JP5876584B2 - 光無線アクセスシステム - Google Patents
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Description
本発明は、セルラーシステムと光アクセスシステムの動的リソース割り当てのためのスケジューラが混在するシステムに関する。
LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のセルラーシステムにおいて、端末は基地局と無線通信を行う。通常1つの基地局は複数の端末と通信を行っているので、端末同士の信号が混信しないよう、基地局は有限の通信容量(リソース)を各端末に動的に割り当てるスケジューリングを行う。例えばLTEの上り通信を例にとると、無線端末である端末(UE:User Equipment)が上りデータを生成してから基地局(eNB)にデータを送信するまでのシーケンスは図1のようになる。まずUE92がeNB91に対して帯域要求を行うと、eNB91が上りデータのスケジューリングに必要な情報(バッファ量やチャネル状態など)を得るため、UE92にこれらの情報を送るためのリソースを割り当て、レスポンスにより通知する。
UE92が割り当てられたリソースで上りデータのスケジューリングに必要な情報をeNB91に送ると、eNB91はスケジューリングを行い、上りデータを送るためのリソースをスケジューリンググラントによりUE92に割り当てる。これらのやりとりを経て、UE92は初めて上りデータをeNB91に送ることができる。下り通信に関しては、信号を発する基地局が1つなので混信することはなく、UE92−eNB91間で通信前のやりとりは通常ない。
またセルラーシステムにおいては、セル構成の自由度を向上するため、eNB91の機能をベースバンド信号処理部(BBU:Base Band Unit)81とRF信号送受信部(RRH:Remote Radio Head)83に分割して物理的に離れた構成とする事ができる。BBU81−RRH83間の無線信号はRoF(Radio over Fiber)技術により光ファイバを通して伝送することができるが、近年は特にアナログRoF技術に比べて伝送品質に優れたデジタルRoF技術の検討が盛んであり、CPRI(Common Public Radio Interface)等の標準団体の下、使用策定が進められている(例えば、非特許文献1参照。)。
BBU81−RRH83間の接続形態としては、PON(Passive Optical Network)システムを利用した1対多の形態をとることもできる。この場合図2に示すよう、BBU81−RRH83間を光ファイバと光スプリッタ84で接続する。PONにおいても、もともと1つの端局装置としてのOLT(Optical Line Terminal)10は複数の加入者装置としてのONU(Optical Network Unit)82と通信を行うため、OLT10は容量を各ONU82に動的に割り当てるスケジューリングを行っている。
通常のPONにおけるONU82が上りデータをOLT10に送信するまでのシーケンスを図3に示す。LTEと同様にOLT10側でのスケジューリングにはONU82のバッファ量等の情報(REPORT)が必要になるが、REPORTはOLT10から送られてくる送信許可信号が指定したタイミングでのみ送信することが可能である。OLT10は、REPORT情報をもとにスケジューリングを行い、上りデータを送信するためのリソースをONU82に割り当て、それをGATEによりONU82に通知する。これらのやりとりを経て、ONU82ははじめて上りデータをOLT10に送信することができる。下り通信に関しては、特にOLT10−ONU82間で通信前のやりとりはない。
図2のようなシステムにおいては、1つのシステム内にセルラーとPON、2つのシステムのスケジューラが混在している状態となり、例えばUE92からの上り通信のシーケンスは図1及び図3より、図4のようになる。この場合、UE92から上りデータを送信する前の、帯域要求やバッファ量通知に関しても、PONの上り通信のシーケンスを一通り経なければ、送信することはできない。
一方で、セルラーシステムやPONにおいては、装置の省電力化を目的として、通信を行っていない時間、複数存在する側の装置の一部を休止させる機能が備わっていることがある。システムによらず通常送信側に関しては、送信データが少ないときに休止状態に入り、送信データが生じたときに休止状態から復帰させる。受信側に関しては休止しながらも受信すべきデータが存在する場合があるので、一定時間ごとに休止状態から復帰し、受信すべきデータが存在するかを確認するという設定をとることが多い。
例としてLTEの間欠受信に関して、通常の受信状態から間欠受信を開始するまでと、間欠受信を終了するときについて、それぞれ図5及び図6に示す。UE92は最後に無線リソースを割り当てられてからある一定時間T1以上リソースを割り当てられなかった場合に間欠受信を開始する(図5)。間欠受信状態にあるときには、受信に関する装置の一部をT2の時間だけ休止し、T3の時間で休止状態から復帰するという動作を繰り返す。T3の復帰している時間内に下り通信のリソースが割り当てられていることを検知すると、間欠受信状態から復帰する(図6)。T1−T3という間欠受信の周期パラメータはeNB91から接続の際に指定されるが、間欠受信状態に入る前にUE92がeNB91に通知する規定などは特になく、端末側の自律的な動作とすることができる。
一方、PONにおいてONU82のスリープを実現するための制御メッセージや状態遷移図は、ITU−T G.987.3(例えば、非特許文献2参照。)で規定されている。OLT10が各ONU82にスリープを許可するためのSleep Allow(ON)、OLT10が各ONU82にスリープを禁止するためのSleep Allow(OFF)、ONU82がOLT10に対してスリープを要求するSleep Request(Sleep)、ONU82がOLT10に対して起床を要求するSleep Request(Awake)等のメッセージが規定されている。
G.987.3に基づくPONスリープは、OLT10がONU82のスリープ状態を管理するという点でLTEの間欠受信と異なる。スリープを開始するまでと、スリープ状態からアクティブ状態に遷移するまでの手順の例について、それぞれ図7及び図8に示す。一定時間T4の間だけOLT10が該当ONU82宛の下りフレームを検知しなかった場合、OLT10からONU82にSleep Allow(ON)を送り、ONU82はOLT10にSleep Request(Sleep)を送ってからスリープ状態に入る(図7)。スリープはLTEの間欠受信と同様に周期的なものであり、T5時間の間だけスリープ状態を維持した後にT6時間だけ復帰するという動作を繰り返す。ONU82がスリープ状態からアクティブ状態に遷移する前にはT6の時間内にOLT10からSleep Allow(OFF)を受け取り、Sleep Request(Awake)を返す(図8)。ONU82は自分宛てのフレームをアクティブ状態に遷移した後に受け取る。
上記のようにLTE及びPONそれぞれに間欠受信やスリープという機能が備わっている場合に、図2のようにそれらを組み合わせたシステムにおいても、それぞれのシステムが装置の一部を休止させることができる。図2のようなシステムにおいて、LTE及びPONそれぞれの間欠受信およびスリープ制御が独立に動作している場合の、PONのスリープ開始までのシーケンスを図9及び図10に示す。図9及び図10は、間欠受信およびスリープ状態に遷移する前の最後のトラフィックが下りデータであった場合と上りデータであった場合をそれぞれ表している。どちらの場合に関しても、LTEではUE92が最後のトラフィックからT1が経過した時点で間欠受信に遷移し、PONでは最後のトラフィックからT4が経過した時点でOLT10がSleep Allow(ON)をONU82に送信し、スリープ状態に遷移している。
CPRI, "CPRI Specification V4.2," Sep., 2010,http://www.cpri.info/spec.html
ITU−T Recommendation G.987.3, "10Gigabit−capable Passive Optical Networks: Transmission Convergence layer specification"
図2のシステムにおいて、LTEのUE92が間欠受信状態に、PONのONU82がスリープ状態にそれぞれあるときに、下りトラフィックが発生した状況を想定する。通常LTEのeNB91にとってT1、T2及びT3の値は既知であるので、UE92のインアクティビティタイマの状態や間欠受信の周期を把握することは可能である。同様にPONのOLT10もONU82のスリープ状態は管理しているはずなので、スリープ状態や周期を把握することが可能である。よってそれぞれ単独のシステムにおいて下りトラフィックが発生した際には、eNB91およびOLT10は、図11及び図12のように、それぞれUE92の休止状態とONU82のスリープからの復帰周期を狙って下りデータをバッファし、タイミングを合わせて下り通信を行うことが可能である。このバッファ時間を「復帰周期待ち時間」と呼ぶこととする。
しかしこれらのシステムを組み合わせた図2のようなシステムにおいて、スケジューラを独立に動作させている場合、eNB91がUE92までの間にあるPON区間の復帰待ち時間を予測できないことが原因で、いくつかの問題が生じる可能性がある。問題が生じる例を図13及び図14に示す。
図13においては、BBU81がUE92の復帰周期を狙って送信した下りデータが、PONの復帰周期待ちのバッファによりタイミングがずれてしまい、UE92が休止状態にあるときに信号が到達し、受信できないという例である。この場合、UE92が下りデータを受信できなかったことをBBU81はACKが返ってこないことで検知し、下りデータの再送をタイミングが合うまで繰り返すこととなり、伝送容量を無駄に使用することとなる。
一方で、図14においては、BBU81から送信された下りデータがUE92の復帰周期に合わせて受信できたにも関わらず、OLT10での復帰待ち時間のバッファが原因でACKがBBU81に到達するまでにACKが返ってきていないと判断し、BBU81が下りデータの再送を始めてしまうという例である。こちらも本来であれば届いているデータに対して再送を行ってしまうこととなり、伝送容量を無駄に使用する。
本発明は、UE92の間欠受信およびONU82のスリープ動作中における、下りデータの繰り返しの再送を防ぐことによって、伝送容量の無駄な使用を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、PONのOLT10がLTEのBBU81からUE92の間欠受信に関する情報を取得し、BBU81からUE92への下りデータに対するOLT10での復帰待ち時間を最小にできるよう、ONU82のスリープ開始タイミングおよび周期を調整する。
具体的には、本発明に係る光無線アクセスシステムは、複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムであって、端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行う。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続されていてもよい。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続され、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報とを区別してもよい。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る光無線アクセスシステムでは、前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させる制御部をさらに備えていてもよい。
具体的には、本発明に係る端局装置は、複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムに用いられる前記端局装置であって、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行う。
本発明に係る端局装置では、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続されていてもよい。
本発明に係る端局装置では、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続され、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報とを区別してもよい。
本発明に係る端局装置では、取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る端局装置では、取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る端局装置では、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始する制御部をさらに備えていてもよい。
本発明に係る端局装置では、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させる制御部をさらに備えていてもよい。
具体的には、本発明に係るスリープ制御方法は、複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムにおけるスリープ制御方法であって、端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行う。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得してもよい。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部から取得した情報のなかから、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報を識別することによって、前記無線端末の間欠受信の情報を取得してもよい。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算してもよい。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定してもよい。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始してもよい。
本発明に係るスリープ制御方法では、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させてもよい。
本発明によれば、UEの間欠受信およびONU82のスリープ動作中における、下り信号の繰り返しの再送を防ぐことによって、伝送容量の無駄な使用を防止することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例に過ぎず、本発明は以下の実施形態に制限されるものではなく、またこれらの実施の例は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
光無線アクセスシステムにおけるPONのスリープ開始までのシーケンスを図15及び図16に示す。図15及び図16は、間欠受信およびスリープ状態に遷移する前の最後のトラフィックが下りデータであった場合と上りデータであった場合をそれぞれ表している。
光無線アクセスシステムにおけるPONのスリープ開始までのシーケンスを図15及び図16に示す。図15及び図16は、間欠受信およびスリープ状態に遷移する前の最後のトラフィックが下りデータであった場合と上りデータであった場合をそれぞれ表している。
図2のようなシステムにおいて、OLT10に到着する下りデータはBBU81からの下りデータのみであるので、LTEの下りデータが発生していない時間には、PONの下りデータも観測されないはずである。そこで、図15及び図16においては、図9及び図10と異なり、OLT10はスリープ状態への遷移の判断に独自のタイマを用いない。
図15及び図16のどちらの場合においても、BBU81はUE92ごとの最後のトラフィックが発生した時間からのタイマにより各UE92が間欠受信の状態にあるかどうかという予測を行っており、各UE92の間欠受信開始時間および周期パラメータT2,T3等の情報をOLT10に渡す。OLT10は渡されたUE92の間欠受信の情報を元に、スリープ状態への遷移の判断や、BBU81からUE92への下りデータに対するOLT10での復帰待ち時間を最小にできるような、ONU82のスリープ開始タイミングおよび周期(T5,T6)の計算を行う。スリープ状態へ遷移することとなれば、スリープパラメータを書き換え、計算したスリープ開始タイミングとなるようにSleep Allow(ON)を送信する。
ここで、ここまでの図では簡単のため、ひとつのONU82に対しひとつのUE92を対応させているが、ひとつのONU82に対して接続するUE92が複数存在する場合もある。その場合、複数のUE92がそれぞれ固有の間欠受信開始時間と周期パラメータをもち、BBU81がそれらの情報を全てOLT10に渡し、OLT10はそれらすべての情報を元に、スリープ状態に遷移するかという決定を含め、ONU82のスリープ開始タイミングおよび周期を決定しても良いし、BBU81が複数のUE92の間欠受信開始時間と周期パラメータを、OLT10から見たときに復帰周期が重なるように調整する設定としておき、その情報をOLT10に渡してもよい。後者の場合のほうが、ONU82のスリープ時間が長くとれる可能性は高い。
PONのスリープ機能を実現するためのOLT10の機能ブロック図の一例を図17に示す。通常スリープ機能がない場合、下りデータのイーサフレームはイーサフレームバッファ部20から読み出された順にPONフレーム処理部15にてPONフレーム処理を施され、PHY14で光信号に変換されて光ファイバで伝送される。
スリープ機能の核となるのはONU82のスリープ状態を決定するスリープ/起動制御部13であり、イーサフレームのバッファ量とタイマ12の値を基に、各ONU82のアクティブ状態とスリープ状態の遷移の判断を決定する。バッファ状態観測部19がイーサフレームのバッファを観測し、イーサフレームバッファ部20にフレームがないONU82に対しては、最後にフレームを観測してからタイマ12がT4経過した時点でスリープ状態に遷移させるよう、スリープコマンド生成部17によりSleep Allow(ON)というメッセージを生成させる。
ONU82がスリープ状態にあるかどうかは、スリープ制御フレーム読み込み部16がSleep Request(Sleep)というONU82からのメッセージを受け取ることにより把握する。スリープ状態にあるONU82宛のフレームをバッファ状態観測部19が検知すると、スリープ/起動制御部13はONU82をアクティブ状態に遷移させるよう、スリープコマンド生成部17によりSleep Allow(OFF)というメッセージを生成させる。この際、スリープ/起動制御部13はONU82がスリープ状態から復帰しているT6の時間を狙ってSleep Allow(OFF)というメッセージが届くよう、スリープコマンド生成のタイミングを調整することができる。
ONU82がアクティブ状態に遷移したかどうかは、スリープ制御フレーム読み込み部16がSleep Request(Awake)というONU82からのメッセージを受け取ることにより把握する。ONU82がアクティブ状態にあることを確認すると、スリープ/起動制御部13はイーサフレームバッファ部20からONU82あてのフレームを読み出すようフレーム読み出し制御部18に指示し、フレームを送信させる。
上記のようなスリープ動作を実現する図17のOLT10に対し、開発技術を適用した場合のスリープ制御に関する機能ブロックを図18に示す。図15及び図16の方式を実現する上で重要な点は、スリープ/起動制御部13はONU82のスリープ状態への遷移の判断にタイマ12の情報を用いず、BBU81からUE92の間欠受信に関する情報を無線通信情報読み込み部として機能するLTE情報読み込み部22が受け取っているという点である。以降に詳細を説明する。
スリープ/起動制御部13は、1つあるいは複数のUE92に関する間欠受信情報(間欠受信開始時間、周期パラメータT2,T3など)を受け取り、その情報を元に、BBU81から各UE92への下りデータに対するOLT10での復帰待ち時間を最小にできるようなONU82のスリープ開始タイミングおよび周期T5,T6を計算する。
計算方法の一例としては、T5,T6をそれぞれT2,T3と同じ値もしくはその整数倍となるような値とし、ONU82のスリープ開始タイミングをUE92の休止開始タイミングから、ONU82からUE92への伝送遅延時間分だけずらしたような値にするという方法などが考えられる。
計算方法は、T5とT6の和をT2とT3の和と同じ値もしくはその整数倍となるような値としてもよい。また、ONU82の復帰タイミングをUE92の復帰タイミングから、ONU82からUE92への伝送遅延時間分だけずらしたような値にしてもよい。
計算結果によってはスリープ状態に遷移しないという判断もあり得るが、計算の結果スリープ状態に遷移することになれば、計算した結果である周期パラメータを元にスリープパラメータ格納用メモリ11を書き換え、計算通りのスリープ開始時間となるよう、スリープコマンド生成部17にコマンド生成指示を出すタイミングを調整し、ONU82をスリープ状態に遷移させる。
このとき、BBU81からUE92へ復帰時間を狙って下りデータを送信した場合に、OLT10での復帰待ち時間を最小にできるようなONU82のスリープ開始タイミングおよび周期となっているはずであるので、バッファ状態観測部19が下りフレームを観測したときには、特にSleep Allow(OFF)を送信するタイミングを調整しなくとも、ONU82の復帰時間を狙うための待ち時間は発生しないか、かなり小さいはずである。よって、バッファ状態観測部19が下りフレームを観測した後、比較的早いタイミングでSleep Allow(OFF)の指示をスリープコマンド生成部17に指示できることとなる。その後、Sleep Request(Awake)が返って来次第、フレーム読み出し制御部18により下りフレームを読み出し、ONU82に送信する。
以上説明したように、図2のようなシステムにおいて、UE92が間欠受信にあり、かつONU82がスリープ状態にあるタイミングで、BBU81からUE92へ復帰時間を狙って下りデータを送信した場合に、OLT10での復帰待ち時間を最小にできるようなONU82のスリープ開始タイミングおよび周期となっている。よって、OLT10のバッファ状態観測部19が下りフレームを観測したときには、ONU82の復帰時間を狙うための待ち時間は発生しないか、従来に比べ小さくなるはずである。その結果、バッファ状態観測部19が下りフレームを観測した後、比較的早いタイミングでSleep Allow(OFF)の指示をスリープコマンド生成部17に指示できる。
シーケンスとしては、図19に示すように、BBU81がUE92の間欠受信のみの復帰周期を狙って下りデータを送った場合にも、PON区間でのONUスリープの復帰周期待ち時間が生じないか、小さくなる。これにより、PON区間の復帰周期待ち時間によりUE92が下りデータを受信できないことや、ACKの時間切れによる再送を回避し、伝送容量を効率的に使用することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、BBU81からOLT10へUE92の間欠受信情報を送信する際に、通常の下りデータを送信する線とは物理的に異なる回線を用いる構成としたが、物理的回線を共有し、レイヤ2以上の制御プロトコルによりUE92の間欠受信情報と通常の下りデータを識別する構成としてもよい。
実施形態1では、BBU81からOLT10へUE92の間欠受信情報を送信する際に、通常の下りデータを送信する線とは物理的に異なる回線を用いる構成としたが、物理的回線を共有し、レイヤ2以上の制御プロトコルによりUE92の間欠受信情報と通常の下りデータを識別する構成としてもよい。
図20にVLANを用いた例を示す。BBU81とOLT10間の物理的回線は一本のみであり、BBU81は異なる特定のVLANでUE92の間欠受信情報と通常の下りデータを送信している。OLT10はVLAN識別/振り分け部23を備えており、ここでBBU81からの信号のVLANタグによりUE92の間欠受信情報と通常の下りデータを識別し、それぞれLTE情報読み込み部22とイーサフレームバッファ部20に振り分ける。
(実施形態3)
実施形態1及び実施形態2ではOLT10とBBU81が別々の装置となっており、物理的回線で接続されている構成としているが、OLT機能とBBU機能を備える一体型の装置とする構成としてもよい。図21にBBU機能とOLT機能を備える一体型の装置の例を示す。
実施形態1及び実施形態2ではOLT10とBBU81が別々の装置となっており、物理的回線で接続されている構成としているが、OLT機能とBBU機能を備える一体型の装置とする構成としてもよい。図21にBBU機能とOLT機能を備える一体型の装置の例を示す。
(実施形態4)
RRH83とONU82に関しても、それぞれを個別の装置として物理的回線でつなぐ構成としてもよいし、それぞれの機能をもつ一体型の装置としてもよい。
RRH83とONU82に関しても、それぞれを個別の装置として物理的回線でつなぐ構成としてもよいし、それぞれの機能をもつ一体型の装置としてもよい。
(実施形態5)
間欠受信に関して、上記においては間欠受信周期のパラメータは1種類であるとしているが、T2及びT3からなる一定期間T7の間欠受信の後、T2よりもさらに長いT8という周期で間欠受信を行うというように、間欠受信の周期を複数段階設ける場合がある。その場合には、T7,T8をはじめパラメータの種類が増えることとなるが、それらの情報も、BBU81からOLT10へ渡すUE92の間欠受信情報に含むこととする。
間欠受信に関して、上記においては間欠受信周期のパラメータは1種類であるとしているが、T2及びT3からなる一定期間T7の間欠受信の後、T2よりもさらに長いT8という周期で間欠受信を行うというように、間欠受信の周期を複数段階設ける場合がある。その場合には、T7,T8をはじめパラメータの種類が増えることとなるが、それらの情報も、BBU81からOLT10へ渡すUE92の間欠受信情報に含むこととする。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:OLT
11:スリープパラメータ格納用メモリ
12:タイマ
13:スリープ/起動制御部
14:PHY
15:PONフレーム処理部
16:スリープ制御フレーム読み込み部
17:スリープコマンド生成部
18:フレーム読み出し制御部
19:バッファ状態観測部
20:イーサフレームバッファ部
22:LTE情報読み込み部
23:VLAN識別/振り分け部
32:OLT機能部
81:BBU
82:ONU
83:RRH
84:光スプリッタ
91:eNB
92:UE
11:スリープパラメータ格納用メモリ
12:タイマ
13:スリープ/起動制御部
14:PHY
15:PONフレーム処理部
16:スリープ制御フレーム読み込み部
17:スリープコマンド生成部
18:フレーム読み出し制御部
19:バッファ状態観測部
20:イーサフレームバッファ部
22:LTE情報読み込み部
23:VLAN識別/振り分け部
32:OLT機能部
81:BBU
82:ONU
83:RRH
84:光スプリッタ
91:eNB
92:UE
Claims (21)
- 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムであって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始する制御部を備える、
光無線アクセスシステム。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムであって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させる制御部を備える、
光無線アクセスシステム。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムであって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行う光無線アクセスシステム。 - 前記端局装置は、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、
前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光無線アクセスシステム。 - 前記端局装置は、前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、
前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続され、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報とを区別することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光無線アクセスシステム。 - 前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の光無線アクセスシステム。
- 前記端局装置は、取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の光無線アクセスシステム。
- 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムに用いられる前記端局装置であって、
RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始する制御部を備える、
端局装置。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムに用いられる前記端局装置であって、
RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させる制御部を備える、
端局装置。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムに用いられる前記端局装置であって、
RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行う端局装置。 - 前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、
前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続されていることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の端局装置。 - 前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得する無線通信情報読み込み部を有し、
前記無線通信情報読み込み部は、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部と接続され、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報とを区別することを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の端局装置。 - 取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の端局装置。
- 取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の端局装置。
- 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムにおけるスリープ制御方法であって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の休止開始タイミングから、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置のスリープを開始する、
スリープ制御方法。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムにおけるスリープ制御方法であって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報をベースバンド信号処理部から取得し、前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記無線端末の復帰時刻から、前記加入者装置から前記無線端末への伝送遅延時間を遡った時に、前記加入者装置を復帰させる、
スリープ制御方法。 - 複数の加入者装置が光伝送路を用いて端局装置と接続され、端局装置に接続されたベースバンド信号処理部から加入者装置に接続されたRF信号送受信部へ下りデータを送信する光無線アクセスシステムにおけるスリープ制御方法であって、
端局装置は、RF信号送受信部と無線接続されている無線端末の間欠受信の情報である間欠受信開始時間及び周期パラメータの情報をベースバンド信号処理部から取得し、当該情報に基づいて加入者装置のスリープ開始タイミング及び周期を決定し、スリープ制御を行うスリープ制御方法。 - 前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、前記下りデータとは異なる回線を用いて前記無線端末の間欠受信の情報を前記ベースバンド信号処理部から取得することを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載のスリープ制御方法。
- 前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、前記下りデータと共通の回線を用いて前記ベースバンド信号処理部から取得した情報のなかから、制御プロトコルを用いて前記下りデータと前記無線端末の間欠受信の情報を識別することによって、前記無線端末の間欠受信の情報を取得することを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載のスリープ制御方法。
- 前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記下りデータに対する前記端局装置での復帰待ち時間を小さくできるように、前記加入者装置のスリープ開始タイミングおよびスリープ周期を計算することを特徴とする請求項17から19のいずれかに記載のスリープ制御方法。
- 前記各加入者装置のスリープ制御を行うに際し、取得した間欠受信の情報を用いて、前記加入者装置のスリープ周期時間、復帰周期時間又はそれらの和を、それぞれ無線端末の間欠受信の休止周期時間、復帰周期時間又はそれらの和と同じ値又はその整数倍となるような値に設定することを特徴とする請求項17から19のいずれかに記載のスリープ制御方法。
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