JP2020134637A - 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020134637A
JP2020134637A JP2019026005A JP2019026005A JP2020134637A JP 2020134637 A JP2020134637 A JP 2020134637A JP 2019026005 A JP2019026005 A JP 2019026005A JP 2019026005 A JP2019026005 A JP 2019026005A JP 2020134637 A JP2020134637 A JP 2020134637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer belt
transfer
glue
static friction
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019026005A
Other languages
English (en)
Inventor
貴朗 古川
Takao Furukawa
貴朗 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2019026005A priority Critical patent/JP2020134637A/ja
Priority to US16/705,224 priority patent/US10788773B2/en
Publication of JP2020134637A publication Critical patent/JP2020134637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/1685Structure, details of the transfer member, e.g. chemical composition
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6529Transporting
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1625Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer on a base other than paper

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】ラベル紙などの糊付け媒体を使用しても、2次転写時に糊が付着しにくい中間転写ベルトを提供する。【解決手段】中間転写ベルトの表面の双極子成分が、0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]であり、前記表面とステンレス鋼との静止摩擦係数を、0.14≦静止摩擦係数≦0.28とし、前記表面に付着した糊などの付着物を除去するクリーニング部材が、前記表面に接触している。【選択図】図5

Description

本発明は、転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置の一つに、中間転写方式の画像形成装置がある。中間転写方式の画像形成装置では、像担持体としての感光体ドラム上に形成された現像剤像を転写ベルトに転写し、その後、転写ベルトに転写された現像剤像を用紙などの媒体に転写するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2017−68162号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、ラベル紙などの糊付け媒体を使用すると、糊付け媒体に付着している糊が、糊付け媒体から糊付け媒体と接する転写ベルトへと移って転写ベルトに付着してしまうことがあるという問題を有していた。
本発明は以上の点を考慮したものであり、糊の付着を抑制し得る転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置を提案しようとするものである。
本発明は、表面に転写された現像剤像を媒体まで搬送する転写ベルトにおいて、前記表面の双極子成分を、0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]とした。
転写ベルト表面の双極子成分を、上述の範囲に規定することにより、糊付け媒体に付着している糊が、糊付け媒体から糊付け媒体と接する転写ベルトへと移って転写ベルトに付着してしまうことを抑制できる。
本発明によれば、糊の付着を抑制し得る転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置を実現できる。
画像形成装置の構成を示す図である。 転写ユニットの構成を示す図である。 クリーニングブレードとその周辺部の拡大図である。 転写ベルト表面の双極子成分の範囲と、転写ベルト表面の静止摩擦係数の範囲を規定するために行った実験の結果を示す表である。 12本の転写ベルトのそれぞれの総合評価と、双極子成分及び静止摩擦係数との関係を示すプロット図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.画像形成装置の構成]
図1に、本実施の形態の画像形成装置1の内部構成を示す。この画像形成装置1は、コピー用紙、ラベル紙、ロール紙などの各種媒体に印刷可能な中間転写方式のカラープリンタであり、略箱型の筐体2を有している。ここで、筐体2の図中手前側から図中奥側への方向を後方向、その反対方向を前方向、図中右側から左側への方向を左方向、その反対方向を右方向、図中下側から上側への方向を上方向、その反対方向を下方向と定義する。
画像形成装置1は、筐体2の内部に、コピー用紙やラベル紙などの媒体Pを収容する媒体収容部3と、媒体搬送路R(R1、R2)と、画像形成部としての複数(例えば5個)の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)と、転写ベルト5、一次転写ローラ6(6W、6Y、6C、6M、6Bk)及び二次転写部7などを有する転写ユニット8と、定着器9とを有している。また筐体2の右側面には、ラベル紙やロール紙などのロール状媒体Prを筐体2へと給紙する給紙部10が取り付けられている。
筐体2内部の上下方向の中央部分には、筐体2の右側面に設けられた給紙部10と接続されていて筐体2の右側面から左側面へと左右方向に延びる媒体搬送路R1が設けられている。さらに筐体2の内部には、この媒体搬送路R1に沿って、二次転写部7と定着器9とが、媒体搬送方向上流側(つまり図中右側)から順に設けられている。
また筐体2の内部には、媒体搬送路R1の下方に媒体収容部3が設けられている。さらに筐体2の内部には、媒体収容部3と、媒体搬送路R1における二次転写部7よりも媒体搬送方向上流側とを接続する媒体搬送路R2が設けられている。画像形成装置1では、給紙部10から給紙されたロール状媒体Prを、媒体搬送路R1に沿って二次転写部7へと搬送するようになっていて、また媒体収容部3から給紙された媒体Pを、媒体搬送路R2及び媒体搬送路R1に沿って二次転写部7へと搬送するようになっている。
さらに筐体2内部の上部には、5個の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)が、左右方向に並べて配置され、さらに、これら5個の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)と、媒体搬送路R1との間に転写ベルト5が配置されている。
5個の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)は、それぞれホワイト、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色の現像剤(トナー)に対応している。5個の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)は、同一構成であり、それぞれ帯電ローラ20と、像担持体としての感光体ドラム21と、LEDヘッド22と、現像ローラ23とを有している。
各画像形成ユニット4は、それぞれ帯電ローラ20により感光体ドラム21の表面を一様に帯電させた後、感光体ドラム21の表面をLEDヘッド22により露光することで感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。そして各画像形成ユニット4は、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像を、現像ローラ23により供給される現像剤としてのトナーにより現像することで感光体ドラム21の表面に現像剤像としてのトナー像を形成するようになっている。
また5個の画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)のそれぞれの感光体ドラム21の下側には、転写ベルト5を間に挟んで一次転写ローラ6(6W、6Y、6C、6M、6Bk)が対向配置されている。各画像形成ユニット4の感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像は、各一次転写ローラ6によって、順に転写ベルト5の表面に転写(一次転写)されるようになっている。
転写ベルト5は、環状であり、内側(すなわち裏面側)に設けられたドライブローラ24、アイドルローラ25、二次転写部7の二次転写ローラ26などの各種ローラにより、上側が平坦で下側が下方に突出する略逆三角形形状に張架されている。尚、図2に転写ユニット8の上面図を示すように、ドライブローラ24は、転写ベルト5の内側に設けられた各種ローラの中で一番左側に位置するとともにギヤ27を介して図示しないモータと連結されていて、アイドルローラ25は、各種ローラの中で一番右側に位置している。また図1に示すように二次転写ローラ26は、各種ローラの中で一番下側に位置している。さらに二次転写ローラ26の下側には、転写ベルト5を間に挟んで二次転写部7のバックアップローラ28が対向配置されている。ドライブローラ24、アイドルローラ25、二次転写ローラ26、ギヤ27、バックアップローラ28は、転写ユニット8に含まれている。
転写ベルト5は、上側の平坦部分が、各画像形成ユニット4の感光体ドラム21と各一次転写ローラ6との間を通るようになっていて、この平坦部分の上側(つまり転写ベルト5の表面であり外周面)に、各感光体ドラム21上に形成されたトナー像が転写(一次転写)されるようになっている。
転写ベルト5に転写されたトナー像は、転写ベルト5がドライブローラ24の回転により図1中時計回り方向に走行することにともなって、二次転写部7へと搬送される。ここで、二次転写部7の二次転写ローラ26とバックアップローラ28との間のニップ部は、媒体搬送路R1上に設けられていて、このニップ部を媒体P又はロール状媒体Prが通過する際に、転写ベルト5により搬送されてきたトナー像が、媒体P又はロール状媒体Prに転写(二次転写)されるようになっている。
トナー像が転写された媒体P又はロール状媒体Prは、媒体搬送路R1に沿って定着器9へと搬送される。定着器9は、媒体P又はロール状媒体Prを加熱及び加圧することにより、媒体P又はロール状媒体Prにトナー像を定着させる。その後、トナー像が定着した媒体P又はロール状媒体Prが、筐体2の外部に排出されるようになっている。
また筐体2の内部には、転写ベルト5を間に挟んでドライブローラ24と対向する位置に、クリーニングブレード29が設けられている。クリーニングブレード29は、ウレタンであり、一定の圧力で先端部を転写ベルト5の表面に押し付けるようになっていて、二次転写後に転写ベルト5の表面に残留した残留トナーなどを掻き取ることにより除去するようになっている。尚、このクリーニングブレード29については、転写ユニット8の一部品であってもよいし、転写ユニット8とは別部品であってもよい。画像形成装置1の内部構成は、以上のようになっている。
このように、画像形成装置1は、画像形成ユニット4(4W、4Y、4C、4M、4Bk)により形成したトナー像を、転写ベルト5の表面に一次転写した後、転写ベルト5から媒体P又はロール状媒体Prに二次転写し、その後、定着器9により媒体P又はロール状媒体Prにトナー像を定着させたうえで、排出するようになっている。
ところで、このような中間転写方式の画像形成装置1の場合、ラベル紙を使用すると、ラベル紙が二次転写部7を通過する際に、ラベルの切れ目からラベル紙の表面にはみ出した糊が、ラベル紙の表面から転写ベルト5の表面へと移って転写ベルト5の表面に付着してしまうことがある。
このようにして転写ベルト5に付着した糊が、例えば、転写ベルト5により運ばれて各画像形成ユニット4まで到達してしまうと、各画像形成ユニット4から転写ベルト5へと転写されたトナー像に画像不良が生じる。
そこで、本実施の形態の画像形成装置1では、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くするようになっている。
具体的に、本実施の形態の画像形成装置1では、転写ベルト5表面の双極子成分(表面エネルギーを構成する成分の1つ)の範囲と、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)の範囲を規定することにより、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くなるとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くなっている。以下、転写ベルト5表面の双極子成分及び静止摩擦係数の範囲規定について詳しく説明する。
[2.転写ベルト表面の双極子成分及び静止摩擦係数の範囲規定]
まず、転写ベルト5表面の双極子成分に着目した理由について説明する。転写ベルト5の表面に糊が付着するということは、転写ベルト5の表面と糊との間に互いに引き合う分子間力が働いていることになる。このとき、転写ベルト5の表面自体が持つ分子のエネルギーを表面エネルギー(もしくは表面自由エネルギー)という。
表面エネルギーは、主に双極子成分と水素結合成分と分散力成分との3つの成分で構成されている。ここで、表面エネルギーの大きさをγ、双極子成分の大きさをγp、水素結合成分の大きさをγh、分散力成分の大きさをγdとすると、表面エネルギーの大きさγは、γ=γp+γh+γdとして表すことができる。
3つの成分のうち、双極子成分(γp)は、極性分子が永久双極子によって正負の電荷の偏りが生じ、分子同士が正負で向き合って引っ張り合う成分である。
水素結合成分(γh)は、電気陰性度が大きな原子と水素原子間の強い極性により、水素原子が他の分子の電子供与性の高い原子と結びつく成分である。
分散力成分(γd)は、全ての分子において、常に振動することで瞬間的に電荷の偏りが生じて双極子が発生し、分子同士が引っ張り合う成分である。
これら3つの成分(双極子成分(γp)、水素結合成分(γh)、分散力成分(γd))が、転写ベルト5表面への糊の付着に作用していると考えられる。
一方で、ラベル紙の糊はアクリル系粘着剤であり、アクリルが高極性であることから、転写ベルト5表面への糊の付着には、上述した3つの成分のうち、極性分子同士が引っ張り合う成分である双極子成分(γp)が主に作用していると推定できる。このことから、転写ベルト5表面の双極子成分の範囲を規定すれば、転写ベルト5表面への糊の付着し難くなると考えられる。これが、転写ベルト5表面の双極子成分に着目した理由である。
尚、転写ベルト5表面の双極子成分を変更する方法としては、例えば、転写ベルト5表面に、極性を有する樹脂層を加えて転写ベルト5を二層化する方法と、転写ベルト5表面に、極性を有するコートを加えて転写ベルト5表面をコーティングする方法とがある。具体的には、例えば、転写ベルト5表面に、より大きな極性の樹脂層を加えて転写ベルト5を二層化すれば、二層化後の転写ベルト5表面の極性は大きくなり、これにともなって双極子成分も大きくなる。また例えば、転写ベルト5表面に、より小さい極性のコートを加えて転写ベルト5をコーティングすれば、コーティング後の転写ベルト5表面の極性は小さくなり、これにともなって双極子成分も小さくなる。
ちなみに、極性が大きい樹脂、コートとして挙げられるのは、例えば、水酸基、カルボキシル基、アミノ基を含むものであり、極性が小さい樹脂、コートとして挙げられるのは、例えば、水酸基、カルボキシル基、アミノ基を含むものである。
次に、転写ベルト5表面の静止摩擦係数に着目した理由について説明する。二次転写部7通過時に転写ベルト5表面に付着した糊は、転写ベルト5表面に軽く乗っかっているような状態である。このため、図3に拡大図を示すように、この糊30が転写ベルト5によりクリーニングブレード29まで運ばれると、クリーニングブレード29の先端部により堰き止められ、クリーニングブレード29の先端部付近に堆積する。
その後、転写ベルト5が一旦停止して、再度、走行を開始すると、このとき、転写ベルト5には、クリーニングブレード29によって、走行中に働く動摩擦力よりも大きな静止摩擦力が働く。このときの静止摩擦力が大きいと、クリーニングブレード29の先端部付近に堆積している糊30が、クリーニングブレード29の先端部により転写ベルト5の表面に薄く引き伸ばされるようにして擦り付けられながら、クリーニングブレード29の先端部と転写ベルト5との間を通り抜けてしまう(図3では省略)。
このように、クリーニングブレード29により、転写ベルト5の表面に付着した糊30を確実に除去するには、転写ベルト5に働く静止摩擦力の大きさが重要になってくる。このことから、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)の範囲を規定すれば、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くなると考えられる。これが、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)に着目した理由である。
尚、静止摩擦係数とは、接触する2つの物質によって決まる経験的なパラメータであり、本実施の形態の場合、2つの物質とは、ポリアミドイミド樹脂を主成分とする転写ベルト5とウレタンで形成されたクリーニングブレード29である。よって、本来であれば、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)ではなく、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対ウレタン)の範囲を規定するのが望ましい。しかしながら、ポリアミドイミド樹脂とウレタンとの静止摩擦係数の測定は困難であることから、本実施の形態では、転写ベルト5と、一般的に静止摩擦係数の測定に使用されるSUS(ステンレス鋼)との静止摩擦係数の範囲を規定するようにした。
次に、転写ベルト5表面の双極子成分の範囲と、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)の範囲を規定するために行った実験について説明する。この実験の結果を図4の表に示す。図4に示すように、この実験では、表面の双極子成分及び静止摩擦係数(対SUS)が異なる12本の転写ベルト5(試料No.1〜12)を用意して、それぞれの転写ベルト5を使用して画像形成装置1で印刷したときの、転写ベルト5表面への糊付着、転写ベルト5表面への糊擦り付け、転写ベルト5表面への転写性、及びクリーニングブレード29の摩耗の4項目を評価した。
12本の転写ベルト5のそれぞれの双極子成分については、水、ジョードメタン、n−ドデカンの水滴を転写ベルト5の表面に垂らしてその接触角を測定機で測定し、その測定結果から算出した。また12本の転写ベルト5のそれぞれの静止摩擦係数(対SUS)については、SUS面を転写ベルト5の表面に接触させて摩擦計により測定した。尚、図4に示す双極子成分の単位は、dyn/cmである。
評価項目である4項目のうちの1つである、転写ベルト5表面への糊付着についての評価は、ラベル紙一巻を印刷して転写ベルト5表面に糊が付着したかどうかを目視確認することにより行った。具体的には、目視確認により転写ベルト5表面に糊が付着していなければ糊付着無し(図4中〇印)と判定し、目視確認により転写ベルト5表面に糊が付着していれば糊付着有り(図4中×印)と判定した。
転写ベルト5表面への糊擦り付けについての評価は、転写ベルト5表面に予め糊を付着させておき、ロール紙一巻を印刷して転写ベルト5表面に付着していた糊が擦り付けられたかどうか(つまり糊が薄く引き伸ばされているかどうか)を目視確認することにより行った。具体的には、目視確認により転写ベルト5表面に糊が擦り付けられていなければ糊擦り付け無し(図4中〇印)と判定し、目視確認により転写ベルト5表面に糊が擦り付けられていれば糊擦り付け有り(図4中×印)と判定した。尚、転写ベルト5表面に糊が擦り付けられているということは、転写ベルト5表面に付着した糊がクリーニングブレード29により転写ベルト5の表面に擦り付けられながら、クリーニングブレード29の先端部と転写ベルト5との間を通り抜けてしまったことを意味する。
転写ベルト5表面への転写性についての評価は、感光体ドラム21上に形成されたトナー像が転写ベルト5表面に転写された際に、感光体ドラム21上のトナーの何%が転写ベルト5に転写されたか(つまりトナーの転写率)を算出することにより行った。具体的には、トナー像が転写ベルト5へ転写される前の感光体ドラム21に付着しているトナーの重さ(これをWbとする)と、トナー像が転写ベルト5へ転写された後の感光体ドラム21に残っているトナーの重さ(これをWaとする)とを計測して、これらをもとに、(Wb−Wa)/Wb×100の式からトナーの転写率を算出する。そして、トナーの転写率が70%以上であれば、転写性良好(図4中〇印)と判定し、転写率が70%未満であれば、転写性不良(図4中×印)と判定した。尚、トナーの重さWb、Waは、専用の治具を用いて測定することができる。
クリーニングブレード29の摩耗についての評価は、ロール紙一巻を印刷した後、クリーニングブレード29の摩耗高さを顕微鏡で見て測定することにより行った。尚、図3に示すように、クリーニングブレード29の摩耗高さとは、クリーニングブレード29の先端側からクリーニングブレード29の根本側に向かって摩耗した部分の長さdである。そして、クリーニングブレード29の摩耗高さが15μm以下であれば、摩耗低(図4中〇印)と判定し、摩耗高さが15μmを超えていれば、摩耗高(図4中×印)と判定した。
そしてこの実験では、12本の転写ベルト5のそれぞれについて、上述の4項目の判定結果をもとに総合評価を行った。具体的には、4項目の全てで、良好(〇印)と判定されているものについては総合評価として最良(図4中◎印)と判定し、4項目のうち、クリーニングブレード29の摩耗についての評価のみ不良と判定されているものについては総合評価として良好(図4中〇印)と判定し、4項目のうち、転写ベルト5表面への糊擦り付けについての評価とクリーニングブレード29の摩耗についての評価のみが不良と評価されているものについてはやや良好(図4中△印)と判定し、残り(すなわち転写ベルト5表面への糊付着についての評価及び転写ベルト5表面への転写性についての評価のうちの一方が不良と評価されているもの)については不良(図4中×印)と判定した。
ここで、12本の転写ベルト5のそれぞれの総合評価(〇、△、×)と、双極子成分及び静止摩擦係数(対SUS)との関係を、図5のプロット図に示す。図4の表と、図5のプロット図から明らかなように、実験の結果、双極子成分が1.1、静止摩擦係数が0.14の試料No.2と、双極子成分が1.6、静止摩擦係数が0.22の試料No.4と、双極子成分が0.6、静止摩擦係数が0.16の試料No.6と、双極子成分が1.9、静止摩擦係数が0.21の試料No.10の4つが、総合評価として最良(◎)と判定された。
このことから、図5に範囲Ar1として示すように、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くして、且つクリーニングブレード29が摩耗し難くするには、双極子成分を、0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに、静止摩擦係数を、0.14≦静止摩擦係数≦0.22の範囲に規定すればよいことがわかる。
また実験の結果、双極子成分が1.6、静止摩擦係数が0.28の試料No.8の1つが、総合評価として良好(〇)と判定された。このことから、図5に範囲Ar2として示すように、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くするには(ただしクリーニングブレード29の摩耗については考慮しない)には、双極子成分を、0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに、静止摩擦係数を、0.14≦静止摩擦係数≦0.28の範囲に規定すればよいことがわかる。
さらに実験の結果、双極子成分が1.0、静止摩擦係数が0.33の試料No.9と、双極子成分が0.3、静止摩擦係数が0.31の試料No.12の2つが、総合評価としてやや良好(△)と判定された。このことから、図5に範囲Ar3として示すように、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするには(ただし転写ベルト5表面への糊擦り付け及びクリーニングブレード29の摩耗については考慮しない)、双極子成分を、0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定すればよいことがわかる。尚、上述したように、ラベル紙の糊が転写ベルト5表面に付着し易いかどうかは、双極子成分によって決まる。よって、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くすることのみを考慮するのであれば、転写ベルト5表面の静止摩擦係数については、範囲を規定しなくてもよい。
ちなみに、双極子成分が1.9[dyn/cm]を超えると、転写ベルト5表面に対する糊の粘着力が強くなり、転写ベルト5表面に糊が付着し易くなることから、転写ベルト5表面への糊付着について良好な評価が得られなかった。また双極子成分が0.3[dyn/cm]未満になると、転写ベルト5表面に対する糊の粘着力は弱まるものの、転写ベルト5表面にトナーが付着し難くなることから、転写ベルト5表面への転写性について良好な評価が得られなかった。
さらに静止摩擦係数が0.28を超えると、転写ベルト5表面の静止摩擦係数が大きすぎて、糊が転写ベルト5表面に擦り付けられてしまうことから、転写ベルト5表面への糊擦り付けについて良好な評価が得られなかった。さらに静止摩擦係数が0.14未満の転写ベルト5については、製造上困難である。ゆえに、静止摩擦係数が0.14未転の転写ベルト5についてはそもそも用意できなかった。
このような実験結果をもとに、本実施の形態の画像形成装置1では、転写ベルト5表面の双極子成分の範囲と、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)の範囲を規定した。具体的には、転写ベルト5表面の双極子成分を0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに、静止摩擦係数を0.14≦静止摩擦係数≦0.22の範囲に規定した。
こうすることで、画像形成装置1では、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くして、且つクリーニングブレード29が摩耗し難くすることができる。
尚、ここでは、転写ベルト5表面の双極子成分を0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに、静止摩擦係数を0.14≦静止摩擦係数≦0.22の範囲に規定したが、これに限らず、例えば、クリーニングブレード29の摩耗については考慮しなくてもよいのであれば、転写ベルト5表面の双極子成分の範囲は0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]のまま、静止摩擦係数を0.14≦静止摩擦係数≦0.28の範囲まで広げてもよい。この場合でも、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難く、且つ転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くなる。
またこれに限らず、転写ベルト5表面への糊の擦り付け及びクリーニングブレード29の摩耗については考慮せず、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くなりさえすればよいのであれば、転写ベルト5表面の双極子成分を0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するだけでもよい。転写ベルト表面の双極子成分及び静止摩擦係数の範囲規定の説明は、以上である。
[3.まとめと効果]
ここまで説明したように、本実施の形態の画像形成装置1では、転写ベルト5表面の双極子成分を0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)を0.14≦静止摩擦係数≦0.22の範囲に規定した。
こうすることで、画像形成装置1では、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くして、且つクリーニングブレード29が摩耗し難く(高寿命化)することができる。
さらに本実施の形態の画像形成装置1では、転写ベルト5表面の双極子成分の範囲については0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]のまま変えずに、静止摩擦係数(対SUS)の範囲を0.14≦静止摩擦係数≦0.28まで広げた場合でも、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くするとともに、転写ベルト5の表面に付着した糊をクリーニングブレード29により除去し易くすることができる。
さらに本実施の形態の画像形成装置1では、転写ベルト5表面の双極子成分についてのみ0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定した場合でも、ラベル紙の糊が転写ベルト5の表面に付着し難くすることができる。
このように、画像形成装置1は、転写ベルト5表面の双極子成分を0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定することにより、より好ましくは、転写ベルト5表面の双極子成分を0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに静止摩擦係数(対SUS)の範囲を0.14≦静止摩擦係数≦0.28の範囲に規定することにより、より好ましくは転写ベルト5表面の双極子成分を0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定するとともに静止摩擦係数(対SUS)の範囲を0.14≦静止摩擦係数≦0.22の範囲に規定することにより、転写ベルト5への糊の付着を抑制することができ、糊の付着による画像不良を発生し難くすることができる。
[4.他の実施の形態]
[4−1.他の実施の形態1]
上述した実施の形態では、転写ユニット8に、転写ベルト5、一次転写ローラ6、二次転写部7、ドライブローラ24、アイドルローラ25、ギヤ27が含まれているとしたが、これに限らず、少なくとも、転写ベルト5と、転写ベルト5の裏面(つまり内周面)側に配置されている部品とが含まれていればよい。
[4−2.他の実施の形態2]
また上述した実施の形態では、転写ベルト5に付着した付着物(残留トナー、糊など)を除去するクリーニング部材として、ウレタンのクリーニングブレード29を用いたが、これに限らず、他のクリーニング部材を用いてもよい。例えば、クリーニングブレード29の代わりにクリーニングブラシなどを用いてもよい。尚、クリーニングブレード29とは異なるクリーニング部材を用いる場合、転写ベルト5表面の静止摩擦係数(対SUS)の有効範囲(0.14≦静止摩擦係数≦0.28、もしくは0.14≦静止摩擦係数≦0.22)が変わってしまう可能性が出てくる。ゆえにこの場合、転写ベルト5表面の双極子成分のみを0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]の範囲に規定すればよい。
[4−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した各実施の形態では、中間転写方式のカラープリンタである画像形成装置1に本発明を適用した。これに限らず、中間転写方式の画像形成装置であれば、上述した画像形成装置1とは異なる構成の画像形成装置に本発明を適用してもよい。例えば、モノクロプリンタである画像形成装置や、ロール状媒体専用の画像形成装置などに適用してもよく、また、プリンタに限らず、コピー機、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置に適用してもよい。
[4−4.他の実施の形態4]
また上述した各実施の形態では、転写ユニット8に、一次転写部材の具体例として一次転写ローラ6を設けたが、これに限らず、現像剤像を転写ベルト5に転写できるものであれば、一次転写ローラ6とは異なる一次写部材を転写ユニット8に設けるようにしてもよい。さらに上述した各実施の形態では、転写ユニット8に、二次転写部材の具体例として二次転写ローラ26を設けたが、これに限らず、転写ベルト5に転写された現像剤像を媒体に転写できるものであれば、二次転写ローラ26とは異なる二次写部材を転写ユニット8に設けるようにしてもよい。
[4−5.他の実施の形態5]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
本発明は、中間転写方式の画像形成装置で広く利用することができる。
1……画像形成装置、4……画像形成ユニット、5……転写ベルト、6……一次転写ローラ、7……二次転写部、8……転写ユニット、21……感光体ドラム、26……二次転写ローラ、29……クリーニングブレード、30……糊、P……媒体、Pr……ロール状媒体。

Claims (6)

  1. 表面に転写された現像剤像を媒体まで搬送する環状の転写ベルトにおいて、
    前記表面の双極子成分が、
    0.3[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]
    である
    ことを特徴とする転写ベルト。
  2. 前記表面の双極子成分が、
    0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]
    であり、
    前記表面とステンレス鋼との静止摩擦係数が、
    0.14≦静止摩擦係数≦0.28
    である
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写ベルト。
  3. 前記表面の双極子成分が、
    0.6[dyn/cm]≦双極子成分≦1.9[dyn/cm]
    であり、
    前記表面とステンレス鋼との静止摩擦係数が、
    0.14≦静止摩擦係数≦0.22
    である
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写ベルト。
  4. 前記表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材が、前記表面に接触している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の転写ベルト。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の転写ベルトと、
    前記転写ベルトの裏面側に配置され、画像形成部により形成された現像剤像を前記転写ベルトに転写する一次転写部材と、
    前記転写ベルトの裏面側に配置され、前記転写ベルトに転写された現像剤像を媒体に転写する二次転写部材と
    を有する
    ことを特徴とする転写ユニット。
  6. 請求項5に記載の転写ユニットを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2019026005A 2019-02-15 2019-02-15 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置 Pending JP2020134637A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019026005A JP2020134637A (ja) 2019-02-15 2019-02-15 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置
US16/705,224 US10788773B2 (en) 2019-02-15 2019-12-06 Transfer belt, transfer unit, and image formation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019026005A JP2020134637A (ja) 2019-02-15 2019-02-15 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020134637A true JP2020134637A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72041943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019026005A Pending JP2020134637A (ja) 2019-02-15 2019-02-15 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10788773B2 (ja)
JP (1) JP2020134637A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216562A (ja) * 1990-02-26 1992-08-06 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 静電的多色トナー画像形成方法およびレセプターシート
JP2001209255A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び装置ならびに静電荷像現像用トナー
JP2007011118A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 中間転写ベルト
JP2007072197A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Gunze Ltd 無端管状ベルト及びその製造方法
JP2008304738A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7590368B2 (en) * 2005-11-28 2009-09-15 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method of cleaning intermediate transfer belt
CN102103348B (zh) * 2007-01-09 2012-12-26 柯尼卡美能达商用科技株式会社 中间转印体、使用其的图像形成方法以及图像形成装置
JP2012185267A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Oki Data Corp ベルト装置、転写ユニットおよび画像形成装置
JP6522478B2 (ja) 2015-10-01 2019-05-29 株式会社沖データ ベルトユニット、転写ユニット及び画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216562A (ja) * 1990-02-26 1992-08-06 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 静電的多色トナー画像形成方法およびレセプターシート
JP2001209255A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び装置ならびに静電荷像現像用トナー
JP2007011118A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 中間転写ベルト
JP2007072197A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Gunze Ltd 無端管状ベルト及びその製造方法
JP2008304738A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200264541A1 (en) 2020-08-20
US10788773B2 (en) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5386922B2 (ja) 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置
US7941071B2 (en) Lubricant application device, process cartridge, and image forming apparatus using the lubricant application device
JP5081548B2 (ja) 画像形成装置
JP2017134437A (ja) 現像装置
JP6704744B2 (ja) 画像形成装置
JP5224157B2 (ja) 画像形成装置
US10768546B2 (en) Cartridge and image forming apparatus
JP5251622B2 (ja) 画像形成装置
JP4750522B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2009109573A (ja) 画像形成装置
JP2020134637A (ja) 転写ベルト、転写ユニット及び画像形成装置
JP4847259B2 (ja) 画像形成装置
JP2011164640A (ja) 画像形成装置
JP5845689B2 (ja) 画像形成装置
JP4957593B2 (ja) 画像形成装置
JP5212027B2 (ja) 画像形成装置
JP5040579B2 (ja) 画像形成装置
JP4868080B2 (ja) 画像形成装置および画像形成ユニット
JP5333687B2 (ja) 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置
JP6880478B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP7034653B2 (ja) 画像形成装置
JP2006058733A (ja) 画像形成装置
JP2008176273A (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
JP2007017795A (ja) 現像ローラ
JP2005233991A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191118

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210616

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230328