JP2005328185A - 無線通信システム、無線通信モジュール、及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信フレームがあるにもかかわらず、次のアウェイク状態までその送信フレームの送信を待たなくてはならないことをなくすことが可能な無線通信システム、無線通信モジュール、及び端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 無線通信モジュール2の問い合せ部10は、タイマ9が終了すると端末装置3にドーズ状態に遷移してよいか否かを問い合わせる。また、端末装置3の判断部14は、無線通信モジュール2から問い合せがくると、記録部13に送信フレームがあるか否かを判断し、送信フレームがない場合、無線通信モジュール2にドーズ状態への遷移を許可し、送信フレームがある場合、ドーズ状態への遷移を許可しない。無線通信モジュール2の状態切替部11は、端末装置3からドーズ状態への遷移許可が伝えられると、アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置3からドーズ状態への遷移不許可が伝えられると、アウェイク状態を継続する。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線通信モジュール2の問い合せ部10は、タイマ9が終了すると端末装置3にドーズ状態に遷移してよいか否かを問い合わせる。また、端末装置3の判断部14は、無線通信モジュール2から問い合せがくると、記録部13に送信フレームがあるか否かを判断し、送信フレームがない場合、無線通信モジュール2にドーズ状態への遷移を許可し、送信フレームがある場合、ドーズ状態への遷移を許可しない。無線通信モジュール2の状態切替部11は、端末装置3からドーズ状態への遷移許可が伝えられると、アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置3からドーズ状態への遷移不許可が伝えられると、アウェイク状態を継続する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、端末装置と、その端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールとからなる無線通信システムに関する。
既存の無線通信モジュールには、端末装置のバッテリ消費量を低減するためにパワーマネージメント機能を備えているものがある。
このパワーマネージメント機能は、常にフレームの送受信が可能なアウェイク(Awake)状態と、必要最低限の電力で動作しフレームの送受信が不可能なドーズ(Doze)状態とを交互に規則的な周期で遷移させる機能である。
このパワーマネージメント機能は、常にフレームの送受信が可能なアウェイク(Awake)状態と、必要最低限の電力で動作しフレームの送受信が不可能なドーズ(Doze)状態とを交互に規則的な周期で遷移させる機能である。
そして、このようなパワーマネージメント機能を備える無線通信モジュールは、アウェイク状態中に、端末装置から送られてきた送信フレームをネットワークを介して他の端末装置に送信する。
また、このようなパワーマネージメント機能を備える無線通信モジュールにおいて、アウェイク状態(アクティブモード)からドーズ状態(スリープモード)に遷移する際に、アクセスポイントに対してアウェイク状態からドーズ状態に遷移する旨を伝えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなパワーマネージメント機能を備える無線通信モジュールにおいて、アウェイク状態(アクティブモード)からドーズ状態(スリープモード)に遷移する際に、アクセスポイントに対してアウェイク状態からドーズ状態に遷移する旨を伝えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
これにより、アクセスポイントは無線通信モジュールの現在の状態を知ることができるので、ドーズ状態の無線通信モジュールにフレームを送信することを防止することができる。
特開2002−135314号 (第3〜6頁、第1〜13図)
しかしながら、一般に、パワーマネージメント機能は、アウェイク状態とドーズ状態との遷移を無線通信モジュール内部のタイマを使用してフレームの送受信動作と独立に行っている。そのため、端末装置が送信フレームをもっていても、無線通信モジュールのタイマが終了するとアウェイク状態からドーズ状態に遷移し、送信フレームが送信できなくなってしまい、次にアウェイク状態に遷移するまで送信フレームの送信を待たなくてはならないという問題が発生する。
そこで、本発明では、送信フレームがあるにもかかわらず、次のアウェイク状態までその送信フレームの送信を待たなくてはならないことをなくすことが可能な無線通信システム、無線通信モジュール、及び端末装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の無線通信システムは、端末装置と、該端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールとからなる無線通信システムであって、前記無線通信モジュールは、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段とを備え、前記端末装置は、前記無線通信モジュールから前記送信フレームがあるか否かの問い合わせがあると、前記送信フレームがあるか否かを判断し、前記送信フレームがない場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがない旨を伝え、前記送信フレームがある場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがある旨を伝える判断手段を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の無線通信システムは、端末装置と、該端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールとからなる無線通信システムであって、前記無線通信モジュールは、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段とを備え、前記端末装置は、前記無線通信モジュールから前記送信フレームがあるか否かの問い合わせがあると、前記送信フレームがあるか否かを判断し、前記送信フレームがない場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがない旨を伝え、前記送信フレームがある場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがある旨を伝える判断手段を備えることを特徴とする。
これにより、無線通信モジュールは、タイマが終了する際、端末装置において送信フレームがない場合アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置において送信フレームがある場合アウェイク状態を継続する。
また、本発明の無線通信モジュールは、端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールであって、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信モジュールは、端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールであって、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の端末装置は、ネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールを備える端末装置であって、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態から前記フレームが送受信不可能なドーズ状態に遷移してよいか否かの問い合せが前記無線通信モジュールからあった場合送信フレームがあるか否かを判断し、前記送信フレームがない場合前記無線通信モジュールに対して遷移許可し、前記送信フレームがある場合前記無線通信モジュールに対して遷移許可しない判断手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信モジュールは、端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールであって、前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、前記アウェイク状態中に、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられ前記タイマが終了すると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられ前記タイマが終了すると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、タイマが終了する際、送信フレームがあるとアウェイク状態を継続させるので、送信フレームがあるにもかかわらず、次のアウェイク状態までその送信フレームの送信を待たなくてはならないことをなくすことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態の無線通信システムを示す図である。
図1(a)に示すように、無線通信システム1は、無線通信モジュール2と、端末装置3とを備えて構成されている。なお、本実施形態の無線通信システム1は、例えば、IEEE802.11系無線LANの無線通信ネットワークに使用されてもよい。
図1(a)は、本発明の実施形態の無線通信システムを示す図である。
図1(a)に示すように、無線通信システム1は、無線通信モジュール2と、端末装置3とを備えて構成されている。なお、本実施形態の無線通信システム1は、例えば、IEEE802.11系無線LANの無線通信ネットワークに使用されてもよい。
上記無線通信モジュール2は、他の端末装置とネットワークを介してフレームを送受信するものであって、RF(Radio Frequency)信号に変換されたフレームを処理するRF4と、RF信号またはデジタル信号からBB(Base Band)信号に変換されたフレームを処理するBBP(Base Band Processor)5と、無線通信モジュール2全体の制御などを行うMAC(Media Access Control)6とを備えて構成されている。
上記端末装置3は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの制御回路やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリなどを備えて構成されるものであって、例えば、パーソナルコンピュータなどが考えられる。そして、端末装置3は、送信すべきフレームをメモリなどに記録すると共に、そのメモリなどに記録した送信フレームを無線通信モジュール2に送る。
図1(b)は、MAC6を示す図である。
図1(b)に示すように、MAC6は、制御部7と、記録部8とを備えて構成されている。なお、制御部7は、全体をファームウェアとして構成してもよいし、一部をファームウェアとして残りをハードウェアとして構成してもよい。
図1(b)に示すように、MAC6は、制御部7と、記録部8とを備えて構成されている。なお、制御部7は、全体をファームウェアとして構成してもよいし、一部をファームウェアとして残りをハードウェアとして構成してもよい。
上記制御部7は、タイマ9と、問い合せ部10(問い合せ手段)と、状態切替部11(状態切替手段)とを備えて構成されている。
上記記録部8は、タイマ9にセットされるタイマ値などが記録されている。
上記タイマ9は、セットされたタイマ値をカウントする。
上記記録部8は、タイマ9にセットされるタイマ値などが記録されている。
上記タイマ9は、セットされたタイマ値をカウントする。
上記問い合せ部10は、タイマ9のカウントが終了すると、端末装置3に対してアウェイク状態からドーズ状態に遷移してよいか否かを問い合わせる。
上記状態切替部11は、端末装置3からドーズ状態の遷移許可が伝えられると、アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置3からドーズ状態の遷移不許可が伝えられるとアウェイク状態を継続する。
上記状態切替部11は、端末装置3からドーズ状態の遷移許可が伝えられると、アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置3からドーズ状態の遷移不許可が伝えられるとアウェイク状態を継続する。
図1(c)は、端末装置3を示す図である。
図1(c)に示すように、端末装置3は、制御部12と、記録部13とを備えて構成されている。なお、制御部12は、無線通信モジュール2のドライバソフトとして構成してもよい。
図1(c)に示すように、端末装置3は、制御部12と、記録部13とを備えて構成されている。なお、制御部12は、無線通信モジュール2のドライバソフトとして構成してもよい。
上記制御部12は、判断部14(判断手段)を備えて構成されている。
上記記録部13は、送信フレームなどが記録されている。
上記判断部14は、無線通信モジュール2からドーズ状態に遷移してよいか否かの問い合せが送られてくると、記録部13に送信フレームがあるか否かを判断し、送信フレームがない場合、無線通信モジュール2にドーズ状態の遷移を許可し、送信フレームがある場合、無線通信モジュール2にドーズ状態の遷移を許可しない。
上記記録部13は、送信フレームなどが記録されている。
上記判断部14は、無線通信モジュール2からドーズ状態に遷移してよいか否かの問い合せが送られてくると、記録部13に送信フレームがあるか否かを判断し、送信フレームがない場合、無線通信モジュール2にドーズ状態の遷移を許可し、送信フレームがある場合、無線通信モジュール2にドーズ状態の遷移を許可しない。
ここで、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがない場合を考える。
図2(a)は、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがない場合のアウェイク状態とドーズ状態との切り替えタイミングを示す図である。
図2(a)は、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがない場合のアウェイク状態とドーズ状態との切り替えタイミングを示す図である。
図2(a)に示すように、アウェイク状態からドーズ状態に遷移するタイミング(矢印が示すタイミング)で無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあり、端末装置3に送信フレームがない場合、無線通信モジュール2は、アウェイク状態からドーズ状態に切り替えている。
次に、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがある場合を考える。
図3(b)は、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがある場合のアウェイク状態とドーズ状態との切り替えタイミングを示す図である。なお、図3(b)の時間軸(横軸)は、図2(a)と同一とする。
図3(b)は、無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあった際に端末装置3に送信フレームがある場合のアウェイク状態とドーズ状態との切り替えタイミングを示す図である。なお、図3(b)の時間軸(横軸)は、図2(a)と同一とする。
図2(b)に示すように、アウェイク状態からドーズ状態に遷移するタイミング(矢印が示すタイミング)で無線通信モジュール2から端末装置3に問い合せがあり、端末装置3に送信フレームがある場合、無線通信モジュール2は、アウェイク状態を継続している。
なお、送信フレームがある場合のアウェイク状態の継続期間Tは、例えば、図2(a)及び(b)に示すように、アウェイク状態期間T1と、ドーズ状態期間T2との合計期間としてもよい。
次に、無線通信モジュール2のMAC6の動作について説明する。
次に、無線通信モジュール2のMAC6の動作について説明する。
図3は、MAC6の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、MAC6は、記録部8に記録されるアウェイク状態期間に対応するタイマ値(例えば、図2(a)または(b)に示すアウェイク状態期間T1に対応するタイマ値)をタイマ9にセットする。
まず、ステップS1において、MAC6は、記録部8に記録されるアウェイク状態期間に対応するタイマ値(例えば、図2(a)または(b)に示すアウェイク状態期間T1に対応するタイマ値)をタイマ9にセットする。
次に、ステップS2において、MAC6は、タイマ9をスタートさせる。
次に、ステップS3において、MAC6は、タイマ9が終了したか否かを判断する。
そして、タイマ9が終了すると(ステップS3がYes)、ステップS4において、MAC6は、端末装置3にアウェイク状態からドーズ状態に遷移してよいか否かを問い合わせる。すなわち、ステップS4において、MAC6は、端末装置3に送信フレームがあるか否かを問い合わせる。
次に、ステップS3において、MAC6は、タイマ9が終了したか否かを判断する。
そして、タイマ9が終了すると(ステップS3がYes)、ステップS4において、MAC6は、端末装置3にアウェイク状態からドーズ状態に遷移してよいか否かを問い合わせる。すなわち、ステップS4において、MAC6は、端末装置3に送信フレームがあるか否かを問い合わせる。
次に、ステップS5において、MAC6は、端末装置3においてドーズ状態の遷移が許可されたか否かを判断する。すなわち、ステップS5において、MAC6は、端末装置3から送信フレームがない旨が伝えられたか、または端末装置3から送信フレームがある旨が伝えられたかを判断する。
そして、ドーズ状態への遷移が許可されない場合(ステップS5がNo)、ステップS6において、MAC6は、記録部8に記録されるアウェイク状態の継続期間に対応するタイマ値(例えば、図2(b)に示すアウェイク状態の継続期間Tに対応するタイマ値)をセットし、ステップS2に戻り、そのタイマをスタートさせる。すなわち、送信フレームがある旨が伝えられた場合、ステップS6において、MAC6は、記録部8に記録されるアウェイク状態の継続期間に対応するタイマ値をセットし、ステップS2に戻り、そのタイマをスタートさせる。
一方、ドーズ状態への遷移が許可された場合(ステップS5がYes)、ステップS7において、MAC6は、アウェイク状態からドーズ状態に遷移する。すなわち、送信フレームがない旨が伝えられた場合、MAC6は、アウェイク状態からドーズ状態に遷移する。
次に、ステップS8において、MAC6は、記録部8に記録されるドーズ状態期間に対応するタイマ値(例えば、図2(a)または(b)に示すドーズ状態期間T2に対応するタイマ値)をタイマ9にセットする。
次に、ステップS9において、MAC6は、タイマ9をスタートさせる。
次に、ステップS9において、MAC6は、タイマ9をスタートさせる。
次に、ステップS10において、MAC6は、タイマ9が終了したか否かを判断する。
そして、タイマ9が終了すると(ステップS10がYes)、ステップS11において、MAC6は、ドーズ状態からアウェイク状態に遷移する。
なお、アウェイク状態期間に対応するタイマ値とドーズ状態期間に対応するタイマ値は互いに異なる値でもよいし、互いに同じ値でもよい。
そして、タイマ9が終了すると(ステップS10がYes)、ステップS11において、MAC6は、ドーズ状態からアウェイク状態に遷移する。
なお、アウェイク状態期間に対応するタイマ値とドーズ状態期間に対応するタイマ値は互いに異なる値でもよいし、互いに同じ値でもよい。
次に、端末装置3の動作について説明する。
図4は、端末装置3の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、端末装置3は、無線通信モジュール2から問い合せがあるか否かを判断している。
図4は、端末装置3の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、端末装置3は、無線通信モジュール2から問い合せがあるか否かを判断している。
そして、無線通信モジュール2から問い合せがあると(ステップST1がYes)、ステップST2において、端末装置3は、記録部13に送信フレームが記録されているか否かを判断する。
そして、送信フレームがない場合(ステップST2がNo)、ステップST3において、端末装置3は、無線通信モジュール2にアウェイク状態からドーズ状態への遷移を許可する。すなわち、ステップST3において、端末装置3は、無線通信モジュール2に送信フレームがない旨を伝える。
そして、送信フレームがない場合(ステップST2がNo)、ステップST3において、端末装置3は、無線通信モジュール2にアウェイク状態からドーズ状態への遷移を許可する。すなわち、ステップST3において、端末装置3は、無線通信モジュール2に送信フレームがない旨を伝える。
一方、送信フレームがある場合(ステップST2がYes)、ステップST4において、端末装置3は、無線通信モジュール2にアウェイク状態からドーズ状態への遷移を許可しない。すなわち、ステップST4において、端末装置3は、無線通信モジュール2に送信フレームがある旨を伝える。
このように、無線通信モジュール2は、タイマ9が終了する際に、すなわち、アウェイク状態からドーズ状態に遷移する際に、端末装置3において送信フレームがない場合アウェイク状態からドーズ状態に遷移し、端末装置3において送信フレームがある場合アウェイク状態を継続するので、従来のように、送信フレームがあるにもかかわらず、アウェイク状態からドーズ状態に切り替り次のアウェイク状態までその送信フレームの送信を待たなければならないことをなくすことができる。
また、アウェイク状態からドーズ状態への遷移タイミングと、端末装置3から無線通信モジュール2へのフレーム送信タイミングとが重なったときの保護機能を省略することができる。
なお、上記実施形態では、無線通信モジュール2は、アウェイク状態からドーズ状態に遷移する際に端末装置3に対して送信フレームがあるか否かの問い合せを行う構成であるが、アウェイク状態中に端末装置3に対して送信フレームがあるか否かの問い合せを行い、端末装置3から送信フレームがない旨が伝えられタイマ9が終了するとアウェイク状態からドーズ状態に切り替え、端末装置3から送信フレームがある旨が伝えられタイマ9が終了するとアウェイク状態を継続するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、無線通信モジュール2は、アウェイク状態からドーズ状態に遷移する際に端末装置3に対して送信フレームがあるか否かの問い合せを行う構成であるが、アウェイク状態中に端末装置3に対して送信フレームがあるか否かの問い合せを行い、端末装置3から送信フレームがない旨が伝えられタイマ9が終了するとアウェイク状態からドーズ状態に切り替え、端末装置3から送信フレームがある旨が伝えられタイマ9が終了するとアウェイク状態を継続するように構成してもよい。
1 無線通信システム
2 無線通信モジュール
3 端末装置
4 RF
5 BBP
6 MAC
7 制御部
8 記録部
9 タイマ
10 問い合せ部
11 状態切替部
12 制御部
13 記録部
14 判断部
2 無線通信モジュール
3 端末装置
4 RF
5 BBP
6 MAC
7 制御部
8 記録部
9 タイマ
10 問い合せ部
11 状態切替部
12 制御部
13 記録部
14 判断部
Claims (4)
- 端末装置と、該端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールとからなる無線通信システムであって、
前記無線通信モジュールは、
前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、
前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、
前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段と、
を備え、
前記端末装置は、
前記無線通信モジュールから前記送信フレームがあるか否かの問い合わせがあると、前記送信フレームがあるか否かを判断し、前記送信フレームがない場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがない旨を伝え、前記送信フレームがある場合前記無線通信モジュールに対して前記送信フレームがある旨を伝える判断手段を備える、
ことを特徴とする無線通信システム。 - 端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールであって、
前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、
前記タイマが終了すると、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、
前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段と、
を備えることを特徴とする無線通信モジュール。 - ネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールを備える端末装置であって、
前記フレームが送受信可能なアウェイク状態から前記フレームが送受信不可能なドーズ状態に遷移してよいか否かの問い合せが前記無線通信モジュールからあった場合送信フレームがあるか否かを判断し、前記送信フレームがない場合前記無線通信モジュールに対して遷移許可し、前記送信フレームがある場合前記無線通信モジュールに対して遷移許可しない判断手段を備えることを特徴とする端末装置。 - 端末装置に備えられネットワークを介して他の端末装置とフレームを送受信する無線通信モジュールであって、
前記フレームが送受信可能なアウェイク状態と前記フレームが送受信不可能なドーズ状態とを交互に切り替えるためのタイマと、
前記アウェイク状態中に、送信フレームがあるか否かを前記端末装置に対して問い合わせる問い合せ手段と、
前記端末装置から前記送信フレームがない旨が伝えられ前記タイマが終了すると前記アウェイク状態から前記ドーズ状態に切り替え、前記端末装置から前記送信フレームがある旨が伝えられ前記タイマが終了すると前記アウェイク状態を継続する状態切替手段と、
を備えることを特徴とする無線通信モジュール。
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JP2012175654A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光通信システムおよび通信制御方法 |
WO2018168576A1 (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信方法、及びプログラム |
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2004
- 2004-05-12 JP JP2004142667A patent/JP2005328185A/ja not_active Withdrawn
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