JP2012179898A - インクジェット記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 最表面のインク受容層である第1のインク受容層及び該第1のインク受容層に隣接した第2のインク受容層は、アルミナ顔料とポリビニルアルコールと硼酸とを含有し、該第1のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを7.0質量%以上10.5質量%以下、アルミナ顔料に対して硼酸を1.1質量%以上1.4質量%以下含有し、該第2のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを10.5質量%以上17.0質量%以下、アルミナ顔料に対して硼酸を1.5質量%以上2.5質量%以下含有していることを特徴とするインクジェット記録媒体。
【選択図】 なし
Description
支持体としては、例えば、キャストコート紙、バライタ紙、レジンコート紙(両面がポリオレフィン等の樹脂で被覆された樹脂皮膜紙)等の紙類、フィルムからなるものが挙げられる。中でも、インク受容層形成後の光沢性の点からレジンコート紙が好ましい。フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ乳酸、ポリスチレン、ポリアセテート、ポリ塩化ビニル、酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート等の透明な熱可塑性樹脂フィルムが好ましい。これ以外にも、適度なサイジングが施された紙である無サイズ紙やコート紙、無機物の充填若しくは微細な発泡により不透明化されたフィルムからなるシート状物質(合成紙等)を使用してもよい。また、ガラスまたは金属等からなるシート等を使用してもよい。支持体とインク受容層との接着強度を向上させるため、支持体の表面にコロナ放電処理や各種アンダーコート処理を施してもよい。
本発明のインクジェット記録媒体は、支持体上に2層以上のインク受容層を有する。2層以上のインク受容層のうち、最表面側(支持体から最も遠い位置)に存在するインク受容層を第1のインク受容層とする。また、第1のインク受容層に隣接したインク受容層を第2のインク受容層とする。即ち、第2のインク受容層は第1のインク受容層の支持体側の面に隣接して存在する。
本発明で用いるアルミナ顔料としては、アルミナ水和物が挙げられる。アルミナ水和物としては、下記一般式(X)により表されるものが好ましい。
Al2O3−n(OH)2n・mH2O・・・・(X)
(上記式中、nは0、1、2または3の何れかを表し、mは0〜10、好ましくは0〜5の範囲にある値を表す。但し、mとnは同時に0にはならない。mH2Oは、多くの場合、結晶格子の形成に関与しない脱離可能な水を表すものであるため、mは整数または整数でない値をとることができる。また、加熱するとmは0の値に達することがある。)
アルミナ水和物の結晶構造としては、熱処理する温度に応じて、非晶質、キブサイト型、ベーマイト型が知られており、これらのうち、何れの結晶構造のものも使用可能である。これらの中でも好適なアルミナ水和物としては、X線回折法による分析でベーマイト構造、または非晶質を示すアルミナ水和物である。具体的には、特開平7−232473号公報、特開平8−132731号公報、特開平9−66664号公報、特開平9−76628号公報等に記載されたアルミナ水和物を挙げることができる。このアルミナ水和物は、インク受容層形成時のインク受容層全体の平均細孔半径が7.0nm以上10.0nm以下となるものを用いることが好ましい。また、8.0nm以上となるものを用いることがより好ましい。インク受容層全体の平均細孔半径が、7.0nm以上10.0nm以下であることによって、優れたインク吸収性及び発色性を発揮することができる。インク受容層全体の平均細孔半径が7.0nmよりも小さいと、インク吸収性が不足して、アルミナ水和物に対するバインダーの量を調整したとしても、十分なインク吸収性が得ることができない場合がある。また、インク受容層全体の平均細孔半径が10.0nmよりも大きくなると、インク受容層のヘイズが大きくなり、良好な発色性が得られない場合がある。さらに、インク受容層には細孔半径が25.0nm以上の細孔が存在しないことが好ましい。25.0nm以上の細孔が存在する場合には、インク受容層のヘイズが大きくなり、良好な発色性が得られない場合がある。
第1のインク受容層及び第2のインク受容層は、ポリビニルアルコールを含有する。ポリビニルアルコールとしては、ポリ酢酸ビニルを加水分解して得られる通常のポリビニルアルコールを挙げることができる。ポリビニルアルコールは、粘度平均重合度が1500以上であることが好ましく、2000以上であることがより好ましい。また、5000以下であることが好ましい。ケン化度は80モル%以上であることが好ましく、85モル%以上であることがより好ましい。また、100モル%以下であることが好ましい。市販されているポリビニルアルコールとしては、PVA235(クラレ製、ケン化度88モル%、平均重合度3500)が挙げられる。
第1のインク受容層及び第2のインク受容層は、硼酸を含有する。硼酸としては、例えばオルト硼酸(H3BO3)、メタ硼酸及び次硼酸等が挙げられる。中でも、インク受容層形成用塗工液の経時安定性と、クラック発生の抑制効果の点から、オルト硼酸が好ましい。
本発明者らは、2層のインク受容層のポリビニルアルコール及び硼酸の含有量をそれぞれアルミナ顔料に対して特定の範囲とすることで、これらが相乗的に作用し、インク吸収性と耐搬送傷性、さらに耐湿性がいずれも高くなることを見出した。具体的には、最表面のインク受容層である第1のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを7.0質量%以上10.5質量%以下含有する。好ましくは、8.5質量%以上である。また、10.0質量%以下である。第1のインク受容層中において、アルミナ顔料に対するポリビニルアルコールの量は9.5質量%以上10.0質量%以下であることが特に好ましい。加えて、第1のインク受容層は、アルミナ顔料に対して硼酸を1.1質量%以上1.4質量%以下含有する。第1のインク受容層に隣接した第2のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを10.5質量%以上17.0質量%以下含有する。好ましくは、11.0質量%以上である。また、13.0質量%以下である。第2のインク受容層中において、アルミナ顔料に対するポリビニルアルコールの量は11.0質量%以上12.5質量%以下であることが特に好ましい。加えて、第2のインク受容層は、アルミナ顔料に対して硼酸を1.5質量%以上2.5質量%以下含有する。好ましくは1.9質量%以上であり、より好ましくは2.0質量%以上である。本発明では、このような2層のインク受容層のポリビニルアルコール及び硼酸の含有量が重要であり、これらのバランスによってインク吸収性と耐搬送傷性、さらに耐湿性をいずれも高くすることができる。
第1のインク受容層及び第2のインク受容層は、ポリビニルアルコール以外のバインダーを含有していてもよい。具体的には、例えば以下のようなバインダーが挙げられる。即ち、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体。カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体。カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役重合体ラテックス。アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体等のアクリル系重合体ラテックス。エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス。上記の各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス。カチオン基を用いて上記各種重合体をカチオン化したもの、カチオン性界面活性剤を用いて上記各種重合体の表面をカチオン化したもの。カチオン性ポリビニルアルコール下で上記各種重合体を重合し、重合体の表面にポリビニルアルコールを分布させたもの。カチオン性コロイド粒子の懸濁分散液中で上記各種重合体の重合を行い、重合体の表面にカチオン性コロイド粒子を分布させたもの。メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水性バインダー。ポリメチルメタクリレート等のアクリル酸エステルやメタクリル酸エステルの重合体または共重合体樹脂。ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系バインダー等である。
化合物Aとしては、分子内にスルフィド基を少なくとも1つ有する化合物が好ましく、具体的には下記一般式(7)〜(12)で表される化合物を挙げることができる。特に、一般式(8)または一般式(12)で表される化合物は、大気中の酸性ガスや光による画像の変退色を抑える効果が高いため好ましい。また、化合物Aは単独、若しくは2種以上を同時に使用して本発明に用いるウレタン化合物を合成することが可能である。
化合物Bとしては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等が挙げられる。また、これらは単独、若しくは2種以上同時に使用して、ウレタン化合物を合成することができる。
一般式(13)で表される化合物Cとしては、例えばジオール化合物としてはN−メチル−N,N−ジエタノールアミン、N−エチル−N,N−ジエタノールアミン、N−イソブチル−N,N−ジエタノールアミン、N−t−ブチル−N,N−ジエタノールアミン、N−t−ブチル−N,N−ジイソプロパノールアミン等が挙げられる。トリオール化合物としてはトリエタノールアミン等が挙げられる。また、ジアミン化合物としてはメチルイミノビスプロピルアミン、ブチルイミノビスプロピルアミン等が挙げられる。トリアミン化合物としてはトリ(2−アミノエチル)アミン等が挙げられる。これらアミン化合物は単独、または2種以上を同時に使用して、ウレタン化合物を合成することができる。
インク受容層形成用塗工液の塗工には、例えば、各種カーテンコーター、エクストルージョン方式を用いたコーター、スライドホッパー方式を用いたコーター等を用いることが好ましい。塗工時に、塗工液の粘度調製等を目的として、塗工液を加温してもよい。或いはコーターヘッドを加温してもよい。塗工後の塗工液の乾燥には、例えば、直線トンネル乾燥機、アーチドライヤー、エアループドライヤー、サインカーブエアフロートドライヤー等の熱風乾燥機を用いてもよい。また、赤外線、加熱ドライヤー、マイクロ波等を利用した乾燥機等を用いてもよい。
下記条件にて支持体を作製した。まず、下記組成の紙料を固形分濃度が3.0質量%となるように純水で調製した。
・濾水度450ml CSF(Canadian Standarad Freeness)の、広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP) 80.00質量部
・濾水度480ml CSFの、針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)
20.00質量部
・カチオン化澱粉 0.60質量部
・重質炭酸カルシウム 10.00質量部
・軽質炭酸カルシウム 15.00質量部
・アルキルケテンダイマー 0.10質量部
・カチオン性ポリアクリルアミド 0.03質量部
(アルミナ水和物分散液1)
純水160.0g中に、アルミナ水和物1(Disperal HP14、サソール製)を40.0g、メタンスルホン酸を0.6g(アルミナ水和物の含有量に対して1.5質量%)混合した。混合後、ミキサーで30分間撹拌し、アルミナ水和物分散液1を調製した。30分後、アルミナ水和物の分散状態が良好であることを目視で確認した。アルミナ水和物分散液1の固形分濃度を測定したところ、20.0質量%であった。固形分濃度の測定は、アルミナ水和物分散液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。また、分散液中のアルミナ水和物の平均粒子径を動的光散乱法による粒径測定装置(ELSZ、大塚電子製)で測定したところ、130nmであった。
純水160.0g中に、気相法アルミナ1(AEROXIDE AluC、EVONIC製)40.0g、メタンスルホン酸を0.5g(気相法アルミナの含有量に対して1.3質量%)混合した。混合後、ミキサーで30分間撹拌し、気相法アルミナ分散液1を調製した。30分後、気相法アルミナの分散状態が良好であることを目視で確認した。気相法アルミナ分散液1の固形分濃度を測定したところ、20.0質量%であった。固形分濃度の測定は、気相法アルミナ分散液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。また、分散液中の気相法アルミナの平均粒子径を動的光散乱法による粒径測定装置(ELSZ、大塚電子製)で測定したところ、160nm(装置名:ELSZ、大塚電子製)であった。
純水160.0g中に、気相法アルミナ2(AEROXIDE Alu65、EVONIC製)40.0g、メタンスルホン酸を0.5g(気相法アルミナの含有量に対して1.3質量%)混合した。混合後、ミキサーで30分間撹拌し、気相法アルミナ分散液2を調製した。30分後、気相法アルミナの分散状態が良好であることを目視で確認した。気相法アルミナ分散液2の固形分濃度を測定したところ、20.0質量%であった。固形分濃度の測定は、気相法アルミナ分散液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。また、分散液中の気相法アルミナの平均粒子径を動的光散乱法による粒径測定装置(ELSZ、大塚電子製)で測定したところ、180nm(装置名:ELSZ、大塚電子製)であった。
純水160.0g中に、気相法アルミナ3(AEROXIDE Alu130、EVONIC製)40.0g、メタンスルホン酸を0.5g(気相法アルミナの含有量に対して1.3質量%)混合した。混合後、ミキサーで30分間撹拌し、気相法アルミナ分散液3を調製した。30分後、気相法アルミナの分散状態が良好であることを目視で確認した。気相法アルミナ分散液3の固形分濃度を測定したところ、20.0質量%であった。固形分濃度の測定は、気相法アルミナ分散液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。また、分散液中の気相法アルミナの平均粒子径を動的光散乱法による粒径測定装置(ELSZ、大塚電子製)で測定したところ、150nm(装置名:ELSZ、大塚電子製)であった。
純水168.0g中に、気相法シリカ(AEROSIL300、EVONIC製)を40.0g、カチオンポリマー水溶液(シャロールDC−902P、50質量%水溶液、第一工業製薬製)を4.0g(気相法シリカの含有量に対して5質量%)混合した。混合後、ミキサーで30分間撹拌し、気相法シリカ分散液1を調製した。30分後、気相法アルミナの分散状態が良好であることを目視で確認した。気相法シリカ分散液1の固形分濃度を測定したところ、20.0質量%であった。固形分濃度の測定は、気相法シリカ分散液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。また、分散液中の気相法アルミナの平均粒子径を動的光散乱法による粒径測定装置(ELSZ、大塚電子製)で測定したところ、130nm(装置名:ELSZ、大塚電子製)であった。
室温下で、純水505.0gに対しポリビニルアルコール(PVA235、クラレ製。重合度:3500、ケン化度:88%)50.0gをミキサーで混合した。10分後、90℃に加熱し、さらに30分間攪拌を続けてポリビニルアルコールを溶解した後、室温(25℃)まで空冷してポリビニルアルコール水溶液1を得た。ポリビニルアルコール水溶液1の固形分濃度を測定したところ、9.0質量%であった。固形分濃度の測定は、ポリビニルアルコール水溶液5.0gを秤取り、赤外線水分計FD−620(ケツト科学研究所製)を用い、120℃にて測定した。
以下のようにしてウレタン化合物1を合成した。
上記支持体の表面上に、下記組成に調製したインク受容層形成用塗工液1及び2をカーテンコーターにて同時二層塗工した。硼酸水溶液とは、純水中に硼酸を添加した水溶液である。塗工はインク受容層形成用塗工液2が支持体側になるようにして行った。塗工後、60〜100℃の空気を順次吹き付けて乾燥させた。このようにして、インクジェット記録媒体1を作製した。尚、インク受容層形成用塗工液1で形成したインク受容層が最表面の第1のインク受容層であり、インク受容層形成用塗工液2で形成したインク受容層が第1のインク受容層に隣接した第2のインク受容層である。
・アルミナ水和物分散液1(20.0質量%水溶液) 100.0質量部
・ポリビニルアルコール水溶液1(9.0質量%水溶液) 15.6質量部
・硼酸水溶液(5.0質量%水溶液) 4.4質量部
(インク受容層形成用塗工液2)
・アルミナ水和物分散液1(20.0質量%水溶液) 100.0質量部
・ポリビニルアルコール水溶液1(9.0質量%水溶液) 24.4質量部
・硼酸水溶液(5.0質量%水溶液) 6.0質量部
第1のインク受容層及び第2のインク受容層の組成を表1に示す。表1中の質量部は、固形分量である。第1のインク受容層の組成は、質量基準で、アルミナ顔料(アルミナ水和物1)/ポリビニルアルコール/硼酸=100/7.0/1.1である。第2のインク受容層の組成は、質量基準で、アルミナ顔料(アルミナ水和物1)/ポリビニルアルコール/硼酸=100/11.0/1.5である。
実施例1にならって、表1及び表2に示す組成の通りにしてインクジェット記録媒体2〜41、46〜53を作製した。
実施例42、43では、インクジェット記録媒体1の第1のインク受容層の上に、下記組成の塗工液をグラビアコーターにより塗工して薄層を形成した。塗工液の塗工量を調節することで、薄層の乾燥後の膜厚を、実施例42で0.1μm、実施例43で2.0μmとした。このようにして、表1に示すインクジェット記録媒体42、43を作製した。
・気相法シリカ分散液1(20.0質量%) 100質量部
・ポリビニルアルコール水溶液1(9.0質量%) 45質量部
・硼酸(5質量%) 16質量部
実施例44、45では、インクジェット記録媒体1の第1のインク受容層にウレタン化合物1を加えた。ウレタン化合物1の量は、実施例44でアルミナ水和物1に対して1質量%、実施例45でアルミナ水和物1に対して6質量%とした。このようにして、表1に示すインクジェット記録媒体44、45を作製した。
各インクジェット記録媒体の評価を下記の通りに行った。
各インクジェット記録媒体に、インクジェット記録装置(商品名;MP990、キヤノン製。光沢ゴールド、キレイモード、色補正なし。)にて5×5cmの黒のベタ画像を記録した。このベタ画像の中心部分の光学濃度を、グレタグスペクトロリノ(グレタグマクベス製)にて測定した。
各インクジェット記録媒体に、インクジェット記録装置(MP990の印字処理方法を改造。)にて画像を記録した。画像はGreen色の64階調のベタ画像(6.25%Duty刻みで64階調、0〜400%Duty)とし、キャリッジ速度が25インチ/秒で、往復2回のパスで印字が完了する双方向印字とした。尚、400%Dutyとは、600dpi四方(600dpiで1平方インチの正方形)の全てのマスに4回ずつインクを付与した状態である。結果的に、44ngのインクを付与することになる。
・ランク5:350%Dutyでもビーディングが認められない。
・ランク4:350%Dutyではビーディングが認められるが、300%Dutyではビーディングは認められない。
・ランク3:300%Dutyではビーディングが認められるが、250%Dutyではビーディングは認められない。
・ランク2:250%Dutyではビーディングが認められるが、200%Dutyではビーディングは認められない。
・ランク1:150%Dutyでビーディングが認められる。
各インクジェット記録媒体に、インクジェット記録装置(商品名;MP990、キヤノン製。光沢ゴールド、キレイモード、色補正なし。)にて画像を記録した。画像はBlueの背景に「E」の白抜き文字で、48ポイントと10ポイントの2種類とした。記録した画像を温度30℃、湿度90%の環境で20日間放置した。放置前後での白抜き部分への画像のにじみ度合いの評価を、下記の基準で目視にて行った。
・ランク5:10ポイント及び48ポイント白抜き文字の両方とも滲みは認められず、文字ははっきりとしている。
・ランク4:48ポイント白抜き文字では滲みは認められず、文字ははっきりとしている。一方、10ポイント白抜き文字はやや滲みが認められるが、文字は潰れていない。
・ランク3:10ポイント及び48ポイント白抜き文字の両方でやや滲みが認められるが、共に文字は潰れていない。
・ランク2:10ポイント白抜き文字は滲みが認められ、文字が潰れている部分がある。一方、48ポイント白抜き文字はやや滲みが認められるが、文字は潰れていない。
・ランク1:10ポイント及び48ポイント白抜き文字の両方でかなりの滲みが認められ、共に文字が潰れている部分がある。
インクジェット記録装置(MP990、キヤノン製)の搬送ローラーの圧力を1.5kgfから2.0kgfまで調整できるよう改造した。このインクジェット記録装置を用いて、各インクジェット記録媒体の全面に黒のベタ画像を記録した。記録後の搬送ローラーによる搬送傷の評価を、下記の基準で目視にて行った。
・ランク5:圧力が2.0kgfでも傷は視認できない。
・ランク4:圧力が1.8kgfでは傷は視認できないが、2.0kgfでは視認できる。
・ランク3:圧力が1.7kgfでは傷が視認できないが、1.8kgfでは視認できる。
・ランク2:圧力が1.5kgfでは傷が視認できないが、1.7kgfでは視認できる。
・ランク1:圧力が1.5kgfで傷が視認できる。
Claims (8)
- 支持体と、該支持体上に2層以上のインク受容層を有するインクジェット記録媒体であって、
該2層以上のインク受容層のうち、最表面のインク受容層である第1のインク受容層及び該第1のインク受容層に隣接した第2のインク受容層は、アルミナ顔料とポリビニルアルコールと硼酸とを含有し、
該第1のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを7.0質量%以上10.5質量%以下、アルミナ顔料に対して硼酸を1.1質量%以上1.4質量%以下含有し、
該第2のインク受容層は、アルミナ顔料に対してポリビニルアルコールを10.5質量%以上17.0質量%以下、アルミナ顔料に対して硼酸を1.5質量%以上2.5質量%以下含有していることを特徴とするインクジェット記録媒体。 - 前記第1のインク受容層のアルミナ顔料に対するポリビニルアルコール含有量をP1、アルミナ顔料に対する硼酸含有量をB1とし、前記第2のインク受容層のアルミナ顔料に対するポリビニルアルコール含有量をP2、アルミナ顔料に対する硼酸含有量をB2としたときに、
(B2/P2)/(B1/P1)が1.0以上2.1以下である請求項1に記載のインクジェット記録媒体。 - 前記第1のインク受容層が、アルミナ顔料としてアルミナ水和物及び気相法アルミナを含有する請求項1または2に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記第1のインク受容層の膜厚が25.0μm以上35.0μm以下であり、前記第2のインク受容層の膜厚が6.5μm以上18.0μm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記第1のインク受容層が、アルミナ顔料としてアルミナ水和物及び気相法アルミナを含有し、前記第2のインク受容層が、アルミナ顔料としてアルミナ水和物を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記第1のインク受容層中のアルミナ水和物と気相法アルミナとの比が、質量基準で85:15〜75:25である請求項5に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記(B2/P2)/(B1/P1)が1.4以上1.9以下である請求項2に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記第1のインク受容層の膜厚が25.0μm以上35.0μm以下であり、前記第2のインク受容層の膜厚が6.5μm以上18.0μm以下であり、
前記第1のインク受容層が、アルミナ顔料としてアルミナ水和物及び気相法アルミナを含有し、前記第2のインク受容層が、アルミナ顔料としてアルミナ水和物を含有し、
前記第1のインク受容層中のアルミナ水和物と気相法アルミナとの比が、質量基準で85:15〜75:25である請求項7に記載のインクジェット記録媒体。
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