JP2012185267A - ベルト装置、転写ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

ベルト装置、転写ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】像担持体から転写体へ転写された現像剤像の中抜けを抑制する手段を提供する。
【解決手段】像担持体上に形成された潜像を現像剤により現像した現像剤像が転写される中間転写ベルトと、中間転写ベルトを掛渡す複数のローラとを備えたベルト装置において、中間転写ベルトは、その外周面の押込みヤング率が、0.5GPa以上、3.6GPa以下であり、かつその外周面の臨界表面張力γcが、15mN/m以上、36mN/m以下である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、感光体ドラム等の像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像して得られたトナー像が転写される中間転写ベルト等の転写体を備えたベルト装置、転写ユニットおよび画像形成装置に関する。
従来の中間転写ベルトを備えた画像形成装置は、各色のトナー像を形成する感光体ドラムを有する複数の画像形成ユニットと、感光体ドラム上にドット単位で光を照射して潜像を形成する露光ヘッドと、潜像にトナーを付着させてトナー像を現像する現像ローラと、感光体ドラム上に形成されたトナー像を半導電性プラスチックフィルムからなる中間転写ベルト上に転写する一次転写ローラと、中間転写ベルト上に転写されたトナー像を用紙上に転写する二次転写ローラと、用紙上に転写されたトナー像を定着する定着ユニットとを備え、各感光体ドラム上に形成された各色のトナー像を一次転写ローラによって中間転写ベルトに順次に転写して中間転写ベルト上にカラー画像を形成し、その各色のトナー像からなるカラー画像を二次転写ローラにより用紙上に転写し、転写されたカラー画像を定着ユニットで定着してカラー画像を印刷している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−134141号公報(段落0013−0021、0032、第1図)
上述した従来の技術においては、中間転写ベルトとして樹脂で形成されたベルトを用いている。しかしながら、このような樹脂で形成された転写体としての中間転写ベルトは、一般的に硬いため、一次転写ローラによって像担持体としての感光体ドラム上に形成された現像剤像としてのトナー像を中間転写ベルト上に転写する一次転写工程、および中間転写ベルト上に形成されたカラー画像を二次転写ローラによって用紙上に転写する二次転写工程において、一次転写ローラまたは二次転写ローラによる押圧力によってトナー像を構成するドットの中央部に存在するトナーが過大な応力を受け、いわゆる中抜け現象と呼ばれる画像欠陥が生じるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、像担持体から転写体へ転写された現像剤像の中抜けを抑制する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、像担持体上に形成された潜像を現像剤により現像した現像剤像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを掛渡す複数のローラとを備えたベルト装置において、前記中間転写ベルトは、その外周面の押込みヤング率が、0.5GPa以上、3.6GPa以下であり、かつその外周面の臨界表面張力γcが、15mN/m以上、36mN/m以下であることを特徴とする。
これにより、本発明は、中間転写ベルトの押圧部におけるトナー像への押圧力を吸収、分散することができ、トナー像の転写を容易にして、ドットの中抜けを抑制することができるという効果が得られる。
実施例1のプリンタの概略構成の側面を示す説明図 実施例1の中間転写ベルトの断面を示す説明図 実施例1の中間転写ベルトの評価試験結果を示す説明図 実施例1の臨界表面張力の算出方法を示す説明図 実施例1の押込みヤング率の中抜け判定結果を示すグラフ 実施例1の臨界表面張力の中抜け判定結果を示すグラフ 実施例2の中間転写ベルトの評価試験結果を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明によるベルト装置、転写ユニットおよび画像形成装置の実施例について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのプリンタである。本実施例のプリンタ1は、カラー画像を印刷する電子写真方式のカラープリンタである。
本実施例のプリンタ1は、図1に示すように、その装置筐体内下部に着脱自在に装着され、印刷用の媒体としての用紙Pを収容する用紙カセット2と、用紙カセット2から用紙Pを図1に破線で示す用紙搬送路3へ1枚毎に繰出す給紙ローラ5と、各色の現像剤像としてのトナー像を形成する画像形成ユニット6と、画像形成ユニット6で形成されたトナー像を用紙P上に転写する転写ユニット7と、転写ユニット7で用紙P上に転写されたトナー像を加圧および加熱によって用紙P上に定着させる定着ユニット8等を備えている。
本実施例のプリンタ1には、それぞれに設定された設定色、つまりブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の現像剤としてのトナーを収容した、4つの独立した画像形成ユニット6k、6y、6m、6cがトナー像を形成する順に配置され、これら4つの画像形成ユニット6はそれぞれ同一の構造であるため、以下に一つの画像形成ユニット6について説明する。
画像形成ユニット6は、潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム10、感光体ドラム10を一様に帯電させる帯電手段としての帯電ローラ11、感光体ドラム10上の潜像にトナーを付着させて現像する現像剤担持体としての現像ローラ12を有し、設定色のトナーを収容した現像部13、転写後に感光体ドラム10上に残留したトナーを掻き取って除去する像担持体クリーニング部材としてのクリーニングブレード14等を備えている。
また、各画像形成ユニット6の各感光体ドラム10の上方には、LED(Light Emitting Diode)光やレーザ光等の光を発する発光体によって、感光体ドラム10の表面をドット単位で露光してその表面上に潜像を形成する露光手段としての露光ヘッド16が対向配置されている。
本実施例の転写ユニット7は、駆動ローラ20aと支持ローラ20bと支持ローラ20cとの間に掛渡された、トナー像が転写される転写体としての中間転写ベルト20、転写部としての一次転写ローラ21、二次転写ローラ22、支持ローラ20cに対向配置された、二次転写ローラ22による転写後に中間転写ベルト20に残留したトナーを除去する転写体クリーニング部材としてのクリーニング部23等を備えている。
本実施例のプリンタ1の一次転写工程に使用される一次転写ローラ21は、中間転写ベルト20を挟んで各画像形成ユニット6の感光体ドラム10に対向配置され、感光体ドラム10を所定の押圧力で押圧しており、印加された一次転写電圧による転写電界によって、感光体ドラム10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20の外周面上に転写する。
また、二次転写工程に使用される二次転写ローラ22は、中間転写ベルト20を挟んで
支持ローラ20bに対向配置され、支持ローラ20bを所定の押圧力で押圧しており、印加された二次転写電圧による転写電界によって、中間転写ベルト20と二次転写ローラ22との間で挟持して搬送する用紙P上に、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を転写する。
この二次転写ローラ22は、給紙ローラ5の用紙Pの搬送方向(用紙搬送方向という。)の下流の用紙搬送路3に配置され、その下流側の用紙搬送路3には、定着ユニット8が配置されている。
本実施例のベルト装置は、駆動ローラ20aと支持ローラ20bと支持ローラ20cと、これらの間に掛渡された中間転写ベルト20とで構成され、駆動ローラ20aにより、図1に矢印Aで示す、用紙搬送方向に用紙Pを搬送する回転方向(図1において反時計方向、搬送回転方向という。)に回転駆動される。また、支持ローラ20b、20cは中間転写ベルト20の回転に伴って従動回転する。
本実施例の中間転写ベルト20は、図2に示すように、導電性の樹脂からなる基層25の外周面に、樹脂からなる表面層26を積層した2層構造の無端ベルトである。
このような樹脂からなる中間転写ベルト20は、合成ゴムからなる弾性層を有するゴムベルトに比べて、成形が容易であるため、非常に安価に成形でき、かつゴムベルトより膜厚を薄くできるため、膜厚バラツキを小さく抑えることが可能であり、ベルトの膜厚バラツキに伴う印刷ミスや画像ズレ(色ズレ)を抑えることができる。
本実施例の中間転写ベルト20は、ポリイミド(PI)樹脂に、導電性発現のためのカーボンブラックを適量配合し、回転成型により膜厚80μm、φ254mmの筒状部材を成型した後、345mmの幅に切断して基層25を形成し、この基層25を所定寸法の治具にセットし、ポリアクリルを主鎖とする樹脂を、ロールコートにより所定の膜厚に被覆した後、UV照射により硬化させて厚さ3μmの表面層26を形成したものである。
なお、基層25を形成する樹脂としては、特に限定されるものではないが、耐久性や機械的特性の観点から、ベルト駆動時の張力変形が一定範囲である材料が望ましく、また蛇行防止手段との摺動を繰り返し受けることによる、側部摩耗、側部オレ、ワレ等のダメージを受けにくい材料である事が望ましい。例えば、ポリアミドイミド、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルスルホン等を用いることができる。
また、基層25の成型方法は、回転成型に限定されるものではなく、基層25の材料によっては、押出し成型、インフレーション成型、遠心成型、ディップ成型等を使用してもよい。
更に、中間転写ベルト20に導電性を付与する方法としては、カーボン導電に限定されるものではなく、イオン導電化剤を添加し、導電性を付与する方法を用いてもよい。イオン導電化剤としては、過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム、テトラフルオロボラン酸リチウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸リチウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、4級アンモニウム塩、有機リン塩、ホウ素酸塩等を用いることができる。
更に、表面層26の形成方法としては、ロールコートに限定されるものではなく、ディップ塗装、スプレー塗装を用いてもよく、表面層26の硬化方法は、材料の特性によって適宜選択し、例えば熱硬化反応を利用してもよく、本実施例に示したUV硬化に限定されるものではない。
更に、表面層26を形成する材料は、前記に限らず、ポリアクリル、ポリエステルウレタン、ポリエーテルウレタン、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、スチレン化合物、ナフタレン化合物やポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系化合物であってもよい。
以下に、ドットの中抜け現象が発生する理由について説明する。
感光体ドラム10上のトナー像を中間転写ベルト20上へ転写する一次転写工程においては、感光体ドラム10上のトナー像が中間転写ベルト10との間に挟まれた際に、トナー像が一次転写ローラ21の押圧力によって押圧され、特にトナーが密集するドットの中央部では応力が過大になる。このため、過度の応力が加わったトナー粒子は塑性変形し、粒子間の付着力および感光体ドラム10との付着力が増大するため、中間転写ベルト20に比べて離型性の小さな感光体ドラム10にトナーが付着し、中間転写ベルト20上に転写されない。また、塑性変形によって増大した付着力は、押圧力が解除されたとしても元には戻らない。つまり、感光体ドラム10とトナーの付着力は、一次転写ローラ21による転写電界によってトナー粒子に加わるクーロン力よりも大きいため、感光体ドラム10から中間転写ベルト20ヘ転写されにくい。
一方、ドットの周縁部では、ドットの外側へ応力が分散するため、トナー粒子の塑性変形は生じない。このため、一次転写ローラ21の押圧力による応力によって増大したトナーの付着力は、押圧力が解除されたときに元に戻り、感光体ドラム10上のトナー像は、転写電界によって中間転写ベルト20上に転写される。
上記した作用は、二次転写工程における支持ローラ20b、中間転写ベルト20、用紙P、二次転写ローラ間においても同様である。
上記したドットの中央部と周縁部のトナー粒子に発生する応力の相違が、ドットの中抜け現象を発生させると考えられ、ドット中央部の応力を緩和すれば、中抜け現象を抑制することが可能になると考えられる。
本実施例では、ドットの中抜け現象を抑制するためには、中間転写ベルト20の表面層26の表面特性が重要と考え、表面層26の外周面の硬さおよび離型性に着目し、以下に説明する中間転写ベルト20のドット中抜けに対する評価試験を行った。
本実施例の評価試験においては、表面層26の外周面の硬さは、押込みヤング率EITを指標とし、離型性は、臨界表面張力γcを指標とした。
また、表面層26の表面特性の最適範囲を求めるために、中間転写ベルト20の表面層26の樹脂のグレードを変更して、押込みヤング率EITを図3に示す9水準とし、表面層26の外周面の押込みヤング率γcを変えずに、離型性の異なる表面層26を得るために、表面層26の樹脂中にフッ素系またはシリコーン系の撥水剤を適量添加して、臨界表面張力γcを図3に示す10水準とし、これらを組合せて異なる表面特性を有する表面層26を形成した16種類の中間転写ベルト20の試験品1〜16を作製した。
なお、評価試験に用いた中間転写ベルト20の基層25の厚さは80μm、表面層26の厚さは3.0μmであり、各試験品で共通である。
また、評価試験に用いたトナーは、乳化重合法により、主構成組成としてスチレン−アクリル共重合体を用い、パラフィンワックスを9重量部内包し、平均粒径7.0μmで真球度0.95のものを使用した。これは、転写効率向上、定着の離型剤レス、およびドット再現性や解像度に優れた現像を行なうことにより、画像のシャープネス、高画像品位を得ることができることにより選択したものである。
以下に、中間転写ベルト20の各表面特性の測定法および算出方法について説明する。
表面層26の外周面の押込みヤング率γcは、厚さ10μmの表面層26をPIフィルムまたはPVDFフィルムの上に形成させた押込みヤング率γc測定用の試料を準備し、その試料の外周面の押込みヤング率EITを、東陽テクニカ社製G200を使用し、測定圧子を三角錐圧子であるBerkovich(TB13289)とし、これを0.5mN(ミリニュートン)で押込んで、ISO14577−1に準拠して測定した。
なお、外周面の押込みヤング率EITは、その押込み深さが数nmであり、表面層26の厚さに較べて十分浅いので、基層25の特性に影響されることはない。
離型性、つまり臨界表面長張力γcは、接触角法(Zisman法)によって求めた。
すなわち、液体の表面張力が測定対象固体表面よりも大きければ、液体はその液滴を保ち、逆にそれよりも小さければ、液滴はよく広がってよく濡れる状態となる。また、それぞれの液体の接触角の余弦を液体の表面張力に対してプロットすると直線となり、その余弦が1(完全に濡れた状態)となるように外挿した点の表面張力を求め、これを臨界表面張力γcとした、このため、臨界表面張力γcが小さいほど離型性が高い表面であるといえる。
具体的には、表面張力の異なる液体を、n−ドデカン(25.0mN/m(ミリニュートン/メータ))、ジヨードメタン(50.8mN/m)、純水(72.8mN/m)の3種類とし、中間転写ベルト20の表面層26の外周面に対する接触角θを、温度25℃、相対湿度50%の環境下で、接触角計(協和界面科学(株)社製接触角計CA−X型)を用いて測定し、得られた接触角θを、図4に示すように、X軸を表面張力γとし、Y軸をcosθとしてプロットし(Zisman−Plot)、その近似直線を最小2乗法により求め、求めた近似直線からcosθ=1のときの値を外挿により算出し、これを表面層26の外周面の臨界表面張力γcとした。
上記した各試験品の一次転写工程におけるドット中抜けの評価は、図1に示したプリンタ1に、試験品の各中間転写ベルト20を組込み、その中間転写ベルト20の表面層26の外周面に画像形成ユニット6によってトナー像を形成させ、そのときの表面層26上のトナー像を実体顕微鏡で観察し、中抜けの有無およびそのレベルを判定した。
なお、評価試験における一次転写工程の一次転写電圧は2900V、一次押圧力は15.2N、二次転写工程の二次転写電圧は2000V、二次押圧力は90Nである。
また、評価試験は、NN環境下(温度23℃、相対湿度50%)で行い、プリンタ1の解像度は600dpi(ドット/インチ)に設定した。
更に、中間転写ベルト20の表面層26の外周面に形成させるトナー像は、ハーフトーンとした。ハーフトーンとしたのは、ベタ画像とは異なり、ドットを独立して観察することができるからである。なお、ハーフトーンとは、いわゆる2by2画像のことをいい、画像を形成する際に、縦4ドット、横4ドットの16ドットの内、その一の対角線を構成する2隅の縦2ドット、横2ドットの各4ドットをベタ印刷し、他の部分のドットを空白とすることをいう。
ドット中抜けの判定は、観察倍率100倍で撮影したドットの画像(1つの画像に220個のドット)を2値化処理し、ドット中抜けが発生しているドットの個数をカウントして行った。
また、ドット中抜けの判定基準は、ドット中抜けがない場合を「○」、中抜けが発生したドットが10個未満の場合を「△」、 10個以上のドットで中抜けが発生している場合を「×」、ドット中抜けはないが、中間転写ベルト20から用紙Pに転写する2次転写工程においてカスレを生じた場合を「●」とした。このドット中抜けの評価結果を図3、図5、図6に示す。
図3および図5に示すように、一次転写工程においてドット中抜けを発生させないためには、表面層26の外周面の押込みヤング率EITが、3.6GPa以下とする必要があり、押込みヤング率EIT=3.6GPaにおいて、ドット中抜けを発生させないためには、表面層26の外周面の臨界表面張力γcは、図6に示すように、15mN/m以上にする必要がある。
また、押込みヤング率EITが0.5GPa未満の場合、中間転写ベルト20の表面にタック性(べとつき)があるため、中間転写ベルト20表面上にトナーが保持されやすくなり、クリーニング部23によってトナーを除去することが困難になる。従って、本実施例では、押込みヤング率EITが0.5GPa以上について評価試験を行った。
更に、臨界表面張力γcが36mN/mを超えると、二次転写工程において用紙Pの転写したトナー像にカスレが発生するため、臨界表面張力γcは36mN/m以下であることが好ましい。
従って、ドット中抜けを発生させず、中間転写ベルト20上のトナー像を効率よく用紙Pに転写させるためには、表面層26の外周面の押込みヤング率EITが、0.5GPa≦EIT≦3.6GPaであり、かつ、臨界表面張力γcが15mN/m≦γc≦36mN/mであることが好ましい。
このように、本実施例では、表面層26の外周面の押込みヤング率EITを3.6GPa以下にすることで、一次転写工程においてトナー像に加わる押圧力を表面層26で吸収、分散することができ、ドットの中抜けを防ぐことができる。
また、表面層26の表面の臨界表面張力γcを15mN/m以上にすることで、感光体ドラム10と中間転写ベルト20の離型性のギャップを小さくすることができ、トナー像を転写電解によって、中間転写ベルト20上へ転写することが容易になる。
一方、表面層26の外周面の押込みヤング率EITが3.6GPaよりも大きいと、一次転写工程において加わるトナー像への押圧力を吸収、分散することができず、上記した理由によって、ドット中央部のトナーが感光体ドラム10上へ付着し、ドット中抜けが発生する。
また、表面層26の外周面の臨界表面張力γcが15mN/mよりも小さいと、中間転写ベルト20のトナーに対する離型性が高まると同時に、感光体ドラム10と中間転写ベルト20の離型性のギャップが広がり、トナーの感光体ドラム10に対する付着力が大きくなって、付着力が転写電界によってトナー粒子に加わるクーロン力を上回ってしまうため、ドット中抜けが発生する。
更に、中間転写ベルト20の表面層26の外周面の押込みヤング率が0.5GPaよりも小さいと、ドット中抜けは改善されるが、二次転写工程において中間転写ベルト20上のトナー像が用紙Pへ転写されにくくなってしまう。これは、表面層26の押込みヤング率が0.5GPaよりも小さくなると、二次転写ローラ22と中間転写ベルト20の内面の支持ローラ20bとの間の押圧力で、表面層26に接するトナーが表面層26に押圧される際、表面層26の表面が微小変形し、トナーとの接触面積が増加して中間転写ベルト20とトナーとの付着力が増大するためと考えられる。
一方、中間転写ベルト20の表面層26の表面の臨界表面張力γcが36mN/mよりも大きいと、表面層26とトナーとの付着力が大きくなるため、二次転写工程において中間転写ベルト20上のトナーが十分に用紙Pへ転写されず、画像欠陥(ここでは、カスレ)を生じてしまうと考えられる。
以上説明したように、本実施例では、中間転写ベルトの外周面の押込みヤング率EITを0.5GPa≦EIT≦3.6GPaとし、かつ外周面の臨界表面張力γcを15mN/m≦γc≦36mN/mとしたことによって、感光体ドラムまたは支持ローラと中間転写ベルトとの押圧部においてトナー像への押圧力を吸収、分散することができ、感光体ドラムから中間転写ベルトまたは用紙Pヘのトナー像の転写を容易にして、ドットの中抜けを抑制することができる。
以下に、図7を用いて本実施例の中間転写ベルトについて説明する。なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例では、表面層26の厚さに着目して、上記実施例1と同様の中間転写ベルト20のドット中抜けに対する評価試験を行った。
本実施例の評価試験で評価した中間転写ベルト20は、PVDF樹脂製の厚さ140μmの基層25に、厚さを0.2〜20μmの間で図7に示す8水準の表面層26を形成した8種類の試験品17〜24である。
なお、評価試験に用いた中間転写ベルト20の表面層26の外周面の押込みヤング率EITは2.2GPa、臨界表面張力γcは20mN/mであり、各試験品で共通である。
また、本実施例の評価試験における、他の評価条件および表面特性の測定法、算出方法は、上記実施例1と同様である。
本実施例のドット中抜けの判定基準は、ドット中抜けがない場合を「○」、中抜けが発生したドットが10個未満の場合を「△」、 10個以上のドットで中抜けが発生している場合を「×」、ドット中抜けはないが、表面層26にクラックが生じた場合を「■」とした。このドット中抜けの評価結果を、図7に示す。
図7に示すように、表面層26の厚さを1μm以上にすることで、一次転写工程におけるドット中抜けに対して効果があることが分かる。
一方、表面層26の厚さが1μm未満では、ドットの中抜けが発生している(図7に示す試験品17、18参照)。これは、柔軟な表面層26が薄いと、トナー粒子に加わる応力を十分に分散することができず、中抜けが生じたと考えられる。
また、表面層26は厚いほど屈曲に弱<、基層25への追従性が乏しくなるため、表面層26の厚さが10μmを超えると、表面にマイクロクラックを生じてしまう(図7に示す試験品23、24参照)。
更に、表面層26の厚さが厚いほど、中間転写ベルト20が高抵抗となってしまい転写チリやカスレが生じてしまうため好ましくない。これは、表面層26に導電性を付与することで改善することはできるが、押込みヤング率γc、臨界表面張力γcの表面特性に変化が生じるため好ましくない。
なお、本実施例では、押込みヤング率EIT=2.2GPa、臨界表面張力γc=20mN/mの場合を例に説明したが、上記実施例1で示した、押込みヤング率EIT=0.5GPa〜3.6GPa、臨界表面張力γc=15mN/m〜36mN/mの範囲で、図7と同様の結果が得られた。
従って、ドット中抜けを発生させず、中間転写ベルト20の表面層26にクラックを生じさせないためには、表面層26の押込みヤング率EIT=0.5GPa〜3.6GPa、臨界表面張力γc=15mN/m〜36mN/mの範囲で、かつ表面層26の厚さが、1μm以上、10μm以下であることが好ましい。
以上説明したように、本実施例では、中間転写ベルトの表面層の厚さを1μm以上、10μm以下にすることによって、ドットの中抜けの発生を抑制することができると共に、表面層のクラックを防止することができ、長期間に渡り安定して良好なドットを得ることができる。
なお、上記各実施例においては、転写体は中間転写ベルトであるとして説明したが、転写体は前記に限らず、中間転写ドラム等であってもよい。
1 プリンタ
2 用紙カセット
3 用紙搬送路
5 給紙ローラ
6 画像形成ユニット
7 転写ユニット
8 定着ユニット
10 感光体ドラム
11 帯電ローラ
12 現像ローラ
13 現像部
14 クリーニングブレード
16 露光ヘッド
20 中間転写ベルト
20a 駆動ローラ
20b、20c 支持ローラ
21 一次転写ローラ
22 二次転写ローラ
23 クリーニング部
25 基層
26 表面層

Claims (6)

  1. 像担持体上に形成された潜像を現像剤により現像した現像剤像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを掛渡す複数のローラとを備えたベルト装置において、
    前記中間転写ベルトは、その外周面の押込みヤング率が、0.5GPa以上、3.6GPa以下であり、かつその外周面の臨界表面張力γcが、15mN/m以上、36mN/m以下であることを特徴とするベルト装置。
  2. 請求項1に記載のベルト装置において、
    前記中間転写ベルトは、基層と表面層の少なくとも2層の樹脂層から形成され、
    前記表面層の厚さが、1μm以上、10μm以下であることを特徴とするベルト装置。
  3. 像担持体上に形成された潜像を現像剤により現像した現像剤像が転写される転写体と、前記転写体を掛渡す複数のローラと、前記現像剤像を前記転写体に転写する転写部とを備えた転写ユニットにおいて、
    前記転写体は、その外周面の押込みヤング率が、0.5GPa以上、3.6GPa以下であり、かつその外周面の臨界表面張力γcが、15mN/m以上、36mN/m以下であることを特徴とする転写ユニット。
  4. 請求項3に記載の転写ユニットにおいて、
    前記転写体は、基層と表面層の少なくとも2層の樹脂層から形成され、
    前記表面層の厚さが、1μm以上、10μm以下であることを特徴とする転写ユニット。
  5. 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のベルト装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の転写ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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