JP5063378B2 - Ont及びネットワークシステム - Google Patents

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Description

この発明は、光アクセス通信機器の宅内装置として使用される、光加入者装置の低電力化に関わる発明である。
インターネット上を流れるトラフィックの増大に伴い、ネットワーク装置においてはより大量の情報を、より高速に処理する必要がある。しかし、処理の高速化とともにネットワーク装置における消費電力が増大しており、ネットワーク装置における低電力化が要求されている。
一方で、IPマルチキャストを利用した放送サービスが開始されつつある。例えば、GPONで使われている光の分岐によるマルチキャスト機能を生かして、多チャンネルの映像データを常時ユーザー宅まで配信する方式も開発されている。この方式では、IPマルチキャストによって配信する放送チャンネルをユーザーが視聴する、しないに関係なくあらかじめユーザー宅まで配信する。前述の多チャンネルの映像データを常時ユーザー宅まで配信する方式では、ONT(Optical Network Terminal)は常に大量のトラフィックを受信する。大量のトラフィックを受信している場合には、ONT内部の回路での処理量が多く、消費電力が大きい。さらに、常に大量のトラフィックを受信しているため、消費電力が高い状態が続く。したがって、ONTでの消費電力が大きくなる問題がある。
ONTの低電力化に関する技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が存在する。特許文献1の技術では、光インターフェース部、PON処理部、端末インターフェース部に個別に電源を供給することが可能であり、電源制御部により個別に制御できる。光インターフェース部あるいは端末インターフェース部における通信状況の良・不良を検出し、所定の回路部への電源供給をON・OFFする。これにより、光ネットワーク装置の低電力化を図っている。上記の通信状況の不良とは、例えば、線路の断線、OLTの故障、端末装置の故障をさしている。
特開2007−89027号公報
上記特許文献1では、ONTの光インターフェース部または端末インターフェース部で通信状況の不良を検出したときに低電力化をはかることができる。しかし、通信状況が良であるときの低電力化については、言及されていない。したがって、ONTが常に大量のマルチキャストフレームを受信している場合の低電力化をはかる必要がある。
ONTに直接、電話機が接続されている場合、あるいは、ホームゲートウェイを介して電話機が接続されている場合、電話の発信および着信の遅延は望ましくない。そのため、低電力状態においても、ユニキャストフレームによる通信が可能であることが望ましい。マルチキャストフレームをONTが受信しているが、ユーザーが視聴していない状況下において、ユニキャストフレームの通信を可能に状態で低電力化をはかることが目的である。
上記の目的を達成するために、本発明の光加入者装置はアドレス検索に使用する連想メモリとしてユニキャストアドレス用とマルチキャストアドレス用を持ち、個別に電源供給のON、OFFの切り替えが可能な電源制御部を備えている。
本発明の光加入者装置はユーザー端末とやりとりされる特定のフレームを監視し、一定時間ユーザーが特定のフレームを受信していない場合に、マルチキャストアドレス対応のフレームをマルチキャストアドレス検索前の段階で破棄し、マルチキャストアドレス用の連想メモリへの電源供給をOFFにする。
マルチキャストによるIP放送をONTが受信しているが、ユーザーが見ていない状況下においてONTの低電力化をはかることができる。
低電力状態においても、ONTが光インターフェース側およびユーザー端末側から受信するユニキャストフレームは通常状態と同様に処理することができる。
上記の理由により、ONT側への発信・着信メッセージは通常どおり処理するため、低電力状態においても電話の発信、着信において遅延が生じることはない。
以下、発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は放送用の映像データをエンドユーザの端末まで配信する際の一般的なネットワーク構成を示した図である。映像データは、放送サーバ60からインターネット80、ルータ50、OLT200、光カプラ30、ONT100を介して端末に送られる。OLT200およびONT100は制御ネットワーク90、ルータ50を介してオペレーション装置により保守・管理が行われる。本実施例ではONT100は、PCなどの端末22を接続する場合とする。
なお、ユーザー端末とONTの接続形態は複数ある。例えば、ONT100とホームゲートウェイ23が接続し、ホームゲートウェイ23はPCなどの端末22および電話機と接続する形態がある。
この場合、ホームゲートウェイはVoIP機能を備えている。別の例として、ONT(VoIP機能付)110にPCなどの端末22および電話機21が接続する形態がある。
図2は本発明によるONT100を構成するブロック図である。ONT100は、光インターフェース部101、Ether PHY処理部102、電源部103、電源制御部104、マルチキャスト用連想メモリ105、ユニキャスト用連想メモリ106、RAM107、CPU108、スイッチ109、PON処理部150から構成される。また、Ether PHY処理部102とPCなどの端末22が接続している。
電源部103は、所定の回路部(光インターフェース部101、Ether PHY処理部102、マルチキャスト用連想メモリ105、ユニキャスト用連想メモリ106、RAM107、CPU108、PON処理部150)と接続されている。電源部103とマルチキャスト用連想メモリ105はスイッチ109を介して接続されており、スイッチのON/OFFによりマルチキャスト用連想メモリ105への電源供給・停止が可能である。ユニキャスト用連想メモリ106についても同様である。電源制御部104は、スイッチ109のON/OFFを個別に制御することが可能である。したがって、ユニキャスト用連想メモリ106に電源供給している状態で、マルチキャスト用連想メモリ105への電源供給・停止が可能である。
電源制御部104に対して、所定の命令を入力すると、その命令に従い所定のスイッチをOFFにする。したがって、電源制御部104に所定の命令を入力して、マルチキャスト用連想メモリ106に接続されているスイッチをOFFにすることができる。
電源制御部104に対して、別の命令を入力すると、その命令に従い所定のスイッチをONにする。したがって、電源制御部104に所定の命令を入力して、マルチキャスト用連想メモリ106に接続されているスイッチをONにすることができる。したがって、ユーザーがマルチキャストを受信していないときに、電源制御部104に所定の命令を入力すれば、マルチキャスト用連想メモリ106への電源供給を停止することができる。これにより、ONTの省電力化が可能である。
下りフレームは光インターフェース部101、PON処理部150、Ether PHY処理部102を介して、PCなどの端末22に送られる。OLT200から受信した下りフレームは、光インターフェース部101で光電気変換をおこない、PON処理部150に送られる。PON処理部150は、例えば、PONフレームの終端処理、フレームの振り分け処理、アドレス検索処理をおこなう。データ(映像用のデータを含む)はEtherPHY処理部102に送られ、PCなどの端末22で受信する。例えば、マルチキャストによる映像データはPCなどの端末22で受信する。PCなどの端末22から出す上りフレームは、EtherPHY処理部102を介してPON処理部150に送られる。PON処理部150では、上りPONフレームの組み立て処理をおこない、光インターフェース部101に送る。光インターフェース部101は電気信号を光信号に変換してOLT200に送信する。
図3はOLT200の1実施例の構成を表すブロック図である。OLT200は光インターフェース部201、OLT制御部202、PON制御部203、制御ネットワークインターフェース部204、主信号ネットワークインターフェース部205から構成される。OLT200はPCなどの端末22が送信したデータを光インターフェース部201で受信すると、PON制御部203、主信号ネットワークインターフェース部205、ルータ50を経由して、インターネット80に送る。また、OLT200は、ONT100が送信するONT管理用フレームを光インターフェース部201で受信し、PON制御部203、OLT制御部202に送られる。
図4は本発明におけるPON処理部150における構成を表すブロック図である。PON処理部150はMAC処理部150、下りフレーム処理部160、上りフレーム処理部170から構成される。なお、本ブロック図はGPONのONTのPON処理部の1実施例を示す。
下りフレーム処理部160は、下り復号処理部161、GEMヘッダ処理部162、PONヘッダ処理部163、FEC復号処理部164、同期処理部165から構成され、光インターフェース部101から受けた下りフレームの処理をおこなう。
同期処理部165は光インターフェース部101から受信した信号の同期をおこなう。FEC復号処理部164はFEC符号化されたデータを復号する処理をおこなう。PONヘッダ処理部163はPONフレームのヘッダを処理する。GEMヘッダ処理部162はGEM フレームのヘッダの処理をおこなう。例えば、GEM PortIDによるフィルタリングをおこなう。下り復号処理部161は、暗号化されたデータを復号して、PONフレームのPayloadをMAC制御部180に送る。
下りPONフレームのフォーマットの1実施例を図5に示す。下りPONフレームはPCBd501とGEMフレームから構成される。PCBd501はPONフレームのヘッダで、PONの制御情報を含む。
GEMフレームはPLIフィールド511、Port-IDフィールド512、PTIフィールド513、HECフィールド514、GEM payload515から構成される。PLIフィールド511はGEMフレームのpayloadの長さを表す。Port-IDフィールド511はPONでのトラフィックを識別するために使用される。例えば、ユニキャストフレームに対して、各ONTの宛先毎にPort-IDを割り当てることができる。また、マルチキャストフレームやブロードキャストフレームに対して、それぞれ異なるPort-IDを割り当てることができる。マルチキャスト用のGEM PortIDをつけたGEMフレームを以下、GEMマルチキャストフレームを呼ぶ。なお、GEM PortIDの対応づけは、OLT200のPON制御部203にて行う。
PTIフィールド513はPayloadの内容種別を表す。HECフィールドは、誤り検出および誤り訂正に使用される。
GEMヘッダ処理部162は、Port-IDによるフィルタリングが可能である。RAM107上に透過させるGEM-portIDを登録しておき、GEMフレーム受信時にRAM107上に登録があるport-IDをもつGEMフレームのみ透過させることでフィルタリングできる。例えば、マルチキャストに対応したGEM-portIDをRAMに登録してある場合にはマルチキャストフレームは透過するが、前記マルチキャストに対応したGEM-portIDをRAMに登録してない場合にはマルチキャストフレームを破棄することができる。また、RAM107に登録するGEM portIDを書き換えることで、動的なフィルタリングが可能である。例えば、ある時にはGEMマルチキャストフレームを透過させるが、別のときにはGEMマルチキャストフレームを破棄することができる。
上りフレーム処理部170は、GEMフレーム処理部171、PONフレーム処理部172、FEC符号処理部173、遅延調節部174から構成され、MAC処理部180から受けた上りフレームの処理をおこなう。
GEMフレーム処理部171はGEMフレームの組み立て処理をおこなう。PONフレーム処理部172は、PONフレーム組み立て処理をおこなう。FEC符号処理部173は、組み立てられたフレームをFEC符号処理する。遅延調節部174は、上りPONフレームを送信するタイミングの調節をおこなう。
MAC処理部150は下りフレームの処理(例えば、セグメント化されたフレームを再生、OMCIの終端、宛先アドレスの検索)、上りフレームの処理(例えば、OMCIの挿入、上り宛先アドレスの検索)をおこなう。また、MAC処理部150はフレーム監視部181を備えており、上りフレームおよび下りフレームの監視をおこなうことができる。
フレーム監視部181は上りフレームあるいは下りフレームの受信を検出することができる。
また、特定のフレームの受信を検出することができる。例えば、ユニキャストのフレームの受信を検出することが可能である。また、マルチキャストグループへの参加・離脱メッセージ(例えば、IGMPのMembership ReportメッセージやLeaveのメッセージ)の受信を検出することも可能である。前述のフレーム監視部181を備えたONT100はPCなどの端末が出すマルチキャストグループへの参加・離脱のメッセージをスヌーピングすることができる。
ONT100は図6に示す表をマルチキャスト用連想メモリ105およびRAM107にもつ。RAM107上の値には、ONT100に接続しているPCなどの端末22がマルチキャストグループに属している場合には1、属していない場合には0が入る。マルチキャスト用連想メモリ105にマルチキャストアドレス#1を入力すると、RAM上のアドレス#1を出力する。RAM上の値1を参照することで、ONT100に接続しているPCなどの端末22がマルチキャストグループに属しているか否かを調べることが可能である。例えば、下りのマルチキャストフレームがMAC処理部に入ると、図6に示す表を参照して値が1であればPCなどの端末22に送信し、値が0であればフレームを破棄する。以下、この表をマルチキャストテーブルと呼ぶ。
ONT100が、PCなどの端末22からマルチキャストアドレス#1のグループに参加するメッセージを受信した場合は、マルチキャスト用連想メモリ105によりマルチキャストアドレス#1を検索し、RAM上のアドレス#1を得る。さらに、そのRAM上の値を1にする。ONT100が、PCなどの端末22からマルチキャストアドレス#1のグループから離脱するメッセージを受信した場合は、マルチキャスト用連想メモリ105によりマルチキャストアドレス#1を検索し、RAM上のアドレス#1を得る。さらに、そのRAM上の値を0にする。したがって、PCなどの端末22が各マルチキャストグループに属しているか否かを管理することができる。
実施例1においては、ONT100は3つの状態、通常状態301、仮状態302、低電力状態303を持つ。以下、各状態について説明する。
通常状態301は、GEMヘッダ処理部でGEMマルチキャストフレームを破棄せず、マルチキャスト用連想メモリ105への電力供給があり、PCなどの端末22が実際にマルチキャストフレームを受信している状態である。ONT100が受信したマルチキャストフレームのうち、PCなどの端末がマルチキャストグループに属している場合には、EtherPHY処理部102を経て、PCなどの端末22に送信される。マルチキャストグループに属していない場合には、MAC制御部180においてマルチキャストフレームを破棄する。
仮状態302は、GEMヘッダ処理部でGEMマルチキャストフレームを破棄せず、マルチキャスト用連想メモリ105への電力供給があり、PCなどの端末22がIPマルチキャストフレームを受信していない状態である。ONT100が初期起動した際には、仮状態になるとする。通常状態301との違いは、UNI側にIPマルチキャストフレームが流れているか否かである。
低電力状態303は、GEMヘッダ処理部でGEMマルチキャストフレームを破棄し、マルチキャスト用連想メモリ105への電力供給を停止し、PCなどの端末22がIPマルチキャストフレームを受信していない状態である。低電力状態303においては、マルチキャスト用連想メモリ106への電源供給を停止しているため通常状態301に比べて電力消費が少ない。さらに、下り復号処理部161、MAC制御部180において下りマルチキャストフレームの処理をしないため電力消費が少ない。低電力状態303においては、ユニキャストフレームの処理については通常状態と変わらない。したがって、低電力状態においても、通常通りユニキャストフレームの処理が可能である。例えば、低電力状態においても、OLT200とONT100との間でONT管理用メッセージのやりとりが可能である。当然であるが、通常状態301および仮状態302においてもユニキャストフレームの処理が可能である。
図7は本発明の実施例1における、ONT100が通常状態301から仮状態302を経由して低電力状態303へ遷移するまでのステップを示したフロー図である。
通常状態301にあるときに、PCなどの端末22が送信したIPマルチキャストグループ参加・離脱メッセージをONT100が受信したとする。ステップ311では、フレーム監視部181がIPマルチキャスト参加・離脱メッセージの受信を検出する。ステップ312では、マルチキャスト用連想メモリ105にある表1のテーブルの内容を、受信したIPマルチキャスト参加メッセージにもとづいて更新する。ステップ313では、IPマルチキャストグループに参加しているエントリの数をカウントする。ステップ314では、カウンタがゼロか否かを判定する。カウンタがゼロである場合には、仮状態302に遷移する。カウンタがゼロでない(1以上である)場合は、通常状態301の状態を維持する。仮状態302に遷移すると、直ちにステップ315に移る。
ステップ315では、カウントダウンタイマーをスタートし、ステップ316に移る。このタイマーは特定の正の値からスタートし、時間に比例して減少する。ステップ316では、カウントダウンタイマーがゼロになる前に、IPマルチキャストグループ参加メッセージを受信したか否かを判定する。カウントダウンタイマーがゼロになる前にIPマルチキャストグループ参加メッセージを受信した場合には、マルチキャストテーブルおよびカウンタを更新して、通常状態301に遷移する。このタイマーがゼロになった場合には、ステップ317に移る。
ステップ317では、OLT200に自ONT100が低電力状態に遷移することを通知する。これにより、オペレーション装置70およびOLT200はONTの電力状態を監視することができる。この通知は、ONT管理用フレーム(例えば、OMCI)によりおこなう。ステップ318では、GEMヘッダ処理部162でGEMマルチキャストフレームの破棄を開始する。これにより、下り復号処理部161およびMAC制御部180において下りマルチキャストフレームの処理をしないため、PON処理部において電力消費を低減することが可能である。ステップ319では、電源制御部に所定の命令を入力して、マルチキャスト用連想メモリ105への電源供給を停止して、低電力状態303に遷移する。これにより、マルチキャスト用連想メモリでの電力消費をゼロにすることができる。以上のステップにより、IPマルチキャストフレームをPCなどの端末22が受信しない場合に、通常状態301から低電力状態303に移すことができる。
通常状態301から、低電力状態303に直接遷移しないのは、PCなどの端末22がマルチキャストグループ離脱メッセージを出した直後にマルチキャストグループ参加メッセージを出す可能性が高いためである。例えば、PCなどの端末22でIP放送を受信時にIP放送のチャンネルの切り替えをおこなうと、PCなどの端末22はマルチキャストグループ離脱メッセージを出した後で、マルチキャストグループ参加メッセージを出す。
図8は本発明の実施例1における、ONT100が低電力状態303から通常状態301へ遷移するまでのステップを示したフロー図である。低電力状態303にあるときに、PCなどの端末22が送信したIPマルチキャストグループ参加メッセージをONT100が受信したとする。ステップ321では、フレーム監視部181はIPマルチキャストグループ参加メッセージの受信を検出する。ステップ322では、電源制御部104に所定の命令を入力して、マルチキャスト用連想メモリ106への電力供給を再開する。ステップ323では、受信したマルチキャストグループ参加メッセージをもとにマルチキャストテーブルの内容を更新する。ステップ324では、マルチキャストグループに参加しているエントリの数をカウントする。ステップ325では、GEMヘッダ処理部162においてマルチキャストフレームの破棄を解除する。ステップ326では、受信したマルチキャストフレームをUNI側に送信開始する。ステップ327では、OLT200に自ONT100が通常状態に遷移することを通知する。OLT200への通知は例えば、ONT管理用フレームによりおこなう。以上のステップにより、低電力状態303から通常状態301に復帰することが可能である。
図9は本発明の実施例1における、通常状態301から仮状態302を経由して低電力状態303へ遷移する場合のシーケンス図である。なお、図は常にONT100までマルチキャストフレームが流れているとする。PCなどの端末22がIPマルチキャストフレームを受信している状態で、PCなどの端末22がIPマルチキャストグループ離脱要求を出すと、ONT100はIPマルチキャストグループ離脱メッセージの受信を検出して、IPマルチキャストテーブルを更新する。ONT100はIPマルチキャストフレームをPCなどの端末22に送信するのをとめる。さらに、ONT100はカウンタを更新し、カウンタがゼロになったことを確認して、仮状態に遷移する。仮状態に遷移すると、直ちにタイマーをスタートする。一定時間を経過するとタイマーが停止する。ONT100は、ONT管理用フレームにより低電力状態303になることをOLT200に通知し、マルチキャストフレームをGEMヘッダ処理部において破棄し、マルチキャスト用連想メモリへの電源供給を停止し、低電力状態303に遷移する。
図10は本発明の実施例1における、通常状態301から仮状態302へ遷移した後に、再び通常状態301へ遷移する場合のシーケンス図である。図9と同様、常にONT100までマルチキャストが流れているとする。PCなどの端末22がIPマルチキャストフレームを受信している状態で、PCなどの端末22がマルチキャストグループ離脱要求を出すと、ONT100はマルチキャストグループ離脱メッセージの受信を検出して、マルチキャストテーブルを更新する。ONT100はIPマルチキャストフレームをPCなどの端末22に送信するのをとめる。さらに、ONT100はカウンタを更新し、カウンタがゼロになったことを確認して、仮状態に遷移する。仮状態に遷移すると、直ちにタイマーをスタートする。タイマーが停止する前に、PCなどの端末22がマルチキャストグループ参加要求を出す。ONT100はマルチキャストグループ参加メッセージ受信を検出して、マルチキャストテーブルを更新する。ONTはマルチキャストフレームをPCなどの端末に送信し、通常状態に遷移する。
図11は本発明の実施例1における、低電力状態303から通常状態301へ遷移する場合のシーケンス図である。図9、図10と同様、常にONT100までマルチキャストが流れているとする。ONT100が低電力状態303にあるときに、PCなどの端末がマルチキャストグループ参加要求を出すとする。ONT100はマルチキャストグループ参加メッセージ受信を検出し、マルチキャスト用連想メモリへの電源供給を再開する。さらに、マルチキャストテーブルを更新し、カウンタを更新し、GEMヘッダ処理部において、GEMマルチキャストフレームの破棄を解除する。マルチキャストフレームはPCなどの端末まで流れる。ONTはOLTに通常状態になったことをONT管理用フレームにより通知して、通常状態に遷移する。
実施例1においては、ONT100に直接PCなどの端末22が接続している場合について述べた。しかし、ONT100にホームゲートウェイ装置が接続し、ホームゲートウェイにPCなどの端末22および電話機21が接続している場合についても、ブロック図、フロー図、シーケンス図を変更することなく適用できる。電話機21の発信・着信にともなうフレームはユニキャストフレームを利用するため、動作に変更はない。また、低電力状態において電話機の発信・着信の動作が発生しても、低電力状態を維持することができる。
実施例2においては、ブロック図においては実施例1と同様である。
実施例1では通常状態から低電力状態へ遷移する契機および低電力状態へ遷移する契機がUNI側にマルチキャストフレームが流れているか否かであるのに対して、実施例2ではUNI側にトラフィックがあるか否かを契機とする。例えば、ONT100とPCなどの端末22との間で一定時間トラフィックがない場合には、マルチキャストフレームをGEMヘッダ処理部において破棄し、マルチキャスト用連想メモリ105への電源供給を停止する。また、トラフィックが発生した場合には、マルチキャスト用連想メモリ105への電源供給を再開し、GEMヘッダ処理部においてマルチキャストフレームの破棄を解除する。これによりONT100とPCなどの端末22との間で一定時間トラフィックがない場合に電力消費を低減することができる。実施例2において、ONT100は2つの状態、通常状態301と低電力状態303をもつ。通常状態301は、GEMヘッダ処理部でGEMマルチキャストフレームを破棄せず、マルチキャスト用連想メモリ105への電力供給がある状態である。低電力状態303はGEMヘッダ処理部でマルチキャストフレームを破棄し、マルチキャスト用連想メモリ105への電力供給を停止した状態である。
図12は本発明の実施例2における、通常状態301から低電力状態303に遷移する場合のフロー図である。通常状態に移ると、直ちにステップ331に移る。ステップ331では、タイマーをスタートする。タイマーがゼロになるまえに、UNI側にトラフィックが発生した場合には、タイマーをリセットして再びステップ331に移る。タイマーがゼロになった場合には、ステップ333に移る。ステップ333では、OLT200にONT管理用フレームを用いて、自ONT100が低電力状態になることを通知する。これにより、オペレーション装置70およびOLT200はONTの電力状態を監視することができる。ステップ334では、GEMヘッダ処理部162においてGEMマルチキャストフレームの破棄を開始する。これにより、下り復号処理部161およびMAC制御部180において下りマルチキャストフレームの処理をしないため、PON処理部での電力消費を低減することが可能である。ステップ335では、マルチキャスト用連想メモリ105への電源供給を停止し、低電力状態303にうつる。これにより、マルチキャスト用連想メモリ105での電力消費をゼロにすることができる。以上のステップにより、通常状態301から低電力状態303に遷移する。
図13は本発明の実施例2における、低電力状態303に通常状態301から遷移する場合のフロー図である。低電力状態303にある場合に、UNI側でトラフィックが発生したとする。ステップ342で、ONT100はUNI側でトラフィックを検出する。ステップ343で、マルチキャスト用連想メモリへの電力供給を開始する。ステップ344で、GEMヘッダ処理部162において、GEMマルチキャストフレームの破棄を解除する。ステップ345で、OLT200にONT管理用フレームを用いて、自ONTが通常状態301になったことを通知する。これにより、オペレーション装置70およびOLT200はONTの電力状態を監視することができる。以上のステップにより、低電力状態303から通常状態301に遷移する。
実施例2における、シーケンス図については実施例1から類推して適用できるので、特に記述しない。
実施例2においても、ONT100に直接PCなどの端末22が接続している場合について述べた。しかし、ONT100にホームゲートウェイ装置が接続し、ホームゲートウェイにPCなどの端末22および電話機21が接続している場合についても、ブロック図、フロー図、シーケンス図を変更することなく適用できる。電話機21の発信・着信に際して、ホームゲートウェイとONT100の間にトラフィックが発生する。したがって、低電力状態にある場合に、電話の発信・着信が発生するとONTは通常状態になる。
実施例1および実施例2については、ONTがVoIP機能を備えていない場合について説明した。実施例3においては、ONTがVoIP機能を備えているとする。
図14は本発明の実施例3における、ONT(VoIP機能付)110を構成するブロック図である。図3との違いは、VoIP処理部111、SLIC110、電話機21が追加されていることである。SLIC110は電話線のインターフェース部であり、VoIP処理部111に接続されている。VoIP処理部111は、呼制御機能およびIPパケットを音声用の信号に変換する機能を備える。なお、実施例3においては、PON処理部内のフレーム監視部は、EtherPHY処理部、VoIP処理部を出入りするフレームを監視する。
フロー図およびシーケンス図に関しては実施例1および実施例2を変更することなく適用できる。実施例1のフロー図である図7、図8を適用した場合には、VoIP処理部においてはユニキャストフレームのみ処理するので、実施例1と同様の効果がある。実施例2のフロー図である図12、図13を適用し、かつ、フレーム監視部がEtherPHY処理部およびVoIP処理部両方のフレームを監視する場合には、実施例2と同様の効果がある。実施例2のフロー図である図12、図13を適用し、かつ、フレーム監視部がEtherPHY処理部のフレームのみを監視する場合には、電話機21の使用状況に関係なく、ONTを低電力状態にすることができる。
ネットワーク構成図。 ONTブロック図(実施例1,2)。 OLTブロック図。 ONT PON処理部ブロック図(実施例1,2)。 GPON下りフレームのフォーマット。 マルチキャストテーブル。 ONTの通常状態から低電力状態への動作を表すフロー図(実施例1)。 ONTの低電力状態から通常状態への動作を表すフロー図(実施例1)。 ONTが通常状態から仮状態を経て、低電力状態へ遷移する場合のシーケンス図(実施例1)。 ONTが通常状態から仮状態を経て、通常状態へ遷移する場合のシーケンス図(実施例1)。 ONTが低電力状態から通常状態へ遷移する場合のシーケンス図(実施例1)。 ONTの通常状態から低電力状態への動作を表すフロー図(実施例2)。 ONTの低電力状態から通常状態への動作を表すフロー図(実施例2)。 ONTブロック図(実施例3)
符号の説明
21 電話機
22 PCなどの端末
23 ホームゲートウェイ
30 光カプラ
50 ルータ
60 放送サーバ
70 オペレーション装置
80 インターネット
90 制御ネットワーク
100 ONT
101 光インターフェース部
102 Ether PHY処理部
103 電源部
104 電源制御部
105 マルチキャスト用連想メモリ
106 ユニキャスト用連想メモリ
107 RAM
108 CPU
109 スイッチ
110 SLIC
111 VoIP処理部
150 PON処理部
160 下りフレーム処理部
161 下り復号処理部
162 GEMヘッダ処理部
163 PONヘッダ処理部
164 FEC復号処理部
165 同期処理部
170 上りフレーム処理部
171 GEMフレーム処理部
172 PONフレーム処理部
173 FEC符号処理部
174 遅延調節部
180 MAC処理部
181 フレーム監視部
200 OLT
201 光インターフェース部(OLT)
202 OLT制御部
203 PON制御部
204 制御ネットワークインターフェース部
205 主信号ネットワークインターフェース部。

Claims (30)

  1. OLT(Optical Line Terminal)と光ファイバを介して接続されるONT(Optical Network Terminal)であって、前記ONTはさらにネットワークを介して端末に接続され、
    前記OLTから受信するフレームがユニキャストフレームである場合に該ユニキャストフレームの宛先ユニキャストアドレスを検索する第1の連想メモリと、
    前記OLTから受信するフレームがマルチキャストフレームである場合に該マルチキャストフレームの宛先マルチキャストアドレスを検索する第2の連想メモリと、
    前記第1の連想メモリと前記第2の連想メモリに電源を供給する電源部と、

    前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を制御する電源制御部と、
    前記端末との通信を監視する通信監視部と、
    前記OLTから受信する特定のフレームの破棄または転送を制御する通信制御部と、を備え、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが送信されていないことが検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするONT。
  2. 請求項1に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが送信されていないことが検出された場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするONT。
  3. 請求項1に記載のONTにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが所定の時間送信されていないことが検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするONT。
  4. 請求項2に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが所定の時間送信されていないことが検出された場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするONT。
  5. 請求項1に記載のONTにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記端末からの前記マルチキャストフレームの受信要求が検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするONT。
  6. 請求項2に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部において前記端末からの前記マルチキャストフレームの受信要求が検出された場合に
    前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する設定を解除することを特徴とするONT。
  7. 請求項2に記載のONTにおいて、
    前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する旨を前記OLTに通知することを特徴とするONT。
  8. 請求項1に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部においてマルチキャストグループ離脱要求を受信した場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするONT。
  9. 請求項8に記載のONTにおいて、
    前記端末が他のマルチキャストグループに参加していない場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするONT。
  10. 請求項1に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部においてマルチキャストグループ参加要求を受信した場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするONT。
  11. OLT(Optical Line Terminal)と光ファイバを介して接続されるONT(Optical Network Terminal)であって、前記ONTはさらにネットワークを介して端末に接続され、
    前記OLTから受信するフレームがユニキャストフレームである場合に該ユニキャストフレームの宛先ユニキャストアドレスを検索する第1の連想メモリと、
    前記OLTから受信するフレームがマルチキャストフレームである場合に該マルチキャストフレームの宛先マルチキャストアドレスを検索する第2の連想メモリと、
    前記第1の連想メモリと前記第2の連想メモリに電力を供給する電源部と、
    前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を制御する電源制御部と、
    前記OLTから受信する特定のフレームの破棄または転送を制御する通信制御部と、を
    備え、
    前記電源制御部は、所定の時間前記端末からフレームを受信しない場合に、前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするONT。
  12. 請求項11に記載のONTにおいて、
    所定の時間前記端末からフレームを受信しない場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするONT。
  13. 請求項11に記載のONTにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記端末からフレームを受信したことを検出した場合に、前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするONT。
  14. 請求項12に記載のONTにおいて、
    前記通信監視部において前記端末からフレームを受信したことを検出した場合に、前記通信制御部は、前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する設定を解除することを特徴とするONT。
  15. 請求項12に記載のONTにおいて、
    前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する旨を前記OLTに通知することを特徴とするONT。
  16. OLT(Optical Line Terminal)とONT(Optical Network Terminal)とが光ファイバを介して接続されるネットワークシステムであって、前記ONTはさらにネットワークを介して端末に接続され、
    前記ONTは、
    前記OLTから受信するフレームがユニキャストフレームである場合に該ユニキャストフレームの宛先ユニキャストアドレスを検索する第1の連想メモリと、
    前記OLTから受信するフレームがマルチキャストフレームである場合に該マルチキャストフレームの宛先マルチキャストアドレスを検索する第2の連想メモリと、
    前記第1の連想メモリと前記第2の連想メモリに電力を供給する電源部と、
    前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を制御する電源制御部と、
    前記端末との通信を監視する通信監視部と、
    前記OLTから受信する特定のフレームの破棄または転送を制御する通信制御部と、を
    備え、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが送信されていないことが検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  17. 請求項16に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが送信されていないことが検出された場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするネットワークシステム。
  18. 請求項16に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが所定の時間送信されていないことが検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  19. 請求項17に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部において前記OLTから前記端末に前記マルチキャストフレームが所定の時間送信されていないことが検出された場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするネットワークシステム。
  20. 請求項16に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記端末からの前記マルチキャストフレームの受信要求が検出された場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  21. 請求項17に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部において前記端末からの前記マルチキャストフレームの受信要求が検出された場合に
    前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する設定を解除することを特徴とするネットワークシステム。
  22. 請求項17に記載のネットワークシステムであって、
    前記ONTは、前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する旨を前記OLTに通知することを特徴とするネットワークシステム。
  23. 請求項16に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部においてマルチキャストグループ離脱要求を受信した場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  24. 請求項23に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記端末が他のマルチキャストグループに参加していない場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  25. 請求項16に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部においてマルチキャストグループ参加要求を受信した場合に前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  26. OLT(Optical Line Terminal)とONT(Optical Network Terminal)とが光ファイバを介して接続されるネットワークシステムであって、前記ONTはさらにネットワークを介して端末に接続され、
    前記ONTは、
    前記OLTから受信するフレームがユニキャストフレームである場合に該ユニキャストフレームの宛先ユニキャストアドレスを検索する第1の連想メモリと、
    前記OLTから受信するフレームがマルチキャストフレームである場合に該マルチキャストフレームの宛先マルチキャストアドレスを検索する第2の連想メモリと、
    前記第1の連想メモリと前記第2の連想メモリに電力を供給する電源部と、
    前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を制御する電源制御部と、
    前記OLTから受信する特定のフレームの破棄または転送を制御する通信制御部と、を
    備え、
    前記電源制御部は、所定の時間前記端末からフレームを受信しない場合に、前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を停止するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  27. 請求項26に記載のネットワークシステムにおいて、
    所定の時間前記端末からフレームを受信しない場合に、前記通信制御部は前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄することを特徴とするネットワークシステム。
  28. 請求項26に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記電源制御部は、前記通信監視部において前記端末からフレームを受信したことを検出した場合に、前記電源部から前記第2の連想メモリへの電力の供給を再開するよう制御することを特徴とするネットワークシステム。
  29. 請求項27に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信監視部において前記端末からフレームを受信したことを検出した場合に、前記通信制御部は、前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する設定を解除することを特徴とするネットワークシステム。
  30. 請求項27に記載のネットワークシステムであって、
    前記ONTは、前記OLTから受信するマルチキャストフレームを破棄する旨を前記OLTに通知することを特徴とするネットワークシステム。
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