情報に基づいて、「所定の条件」を満たす会議端末1が特定される。特定された会議端末1のうちで、対象端末に他端末に関する情報である共有情報が提供される。共有情報が提供された対象端末において接続先の他端末が指定された場合、対象端末と指定された他端末とを接続してコンテンツ参照会議が実行される。したがって、対象端末のユーザは、資料データを閲覧および操作するのみならず、所定の条件を満たす他端末と接続して、同一ページが参照されるコンテンツ参照会議を行うことができ、ひいては複数のユーザが特定のページを簡易な操作で共有することができる。
また、「所定の条件」を満たす会議端末1は、対象端末の閲覧中ページと同一ページを閲覧中の他端末、または、対象端末の閲覧中ページに対して過去に操作を行った他端末である。したがって、閲覧中ページと関連性を有する会議端末1の間で、コンテンツ参照会議を実行することができる。
また、閲覧中ページが対象端末で切り替え表示された場合には、対象端末では他端末と異なるページが閲覧されるため、対象端末をコンテンツ参照会議に参加させる必要がない。よって、閲覧中ページが切り替え表示された会議端末1をコンテンツ参照会議から自動的に切断することで、不要な通信処理の発生を抑制することができる。
また、会議端末1の表示装置34では、閲覧中ページと同一画面上に、または閲覧中ページに重畳して、共有情報が表示される。よって、会議端末1のユーザは、閲覧中ページおよび共有情報を同時に目視することができるため、利便性が向上する。
上記実施形態において、資料データに含まれる各ページが、本発明の「コンテンツデータ」に相当する。編集情報およびステータス情報が、本発明の「操作情報」に相当する。HDD113が、本発明の「第一記憶装置」および「第二記憶装置」に相当する。ステップS401を実行するCPU110が、本発明の「コンテンツ提供手段」に相当する。ステップS559、S563を実行するCPU110が、本発明の「操作情報取得手段」に相当する。ステップS553、S555を実行するCPU110が、本発明の「端末特定手段」に相当する。ステップS557を実行するCPU110が、本発明の「情報提供手段」に相当する。ステップS67、S213を実行するCPU10が、本発明の「会議実行手段」に相当する。ステップS229を実行するCPU10が、本発明の「会議終了手段」に相当する。ステップS9、S57、S217、S323を実行するCPU10が、本発明の「コンテンツ表示手段」に相当する。ステップS63を実行するCPU10が、本発明の「情報表示手段」に相当する。
サーバ2が、本発明の「第一のコンピュータ」および「第二のコンピュータ」に相当する。ステップS5を実行するCPU10が、本発明の「取得要求送信手段」に相当する。ステップS9、S57、S217、S323を実行するCPU10が、本発明の「コンテンツ表示手段」に相当する。ステップS13、S59、S205、S219、S261が、本発明の「操作情報送信手段」に相当する。ステップS401が、本発明の「コンテンツ提供ステップ」に相当する。ステップS559、S563が、本発明の「操作情報取得ステップ」に相当する。ステップS553、S555が、本発明の「端末特定ステップ」に相当する。ステップS557が、本発明の「情報提供ステップ」に相当する。ステップS67、S213が、本発明の「会議実行ステップ」に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。上記実施形態では、対象端末と同一ページを閲覧中である他の会議端末1が、同一のコンテンツデータを閲覧中である共有先候補として特定されているが、同一のコンテンツデータを閲覧中であるか否かはページ単位で判断しなくてもよい。例えば、資料データが複数のチャプタを含む場合、対象端末と同一のチャプタを閲覧中である他の会議端末1を、共有先候補として特定してもよい。
また、上記実施形態では、会議システム100で実行される遠隔会議として、各拠点の画像および音声が送受信されるテレビ会議(コンテンツ参照会議を含む。)を例示したが、遠隔会議はテレビ会議に限定されない。例えば、会議端末1でコンテンツが表示されるとともに、各拠点の音声が送受信されてもよい。この場合、各拠点で同一コンテンツを共有して参照しつつ、ユーザ間で音声通信(いわゆる、チャット)を行うことができる。
さらに、上記実施形態では、各会議端末1がP2Pで直接通信を行うことでテレビ会議が実行されているが、各会議端末1で送受信される音声、画像等をサーバ2が中継することでテレビ会議が実行されてもよい。
1 会議端末
2 サーバ
8 ネットワーク
10 CPU
11 ROM
13 HDD
31 マイク
32 スピーカ
33 カメラ
34 表示装置
35 操作部
100 会議システム
110 CPU
111 ROM
113 HDD
200 資料データ
210 共有情報
211 閲覧中情報
212 編集履歴情報
300 ステータス管理テーブル
310 編集情報テーブル
320 会議管理テーブル

Claims (11)

  1. ネットワークを介して接続された会議端末間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議システムであって、
    前記会議端末から画像または文字を含むコンテンツデータが要求された場合、第一記憶装置に記憶されている前記コンテンツデータを、要求元の前記会議端末に提供するコンテンツ提供手段と、
    前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記会議端末から取得して第二記憶装置に登録する操作情報取得手段と、
    前記コンテンツ提供手段によって前記コンテンツデータが提供された前記会議端末のうちで、所定の条件を満たす前記会議端末を、前記第二記憶装置に登録されている前記操作情報に基づいて特定する端末特定手段と、
    前記端末特定手段によって特定された前記会議端末のいずれかである対象端末に、前記端末特定手段によって特定された前記会議端末のうちで前記対象端末とは異なる前記会議端末に関する情報である共有情報を提供する情報提供手段と、
    前記対象端末において前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記対象端末と前記接続先に指定された前記会議端末とを接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行手段と
    を備えたことを特徴とする会議システム。
  2. 前記端末特定手段は、前記対象端末と同一の前記コンテンツデータを閲覧中である他の前記会議端末を、前記操作情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の会議システム。
  3. 前記端末特定手段は、前記対象端末で閲覧中の前記コンテンツデータに対して過去に操作を行った他の前記会議端末を、前記操作情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1または2に記載の会議システム。
  4. 前記対象端末に備えられた表示装置に、前記コンテンツ提供手段によって提供された前記コンテンツデータを表示させるコンテンツ表示手段と、
    前記コンテンツ表示手段によって前記コンテンツデータが切り替えて表示される毎に、前記対象端末と接続されている前記会議端末間の接続を切断する会議終了手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の会議システム。
  5. 前記表示装置に、前記情報提供手段によって提供された前記共有情報を、前記コンテンツデータと同一画面上に表示させ、または前記コンテンツデータに重畳して表示させる情報表示手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の会議システム。
  6. ネットワークを介して接続された他の会議端末との間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議端末であって、
    画像または文字を含むコンテンツデータを管理する第一のコンピュータに、前記コンテンツデータの取得要求を送信する取得要求送信手段と、
    前記第一のコンピュータから受信した前記コンテンツデータを、表示装置に表示するコンテンツ表示手段と、
    前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記操作情報を管理する第二のコンピュータに送信する操作情報送信手段と、
    前記操作情報に基づいて所定の条件を満たすと特定された他の前記会議端末に関する情報である共有情報を、前記第二のコンピュータから受信した場合、前記共有情報を前記表示装置に表示させる情報表示手段と、
    前記表示装置に表示された前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記接続先に指定された前記会議端末に接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行手段と
    を備えたことを特徴とする会議端末。
  7. 前記情報表示手段は、前記会議端末と同一の前記コンテンツデータを閲覧中である他の前記会議端末を示す前記共有情報を、前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項6に記載の会議端末。
  8. 前記情報表示手段は、前記会議端末で閲覧中の前記コンテンツデータに対して過去に操作を行った他の前記会議端末を示す前記共有情報を、前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項6または7に記載の会議端末。
  9. 前記コンテンツ表示手段によって前記コンテンツデータが切り替えて表示される毎に、前記コンテンツ参照会議を実行する全ての前記会議端末間の接続を切断する会議終了手段を備えたことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の会議端末。
  10. 前記情報表示手段は、前記共有情報を、前記コンテンツデータと同一画面上に表示させ、または前記コンテンツデータに重畳して表示させることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の会議端末。
  11. ネットワークを介して接続された他の会議端末との間で、各々で取得される画像および音声の少なくとも一方が相互に送受信される遠隔会議を実行する会議端末であるコンピュータに、
    画像または文字を含むコンテンツデータを管理する第一のコンピュータに、前記コンテンツデータの取得要求を送信する取得要求送信ステップと、
    前記第一のコンピュータから受信した前記コンテンツデータを、表示装置に表示するコンテンツ表示ステップと、
    前記コンテンツデータの閲覧状況および編集内容の少なくとも一方を示す操作情報を、前記操作情報を管理する第二のコンピュータに送信する操作情報送信ステップと、
    前記操作情報に基づいて所定の条件を満たすと特定された他の前記会議端末に関する情報である共有情報を、前記第二のコンピュータから受信した場合、前記共有情報を前記表示装置に表示させる情報表示ステップと、
    前記表示装置に表示された前記共有情報に基づいて前記会議端末のいずれかが接続先に指定された場合、前記接続先に指定された前記会議端末に接続して、同一の前記コンテンツデータが参照される前記遠隔会議であるコンテンツ参照会議を実行する会議実行ステップと
    を実行させる会議プログラム。
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