JP5792132B2 - 通信制御方法、局側通信装置、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム、及び記録媒体 - Google Patents

通信制御方法、局側通信装置、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、局側通信装置に複数の加入者側通信装置が接続された加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムでの通信制御方法、当該通信制御方法を行う局側通信装置、その加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム、及び通信制御方法を局側通信装置で実現させるためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
光アクセスシステムの代表的な網構成として、図1に示すように、光アクセスネットワークの代表的な網構成として、複数の光ネットワーク終端装置(Optical network unit:ONU)と1つの光加入者線終端装置(Optical line terminal:OLT)とがパッシブな光分岐素子を介して接続される受動光ネットワーク(Passive optical network:PON)構成がある。PON方式においては複数のONUが1つのOLTや光ファイバ設備を共有するために経済性に優れるという理由から、多くの光アクセスシステムではPON方式が採用されている。ギガビットクラスのPONの代表的な規格として、IEEE 802.3において標準化されたEthernet(登録商標)−PON(EPON)方式があり、伝送速度は1Gbit/sと10Gbit/sとが規定されている。
一方、昨今の通信機器に対する省電力化要求は厳しく、光アクセスにおいても同様である。その際には、膨大な流通数ゆえに光通信ネットワーク全体における消費電力の大部分を占める、ONUの消費電力を削減することが有効である。例えば非特許文献1においては、ONUの消費電力は、光通信ネットワークシステム全体の消費電力のうち60%を占めると言われている。そのような状況で、ONUに対するトラヒックが無い時などに、該ONUの構成部品に対する給電を制御することによってONUの省電力化を達成する、ONUスリープというメカニズムが、非特許文献2に記載のようにIEEE P1904.1WGにおいて規定されている。規定されているのは、周期的に光送信器の構成部品をシャットダウンする“Txスリープ”と、光送信器に加えて光受信器の構成部品をシャットダウンする“TRxスリープ”である。TxスリープおよびTRxスリープは、ONUとOLTの間のネゴシエーションにより、任意のONUにトラヒックが流通していない際にスリープモードに入るかどうかの判断をする。従ってOLTとONUがネゴシエーションを元にスリープに入ることにより、ONUとOLT間のリンク断を生じさせることなく、トラヒック非流通時にONUを省電力化することが可能である。ONUスリープにおいて、スリープ中に発生した上りトラヒックの遅延が増大してしまうという状況を考慮して、Early Wake−up機能が規定されている。
従来技術を、図面を用いて具体的に説明する。
図1にはPONシステムに基づく光アクセスネットワーク構成を示す。例えば128台のONU200が1つのOLT100に接続されたPON構成において、各ONU200はユーザ・ネットワーク・インターフェイス(User network interface:UNI)側のPHY21、キュー22−1、キュー22−2、PON−MAC LSI23、スリープコントローラ24、光トランシーバ(Optical transceiver:TRx)25、帯域要求制御部26を有する。スリープコントローラ24には少なくとも1つのタイマ27が付随する。2つのキュー22には、それぞれ優先度の異なる入力フレームが保存され、キュー22−1には高優先トラヒック、キュー22−2には低優先トラヒックが保存される。PON−MAC LSI23が有するキューコントローラはキュー22へのフレーム入力を検出し、フレームの種類を識別したり、フレームの検索により送信先を決定する機能を有する。スリープコントローラ24はキューコントローラ28と連携してキュー22へのフレーム入力を監視し、トラヒックに応じてスリープモードに遷移したり、通常起動状態に遷移するための判断を行う。また、スリープモードに遷移する際は、給電制御対象であるTRx25に対する給電制御を行い、また、その際に必要となるタイマを動作させる機能を有する。帯域要求制御部26は、キュー22への上りフレーム流入状況に応じて、OLT100に対して上り帯域割当量に関する制御信号を送信する。例えばEPONにおいては、帯域割当要求に関する情報をREPORTと呼ばれる制御フレームに含め、OLT100に対して送る。
また、帯域要求制御部26は、OLT100側から送信される上り信号送信許可に関する制御情報を受信する。例えばEPONではGATEと呼ばれる制御フレームに帯域割当量および送信時刻に関する情報は含められる。OLT100からのGATEに基づき、上りデータがキュー22よりOLT100に対して送信される。
OLT100はサービス・ネットワーク・インターフェイス(Service network interface:SNI)側のPHY11、キュー12−1、キュー12−2、PON−MAC LSI13、スリープコントローラ14、光トランシーバ(Optical transceiver:TRx)15、帯域割当制御部16を有する。
スリープコントローラ14には、128個、すなわちOLT100に接続されるONU200と同じ数のタイマ17が付随し、スリープモードに遷移したりする際に、状態毎に異なる値がセットされる。2つのキュー12には、それぞれ優先度の異なる入力フレームが保存され、キュー12−1には高優先トラヒック、キュー12−2には低優先トラヒックが保存される。PON−MAC LSI13が有するキューコントローラ18はキュー12へのフレーム入力を検出し、フレームの種類を識別したり、フレームの検索により送信先を決定する機能を有する。スリープコントローラ14はキューコントローラ18と連携してキュー12へのフレーム入力を監視し、トラヒックに応じてスリープモードに遷移したり、通常起動状態に遷移するための判断を行う。また、スリープモードに遷移する際は、給電制御対象であるTRx15に対する給電制御を行い、また、その際に必要となるタイマ17を動作させる機能を有する。
帯域割当制御部16は、ONU200からのREPORT信号をもとに割当帯域量を決定し、ONU200に対して上り信号の送信許可であるGATE信号を生成する機能を有する。
本PONシステムがスリープモードによる省電力メカニズム、およびEarly Wake−up機能を有するとする。
ONU200の光送信器を休止させるTxモードにおけるEarly Wake−up機能の動作例を図2に示す。時刻tに、例えばONU#1はOLTから“Sleep_Allow(Tx)”という、ONUスリープに関する制御信号を受信している。“Sleep_Allow(Tx)”は、Txモードでスリープに入ることを許可するという情報の他、スリープ時間(TSLP)に関する情報を含んでいる。これに対してONU#1は時刻tに“Sleep_Ack(Tx)”をOLTに対して送信している。SleepAck(Tx)は、Txスリープに遷移することをOLTに対して通知するもので、時刻tにタイマ値としてTSLPをセットし、TACT経過後のtにはタイマ値にTSLPをセットする。ONU#1はスリープに移行して光送信器の構成部品をシャットダウンし、tからTSLP経過後のtに、アクティブモードに遷移するような動作が想定されている。
例えばスリープ中のONU消費電力PPSは図3および次式(1)のように表現することができる。
Figure 0005792132
ここでPACT、PSLPはそれぞれ通常起動モード、スリープモードにおけるONU消費電力、TACT、TSLP、TTRNはそれぞれアクティブ周期、スリープ時間、状態遷移時の過渡応答時間とする。
例えばPACT、PSLPをそれぞれ2.1W、0.7Wとし、TACT、TTRNをそれぞれ1ms、5msとすると、スリープモードを適用した際のONU消費電力を半減させるのに必要なTSLPは18msとなる。
Akihiro Otaka,"Power−saving ad−hoc Report", available at: http://www.ieee802.org/3/av/public/2008_09/3av_0809_otaka_1.pdf, contribution to IEEE P802.3av Task Force, p.3, September 2008. IEEE P1904.1/D2.3 Draft Standard for Service Interoperability in Ethernet(登録商標) Passive Optical Networks, February 2012. IEEE802.3ah standard IEEE802.3av standard NTT技術ジャーナル, pp.67−70, 2005年10月.
上述のように、スリープモードを適用することでONU側での省電力化が図られている。一方、OLTは、Early Wake−up機能の実装時、このようなスリープ中においても、ONU#1に対して定期的にGATE信号を送信している。図2では、時刻tに上りデータが到着したとする。ONUはtにOLTからのGATE信号を受信し、それに対して時刻tにONUはSleepAck(Wakeup)をOLTに対して送信することによって、スリープ状態から通常起動状態に復帰することをOLTに対して通知している。時刻tに再びGATE信号をONUは受信し、tに上りデータを送信している。
Early Wake−upを用いる際はOLTがスリープ中のONUに対してGATE信号を送信する必要があるが、必ずしも全てのGATE信号に対応してONUが通常起動状態に遷移するとは限らない。なぜなら、スリープ中のONUにおいて上りトラヒックが発生しない場合もあるからである。その際は、Early Wake−up時のGATE信号は帯域を不用に消費するため、送信効率の低下につながる。
さらに、OLT側においても、全てのREPORT信号のためにタイムスロットを確保する必要があるため、やはり送信効率の低下が起こりえる。特に上り信号はバーストモードで、非特許文献3や4において規定されるように、物理オーバーヘッドがペイロードに付加されるため、Early Wake−up時の上り送信効率低下は下りよりも顕著になる。
ここで送信効率低下について詳細に説明する。加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム全体における上りの送信効率Eは数式2のように表すことができる。
Figure 0005792132
GATEはGATE送信間隔、nは任意のOLTに接続された、スリープ中のONU数、tLossは効率の劣化分である。tLossはtOHおよびtDataから構成される。tOHは上り信号におけるバーストオーバーヘッドであり、下り信号の効率を議論する際は無視することができる。tDataは浪費されたGATE信号のペイロード分に相当する時間である。tOHはton、toff、tCDR、tsettling、tdlmtrであり、それぞれ、ONU光送信器内蔵レーザのon時間、off時間、OLTが有するクロックデータ再生器(Clock and data recovery:CDR)の応答時間、OLTが有する等化増幅器の応答時間、バーストエンドデリミタ時間である。
10G−EPONでのEarly Wake−up使用を考慮し、上り信号送信効率のGATE送信間隔依存性を計算する。ton、toff、tCDR、tsettling、tdlmtrがそれぞれ512ns、512ns、400ns、800ns、6.5nsとする。tDataは最短フレーム長を仮定し、200nsとし、また、tGATEは非特許文献5を参考に、通常起動状態におけるGATE周期である1msとすると、n=32および64の時の送信効率はそれぞれ、92.2%および84.5%に低下してしまう。バーストモードである上り信号はそもそも物理オーバーヘッドにより、実効的に利用可能な帯域が制限されるため、ONUスリープの制御信号によるさらなる送信効率低下は好ましくない。
このように、従来のPONシステムにおいてEarly Wake−up機能を実装する場合、スリープ中のONUへのGATE信号に関連する動作により送信効率が低下するという課題があった。
そこで、本発明は、Early Wake−up機能を実装する場合でも送信効率の低下を防止できる通信制御方法、局側通信装置、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明は、スリープ中のONUが存在する場合に、OLTから送信されるGATE信号を間引くことで、送信効率低下を防止することとした。
具体的には、本発明に係る通信制御方法は、局側通信装置に複数の加入者側通信装置が接続された加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムでの通信制御方法であって、
前記加入者側通信装置がスリープモードで動作中であることを検出する検出ステップと、
スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置に対して、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置へ定期的に送信される送信許可信号の送信間隔を通常起動モードでの前記送信許可信号の送信間隔より長く設定する送信間隔設定ステップと、
を行うことを特徴とする。
本通信制御方法は、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムがEarly Wake−up機能を実装している場合、スリープモードで動作中のONUを検出すると、GATE信号の送信を抑制する。GATE信号の頻度が減少するだけでなく、REPORT信号用のタイムスロットも減少でき、ONUスリープの制御信号の頻度も低減できる。従って、本発明は、Early Wake−up機能を実装する場合でも送信効率の低下を防止できる通信制御方法を提供することができる。
本発明に係る通信制御方法は、前記送信間隔設定ステップにおいて、スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置への前記送信許可信号の送信間隔を数式2で定義される上りの送信効率Eが予め定めた値以上となるように設定することを特徴とする。本発明では、送信効率Eが予め設定した値より低下しないようにGATE信号の送信間隔を設定する。このため、Early Wake−up機能を実装した際にも送信効率が低下することを抑制できる。
本発明に係る通信制御方法は、前記検出ステップにおいて、スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置の数を確認し、定期的に数式2のnを変更することを特徴とする。スリープモードで動作中のONUの数によってGATE信号の送信間隔を設定することで送信効率を改善することができる。
本発明に係る通信制御方法は、前記送信間隔設定ステップにおいて、スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置への前記送信許可信号の送信間隔を、数式1で定義される前記加入者側通信装置の消費電力PPSが予め設定された値以下となるように設定することを特徴とする。
スリープモードで動作中のONUに上りトラヒックが存在すれば、GATE信号のタイミングで通常起動モードに遷移する。スリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔が短い場合、スリープ時間が短くなりONUの消費電力の低減が難しくなる場合がある。逆にスリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔が長い場合、通常起動モードへの遷移が遅れ、トラヒックの遅延を招くことになる。そこで、本通信制御方法は、スリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔をトラヒックの遅延が許容範囲に収まるように設定する。このため、本通信制御方法は、トラヒックの遅延を最小限に抑制するとともにONUの消費電力の低減も可能とする。
本発明に係る局側通信装置は、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムが形成されるように複数の加入者側通信装置が接続された局側通信装置であって、前記通信制御方法を行うGATE周期制御部を備えることを特徴とする。本局側通信装置は、GATE周期制御部が上記通信制御方法を行うように各構成を制御するため送信効率低下の防止を実現できる。従って、本発明は、Early Wake−up機能を実装する場合でも送信効率の低下を防止できる局側通信装置を提供することができる。
本発明に係る加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムは、前記局側通信装置と、前記局側通信装置に接続される複数の加入者側通信装置と、を備える。本加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムは、前記局側通信装置を備え、送信効率低下の防止を実現できる。従って、本発明は、Early Wake−up機能を実装する場合でも送信効率の低下を防止できる加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムを提供することができる。
本発明に係る記録媒体は、前記通信制御方法を局側通信装置で実現させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。当該プログラムを前記局側通信装置のGATE周期制御部で実行させることにより当該通信制御方法を実現することができる。
本発明は、Early Wake−up機能を実装する場合でも送信効率の低下を防止できる通信制御方法、局側通信装置、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム、及び記録媒体を提供することができる。
PONの構成を説明する図である。 Early Wake−up機能の動作例を説明する図である。 スリープ中のONU消費電力を説明する図である。 本発明に係る加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムを説明する図である。 スリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔とOLTの送信効率Eとの関係を説明する図である。 スリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔とOLTの送信効率Eとの関係を説明する図である。 ONUスリープ機能を実装したONUがTxモードで動作した時の、TRx消費電力のスリープ時間依存性を示した図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。各実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
(実施形態1)
図4は、本実施形態の加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301を説明する図である。加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301は、OLT100と、これに接続される複数のONU200と、を備える。
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301は、例えば128台のONU200が1つのOLT100に接続されたPON構成である。
各ONU200はユーザ・ネットワーク・インターフェイス(User network interface:UNI)側のPHY21、キュー22−1、キュー22−2、PON−MAC LSI23、スリープコントローラ24、光トランシーバ(Optical transceiver:TRx)25、及び帯域要求制御部26を有する。スリープコントローラ24には少なくとも1つのタイマ27が付随する。2つのキュー22には、それぞれ優先度の異なる入力フレームが保存され、キュー22−1には高優先トラヒック、キュー22−2には低優先トラヒックが保存される。PON−MAC LSI23が有するキューコントローラ28はキュー22へのフレーム入力を検出し、フレームの種類を識別したり、フレームの検索により送信先を決定する機能を有する。スリープコントローラ24はキューコントローラ28と連携してキュー22へのフレーム入力を監視し、トラヒックに応じてスリープモードに遷移したり、通常起動状態に遷移するための判断を行う。また、スリープモードに遷移する際は、給電制御対象であるTRx25に対する給電制御を行い、また、その際に必要となるタイマ27を動作させる機能を有する。帯域要求制御部26は、キュー22への上りフレーム流入状況に応じて、OLT100に対して上り帯域割当量に関する制御信号を送信する。例えばEPONにおいては、帯域割当要求に関する情報をREPORTと呼ばれる制御フレームに含め、OLT100に対して送る。
また、帯域要求制御部26は、OLT100側から送信される上り信号送信許可に関する制御情報を受信する。例えばEPONではGATEと呼ばれる制御フレームに帯域割当量および送信時刻に関する情報は含められる。OLT100からのGATEに基づき、上りデータがキュー22よりOLT100に対して送信される。
OLT100はサービス・ネットワーク・インターフェイス(Service network interface:SNI)側のPHY11、キュー12−1、キュー12−2、PON−MAC LSI13、スリープコントローラ14、光トランシーバ(Optical transceiver:TRx)15、帯域割当制御部16、GATE周期制御部19を有する。
スリープコントローラ14には、128個、すなわちOLT100に接続されるONU200と同じ数のタイマ17が付随し、スリープモードに遷移したりする際に、状態毎に異なる値がセットされる。2つのキュー12には、それぞれ優先度の異なる入力フレームが保存され、キュー12−1には高優先トラヒック、キュー12−2には低優先トラヒックが保存される。PON−MAC LSI13が有するキューコントローラ18はキュー12へのフレーム入力を検出し、フレームの種類を識別したり、フレームの検索により送信先を決定する機能を有する。スリープコントローラ14はキューコントローラ18と連携してキュー12へのフレーム入力を監視し、トラヒックに応じてスリープモードに遷移したり、通常起動状態に遷移するための判断を行う。また、スリープモードに遷移する際は、給電制御対象であるTRx15に対する給電制御を行い、また、その際に必要となるタイマ17を動作させる機能を有する。
帯域割当制御部16は、ONU200からのREPORT信号をもとに割当帯域量を決定し、ONU200に対して上り信号の送信許可であるGATE信号を生成する機能を有する。
GATE周期制御部19は、帯域割当制御部16およびスリープコントローラ14とも連携し、OLT100配下におけるONU200のスリープ状況に応じて、スリープ中のONU200に対するGATE信号の送信間隔を制御する機能をも有する。
OLT100とONU200とは光ファイバおよび受動光スプリッタを介して接続され、Point−to−multipoint型の光アクセスシステムが構成される。ONU−OLT間の物理的な通信は対向するTRx(15、25)によって行われる。
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301が行うONUスリープ時の送信効率低下防止メカニズム、および、Early Wake−up機能を有する際の動作について特に説明する。
当該送信効率低下防止メカニズムは、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301が行うOLT100の通信制御方法であって、
ONU200がスリープモードで動作中であることを検出する検出ステップと、
スリープモードで動作中のONU200に対して、OLT100からONU200へ定期的に送信される送信許可信号(GATE信号)の送信間隔を通常起動モードでの前記送信許可信号の送信間隔より長く設定する送信間隔設定ステップと、
を行うことを特徴とする。
ONU200がスリープ状態にある場合、ONU200はGATE信号に応答することはない。このため、ONU200がスリープ状態であるときにGATE信号を送信すれば、帯域を無用に消費することになり送信効率の低下につながる。また、OLT100は、GATE信号に対するREPORT信号のためにタイムスロットを確保する必要があるため、送信効率の低下が発生する。特に上り信号は、バーストモードで物理オーバーヘッドがペイロードに付加されるため、上り送信効率の低下はより顕著となる。
本メカニズムは、スリープ中のONU200が存在する場合に、OLT100から送信される無駄なGATE信号の送信を制限する。具体的には、OLT100はスリープモードで動作中のONU200を検出すると、そのONU200へのGATE信号の送信間隔を通常起動モードのときより長く設定する。GATE信号が消費する帯域を減少させ、さらにREPORT信号用のタイムスロットも減少できるため送信効率低下を防止することができる。
続いて、どのようにスリープモードで動作中のONU200へのGATE信号の送信間隔を決定するかについて説明する。第1の決定方法は、OLT100が所定の送信効率を保てるようにGATE信号の送信間隔を決定する。具体的には、前記送信間隔設定ステップにおいて、スリープモードで動作中ONU200へのGATE信号の送信間隔を数式2で定義される上りの送信効率Eが予め定めた値以上となるように設定する。
図5は、スリープモードで動作中のONU200へのGATE信号の送信間隔とOLT100の送信効率Eとの関係を説明する図である。図5は、スリープモードで動作中のONU200へのGATE信号の送信間隔を変化させた時の、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301全体における上り送信効率Eを数式2で計算したものである。計算条件は従来技術の説明時と同様である。加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301は128台のONU200を有し、そのうち64台、例えばONU#1〜ONU#64がスリープモードに滞在しているとする。
スリープモードで動作中の64台のONUへのGATE送信間隔が、通常起動モードと同程度の1msecである場合、送信効率は84.4%となる。そこで、OLT100が有するGATE周期制御部19は、OLT100のスリープコントローラ14や帯域割当制御部16と連携し、送信効率Eが向上するようにGATE信号の送信間隔を制御する。例えば、GATE周期制御部19は、送信効率Eが95%になるようにGATE送信間隔を約3.1msecに設定する。これよって、Early Wake−up利用時の送信効率低下を抑制することができる。
(実施形態2)
OLT100は、前記検出ステップにおいて、スリープモードで動作中のONU200の数を確認し、定期的に数式2のnを変更する。本実施形態を、図面を用いて説明する。ネットワーク構成、ハードウェア構成は実施形態1と全く同じであるが、OLT100が有するGATE周期制御部19の動作が異なる。
GATE周期制御部19は、スリープコントローラ14と連携し、スリープモードで動作中のONU200の数を監視する機能を有する。具体的には、スリープコントローラ24と連携し、スリープモードで動作中のONU200の識別子、すなわちLogical Link Identifier(LLID)を取得し、その数を数えることで実現できる。
図6は、スリープモードで動作中のONU200の数が変化したときの、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301全体における上り送信効率Eを数式2で計算したものである。図6に示すように、例えばGATE周期が1msecの時は、スリープ中のONU数nが16、32、64時の上り送信効率はそれぞれ96.1%、92.2%、84.5%と低下する。OLT100は、例えばスリープ中のONU数が64であることをGATE周期制御部19が検出した場合、GATE送信間隔を2msecと設定することで送信効率を92.2%に改善することが可能となる。
(実施形態3)
本実施形態の加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムの構成は、図4で説明した加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム301の構成と同じであるが、OLT100が有するGATE周期制御部19の動作が異なる。OLT100は、送信間隔設定ステップにおいて、スリープモードで動作中のONUへのGATE信号の送信間隔を、数式1で定義されるONUの消費電力PPSが予め設定された値以下となるように設定する。
図7は、ONUスリープ機能を実装したONUがTxモードで動作した時の、TRx消費電力のスリープ時間依存性を示した図である。計算条件は従来技術の記述、および数式1に基づく。例えば、OLT100のスリープコントローラ14がスリープ時間を約53msecと設定したとき、ONU消費電力はスリープを行わないとき(スリープ時間=0msec)に比べて約60%削減して0.84W程度に抑えることができる。
ここで、スリープモードで動作中のONU200に上りトラヒックが存在すれば、GATE信号のタイミングで通常起動モードに遷移するため、GATE信号の送信間隔が短い場合、スリープ時間が短くなりONU200の消費電力を低減させることが難しくなる。一方、GATE信号の送信間隔を長くした場合、ONU200の消費電力を低減させることはできるが、上りトラヒックの遅延を生じてしまう。例えば、スリープ時間を約53msecであるとき、スリープ中のONU200に対するGATE送信間隔を18msec以上にしてEarly Wake−upを運用することで、スリープ中のONU消費電力を少なくとも半減させつつ、スリープ中に発生した上りトラヒックの遅延を最低限に抑制することができる。このように、加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムは、省電力とトラヒック遅延とのバランスを考慮し、スリープ時間とGATE信号の送信間隔を設定する必要がある。
ここで具体例を挙げておく。IP電話(Voice over IP:VoIP)のトラヒックに対する低遅延要求は強く、VoIPトラヒックは20msec間隔という特徴を有する。従って、低遅延性を担保するために、好ましくはGATE周期は20msec程度かそれ以下が好ましい。
IP電話の場合、OLT100のスリープコントローラ14は、スリープ時間を53msecに設定し、GATE周期制御部19は、帯域割当制御部16およびスリープコントローラ14と連携してスリープに関する情報を取得し、GATE送信間隔が18msec以下にならないよう、例えば19msecに設定する。
また、本実施形態ではスリープ時間、GATE送信間隔をそれぞれ53msec、19msecと設定したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、ONU消費電力を少なくとも半減させるという基準を設けたがこれに囚われるものではなく、例えば加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム全体での消費電力削減基準を設け、ONU200全部で少なくとも80Wの消費電力削減を達成する、等の基準で運用しても良い。その際は、例えば100台のONU200がスリープモードで動作する際、ONU1台あたりの消費電力を0.8W抑制すれば良いことになる。図7および数式1より、その際のスリープ時間は最低約7.9msecと求まる。従って、ONUスリープ時間としては、例えばONU消費電力を半減可能な値である18msecで運用しつつ、Early Wake−upのためのGATE送信間隔は例えば8msecとして運用することで、システム全体での消費電力削減につながる。
本実施形態での計算で、伝送速度は10Gbit/sで上り伝送、という条件を用いたがこれに囚われることはない。例えば、下り伝送効率に適用しても良いし、伝送速度は1Gbit/sでも良い。
(他の実施形態)
本発明に係る通信制御方法はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。このとき、コンピュータがOLT100として機能してもよいし、GATE周期制御部19として機能してもよい。
以下は、本実施形態の加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムをまとめたものである。
[課題]
PONシステムにおいてEarly Wake−up機能を実装する際、スリープ中のONUに対するGATE信号の送信により、送信効率が低下してしまうという課題があった。そこで、本加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムは、上述の課題を解決すべく、簡易な構成でありながら、光ネットワークへ対する光信号の送信を低遅延で実現することを目的としている。
(1)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる局側通信装置であって、スリープモードで動作中の加入者側通信装置に対して送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、所定の送信効率が保たれるように制御する機能を有することを特徴とする局側通信装置。
(2)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる局側通信装置であって、スリープモードで動作中の加入者側通信装置に対して送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、加入者側通信装置の消費電力が所定の値以下に保たれるように制御する機能を有することを特徴とする局側通信装置。
(3)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる局側通信装置であって、スリープモードで動作中の加入者側通信装置に対して送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、省電力モードで動作中の加入者側通信装置の数に応じて制御する機能を有することを特徴とする局側通信装置。
(4)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる加入者側通信装置の通信制御方法であって、該加入者側通信装置がスリープモードで動作している時に、該加入者側通信装置に対して局側通信装置から送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、所定の送信効率が保たれるように制御することを特徴とする通信制御方法。
(5)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる加入者側通信装置の通信制御方法であって、該加入者側通信装置がスリープモードで動作している時に、該加入者側通信装置に対して局側通信装置から送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、加入者側通信装置の消費電力が所定の値以下に保たれるように制御することを特徴とする通信制御方法。
(6)
加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムにおいて用いられる加入者側通信装置の通信制御方法であって、該加入者側通信装置がスリープモードで動作している時に、該加入者側通信装置に対して局側通信装置から送信許可信号を定期的に送信する機能を有し、該送信許可信号の送信間隔を、省電力モードで動作中の加入者側通信装置の数に応じて制御することを特徴とする通信制御方法。
(7)
加入者側通信装置に上記(4)〜(6)のいずれかに記載の通信制御方法を実行させるプログラムが格納された不揮発性記憶媒体。
(8)
上記(1)〜(3)のいずれかに記載の局側通信装置を有することを特徴とする加入者側光通信システム。
(9)
上記(4)〜(6)いずれかに記載の通信制御方法を用いることを特徴とする加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム。
上記(1)〜(9)に基づけば、ONUスリープ時に発生したトラヒックの遅延を抑制しつつ、送信効率低下を抑制することが可能になる。
11、21:PHY(インターフェース)
12、22:キュー
13、23:PON−MAC LSI
14、24:スリープコントローラ
15、25:光トランシーバ(TRx)
16:帯域割当制御部
26:帯域要求制御部
17、27:タイマ
18、28:キューコントローラ
19:GATE周期制御部
100:OLT
200:ONU
300、301:PON(加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システム)

Claims (3)

  1. 局側通信装置に複数の加入者側通信装置が接続された加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信システムでの通信制御方法であって、
    前記加入者側通信装置がスリープモードで動作中であることを検出する検出ステップと、
    スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置に対して、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置へ定期的に送信される送信許可信号の送信間隔を通常起動モードでの前記送信許可信号の送信間隔より長く設定する送信間隔設定ステップと、
    スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置の数を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップでスリープモードで動作中の前記加入者側通信装置の数の変化を検出した場合、スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置の数に応じて前記送信許可信号の送信間隔を制御する送信間隔制御ステップと、
    を行うことを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記送信間隔設定ステップにおいて、
    スリープモードで動作中の前記加入者側通信装置への前記送信許可信号の送信間隔を数式C1で定義される上りの送信効率Eが予め定めた値以上となるように設定することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
    Figure 0005792132
    ただし、tGATE:GATE送信間隔、n:前記局側通信装置に接続されたスリープ中の前記加入者側通信装置数、tLoss:効率の劣化分、tOH:上り信号におけるバーストオーバーヘッド、tData:GATE信号のペイロード分に相当する時間、ton:前記加入者側通信装置の光送信器内蔵レーザのon時間、toff:前記加入者側通信装置の光送信器内蔵レーザのoff時間、tCDR:前記局側通信装置が有するクロックデータ再生器(Clock and data recovery:CDR)の応答時間、tsettling:前記局側通信装置が有する等化増幅器の応答時間、tdlmtr:バーストエンドデリミタ時間である。
  3. 前記確認ステップにおいて、前記加入者側通信装置のLogical Link Identifier(LLID)を取得することでスリープモードで動作中の前記加入者側通信装置の数を確認することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信制御方法。
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