JP2017118463A - 光端局装置、通信システム、及び通信制御方法 - Google Patents

光端局装置、通信システム、及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 適切に消費電力を低減する光端局装置、通信システム、及び通信制御方法を提供する。【解決手段】 光端局装置は、基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、PONを介し基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置において、制御装置から基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、検出部がスリープ要求を検出したとき、スリープ要求の要求先の基地局装置と所定の関係にある他の基地局装置のPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求に従い要求先の基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、判定部が処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄し、判定部が処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置へ転送する制御部とを有する。【選択図】図6

Description

本件は、光端局装置、通信システム、及び通信制御方法に関する。
スマートフォンなどの移動端末の普及に伴って、移動端末を無線通信ネットワークに接続する基地局が増加している。とりわけ、マクロセルをカバーするマクロセル基地局の局所的な帯域不足を補うため、マクロセルに重複するように設けられたスモールセルをカバーするスモールセル基地局が増加している(例えば特許文献1参照)。
また、多数の基地局と上位側の収容局を結ぶモバイルバックホールネットワークとして、光ファイバの設置コストが低いPON(Passive Optical Network)が用いられる場合がある(例えば特許文献2参照)。例えば、IEEE(the Institute of Electrical and Electrics Engineers, Inc.)802.3ahには、イーサネット(登録商標、以下同様)に準ずる1(Gbps)以上のGE(Gigabit Ethernet)−PONに関する技術が規定されている(Ethernetは 登録商標、以下同様)。
PONは、光端局装置及び複数の光終端装置が、光を分岐する光カプラを介して接続されたスター型のアクセス系光ネットワークである。光端局装置はOLT(Optical Line Termination)などと呼ばれ、光終端装置はONU(Optical Network Unit)などと呼ばれる。モバイルバックホールネットワークとしてPONを用いた場合、光ファイバの設置コストの低減だけでなく、1台のOLTにより複数の基地局のトラフィックを伝送できるという利点が得られる。
また、例えば、特許文献1及び2に開示されているように、基地局やONUの動作の一部をトラフィック状況に応じ停止することにより消費電力を低減する技術が知られている。
特開2011−103570号公報 国際公開第WO2014/103804号
今後も基地局が増加し続けると、モバイルバックホールネットワークとして利用できるPONが将来的に不足するおそれがある。これに対し、例えば、オフィスビルなどの加入者宅に設ける一般的な通信回線(例えばインターネットへのアクセス回線)を収容するPONに、基地局の通信回線を収容することによりPONの不足を解消することが考えられる。
しかし、この場合、1つのPON内に用途の異なる通信回線が混在することになり、また、PON内の帯域は複数のONUにより共有されるため、基地局の上位の収容局では、基地局のPON内のトラフィック状況を把握することが難しい。したがって、消費電力を低減するため、例えば、収容局から移動端末の接続数の少ない基地局をスリープ制御することはできても、トラフィック状況を考えると適切ではない場合があり得る。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、適切に消費電力を低減する光端局装置、通信システム、及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の光端局装置は、基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置において、前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送する制御部とを有する。
本明細書に記載の通信システムは、PONで接続された光端局装置及び複数の光終端装置を有する通信システムにおいて、前記複数の光終端装置の一部は、基地局装置に接続されており、前記光端局装置は、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続されており、前記光端局装置は、前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送し、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とする制御部とを有する。
本明細書に記載の通信制御方法は、基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置の通信制御方法において、前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出し、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定し、前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送する。
適切に消費電力を低減できる。
通信システムの一例を示す構成図である。 上り信号及び下り信号の一例を示す構成図である。 OLTの一例を示す構成図である。 ONU管理テーブルの一例を示す図である。 ONUの一例を示す構成図である。 OLTのスリープ要求の処理の一例を示すフローチャートである。 通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 通信システムの動作の他例を示すシーケンス図である。 時刻に応じた割り当て帯域の変化の一例を示す図である。 ONU管理テーブルの他例を示す図である。 OLTの動作の他例を示すフローチャートである。
図1は通信システムの一例を示す構成図である。通信システムは、光端局装置(OLT)1と、複数の光終端装置(ONU)2a〜2eと、複数の基地局装置3a〜3cと、大型基地局装置7と、複数のネットワーク(NW)装置4a,4bと、無線ネットワーク(NW)制御装置5と、光ネットワーク(NW)中継装置6と、複数の移動端末Tとを有する。なお、無線NW制御装置5は制御装置の一例である。
OLT1及び複数のONU2a〜2eは、伝送路である光ファイバF及び光カプラ8を介して接続されており、PONを構成する。すなわち、OLT1及び複数のONU2a〜2eはPONで接続されている。PONとしては、一例としてIEE802.3ahに規定されたものを用いることができるが、限定はない。なお、ONU2a〜2eには、各々を識別するためのONU−ID(#1〜#5)が付与されている。
PONにおいて、ONU2a〜2eからOLT1に向かう方向は「上り方向」と呼ばれ、OLT1からONU2a〜2eに向かう方向は「下り方向」と呼ばれる。上り方向の伝送速度は、例えば1.25(Gbps)であり、下り方向の伝送速度は、例えば2.4(Gbps)である。
OLT1は、各ONU2a〜2eに下り信号Sdを送信し、各ONU2a〜2eは、OLT1に上り信号Suを送信する。上り信号Suの波長は、例えば1310(nm)であり、下り信号Sdの波長は、例えば1490(nm)である。
ONU(#1〜#3)2a〜2cは基地局装置3a〜3cにそれぞれ接続されている。基地局装置3a〜3cは、スモールセルエリアSA#1〜SA#3をそれぞれカバーし、スマートフォンなどの移動端末Tと無線リンクを確立することにより、スモールセル基地局#1〜#3として機能する。
大型基地局装置7は、マクロセルエリアMAをカバーし、移動端末Tと無線リンクを確立することにより、マクロセル基地局として機能する。スモールセルエリアSA#1〜SA#3は、マクロセルエリアをカバーするように設けられているため、基地局装置3a〜3cは、大型基地局装置7の局所的な帯域不足を補うことができる。
一方、ONU(#4,#5)2d,2eは、オフィスビル#1,#2に設置されたNW装置4a,4bに接続されている。NW装置4a,4bは、例えばルータであり、ONU2d,2eをオフィスビル#1,#2内のLAN(Local Area Network)に接続する。このように、ONU2a〜2eのうち、ONU2a〜2cは基地局装置3a〜3cに接続され、ONU2d,2eはNW装置4a,4bに接続されている。なお、NW装置4a,4bは、基地局装置3a〜3c以外の他装置の一例である。
ONU2a〜2eは、別々の光ファイバFを介して光カプラ8に接続され、光カプラ8は1本の光ファイバFを介してOLT1に接続されている。このため、基地局装置3a〜3c及びオフィスビル#1,#2の位置に応じて光カプラを適切な位置に配置することにより、光ファイバFの設置コストが低減される。
なお、本実施例において、OLT1には5台のONU2a〜2eが接続されているが、接続数に限定はない。例えば64台などの多数のONUをOLT1に接続する場合、複数の光カプラ8により光ファイバFを段階的に分岐してONUをOLT1に接続してもよい。
OLT1は、上位側において光NW中継装置6及び無線ネットワーク制御装置5と接続されている。光NW中継装置6及び無線ネットワーク制御装置5は、例えば別々の収容局または同一の収容局に設置されている。
光NW中継装置6は、例えばエッジルータであり、PONを介してNW装置4a,4bと通信することにより、例えばNW装置4a,4bとインターネットの間で通信を中継する。また、無線NW制御装置5は、PONを介して基地局装置3a〜3cと通信することにより、移動端末Tの無線通信を制御する。つまり、PONには、オフィスビル#1,#2のインターネットへのアクセス回線と基地局装置3a〜3cの通信回線が収容されている。
PONでは、OLT1と光カプラ8の間の光ファイバFが複数のONU2a〜2eにより共用されるため、上り方向及び下り方向の伝送方式として時分割多重方式が用いられる。
図2は、上り信号Su及び下り信号Sdの一例を示す構成図である。上り信号Suには、ONU2a〜2eからそれぞれ送信された上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5が含まれる。また、下り信号Sdには、ONU2a〜2eをそれぞれ宛先とする下りユーザフレームFRMd#1〜#5及び下り制御信号CTRd#1〜#5が含まれる。なお、上りユーザフレームFRMu#1〜#5、上り制御信号CTRu#1〜#5、下りユーザフレームFRMd#1〜#5、及び下り制御信号CTRd#1〜#5の形態としては、例えばイーサネットフレームが挙げられるが、これに限定されない。
下り方向において、OLT1は、無線NW制御装置5から受信した基地局装置3a〜3c宛てのデータ信号を下りユーザフレームFRMd#1〜#3に収容して、例えば時系列の順で送信する。また、OLT1は、光NW中継装置6から受信したNW装置4a,4b宛てのデータ信号を下りユーザフレームFRMd#4,#5に収容して、例えば時系列の順で送信する。このため、下り方向においてONU2a〜2eの帯域制御は行われない。
また、OLT1は、例えば一定の周期で下り制御信号CTRd#1〜#5を生成し、下りユーザフレームFRMd#1〜#5の間に挿入してONU2a〜2eにそれぞれ送信する。下り制御信号CTRd#1〜#5には、例えば、上り信号Suの送信期間の指示、ONU2a〜2eにスリープ状態への移行を指示するスリープ指示、及びONU2a〜2eに起動を指示する起動指示などが収容されている。
OLT1は、下りユーザフレームFRMd#1〜#5及び下り制御信号CTRd#1〜#5に宛先のONU2a〜2eのONU−IDを付与する。各ONU2a〜2eは、共通の下り信号Sdを受信するため、下り信号Sdから、自装置のONU−IDが付与された下りユーザフレームFRMd#1〜#5及び下り制御信号CTRd#1〜#5を取得する。
これにより、ONU2a〜2cは、下りユーザフレームFRMd#1〜#3から無線NW制御装置5のデータ信号を受信し、ONU2d,2eは、下りユーザフレームFRMd#4,#5から光NW中継装置6のデータ信号を受信する。なお、悪意のあるユーザにより、他のONU2a〜2e宛の下りユーザフレームFRMd#1〜#5が不正に取得されないように、OLT1は、下り信号Sdに例えばAES(Advanced Encryption Standard)方式などの暗号化処理を行ってもよい。
一方、上り方向において、ONU2a〜2cは、基地局装置3a〜3cから受信したデータ信号を上りユーザフレームFRMu#1〜#3に収容し、OLT1に指示された送信期間においてOLT1に送信する。また、ONU2d,2eは、NW装置4a,4bから受信したデータ信号を上りユーザフレームFRMu#4,#5に収容し、OLT1に指示された送信期間においてOLT1に送信する。ここで、送信期間とは、OLT1及びONU2a〜2eの間で同期した時刻(タイマ値)において、ONU2a〜2eごとの上り信号Suの送信可能な時間領域、つまり送信開始時刻と送信終了時刻を指す。
また、ONU2a〜2eは、上り制御信号CTRu#1〜#5を生成し、上りユーザフレームFRMu#1〜#5とともにOLT1に送信する。上り制御信号CTRu#1〜#5には、OLT1に対する上り信号Suの帯域の要求値などが収容されている。
各ONU2a〜2eは、上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5に自装置のONU−IDを付与する。このため、OLT1は、ONU−IDに基づいて、上り信号SuからONU2a〜2eごとの上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5を取得できる。
また、上り信号Suの送信に関し、OLT1は、ONU2a〜2eに異なる送信期間を指示する。このため、上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5は、送信周期L内の異なる送信期間T1〜T5で送信される。したがって、各ONU2a〜2eの上り信号Suが衝突することはない。
OLT1は、各ONU2a〜2eの上り信号Suの帯域を動的に制御する。より具体的には、OLT1は、上り制御信号CTRu#1〜#5に含まれる帯域の要求値に応じてONU2a〜2eに上り方向の帯域を割り当て、割り当て結果に応じた送信期間をONU2a〜2eに指示する。このため、各ONU2a〜2eの送信期間T1〜T5は動的に変化する。
このように、PON内の帯域は複数のONU2a〜2eにより共有され、各ONU2a〜2eに割り当てられる帯域は動的に変化する。
再び図1を参照すると、無線NW制御装置5は、マクロセルエリアMA内のユーザの移動端末Tの分布を示すユーザ分布情報を大型基地局装置7から取得する。なお、無線NW制御装置5と大型基地局装置7の間はPONまたは他の形態のネットワークにより接続されている。
無線NW制御装置5は、ユーザ分布情報に基づいてユーザ数の少ないスモールセルエリアSA#1〜SA#3を検出する。つまり、無線NW制御装置5は、無線リンク数の少ない基地局装置3a〜3cを検出する。無線NW制御装置5は、検出した基地局装置3a〜3cにスリープ要求を送信する。基地局装置3a〜3cは、スリープ要求を受信すると、動作の一部を停止することによりスリープ状態に移行する。
これにより、基地局装置3a〜3cの消費電力が低減される。また、このとき、OLT1は、スリープ状態に移行した基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cをスリープ制御するため、ONU2a〜2cの消費電力も低減される。
しかし、上述したように、PON内には用途の異なる通信回線が混在し、また、PON内の帯域は複数のONU2a〜2eにより共有されるため、無線NW制御装置5では、基地局装置3a〜3cのPON内のトラフィック状況を把握が難しい。したがって、無線NW制御装置5からのスリープ要求は、トラフィック状況を考えると適切ではない場合があり得る。
そこで、OLT1は、スリープ要求を検出し、要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づきスリープ可否を判定する。ここで、要求先の基地局装置3a〜3cと他の基地局装置3a〜3cの間には、要求先の基地局装置3a〜3cが他の基地局装置3a〜3cのトラフィックを収容し得る関係が存在する。以下の例では、他の基地局装置3a〜3cとして、例えば要求先の基地局装置3a〜3に近い位置にある基地局装置3a〜3cを挙げるが、これに限定されない。
OLT1は、スリープ処理が不可であると判定した場合、スリープ要求を廃棄して、無線NW制御装置5にスリープ不可を通知する。また、OLT1は、スリープ処理が可能であると判定した場合、要求先の基地局装置3a〜3cにスリープ要求を転送し、その基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cをスリープ状態とする。これにより、適切にONU2a〜2c及び基地局装置3a〜3cの消費電力が低減される。以下にOLT1及びONU2a〜2eの構成を説明する。
図3は、OLT1の一例を示す構成図である。OLT1は、光合分波器10、電気−光変換部(E/O)11、送信処理部12、制御信号挿入部130、要求検出部131、ONU制御部132、スリープ可否判定部133、帯域割り当て部134、ONU管理テーブル135aを保持するメモリ135、及び計時部138を有する。
さらに、OLT1は、光−電気変換部(O/E)16、受信処理部17、帯域要求処理部136、通知信号挿入部137、多重部140、分離部180、バッファ(BUF)141,142,181,182、受信器(Rx)151,152、及び送信器(Tx)191,192を有する。以下に、上り信号Suの処理、下り信号Sdの処理、及び制御処理の順に説明する。
光合分波器10は、例えばWDM(Wavelength Division Multiplex)カプラであり、波長の異なる光信号を別々のポートから入出力する。より具体的には、光合分波器10は、光ファイバFから入力された上り信号Suを光−電気変換部16に出力し、電気−光変換部11から入力された下り信号Sdを光ファイバFに出力する。このため、OLT1及び複数のONU2a〜2eの間で1芯の光ファイバFによる光伝送が可能となる。
光−電気変換部16は、例えばPD(Photo Detector)であり、光合分波器10から入力された上り信号Suを電気信号に変換し、受信処理部17に出力する。
受信処理部17は、上り信号Suに対し物理レイヤ及びMAC(Media Access Control)レイヤの処理を行う。受信処理部17は、例えば、上り信号Suから、ONU−IDに基づきONU2a〜2eごとの上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5を分離する。
また、受信処理部17は、ONU−IDに基づき、上りユーザフレームFRMu#1〜#5の転送先として、無線NW制御装置5及び光NW中継装置6の何れかを示す転送情報を上りユーザフレームFRMu#1〜#5に付与する。受信処理部17は、分離した上りユーザフレームFRMu#1〜#5及び上り制御信号CTRu#1〜#5を帯域要求処理部136に出力する。
帯域要求処理部136は、受信処理部17から入力された上り制御信号CTRu#1〜#5を処理する。より具体的には、帯域要求処理部136は、上り制御信号CTRu#1〜#5からONU2a〜2eごとの帯域の要求値を取得し、帯域割り当て部134に出力する。帯域要求処理部136は、受信処理部17から入力された上りユーザフレームFRMu#1〜#5を通知信号挿入部137に出力する。
通知信号挿入部137は、ONU制御部132から入力された通知信号を、上りユーザフレームFRMu#1〜#5の間に挿入し、分離部180に出力する。通知信号は、後述するように、スリープ可否判定部133が、スリープ要求を受けた基地局装置3a〜3cのスリープ処理を不可であると判定した場合、その旨を無線NW制御装置5に通知するものである。なお、通知信号は、例えば固有パタンの識別子が付与されており、識別子により他の上りユーザフレームFRMu#1〜#5と区別される。
分離部180は、上りユーザフレームFRMu#1〜#5を転送情報に従い、バッファ181またはバッファ182に分けて出力する。より具体的には、分離部180は、上りユーザフレームFRMu#1〜#3をバッファ181に出力し、上りユーザフレームFRMu#4,#5をバッファ182に出力する。また、分離部180は、上記の通知信号を、識別子により識別してバッファ181に出力する。
バッファ181は、無線NW制御装置5に送信される上りユーザフレームFRMu#1〜#3及び通知信号を格納し、バッファ182は、光NW中継装置6に送信される上りユーザフレームFRMu#4,#5を格納する。
送信器191は、バッファ181から上りユーザフレームFRMu#1〜#3及び通知信号を読み出す。送信器191は、上りユーザフレームFRMu#1〜#3から基地局装置3a〜3cのデータ信号を取得して、通知信号とともに無線NW制御装置5に送信する。また、送信器192は、バッファ182から上りユーザフレームFRMu#4,#5を読み出す。送信器192は、上りユーザフレームFRMu#4,#5からNW装置4a,4bのデータ信号を取得して光NW中継装置6に送信する。
また、受信器151は、無線NW制御装置5からデータ信号を受信する。受信器151は、データ信号を下りユーザフレームFRMd#1〜#3に収容してバッファ141に出力する。バッファ141は、下りユーザフレームFRMd#1〜#3を格納する。
受信器152は、光NW中継装置6からデータ信号を受信する。受信器152は、データ信号を下りユーザフレームFRMd#4,#5に収容してバッファ142に出力する。バッファ142は、下りユーザフレームFRMd#4,#5を格納する。
多重部140は、バッファ141から下りユーザフレームFRMd#1〜#3を読み出し、バッファ142から下りユーザフレームFRMd#4,#5を読み出して多重化して要求検出部131に出力する。なお、多重部140は、例えばバッファ141,142を交互に読み出すことにより、下りユーザフレームFRMd#1〜#5の各帯域の公平性を担保する。
要求検出部131は、検出部の一例であり、無線NW制御装置5から基地局装置3a〜3cへのスリープ要求を検出する。より具体的には、要求検出部131は、例えば、スリープ要求を、その識別子に基づき下りユーザフレームFRMd#1〜#3から検出する。要求検出部131は、検出したスリープ要求を下りユーザフレームFRMd#1〜#3から取り出してスリープ可否判定部133に出力する。なお、スリープ要求には、要求先の基地局装置3a〜3cを示す要求先情報が含まれている。
制御信号挿入部130は、要求検出部131から入力された下りユーザフレームFRMd#1〜#5の間に、ONU制御部132から入力された下り制御信号CTRd#1〜#5、スリープ要求、及び起動要求を挿入し、送信処理部12に出力する。なお、制御信号挿入部130は、スリープ要求または起動要求を挿入する場合、下りユーザフレームFRMd#1〜#3にスリープ要求または起動要求を収容し、その下りユーザフレームFRMd#1〜#3を挿入する。
送信処理部12は、下り信号Sdの物理レイヤ及びMACレイヤの処理を行う。送信処理部12は、下りユーザフレームFRMd#1〜#5及び下り制御信号CTRd#1〜#5に送信先のONU2a〜2eのONU−IDを付与し、下り信号Sdとして構成する。送信処理部12は、構成した下り信号Sdを電気−光変換部11に出力する。
電気−光変換部11は、例えばLD(Laser Diode)であり、送信処理部12から入力された下り信号Sdを電気信号から光信号に変換して光合分波器10に出力する。これにより、下り信号Sdは、光ファイバFを介しONU2a〜2eに送信される。
帯域割り当て部134は、割り当て部の一例であり、各ONU2a〜2eからの帯域の要求に応じてPON内の帯域を各ONU2a〜2eに割り当てる。より具体的には、帯域割り当て部134は、帯域要求処理部136から入力された各ONU2a〜2eの帯域の要求値に基づき、所定のアルゴリズムに従って各ONU2a〜2eに割り当てる帯域を算出する。なお、帯域割り当て部134は、上り方向の伝送速度に基づき、各ONU2a〜2eに割り当てる帯域の合計を例えば1(Gbps)とする。
帯域割り当て部134は、各ONU2a〜2eの帯域の要求値及び割り当てた帯域を、メモリ135に保持されたONU管理テーブル135aに書き込む。なお、メモリ135は保持部の一例である。
図4にはONU管理テーブル135aの一例が示されている。「割り当て帯域」は、ONU−IDごとに、そのONU2a〜2eに割り当てられた帯域を示す。「要求帯域」は、ONU−IDごとに、そのONU2a〜2eから要求された帯域、つまり帯域の要求値を示す。
また、「位置情報」は、基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cのみに設定された情報であり、基地局装置3a〜3cの位置を示す。このため、位置情報P1〜P3は、ONU−ID#1〜#3についてのみ設定され、NW装置4a,4bに接続されたONU2d,2eのONU−ID#4,#5についての位置情報は設定されていない(「−」(ハイフン)参照)。
位置情報P1〜P3としては、例えば基地局装置3a〜3cの設置場所の経度及び緯度が挙げられるが、これに限定されない。位置情報P1〜P3は、該当するONU2a〜2eの運用開始時に予めONU管理テーブル135aに登録される。位置情報P1〜P3は、割り当て帯域及び要求帯域とともにスリープ可否判定部133における判定処理に用いられる。
スリープ可否判定部133は、要求検出部131がスリープ要求を検出したとき、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求に従い要求先の基地局装置3a〜3cをスリープ状態とするスリープ処理の可否を判定する。なお、スリープ可否判定部133は判定部の一例である。
スリープ可否判定部133は、ONU管理テーブル135aに基づきスリープ処理の可否を判定する。より具体的には、スリープ可否判定部133は、ONU管理テーブル135a内の位置情報P1〜P3に基づき、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cから所定の距離D内に他の基地局装置3a〜3cを検索する。スリープ可否判定部133は、該当する基地局装置3a〜3cが検索されない場合、スリープ処理が可能であると判定する。
スリープ可否判定部133は、該当する基地局装置3a〜3cが検索された場合、その基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cの要求帯域及び割り当て帯域を、ONU管理テーブル135aから取得して比較する。スリープ可否判定部133は、例えば、要求帯域が割り当て帯域以上である場合、スリープ処理を不可と判定する。すなわち、スリープ可否判定部133は、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cに近い他の基地局装置3a〜3cのトラフィックが混雑しているとき、スリープ処理を不可と判定する。また、スリープ可否判定部133は、要求帯域が割り当て帯域より少ない場合、スリープ処理を可能と判定する。
スリープ可否判定部133は、スリープ処理の可否の判定結果を、スリープ要求とともにONU制御部132に出力する。ONU制御部132は、その判定結果に応じてスリープ要求を処理する。なお、ONU制御部132は、制御部の一例である。
より具体的には、ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄して、スリープ処理を中止した旨の通知信号を通知信号挿入部137に出力する。このため、無線NW制御装置5に通知信号が送信される。
これにより、要求先の基地局装置3a〜3cは、スリープ状態とならないため、近くの他の基地局装置3a〜3cのトラフィックを吸収することができる。つまり、要求先の基地局装置3a〜3cは、他の基地局装置3a〜3cと無線リンクした移動端末Tと無線リンクを確立することで、他の基地局装置3a〜3cのトラフィックを吸収することができる。
例えば、要求検出部131がONU(#1)2aへのスリープ要求を検出した場合、スリープ可否判定部133は、ONU管理テーブル135aを参照し、要求先のONU(#1)2aに接続された基地局装置3aの位置情報P1を、他のONU(#2,#3)2b,2cの基地局装置3b,3cの位置情報P2,P3を比較する。スリープ可否判定部133は、比較の結果、例えばONU(#2)2bがONU(#1)2aの所定の距離D内にある場合、ONU(#2)2bの要求帯域と割り当て帯域を比較する。
スリープ可否判定部133は、要求帯域≧割り当て帯域の場合、スリープ処理を不可であると判定し、要求帯域<割り当て帯域の場合、スリープ処理を可能であると判定する。図4の例では、要求帯域≧割り当て帯域であるため、ONU(#1)2aの基地局装置3aは、スリープ状態とならず、近くの(距離D内の)他の基地局装置3bの混雑したトラフィックを吸収できる。
一方、例えばONU(#3)2cの基地局装置3cが所定の距離D内である場合、要求帯域<割り当て帯域であるため、ONU(#1)2aの基地局装置3aはスリープ状態となる。すなわち、基地局装置3cのトラフィックは混雑していないため、ONU(#1)2aの基地局装置3aは、基地局装置3cのトラフィックを吸収する必要がなく、スリープ状態とすることができる。これにより、基地局装置3aの消費電力が低減される。また、この場合、ONU(#3)2cもスリープ状態とされるため、さらに消費電力が低減される。
また、ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。より具体的には、ONU制御部132は、スリープ要求を制御信号挿入部130に出力する。なお、制御信号挿入部130は、スリープ要求を、該当するONU2a〜2cへの下りユーザフレームFRMdに収容する。
さらに、ONU制御部132は、スリープ要求を転送した場合、所定時間の待機処理を行った後、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cをスリープ状態とする。より具体的には、ONU制御部132は、そのONU2a〜2cへのスリープ指示を含む下り制御信号CTRdを生成して制御信号挿入部130に出力する。
このように、スリープ可否判定部133は、スリープ要求された基地局装置3a〜3cの所定の距離D内に位置する他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求された基地局装置3a〜3cのスリープ処理の可否を判定する。このため、OLT1は、基地局装置3a〜3cの間の距離に基づき適切にスリープ処理を行うことができる。
また、ONU制御部132は、ONU管理テーブル135aに書き込まれた割り当て帯域に基づき、ONU2a〜2cの上り信号Suの送信期間を決定し、送信期間の指示を含む下り制御信号CTRdを生成して制御信号挿入部130に出力する。これにより、ONU2a〜2cの上り帯域が制御される。
計時部138は、時刻を計時して帯域割り当て部134に通知する。帯域割り当て部134は、後述するように、時刻に応じてONU2a〜2c間で帯域割り当ての優先度を変化させてもよい。
また、要求検出部131は、無線NW制御装置5から基地局装置3a〜3cに対する起動要求を検出してONU制御部132に出力する。ONU制御部132は、起動要求が入力されたとき、起動要求の要求先の基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cを起動状態とする。より具体的には、ONU制御部132は、そのONU2a〜2cへの起動指示を含む下り制御信号CTRdを生成して制御信号挿入部130に出力する。
ONU制御部132は、起動指示を含む下り制御信号CTRdを出力した場合、所定時間の待機処理を行った後、起動要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。より具体的には、ONU制御部132は、起動要求を制御信号挿入部130に出力する。なお、制御信号挿入部130は、起動要求を、該当するONU2a〜2cへの下りユーザフレームFRMdに収容する。
図5は、ONU2a〜2eの一例を示す構成図である。ONU2a〜2eは、光合分波器20と、電気−光変換部21と、送信処理部22と、帯域要求部230と、送信期間制御部231と、スリープ制御部232と、バッファ24,28と、受信器25とを有する。ONU2a〜2eは、さらに光−電気変換部26と、受信処理部27と、期間指示検出部233と、スリープ指示検出部234と、送信器29とを有する。以下に、下り信号Sdの処理、上り信号Suの処理、及び制御処理の順に説明する。
光合分波器20は、例えばWDMカプラであり、波長の異なる光信号を別々のポートから入出力する。より具体的には、光合分波器20は、光ファイバFから入力された上り信号Suを光−電気変換部26に出力し、電気−光変換部21から入力された下り信号Sdを光ファイバFに出力する。
光−電気変換部26は、例えばPDであり、光合分波器20から入力された下り信号Sdを電気信号に変換し、受信処理部27に出力する。
受信処理部27は、下り信号Sdに対し物理レイヤ及びMACレイヤの処理を行う。受信処理部27は、例えば、下り信号Sdから、ONU−IDに基づき自装置の下りユーザフレームFRMd及び下り制御信号CTRdを分離する。例えば、ONU−IDが「1」のONU(#1)2aの場合、受信処理部27は、下り信号Sdからの下りユーザフレームFRMd#1及び下り制御信号CTRd#1を分離する。受信処理部27は、分離した下りユーザフレームFRMd及び下り制御信号CTRdを期間指示検出部233に出力する。
期間指示検出部233は、下り制御信号CTRdから上り信号Suの送信期間の指示を取得して、送信期間制御部231に出力する。期間指示検出部233は、他の下りユーザフレームFRMd及び下り制御信号CTRdをスリープ指示検出部234に出力する。
スリープ指示検出部234は、下り制御信号CTRdから自装置に対するスリープ指示を取得して、スリープ制御部232に出力する。また、スリープ指示検出部234は、下り制御信号CTRdから自装置に対する起動指示を取得して、スリープ制御部232に出力する。
スリープ指示検出部234は、他の下りユーザフレームFRMdをバッファ28に出力する。バッファ28は、基地局装置3a〜3cまたはNW装置4a,4bに送信される下りユーザフレームFRMdを格納する。
送信器29は、バッファ28から下りユーザフレームFRMdを読み出す。送信器29は、下りユーザフレームFRMdからデータ信号を取得して、基地局装置3a〜3cまたはNW装置4a,4bに送信する。
また、受信器25は、基地局装置3a〜3cまたはNW装置4a,4bからデータ信号を受信する。受信器25は、データ信号を上りユーザフレームFRMuに収容してバッファ141に出力する。例えばONU(#1)2aの場合、受信器25は、データ信号を上りユーザフレームFRMu#1に収容する。バッファ24は、上りユーザフレームFRMuを格納する。
帯域要求部230は、バッファ24内の上りユーザフレームFRMuのデータ量を検出し、データ量に応じて帯域の要求値を決定する。帯域要求部230は、決定した帯域の要求値を含む上り制御信号CTRuを生成して送信処理部22に出力する。また、帯域要求部230は、他の上りユーザフレームFRMuをバッファ24から読み出して送信処理部22に出力する。
送信処理部22は、上り信号Suの物理レイヤ及びMACレイヤの処理を行う。送信処理部22は、上りユーザフレームFRMu及び上り制御信号CTRuに自装置のONU−IDを付与し、上り信号Suとして構成する。送信処理部22は、送信期間制御部231により制御された送信期間において、上り信号Suを電気−光変換部21に出力する。
電気−光変換部21は、例えばLDであり、送信処理部22から入力された上り信号Suを電気信号から光信号に変換して光合分波器20に出力する。これにより、上り信号Suは、光ファイバFを介しOLT1に送信される。
スリープ制御部232は、スリープ指示検出部234からスリープ指示が入力されたとき、電気−光変換部21、送信処理部22、帯域要求部230、バッファ24、及び受信器25(点線の枠内参照)の電力供給を停止する。これにより、ONU2a〜2eは、上り信号Suの送信を一時的に停止するため、消費電力が低減される。
また、スリープ制御部232は、スリープ指示検出部234から起動指示が入力されたとき、電気−光変換部21、送信処理部22、帯域要求部230、バッファ24、及び受信器25の電力供給を再開する。これにより、ONU2a〜2eは、上り信号Suの送信を再開できる。
図6は、OLT1のスリープ要求の処理の一例を示すフローチャートである。要求検出部131は、スリープ要求が検出されたか否かを判定する(ステップSt1)。要求検出部131は、スリープ要求が検出されていない場合(ステップSt1のNo)、処理を終了する。
スリープ可否判定部133は、スリープ要求が検出された場合(ステップSt1のYes)、ONU管理テーブル135aから基地局装置3a〜3cの位置情報P1〜P3を取得する(ステップSt2)。次に、スリープ可否判定部133は、位置情報P1〜P3に基づき、要求先の基地局装置3a〜3cから所定の距離D内に位置する他の基地局装置3a〜3cの有無を判定する(ステップSt3)。すなわち、スリープ可否判定部133は、位置情報P1〜P3に基づき、要求先の基地局装置3a〜3cから所定の距離D内に位置する他の基地局装置3a〜3cを検索する。
スリープ可否判定部133は、該当する基地局装置3a〜3cが検索されない場合(ステップSt3のNo)、スリープ処理を可能であると判定し、ONU制御部132は、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cに転送する(ステップSt8)。この場合、スリープ要求は、上述したように、要求先の基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cを宛先とする下りユーザフレームFRMdに収容される。
次に、ONU制御部132は、所定時間の待機処理を行う(ステップSt9)。待機処理の時間は、例えば、スリープ要求された基地局装置3a〜3cがスリープ状態に移行するのに要する時間としてもよい。
次に、ONU制御部132は、スリープ要求された基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cをスリープ状態とする(ステップSt10)。このとき、ONU制御部132は、上述したようにスリープ指示を含む下り制御信号CTRdを出力する。
また、スリープ可否判定部133は、該当する基地局装置3a〜3cが検索された場合(ステップSt3のYes)、ONU管理テーブル135aから当該ONU2a〜2cの割り当て帯域Ba及び要求帯域(帯域の要求値)Brを取得する(ステップSt4)。次に、スリープ可否判定部133は、割り当て帯域Ba及び要求帯域Brを比較する(ステップSt5)。
スリープ可否判定部133は、Br<Baである場合(ステップSt5のNo)、スリープ処理を可能であると判定し、上記のステップSt8〜St10の処理が実行される。
また、スリープ可否判定部133は、Br≧Baである場合(ステップSt5のYes)、スリープ処理を不可と判定し、ONU制御部132は、スリープ要求を廃棄する(ステップSt6)。
このように、スリープ可否判定部133は、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2cからの要求帯域Brが、そのONU2a〜2cの割り当て帯域Ba以上である場合、スリープ処理を不可と判定する。このため、スリープ可否判定部133は、帯域制御に応じて高精度にスリープ処理の可否を判定できる。なお、スリープ可否判定部133は、これに限定されず、例えば各ONU2a〜2cから上りユーザフレームFRMuの廃棄量を収集して、廃棄量に基づきスリープ処理の可否を判定してもよい。
次に、ONU制御部132は、スリープ処理の中止を通知する通知信号を出力する(ステップSt7)。これにより、無線NW制御装置5にスリープ処理の中止が通知される。このようにして、OLT1のスリープ要求の処理は実行される。
図7は、通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。図7には、スリープ可否判定部133がスリープ要求を可能であると判定した場合のスリープ処理及び起動処理が示されている。
大型基地局装置7は、基地局装置3a〜3cごとのユーザの移動端末Tの分布を示すユーザ分布情報を、無線NW制御装置5に送信する。
無線NW制御装置5は、ユーザ分布情報に基づき、例えば無線リンクした移動端末Tの数が所定値以下の基地局装置3a〜3cを検出し、その基地局装置3a〜3cに対するスリープ要求をOLT1に送信する。本例では、一例として、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cをスモールセルエリアSA#1の基地局装置3aとする。
無線NW制御装置5は、PON内のトラフィック状況とは無関係にスリープ要求を発行するため、スリープ要求が適切ではない場合がある。このため、OLT1は、上述したように、PON内のトラフィック状況に基づいて、スリープ要求の適否をスリープ可否判定部133により判定する。
OLT1は、スリープ要求を検出すると、スリープ可否判定部133によりスリープ処理の可否を判定する。OLT1は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を可能であると判定した場合(符号S1参照)、ONU(#1)2aにスリープ要求を転送する。ONU(#1)2aは、OLT1から転送されたスリープ要求を、基地局装置3aに送信する。
基地局装置3aは、スリープ要求を受信すると、スリープ要求に従いスリープ状態に移行する(符号S2参照)。これにより、基地局装置3aの消費電力が低減される。
また、OLT1は、スリープ要求の転送後、所定時間の待機処理を行う(符号S3参照)。基地局装置3aは、OLT1が待機処理を行っている間にスリープ状態に移行する。OLT1は、待機処理の後、スリープ指示をONU(#1)2aに送信する。ONU(#1)2aは、スリープ指示を受信すると、スリープ指示に従うスリープ状態に移行する(符号S4)。このとき、ONU(#1)2aのスリープ制御部232は、電気−光変換部21、送信処理部22、帯域要求部230、バッファ24、及び受信器25の電力供給を停止する。このようして、スリープ処理は実行される。
また、無線NW制御装置5は、例えば、ユーザ分布情報に基づいて、基地局装置3aに無線リンクした移動端末Tの数が所定値以上であることを検出した場合、基地局装置3aに対する起動要求をOLT1に送信する。
OLT1は、起動要求を検出すると、ONU(#1)2aに起動指示を送信して、所定時間の待機処理を行う(符号S5参照)。ONU(#1)2aは、OLT1の待機処理の間に、起動指示に従って起動する(符号S6参照)。OLT1は、待機処理の後、起動要求をONU(#1)2aに送信する。ONU(#1)2aは、起動要求を基地局装置3aに送信する。
ONU(#1)2aは、起動要求を受信すると、起動要求に従い起動する(符号S6参照)。このとき、ONU(#1)2aのスリープ制御部232は、電気−光変換部21、送信処理部22、帯域要求部230、バッファ24、及び受信器25の電力供給を再開する。このようにして、起動処理は実行される。
図8は、通信システムの動作の他例を示すシーケンス図である。図8には、スリープ可否判定部133がスリープ処理を不可であると判定した場合の処理が示されている。
OLT1は、無線NW制御装置5から基地局装置3aへのスリープ要求を検出すると、スリープ可否判定部133によりスリープ処理の可否を判定する(符号S11参照)。次に、OLT1は、スリープ要求を廃棄する(符号S12参照)。このため、基地局装置3aは、スリープ要求を受信しないので、スリープ状態に移行しない。
次に、OLT1は、スリープ処理を中止した旨の通知信号を無線NW制御装置5に送信する。このようにして通信システムは動作する。
上記の実施例において、OLT1の帯域割り当て部134は、計時部138の時刻に応じて、基地局装置3a〜3cに接続されたONU2a〜2c及びNW装置4a,4bに接続されたONU2d,2eの一方に対して他方より優先的に帯域を割り当ててもよい。
図9には、時刻に応じた割り当て帯域の変化の一例が示されている。帯域割り当て部134は、一例として、計時部138が示す時刻がオフィスビル#1,#2の就業時間(例えば9時〜12時、13時〜17時)である場合、ONU2d,2eに対しONU2a〜2cより優先的に帯域を割り当てる。このため、オフィスビル#1,#2のユーザは、就業時間中、NW装置4a,4bから例えばインターネットに快適にアクセスできる。
また、帯域割り当て部134は、計時部138が示す時刻がオフィスビル#1,#2の就業時間外(例えば12時〜13時、17時〜0時、0時〜9時)である場合、ONU2a〜2cに対しONU2d,2eより優先的に帯域を割り当てる。このため、スモールセルエリアSA#1〜SA#3内のユーザは、就業時間外において、移動端末Tにより快適に通信できる。
この場合、時刻に応じてONU2a〜2eの割り当て帯域Baが変化するため、スリープ可否判定部133は、スリープ処理の可否を時刻に応じて適切に判定できる。
また、上記の実施例において、スリープ可否判定部133は、基地局装置3a〜3cの位置情報P1〜P3に基づいて、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cから所定の距離D内に位置する基地局装置3a〜3cを検索したが、これに限定されない。スリープ可否判定部133は、例えば、基地局装置3a〜3cが属するグループを示すグループ情報に基づき、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと同じグループに属する他の基地局装置3a〜3cを検索してもよい。この場合、ONU管理テーブル135aには、位置情報P1〜P3に代えて、グループ情報が登録される。
図10には、ONU管理テーブル135aの他例が示されている。グループ情報は、ONU−IDごとに、該当するONU2a〜2cに接続された基地局装置3a〜3cが属するグループを示す。
グループ情報は、該当するONU2a〜2eの運用開始時に予めONU管理テーブル135aに登録される。基地局装置3a〜3cの属するグループは、例えば、基地局装置3a〜3cの周辺のマップなどに基づき決定される。一例として、基地局装置3a,3bが同じ道路沿いに設定されている場合、基地局装置3a,3bのグループは同じグループ「X」に決定される。グループ情報の設定は、同一グループに属する基地局装置3a,3bが、移動端末Tの移動により互いのトラフィックを収容する可能性がある関係であれば、何の基準に基づいて決定されてもよい。
本例において、基地局装置3a,3bは同一のグループ「X」に属し、基地局装置3cは他のグループ「Y」に属する。このため、スリープ可否判定部133は、基地局装置3aへのスリープ要求が検出されたとき、グループ情報に基づき、要求先の基地局装置3aと同じグループ「X」に属する他の基地局装置3bを検索する。スリープ可否判定部133は、検索した基地局装置3bのPON内の不足帯域に基づき、スリープ処理の可否を判定する。
より具体的には、スリープ可否判定部133は、検索した基地局装置3bの要求帯域Br及び割り当て帯域Baを、ONU管理テーブル135aから取得して比較する。スリープ可否判定部133は、例えば、要求帯域Brが割り当て帯域Ba以上である場合、スリープ処理を不可と判定する。すなわち、スリープ可否判定部133は、スリープ要求の要求先の基地局装置3aのトラフィックを収容し得る他の基地局装置3bのトラフィックが混雑しているとき、スリープ処理を不可と判定する。また、スリープ可否判定部133は、要求帯域Brが割り当て帯域Baより少ない場合、スリープ処理を可能と判定する。
図10の例の場合、スリープ可否判定部133は、基地局装置3bに接続されたONU2bについて、Br≧Baであるため、スリープ処理を不可と判定する。これにより、要求先の基地局装置3aは、スリープ状態とならないため、例えば同一の道路に沿って設けられた他の基地局装置3bのトラフィックを吸収することができる。
図11は、本例のOLT1の動作を示すフローチャートである。図11において、図6と共通する処理については同一の符号を付し、その説明を省略する。
スリープ可否判定部133は、スリープ要求が検出された場合(ステップSt1のYes)、ONU管理テーブル135aから基地局装置3a〜3cのグループ情報を取得する(ステップSt2a)。次に、スリープ可否判定部133は、グループ情報に基づき、要求先の基地局装置3a〜3cと同一のグループに属する他の基地局装置3a〜3cの有無を判定する(ステップSt3a)。
該当する基地局装置3a〜3cが検索されない場合(ステップSt3aのNo)、ステップSt8〜St10の処理が実行される。また、該当する基地局装置3a〜3cが検索された場合(ステップSt3aのYes)、ステップSt4以降の処理が実行される。このようにして、OLT1は動作する。
これまで述べたように、実施例のOLT1は、基地局装置3a〜3cに接続された複数のONU2a〜2eとPONで接続され、PONを介し基地局装置3a〜3cと通信する無線NW制御装置5に接続されている。OLT1は、要求検出部131と、スリープ可否判定部133と、ONU制御部132とを有する。
要求検出部131は、無線NW制御装置5から基地局装置3a〜3cへのスリープ要求を検出する。スリープ可否判定部133は、要求検出部131がスリープ要求を検出したとき、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求に従い要求先の基地局装置3a〜3cをスリープ状態とするスリープ処理の可否を判定する。
ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄し、スリープ可否判定部133がスリープ処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。
上記の構成によると、スリープ可否判定部133は、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ処理の可否を判定する。したがって、スリープ処理の可否が、要求先の基地局装置3a〜3cがトラフィックを収容し得る他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき判定される。
ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄する。この場合、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cは、スリープ状態に移行しないため、自装置と所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのトラフィックを収容することができる。
また、ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。この場合、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cは、スリープ状態に移行するため、消費電力が低減される。
したがって、実施例のOLT1は、適切に消費電力を低減することができる。
また、実施例の通信システムは、PONで接続されたOLT1及び複数のONU2a〜2eを有する。ONU2a〜2eの一部は、基地局装置3a〜3cに接続されており、OLT1は、PONを介し基地局装置3a〜3cと通信する無線NW制御装置5に接続されている。
OLT1は、要求検出部131と、スリープ可否判定部133と、ONU制御部132とを有する。
要求検出部131は、無線NW制御装置5から基地局装置3a〜3cへのスリープ要求を検出する。スリープ可否判定部133は、要求検出部131がスリープ要求を検出したとき、スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求に従い要求先の基地局装置3a〜3cをスリープ状態とするスリープ処理の可否を判定する。
ONU制御部132は、スリープ可否判定部133がスリープ処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄し、スリープ可否判定部133がスリープ処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。
実施例の通信システムは、上記のOLT1と同様の構成を含むので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
また、実施例の通信制御方法は、基地局装置3a〜3cに接続された複数のONU2a〜2eとPONで接続され、PONを介し基地局装置3a〜3cと通信する無線NW制御装置5に接続されたOLT1の通信制御方法であり、以下のステップを含む。
ステップ(1):無線NW制御装置5から基地局装置3a〜3cへのスリープ要求を検出する。
ステップ(2):スリープ要求の要求先の基地局装置3a〜3cと所定の関係にある他の基地局装置3a〜3cのPON内の不足帯域に基づき、スリープ要求に従い要求先の基地局装置3a〜3cをスリープ状態とするスリープ処理の可否を判定する。
ステップ(3):スリープ処理を不可と判定した場合、スリープ要求を廃棄し、スリープ処理を可能と判定した場合、スリープ要求を要求先の基地局装置3a〜3cへ転送する。
実施例の通信制御方法は、上記のOLT1と同様の構成を含むので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置において、
前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、
前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定に関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、
前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送する制御部とを有することを特徴とする光端局装置。
(付記2) 前記制御部は、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とすることを特徴とする付記1に記載の光端局装置。
(付記3) 前記複数の光終端装置の各々からの帯域の要求に応じて前記PON内の帯域を前記複数の光終端装置の各々に割り当てる割り当て部を、さらに有し、
前記判定部は、前記複数の光終端装置のうち、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置に接続された光終端装置から要求された帯域が、前記割り当て部により該光終端装置に割り当てられた帯域以上である場合、前記処理を不可と判定することを特徴とする付記1または2に記載の光端局装置。
(付記4) 前記複数の光終端装置のうち、一部の光終端装置は前記基地局装置に接続され、他の光終端装置は前記基地局装置以外の他装置に接続され、
時刻を計時する計時部を、さらに有し、
前記割り当て部は、前記時刻に応じて、前記一部の光終端装置及び前記他の光終端装置の一方に対して他方より優先的に帯域を割り当てることを特徴とする付記3に記載の光端局装置。
(付記5) 前記基地局装置の位置を示す位置情報を保持する保持部を、さらに有し、
前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記位置情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置から所定の距離内に位置する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載の光端局装置。
(付記6) 前記基地局装置が属するグループを示すグループ情報を保持する保持部を、さらに有し、
前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記グループ情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と同じグループに属する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載の光端局装置。
(付記7) PONで接続された光端局装置及び複数の光終端装置を有する通信システムにおいて、
前記複数の光終端装置の一部は、基地局装置に接続されており、
前記光端局装置は、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続されており、
前記光端局装置は、
前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、
前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、
前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送し、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とする制御部とを有することを特徴とする通信システム。
(付記8) 前記制御部は、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とすることを特徴とする付記7に記載の通信システム。
(付記9) 前記光端局装置は、前記複数の光終端装置の各々からの帯域の要求に応じて前記PON内の帯域を前記複数の光終端装置の各々に割り当てる割り当て部を、さらに有し、
前記判定部は、前記複数の光終端装置のうち、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置に接続された光終端装置から要求された帯域が、前記割り当て部により該光終端装置に割り当てられた帯域以上である場合、前記処理を不可と判定することを特徴とする付記7または8に記載の通信システム。
(付記10) 前記複数の光終端装置のうち、一部の光終端装置は前記基地局装置に接続され、他の光終端装置は前記基地局装置以外の他装置に接続され、
前記光端局装置は、時刻を計時する計時部を、さらに有し、
前記割り当て部は、前記時刻に応じて、前記一部の光終端装置及び前記他の光終端装置の一方に対して他方より優先的に帯域を割り当てることを特徴とする付記9に記載の通信システム。
(付記11) 前記光端局装置は、前記基地局装置の位置を示す位置情報を保持する保持部を、さらに有し、
前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記位置情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置から所定の距離内に位置する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記7乃至10の何れかに記載の通信システム。
(付記12) 前記光端局装置は、前記基地局装置が属するグループを示すグループ情報を保持する保持部を、さらに有し、
前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記グループ情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と同じグループに属する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記7乃至10の何れかに記載の通信システム。
(付記13) 基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置の通信制御方法において、
前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出し、
前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定し、
前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、
前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送することを特徴とする通信制御方法。
(付記14) 前記処理を可能と判定した場合、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とすることを特徴とする付記13に記載の通信制御方法。
(付記15) 前記複数の光終端装置の各々からの帯域の要求に応じて前記PON内の帯域を前記複数の光終端装置の各々に割り当て、
前記複数の光終端装置のうち、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置に接続された光終端装置から要求された帯域が、該光終端装置に割り当てられた帯域以上である場合、前記処理を不可と判定することを特徴とする付記13または14に記載の通信制御方法。
(付記16) 時刻を計時し、
前記時刻に応じて、前記複数の光終端装置のうち、前記基地局装置に接続された一部の光終端装置及び前記基地局装置以外の他装置に接続された他の光終端装置の一方に対して他方より優先的に帯域を割り当てることを特徴とする付記15に記載の通信制御方法。
(付記17) 前記スリープ要求を検出したとき、前記基地局装置の位置を示す位置情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置から所定の距離内に位置する他の前記基地局装置を検索し、
検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記13乃至16の何れかに記載の通信制御方法。
(付記18) 前記スリープ要求を検出したとき、前記基地局装置が属するグループを示すグループ情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と同じグループに属する他の前記基地局装置を検索し、
検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする付記13乃至16の何れかに記載の通信制御方法。
1 光端局装置(OLT)
2a〜2e 光終端装置(ONU)
3a〜3c 基地局装置
4a,4b NW装置
5 無線NW制御装置
131 要求検出部
132 ONU制御部
133 スリープ可否判定部

Claims (8)

  1. 基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置において、
    前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、
    前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、
    前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送する制御部とを有することを特徴とする光端局装置。
  2. 前記制御部は、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とすることを特徴とする請求項1に記載の光端局装置。
  3. 前記複数の光終端装置の各々からの帯域の要求に応じて前記PON内の帯域を前記複数の光終端装置の各々に割り当てる割り当て部を、さらに有し、
    前記判定部は、前記複数の光終端装置のうち、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置に接続された光終端装置から要求された帯域が、前記割り当て部により該光終端装置に割り当てられた帯域以上である場合、前記処理を不可と判定することを特徴とする請求項1または2に記載の光端局装置。
  4. 前記複数の光終端装置のうち、一部の光終端装置は前記基地局装置に接続され、他の光終端装置は前記基地局装置以外の他装置に接続され、
    時刻を計時する計時部を、さらに有し、
    前記割り当て部は、前記時刻に応じて、前記一部の光終端装置及び前記他の光終端装置の一方に対して他方より優先的に帯域を割り当てることを特徴とする請求項3に記載の光端局装置。
  5. 前記基地局装置の位置を示す位置情報を保持する保持部を、さらに有し、
    前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記位置情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置から所定の距離内に位置する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の光端局装置。
  6. 前記基地局装置が属するグループを示すグループ情報を保持する保持部を、さらに有し、
    前記判定部は、前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記グループ情報に基づき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と同じグループに属する他の前記基地局装置を検索し、検索された前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記処理の可否を判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の光端局装置。
  7. PONで接続された光端局装置及び複数の光終端装置を有する通信システムにおいて、
    前記複数の光終端装置の一部は、基地局装置に接続されており、
    前記光端局装置は、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続されており、
    前記光端局装置は、
    前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出する検出部と、
    前記検出部が前記スリープ要求を検出したとき、前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定の関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定する判定部と、
    前記判定部が前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、前記判定部が前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送し、前記複数の光終端装置のうち、要求先の前記基地局装置に接続された光終端装置をスリープ状態とする制御部とを有することを特徴とする通信システム。
  8. 基地局装置に接続された複数の光終端装置とPONで接続され、前記PONを介し前記基地局装置と通信する制御装置に接続された光端局装置の通信制御方法において、
    前記制御装置から前記基地局装置へのスリープ要求を検出し、
    前記スリープ要求の要求先の前記基地局装置と所定に関係にある他の前記基地局装置の前記PON内の不足帯域に基づき、前記スリープ要求に従い要求先の前記基地局装置をスリープ状態とする処理の可否を判定し、
    前記処理を不可と判定した場合、前記スリープ要求を廃棄し、
    前記処理を可能と判定した場合、前記スリープ要求を要求先の前記基地局装置へ転送することを特徴とする通信制御方法。
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