JP2014192817A - 会議プログラム、及び会議装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データの種類に応じて無線の通信方式を切り替えることが可能な会議装置に遠隔会議を実行させる為の会議プログラム、及び会議装置を提供する。
【解決手段】会議装置は、サーバと無線通信を行い遠隔会議を実行する。会議装置のCPUは、無線モジュールを識別するポート番号を取得する(S7)。CPUは、ポート番号を使用してサーバと無線通信を行った場合の伝送路容量及び遅延時間を取得する(S21、S23、S25、S27)。CPUは、取得された伝送路容量及び遅延時間を、ポート番号に対して対応付けて記憶する(S25、S27)。CPUはデータ種別を取得し(S17)、記憶されたポート番号に対応付けられた伝送路容量及び遅延時間に基づいて、データ種別とポート番号とを対応付ける(S33)。CPUは、対応関係に基づいてサーバと無線通信を行う(S35、S37、S39、S41)。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信が可能な会議装置に遠隔会議を実行させる為の会議プログラム、及び会議装置に関する。
サーバと会議装置とが無線通信を行い、遠隔会議を実行するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、他の装置との通信が可能となった場合に、はじめにNear Field Communication(NFC)規格に基づく無線通信によって認証を行い、その後、Bluetooth規格に基づく無線通信に切り替えることが可能な装置が開示されている(特許文献2参照)。
特開2004−248127号公報 特開2012−85269号公報
遠隔会議では、静止画像、動画像、及び音声等の様々な種類のデータがサーバと会議装置との間で通信される。通信時のデータ量及び許容される遅延時間は、データの種類によって異なる為、適切な無線の通信方式もデータの種類によって異なる。しかしながら特許文献2で開示された装置は、他の装置との通信が可能となった場合に、無線の通信方式を順番に切り替える為、データの種類に応じて無線の通信方式を切り替えることができないという問題点がある。
本発明の目的は、データの種類に応じて無線の通信方式を切り替えることが可能な会議装置に遠隔会議を実行させる為の会議プログラム、及び会議装置を提供することである。
本発明の第1態様に係る会議プログラムは、無線通信が可能な会議装置がサーバと無線通信を行い、遠隔会議を実行するための会議プログラムであって、夫々が異なる通信方式で無線通信を行う複数の無線通信部を識別する識別情報を、前記複数の無線通信部毎に取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップによって取得された複数の前記識別情報を使用し、夫々の前記無線通信部で前記サーバと無線通信を行った場合の伝送路容量及び遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部毎に取得する第2取得ステップと、前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部における夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて記憶部に記憶する第1記憶ステップと、前記遠隔会議において前記サーバとの間で通信される複数の種類のデータに対応する複数の種別を夫々取得する第3取得ステップと、前記第1記憶ステップにおいて前記記憶部に記憶された複数の識別情報の夫々に対応付けられた前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方に基づいて、前記第3取得ステップによって取得された前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する第2記憶ステップと、前記第2記憶ステップによって前記記憶部に記憶された前記複数の種別と前記複数の識別情報との対応関係に基づいて、前記サーバと無線通信を行う通信ステップとを前記会議装置のコンピュータに実行させる。
第1態様によれば、会議装置は、データの種別に応じて無線通信部を切り替えることが可能となる。従って会議装置は、データのデータ容量及び許容される遅延時間に応じた無線通信部を選択し、サーバと通信を行うことができる。
第1態様において、前記第2取得ステップは、前記複数の無線通信部の夫々に対応する前記遅延時間を取得し、前記第1記憶ステップは、前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部に対応する夫々の前記遅延時間を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、前記第2記憶ステップは、前記複数の種別の夫々に対して予め定められた前記遅延時間に対する優先度に従って、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、優先度が高い種別のデータ程、遅延時間の少ない無線通信部を使用して無線通信を行うことが可能となる。
第1態様において、前記第2記憶ステップは、前記複数の種別のうち最も高い前記優先度が定められた前記種別を、前記遅延時間が最も小さい前記無線通信部に対応する識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、遅延時間の最も小さい通信方式の識別情報を、許容される遅延時間が短い種別に対応付けて記憶部に記憶することが可能となる。
第1態様において、前記第2取得ステップは、前記複数の無線通信部の夫々に対応する前記伝送路容量及び前記遅延時間を取得し、前記第1記憶ステップは、前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部に対応する夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、前記データの容量を示すデータ容量を、前記複数の種別毎に取得する第4取得ステップを更に実行し、前記第2記憶ステップは、前記第4取得ステップによって取得された複数のデータ容量のうち、前記優先度が高い順に選択された複数の種別に対応する複数のデータ容量の合計が、前記第2取得ステップによって取得された複数の前記伝送路容量のうち最も小さい遅延時間に対応する伝送路容量よりも小さい場合、前記優先度が高い順に選択された複数の種別の夫々を、最も小さい遅延時間に対応する識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、1つの通信方式に対応する識別情報に、複数の種別を対応付けることが可能となる。従って会議装置は、無線通信の伝送路容量を効率的に使用することが可能となる。
第1態様において、前記第2記憶ステップは、前記第4取得ステップによって異なるタイミングで取得された第1データ容量と第2データ容量との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、データ容量が変化した場合でも、変化後のデータ容量に応じて種別と識別情報とを対応付けて記憶部に記憶できる。
第1態様において、前記第2記憶ステップは、前記第3取得ステップによって第1タイミングで取得された前記複数の種別の数である第1種別数と、前記第3取得ステップによって第2タイミングで取得された前記複数の種別の数である第2種別数とが相違する場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、種別が変化した場合でも、変化後の種別に応じて種別と識別情報とを対応付けて記憶部に記憶できる。
第1態様において、前記第2記憶ステップは、前記第2取得ステップによって、異なるタイミングで第1伝送路容量と第2伝送路容量とが取得された場合、前記第1伝送路容量と前記第2伝送路容量との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、前記第2取得ステップによって、異なるタイミングで第1遅延時間と第2遅延時間とが取得された場合、前記第1遅延時間と前記第2遅延時間との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶してもよい。これによって会議装置は、伝送路容量及び遅延時間の少なくとも一方が変化した場合でも、変化後の伝送路容量及び遅延時間の少なくとも一方に応じて種別と識別情報とを対応付けて記憶部に記憶できる。
本発明の第2態様に係る会議装置は、サーバと無線通信を行い、遠隔会議を実行する会議装置であって、夫々が異なる通信方式で無線通信を行う複数の無線通信部を識別する識別情報を、前記複数の無線通信部毎に取得する第1取得手段と、前記第1取得手段によって取得された複数の前記識別情報を使用し、夫々の前記無線通信部で前記サーバと無線通信を行った場合の伝送路容量及び遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部毎に取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得された、前記複数の無線通信部における夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて記憶部に記憶する第1記憶手段と、前記遠隔会議において前記サーバとの間で通信される複数の種類のデータに対応する複数の種別を夫々取得する第3取得手段と、前記第1記憶手段において前記記憶部に記憶された複数の識別情報の夫々に対応付けられた前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方に基づいて、前記第3取得手段によって取得された前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段によって前記記憶部に記憶された前記複数の種別と前記複数の識別情報との対応関係に基づいて、前記サーバと無線通信を行う通信手段とを備えている。第2態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
会議システム1の概要を示す図である。 会議装置3の電気的構成を示すブロック図である。 第1テーブル241を示す図である。 第2テーブル242を示す図である。 第3テーブル243を示す図である。 第4テーブル244を示す図である。 メイン処理のフローチャートである。 判定処理のフローチャートである。 決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1を参照し、会議システム1について説明する。会議システム1は、サーバ2及び会議装置4、5、6(以下、総称して「会議装置3」ともいう。)を備える。会議システム1は、サーバ2を介して複数の会議装置3間で映像や音声を通信することによって、複数の会議装置3のユーザ間で遠隔会議を行うことが可能となる遠隔会議システムである。サーバ2及び会議装置3は、夫々、通信ネットワーク14を介して通信を行うことができる。通信ネットワーク14には、インターネット網11及び公衆回線網12が含まれる。インターネット網11と公衆回線網12との間に、ブリッジ13が介在する。インターネット網11にWiFiルータ7が接続する。公衆回線網12に4th Generation(4G)基地局9及び3rd Generation(3G)基地局10が接続する。
WiFiルータ7は、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信を行うことが可能である。WiFiルータ7は、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信によって会議装置3又はBluetooth(登録商標)−WiFi変換ルータ8からデータを受信した場合、インターネット網11を介してサーバ2にデータを送信する。またWiFiルータ7は、インターネット網11を介してサーバ2からデータを受信した場合、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信によって会議装置3又はBluetooth−WiFi変換ルータ8にデータを送信する。
Bluetooth−WiFi変換ルータ8は、Bluetooth規格とWiFi規格とを相互に変換する変換装置である。Bluetooth−WiFi変換ルータ8は、Bluetooth規格及びWiFi規格に対応する通信方式の無線通信を行うことが可能である。Bluetooth−WiFi変換ルータ8は、Bluetooth規格に対応する通信方式の無線通信によって会議装置3からデータを受信した場合、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信によってWiFiルータ7にデータを送信する。また、Bluetooth−WiFi変換ルータ8は、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信によってWiFiルータ7からデータを受信した場合、Bluetooth規格に対応する通信方式の無線通信によって会議装置3にデータを送信する。
4G基地局9は、第4世代の無線移動体通信規格(4G規格)に対応する通信方式の無線通信を行うことが可能な基地局である。3G基地局10は、第3世代の無線移動体通信規格(3G規格)に対応する通信方式の無線通信を行うことが可能な基地局である。4G基地局9及び3G基地局10は、夫々、4G規格又は3G規格に対応する通信方式の無線通信によって会議装置3からデータを受信した場合、公衆回線網12及びインターネット網11を介してサーバ2にデータを送信する。また、4G基地局9及び3G基地局10は、夫々、インターネット網11及び公衆回線網12を介してサーバ2からデータを受信した場合、4G規格又は3G規格に対応する通信方式の無線通信によって、会議装置3にデータを送信する。
ブリッジ13は、インターネット網11の通信規格と公衆回線網12の通信規格とを相互に変換する変換装置である。ブリッジ13は、インターネット網11からデータを受信した場合、公衆回線網12の通信規格に基づいてデータを変換し、公衆回線網12にデータを送信する。ブリッジ13は、公衆回線網12からデータを受信した場合、インターネット網11の通信規格に基づいてデータを変換し、インターネット網11にデータを送信する。
サーバ2の具体例として、周知の多地点制御装置(Multi-point Control Unit、MCU)が挙げられる。会議装置3の具体例として、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等が挙げられる。会議装置3は、WiFi規格、Bluetooth規格、4G規格、及び3G規格の夫々に対応する通信方式の無線通信を行うことができる。詳細は後述するが、会議装置3は、遠隔会議中にサーバ2との間で通信を行うデータの種別毎に、無線通信の通信方式を決定する。会議装置3は、データの種別に応じて通信方式を切り替えながら無線通信を行い、サーバ2と通信を行う。以下、WiFi規格、Bluetooth規格、4G規格、及び3G規格の夫々に対応する通信方式で無線通信が行われる場合の伝送路を、夫々、「WiFi伝送路」「Bluetooth伝送路」「4G伝送路」及び「3G伝送路」という。なお、会議装置3が実行可能な無線通信の通信方式は、WiFi規格、Bluetooth規格、4G規格、及び3G規格の夫々に対応する通信方式に限定されない。
図2を参照し、会議装置3の電気的構成について説明する。会議装置3は、会議装置3を制御するCPU21を備えている。CPU21は、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、ドライブ装置25、入力インタフェース(以下、「入力I/F」という。)26、出力インタフェース(以下、「出力I/F」という。)27、第1通信インタフェース(以下、「第1通信I/F」という。)28、第2通信インタフェース(以下、「第2通信I/F」という。)29、第3通信インタフェース(以下、「第3通信I/F」という。)30、及び第4通信インタフェース(以下、「第4通信I/F」という。)31と電気的に接続する。
ROM22には、ブートプログラムやBIOS、OS等が記憶される。OSは周知の組み込みOSであり、後述する会議プログラムを動作させる。RAM23には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ24には、CPU21にメイン処理(図7〜図9参照)を実行させる為の会議プログラムが記憶される。またフラッシュメモリ24には、第1テーブル241(図3参照)、第2テーブル242(図4参照)、第3テーブル243(図5参照)、及び第4テーブル244(図6参照)が記憶される。
入力I/F26は、カメラ261及びマイク262から出力される信号をCPU21に出力する為のインタフェース回路である。出力I/F27は、CPU21から出力される信号を表示部271及びスピーカ272に出力する為のインタフェース回路である。第1通信I/F28は、WiFi規格に対応する通信方式の無線通信を行う為の無線モジュールである。第2通信I/F29は、4G規格に対応する通信方式の無線通信を行う為の無線モジュールである。第3通信I/F30は、3G規格に対応する通信方式の無線通信を行う為のモジュールである。第4通信I/F31は、Bluetooth規格に対応する通信方式の無線通信を行う為の無線モジュールである。
ドライブ装置25は、記憶媒体251(例えばメモリーカード)に記憶された情報を読み出す。例えば会議装置3のセットアップ時、記憶媒体251に記憶された会議プログラムは、ドライブ装置25によって読み出され、フラッシュメモリ24に記憶される。なお会議装置3のCPU21は、通信ネットワーク14を介して会議プログラムを受信し、フラッシュメモリ24に記憶してもよい。この場合、会議プログラムは、通信ネットワーク14を介して接続されるサーバ(図示外)が備えるHDDなどの記憶媒体に記憶される。なお、会議装置3のCPU21によって実行される会議プログラムは、サーバ2のHDD(図示外)に記憶されてもよい。会議装置3のCPU21は、通信ネットワーク14を介してサーバ2から会議プログラムを受信し、フラッシュメモリ24に記憶してもよい。
第1テーブル241〜第4テーブル244について説明する。図3に示すように、第1テーブル241は、通信方向、モジュール情報、ポート番号、可用帯域、遅延時間、可用帯域の標準偏差σ、及び遅延時間の標準偏差σを対応付けて記憶する。通信方向として、「上り」又は「下り」の何れかが記憶される。「上り」は、会議装置3からサーバ2に向かう通信方向を示し、「下り」は、サーバ2から会議装置3に向かう通信方向を示す。モジュール情報は、第1通信I/F28〜第4通信I/F31の夫々を示す情報である。ポート番号は、モジュール情報で示される無線モジュールに割り当てられる、Transmission Control Protocol(TCP)で使用される識別情報である。可用帯域は、WiFi伝送路、Bluetooth伝送路、4G伝送路、及び3G伝送路の夫々の単位時間あたりの伝送路容量(単位:bps)の平均を示す。遅延時間は、通信ネットワーク14を介してデータが伝送される場合の伝送時間(単位:ms)の平均である。CPU21は、後述するメイン処理のS3、S25、S27(図7参照)の処理を実行することによって、第1テーブル241を更新する。
図4に示すように、第2テーブル242は、データ種別及び優先度を対応付けて記憶する。データ種別は、遠隔会議においてサーバ2との間で通信される可能性のある全ての種類のデータに対応する全ての種別を示す。第2テーブル242には、データ種別として「音声」「映像」「資料共有」「アノテーション」「ファイル転送」「コマンド」が記憶されている。また、複数のデータ種別に優先度「1」「2」「3」「4」「5」が対応付けられて記憶されている。「音声」は、遠隔会議中にマイク262を介して集音された音声のデータ種別を示す。「映像」は、遠隔会議中にカメラ261によって録画された映像のデータ種別を示す。「共有資料」は、遠隔会議中に表示部271に表示されるドキュメントのデータ種別を示す。「アノテーション」は、「共有資料」に付与されるメタデータやタグのデータ種別を示す。「ファイル転送」は、会議装置3にダウンロードされるファイルのデータ種別を示す。「コマンド」は、遠隔会議を実行する為の各種制御コマンドのデータ種別を示す。
優先度は、遠隔会議時において許容される遅延時間が短いデータ種別程、高くなる。例えば、データ種別が「音声」及び「映像」であるデータの遅延時間が大きい場合、遠隔会議時においてユーザは他のユーザとの会話をスムーズに行うことができない可能性が高い。このため、「音声」及び「映像」のデータ種別に対して高い優先度「1」「2」が対応付けられる。また、仮に映像が多少遅延しても、会話がリアルタイムに進行すれば、遠隔会議を遅滞なく進めることが一応可能である。そのため、「音声」のデータ種別には、最も高い優先度「1」が対応付けられる。一方、データ種別が「ファイル転送」及び「コマンド」であるデータの遅延時間が大きい場合でも、遠隔会議はスムーズに行われる可能性が高い。このため、「ファイル転送」及び「コマンド」のデータ種別に対して低い優先度「5」「6」が対応付けられる。
CPU21は、会議プログラムがフラッシュメモリ24に記憶される場合に、会議プログラムに含まれるデータ種別及び優先度のデフォルト値を第2テーブル242に記憶する。なお第2テーブル242は、遠隔会議毎に複数設けられてもよい。またCPU21は、データ種別及び優先度をサーバ2から取得し、取得したデータ種別及び優先度を第2テーブル242に記憶してもよい。又は、CPU21は、遠隔会議の会議アプリケーションが起動された場合に、データ種別及び優先度のデフォルト値を第2テーブル242に記憶してもよい。又は、CPU21は、データ種別及び優先度を入力する操作をユーザから受け付けた場合、受け付けたデータ種別及び優先度をデフォルト値として第2テーブル242に記憶してもよい。
図5に示すように、第3テーブル243は、データ種別、利用帯域、及び利用帯域の標準偏差σを対応付けて記憶する。利用帯域は、対応するデータ種別のデータの単位時間あたりのデータ容量(以下、「利用帯域」という。単位:bps)の平均を示す。利用帯域の標準偏差σは、利用帯域のばらつきを示す。CPU21は、後述するメイン処理のS17、S19(図7参照)の処理を実行することによって、第3テーブル243を更新する。
図6に示すように、第4テーブル244には、通信方向、モジュール情報、ポート番号、及びデータ種別を対応付けて記憶する。第4テーブル244は、CPU21が遠隔会議中にサーバ2と通信を行う場合に、データ種別に対応するポート番号を決定して使用する為に参照される。CPU21は、第1テーブル241〜第3テーブル243に基づき、S83(図9参照)の処理を実行することによって、第4テーブル244を更新する。
図7〜図9のフローチャートを参照し、会議装置3のCPU21によって実行されるメイン処理の詳細について説明する。CPU21は、遠隔会議を実行する為の会議アプリケーションを起動させる操作がユーザによって入力された場合に、会議装置3のフラッシュメモリ24に記憶された会議プログラムを読み出し、OS上で動作させることによってメイン処理を開始する。
図7に示すように、はじめにCPU21は、使用可能な無線モジュールをOSに問い合わせる。OSは、使用可能な無線モジュールの問い合わせを受け付けた場合、CPU21に接続する無線モジュール(第1通信I/F28〜第4通信I/F31)を、使用可能な複数の無線モジュールとして特定する。CPU21は、OSによって特定された複数の無線モジュール(第1通信I/F28〜第4通信I/F31)の夫々を示す複数のモジュール情報を取得する(S1)。CPU21は、取得したモジュール情報を、第1テーブル(図3参照)に記憶する(S3)。以下、第1通信I/F28〜第4通信I/F31の夫々に対応するモジュール情報を、夫々、「WiFi」「4G」「3G」及び「Bluetooth」と表記する。具体的には、CPU21は、図3に示すように、S1(図7参照)で取得した複数の無線モジュールの夫々を示すモジュール情報(WiFi、4G、3G、及びBluetooth)を、通信方向「上り」「下り」の夫々に対応付けて第1テーブル241に記憶する。なおCPU21は、OSに問い合わせることなく、CPU21に接続される無線モジュール(第1通信I/F28〜第4通信I/F31)を、使用可能な無線モジュールとして直接特定してもよい。
図7に示すように、CPU21は、S1でOSから取得した複数のモジュール情報で示される複数の無線モジュールの夫々を使用して無線通信を行い、WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及びBluetooth伝送路の夫々を介してサーバ2とのセッションを確立させる(S5)。具体的には次の通りである。CPU21は、S1で取得した複数のモジュール情報を順番に選択する。CPU21は、選択したモジュール情報で示される無線モジュールを使用して無線通信を行う指示を、セッションの確立を要求する為のデータ(以下、「確立要求データ」)とともにOSに通知する。OSは、確立要求データが無線送信されるように、選択された無線モジュールを制御する。またOSは、サーバ2とのセッションで用いる「上り」のポート番号及び「下り」のポート番号を設定する。無線モジュールは確立要求データを無線送信する。設定された「上り」のポート番号は、確立要求データの送信元のポート番号として使用される。確立要求データには、設定された「下り」のポート番号が含められる。
無線モジュールから送信された確立要求データは、無線モジュールに対応する伝送路(WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及びBluetooth伝送路の何れか)を介して伝送され、サーバ2によって受信される。サーバ2のCPUは、確立要求データの送信元のポート番号と、確立要求データに含まれている「下り」のポート番号とを対応付けてHDDに記憶する。サーバ2のCPUは、受信した確立要求データに応じてセッションを確立させる為のデータ(以下、「確立応答データ」という。)を返信する。サーバ2のCPUは、確立要求データに含まれている「下り」のポート番号を、確立応答データの宛先のポート番号として使用する。確立応答データは、確立要求データが伝送された伝送路と同一の伝送路を介して伝送され、会議装置3によって受信される。
確立要求データを送信した無線モジュールは、サーバ2から送信された確立応答データを受信する。OSは、無線モジュールから確立応答データを取得する。CPU21は、OSから確立応答データを取得し、サーバ2と会議装置3とのセッションが確立される。CPU21は、以上の処理を、複数の無線モジュール(第1通信I/F28〜第4通信I/F31)を順番に選択することで実行する。これによって、WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及びBluetooth伝送路の夫々を介して、サーバ2と会議装置3とのセッションが確立される。
CPU21は、セッションを確立させる場合に設定された「上り」のポート番号及び「下り」のポート番号を、OSから取得する(S7)。ポート番号は、複数の無線モジュールの夫々毎に、「上り」と「下り」の2つずつ取得される。CPU21は、取得したポート番号を、通信方向及びモジュール情報に対応付けて第1テーブル241(図3参照)に記憶する(S9)。図3に示すように、ポート番号は、通信方向「上り」「下り」の夫々に対応付けられたモジュール情報「WiFi」「4G」「3G」「Bluetooth」に1つずつ対応付けられる。
以後、第1テーブル241に記憶されたポート番号は、対応する無線モジュールを識別する識別情報として使用される。識別情報(ポート番号)は、対応する無線モジュールを使用して無線通信を行うために必要となる。その理由は、CPU21は、無線モジュールに対応する識別情報(ポート番号)をOSに通知することによって、無線モジュールに無線通信を実行させる為である。
CPU21は、第1テーブル241(図3参照)、及び第3テーブル243(図5参照)に記憶された情報を、RAM23にそのまま記憶する(S11)。理由は、後述する判定処理(図8参照)において、異なるタイミングで特定された利用帯域、データ種別、遅延時間、及び可用帯域の夫々の比較を行う為である。以下、RAM23に記憶された第1テーブル241、及び第3テーブル243を、夫々、第1予備テーブル、及び第3予備テーブルという。
CPU21は、遠隔会議で使用されているデータのデータ種別を取得する(S17)。具体的な方法は次の通りである。CPU21は、メイン処理の開始時に起動された会議アプリケーションに、実行中の機能(例えば、音声通信、映像通信、など)を問い合わせる。なお、機能と送受信されるデータのデータ種別とは予め対応付けられているものとする。会議アプリケーションは、遠隔会議中の所定時間内にサーバ2との間で通信されたデータのデータ種別を特定する。なお、会議アプリケーションは別の方法でデータ種別を特定してもよい。例えば会議アプリケーションは、遠隔会議によって使用が予め許可されているデータ種別を特定してもよい。CPU21は、会議アプリケーションによって特定されたデータ種別を取得する。CPU21は、取得したデータ種別を第3テーブル243(図5参照)に記憶する(S17)。CPU21は、遠隔会議中における「上り」及び「下り」のデータのデータ容量(単位:bit)を、S17で会議アプリケーションから取得した複数のデータ種別毎に特定する。
例えばCPU21は、「上り」のデータのデータ容量を次のようにして特定する。CPU21は、取得されたデータ種別が「音声」である場合、マイク262を介して集音される音声のサンプリング速度に基づいてデータ容量を特定する。例えばCPU21は、取得されたデータ種別が「映像」である場合、カメラ261によって録画される映像の解像度及び圧縮方式に基づいて、データ容量を特定する。
また例えばCPU21は、「下り」のデータのデータ容量を次のようにして特定する。CPU21は、取得されたデータ種別が「音声」である場合、遠隔会議に参加する会議装置3の台数と、夫々の会議装置3のマイク262を介して集音される音声のサンプリング速度とに基づいて、データ容量を特定する。例えばCPU21は、取得されたデータ種別が「映像」である場合、遠隔会議に参加する会議装置3の台数と、夫々の会議装置3のカメラ261によって録画される映像の解像度及び圧縮方式とに基づいて、データ容量を特定する。
なお、「下り」のデータ容量を特定する方法は、他の方法であってもよい。例えばサーバ2は、遠隔会議中に会議装置3に送信するデータのデータ容量を特定し、特定したデータ容量を通知する通知データを会議装置3に送信してもよい。CPU21は、サーバ2から受信した通知データに基づき、「下り」のデータ容量を特定してもよい。
CPU21は、特定した「上り」及び「下り」の夫々のデータ容量に基づき、単位時間あたりのデータ容量である利用帯域を、データ種別毎に、「上り」及び「下り」の夫々について算出する(S19)。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域を、RAM23に記憶する。S19が繰り返し実行されることによって、複数の「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域がRAM23に記憶される。CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域の平均を、複数のデータ種別毎に算出する。なお、利用帯域の平均は、算術平均の他に、中央値、最頻値などで定義されてもよい。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域の平均を、複数のデータ種別の夫々に対応付けて第3テーブル243(図5参照)に記憶する(S19)。
CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域の標準偏差σを、複数のデータ種別毎に算出する(S19)。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の利用帯域の標準偏差σを、複数のデータ種別の夫々に対応付けて第3テーブル243に記憶する(S19)。
CPU21は、S1で取得した複数のモジュール情報で示される複数の無線モジュールの夫々を使用してサーバ2と通信を行った場合の単位時間あたりの伝送路容量である可用帯域及び遅延時間を、複数の伝送路(WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及びBluetooth伝送路)毎に計測する。可用帯域及び遅延時間は、一例として、以下のようにして計測が可能である。
はじめにCPU21は、S7で取得した「上り」のポート番号を、第1テーブル241から順番に選択する。CPU21は、選択したポート番号に対応する無線モジュールを使用して無線通信を行う指示を、選択したポート番号及び計測データとともにOSに複数回通知する。CPU21は、OSに対する通知の間隔を徐々に長くする。夫々の計測データには、OSに対する通知を行った時刻が、送信時刻として含められる。また、夫々の計測データには、OSに対する通知の間隔が、計測データの送信間隔として含められる。OSは、通知されたポート番号で示される無線モジュールを介して計測データが無線送信されるように、無線モジュールを制御する。無線モジュールは計測データを無線送信する。OSは、通知を受け付けたタイミングで無線モジュールを制御する為、無線モジュールは、送信間隔を徐々に長くしながら複数の計測データを繰り返し無線送信する(S21)。
会議装置3から送信された複数の計測データは、無線モジュールに対応する伝送路(WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及びBluetooth伝送路の何れか)を介して伝送され、サーバ2によって受信される。サーバ2のCPUは、複数の計測データの夫々を受信した時刻、及び複数の計測データの受信間隔を特定する。サーバ2のCPUは、複数の計測データの夫々に含まれている送信間隔と、計測データのデータ容量とに基づき、会議装置3が計測データを送信する場合の送信速度(単位:bps)を特定する。ここで、特定された送信速度が、計測データが伝送された伝送路の単位時間あたりの伝送路容量(単位:bps)よりも大きい間は、特定される受信間隔は、会議装置3から送信される複数の計測データの送信間隔よりも長くなる。しかし、送信間隔が長くなり、送信速度が単位時間あたりの伝送路容量以下となった場合、受信間隔と送信間隔とは同一となる。よって、サーバ2のCPUは、「受信間隔−送信間隔」の値が変化する時点の計測データの送信速度を、計測データを伝送した伝送路の「上り」の可用帯域として特定する。
また、サーバ2のCPUは、複数の計測データの夫々に含まれている送信時刻と、複数の計測データの夫々を受信した時刻との差分を算出する。サーバ2のCPUは、算出した複数の差分の平均を、「上り」の遅延時間として特定する。
サーバ2のCPUは、HDDに記憶された「上り」のポート番号と「下り」のポート番号との組み合わせに基づき、会議装置3から受信した計測データの送信元ポート番号(「上り」のポート番号)に対応する「下り」のポート番号を特定する。サーバのCPUは、特定した「下り」のポート番号を宛先ポート番号とする複数の計測データを、送信間隔を徐々に長くしながら会議装置3に対して送信する。計測データには、計測データの送信時刻、計測データの送信間隔、特定された「上り」の可用帯域、及び、特定された「上り」の遅延時間が含められる。計測データは、会議装置3が送信した計測データが伝送された伝送路と同一の伝送路を介して伝送され、会議装置3によって受信される(S23)。
S21で計測データを送信する為に使用された無線モジュールは、サーバ2から送信された、「下り」のポート番号宛の複数の計測データを受信する。OSは、無線モジュールから複数の計測データを取得する。会議装置3のCPU21は、OSから複数の計測データを取得する。CPU21は、OSから計測データを取得した時刻を特定する。CPU21は、OSから取得した計測データの取得間隔を、計測データの受信間隔として特定する。CPU21は、取得した複数の計測データの夫々に含まれている送信間隔と、特定した受信間隔とに基づき、「下り」の可用帯域を特定する(S25)。CPU21は、取得した複数の計測データに含まれている可用帯域を「上り」の可用帯域として特定する(S25)。CPU21は、「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域を、RAM23に記憶する。S25が繰り返し実行されることによって、複数の「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域がRAM23に記憶される。CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域の平均を算出する。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の可用帯域の平均を、計測データを送信する場合に使用された無線モジュールのモジュール情報に対応する「上り」及び「下り」のポート番号に対応付けて、第1テーブル241(図4参照)に記憶する(S25)。
CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域の標準偏差σを算出する(S25)。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の可用帯域の標準偏差σを、計測データを送信する場合に使用された無線モジュールのモジュール情報に対応する「上り」及び「下り」のポート番号に対応付けて、第1テーブル241に記憶する(S25)。
CPU21は、複数の計測データの夫々をOSから取得した時刻と、複数の計測データの夫々に含まれる送信時刻との差分を算出する。CPU21は、算出した複数の差分の平均を、「下り」の遅延時間として特定する(S27)。CPU21は、取得した複数の計測データに含まれている遅延時間を、「上り」の遅延時間として特定する(S27)。CPU21は、「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間を、RAM23に記憶する。S27が繰り返し実行されることによって、複数の「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間がRAM23に記憶される。CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間の平均を算出する。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間の平均を、計測データを送信する場合に使用された無線モジュールのモジュール情報に対応する「上り」及び「下り」のポート番号に対応付けて、第1テーブル241(図4参照)に記憶する(S27)。
CPU21は、RAM23に記憶された複数の「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間に基づき、「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間の標準偏差σを算出する(S27)。CPU21は、算出した「上り」及び「下り」の夫々の遅延時間の標準偏差σを、計測データを送信する場合に使用された無線モジュールのモジュール情報に対応する「上り」及び「下り」のポート番号に対応付けて、第1テーブル241に記憶する(S27)。
CPU21は、S7で取得された「上り」のポート番号の全てが選択され、計測データの通信に使用されたか判断する(S28)。計測データの通信に使用されていない「上り」のポート番号が残っている場合(S28:NO)、CPU21は、選択されていない「上り」のポート番号のうち1つを選択し、S21、S23、S25、S27の処理を繰り返す。「上り」のポート番号の全てが選択され、計測データの通信に使用された場合、全ての伝送路(WiFi伝送路、4G伝送路、3G伝送路、及び、Bluetooth伝送路)の「上り」及び「下り」の夫々について、可用帯域、可用帯域の標準偏差σ、遅延時間、及び、遅延時間の標準偏差σが特定されたことになる。CPU21は、「上り」のポート番号の全てが選択されたと判断された場合(S28:YES)、第1テーブル241〜第3テーブル243に基づいて判定処理(図8参照)を実行する(S29)。
なお、夫々の伝送路の利用帯域及び可用帯域を特定する方法は、上記方法に限定されない。CPU21は、他の方法によって利用帯域及び可用帯域を特定してもよい。また、CPU21は、標準偏差σの代わりに、ばらつきを示す別の変数(例えば分散、最大値と最小値との差分など)を算出し、第1テーブル241に記憶してもよい。
図8を参照し、判定処理について説明する。CPU21は、S19(図7参照)で第3テーブル243(図5参照)に記憶された複数の利用帯域(以下、「第1利用帯域」という。)が、S11(図7参照)でRAM23に記憶された第3予備テーブルのうち対応する利用帯域(以下、「第2利用帯域」という。)±3σの範囲に収まるかを判断する(S51)。CPU21は、複数の第1利用帯域の少なくともいずれかが、対応する第2利用帯域±3σの範囲外となると判断した場合(S51:YES)、フラグ情報「1」をRAM23に記憶する(S61)。フラグ情報「1」は、複数のデータ種別と、対応するデータを送信する場合に使用するポート番号との対応関係を更新することを示す。CPU21は判定処理を終了させ、メイン処理(図7参照)に処理を戻す。
CPU21は、複数の第1利用帯域が、対応する第2利用帯域±3σの範囲内に全て収まると判断した場合(S51:NO)、S17(図7参照)で第3テーブル243(図5参照)に記憶されたデータ種別の総数(以下、「第1種別数」という。)と、S11(図7参照)でRAM23に記憶された第3予備テーブルに記憶されたデータ種別の総数(以下、「第2種別数」という。)とを比較する(S53)。CPU21は、第1種別数と第2種別数とが相違すると判断した場合(S53:YES)、フラグ情報「1」をRAM23に記憶する(S61)。CPU21は判定処理を終了させ、メイン処理(図7参照)に処理を戻す。
CPU21は、第1種別数と第2種別数とが一致すると判断した場合(S53:NO)、S27(図7参照)で第1テーブル241(図3参照)に記憶された複数の遅延時間(以下、「第1遅延時間」という。)が、S11(図7参照)でRAM23に記憶された第1予備テーブルのうち対応する遅延時間(以下、「第2遅延時間」という。)±3σの範囲に収まるかを判断する(S55)。CPU21は、複数の第1遅延時間の少なくともいずれかが、対応する第2遅延時間±3σの範囲外となると判断した場合(S55:YES)、フラグ情報「1」をRAM23に記憶する(S61)。CPU21は判定処理を終了させ、メイン処理(図7参照)に処理を戻す。
CPU21は、複数の第1遅延時間が、対応する第2遅延時間±3σの範囲内に全て収まると判断した場合(S55:NO)、S25(図7参照)で第1テーブル241に記憶された複数の可用帯域(以下、「第1可用帯域」という。)が、S11(図7参照)でRAM23に記憶された第1予備テーブルのうち対応する可用帯域(以下、「第2可用帯域」という。)±3σの範囲内に収まるかを判断する(S57)。CPU21は、複数の第1可用帯域の少なくともいずれかが、対応する第2可用帯域±3σの範囲外となると判断した場合(S57:YES)、フラグ情報「1」をRAM23に記憶する(S61)。CPU21は判定処理を終了させ、メイン処理(図7参照)に処理を戻す。
CPU21は、複数の第1可用帯域が、対応する第2可用帯域±3σの範囲内に全て収まると判断した場合(S57:NO)、フラグ情報「0」をRAM23に記憶する(S59)。フラグ情報「0」は、複数のデータ種別と、対応するデータを送信する場合に使用するポート番号との対応関係を更新しないことを示す。CPU21は判定処理を終了させ、メイン処理(図7参照)に処理を戻す。
図7に示すように、判定処理(S29)の終了後、CPU21は、RAM23に記憶されたフラグ情報に基づいて、データ種別とポート番号との対応関係を更新するか否かを判断する(S31)。CPU21は、RAM23にフラグ情報「0」が記憶されている場合、データ種別とポート番号との対応関係を更新しないと判断する(S31:NO)。CPU21は、第1予備テーブルに記憶された情報を、第1テーブル241に記憶する。これによってCPU21は、S25、S27(図7参照)で第1テーブル241が更新される前の状態に、第1テーブル241を戻す。CPU21は、第3予備テーブルに記憶された情報を、第3テーブル243に記憶する。これによってCPU21は、S17、S19(図7参照)で第3テーブル243が更新される前の状態に、第3テーブル243を戻す。CPU21は処理をS35に進める。
CPU21は、RAM23にフラグ情報「1」が記憶されている場合、データ種別とポート番号との対応関係を更新すると判断する(S31:YES)、CPU21は決定処理(図9参照)を実行する(S33)。
図9を参照し、決定処理について説明する。CPU21は、通信方向として「上り」又は「下り」を選択する(S71)。CPU21は、「上り」が未だ選択されていない場合に「上り」を選択する。CPU21は、S71が繰り返し実行されることで「上り」が既に選択されている場合、「下り」を選択する。
CPU21は、第2テーブル242(図4参照)及び第3テーブル243(図4参照)を参照する。CPU21は、第3テーブル243に記憶されたデータ種別のうち、最も高い優先度に対応付けられたデータ種別を選択する(S73)。CPU21は、第3テーブル243(図5参照)を参照する。CPU21は、選択されたデータ種別、及び、S71で選択された通信方向に対応する利用帯域を特定する(S75)。
CPU21は、第1テーブル241(図1参照)を参照する。CPU21は、S71で選択された通信方向に対応付けられた遅延時間のうち最も小さい遅延時間を選択し、選択した遅延時間に対応するポート番号を選択する(S77)。CPU21は、選択されたポート番号に対応付けられた可用帯域を特定する(S79)。CPU21は、S75で特定された利用帯域と、S79で特定された可用帯域とを比較する(S81)。利用帯域が可用帯域以上である場合、S73で選択されたデータ種別のデータを、S77で選択されたポート番号を使用して無線通信した場合、データのデータ容量が伝送路の伝送路容量を超えてしまう可能性がある。CPU21は、利用帯域が可用帯域以上であると判断した場合(S81:NO)、処理をS77に戻す。CPU21は、S77で未だ選択されていない遅延時間の中で最も小さい遅延時間を次に選択し(S77)、S79、S81の処理を繰り返す。
一方、利用帯域が可用帯域未満である場合、S73で選択されたデータ種別のデータを、S77で選択されたポート番号を使用して無線通信した場合、データ容量は伝送路容量未満となる可能性がある。CPU21は、利用帯域が可用帯域未満であると判断した場合(S81:YES)、第1テーブル241のうち、S71で選択された通信方向、及び、S77で選択されたポート番号に対応するモジュール情報を選択する。CPU21は、S71で選択された通信方向、S73で選択されたデータ種別、S77で取得されたポート番号、及び、選択されたモジュール情報を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶する(S83)。
CPU21は、S79で特定された可用帯域から、S75で特定された利用帯域を減算し、第1テーブル241に記憶することによって、第1テーブル241の可用帯域を更新する(S85)。CPU21は、第3テーブル243に記憶されたデータ種別がS73で全て選択されたか判断する(S87)。CPU21は、S73で選択されていないデータ種別が第3テーブル243に残っていると判断した場合(S87:NO)、処理をS73に戻す。CPU21は、S73で未だ選択されていないデータ種別のうち、対応する優先度が最も高い種別を次に選択し(S73)、S75〜S85の処理を繰り返す。
なお上述において、S85で更新された可用帯域に基づいて、S81で比較処理が行われ、利用帯域が可用帯域未満であると判断された場合(S81:YES)、S77で選択された1つのポート番号に対し、複数のデータ種別が対応付けられることになる(S83)。
図3〜図6を参照して具体的に説明する。CPU21は「上り」を選択する(S71)。CPU21は、第2テーブル242(図4参照)を参照し、第3テーブル243に含まれるデータ種別のうち、最も高い優先度「1」に対応付けられたデータ種別「音声」を選択する(S73)。CPU21は、第3テーブル243(図5参照)を参照し、「上り」「音声」に対応する利用帯域「60kbps」を特定する(S75)。CPU21は、第1テーブル241(図1参照)を参照し、「上り」に対応付けられた遅延時間のうち最も小さい「50ms」を選択し、対応するポート番号「49502」を選択する(S77)。CPU21は、ポート番号「49502」に対応付けられた可用帯域「300kbps」を特定する(S79)。CPU21は、利用帯域「60kbps」と可用帯域「300kbps」とを比較する(S81)。利用帯域「60kbps」は可用帯域「300kbps」未満である為(S81:YES)、CPU21は、第1テーブル241のうち、S71で選択された通信方向「上り」、及び、S77で選択されたポート番号「49502」に対応するモジュール情報「3G」を選択する。CPU21は、「上り」「3G」「49502」「音声」を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶する(S83)。CPU21は、可用帯域「300kbps」から利用帯域「60kbps」を減算し、第1テーブル241に「240kbps」を記憶する(S85)。
次にCPU21は、第2テーブル242(図4参照)を参照し、第3テーブル243に含まれるデータ種別のうち、次に優先度が高い「2」に対応付けられたデータ種別「映像」を選択する(S73)。CPU21は、第3テーブル243(図5参照)を参照し、「上り」「映像」に対応する利用帯域「2Mbps」を特定する(S75)。CPU21は、第1テーブル241(図1参照)を参照し、「上り」に対応付けられた遅延時間のうち最も小さい「50ms」を選択し、対応するポート番号「49502」を選択し(S77)、対応する可用帯域「240kbps」を特定する(S79)。CPU21は、利用帯域「2Mbps」と可用帯域「240kbps」とを比較する(S81)。利用帯域「2Mbps」は可用帯域「240kbps」以上である為(S81:NO)、CPU21は、第1テーブル241のうち次に遅延時間の短い「100ms」を選択し、対応するポート番号「49500」を選択し(S77)、対応する可用帯域「1Mbps」を特定する(S79)。利用帯域「2Mbps」は可用帯域「1Mkbps」以上である為(S81:NO)、CPU21は、第1テーブル241のうち次に遅延時間の短い「200ms」を選択し、対応するポート番号「49501」を選択し(S77)、対応する可用帯域「3Mbps」を特定する(S79)。利用帯域「2Mbps」は可用帯域「3Mkbps」未満である為(S81:YES)、CPU21は、第1テーブル241のうち、S71で選択された通信方向「上り」、及び、S77で選択されたポート番号「49501」に対応するモジュール情報「4G」を選択する。CPU21は、「上り」「4G」「49501」「映像」を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶する(S83)。CPU21は、可用帯域「3Mbps」から利用帯域「2Mbps」を減算し、第1テーブル241に「1Mbps」を記憶する(S85)。
処理が繰り返され、CPU21は、第2テーブル242(図4参照)を参照し、第3テーブル243に含まれるデータ種別のうち、優先度「4」に対応付けられたデータ種別「アノテーション」を選択する(S73)。CPU21は、第3テーブル243(図5参照)を参照し、「上り」「アノテーション」に対応する利用帯域「100kbps」を特定する(S75)。CPU21は、第1テーブル241(図1参照)を参照し、「上り」に対応付けられた遅延時間のうち最も小さい「50ms」を選択し、対応するポート番号「49502」を選択し(S77)、対応する可用帯域「240kbps」を特定する(S79)。CPU21は、利用帯域「100kbps」と可用帯域「240kbps」とを比較する(S81)。利用帯域「100kbps」は可用帯域「240kbps」未満である為(S81:YES)、CPU21は、第1テーブル241のうち、S71で選択された通信方向「上り」、及び、S77で選択されたポート番号「49502」に対応するモジュール情報「3G」を選択する。CPU21は、「上り」「3G」「49502」「アノテーション」を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶する(S83)。以上のようにして、1つのポート番号に対し、複数のデータ種別が対応付けられる。
CPU21は、第3テーブル243に記憶された種別がS73で全て選択されたと判断した場合(S87:YES)、S71で通信方向「上り」「下り」の両方が選択されたか判断する(S89)。CPU21は、通信方向「下り」が未だ選択されていないと判断した場合(S89:NO)、処理をS71に戻す。CPU21は、通信方向「下り」を選択し(S71)、S73〜S87の処理を繰り返す。
CPU21は、通信方向「上り」「下り」の両方が選択されたと判断した場合(S89:YES)、S85で可用帯域が更新されている場合には、更新された可用帯域を、RAM23に記憶された第1予備テーブルのうち対応する可用帯域で上書きする。これによって、可用帯域を、更新される前の状態に戻す。CPU21は決定処理を終了させ、処理をメイン処理(図7参照)に戻す。
図7に示すように、決定処理(S33)の終了後、CPU21は、第4テーブル244に基づいて、データ種別毎にポート番号を決定し、決定したポート番号を使用してサーバ2と通信を行う。詳細は以下の通りである。
CPU21は、サーバ2に送信するデータを作成する。CPU21は、通信方向「上り」、及び、サーバ2に送信するデータのデータ種別に対応するモジュール情報及びポート番号を、第4テーブル244に基づいて選択する。CPU21は、選択されたモジュール情報及びポート番号をヘッダに含むデータを作成する(S35)。CPU21は、選択したモジュール情報の無線モジュールを使用して無線通信を行う指示を、選択したポート番号及び作成したデータとともにOSに通知する(S37)。OSは、通知されたポート番号で示される無線モジュールを介して、通知されたデータが無線送信されるように、無線モジュールを制御する。無線モジュールはデータを無線送信する。以上のようにして、会議装置3からサーバ2に対してデータが送信される。
CPU21は、第4テーブル244のうち通信方向「下り」に対応付けられた全てのデータ種別、及び、夫々に対応付けられたポート番号を選択する。CPU21は、選択された複数のデータ種別及び複数のポート番号の組み合わせを含むデータ(以下、「要求データ」という。)を作成する。CPU21は、何れかの無線モジュールを使用して無線通信を行う指示を、ポート番号及び作成した要求データとともにOSに通知する(S39)。OSは、通知されたポート番号で示される無線モジュールを介して、通知された要求データが無線送信されるように、無線モジュールを制御する。無線モジュールは要求データを無線送信する。
サーバ2のCPUは、会議装置3から送信された要求データを受信した場合、要求データに含まれる複数のデータ種別及び複数のポート番号の組み合わせを取得し、HDDに記憶する。サーバ2のCPUは、会議装置3にデータを送信する場合、送信するデータのデータ種別に対応するポート番号を、HDDに記憶したデータ種別及びポート番号の組み合わせを参照することによって特定する。サーバ2のCPUは、特定したポート番号を、会議装置3に送信するデータの宛先ポート番号として使用し、データを送信する。会議装置3のCPU21は、サーバ2から送信されたデータを受信する(S41)。受信されたデータの宛先ポート番号は、第4テーブル244に記憶されたポート番号のうち、通信方向「下り」、及び、受信されたデータのデータ種別に対応するポート番号と一致する。以上のように、サーバ2との間でデータの通信が行われることによって、遠隔会議が実行される。
CPU21は、遠隔会議を終了させる為の指示が入力されたか判断する(S43)。CPUは、遠隔会議を終了させる為の指示が入力されていないと判断した場合(S43:NO)、処理をS11に戻す。CPUは、遠隔会議を終了させる為の指示が入力されたと判断した場合(S43:YES)、メイン処理を終了させる。
以上説明したように、会議装置3は、サーバ2に送信するデータのデータ種別に対応するデータ容量、及び許容される遅延時間に応じて、ポート番号を切り替え(S33)、無線モジュールを使用して無線送信することができる(S37)。また会議装置3は、データ種別に対応するデータ容量、及び許容される遅延時間に応じたポート番号を使用してデータを受信できるように、サーバ2からデータを送信させることが可能となる(S39、S41)。従って会議装置3は、データ種別に応じて適切なポート番号を使用し、対応する無線モジュールを使用してサーバ2と無線通信を行うことができる。
会議装置3は、優先度が高いデータ種別(即ち、短い遅延時間が要求されるデータ種別)のデータが、遅延時間の少ない伝送路を介して通信されるように、ポート番号を選択できる(S73〜S85)。従って会議装置3は、短い遅延時間が要求されるデータ(例えば、「音声」や「映像」のデータ)の通信を、短い遅延時間で行うことが可能となる。また会議装置3は、1つのポート番号を使用して複数のデータ種別のデータを送信することができるので、伝送路の伝送路容量を効率的に使用して無線通信を行うことが可能となる。なおこの場合、会議装置3は、データ容量が伝送路容量を超えないようにする。これによって、データ容量が伝送路容量を超えた場合に発生する可能性のある、通信遅延や誤り率の増加を抑制できる。
また会議装置3は、異なるタイミングで取得された利用帯域、遅延時間、及び可用帯域の夫々の差の少なくともいずれかが、所定以上となった場合、データ種別とポート番号との対応関係を更新することができる(図8参照)。具体的には、先に取得された利用帯域(第2利用帯域)に対して±3σの範囲内に、後で取得された利用帯域(第1利用帯域)が収まらない場合、先に取得された遅延時間(第2遅延時間)に対して±3σの範囲内に、後で取得された遅延時間(第1遅延時間)が収まらない場合、及び、先に取得された可用帯域(第2可用帯域)に対して±3σの範囲内に、後で取得された可用帯域(第1可用帯域)が収まらない場合の何れかの場合に、データ種別とポート番号との対応関係を更新することができる。従って会議装置3は、変化後の利用帯域、遅延時間、及び可用帯域に応じて適切な無線モジュールを使用して無線通信を行うことができる。また会議装置3は、第2利用帯域に対して±3σの範囲内に第1利用帯域が収まり、第2遅延時間に対して±3σの範囲内に第1遅延時間が収まり、第2可用帯域に対して±3σの範囲内に第1可用帯域が収まる場合に、無線モジュールの切り替えを行わないことによって、更新の頻度を抑制できる。従って会議装置3は、無線モジュールが頻繁に切り替わることで無線通信が不安定になることを防止できる。
また会議装置3は、異なるタイミングで取得されたデータ種別の総数が異なる場合、データ種別とポート番号との対応関係を更新することができる(図8参照)。従って会議装置3は、変化後の総数に応じて適切な無線モジュールを使用して無線通信を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記実施形態において、CPU21は、第1テーブル241に記憶された遅延時間の小さい順にポート番号を選択し(S77)、可用帯域と利用帯域とを比較することによって(S81)、第4テーブル244を作成した。これに対し、例えばCPU21は、第1テーブル241に記憶された遅延時間の小さい順にポート番号を選択し(S77)、可用帯域と利用帯域とを比較することなく、選択したポート番号に任意のデータ種別を対応づけることで、第4テーブル244を作成してもよい。即ち、第4テーブル244は、第1テーブル241の遅延時間のみに基づいて作成されてもよい。また、例えばCPU21は、任意の順番でポート番号を選択し、可用帯域と利用帯域とを比較することによって(S81)、第4テーブル244を作成してもよい。即ち、第4テーブル244は、第1テーブル241の可用帯域のみに基づいて作成されてもよい。
上記実施形態において、CPU21は、単位時間あたりの伝送路容量を可用帯域として伝送路毎に特定し(S25)、単位時間あたりのデータ容量を利用帯域としてデータ種別毎に特定した(S19)。CPU21は、特定した可用帯域の平均と利用帯域の平均とに基づき、使用される無線モジュールをデータ種別毎に特定した(S83)。これに対してCPU21は、所定時間(例えば10秒)あたりの伝送路容量と、所定時間あたりのデータ容量とに基づき、使用される無線モジュールをデータ種別毎に特定してもよい。
上記実施形態では、データ種別に対応付けられる優先度を、遠隔会議時において許容される遅延時間が短いデータ種別程高くしたが、優先度は別の基準で設定されてもよい。これに対してCPU21は、例えば、遠隔会議において確実な通信が要求されるデータ(例えば「コマンド」)程、優先度を高くしても良い。CPU21は、確実な通信が要求されるデータが遅延時間の短い伝送路を介して優先的に通信されるように、使用されるポート番号をデータ種別毎に特定してもよい。
上記実施形態では、CPU21は、1つのポート番号に対して複数のデータ種別が対応付けられることを許容した。これに対してCPU21は、ポート番号とデータ種別とが1対1で対応付けられるようにしてもよい。
上記実施形態において、CPU21は、異なるタイミングで取得された利用帯域、データ種別、遅延時間、及び可用帯域少なくともいずれかが、所定の条件で変化していた場合に、無線モジュールの切り替えを行った(S51、S53、S55、S57、S61)。これに対してCPU21は、異なるタイミングで取得された利用帯域、データ種別、遅延時間、及び可用帯域の全てが、所定の条件で変化していた場合に、無線モジュールの切り替えを行なっても良い。なお、判断条件は上記実施形態の例に限定されない。
上記実施形態において、CPU21は、S75で特定された利用帯域と、S79で特定された可用帯域とを比較した(S81)。そしてCPU21は、利用帯域が可用帯域未満であると判断した場合(S81:YES)、CPU21は、通信方向、データ種別、ポート番号、及び、モジュール情報を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶した(S83)。これに対してCPU21は、利用帯域が可用帯域以上である場合(S81:NO)であっても、通信方向、データ種別、ポート番号、及び、モジュール情報を対応付け、第4テーブル244(図6参照)に記憶してもよい。又、例えばCPU21は、利用帯域が可用帯域以上である場合(S81:NO)であっても、第3テーブル243に記憶されたデータ種別のうち最も高い優先度が定められたデータ種別については、遅延時間が最も小さいポート番号に応付けて第4テーブル244に記憶してもよい。これによって、CPU21は、許容される遅延時間が最も短いデータ種別のデータを、最も遅延時間の短いポート番号で識別される無線モジュールを使用して無線通信することが可能となる。
なお、S7の処理が本発明の「第1取得ステップ」に相当する。S21、S23、S25、S27の処理が本発明の「第2取得ステップ」に相当する。S25、S27の処理が本発明の「第1記憶ステップ」に相当する。S17の処理が本発明の「第3取得ステップ」に相当する。S33の処理が本発明の「第2記憶ステップ」に相当する。S35、S37、S39、S41の処理が本発明の「通信ステップ」に相当する。S19の処理が本発明の「第4取得ステップ」に相当する。S7の処理を行うCPU21が本発明の「第1取得手段」に相当する。S21、S23、S25、S27の処理を行うCPU21が本発明の「第2取得手段」に相当する。S25、S27の処理を行うCPU21が本発明の「第1記憶手段」に相当する。S17の処理を行うCPU21が本発明の「第3取得手段」に相当する。S33の処理を行うCPU21が本発明の「第2記憶手段」に相当する。S35、S37、S39、S41の処理を行うCPU21が本発明の「通信手段」に相当する。
1 会議システム
2 サーバ
3 会議装置
28 第1I/F
29 第2I/F
30 第3I/F
31 第4I/F
24 フラッシュメモリ
241 第1テーブル
242 第2テーブル
243 第3テーブル
244 第4テーブル

Claims (8)

  1. 無線通信が可能な会議装置がサーバと無線通信を行い、遠隔会議を実行するための会議プログラムであって、
    夫々が異なる通信方式で無線通信を行う複数の無線通信部を識別する識別情報を、前記複数の無線通信部毎に取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップによって取得された複数の前記識別情報を使用し、夫々の前記無線通信部で前記サーバと無線通信を行った場合の伝送路容量及び遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部毎に取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部における夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて記憶部に記憶する第1記憶ステップと、
    前記遠隔会議において前記サーバとの間で通信される複数の種類のデータに対応する複数の種別を夫々取得する第3取得ステップと、
    前記第1記憶ステップにおいて前記記憶部に記憶された複数の識別情報の夫々に対応付けられた前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方に基づいて、前記第3取得ステップによって取得された前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する第2記憶ステップと、
    前記第2記憶ステップによって前記記憶部に記憶された前記複数の種別と前記複数の識別情報との対応関係に基づいて、前記サーバと無線通信を行う通信ステップと
    を前記会議装置のコンピュータに実行させる為の会議プログラム。
  2. 前記第2取得ステップは、前記複数の無線通信部の夫々に対応する前記遅延時間を取得し、
    前記第1記憶ステップは、前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部に対応する夫々の前記遅延時間を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記第2記憶ステップは、前記複数の種別の夫々に対して予め定められた前記遅延時間に対する優先度に従って、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の会議プログラム。
  3. 前記第2記憶ステップは、前記複数の種別のうち最も高い前記優先度が定められた前記種別を、前記遅延時間が最も小さい前記無線通信部に対応する識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の会議プログラム。
  4. 前記第2取得ステップは、前記複数の無線通信部の夫々に対応する前記伝送路容量及び前記遅延時間を取得し、
    前記第1記憶ステップは、前記第2取得ステップで取得された、前記複数の無線通信部に対応する夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記データの容量を示すデータ容量を、前記複数の種別毎に取得する第4取得ステップを更に実行し、
    前記第2記憶ステップは、
    前記第4取得ステップによって取得された複数のデータ容量のうち、前記優先度が高い順に選択された複数の種別に対応する複数のデータ容量の合計が、前記第2取得ステップによって取得された複数の前記伝送路容量のうち最も小さい遅延時間に対応する伝送路容量よりも小さい場合、前記優先度が高い順に選択された複数の種別の夫々を、最も小さい遅延時間に対応する識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項3に記載の会議プログラム。
  5. 前記第2記憶ステップは、
    前記第4取得ステップによって異なるタイミングで取得された第1データ容量と第2データ容量との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項4に記載の会議プログラム。
  6. 前記第2記憶ステップは、
    前記第3取得ステップによって第1タイミングで取得された前記複数の種別の数である第1種別数と、前記第3取得ステップによって第2タイミングで取得された前記複数の種別の数である第2種別数とが相違する場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の会議プログラム。
  7. 前記第2記憶ステップは、
    前記第2取得ステップによって、異なるタイミングで第1伝送路容量と第2伝送路容量とが取得された場合、前記第1伝送路容量と前記第2伝送路容量との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記第2取得ステップによって、異なるタイミングで第1遅延時間と第2遅延時間とが取得された場合、前記第1遅延時間と前記第2遅延時間との間の変化量が所定値より大きい場合、前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の会議プログラム。
  8. サーバと無線通信を行い、遠隔会議を実行する会議装置であって、
    夫々が異なる通信方式で無線通信を行う複数の無線通信部を識別する識別情報を、前記複数の無線通信部毎に取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得された複数の前記識別情報を使用し、夫々の前記無線通信部で前記サーバと無線通信を行った場合の伝送路容量及び遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部毎に取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得された、前記複数の無線通信部における夫々の前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方を、前記複数の無線通信部の夫々の前記識別情報に対して対応付けて記憶部に記憶する第1記憶手段と、
    前記遠隔会議において前記サーバとの間で通信される複数の種類のデータに対応する複数の種別を夫々取得する第3取得手段と、
    前記第1記憶手段において前記記憶部に記憶された複数の識別情報の夫々に対応付けられた前記伝送路容量及び前記遅延時間のうち少なくとも一方に基づいて、前記第3取得手段によって取得された前記複数の種別の夫々を、前記複数の識別情報に対して対応付けて前記記憶部に記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段によって前記記憶部に記憶された前記複数の種別と前記複数の識別情報との対応関係に基づいて、前記サーバと無線通信を行う通信手段と
    を備えたことを特徴とする会議装置。
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