JP2012175654A - 光通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スリープ制御を実行し、なおかつ外部からの受信データを保持しておくためのバッファ容量を削減しつつデータ廃棄の発生頻度を低く抑える光通信システムを得ること。
【解決手段】本発明にかかる光通信システムは、上位装置1に接続された局側装置2と、光ファイバを介して局側装置2に接続され、局側装置2から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置3と、を備え、局側装置2は、下りデータの送信開始予告通知を上位装置1から受けた場合、加入者側装置3のうち、スリープ状態の加入者側装置3を起動させるとともに、上位装置1から下りデータの送信完了通知を受けるまでの間、いずれの加入者側装置3に対してもスリープ状態への遷移を許可しないこととした。
【選択図】図1

Description

本発明は、局側の通信装置と加入者側の通信装置とを光ファイバ経由で1対多接続した形態の光通信システムおよび通信制御方法に関する。
局とユーザ宅を接続するアクセス網において、FTTH(Fiber To The Home)の一方式であるPONシステムは、その高速性と経済性の点から急速に普及している。
PONシステムは、局側装置(OLT:Optical Line Termination)に、複数の光ファイバに信号出力を分岐させる光スプリッタを介して、複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)が接続されて構成されている。ONUにはLANケーブルを介し、下位装置であるTE(Terminal Equipment)が接続される。TEにはHGW(Home Gate Way)やVoIP―TA(Voice over Internet Protocol-Terminal Adapter)、PC等が該当する。
当初のPONシステムにおいては、ユーザ宅内に設置されたONUが、データ通信を行わない待機時も常にOLTやTEとリンクを確立した状態を継続してデータの送受信が可能な状態を維持し続けるようになっており、消費電力が大きいという問題点があった。これを解決するための技術として、非特許文献1には、OLTからの指示やONU自身の判断によって、ONUの上り送信のみをスリープさせ、ONUに上りデータ送信要求があった場合に上り送信のスリープを解除する手法や、ONUからのスリープ要求があった場合、OLTはスリープ承認を通知して、ONUに指定時間分上下送受信をスリープさせ、その後ONUは間欠的に起動して、継続的にスリープするか起動するかを選択してOLTへ通知する手法が開示されている。
ITU-T G.Supplement 45 GPON power conservation.
しかしながら、非特許文献1において開示された手法は、PONシステム内に閉じた方式でありPONシステムの外からONUを起動・スリープする場合については考慮されていない。たとえば、PONのパワーセーブ時に緊急放送や定時に情報を送信するアプリケーション等を実施する場合について考える。ONUを起動しないままデータ送信を行うケースにおいては、OLTにONUが起動するまでデータを保持するためのバッファをもたせるようにした場合、送信遅延が大きくなり実装しなければならないバッファ容量も大きくなってしまう。また、OLTにバッファをもたせない場合には、ONUが起動するまでにデータが廃棄されてしまい、正常に受信することができない。このように、これまでのPONシステムは、スリープ制御動作(省電力動作)を実施することに伴って発生する解決すべき問題点を有していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、省電力化のためのスリープ制御を行う光通信システムにおいて、外部からの受信データを保持しておくためのバッファ容量を削減しつつデータ廃棄の発生頻度を低く抑えることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上位装置に接続された局側装置と、光ファイバを介して前記局側装置に接続され、前記局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、を備え、前記局側装置は、下りデータの送信開始予告通知を前記上位装置から受けた場合、前記加入者側装置のうち、スリープ状態の加入者側装置を起動させるとともに、前記上位装置から下りデータの送信完了通知を受けるまでの間、いずれの加入者側装置に対してもスリープ状態への遷移を許可しないことを特徴とする。
本発明によれば、外部からデータが送信されてくる前にスリープ状態を解除するので、外部からの受信データを保持しておくためのバッファの容量を削減しつつデータ廃棄の発生頻度を低く抑えることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる光通信システムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のOLTおよびONUの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1の光通信システムにおける下りデータ送信動作の一例を示す図である。 図4は、実施の形態2の光通信システムにおける下りデータ送信動作の一例を示す図である。 図5は、実施の形態3のOLTおよびONUの構成例を示す図である。 図6は、実施の形態3の光通信システムにおける上りデータ送信動作の一例を示す図である。 図7は、実施の形態4の光通信システムにおける上りデータ送信動作の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる光通信システムおよび通信制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、光通信システムの全体構成について説明する。図1は、本発明にかかる光通信システムの全体構成の一例を示す図である。図示したように、本実施の形態の光通信システムは、ネットワークを介して上位装置1に接続されたOLT2と、光スプリッタを介してOLT2に接続されたONU3と、を含んで構成されており、ONU3には下位装置4が接続されている。OLT2とONU3は1対N(Nは1以上の整数)接続されている。
上位装置1は、例えば、定時にデータ送信を行うアプリケーションを実行するサーバ等の装置である。OLT2は、上位装置1からの要求に応じて、収容しているONUを起動・スリープする機能を有する局側装置である。ONU3は、加入者側装置であり、下位装置4は上位装置1からのデータを受信する装置である。
本実施の形態の光通信システムにおいては、上位装置1とOLT2の間で終端するスリープ連携制御メッセージを定義し、OLT2とONU3の間で閉じているスリーププロトコルとの連携を行う機能を具備し、ONU3のスリープ制御の許可,禁止を制御する。スリープ連携制御メッセージとは、上位装置1がOLT2に対してONU3のスリープ制御許可/禁止を指示するための制御メッセージである。詳細については別途説明するが、本実施の形態では、上位装置1は、スリープ制御禁止を示す制御メッセージとして「スリープ連携制御メッセージ(送信要求)」を送信し、スリープ制御許可を示す制御メッセージとして「スリープ連携制御メッセージ(送信終了)」を送信する。
なお、ONU3は、スリープ状態に移行可能と判断した場合にスリープ要求をOLT2に送信し、これに対する応答としてスリープ許可を受信するとスリープ状態に遷移する。ここで、スリープ状態とは、OLT2または下位装置4から送信された信号の受信は可能であるが、OLT2および下位装置4への信号送信は不可能な状態(送信動作を停止した状態)とする。スリープ状態に移行可能かどうかの判断は、例えば、一定時間にわたって上りデータおよび下りデータを受信しなかった場合に移行可能と判断する。ただし、この制御手順に限定するものではない。OLT2とONU3の間で行うスリープ制御はどのような手順で行ってもよい。スリープ状態への移行条件もこれに限定されない。
次に、光通信システムを構成している各装置について説明する。図2は、OLT2およびONU3の構成例を示す図である。
図示したように、OLT2は、上位装置1とのインタフェースであるSNI(Service Node Interface)ポート21と、上りフレームを処理するための上りフレーム処理部22と、下りフレームを処理するための下りフレーム処理部23と、ONU3との間で送受信する制御信号の処理、およびデータ送受信処理を実施するPON信号処理部24と、ONU3とのインタフェースであるPONポート25と、ONU3の起動・スリープを制御するためのスリープ制御部26と、上位装置1との間で送受信するスリープ連携制御メッセージを終端するためのスリープ連携制御部27とを備える。スリープ連携制御メッセージを受信したOLT2は、受信したメッセージがスリープ制御の許可を示す「スリープ連携制御メッセージ(送信終了)」の場合、配下の各ONU3のスリープ制御を行う。受信したメッセージがスリープ制御の禁止を示す「スリープ連携制御メッセージ(送信要求)」の場合には、スリープ制御を行わない。すなわち、ONU3からスリープ状態への移行要求を受けたとしても、スリープ状態への移行を許可しない。
一方、ONU3は、下位装置4とのインタフェースであるUNI(User Network Interface)ポート31と、上りフレームを処理するための上りフレーム処理部32と、下りフレームを処理するための下りフレーム処理部33と、OLT2との間で送受信する制御信号の処理、およびデータ送受信処理を実施するPON信号処理部34と、自装置内の各部(送信動作に関連するブロック)の起動・スリープを制御するためのスリープ制御部35と、OLT2とのインタフェースであるPONポート36とを備える。
次に、OLT2の動作について説明する。なお、特徴的な動作を中心に説明を行う。
OLT2においては、上位装置1から送信された信号(下りフレーム)を受信すると、この受信信号の内容を下りフレーム処理部23が確認し、受信信号がスリープ連携制御メッセージの場合、このメッセージをスリープ連携制御部27へ転送する。ここで、受信した信号がスリープ連携制御メッセージかどうかを下りフレーム処理部23が判定できるようにするために、たとえばEthernet(登録商標)フレームのType値を使用する。すなわち、上位装置1は、スリープ連携制御メッセージ用に定義しておいたType値を設定したフレームにてスリープ連携制御メッセージを送信する。なお、スリープ連携制御メッセージの詳細種別(メッセージがスリープ制御の許可を示すものか、それともスリープ制御の禁止を示すものか)により異なるType値を設定するようにしてもよい。ただし、実際はこの限りではない。他の手法にてスリープ連携制御メッセージかどうかを判定するようにしてもよい。
スリープ連携制御部27は、前記スリープ連携制御メッセージを検知した場合、スリープ連携制御メッセージの内容を精査して情報を抽出する。スリープ連携制御メッセージには、スリープ制御の許可/禁止を指示する情報が含まれ、スリープ制御の禁止を指示する情報が含まれている場合には、さらに、たとえば、上位装置1の送信開始時刻、送信データの種類、送信データレート等が含まれる。ただし、実際はこの限りではない。情報抽出が終了すると、抽出した情報がスリープ制御の禁止を示していれば、この抽出した情報及びONU起動指示をスリープ制御部26に通知する。一方、抽出した情報がスリープ制御の許可を示していれば、スリープ制御開始指示をスリープ制御部26に通知する。
スリープ制御部26は、スリープ連携制御部27からONU起動指示を受けた場合、自身(自OLT)配下の全てのスリープ中のONU3に対して起動指示を行うため、スリープ制御メッセージ(起動指示)を生成してPON信号処理部24へ送信する。PON信号処理部24は、PONポート25を介して、前記スリープ制御メッセージ(起動指示)をスリープ中のONU3に対して送信する。
その後、上記スリープ制御メッセージ(起動指示)を受信して起動した(スリープ状態から復帰した)各ONU3からスリープ制御メッセージ(起動応答)が送信されてくると、PONポート25を介してPON信号処理部24が受信する。受信したメッセージはスリープ制御部26に転送される。スリープ制御部26は、スリープしていた全ONUからスリープ制御メッセージ(起動応答)を受信し、自身配下の全てのONU3が非スリープ状態(起動状態)になったことを検知すると、スリープ連携制御部27に対して起動完了を通知する(配下の全ONU3が起動状態となったことを通知する)。
スリープ連携制御部27は、スリープ制御部26からの通知を受けて全ONU3が起動状態となったことを検知した場合、スリープ制御部26に対して、ONU3に対するスリープ禁止を通知し、スリープ制御部26はスリープ禁止の通知を受けると、ONU3へのスリープ制御を停止する。なお、スリープ制御部26は、配下の全てのONU3が非スリープ状態(起動状態)になったことを認識すると、上記のスリープ禁止がスリープ連携制御部27から通知されてくるのを待つことなくスリープ制御を停止してもよい。すなわち、上述した「スリープ連携制御部27がスリープ制御部26に対してスリープ禁止を通知する動作」を省略してもよい。
その後、OLT2は、上位装置1からデータが送信されてくると、それを受信して配下の全ONU3へ送信する。
また、OLT2においては、上位装置1によるデータ送信が終了し、スリープ連携制御メッセージ(送信終了)が送信されてくると、下りフレーム処理部23がこのメッセージを受信し、スリープ連携制御部27に転送する。スリープ連携制御部27は、スリープ連携制御メッセージ(送信終了)を受け取ると、スリープ制御部26に対してONU3のスリープ許可を通知する。スリープ許可の通知を受けたスリープ制御部26は、停止していたスリープ制御を再開する。
データ(上りデータ,下りデータ)を受信した場合の動作については、既存の一般的なOLTによるデータ送受信動作と同様であるため、詳細説明は省略する。
ONU3の動作について説明する。なお、ONU3は、スリープ中の状態から起動状態となる場合の動作に特徴を有しているため、この部分について説明する。
スリープ中のONU3において、PON信号処理部34は、OLT2から送信された信号を受信すると、その種別を確認する。そして、スリープ制御メッセージ(起動指示)を受信した場合には、受信したメッセージをスリープ制御部35へ転送する。スリープ制御メッセージ(起動指示)を受信したスリープ制御部35は、自ONU3内のスリープしているブロックを起動させ、起動状態となったことを示すスリープ制御メッセージ(起動応答)をPON信号処理部34へ送信する。PON信号処理部34は、このメッセージをPONポート36経由でOLT2へ送信する。その後、OLT2からのデータフレームを受信した場合、下位装置4へ転送する。
次に、図3に従って全体の動作を説明する。なお、図3は、実施の形態1の光通信システムにおける下りデータ送信動作の一例を示す図であり、上位装置1、OLT2、ONU3および下位装置4間の下りデータ送信時のシーケンスを示している。
まず、機器の初期設定を行う場合に、上位装置1において、スリープ連携制御を開始してからデータ送信までの時間(以後、連携制御時間という)を設定する。連携制御時間は、ネットワーク遅延とONU3のスリープからの起動時間(スリープ状態から起動状態となるまでの所要時間)の合計である。ネットワーク遅延については事前に計測する。但し揺らぎもあるためいくつかの候補から最悪値を採用する。また、ONU3のスリープからの起動時間については、連携制御時間の設定時にOLT2から取得する、もしくは、事前に規定された時間を採用する。なお、この初期設定動作については、図3への記載を省略している。
上位装置1は、下りデータ送信の実施を決定すると、データの送信開始時刻を決定し、この送信開始時刻よりも一定時間(上記の連携制御時間に相当)だけ前に、OLT2に対してスリープ連携制御メッセージ(送信要求)を送信する(ステップS11)。このメッセージを受信したOLT2はスリープしているONU3に対してスリープ制御メッセージ(起動指示)を送信する(ステップS12)。スリープ中のONU3は、スリープ制御メッセージ(起動指示)を受信すると、スリープ状態を解除し、起動状態となったことを示すスリープ制御メッセージ(起動応答)をOLT2に対して送信する(ステップS13)。OLT2は、配下の全ONU3が起動状態となったことを検出すると、上述したとおり、ONU3に対するスリープ制御動作を停止する。なお、OLT2は、スリープ連携制御メッセージ(送信要求)を受信した時点で全ONU3が起動状態にあれば(スリープ中のONU3が存在していなければ)、ステップS12を実行することなく、直ちに、ONU3に対するスリープ制御動作を停止する。
その後、上位装置1は、データ送信開始時刻になると、データ送信を開始する。そして、データ送信が完了すると、OLT2に対してスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を送信する(ステップS14)。このメッセージを受信したOLT2は、上述したとおり、ONU3のスリープ制御動作を再開する。
以上のように、本実施の形態の光通信システムにおいて、下りデータを送信する上位装置1は、まず、スリープ連携制御メッセージ(送信要求)を送信することにより、OLT2に対してONU3のスリープを解除させるとともにスリープ制御を禁止させる指示を行い、全てのONU3のスリープ解除が完了するまでの所要時間に相当する一定時間(上述した連携制御時間)が経過してから下りデータを送信し、データ送信完了後には、スリープ連携制御メッセージ(送信終了)を送信することにより、スリープ制御の再開を許可することとした。また、OLT2は、上位装置1からONU3のスリープ解除とスリープ制御の禁止を指示された場合、スリープ中の各ONU3を起動させるとともにスリープ制御動作を停止し、スリープ制御の再開が許可されるとONU3のスリープ制御を再開することとした。これにより、下りデータの送信が開始される前に全てのONU3が起動中の状態となるので、システムの省電力化を実現できるとともに、各OLT2のバッファ容量を削減しつつデータ廃棄の発生頻度を低く抑えることができる。また、下りデータの遅延(下りデータがOLT2で受信されてからONU3へ送信されるまでの時間)についても、スリープ中の各ONU3が起動するまでの間にOLT2でバッファリングを行わないため、低く抑えることができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、上位装置1が、まずスリープ連携制御メッセージを送信してOLT2にデータの送信要求を行い、その後、送信許可を受けることなく、一定時間が経過するとデータを送信することとしたが、次に、上位装置1がデータの送信要求を行った後、その応答として送信許可を受けるとデータを送信する実施の形態を説明する。なお、システムの全体構成および各装置(OLT,ONU)の構成は実施の形態1と同様である(図1,図2参照)。本実施の形態では、実施の形態1と異なる部分について説明する。
実施の形態2のOLT2の動作について説明する。
OLT2は、上位装置1からスリープ連携制御メッセージ(送信要求)を受信した場合、実施の形態1と同様に、全ONU3に対して起動指示を送信する。すなわち、OLT2において、スリープ制御部26がスリープ制御メッセージ(起動指示)生成し、これをPON信号処理部24がPONポート25経由でスリープ中の各ONU3へ送信する。OLT2は、その後、スリープしていた全ONU3が起動したことを検出すると、スリープ制御動作を停止する。すなわち、OLT2において、スリープ制御部26は、スリープしていた全ONU3からスリープ制御メッセージ(起動応答)を受信すると、スリープ連携制御部27へ全ONU3起動完了を通知し、この通知を受けたスリープ連携制御部27は、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を生成して上りフレーム処理部22へ送信する。上りフレーム処理部22は、スリープ連携制御部27から受け取ったスリープ連携制御メッセージ(送信許可)をSNIポート21経由で上位装置1に送信する。その後、上位装置1から送信されるデータを全ONU3に対して送信する。
次に、図4に従って全体の動作を説明する。なお、図4は、実施の形態2の光通信システムにおける下りデータ送信動作の一例を示す図であり、上位装置1、OLT2、ONU3および下位装置4間の下りデータ送信時のシーケンスを示している。この図4に示したシーケンスは、図3に示したシーケンス(実施の形態1のシーケンス)に対してステップS21の動作を追加したものである。
本実施の形態の光通信システムにおいて、上位装置1、OLT2およびONU3は、実施の形態1で説明したステップS11〜S13を実行し、次に、OLT2は、上位装置1に対してデータ送信を許可するスリープ連携制御メッセージ(送信許可)を送信する(ステップS21)。なお、OLT2は、実施の形態1と同様に、配下の全ONU3が起動状態となったことを検出すると、ONU3に対するスリープ制御動作を停止する。また、OLT2は、スリープ連携制御メッセージ(送信要求)を受信した時点で全ONU3が起動状態にあれば(スリープ中のONU3が存在していなければ)、ステップS12を実行することなく、直ちに、ONU3に対するスリープ制御動作を停止するとともに、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を送信する。上位装置1は、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、データ送信開始時刻になると、データ送信を開始する。上位装置1は、データ送信が完了するとOLT2に対してスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を送信し(ステップS14)、このメッセージを受信したOLT2は、ONU3のスリープ制御動作を再開する。
このように、本実施の形態において、OLT2は、配下の全ONU3が起動状態となったことを検出すると、その旨を上位装置1に通知することとした(実施の形態1で説明した動作に加えてステップS21の動作を実行することとした)。これにより、実施の形態1で示した効果が得られるとともに、上位装置1はOLT2配下の全ONU3が起動したことを検出できるようになり、確実なデータ送信を実施することができる。また、実施の形態1の手順だと連携制御時間の最大値を盛り込む必要があるが、本実施の形態の手順だとOLT2から上位装置1へ応答(送信を許可するスリープ連携制御メッセージ)が返るため、予め設定しておく連携制御時間の短縮が可能となる。
なお、上記説明において、上位装置1は、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、データ送信開始時刻となった後にデータ送信を開始するようにしているが、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、直ちにデータ送信を開始してもよい。この場合、上位装置1が下りデータ送信の実施を決定してから実際に送信を開始するまでの時間を短縮化できる。また、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信するか、またはデータ送信開始時刻となった場合にデータ送信を開始するようにしてもよい。
実施の形態3.
以上の実施の形態1,2では、上位装置1から下りデータを送信する場合の動作について説明したが、次に、下位装置4から上りデータを送信する場合の動作について説明する。なお、システムの全体構成は実施の形態1と同様である(図1参照)。ただし、本実施の形態では、局側装置をOLT2a,加入者側装置をONU3aと呼んで実施の形態1,2の局側装置,加入者側装置と区別する。
図5は、OLT2aおよびONU3aの構成例を示す図である。OLT2aは、OLT2(図2参照)からスリープ連携制御部27を削除したものであり、ONU3aは、ONU3(図2参照)にスリープ連携制御部37を追加するとともにスリープ制御部35をスリープ制御部35aに置き換えたものである。OLT2a,ONU3aにおいて、OLT2,ONU3と共通する構成要素には同一の符号を付している。これらの同一符号を付した構成要素については詳細説明を省略する。
ONU3aにおいて、スリープ連携制御部37は、下位装置4との間で送受信するスリープ連携制御メッセージを終端する。また、受信したスリープ制御メッセージの内容に応じて、スリープ制御の禁止/許可をスリープ制御部35aに対して指示する。具体的には、上りデータの送信開始要求を示すスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を受信した場合、OLT2aとの間で行うパワーセーブ処理(スリープ制御)の禁止を通知する。また、上りデータ送信が終了したことを示すスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を受信した場合、自装置(自ONU3a)がスリープしてもよい状態であると認識し、パワーセーブ処理の許可を通知する。
スリープ制御部35aは、スリープ連携制御部37からの指示内容などに基づいて、自装置内の各部(送信動作に関連するブロック)の起動・スリープを制御する。
次に、図6に従って全体の動作を説明する。なお、図6は、実施の形態3の光通信システムにおける上りデータ送信動作の一例を示す図であり、上位装置1、OLT2a、ONU3aおよび下位装置4間の上りデータ送信時のシーケンスを示している。
まず、機器の初期設定を行う場合に、下位装置4において、スリープ連携制御を開始してからデータ送信までの時間(連携制御時間)を設定する。連携制御時間は、ネットワーク遅延とONU3aのスリープからの起動時間(スリープ状態から起動状態となるまでの所要時間)の合計である。ネットワーク遅延については事前に計測する。但し揺らぎもあるためいくつかの候補から最悪値を採用する。また、ONU3aのスリープからの起動時間については、連携制御時間の設定時にONU3aから取得する、もしくは、事前に規定された時間を採用する。なお、この初期設定動作については、図6への記載を省略している。
下位装置4は、上りデータ送信の実施を決定すると、データの送信開始時刻を決定し、この送信開始時刻よりも一定時間(上記の連携制御時間に相当)だけ前に、ONU3aに対してスリープ連携制御メッセージ(送信要求)を送信する(ステップS31)。このメッセージを受信したONU3aは、スリープ中の状態であれば、起動してスリープを解除し、さらに、OLT2aに対してスリープ制御メッセージ(起動要求)を送信する(ステップS32)。
なお、ONU3aは、起動状態においてスリープ連携制御メッセージ(送信要求)を受信した場合、起動状態を維持する。また、ステップS32は実行しない。
その後、下位装置4は、データ送信開始時刻になると、データ送信を開始する。そして、データ送信が完了すると、ONU3aに対して、スリープ制御の再開を許可するスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を送信する(ステップS33)。このメッセージを受信したONU3aは、スリープ制御動作を再開する。
以上のように、本実施の形態の光通信システムにおいて、上りデータを送信する下位装置4は、まず、ONU3aに対してスリープを解除させる指示を行い、ONU3aのスリープ解除が完了するまでの所要時間に相当する一定時間(連携制御時間)が経過してから上りデータを送信し、データ送信完了後には、スリープ制御の再開を許可することとした。また、ONU3aは、下位装置4からの指示内容に従ってスリープ制御を開始/停止することとした。これにより、システムの省電力化を実現できるとともに、ONU3aのバッファ容量を削減しつつデータ廃棄の発生を防止できる。また、上りデータの遅延(上りデータがONU3aで受信されてからOLT2aへ送信されるまでの時間)についても、ONU3aは起動するまでの間バッファリングを行わないため、低く抑えることができる。
実施の形態4.
以上の実施の形態3では、下位装置4が、まずスリープ連携制御メッセージを送信してONU3aにデータの送信要求を行い、その後、送信許可を受けることなく、一定時間が経過するとデータを送信することとしたが、次に、下位装置4がデータの送信要求を行った後、その応答として送信許可を受けるとデータを送信する実施の形態を説明する。なお、システムの全体構成および各装置(OLT,ONU)の構成は実施の形態3と同様である(図1,図5参照)。本実施の形態では、実施の形態3と異なる部分について説明する。
図7に従って全体の動作を説明する。なお、図7は、実施の形態4の光通信システムにおける上りデータ送信動作の一例を示す図であり、上位装置1、OLT2a、ONU3aおよび下位装置4間の上りデータ送信時のシーケンスを示している。この図7に示したシーケンスは、図6に示したシーケンス(実施の形態3のシーケンス)に対してステップS41の動作を追加したものである。
本実施の形態の光通信システムにおいて、下位装置4およびONU3aは、実施の形態3で説明したステップS31およびS32を実行し、次に、ONU3aは、下位装置4に対してデータ送信を許可するスリープ連携制御メッセージ(送信許可)を送信する(ステップS41)。下位装置4は、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、データ送信開始時刻になると、データ送信を開始する。下位装置4は、データ送信が完了するとONU3aに対してスリープ連携制御メッセージ(送信終了)を送信し(ステップS33)、このメッセージを受信したONU3aは、スリープ制御動作を再開し、所定の条件を満たした場合にはスリープ状態に遷移して(データの送信動作に関連するブロックをスリープさせて)消費電力を抑える。
なお、ONU3aは、起動状態においてスリープ連携制御メッセージ(送信要求)を受信した場合、ステップS32を実行せずに、直ちにステップS41を実行してスリープ連携制御メッセージ(送信許可)を下位装置4へ送信する。
このように、本実施の形態において、ONU3aは、自身が起動すると、その旨を下位装置4に通知することとした(実施の形態3で説明した動作に加えてステップS41の動作を実行することとした)。これにより、実施の形態3で示した効果が得られるとともに、下位装置4は接続されているONU3aが起動したことを検出できるようになり、確実なデータ送信を実施することができる。また、実施の形態3の手順だと連携制御時間の最大値を盛り込む必要があるが、本実施の形態の手順だとONU3aから下位装置4へ応答(送信を許可するスリープ連携制御メッセージ)が返るため、予め設定しておく連携制御時間の短縮が可能となる。
なお、上記説明において、下位装置4は、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、データ送信開始時刻となった後にデータ送信を開始するようにしているが、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信後、直ちにデータ送信を開始してもよい。この場合、下位装置4が上りデータ送信の実施を決定してから実際に送信を開始するまでの時間を短縮化できる。また、スリープ連携制御メッセージ(送信許可)を受信するか、またはデータ送信開始時刻となった場合にデータ送信を開始するようにしてもよい。
なお、下りデータの送受信動作について説明した実施の形態1,2と上りデータの送受信動作について説明した実施の形態3,4は組み合わせて実施することが可能である。例えば、下りデータの送受信時には実施の形態1で説明した制御を行い、上りデータの送受信時には実施の形態3または4の制御を行うように光通信システムを構成してもよい。同様に、実施の形態2で説明した制御と実施の形態3または4で説明した制御とを行うように光通信システムを構成してもよい。
また、各実施の形態においては、光通信システムがPONシステムの場合について説明したが、局側の通信装置と加入者側の通信装置との間で同様のスリープ制御を行うシステムであれば、本発明を適用可能である。
以上のように、本発明にかかる光通信システムは、スリープ制御により加入者側の通信装置が適宜低消費電力状態に移行して省電力化を実現する光通信システムとして有用である。
1 上位装置
2,2a OLT
3,3a ONU
4 下位装置
21 SNIポート
22,32 上りフレーム処理部
23,33 下りフレーム処理部
24,34 PON信号処理部
25,36 PONポート
26,35,35a スリープ制御部
27,37 スリープ連携制御部
31 UNIポート

Claims (14)

  1. 上位装置に接続された局側装置と、
    光ファイバを介して前記局側装置に接続され、前記局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、
    を備え、
    前記局側装置は、下りデータの送信開始予告通知を前記上位装置から受けた場合、前記加入者側装置のうち、スリープ状態の加入者側装置を起動させるとともに、前記上位装置から下りデータの送信完了通知を受けるまでの間、いずれの加入者側装置に対してもスリープ状態への遷移を許可しないことを特徴とする光通信システム。
  2. 前記局側装置は、前記下りデータの送信開始予告通知を受けた時点でスリープ状態であったすべての加入者側装置が起動したことを検出した場合、または、前記下りデータの送信開始予告通知を受けた時点ですべての加入者側装置が起動状態であった場合、前記上位装置に対して下りデータの送信を許可する通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記加入者側装置は、自身に接続された下位装置から上りデータの送信開始予告通知を受け、かつ自身がスリープ状態であれば、スリープ状態を終了して起動状態に遷移することを特徴とする請求項1または2に記載の光通信システム。
  4. 前記加入者側装置は、前記上りデータの送信開始予告通知を受けてスリープ状態から起動状態に遷移した場合、または、起動状態において前記上りデータの送信開始予告通知を受けた場合、前記下位装置に対して上りデータの送信を許可する通知を行うことを特徴とする請求項3に記載の光通信システム。
  5. 上位装置と、
    前記上位装置に接続された局側装置と、
    光ファイバを介して前記局側装置に接続され、前記局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、
    を備え、
    前記上位装置は、前記局側装置に対して下りデータを送信する場合、まず下りデータの送信開始予告通知を行い、その後、前記局側装置配下の全加入者側装置が起動状態にあると判断した時点で下りデータの送信を開始し、さらに、下りデータの送信が完了した後に下りデータの送信完了通知を行い、
    前記局側装置は、前記下りデータの送信開始予告通知を受けた場合、前記加入者側装置のうち、スリープ状態の加入者側装置を起動させるとともに、前記下りデータの送信完了通知を受けるまでの間、いずれの加入者側装置に対してもスリープ状態への遷移を許可しないことを特徴とする光通信システム。
  6. 前記上位装置は、前記下りデータの送信開始予告通知を行った後、所定時間が経過すると、前記局側装置配下の全加入者側装置が起動状態にあると判断することを特徴とする請求項5に記載の光通信システム。
  7. 前記局側装置は、前記下りデータの送信開始予告通知を受けた時点でスリープ状態であったすべての加入者側装置が起動したことを検出した場合、または、前記下りデータの送信開始予告通知を受けた時点ですべての加入者側装置が起動状態であった場合、前記上位装置に対して下りデータの送信を許可する通知を行い、
    前記上位装置は、前記下りデータの送信を許可する通知を受けた場合、前記局側装置配下の全加入者側装置が起動状態にあると判断することを特徴とする請求項5に記載の光通信システム。
  8. 局側装置と、
    光ファイバを介して前記局側装置に接続され、前記局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、
    前記加入者側装置に接続された下位装置と、
    を備え、
    前記下位装置は、前記加入者側装置に対して上りデータを送信する場合、まず上りデータの送信開始予告通知を行い、その後、前記加入者側装置が起動状態にあると判断した時点で上りデータの送信を開始し、
    前記加入者側装置は、前記上りデータの送信開始予告通知を受け、かつ自身がスリープ状態であれば、スリープ状態を終了して起動状態に遷移することを特徴とする光通信システム。
  9. 前記下位装置は、前記上りデータの送信開始予告通知を行った後、所定時間が経過すると、前記加入者側装置が起動状態にあると判断することを特徴とする請求項8に記載の光通信システム。
  10. 前記加入者側装置は、前記上りデータの送信開始予告通知を受けてスリープ状態から起動状態に遷移した場合、または、起動状態において前記上りデータの送信開始予告通知を受けた場合、前記下位装置に対して上りデータの送信を許可する通知を行い、
    前記下位装置は、前記上りデータの送信を許可する通知を受けた場合、前記加入者側装置が起動状態にあると判断することを特徴とする請求項8に記載の光通信システム。
  11. 上位装置と、当該上位装置に接続された局側装置と、光ファイバを介して当該局側装置に接続され、当該局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、を含んだ光通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記上位装置が前記局側装置に対して下りデータの送信を要求する下りデータ送信要求ステップと、
    前記局側装置が、前記下りデータの送信要求を受けた後、前記加入者側装置のうち、スリープ状態の加入者側装置を起動させるとともに、いずれの加入者側装置に対してもスリープ状態への遷移を許可しないスリープ禁止状態に遷移するスリープ制限設定ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  12. 前記上位装置が、前記下りデータの送信を要求後、前記局側装置が配下の全ての加入者側装置を起動状態にさせるまでの所要時間が経過した後に下りデータの送信を開始し、下りデータの送信が完了するとその旨を前記局側装置に通知する下りデータ送信ステップと、
    前記局側装置が、前記上位装置から下りデータの送信完了通知を受けて前記スリープ禁止状態を解除するスリープ制限解除ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  13. 前記局側装置が、前記スリープ禁止状態に遷移後、前記上位装置に対して下りデータの送信許可を通知する送信許可通知ステップと、
    前記上位装置が、前記送信許可を受けて下りデータの送信を開始し、下りデータの送信が完了するとその旨を前記局側装置に通知する下りデータ送信ステップと、
    前記局側装置が、前記上位装置から下りデータの送信完了通知を受けて前記スリープ禁止状態を解除するスリープ制限解除ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  14. 局側装置と、光ファイバを介して当該局側装置に接続され、当該局側装置から許可が得られた場合に送信動作を停止したスリープ状態に遷移する1つ以上の加入者側装置と、当該加入者側装置に接続された下位装置と、を含んだ光通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記下位装置が前記加入者側装置に対して上りデータの送信を要求する上りデータ送信要求ステップと、
    前記加入者側装置が、前記上りデータの送信要求を受け、かつ自身がスリープ状態であれば、スリープ状態を終了して起動状態に遷移する起動ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
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