JP2014230009A - 通信装置の動作制御方法及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービス品質と省電力効果を両立できる通信装置の動作制御方法及び通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、第1通信装置が所定サービスの提供中であることを判断し、第2通信装置のスリープを制限する。また、第1通信装置が所定サービスの提供終了を判断すれば、第2通信装置は通常通りにスリープ動作を行う。すなわち、本発明は、第1通信装置と第2通信装置とを連携させることでサービス品質維持と省電力運用を両立させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービス品質と省電力効果を両立し得る通信装置の動作制御方法及び通信装置に関する。
図1にポイントツーマルチポイントの通信を行う光アクセスネットワーク、それに接続されるコアネットワークおよびホームネットワークを示す。光アクセスネットワークは、OLT(Optical Line Terminal:局側終端装置)、光ファイバ、光スプリッタおよび複数のONU(Optical Network Unit:加入者側終端装置)から構成される。ホームネットワークはPC(Personal Computer)や電話機の端末装置、およびこれら端末装置とONUを中継するHGW(Home Gateway:ホームゲートウェイ)から構成される。HGWはVoIP(Voice over IP)機能やインターネット接続機能等を有することが多い。コアネットワークは、端末装置からの要求に対してサービス提供するサーバ、およびサーバとOLTを結ぶ通信装置類からなる。端末装置からのVoIPサービス要求を処理するサーバとして、SIPサーバがある。
図2にVoIP機能を有した従来HGWの機能ブロック図を示す。HGWはONUと接続するためのONUポート11、インターネット接続で利用するPC等と接続するためのPCポート12、およびVoIPサービスで利用する電話機等と接続するためのPOTS(Plain Old Telephone Service)ポート13を有する。また、ONUからの下り信号を、定められた通信ポリシーに従いPC等の下部装置へ転送(および下部装置からの上り信号をONUへ転送)する機能を持った信号処理部14を有する。さらに、VoIPサービスで使用する音声信号や制御メッセージを処理し、ONUやPOTSポートへ送信する機能を持った音声処理部15からなる。
近年、地球温暖化対策への関心の高まりや、ネットワーク装置の消費電力量の増加に伴い、ネットワーク装置の省電力化が課題となっている。標準化の場においても、EPON(Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)および10G−EPON(10 Gb/s EPON)の省電力化に向けて、ONUの省電力化が検討されている(例えば、非特許文献1を参照。)。非特許文献1では、ONUが無通信状態であるときに不使用の機能を休止させるスリープ機能による省電力化がSIEPON(Service Interoperability in EPON)の一機能として検討されている。具体的には、ONU状態として、通常状態である「アクティブモード」、及び不使用機能を休止させた状態である「スリープモード」を規定している。さらにスリープモードとして、ONUの送信機能を休止させ受信機能は活動させておく「Tx(Transmitter)モード」と、ONUの送受信機能を休止させる「TRx(Transmitter+Receiver)モード」を規定している。なおそれぞれの状態への遷移条件(状態遷移アルゴリズム)については、標準のスコープ外としている。
図3にスリープ機能を有するONUの機能ブロック図を示す。ONUは、HGWと接続するためのUNIポート21、およびOLTと接続するためのPON−IFポート22を有する。また、MPCP(Multipoint MAC Control Protocol)等のPON制御信号を処理/終端するPON信号処理部23、およびPON制御信号以外の信号を処理するブリッジ部24を有する。また、OLTを通過するフレームを監視するフレームモニタ部25、フレームモニタ部からの情報元にONUのスリープモード遷移/遷移解除を判断するパワーセーブ判定処理部26、パワーセーブ判断処理部の判断にもとづき不使用機能の停止/停止解除を行うスリープ制御部27を有する。さらに、OLTとやりとりするスリープ制御メッセージの処理を行うスリープ制御メッセージ処理部28を有する。
ONUの状態遷移アルゴリズムの例を図4に示す。初期状態はアクティブモードとし、アクティブモードの場合は、あらかじめ設定したアクティブモードタイムアウトが経過するまでに、上下フレームが到着しなかった場合にはTRxモードへ遷移する。また、上りフレームが到着しなかった、かつ下りフレームは到着した場合にはTxモードへ遷移する。それ以外の場合はアクティブモードを継続する。また、ONUがTRxモードの場合は、あらかじめ設定したスリープモードタイムアウトが経過するまでに、上下フレームが到着しなかった場合にはTRxモードを継続し、1つでも上りフレームが到着した場合にはアクティブモードに、下りフレームのみ到達した場合はTxモードへ遷移する。また、ONUがTxモードの場合は、あらかじめ設定したスリープモードタイムアウトが経過するまでに、上下フレームが到着しなかった場合にはTRxモードへ、1つでも上りフレームが到着した場合にはアクティブモードへ遷移する。また、下りフレームのみ到着した場合はTxモードを継続する。
IEEE1904.1
一般に、ONUがスリープモードからアクティブモードへ遷移する場合、休止させていた機能の活動を再開させるには時間を要するため、転送遅延が増加することになる。転送遅延の増加はVoIPサービスのような遅延影響を受けやすいサービスにおいて問題になり得る。図5にスリープ対応ONUを、SIP(Session Initiation Protocol)を用いたVoIPサービスに適用した場合のシーケンス例を示す。なお、シーケンス図の番号表記と明細書の番号表記との関係は表1の通りである。
Figure 2014230009
スリープモード中のONUは、発信側からの‘3’INVITE受信トリガでアクティブモードへ遷移し、HGWへの‘4’INVITE送信、及びSIPサーバへの‘6’180Ringing送信を行う。その後、着信側でユーザが応答する(受話器をとる)と、ONUはHGWから‘8’200OKを受信しSIPサーバ側へ送信する(‘9’200OK)。ここで、‘6’180Ringingの送信から‘8’200OKの受信間隔がアクティブモードタイムアウトより長ければ、ONUはスリープモードに遷移する。この場合、‘9’200OKの送信前後でONUはスリープモードからアクティブモードへ遷移する必要があるので、‘9’200OKの転送遅延が増加することになる。さらに、アクティブモードタイムアウトの設定値によっては、他のSIP制御フレームや音声フレームの転送遅延も増加することになるため、接続品質や音声品質に影響を与える可能性がある。
スリープ対応ONUをVoIPサービスに適用した場合でも転送遅延を増加させないためには、発信直後から切断完了まではONUの再スリープを許容しないことが望ましい。これを実現する一手法として、アクティブモードタイムアウトをシーケンス中の最大フレーム間隔以上とする方法があるが、呼出音から応答までの時間(‘5’〜‘8’に相当)を考慮すると、アクティブモードタイムアウトは長ければ長いほどよく、数分程度とする必要がある。一方で、アクティブモードタイムアウトが長ければONUがアクティブモードとなる時間が増えるため、省電力効果の観点からはアクティブモードは短い方がよい。さらに、インターネット接続環境では、各種プロトコル(PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet(登録商標))やMLD(Multicast Listener Discovery)のキープアライブ信号が一定間隔おきに流れる場合があり、その送信間隔が1分を切る場合が多い。このような状況下では、アクティブタイムアウトが1分以上であると、ONUがスリープモードでいないことになるため、省電力効果の観点からはアクティブモードタイムアウトは1分以下にする必要がある。転送遅延を増加させないというサービス品質の観点からは、アクティブタイムアウトを数分以上とする必要がある一方で、省電力効果の観点からはアクティブモードタイムアウトを1分以下とする必要があり、矛盾の発生という課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決するために、サービス品質と省電力効果を両立できる通信装置の動作制御方法及び通信装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信装置の動作制御方法は、VoIPサービスのような遅延影響を受けやすい所定サービスの提供中は、スリープ対応の通信装置をスリープさせないこととした。
具体的には、本発明に係る通信装置の動作制御方法は、加入者の端末装置と接続された第1通信装置と、
前記第1通信装置と接続しており、前記第1通信装置を介した前記端末装置の信号を相手装置に送信し、前記相手装置からの信号を前記第1通信装置を介して前記端末装置に受信させる第2通信装置と、
を備える通信システムの前記第2通信装置を省電力化する省電力化方法であって、
前記第2通信装置が有する、通信可能なアクティブモードと通信待ち状態で所定時間経過後に一部の機能を休止するスリープモードとを切り替えるモード切替機能を、
前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを開始する際に、通信待ち状態で所定時間経過しても前記第2通信装置をアクティブモードに維持させるアクティブモード維持状態とするアクティブモード維持手順と、
前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを終了する際に、前記アクティブモード維持状態を解除するスリープモード遷移可能手順と、
で制御することを特徴とする。
本発明は、第1通信装置が所定サービスの提供中であることを判断し、第2通信装置のスリープを制限する。また、第1通信装置が所定サービスの提供終了を判断すれば、第2通信装置は通常通りにスリープ動作を行う。すなわち、本発明は、第1通信装置と第2通信装置とを連携させることでサービス品質維持と省電力運用を両立させている。従って、本発明は、サービス品質と省電力効果を両立できる通信装置の動作制御方法を提供することができる。
本発明に係る通信装置の動作制御方法において、前記第1通信装置がホームネットワークのホームゲートウェイ(HGW:Home Gateway)であり、前記第2通信装置が光アクセスネットワークの加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)であることを特徴とする。
具体的な動作制御方法は次の3通りである。
第1の方法は、前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの開始のメッセージを送信し、前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの終了のメッセージを送信することを特徴とする。
第2の方法は、前記第1通信装置及び前記第2通信装置がIEEE802.3azに準拠したPHYを備えており、
前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置の前記PHYがLPI(Low Power Idle)へ遷移することを禁止する遷移禁止状態とするとともに、前記第2通信装置からのスリープモードになる旨の信号を無視し、
前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置の前記遷移禁止状態を解除するとともに、前記第1通信装置から前記第2通信装置へ前記遷移禁止状態を解除した旨のメッセージを送信することを特徴とする。
第3の方法は、前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置が前記所定サービスを開始する信号を受信した後に、前記第2通信装置へ送信する信号で前記第2通信装置がアクティブモード維持状態となり、
前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置が前記所定サービスを終了する信号を受信したときの応答信号で前記第2通信装置がアクティブモード維持状態を解除することを特徴とする。
上記通信装置の動作制御方法を実現する第1通信装置は、加入者の端末装置と前記端末装置の相手装置との間に直列的に接続された2つの通信装置のうちの加入者側の通信装置であって、
前記端末装置又は前記相手装置から所定サービスを開始する又は終了する信号を受信したことを判定する判定部と、
前記相手装置側にある他の通信装置へ前記判定部の判定を通知する処理部と、
を有する。
上記通信装置の動作制御方法を実現する第2通信装置は、加入者の端末装置と前記端末装置の相手装置との間に直列的に接続された2つの通信装置のうちの前記相手装置側の通信装置であって、
通信可能なアクティブモードと通信待ち状態で所定時間経過後に一部の機能を休止するスリープモードとを切り替えるモード切替機能と、
所定サービスを開始する又は終了する信号を受信した旨の加入者側の通信装置の判定に従い、前記モード切替機能を動作させる処理部と、
を有する。
また、第1通信装置及び第2通信装置が形成される基板と、
第1通信装置と第2通信装置とを接続し、前記端末装置と前記相手装置との信号を伝送する第1経路と、
第1通信装置と第2通信装置とを接続し、所定サービスを開始する又は終了する信号を受信した旨を第1通信装置から第2通信装置へ通知する第2経路と、
を有するとしてもよい。
本発明は、サービス品質と省電力効果を両立できる通信装置の動作制御方法及び通信装置を提供することができる。
本発明に関連するネットワーク構成を説明する図である。 本発明に関連するHGWを説明する機能ブロック図である。 本発明に関連するONUを説明する機能ブロック図である。 本発明に関連するONUの状態遷移アルゴリズムを説明する機能ブロック図である。 スリープ対応ONUをVoIPサービスに適用した場合のシーケンス図である。 本発明に係る通信装置(HGW)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置(ONU)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置(HGW)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置(ONU)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置(ONU)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置(HGWとONU)を説明する機能ブロック図である。 本発明に係る通信装置の動作制御方法を説明するシーケンス図である。 本発明に係る通信装置の動作制御方法を説明するシーケンス図である。 本発明に係る通信装置の動作制御方法を説明するシーケンス図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態は、加入者の端末装置と接続された第1通信装置と、
前記第1通信装置と接続しており、前記第1通信装置を介した前記端末装置の信号を相手装置に送信し、前記相手装置からの信号を前記第1通信装置を介して前記端末装置に受信させる第2通信装置と、
を備える通信システムの前記第2通信装置を省電力化する省電力化方法であって、
前記第2通信装置が有する、通信可能なアクティブモードと通信待ち状態で所定時間経過後に一部の機能を休止するスリープモードとを切り替えるモード切替機能を、
前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを開始する際に、通信待ち状態で所定時間経過しても前記第2通信装置をアクティブモードに維持させるアクティブモード維持状態とするアクティブモード維持手順と、
前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを終了する際に、前記アクティブモード維持状態を解除するスリープモード遷移可能手順と、
で制御することを特徴とする。
特に、前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの開始のメッセージを送信し、前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの終了のメッセージを送信することを特徴とする。
ここでは、図1のようなネットワーク構成に本発明を適用した場合を説明する。すなわち、前記第1通信装置がホームネットワークのHGWであり、前記第2通信装置が光アクセスネットワークのONUである。加入者の端末装置とは、ホームネットワークに接続するPCや電話機である。相手装置とは、コアネットワークに接続する他のユーザの通信装置である。そして、上記所定サービスがVoIPサービスである場合を説明する。
本実施形態のHGW101の機能ブロック図を図6に示す。HGW101は、図2で説明したHGW100に、端末装置又は相手装置から所定サービスを開始する又は終了する信号を受信したことを判定する判定部16と、相手装置側にある他の通信装置(ONU201)へ判定部16の判定を通知する処理部17と、をさらに有する。判定部16及び処理部17は、図6において、発信/切断判定部16及び発信開始/切断完了メッセージ処理部17として示している。
発信/切断判定部16は、音声処理部内にあり、端末装置からの信号又は相手装置からの信号内に含まれるVoIPサービスの発信開始及び切断完了を検出する。発信開始/切断完了メッセージ処理部17は、ONUへ発信開始/切断完了を通知するメッセージを生成する。
本実施形態のONU201の機能ブロック図を図7に示す。ONU201は、図3で説明したONU200に、所定サービスを開始する又は終了する信号を受信した旨の加入者側の通信装置(HGW100)の判定に従い、モード切替機能を動作させる処理部29と、をさらに有する。処理部29は、図7において、発信開始/切断完了メッセージ処理部29として示している。
発信開始/切断完了メッセージ処理部17は、HGW101からの発信開始/切断完了メッセージを受信し、パワーセーブ判定処理部へ送信する。さらにONU201のパワーセーブ判定処理部26は、発信開始/切断完了メッセージ処理部17から発信開始メッセージを受信して以降、ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わずアクティブモード維持状態とする。そして、パワーセーブ判定処理部26は、切断完了メッセージを受信した場合に「ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止する、すなわち、アクティブモード維持状態を解除する。
次に、HGW101およびONU201を用いてVoIPサービスにおける発信直後から切断完了までONUを再スリープさせない第一の手法について説明する。具体的には、アクティブモード維持手順で、HGW101がONU201にVoIPサービスの開始のメッセージを送信し、スリープモード遷移可能手順で、HGW101がONU201にVoIPサービスの終了のメッセージを送信する。
端末装置又は相手装置からVoIPサービスの着信(または発信)があった場合、VoIPサービスの終端装置であるHGW101が発信開始を検知し、ONU201に対して発信開始メッセージを送信する。発信開始メッセージを受信したONU201は、HGW101から切断完了メッセージを受信するまでスリープモードへ遷移する判定を行わないため、スリープモードへ遷移しない。その後、通話終了等にともない、HGW101が切断完了を検知し、ONU201へ切断完了メッセージを送信する。切断完了メッセージを受信したONU201は「スリープモードへ遷移させる判定をおこなわない」を中止することで、従来のスリープアルゴリズムの適用を再開するため、スリープモードへの遷移が可能となる。
このような装置と手法を用いることにより、VoIPサービス中はONUがスリープモードへ遷移しないことから、SIP制御フレームおよび音声フレームの転送遅延が防止できる。また、VoIPサービス中以外では、従来のスリープ動作を行うことから、省電力効果を得ることができる。
上記の詳細な動作を以下の実施例1に記載する。
(実施例1)
実施例1では、ONU201とHGW101において、相手側からSIPプロトコルを用いたVoIPサービスを着信し、加入者と相手との間で一定時間通話の後、相手側より切断を行った場合を例に説明を行う。実施例1のシーケンス図を図12に示す。なお、VoIPサービスの着信や切断は加入者側からであっても相手側からであっても以下の説明と同様である。
(1)HGW101の発信/切断判定部16が着信を検知し、着信があったことを発信開始/切断完了メッセージ処理部17へ通知する。着信の検知方法としては、「SIPサーバからINVITEフレームを受信したこと」としてもよい。
(2)HGW101の発信開始/切断完了メッセージ処理部17が発信開始メッセージを作成し、ONU201へ送信する。
(3)ONU201は発信開始/切断完了メッセージ処理部17において、発信開始メッセージを確認後、本メッセージをパワーセーブ判定処理部26へ送信する。
(4)発信開始メッセージを受信したことでパワーセーブ判定処理部26は、ONU201をスリープモードへ遷移させる判定を行わず、ONU201はアクティブモード維持状態となる。
(5)以降はONU201がスリープモードへ遷移することはないため、音声フレームや制御フレームの遅延は発生しない。
(6)一定時間通話の後、VoIPサービスが切断されると、HGW101の発信/切断判定部16が切断を検知し、切断があったことを発信開始/切断完了メッセージ処理部17へ通知する。切断の検知方法としては、「SIPサーバよりBYEメッセージを受信したこと」としてもよい。
(7)HGW101の発信開始/切断完了メッセージ処理部17が切断完了メッセージを作成し、ONU201へ送信する。
(8)ONU201は発信開始/切断完了メッセージ処理部17において、切断完了メッセージ確認後、本メッセージをパワーセーブ判定処理部26へ送信する。
(9)切断完了メッセージを受信したパワーセーブ判定処理部26は、(4)で開始した「ONU201をスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止して、アクティブモード維持状態を解除する。
(10)以降、ONU201は通常のスリープアルゴリズムで動作するため、スリープモードへの遷移が可能となる。
(実施形態2)
VoIPサービスにおける発信直後から切断完了までONUを再スリープさせない第二の手法について説明する。本実施形態のHGW102の機能ブロック図を図8に示す。HGW102は、図2で説明したHGW100に、判定部16と、IEEE802.3azに準拠したPHY31をさらに有する。判定部16は、図8において、発信/切断判定部16として示している。本実施形態のONU202の機能ブロック図を図9に示す。ONU202は、図3で説明したONU200に、IEEE802.3azに準拠したPHY41をさらに有する。
第二の手法は、アクティブモード維持手順で、HGW102のPHY31がLPI(Low Power Idle)へ遷移することを禁止する遷移禁止状態とするとともに、ONU202からのスリープモードになる旨の信号を無視し、スリープモード遷移可能手順で、HGW102の前記遷移禁止状態を解除するとともに、HGW102からONU202へ遷移禁止状態を解除した旨のメッセージを送信する。
本実施形態では、HGWからONUへ発信開始/切断完了メッセージを送受信する方法として、IEEE802.3azで標準化されたEthernet(登録商標) PHYのEEE(Energy Efficient Ethernet(登録商標))機能で用いるWake信号を用いる。
HGW102は信号処理部14内に、IEEE802.3azに準拠したPHY31を備え、発信/切断判定部16は、発信開始(および切断完了)メッセージをPHY31へ通知する。また、PHY31は発信/切断判定部16からの発信開始(または切断完了)メッセージの受信に伴い、自身をLPI(Low Power Idle)へ遷移させない(または遷移させないことを中止する)機能、ならびにONU202からSleep信号(スリープモードに入る許諾要請)を受信しても、Sleep信号を応答しない(スリープモード不許可)機能を有する。
またONU202は、ブリッジ部24内にIEEE802.3azに準拠したPHY41を備える。PHY41は自身のLPI遷移/遷移解除をパワーセーブ判定処理部26へ通知する機能を有する。また、パワーセーブ判定処理部26は、PHY41からのLPI遷移解除メッセージを受信した場合は、ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わずアクティブモード維持状態とする。そして、パワーセーブ判定処理部26は、LPI遷移メッセージを受信した場合は、「ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止、すなわち、アクティブモード維持状態を解除する。
上記の詳細な動作を以下の実施例2に記載する。
(実施例2)
実施例2では、ONU202とHGW102において、相手側からSIPプロトコルを用いたVoIPサービスを着信し、加入者と相手との間で一定時間通話の後、相手側より切断を行った場合を例に説明を行う。実施例2のシーケンス図を図13に示す。なお、VoIPサービスの着信や切断は加入者側からであっても相手側からであっても以下の説明と同様である。
(1)HGW102の発信/切断判定部16が着信を検知し、着信があったことをPHY31へ通知する。着信の検知方法としては、「SIPサーバからINVITEフレームを受信したこと」としてもよい。
(2)HGW102のPHY31は着信通知を受けた以降は、自身をLPIへ遷移させない。すなわち、ONU202へのSleep信号の送信、およびONU202からSleep信号を受信しても、Sleep信号を応答しない。
(3)以降HGW102のPHY31がLPIへ遷移することがないため、ONU202のPHY41もLPIへ遷移することはない。またONU202のPHY41がパワーセーブ判定処理部26へLPI遷移メッセージを通知することはない。さらに、ONU202のパワーセーブ判定処理部26は、ONU202をスリープモードへ遷移させる判定を行なわず、ONU202はアクティブモード維持状態となる。
(4)以降ONU202がスリープモードへ遷移することはないため、音声フレームや制御フレームの遅延は発生しない。
(5)一定時間通話の後、VoIPサービスが切断されると、HGW102の発信/切断判定部16が切断を検知し、切断があったことをPHY31へ通知する。切断の検知方法としては、「SIPサーバよりBYEメッセージを受信したこと」としてもよい。
(6)HGW102のPHY31は切断通知を受けた以降は、PHY31をLPIモードへ遷移させないことを中止するため、PHY31はLPIへの遷移が可能となる。
(7)以降HGW102のPHY31がLPIへ遷移することが可能なため、ONU202のPHY41もLPIへ遷移することが可能となる。ONU202のPHY41がLPIへ遷移した場合、PHY41がパワーセーブ判定処理部26へLPI遷移メッセージを通知する。この場合、ONU202のパワーセーブ判定処理部26は(3)で開始した「ONU202をスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止して、アクティブモード維持状態を解除する。
(8)以降ONU202は従来のスリープアルゴリズムで動作するため、スリープモードへの遷移が可能となる。
(実施形態3)
VoIPサービスにおける発信直後から切断完了までONUを再スリープさせない第三の手法について説明する。本実施形態のONU203の機能ブロック図を図10に示す。ONU203は、図3で説明したONU200に、SIPメッセージ処理部42をさらに有する。なお、HGWは従来品でよい。
第三の手法は、アクティブモード維持手順で、HGW100がVoIPサービスを開始する信号を受信したときの応答信号でONU203がアクティブモード維持状態となり、スリープモード遷移可能手順で、HGW100がVoIPサービスを終了する信号を受信したときの応答信号でONU203がアクティブモード維持状態を解除する。
本実施形態では、HGWからONUへの発信開始/切断完了メッセージとして、SIPメッセージを用いる。なお、発信開始メッセージおよび切断完了メッセージは、あらかじめSIPメッセージの中から決めておくものとする。
ONU203はブリッジ部24内にSIPメッセージ処理部42を備える。SIPメッセージ処理部42はHGW100からのSIPメッセージのうち、発信開始メッセージ(または切断完了メッセージ)を受信した際に、発信開始メッセージ(または切断完了メッセージ)をパワーセーブ判定処理部26へ送信する機能を持つ。また、パワーセーブ判定処理部26は、SIPメッセージ処理部42から発信開始メッセージを受信した場合は、ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わずアクティブモード維持状態とする。そして、パワーセーブ判定処理部26は、切断完了メッセージを受信した場合は、「ONUをスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止、すなわち、アクティブモード維持状態を解除する。
上記の詳細な動作を以下の実施例3に記載する。
(実施例3)
実施例3では、ONU203とHGW100において、相手側からSIPプロトコルを用いたVoIPサービスを着信し、加入者と相手との間で一定時間通話の後、相手側より切断を行った場合を例に説明を行う。実施例3のシーケンス図を図14に示す。ここで、開始メッセージは‘5’180Ringing、切断完了メッセージは‘17’200OKと決めたとする。なお、VoIPサービスの着信や切断は加入者側からであっても相手側からであっても以下の説明と同様である。
(1)ONU203が発信開始にともない‘5’180Ringingを受信する。ONU203のSIPメッセージ処理部において、発信開始メッセージである‘5’180Ringingを確認後、発信開始メッセージをパワーセーブ判定処理部26へ送信する。
(2) 発信開始メッセージを受信したパワーセーブ判定処理部26は、ONU203をスリープモードへ遷移させる判定を行なわず、ONU203はアクティブモード維持状態となる。
(3)以降ONUがスリープモードへ遷移することはないため、音声フレームや制御フレームの遅延は発生しない。
(4)一定時間通話の後、VoIPサービスが切断されると、ONU203が‘17’200OKを受信する。ONU203のSIPメッセージ処理部において、切断完了メッセージである‘17’200OKを確認後、切断完了メッセージをパワーセーブ判定処理部26へ送信する。
(5)切断完了メッセージを受信したパワーセーブ判定処理部26は、(2)で開始した「ONU203をスリープモードへ遷移させる判定を行わない」を中止して、アクティブモード維持状態を解除する。
(6)以降ONU203は従来のスリープアルゴリズムで動作するため、スリープモードへの遷移が可能となる。
(実施形態4)
HGW101とONU200を同一基板上に形成してもよい。その場合のブロック図を図11に示す。図11の通信装置は、HGW101及びONU200が形成される基板50と、
HGW101とONU200とを接続し、端末装置と相手装置との信号を伝送する第1経路(不図示)と、
HGW101とONU200とを接続し、VoIPサービスを開始する又は終了する信号を受信した旨をHGW101からONU200へ通知する第2経路52と、
を有する。
HGW−ONU同一基板50では、HGW101の発信開始/切断完了メッセージ処理部17と、ONU200のパワーセーブ判定処理部26を第2経路52で直接接続する。そのため、HGW101の発信開始/切断完了メッセージ処理部17は、発信開始メッセージおよび切断完了メッセージを第1経路の主信号に影響をあたえることなく、ONU200のパワーセーブ判定処理部26へ送信できる。
上述した実施形態の手法1〜3は、VoIPサービスやインターネット接続環境を備えた通信ネットワークにスリープ対応ONUを適用した場合において、VoIPサービス品質を担保しつつ、ONUの省電力効果を得ることができる。具体的に、VoIPサービス利用時(発信開始から切断完了まで)において、ユーザ応答(受話器をとる)に時間を要する等により、フレーム送受信間隔があいた場合でも、ONUの再スリープを許容しない対策により、SIPフレームや音声フレームが遅延しないため、接続品質や音声品質を担保できる。また、VoIPサービスやその他通信サービスを利用していない場合は、従来と同等の省電力効果を得ることができる。
[付記]
以下は、本発明の通信装置の動作制御方法と通信装置を説明したものである。
本発明は、省電力機能を有する光加入者線終端装置及び、VoIP機能やインターネット接続機能を有する端末装置、ならびに、両者の連携による光加入者線終端装置の省電力化手法の技術に関するものである。
(1):
スリープ対応ONUをVoIPサービスに適用した場合において、HGWが発信開始(および切断完了)を検知のうえONUへ通知し、通知を受信したONUがスリープモードへの遷移を中断する(および中断をやめる)ことにより、VoIPサービス利用中の遅延を許さず、VoIPサービス利用中以外では従来の省電力効果を得ることができるHGWとONUが連携した省電力化手法。
(2):
上記(1)に記載の省電力化手法において、HGWとONUの連携に、IEEE802.3azで標準化されたEEEを利用する省電力化手法。
(3):
上記(1)に記載の省電力化手法において、HGWとONUの連携に、SIPメッセージを利用する省電力手法。
(4):
上記(1)又は(2)に記載のHGWであって、発信開始(および切断完了)を検出し、ONUへ通知することが可能なHGW。
(5):
上記(1)〜(3)のいずれかに記載のONUであって、HGWからの発信開始(および切断完了)通知受信後は、スリープモードへの遷移を中断する(および中断をやめる)ことが可能なONU。
(6):
上記(4)又は(5)に記載のONUおよびHGWが同一基板上に存在するHGW一体型ONU。
本発明は、スリープ対応ONUをVoIPサービスに適用した場合でも、発信直後から切断完了まではONUを再スリープさせないことで、サービス品質と省電力効果を両立し得るHGW、ONUおよび手法を提供できる。
本実施形態ではスリープ対応ONUをVoIPサービスに適用した場合を説明したが、本発明はVoIPサービス以外で遅延耐性が低いサービスにおいても適用可能である。
11:ONUポート
12:PCポート
13:POTSポート
14:信号処理部
15:音声処理部
16:判定部、発信/切断判定部
17:処理部、発信開始/切断完了メッセージ処理部
21:UNIポート
22:PON−IFポート
23:PON信号処理部
24:ブリッジ部
25:フレームモニタ部
26:パワーセーブ判定処理部
27:スリープ制御部
28:スリープ制御メッセージ処理部
29:処理部、発信開始/切断完了メッセージ処理部
31、41:PHY
42:SIPメッセージ処理部
50:基板
52:第2経路
100〜102:第1通信装置、HGW
200〜203:第2通信装置、ONU

Claims (8)

  1. 加入者の端末装置と接続された第1通信装置と、
    前記第1通信装置と接続しており、前記第1通信装置を介した前記端末装置の信号を相手装置に送信し、前記相手装置からの信号を前記第1通信装置を介して前記端末装置に受信させる第2通信装置と、
    を備える通信システムの前記第2通信装置を省電力化する省電力化方法であって、
    前記第2通信装置が有する、通信可能なアクティブモードと通信待ち状態で所定時間経過後に一部の機能を休止するスリープモードとを切り替えるモード切替機能を、
    前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを開始する際に、通信待ち状態で所定時間経過しても前記第2通信装置をアクティブモードに維持させるアクティブモード維持状態とするアクティブモード維持手順と、
    前記第1通信装置と前記相手装置との間で所定サービスを終了する際に、前記アクティブモード維持状態を解除するスリープモード遷移可能手順と、
    で制御することを特徴とする省電力化方法。
  2. 前記第1通信装置がホームネットワークのホームゲートウェイ(HGW:Home Gateway)であり、
    前記第2通信装置が光アクセスネットワークの加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)である
    ことを特徴とする請求項1に記載の省電力化方法。
  3. 前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの開始のメッセージを送信し、
    前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記所定サービスの終了のメッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の省電力化方法。
  4. 前記第1通信装置及び前記第2通信装置がIEEE802.3azに準拠したPHYを備えており、
    前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置の前記PHYがLPI(Low Power Idle)へ遷移することを禁止する遷移禁止状態とするとともに、前記第2通信装置からのスリープモードになる旨の信号を無視し、
    前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置の前記遷移禁止状態を解除するとともに、前記第1通信装置から前記第2通信装置へ前記遷移禁止状態を解除した旨のメッセージを送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の省電力化方法。
  5. 前記アクティブモード維持手順で、前記第1通信装置が前記所定サービスを開始する信号を受信した後に、前記第2通信装置へ送信する信号で前記第2通信装置がアクティブモード維持状態となり、
    前記スリープモード遷移可能手順で、前記第1通信装置が前記所定サービスを終了する信号を受信したときの応答信号で前記第2通信装置がアクティブモード維持状態を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の省電力化方法。
  6. 加入者の端末装置と前記端末装置の相手装置との間に直列的に接続された2つの通信装置のうちの加入者側の通信装置であって、
    前記端末装置又は前記相手装置から所定サービスを開始する又は終了する信号を受信したことを判定する判定部と、
    前記相手装置側にある他の通信装置へ前記判定部の判定を通知する処理部と、
    を有し、請求項1から4のいずれかに記載の省電力化方法を実現する前記第1通信装置として動作する通信装置。
  7. 加入者の端末装置と前記端末装置の相手装置との間に直列的に接続された2つの通信装置のうちの前記相手装置側の通信装置であって、
    通信可能なアクティブモードと通信待ち状態で所定時間経過後に一部の機能を休止するスリープモードとを切り替えるモード切替機能と、
    所定サービスを開始する又は終了する信号を受信した旨の加入者側の通信装置の判定に従い、前記モード切替機能を動作させる処理部と、
    を有し、請求項1から5のいずれかに記載の省電力化方法を実現する前記第2通信装置として動作する通信装置。
  8. 請求項6に記載の通信装置及び請求項7に記載の通信装置が形成される基板と、
    請求項6に記載の通信装置と請求項7に記載の通信装置とを接続し、前記端末装置と前記相手装置との信号伝送する第1経路と、
    請求項6に記載の通信装置と請求項7に記載の通信装置とを接続し、所定サービスを開始する又は終了する信号を受信した旨を請求項6に記載の通信装置から請求項7に記載の通信装置へ通知する第2経路と、
    を有する通信装置。
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