JP2007324885A - 光通信方法、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、子局光通信装置 - Google Patents

光通信方法、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、子局光通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても子局の登録が可能な光通信方法を得る。
【解決手段】親局が、自局の受信可能時間を設定した信号送信許可通知を複数の波長で複数の子局に一斉に送信する信号送信許可通知送信工程と、子局が、信号送信許可通知の応答として、信号送信許可通知を受信した受信波長の情報を含んだ登録要求通知を受信可能時間に親局に送信する登録要求通知送信工程と、親局が、子局から通知された受信波長の情報に基づいて、該受信波長を用いて各子局に固有の識別子を含んだ登録許可通知を子局に送信する登録許可通知送信工程と、子局が、登録許可通知に対する応答通知を親局に送信する応答通知送信工程と、親局が、応答通知に基づいて子局を受信波長毎に登録して子局とのリンクを確立する登録工程と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信方法、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、子局光通信装置に関するものであり、特に、PON(Passive Optical Network)方式の光ネットワークにおいて複数波長送受可能なOLT(Optical Line Termination)配下にそれぞれ送受信波長の異なる複数のONU(Optical Network Unit)を接続して通信を行う場合に、複数波長を用いて通信を行う場合に効率良くONUの自動登録(Auto discovery)を行うことができる光通信方法、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、子局光通信装置に関する。
従来、マルチメディアサービスを各家庭まで伝送するアクセス系ネットワークでは、一般にPDS(Passive Double Star)システム、またはPON(Passive Optical Network)システムと呼ばれるポイント・マルチポイント光伝送システム(光バースト送受信網)が用いられている。
このポイント・マルチポイント光伝送システムでは、親局(OLT:Optical Line Terminal、局側装置)を光伝送路としての光ファイバおよび多重分岐器を介して複数の子局(ONU:Optional Network Unit、加入者側装置)に接続し、OLTが発する下り信号としての送信許可信号に応じて複数のONUが発する上り信号を多重分岐器(スターカプラ)で時分割多重してOLTに伝え、OLTが発した下り信号を多重分岐器で分岐して各ONUに伝え、OLTと複数のONUの間で双方向通信を行うようにしている。この方式では、複数のONUが単一のOLTを共有するため、光伝送装置と光ファイバを経済的に活用できる利点がある。
このようなシステムとして、たとえばGE−PONを例にとると、局舎側には1つの局内装置OLT(Optical Line Term:光加入者線端局装置)が設けられ、ユーザの宅内側には複数の宅側装置ONU(Optional Network Unit:光加入者線終端装置)が設けられ、これらがスターカップラなどの波長合分波器を介してスター状に接続される(非特許文献1参照)。
この方式では、上り波長(λu1)=1.3us帯、下り波長(λd1)=1.5us帯であり、下り方向は1.25Gbpsの連続信号、上り方向は同じく1.25Gbpsであるが、TDM信号となっている。
ONUがOLTに接続されると、非特許文献1のMPCP(Multi point Control Protocol)に規定されたAuto Discovery方式によってONUを登録し、OLTはONUのリンク毎にユニークなLLID(Logical Link Identifier)を付与する。
具体的には、OLTから周期的に発せられるDiscovery Gate信号を受信したONUが、Discovery Gateで指定されたウィンドウ内にRegister Request信号を送信することをトリガにして、登録シーケンスが開始され、OLTからのRegister信号でLLIDをONUに付与することにより、ロジカルリンクを確立する。
そして、ロジカルリンクの確立後、ONUは自装置宛て下り信号をフレームのプリアンブルに付与されているLLIDによって識別し、自LLIDが付与されたフレームのみを加入者側に転送する。一方、上り方向の信号は、OLTが指定した時刻に、ONUが自LLIDを付与して、バースト的に送信する。
ところで、上記従来の技術である非特許文献1によれば、上り1波長・下り1波長、且つ固定通信ビットレート(1.25Gbps)を前提にONU登録手順が規定されている。しかしながら、上りの通信波長および下りの通信波長に複数波長を用いて通信するようなPONシステムにはこのようなONU登録手順は適用できない、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、親局と複数の子局間で双方向通信を行う光通信において、上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても、子局の登録が可能な光通信方法、光通信ネットワークシステムおよびこれを実現するための親局光通信装置、子局光通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光通信方法は、親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、親局と複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムにおける光通信方法であって、親局が、自局の受信可能時間を設定した信号送信許可通知を複数の波長で複数の子局に一斉に送信する信号送信許可通知送信工程と、子局が、信号送信許可通知の応答として、信号送信許可通知を受信した受信波長の情報を含んだ登録要求通知を受信可能時間に親局に送信する登録要求通知送信工程と、親局が、子局から通知された受信波長の情報に基づいて、該受信波長を用いて各子局に固有の識別子を含んだ登録許可通知を子局に送信する登録許可通知送信工程と、子局が、登録許可通知に対する応答通知を親局に送信する応答通知送信工程と、親局が、応答通知に基づいて子局を受信波長毎に登録して子局とのリンクを確立する登録工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても、子局の自動登録が可能である、という効果を奏する。また、親局は最初に全波長に対して一括で信号送信許可通知を行うので、波長毎に信号送信許可を行う場合に比べて、信号送信許可時の応答の受信可能時間に割り当てる上り帯域が相対的に少なくて済み、波長毎に信号送信許可を行う場合に比べて上りの帯域利用効率がよい、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる光通信方法、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、子局光通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を示す図である。本実施の形態にかかる光通信ネットワークシステムは、各家庭や事務所からのインターネットへのアクセスサービスや、企業間の仮想的な閉域通信網を形成するサービス等を実現するものであり、通信事業者の局舎と、各家庭や事務所と、を光ファイバで接続し、1本の光ファイバを複数のユーザで共有する。
図1に示すように本実施の形態にかかる光通信ネットワークシステムにおいては、局側装置(親局、以下OLTと呼ぶ)1と、宅側装置(子局、以下ONUと呼ぶ)3−1〜3−nと(以下、宅側装置を総称して宅側装置ONU3と呼ぶ場合がある。)、が光分岐器(スターカップラ)2を介して光伝送路である1本の幹線光ファイバ4、複数の支線光ファイバ5−1、5−2、…5−nによって接続されている(以下、支線光ファイバ5−1〜5−nを総称して支線光ファイバ5と呼ぶ場合がある。)。また、局側装置OLT1には、図示しないIP上位網側の上位装置、すなわちスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置等が接続されている。一方、宅側装置ONU3には図示しない端末装置が接続されている。
なお、図1では、親局から子局への下り通信用波長として複数の波長を使用し、子局から親局への上り通信用波長として単一波長である。また、下り通信の通信速度は波長によらず単一速度である。また、上り通信の通信速度は単一速度である。
まず、局側装置OLT1の構成について説明する。局側装置OLT1は、IP上位網側のスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置からの信号を指定された宅側装置ONU3−1〜宅側装置ONU3−nに振り分けて送信する機能と、宅側装置ONU3−1〜宅側装置ONU3−nからの信号を多重して、IP上位網側のスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置等の上位装置に出力する機能と、を有する。
局側装置OLT1は、OLT側PON処理部1aと、OLT側光受信部(Rx_u)と、OLT側光送信部(Tx_d)と、を備えて構成される。
OLT側PON処理部1aは、局側装置OLT1にIP上位網側の上位装置から下りデータ信号が入力された場合に該下りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて下りデータ信号の宛先を判別する。そして、OLT側光送信部(Tx_d)に該下りデータ信号を送信する。
また、OLT側PON処理部1aは、OLT側光受信部(Rx_u)から上りデータ信号が入力された場合に、該上りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて上りデータ信号の出力先を判別する。そして、該上りデータ信号をIP上位網側のスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置等の上位装置に送信する。
また、OLT側PON処理部1aは、複数の波長、たとえば全波長に対するDiscovery Gate信号を生成してOLT側光送信部(Tx_d)に送信し、光信号に変換させて一斉に送信させる。
OLT側光送信部(Tx_d)は、光送信手段であり、OLT側PON処理部1aから送信された下りデータ信号を電気信号から波長λd1〜λdNの光信号に変換して送信可能であり、変換した光信号を幹線光ファイバ4、スターカップラ2および支線光ファイバ5を介して宅側装置ONU3に送信する。
OLT側光受信部(Rx_u)は、宅側装置ONU3から送信された波長λu1の光信号(上りデータ信号)を受信可能な光受信手段であり、受信した波長λu1の上りデータ信号を光信号から電気信号に変換する。そして、OLT側光受信部(Rx_u)は、電気信号に変換した波長λu1の上りデータ信号をOLT側PON処理部1aに送信する。
つぎに、宅側装置3の構成について説明する。各宅側装置ONU3−1〜宅側装置ONU3−nは、局側装置OLT1から送信された、あらかじめ定められた所定の波長の下りデータ信号を終端するとともに受信する。そして、受信した下りデータ信号を電気信号に変換した後に、自装置宛の信号のみを取り出し、該信号をユーザネットワークインタフェースを介して図示しない端末装置に出力する機能を有する。また、宅側装置ONU3−1〜宅側装置ONU3−nは、必要に応じて受信した下りデータ信号のフォーマット変換やルーティングする機能を有する。
また、宅側装置ONU3は、端末装置からの信号を適切なフォーマットに変換し、さらに電気信号を光信号に変換し、局側装置OLT1に対して、適切なタイミングおよびあらかじめ定められた所定の上り波長で送信する機能を有する。
また、上り方向の通信においては、全宅側装置ONU3に対して同一の波長λu1が割り当てられており、上り方向の通信は、全宅側装置ONU3がこの同じ波長λu1を用いて行われる。
宅側装置ONU3は、ONU側PON処理部3α(ここで、αは1〜n)と、ONU側光送信部(Tx_u)と、ONU側光受信部(Rx_α)(ここで、αは1〜n、以下、ONU側光受信部(Rx_1…Rx_n)を総称してONU側光受信部(Rx)と呼ぶ場合がある。)と、を備えて構成される。
ONU側PON処理部3αは、ONU側光受信部(Rx)から送信された電気信号に変換された下りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて下りデータ信号の宛先を判別する。そして、自装置宛の信号のみを取り出し、該信号を自装置に接続された端末装置にユーザネットワークインタフェースを介して出力する。
また、ONU側PON処理部3αは、自装置に接続された端末装置からの上りデータ信号が入力された場合、該上りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて該上りデータ信号の送信先を判別する。そして、該上りデータ信号をONU側光送信部(Tx_u)に送信する。
また、ONU側PON処理部3αは、ONU登録シーケンス中において局側装置OLT1が送信したDiscovery Gate信号を受信した際の受信波長の情報を含んだ通知を生成してONU側光送信部(Tx_u)に送信して光信号に変換させ、Discovery Gateで指定されているDiscovery windowに局側装置OLT1に送信させる。
ONU側光送信部(Tx_u)は、光送信手段であり、ONU側PON処理部3αから送信された上りデータ信号を電気信号から波長λd1の光信号に変換して送信可能であり、変換した光信号を支線光ファイバ5、スターカップラ2および幹線光ファイバ4を介して局側装置OLT13に送信する。
ONU側光受信部(Rx)は、局側装置OLT1から送信された複数の波長の光信号(下りデータ信号)のうち、いくつかの波長の光信号を受信可能な光受信手段であり、受信した下りデータ信号を光信号から電気信号に変換する。そして、ONU側光受信部(Rx)は、電気信号に変換した下りデータ信号をONU側PON処理部3αに送信する。
つぎに、本実施の形態にかかる光通信ネットワークシステムにおける子局の自動登録動作について説明する。図2に示すように、まず局側装置OLT1は、OLT側PON処理部1aが自局の受信可能時間(Discovery window)を設定した複数の波長、たとえば全波長に対する信号送信許可通知(Discovery Gate信号)を生成し、OLT側光送信部(Tx_d)に送信する。OLT側光送信部(Tx_d)は、全波長に対するDiscovery Gate信号を光信号に変換して宅側装置ONU3に対して一斉に送信する。図2は、光通信におけるシーケンス図である。
ONU側光受信部(Rx)は、局側装置OLT1が送信した少なくとも1つの波長の光信号を受信可能である。このため、宅側装置ONU3は、全波長の光信号に変換されたDiscovery Gate信号のうち少なくとも1つの波長のDiscovery Gate信号を受信することができる。したがって、宅側装置ONU3は、該Discovery Gate信号を受信した後、局側装置OLT1が指定した時間に登録要求通知(Register Request信号)を局側装置OLT1に対して送信することができる。
すなわち、宅側装置ONU3では、ONU側光受信部(Rx)が、局側装置OLT1から送信された複数の波長のDiscovery Gate信号のうち、いくつかの波長のDiscovery Gate信号を受信すると、受信したDiscovery Gate信号を光信号から電気信号に変換する。そして、ONU側光受信部(Rx)は、電気信号に変換したDiscovery Gate信号をONU側PON処理部3αに送信する。
ONU側PON処理部3αでは、Discovery Gate信号を受信すると、Register Request信号を生成し、ONU側光送信部(Tx_u)に送信する。ONU側光送信部(Tx_u)は、ONU側PON処理部3αから送信されたRegister Request信号を電気信号から波長λd1の光信号に変換して送信する。
ここで、宅側装置ONU3はRegister request信号を送信する際に、受信したDiscovery Gate信号の光信号の波長を示す波長情報を、たとえばRegister request信号フレームに含めて波長λu1の光信号に変換して送信する。すなわち、宅側装置ONU3では、ONU側PON処理部3αが、ONU登録シーケンス中においてDiscovery Gate信号を受信した際の受信波長の情報を含んだRegister request信号を生成してONU側光送信部(Tx_u)に送信する。ONU側光送信部(Tx_u)は、該Register request信号を光信号に変換し、Discovery Gateで指定されているDiscovery windowに局側装置OLT1に送信する。
局側装置OLT1は、Register request信号を受信すると、Register request信号フレーム内に格納された波長情報(宅側装置ONU3がDiscovery Gate信号を受信した際の受信波長の情報)を読み取ることにより、各宅側装置ONU3における受信波長を識別することができる。そして、波長情報から読み取った受信波長をRegister request以降の登録許可通知(Register信号)や信号送出許可通知(Gate信号)のフレームの送信時の通知波長とし、通信フレームを当該波長の光信号に変換して送信することができる。これに対して宅側装置ONU3は、波長λu1の光信号でRegisterに対する応答通知(Register Ack信号)等を送信することができる。
すなわち、局側装置OLT1では、宅側装置ONU3から通知された受信波長を取得すると、OLT側PON処理部1aは、受信波長の情報に基づいて各宅側装置ONU3に固有の識別子(LLID)を含んだRegister信号を生成してOLT側光送信部(Tx_d)に送信する。OLT側光送信部(Tx_d)は、Register信号を上記の通知波長の光信号に変換して宅側装置ONU3に対して送信する。
また、OLT側PON処理部1aは、Gate信号を生成してOLT側光送信部(Tx_d)に送信する。OLT側光送信部(Tx_d)は、Gate信号を上記の通知波長の光信号に変換して宅側装置ONU3に対して送信する。
宅側装置ONU3は、Register信号とGate信号とを受信すると、Register Ack信号を局側装置OLT1に対して送信する。具体的には、宅側装置ONU3では、宅側装置ONU3では、ONU側光受信部(Rx)が、局側装置OLT1から送信されたRegister信号とGate信号とを受信すると、受信したRegister信号を光信号から電気信号に変換する。そして、ONU側光受信部(Rx)は、電気信号に変換したRegister信号とGate信号とをONU側PON処理部3αに送信する。
ONU側PON処理部3αでは、Register信号とGate信号とを受信すると、Register Ack信号を生成し、ONU側光送信部(Tx_u)に送信する。ONU側光送信部(Tx_u)は、ONU側PON処理部3αから送信されたRegister Ack信号を電気信号から波長λd1の光信号に変換して送信する。
局側装置OLT1では、OLT側光受信部(Rx_u)が、宅側装置ONU3から送信されたRegister Ack信号を受信すると、該Register Ack信号を光信号から電気信号に変換する。そして、OLT側光受信部(Rx_u)は、電気信号に変換したRegister Ack信号をOLT側PON処理部1aに送信する。
OLT側PON処理部1aは、Register Ack信号を受信すると、該Register Ack信号に基づいて宅側装置ONU3を前記の受信波長(通知波長)毎に登録して宅側装置ONU3とのロジカルリンクが確立される。
このように局側装置OLT1は、宅側装置ONU3の受信波長の情報を受信するまでは、全波長に対して該宅側装置ONU3に対する信号を送信するが、宅側装置ONU3から送信されるRegister request信号フレームに格納された受信波長の情報を読み取ることにより、これを以降の通信に用いる波長として登録することができる。そして、局側装置OLT1は、宅側装置ONU3の受信波長を宅側装置ONU3登録時に自動的に識別することができ、宅側装置ONU3が通知した波長情報を取得した以降のフレームは、各宅側装置ONU3より通知された波長情報を用いて送信することで各宅側装置ONU3に送信することができる。これにより、上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても、宅側装置ONU3の自動登録が可能である。
また、この場合も局側装置OLT1は最初に全波長に対して一括でDiscoveryを行うので、波長毎にDiscoveryを行う場合に比べて、Discovery時の応答待ち受け用上りタイムスロット(Discovery window)に割り当てる上り帯域が相対的に少なくて済み、波長毎にDiscoveryを行う場合に比べて上りの帯域利用効率がよい。
上記においては、宅側装置ONU3が受信波長の情報をRegister request信号フレームに格納して局側装置OLT1に通知する場合について説明したが、図3に示すように、宅側装置ONU3が受信波長の情報をRegister Ack信号フレームに含めて局側装置OLT1に送信してもよい。図3は、光通信におけるシーケンス図である。Register Ack信号フレームに波長情報を格納する場合には、局側装置OLT1は波長情報を取得するまでに送信するDiscovery Gate信号、Register信号、 Register Ack送信用のGate信号フレームを全波長の光信号に変換して送信する必要がある。
また、上記においては、宅側装置ONU3が受信波長の情報をMPCP(Multi-Point Control Protocol)のフレームを用いて通知する方法について説明したが、図4に示すように、宅側装置ONU3が波長情報をOAM(Operation. Administration and Maintenance)フレームを利用して局側装置OLT1に通知することも可能である。この方法では、Auto Discoveryの完了後、宅側装置ONU3が任意のフレーム(OAMフレーム等)に波長情報を含めて局側装置OLT1に送信する。
図4に示す例では、宅側装置ONU3が波長情報を2回目のOAM信号フレームに含めて局側装置OLT1に送信することにより局側装置OLT1に通知する例を示している。図4は、光通信におけるシーケンス図である。この場合には、局側装置OLT1は、波長情報を取得するまでに送信するDiscovery Gate信号、Register信号、Gate信号、のフレームを全波長の光信号に変換して送信する必要がある。
また、上記は宅側装置ONU3の受信波長を識別するためにイーサネット(登録商標)フレームのデータ部を利用する例であるが、イーサネット(登録商標)フレームのデータ部に波長識別子を格納する代わりに、たとえば図5に示すようにイーサネット(登録商標)フレーム8のプリアンブル部9の未使用領域を使用してもよい。図5は、イーサネット(登録商標)フレームの構成例を示す図である。この方法では、宅側装置ONU3は、MPCPフレームやOAMフレームなどの任意のフレームに付与されたプリアンブル部に、自装置が受信可能な波長情報を格納して局側装置OLT1に送信する。
このように局側装置OLT1は、宅側装置ONU3の受信波長情報を受信するまでは、全波長に対して該宅側装置ONU3に対する信号を送信するが、宅側装置ONU3が格納した波長情報を上記のいずれかの方法で読み取ることにより、これを以降の通信に用いる波長として登録することができる。これにより、局側装置OLT1は、宅側装置ONU3の受信波長を宅側装置ONU3登録時に自動的に識別することができ、宅側装置ONU3が通知した波長情報を取得した以降のフレームは、各宅側装置ONU3より通知された波長情報を用いて送信することで各宅側装置ONU3に送信することができる。これにより、上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても、宅側装置ONU3の自動登録が可能である。
また、この場合も局側装置OLT1は最初に全波長に対して一括でDiscoveryを行うので、波長毎にDiscoveryを行う場合に比べて、Discovery時の応答待ち受け用上りタイムスロット(Discovery window)に割り当てる上り帯域が相対的に少なくて済み、波長毎にDiscoveryを行う場合に比べて上りの帯域利用効率がよい。
また、上記の例では、Discovery Gate信号を全波長に対して一斉に送信したが、下り信号の波長をグループ分けして、グループ毎に一斉に送信してもよい。
また、上記の例では、下り信号の通信波長が複数存在し、宅側装置ONU3がその中のいくつかの波長を受信できる場合にONU1を自動登録できるようにしたものであるが、さらに下りの波長毎に通信速度が異なってもよい。このような場合の光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を図6に示す。
図6に示す光通信ネットワークシステムの構成は、図1に示した光通信ネットワークシステムと基本的に同様であるため、上述した説明を参照することとしてここでは詳細な説明は省略し、図1に示した光通信ネットワークシステムと異なる点についてのみ説明する。図6に示す光通信ネットワークシステムにおいては、上り方向の通信においては、全宅側装置ONU3に対して同一の波長λu1が割り当てられており、上り方向の通信は、全宅側装置ONU3がこの同じ波長λu1を用いて行われる。
一方、下り方向の通信においては、各宅側装置ONU3には異なる波長が、下り通信の送信波長として個別に割り当てられている。すなわち、図6に示す例では、宅側装置ONU3−1には専用の波長λd1が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−2には専用の波長λd2が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−nには専用の波長λdNが下り波長として割り当てられている。また、下り通信の通信速度は、下り波長毎に異なる。
そして、宅側装置ONU3は、下り信号の送信波長のうち少なくとも1つを受信可能であり(たとえば、宅側装置ONU3−1は波長λd1の下り波長が受信可能である)、その波長のビットレートに同期可能な同期回路を備える。この様な形態を有する場合でも、上記において説明したMPCP、OAM、プリアンブル部等を利用した受信波長通知のうち、いずれかの方式でDiscoveryを行うことにより、宅側装置ONU3の受信できる全波長について自動登録が可能となる。
また、図1および図6に示した光通信ネットワークシステムにおいては、上り方向の通信における波長が単一波長である場合について説明したが、上り方向の通信における波長が複数あり、通信速度が単一速度の場合でも上記と同様の手段で、宅側装置ONU3の全波長について自動登録が可能である。このような場合の光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を図7に示す。
図7に示す光通信ネットワークシステムの構成は、図1に示した光通信ネットワークシステムと基本的に同様であるため、上述した説明を参照することとしてここでは詳細な説明は省略し、図1に示した光通信ネットワークシステムと異なる点についてのみ説明する。
図7に示す例では、下り方向の通信において通信波長が複数あり、各宅側装置ONU3には異なる波長が下り波長として個別に割り当てられている。すなわち、図7に示す例では、宅側装置ONU3−1には専用の波長λd1が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−2には専用の波長λd2が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−nには専用の波長λdNが下り波長として割り当てられている。そして、下り通信の通信速度は波長毎に異なる。
一方、上り方向の通信においても通信波長が複数あり、各宅側装置ONU3には異なる波長が上り波長として個別に割り当てられている。すなわち、図7に示す例では、宅側装置ONU3−1には専用の波長λu1が上り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−2には専用の波長λu2が上り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−nには専用の波長λuNが上り波長として割り当てられている。そして、上り方向の通信速度は波長に関わらず単一速度に固定されている。また、局側装置OLT1は全ての上り方向の波長を受信可能である。
そして、この様な形態を有する場合でも、上記において説明したMPCP、OAM、プリアンブル部等を利用した受信波長通知のうち、いずれかの方式でDiscoveryを行うことにより、宅側装置ONU3の受信できる全波長について自動登録が可能となる。
また、図7の例では宅側装置ONU3が上り通信および下り通信において1波長ずつ送受可能な場合について示したが、宅側装置ONU3は上り通信および下り通信においてそれぞれ複数の波長で通信可能とすることもできる。このような場合は、局側装置OLT1は宅側装置ONU3がDiscoveryに応答した波長を検出する手段を具備するものとする。また、局側装置OLT1は全ての上り方向の波長を受信可能であり、受信波長毎に異なった速度でのビット同期が可能であり、宅側装置ONU3がDiscoveryに応答した波長を検出する機能を具備するものとする。
これにより、宅側装置ONU3は上り通信および下り通信においてそれぞれ複数の波長で通信可能な場合でも受信波長を局側装置OLT1に通知できるため、局側装置OLT1は宅側装置ONU3から通知された受信波長と、宅側装置ONU3がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長情報を取得することによって、どのLLIDに上り波長と下り波長割り付けるかを管理することが可能である。
そして、この様な形態を有する場合でも、上記において説明したMPCP、OAM、プリアンブル部等を利用した受信波長通知のうち、いずれかの方式でDiscoveryを行い、また宅側装置ONU3がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長情報を取得することによって、宅側装置ONU3の受信できる全波長について自動登録が可能となる。
また、図7に示す例において上り方向の波長ごとの速度は異速度であっても良い。すなわち、上り方向および下り方向の通信における通信波長がそれぞれ複数あり、また通信速度が波長毎に異なっていても良い。このような場合の光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を図8に示す。
図8に示す光通信ネットワークシステムの構成は、図7の光通信ネットワークシステムと基本的に同様であるため、上述した説明を参照することとしてここでは詳細な説明は省略し、図7に示した光通信ネットワークシステムと異なる点についてのみ説明する。
図8に示す例では、下り方向の通信において通信波長が複数あり、各宅側装置ONU3には異なる波長が下り波長として個別に割り当てられている。すなわち、図8に示す例では、宅側装置ONU3−1には専用の波長λd1が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−2には専用の波長λd2が下り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−nには専用の波長λdNが下り波長として割り当てられている。そして、下り方向の通信速度は波長毎に異なる。
一方、上り方向の通信においても通信波長が複数あり、各宅側装置ONU3には異なる波長が上り波長として個別に割り当てられている。すなわち、図8に示す例では、宅側装置ONU3−1には専用の波長λu1が上り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−2には専用の波長λu2が上り波長として割り当てられており、宅側装置ONU3−nには専用の波長λuNが上り波長として割り当てられている。そして、上り方向の通信速度は波長毎に異なる。
そして、この様な形態を有する場合でも、上記において説明したMPCP、OAM、プリアンブル部等を利用した受信波長通知のうち、いずれかの方式でDiscoveryを行うことにより、宅側装置ONU3の受信できる全波長について自動登録が可能となる。
なお、図8の例では宅側装置ONU3が上り通信および下り通信において1波長ずつ送受可能な場合について示したが、図8の例でも宅側装置ONU3は上り通信および下り通信においてそれぞれ複数の波長で通信可能とすることもできる。このような場合は、宅側装置ONU3は、下り方向の送信波長の少なくとも1つの波長を受信可能であり、上り方向の通信に関しては波長毎に異なる速度で通信を行うものとする。また、局側装置OLT1は全ての上り方向の波長を受信可能であり、受信波長毎に異なった速度でのビット同期が可能であり、宅側装置ONU3がDiscoveryに応答した波長を検出する機能を具備するものとする。
このような場合においても、上記で説明したMPCP、OAM、プリアンブルによる受信波長通知のいずれかの方式で宅側装置ONU3が受信可能波長を通知し、局側装置OLT1は宅側装置ONU3から通知された受信波長と、宅側装置ONU3がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長情報を取得することによって、どのLLIDに上り波長と下り波長を割り付けるかの管理が可能であり、ONU全波長について自動登録が可能である。
また、上記の例では、Discoveryに応答する波長は宅側装置ONU3が選択していたが、局側装置OLT1が自局において予め設定された情報や別経路で取得した情報を基に宅側装置ONU3に応答波長を通知してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、宅側装置ONU3が具備する単一、または複数の送受信波長を全て自動登録する方法について説明したが、本実施の形態においては、宅側装置ONU3の起動時にAuto Discoveryに応答する波長は、上り方向および下り方向においてそれぞれ任意の単一波長とする。宅側装置ONUは、Discovery中またはDiscovery後に局側装置OLT1へ自装置の受信可能な波長情報を複数通知する。局側装置OLTは、設定されたサービスクラスなどの設定情報から、ONU毎に通信に使用できる波長を各宅側装置ONU3から受信した波長情報に基づいて任意に選択し、登録することが可能である。
図9は、上記を形態を実現するための実施の形態2にかかる光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を示す図である。
図9に示すように本実施の形態にかかる光通信ネットワークシステムにおいては、局側装置OLT11と、ONU13−1〜13−nと(以下、宅側装置を総称して宅側装置ONU13と呼ぶ場合がある。)、が光分岐器(スターカップラ)12を介して光伝送路である1本の幹線光ファイバ14、複数の支線光ファイバ15−1、15−2、…15−nによって接続されている(以下、支線光ファイバ15−1〜15−nを総称して支線光ファイバ15と呼ぶ場合がある。)。また、局側装置OLT1には、図示しないIP上位網側の上位装置、すなわちスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置等が接続されている。一方、宅側装置ONU3には図示しない端末装置が接続されている。
なお、図9では、局側装置OLT11から宅側装置ONU13への下り通信用波長として複数の波長(波長λd1〜λdm)を使用し、宅側装置ONU13から局側装置OLT11への上り通信用波長として複数の波長(波長λu1〜λum)を使用する。また、下り通信の通信速度は波長によらず単一速度である。また、上り通信の通信速度は単一速度である。
局側装置OLT11は、OLT側PON処理部11aと、OLT側光受信部(Rx_u)と、OLT側光送信部(Tx_d)と、を備えて構成される。なお、これらの構成要素は、図1に示した光通信ネットワークシステムの構成要素の機能を基本機能として、さらに機能を追加したものである。
OLT側PON処理部11aは、局側装置OLT11にIP上位網側の上位装置から下りデータ信号が入力された場合に該下りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて下りデータ信号の宛先を判別する。そして、OLT側光送信部(Tx_d)に該下りデータ信号を送信する。
また、OLT側PON処理部11aは、OLT側光受信部(Rx_u)から上りデータ信号が入力された場合に、該上りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて上りデータ信号の出力先を判別する。そして、該上りデータ信号をIP上位網側のスイッチ装置やルータ装置やサーバ装置等の上位装置に送信する。
また、OLT側PON処理部11aは、複数の波長、たとえば波長d1〜dmに対応するDiscovery Gate信号を生成してOLT側光送信部(Tx_d)に送信し、光信号に変換させて全ONU13に一斉に送信させる。
また、OLT側PON処理部1aは、宅側装置ONU13から通知された受信波長と、宅側装置ONU13がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長情報とを取得することによって、ロジカルリンク毎の上り方向および下り方向の波長情報を管理する機能を備える。さらに、OLT側PON処理部1aは、宅側装置ONU13毎の通信波長を許可または解除するための通信波長管理機能を備える。
OLT側光送信部(Tx_d)は、光送信手段であり、OLT側PON処理部1aから送信された下りデータ信号を電気信号から波長λd1〜λdmの光信号に変換して送信可能であり、変換した光信号を幹線光ファイバ4、スターカップラ2および支線光ファイバ5を介して宅側装置ONU3に送信する。
OLT側光受信部(Rx_u)は、宅側装置ONU13から送信された波長λu1_1〜λu1_n、λu2_1〜λu2_n’、…λuN_1〜λuN_n’’の光信号(上りデータ信号)を受信可能な光受信手段であり、受信した上りデータ信号を光信号から電気信号に変換する。そして、OLT側光受信部(Rx_u)は、電気信号に変換した上りデータ信号をOLT側PON処理部1aに送信する。
宅側装置ONU13は、ONU側PON処理部13α(ここで、αは1〜n、)と、ONU側光送信部(Tx_α)(ここで、(ここで、αは1〜n、以下、ONU側光送信部(Tx_1…Tx_n)を総称してONU側光送信部(Tx)と呼ぶ場合がある。)と、ONU側光受信部(Rx_α)(ここで、αは1〜n、以下、ONU側光受信部(Rx_1…Rx_n)を総称してONU側光受信部(Rx)と呼ぶ場合がある。)。
ONU側PON処理部13αは、ONU側光受信部(Rx)から送信された電気信号に変換された下りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて下りデータ信号の宛先を判別する。そして、自装置宛の信号のみを取り出し、該信号を自装置に接続された端末装置にユーザネットワークインタフェースを介して出力する。
また、ONU側PON処理部13αは、自装置に接続された端末装置からの上りデータ信号が入力された場合、該上りデータ信号を認識し、その中に含まれるアドレス信号に基づいて該上りデータ信号の送信先を判別する。そして、該上りデータ信号をONU側光送信部(Tx_u)に送信する。
さらに、ONU側PON処理部13αは、ONU登録シーケンス中に局側装置OLT11が送信したDiscovery Gate信号を受信した際の受信波長と、自装置が受信可能な全波長と、を局側装置OLT1に対して通知する機能を有する。
ONU側光送信部(Tx_u)は、光送信手段であり、ONU側PON処理部13αから送信された上りデータ信号を電気信号から局側装置OLT11が受信可能な波長の光信号に変換して送信可能であり、変換した光信号を支線光ファイバ5、スターカップラ2および幹線光ファイバ4を介して局側装置OLT13に送信する。
ONU側光受信部(Rx)は、局側装置OLT11から送信された複数の波長の光信号(下りデータ信号)のうち、いくつかの波長の光信号を受信可能な光受信手段であり、受信した下りデータ信号を光信号から電気信号に変換する。そして、ONU側光受信部(Rx)は、電気信号に変換した下りデータ信号をONU側PON処理部13nに送信する。
つぎに、本実施の形態にかかる光通信ネットワークシステムの動作について図10を用いて説明する。宅側装置ONU13が受信可能な波長が複数であり且つ宅側装置ONU13が送信可能な波長が複数である場合、局側装置OLT11と宅側装置ONU13は、予め決められた送信可能な第1の上り波長、および第1の下り波長のみでDiscoveryを行う。
すなわち、局側装置OLT11と宅側装置ONU13とは、まず図10に示すように予め決められた送信可能な第1の上り波長、および第1の下り波長のみでDiscovery gate〜Register Ackを行う。そして、Discovery中またはDiscovery後に、実施の形態1で示したMPCP、OAM、プリアンブルによる受信波長通知の方式により、宅側装置ONU13は自装置が受信可能な波長情報を複数格納して、予め決められた送信可能な第1の上り波長で局側装置OLT11に通知する。
局側装置OLT11は、予め自局に設定されたサービスクラス等の情報に基づいて、宅側装置ONU13から送信された該宅側装置ONU13が受信可能な波長情報から任意の波長(第2の波長)を選択し、追加でAuto Discoveryに応答することを宅側装置ONU13に許可する。すなわち、局側装置OLT11は、第2の波長を用いたAuto Discovery応答の追加許可を宅側装置ONU13に通知する。許可された波長(第2の波長)は、プリアンブルまたは任意のフレームに格納した波長情報として追加許可通知により、Discovery完了済みの第1の下り波長で局側装置OLT11から宅側装置ONU13に通知される。
宅側装置ONU13は、追加で通信可能な波長(第2の波長)が追加許可通知により許可されると、新たに送信可能な任意の波長を選択し、Discovery windowに新規にRegister request信号に含めて送信し、登録動作を行う。このとき局側装置OLT11は、宅側装置ONU13から通知された送信波長と、宅側装置ONU13がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長の波長情報と、を取得することによって、ロジカルリンク毎の上り下りの波長情報を管理する。
すなわち、局側装置OLT11は、宅側装置ONU13から通知された送信波長と、宅側装置ONU13がDiscoveryに応答する際に使用した上り波長の波長情報と、に基づいてこれらの波長を固有のLLIDに割り付けて、これを含んだRegister信号を生成して宅側装置ONU13に対して送信する。また、局側装置OLT11は、Gate信号を生成して宅側装置ONU13に対して送信する。
宅側装置ONU13は、Register信号とGate信号とを受信すると、Register Ack信号を生成して局側装置OLT11に対して送信する。
局側装置OLT11では、宅側装置ONU13から送信されたRegister Ack信号を受信すると、該Register Ack信号に基づいて宅側装置ONU3を波長毎に登録して宅側装置ONU13とのロジカルリンクが確立される。
このように、局側装置OLT11に設定されたサービス情報等に基づいて、局側装置OLT11が新規の通信波長を割り当てて、順次Discoveryすることにより、各宅側装置ONU13に複数の波長をサービスに応じて追加することが可能である。そして、上りの通信波長および/または下りの通信波長に複数波長を用いる通信においても、宅側装置ONU3の自動登録が可能である。
なお、上記においては、宅側装置ONU13が追加でAuto Discoveryに応答する際に、自装置が送信可能な上り方向の他の送信波長を宅側装置ONU3が選択する場合について説明したが、局側装置OLT11から送信波長を指定することも可能である。この場合には、局側装置OLT11は追加でAuto Discoveryに応答することを許可する上り方向の波長と下り方向の波長とを宅側装置ONU3に通知する。宅側装置ONU13は、上り方向および下り方向共に許可された波長を用いてAuto Discoveryを実施する。
また上記においては、宅側装置ONU13によって通知された波長情報を基に、上り方向の応答波長を選択していたが、局側装置OLT11に予め設定された情報や、局側装置OLT11が宅側装置ONU13から別経路で取得した波長情報を基に、上り応答波長を選択してもよい。
なお、実施の形態1の場合と同様にAuto Discovery時にはリンクを識別するためのLLIDが局側装置OLT11から宅側装置ONU13に付与されるが、複数波長を登録する場合は、複数波長に同じLLIDを付与することも、波長毎に個別のLLIDを取得することも可能である。
また、上記は、Auto Discoveryによって上り方向および下り方向の双方向通信可能なLLIDを設定する方法であるが、第1のロジカルリンクを確立した後、当該リンクを使用して局側装置OLT11から宅側装置ONU13に対して、任意のフレームで下り専用のLLIDおよび波長を設定し、新規に設定された波長とLLIDにて通信を開始することも可能である。
以上のように、本発明にかかる光通信方法は、通信波長に複数波長を用いる通信において子局の登録を行う場合に有用である。
本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの光通信におけるシーケンス図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの光通信におけるシーケンス図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの光通信におけるシーケンス図である。 イーサネット(登録商標)フレームの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの他の構成および装置間の通信波長を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの他の構成および装置間の通信波長を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークシステムの他の構成および装置間の通信波長を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる光通信ネットワークシステムの構成および装置間の通信波長を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる光通信ネットワークシステムの光通信におけるシーケンス図である。
符号の説明
1 局側装置(OLT)
1a 処理部
2 スターカップラ
3 宅側装置(ONU)
4 幹線光ファイバ
5 支線光ファイバ
8 フレーム
9 プリアンブル部
11 局側装置(OLT)
11a 処理部
12 スターカップラ
13 宅側装置(ONU)
14 幹線光ファイバ
15 支線光ファイバ

Claims (17)

  1. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムにおける光通信方法であって、
    前記親局が、自局の受信可能時間を設定した信号送信許可通知を複数の波長で前記複数の子局に一斉に送信する信号送信許可通知送信工程と、
    前記子局が、前記信号送信許可通知の応答として、前記信号送信許可通知を受信した受信波長の情報を含んだ登録要求通知を前記受信可能時間に前記親局に送信する登録要求通知送信工程と、
    前記親局が、前記子局から通知された受信波長の情報に基づいて、該受信波長を用いて各子局に固有の識別子を含んだ登録許可通知を前記子局に送信する登録許可通知送信工程と、
    前記子局が、前記登録許可通知に対する応答通知を前記親局に送信する応答通知送信工程と、
    前記親局が、前記応答通知に基づいて前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する登録工程と、
    を含むことを特徴とする光通信方法。
  2. 前記子局が、前記信号送信許可通知を受信した波長をMPCP用のフレームを用いて前記親局に通知すること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信方法。
  3. 前記子局が前記信号送信許可通知を受信した波長をOAM用のフレームを用いて前記親局に通知すること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信方法。
  4. 前記子局が前記信号送信許可通知を受信した波長を送信フレームのプリアンブルを用いて前記親局に通知すること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信方法。
  5. 前記信号送信許可通知を波長毎にグループ分けし、該グループ毎に一斉に前記信号送信許可通知を送信すること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信方法。
  6. 前記子局から親局への上り方向用の通信波長として、複数の波長を使用し、
    前記親局は前記登録要求通知を受信した波長の情報を取得し、該登録要求通知を受信した波長の情報と前記信号送信許可通知を受信した受信波長の情報とに基づいて、上り方向用の通信波長および前記親局から子局への下り方向用の通信波長を前記識別子に割り付けること、
    を特徴とする請求項1に記載の光通信方法。
  7. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムにおける光通信方法であって、
    前記親局が、自局の受信可能時間を設定した信号送信許可通知を、前記親局から子局への下り方向用の通信波長として予め設定された単一の波長で前記複数の子局に送信する信号送信許可通知送信工程と、
    前記子局が、前記信号送信許可通知の応答として、自局が受信可能な前記信号送信許可通知を受信した波長以外の複数の受信波長の情報を、前記子局から親局への上り方向用の通信波長として予め設定された単一の波長で前記親局に送信する信号送信許可通知応答送信工程と、
    前記親局が、前記子局から通知された複数の受信波長から、前記下り方向用の通信波長を任意に選択し、該波長を前記信号送信許可通知に応答する追加波長として追加で許可する追加許可通知を前記子局に送信する追加許可通知送信工程と、
    前記子局が、前記追加許可通知の応答として、自局が送信可能な複数の送信波長の情報を含んだ登録要求通知を前記受信可能時間に前記親局に送信する登録要求通知送信工程と、
    前記親局が、前記子局から通知された送信波長の情報と、前記登録要求通知を受信した受信波長の情報と、に基づいて、これらの波長を固有の識別子に割り付けて登録許可通知に含めて前記追加波長で前記子局に送信する登録許可通知送信工程と、
    前記子局が、前記登録許可通知に対する応答通知を前記親局に送信する登録許可通知応答送信工程と、
    前記親局が、前記応答通知に基づいて前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する登録工程と、
    を含むことを特徴とする光通信方法。
  8. 前記追加許可通知送信工程において、前記親局が上り方向用の通信波長を追加波長として通知すること
    を特徴とする請求項7に記載の光通信方法。
  9. 前記追加許可通知送信工程以降の工程の通信を前記追加波長で行うこと
    を特徴とする請求項7または8に記載の光通信方法。
  10. 各子局毎の通信波長に同一の前記識別子を割り当てること
    を特徴とする請求項7に記載の光通信方法。
  11. 通信波長毎に個別の前記識別子を割り当てること
    を特徴とする請求項7に記載の光通信方法。
  12. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムであって、
    前記親局が、
    自局の受信可能時間を設定した前記子局宛の信号送信許可通知を複数の波長で生成する手段と、
    前記子局から通知される受信波長の情報に基づいて、各子局に固有の識別子を含んだ前記子局宛の登録許可通知を生成する手段と、
    前記子局宛の通知を前記子局に対して送信する手段と、
    前記子局から送信された通知を受信する手段と、
    前記子局からの前記登録許可通知に対する応答通知に基づいて前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する手段と、
    を備え、
    前記子局が、
    前記親局から送信された通知を受信する手段と、
    前記親局から送信された前記信号送信許可通知を自局で受信した際の受信波長の情報を含んだ前記親局宛の登録要求通知を生成する手段と、
    前記登録許可通知に対する前記親局宛の応答通知を生成する手段と、
    前記親局宛の通知を前記受信可能時間に前記親局に対して送信する手段と、
    を備えること、
    を特徴とする光通信ネットワークシステム。
  13. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムを構成する親局光通信装置であって、
    自局の受信可能時間を設定した前記子局宛の信号送信許可通知を複数の波長で生成する手段と、
    前記子局から通知される受信波長の情報に基づいて、各子局に固有の識別子を含んだ前記子局宛の登録許可通知を生成する手段と、
    前記子局宛の通知を前記子局に対して送信する手段と、
    前記子局から送信された通知を受信する手段と、
    前記子局からの前記登録許可通知に対する応答通知に基づいて前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する手段と、
    を備えることを特徴とする親局光通信装置。
  14. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムを構成する子局光通信装置であって、
    前記親局から送信された通知を受信する手段と、
    前記親局から送信された信号送信許可通知を自局で受信した際の受信波長の情報を含んだ前記親局宛の登録要求通知を生成する手段と、
    前記親局から送信された登録許可通知に対する前記親局宛の応答通知を生成する手段と、
    前記親局宛の通知を前記受信可能時間に前記親局に対して送信する手段と、
    を備えること、
    を特徴とする子局光通信装置。
  15. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムにおける光通信方法であって、
    前記親局が、
    予め設定された単一の波長で自局から子局へ送信する、自局の受信可能時間を設定した前記複数の子局宛の信号送信許可通知を生成する手段と、
    前記子局から通知された複数の受信波長から、前記下り方向用の通信波長を任意に選択し、該波長を前記信号送信許可通知に応答する追加波長として追加で許可する前記子局宛追加許可通知を生成する手段と、
    前記子局から送信された前記子局が送信可能な複数の送信波長の情報と、前記子局が前記登録要求通知を受信した受信波長の情報と、に基づいてこれらの波長を割り付けた固有の識別子を含み前記追加波長で送信する前記子局宛の登録許可通知を生成する手段と、
    前記子局からの前記登録許可通知に対する応答通知に基づいて前前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する手段と、
    前記子局宛の通知を前記子局に対して送信する手段と、
    前記子局から送信された通知を受信する手段と、
    を備え、
    前記子局が、
    前記親局から送信された通知を受信する手段と、
    前記信号送信許可通知の応答として予め設定された単一の波長で送信する、前記信号送信許可通知を受信した波長以外の自局が受信可能な複数の受信波長の情報を含んだ前記親局宛の信号送信許可通知応答を生成する手段と、
    前記追加許可通知の応答として前記受信可能時間に送信する、自局が送信可能な複数の送信波長の情報を含んだ前記親局宛の登録要求通知を生成する手段と、
    前記親局に送信する前記登録許可通知に対する応答通知を生成する手段と、
    前記親局宛の通知を前記受信可能時間に前記親局に対して送信する手段と、
    を備えること、
    を特徴とする光通信ネットワークシステム。
  16. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムにおける光通信方法であって、
    予め設定された単一の波長で自局から子局へ送信する、自局の受信可能時間を設定した前記複数の子局宛の信号送信許可通知を生成する手段と、
    前記子局から通知された複数の受信波長から、自局から子局へ送信する下り方向用の通信波長を任意に選択し、該波長を前記信号送信許可通知に応答する追加波長として追加で許可する前記子局宛の追加許可通知を生成する手段と、
    前記子局から送信された前記子局が送信可能な複数の送信波長の情報と、前記子局が前記登録要求通知を受信した受信波長の情報と、に基づいてこれらの波長を割り付けた固有の識別子を含み前記追加波長で送信する前記子局宛の登録許可通知を生成する手段と、
    前記子局からの前記登録許可通知に対する応答通知に基づいて前記子局を前記受信波長毎に登録して前記子局とのリンクを確立する手段と、
    前記子局宛の通知を前記子局に対して送信する手段と、
    前記子局から送信された通知を受信する手段と、
    を備えることを特徴とする親局光通信装置。
  17. 親局と複数の子局が光伝送路を介して接続され、前記親局と前記複数の子局間で双方向通信を行う光通信ネットワークシステムを構成する子局光通信装置であって、
    前記親局から送信された通知を受信する手段と、
    前記親局から送信された信号送信許可通知の応答として予め設定された単一の波長で送信する、前記信号送信許可通知を受信した波長以外の自局が受信可能な複数の受信波長の情報を含んだ前記親局宛の信号送信許可通知応答を生成する手段と、
    前記親局から送信された通信波長の追加許可通知の応答として前記親局の受信可能時間に送信する、自局が送信可能な複数の送信波長の情報を含んだ前記親局宛の登録要求通知を生成する手段と、
    前記親局から送信された前記登録許可通知に対する応答通知を生成する手段と、
    前記親局宛の通知を前記受信可能時間に前記親局に対して送信する手段と、
    を備えることを特徴とする子局光通信装置。
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