JP2012173643A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012173643A
JP2012173643A JP2011037550A JP2011037550A JP2012173643A JP 2012173643 A JP2012173643 A JP 2012173643A JP 2011037550 A JP2011037550 A JP 2011037550A JP 2011037550 A JP2011037550 A JP 2011037550A JP 2012173643 A JP2012173643 A JP 2012173643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
latent image
bias
toner
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011037550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5737612B2 (ja
Inventor
Daichi Yamaguchi
大地 山口
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Akihiro Kawakami
晃弘 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011037550A priority Critical patent/JP5737612B2/ja
Priority to US13/365,852 priority patent/US8768224B2/en
Publication of JP2012173643A publication Critical patent/JP2012173643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5737612B2 publication Critical patent/JP5737612B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0813Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by means in the developing zone having an interaction with the image carrying member, e.g. distance holders
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • G03G15/0893Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers in a closed loop within the sump of the developing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナー像の後端かすれを従来よりも軽減する。
【解決手段】感光体3上の静電潜像を第1現像スリーブ15上の現像剤によって現像した後、更に第2現像スリーブ16上の現像剤によって現像する画像形成装置において、第2現像スリーブ16に印加する第2現像バイアスの交流成分として、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、第2現像スリーブ16と感光体3の地肌部との間の電界の向きを、地肌部側から第2現像スリーブ側にトナーを移動させる向きに切り換える方を、垂直よりも緩やかな勾配にした非矩形波からなるもの、を出力するように、現像バイアス電源25を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、自らの表面に担持した現像剤によって潜像担持体上の潜像を現像する第1現像剤担持体と、自らの表面に担持した現像剤により、第1現像剤担持体との対向位置を通過した後の潜像担持体上の潜像を現像する第2現像剤担持体とを有する現像装置に関するものである。また、かかる現像装置を用いる複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
近年の画像形成速度の高速化に伴い、感光体等の潜像担持体の表面移動速度はより高速化される傾向にある。このような高速の画像形成装置においては、現像剤担持体の表面を高速移動させないと、潜像担持体と現像剤担持体とが対向する現像領域に対する単位時間あたりのトナー供給量を不足させて現像濃度不足を引き起こしてしまう。例えば、回転可能な非磁性パイプからなる現像スリーブを現像剤担持体として用いる場合、現像スリーブを高速回転させてその表面を高速移動させないと、現像領域に対するトナー供給量を不足させてしまうのである。ところが、現像スリーブを高速回転させると、現像スリーブ上の現像剤によって潜像担持体上のトナーを掻き取ってしまう掻き取り作用を助長して、細線画像の再現性を悪化させてしまう。
そこで、潜像担持体上の潜像を複数の現像スリーブによって現像するようにした画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置は、第1現像スリーブを用いる第1現像処理によって得たトナー像を、第2現像スリーブを用いる第2現像処理によって更に現像する。第1現像スリーブや第2現像スリーブには、それぞれ、直流成分に対して矩形波からなる交流成分を重畳した現像バイアスを印加している。かかる構成においては、第1現像処理によって得られたトナー像がトナー供給量の不足によって現像濃度不足を引き起こしていたとしても、そのトナー像を第2現像処理によって更に現像して現像濃度の上昇を図ることが可能である。しかも、それぞれの現像処理において、現像バイアスとして交流成分を含むものを印加することで、直流成分だけからなるものを印加する場合に比べて、現像剤中から潜像に向けてトナーを移動させ易くして、現像効率を高めている。これらの結果、現像スリーブを高速回転させることなく、現像濃度不足の発生を抑えることができる。
このように、複数の現像スリーブによって現像を行う方式では、現像領域で現像スリーブの表面を潜像担持体の表面と同じ方向に移動させ、且つその線速を潜像担持体の線速よりも速く設定するのが一般的である。これは、次に説明する理由による。即ち、現像領域で現像スリーブの表面を潜像担持体の表面に対してカウンタ方向に移動させると、現像スリーブと連れ回っている現像剤に対して潜像担持体が摺擦してその連れ回り方向とは逆方向に移動させようとする力を付与する。すると、その力によって現像スリーブとの連れ回りを阻止されて現像領域に長期間滞留する現像剤が出現して、現像不良を引き起こしてしまうことがある。このため、現像スリーブの表面を潜像担持体と同じ方向に移動させるのであるが、両者が同じ方向に同じ線速で移動すると潜像担持体上の潜像に対して現像剤の入れ替わりが殆ど起こらなくなる。そこで、現像スリーブの線速を潜像担持体の線速よりも速くする。これにより、現像領域において、移動する潜像に対して、それを後から追い越してきた新しい現像剤が順次供給されるようにして、多くのトナーを供給できるようにするのである。
ところが、かかる構成においては、トナー像の後端部の画像濃度を不足させるいわゆる後端かすれという現象を引き起こし易くなってしまう。具体的には、潜像担持体の表面に、紙間対応領域などの比較的大きな非画像部が存在すると、その非画像部は、現像領域を通過する過程でトナーを潜像担持体側から現像スリーブ側に静電移動させる非現像ポテンシャルを現像スリーブに対して長時間作用させる。これにより、現像スリーブに担持されている現像剤中のトナーの殆どを、キャリア表面から離脱させてスリーブ表面上に移動させる(以下、この状態をトナー離脱状態という)。このようなトナー離脱状態になった現像剤は、トナーの殆どをキャリア中に存在させている通常の状態に比べて、現像能力を大きく低下させている。潜像担持体において比較的大きな非画像部に隣設している潜像先端部が、潜像担持体の表面移動に伴って現像領域入口に進入した直後には、その潜像先端部を後から追い越してくる現像スリーブ上の現像剤がトナー離脱状態になっていることから、現像不良を引き起こし易い。しかし、その後、現像領域の出口付近まで移動した潜像先端部に対しては、その潜像先端部よりも後側に位置している潜像中央部との対向部を通過してきたのに伴ってトナーをスリーブ表面からキャリア中に引き戻している通常の状態の現像剤が供給されるようになる。このため、潜像先端部に対しては、現像領域の出口付近で有効な現像処理が行われる。このような現象が、第1現像スリーブと潜像担持体とが対向する現像領域と、第2現像スリーブと潜像担持体とが対向する現像領域とでそれぞれ起こる。これに対し、潜像後端部は、現像領域の入口付近から出口付近に至るまで、有効な現像処理を施されない状態が続く。具体的には、現像領域入口に進入した直後の潜像後端部に対しては、潜像先端部と同様の理由により、トナー離脱状態の現像剤が供給される。その後、現像領域の出口付近まで移動した潜像後端部に対しては、その潜像後端部の後側で隣設している非画像部との対応領域を通過してトナー離脱状態になった現像剤しか供給されないことから、出口付近においても現像処理が有効に行われない。このため、トナー像の後端かすれが発生し易くなるのである。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、細線画像を良好に再現し、現像剤を現像領域に長時間滞留させることによる現像不良の発生を抑え、且つ、トナー像の後端かすれを軽減することができる現像装置や画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、自らの無端移動する表面を潜像担持体に対向する第1現像領域で前記潜像担持体に対して同じ方向且つより速い線速で移動させながら、自らの表面に担持しているトナーとキャリアとを含有する現像剤によって前記潜像担持体上の潜像を現像する第1現像処理を行う第1現像剤担持体と、自らの無端移動する表面を前記潜像担持体に対向する第2現像領域で前記潜像担持体に対して同じ方向且つより速い線速で移動させながら、前記第1現像処理で得られたトナー像を自らの表面に担持している現像剤によって更に現像する第2現像処理を行う第2現像剤担持体と、前記第1現像剤担持体や前記第2現像剤担持体に印加するための現像バイアスとして、直流成分及び矩形波からなる交流成分を具備するものを出力するバイアス出力手段とを有する現像装置において、前記第2現像剤担持体に印加するための第2現像バイアスの交流成分として、矩形波からなるものの代わりに、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、前記第2現像剤担持体と前記潜像担持体の地肌部との間の電界の向きを、地肌部側から第2現像剤担持体側にトナーを移動させる向きに切り換える方を、垂直よりも緩やかな勾配にした非矩形波からなるもの、を出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、前記第2現像バイアスの交流成分として、前記第1現像剤担持体に印加するための第1現像バイアスの交流成分と同じピークツウピーク値であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の現像装置において、前記第2現像バイアスの交流成分として、波形が三角波であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の現像装置において、前記第2現像バイアスの交流成分として、波形が正弦波であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項2の現像装置において、前記第2現像バイアスの交流成分として、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、前記第2現像剤担持体と前記潜像担持体の地肌部との間の電界の向きを、トナーを第2現像剤担持体側から地肌部側に移動させる方向に切り換える方の勾配を、他方の勾配に比べて大きくしたもの、を出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担持される潜像を現像してトナー像を得る現像手段とを備える画像形成装置において、前記現像手段として、請求項1乃至5の何れかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、第1現像剤担持体による第1現像処理の際にトナー像がトナー供給量の不足によって現像濃度不足を引き起こしていたとしても、そのトナー像を第2現像剤担持体による第2現像処理によって更に現像して現像濃度の上昇を図る。更に、それぞれの現像処理において、現像バイアスとして交流成分を含むものを印加することで、直流成分だけからなるものを印加する場合に比べて、現像剤中から潜像に向けてトナーを移動させ易くして、現像効率を高める。これらの結果、現像剤担持体の表面を高速移動させることなく現像濃度不足の発生を抑えることが可能になるので、現像剤担持体の表面の高速移動に起因するトナー掻き取り効果の発生を回避して、細線画像を良好に再現することができる。
また、これらの発明においては、第1現像剤担持体の表面、及び第2現像剤担持体の表面を、それぞれ現像領域で潜像担持体に対して同じ方向で且つより速い線速で移動させることで、それらの表面に担持されている現像剤に現像領域をスムーズに通過させる。これにより、現像剤を現像領域に長時間滞留させることによる現像不良の発生を抑えることができる。
また、これらの発明においては、第2現像バイアスの交流成分として、波形が非矩形波からなるものを第2現像剤担持体に印加する。この交流成分は、立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、第2現像剤担持体と潜像担持体との間の電界の向きを、潜像担持体側から第2現像剤担持体側にトナーを移動させる向きに切り換える方が、垂直よりも緩やかな勾配になっている。このため、勾配が垂直になっている矩形波に比べて、第2現像剤担持体の現像剤中のトナーをゆっくりと潜像担持体側から第2現像剤担持体側に向けて移動させる。すると、矩形波からなる交流成分に比べて、第2現像剤担持体の表面を潜像担持体の表面における比較的大きな非画像部に対向させた際における現像剤中のトナーのキャリア表面から第2現像剤担持体表面への移動が軽減される。これにより、第2現像バイアスの交流成分として矩形波からなるものを出力していた従来に比べて、潜像担持体の潜像にトナーを付着させ易くなった現像剤を潜像後端部に供給して、トナー像の後端かすれを軽減することができる。
実施形態に係るプリンタの要部を示す要部構成図。 同プリンタの現像装置を感光体の一部とともに拡大して示す拡大構成図。 同現像装置における剤供給室、剤回収室及び剤返送室を示す縦断面図。 同現像装置の第1現像スリーブに印加される第1現像バイアスの計時変化を示すグラフ。 感光体の地肌部との対向位置を通過した現像スリーブ表面に対するトナーの付着度合いと、地肌ポテンシャルと、現像バイアスの交流成分波形との関係を示すグラフ。 正弦波からなる交流電圧を具備する現像バイアスの計時変化を示すグラフ。 三角波からなる交流電圧を具備する現像バイアスの計時変化を示すグラフ。 波形のdutyを説明するためのグラフ。 第1変形例に係るプリンタを示す要部構成図。 第2変形例に係るプリンタを示す要部構成図。 第3実施例に係るプリンタの現像バイアス電源から出力される第2現像バイアスの計時変化を示すグラフ。 第3実施例に係るプリンタの現像バイアス電源から出力される第2現像バイアスの第2例の計時変化を示すグラフ。 第1比較例の第2現像バイアスの計時変化を示すグラフ。 第2比較例の第2現像バイアスの計時変化を示すグラフ。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の実施形態について説明する。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタの要部を示す要部構成図である。このプリンタは、光書込装置2、感光体3、帯電装置4、ドラムクリーニング装置5、除電ランプ6、現像装置10、1次転写ローラ32などを有している。
潜像担持体たる感光体3としては、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材の塗布による感光層を形成したドラム状のものを用いている。無端ベルト状のものを用いても良い。
図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動される感光体3の周面は、帯電装置4によってトナーの正規帯電極性と同極性に一様に帯電せしめられる。実施形態に係るプリンタにおいては、帯電装置4として、帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体3に当接させながら回転させるものを用いている。かかる構成の帯電装置4に代えて、感光体3に対して非接触で帯電処理を行うスコロトロンチャージャ等を用いてもよい。
このようにして一様に帯電せしめられた感光体3の周面は、光書込装置2によって600[dpi]の書込密度で光走査されることで、静電潜像を担持する。光書込装置2は、LEDアレイの個々のLEDから発した光によって感光体3の表面を光走査するものである。レーザーダイオードから発したレーザー光をポリゴンミラーによって主走査方向(ドラム軸線方向)に偏向せしめながら感光体3に当てて、感光体3表面を光走査する方式のものを用いてもよい。
感光体3の表面に形成された静電潜像は、現像装置10によって現像されてトナー像になる。このトナー像は、感光体3の回転に伴って、感光体3と1次転写ローラ32との当接による1次転写ニップに進入する。この1次転写ニップにおいては、トナーの正規帯電極性と同極性の電位になっている静電潜像と、トナーの正規帯電極性とは逆極性の1次転写バイアスが印加される1次転写ローラ32との間に、トナーを感光体3側から1次転写ローラ32側に静電移動させる転写電界が形成されている。
実施形態に係るプリンタは、図示しない給紙カセット、レジストローラ対、定着装置なども具備している。記録部材としての記録紙を収容する給紙カセットから送り出された記録紙は、レジストローラ対の2つのローラの当接によるレジストニップに挟み込まれる。レジストローラ対は、レジストニップに記録紙を挟み込むと、2つのローラの回転駆動を一時停止させる。そして、記録紙を感光体3上のトナー像に同期させるタイミングで2つのローラの回転駆動を再開して、記録紙を1次転写ニップに送り込む。1次転写ニップ内では、上述した転写電界やニップ圧の作用により、感光体3上のトナー像が記録紙に1次転写される。
1次転写ニップを通過した記録紙は、図示しない定着装置に送られる。そして、定着装置内において、加熱処理や加圧処理が施されることで、表面にトナー像が定着せしめられる。また、1次転写ニップを通過した感光体3表面には、記録紙に1次転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、ドラムクリーニング装置5によって感光体3の表面から除去される。実施形態に係るプリンタにおいては、ドラムクリーニング装置5として、回転駆動するクリーニングブラシローラによって転写残トナーを感光体3の表面から掻き取る方式のものを設けている。かかる方式のものに代えて、クリーニングブレードを用いる方式のものを採用してもよい。
転写残トナーがクリーニングされた感光体3の表面は、除電ランプ6によって除電されて、次の画像形成に備えられる。
図2は、現像装置10を感光体3の一部とともに拡大して示す拡大構成図である。また、図3は、現像装置10における剤供給室12、剤回収室13及び剤返送室14を示す縦断面図である。これらの図を参照しながら、現像装置10の挙動について詳しく説明する。ドラム状の感光体3Yは、その軸線方向を図紙面に直交する方向(水平方向)に延在させる姿勢で配設されている。現像装置10は、現像室11と、剤供給室12と、剤回収室13と、剤返送室14とを有しており、これらの室内にはそれぞれ図示しないトナー及び磁性キャリアを含有する現像剤が収容されている。また、現像室11には、第1現像剤担持体たる第1現像スリーブ15と第2現像剤担持体たる第2現像スリーブ16とが互いに鉛直方向に並ぶようにしてそれぞれ回転駆動可能に収容されている。また、剤供給室12には、供給搬送スクリュウ17が回転駆動可能に収容されている。また、剤回収室13には、受取搬送スクリュウ18が回転駆動可能に収容されている。また、剤返送室14には、傾斜搬送スクリュウ19が回転駆動可能に収容されている。
第1現像スリーブ15やこれの下方に配設された第2現像スリーブ16は、それぞれ、図示しないモータや駆動伝達系などからなる駆動手段によって回転駆動される非磁性パイプからなっている。非磁性パイプの材質としては、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等を例示することができる。
第1現像スリーブ15や第2現像スリーブ16を収容している現像室11は、感光体3と対向する側の壁に開口を有しており、そこから2つの現像スリーブにおけるそれぞれの周面の一部を露出させている。この現像室11において、感光体3に対向する側とは反対側の領域は、2つの現像スリーブの軸線方向の全域に渡って、剤供給室12及び剤回収室13が連通している。剤供給室12は剤回収室13の鉛直方向の真上に配設されており、これら剤供給室12及び剤回収室13が何れも図中左側の領域(感光体側の領域)を長手方向の全域に渡って現像室11に連通させている。
第1現像スリーブ15の中には、図示しない第1マグネットローラが回転不能に収容されている。この第1マグネットローラは、剤供給室12内の現像剤を第1現像スリーブ15の表面に引き寄せて第1現像スリーブ15に汲み上げさせるための汲み上げ磁極、ドクターブレード20に対向する位置にあるドクター対向磁極、感光体3に対向する位置にある主磁極、第1現像スリーブ15上の現像剤を第2現像スリーブ16に向けて搬送するための搬送磁極などを具備している。
第2現像スリーブ16の中には、図示しない第2マグネットローラが回転不能に収容されている。この第2マグネットローラは、第1現像スリーブ15によって搬送されてくる現像剤を第2現像スリーブ16に受け取らせるための受取り磁極、感光体3に対向する位置にある主磁極、キャリア捕集ローラ21に対向する位置にある捕集ローラ対向磁極、第2現像スリーブ16上の現像剤を剤回収室13に向けて離脱させるための剤離れ磁極(剤離れ極)などを具備している。
剤供給室12内に収容されている供給搬送スクリュウ17は、感光体3や2つの現像スリーブと同様に水平方向に延在する姿勢をとっている。そして、駆動手段によって回転駆動されるのに伴って、剤剤収容室12内の現像剤を水平方向に搬送する。
剤回収室13内に収容されている受取搬送スクリュウ18も、感光体3や2つの現像スリーブと同様に、水平方向に延在する姿勢をとっている。そして、図示しない駆動手段によって回転駆動されるのに伴って、剤回収室12内の現像剤を水平方向に搬送する。
剤供給室12や剤回収室13における現像室11側とは反対側には、剤返送室14が隣接している。この剤返送室14は、他の部屋とは異なり、水平方向から傾いた姿勢で延在するように形成されている。そして、傾斜搬送スクリュウ19を同様に傾かせた状態で収容している。なお、剤返送室14は、仕切壁によってその大部分が剤供給室12や剤回収室13から仕切られている。但し、仕切壁に設けられた開口によって、剤供給室12や剤回収室13と部分的に連通している。
剤供給室12内においては、供給搬送スクリュウ17の羽根内に保持された図示しない現像剤が、供給搬送スクリュウ17の回転に伴って、図2における図紙面に直交する方向の奥側から手前側(図3における矢印E方向)へと搬送される。この搬送の過程において、現像剤は現像室11内の第1現像スリーブ15に順次供給されていく。そして、第1マグネットローラの汲み上げ磁極が発する磁力によって第1現像スリーブ15に汲み上げられる。
第1現像スリーブ15に汲み上げられた現像剤は、第1現像スリーブ15の表面と所定の間隙を介して対向しているドクターブレード20によって第1現像スリーブ15上での層厚が規制される。そして、感光体3に対向する第1現像領域まで搬送されて、ここで現像に寄与する。
第1現像スリーブ15に汲み上げられずに供給搬送スクリュウ17の剤搬送方向下流側端部付近(図2における手前側端部付近)まで搬送された現像剤は、剤供給室12の底壁に設けられた図示しない落とし込み開口を経て、剤回収室13内に落下する。
第1現像スリーブ15の回転に伴って、第1現像スリーブ15と感光体3とが対向する第1現像領域まで搬送されて現像に寄与した現像剤は、その後、第1現像スリーブ15の回転に伴って第1現像領域を通過する。そして、第1現像スリーブ15の下方に配設された第2現像スリーブ16に受け渡される。その後、第2現像スリーブ16の回転に伴って、第2現像スリーブ16と感光体3とが対向する第2現像領域に送られて、ここで再び現像に寄与する。2度目の現像工程を終えた現像剤は、現像室11と剤回収室13との連通位置まで搬送される。そして、第2マグネットローラの剤離れ磁極によって形成される反発磁界の影響により、第2現像スリーブ16表面から離脱した後、剤回収室13内に落下する。
第2現像スリーブ16の回転とともに第2現像領域を通過した後、剤回収室13から比較的離れた位置で第2現像スリーブ16表面から離脱してしまった現像剤は、第2現像スリーブ16の直下に配設されたキャリア捕集ローラ21の回転力により、剤回収室13に向けて搬送される。
剤回収室13内では、受取搬送スクリュウ18の羽根内に保持された図示しない現像剤が、受取搬送スクリュウ18の回転に伴って、図2の図紙面に直交する方向の奥側から手前側(図3における矢印F方向)へと搬送される。そして、この搬送の過程において、図示しないトナー補給装置によってトナーが補給される。また、剤供給室12の上述した落とし込み開口から落下してくる現像剤を取り込む。その後、受取搬送スクリュウ18の剤搬送方向下流側端部付近(図2の手前端部付近)まで搬送された現像剤は、上述した仕切壁に設けられた開口部を通って、剤返送室14内に進入する。
剤返送室14内に進入した現像剤は、傾斜搬送スクリュウ19の剤搬送方向上流側端部に取り込まれる。そして、剤搬送方向上流側から剤搬送方向下流側への斜め上向きの姿勢で配設された傾斜搬送スクリュウ19の回転に伴って、図3の矢印Gで示すように昇り勾配で搬送される。傾斜搬送スクリュウ19の剤搬送方向下流側端部付近まで搬送されると、上述した仕切壁に設けられた返送開口を通って、剤供給室12内に戻される。そして、供給搬送スクリュウ17の剤搬送方向上流側端部に取り込まれる。
図2に示すように、現像装置10の現像バイアス電源25は、第1現像スリーブ15に印加するための第1現像バイアスや、第2現像スリーブ16に印加するための第2現像バイアスを出力する。以下、各種の電位条件の例を具体的に提示しながら実施形態に係るプリンタを説明するが、それら電位条件はあくまでも一例である。
先に示した図1において、感光体3の表面は、帯電装置4によって−330[V]に一様に帯電せしめられる。そして、感光体3の表面のうち、光書込装置2によって光書込が行われた箇所(静電潜像)は、電位が−100[V]まで減衰せしめられる。
図4は、第1現像スリーブ15に印加される第1現像バイアスの計時変化を示すグラフである。この第1現像バイアスは、−215[V]の直流電圧(直流成分)に対して、ピークツウピーク値Vpp=800[V]、周波数f=9[kHz]、duty=50[%]の矩形波からなる交流電圧(交流成分)が重畳されたものである。この第1現像バイアスにおいて、立ち上がりピーク値は185[V]である。また、立ち下がりピーク値は−615[V]である。また、平均値は−215[V]である。
上述したように、本プリンタにおいて、感光体3上に形成された静電潜像の電位(以下、潜像電位という)は、−100[V]である。また、感光体3の一様帯電電位(以下、地肌電位という)は−330[V]である。この条件で、−215[V]という平均値の第1現像バイアスが第1現像スリーブ15に印加されると、感光体3の静電潜像と第1現像スリーブ15との間において、マイナス極性に帯電しているトナーが、−215[V]のスリーブ表面側から、−100[V]の潜像側に相対移動する。これにより、トナーが静電潜像に付着してトナー像を形成する。一方、感光体3の地肌部と第1現像スリーブ15との間においては、マイナス極性に帯電しているトナーが、−330[V]の地肌部側から、−215[V]のスリーブ表面側に相対移動する。これにより、感光体3の地肌部に対するトナー付着が回避される。
感光体3の静電潜像と、第1現像スリーブ15との間におけるトナーの挙動について、更に詳しく説明する。図4のグラフにおいて、185[V]の電位から−615[V]の電位まで一気に立ち下がっている立ち下がり箇所が出現するタイミングでは、それまで第1現像スリーブ15上の現像剤の磁性キャリアに付着していたトナーが、スリーブ表面側から潜像側に移動して感光体3の静電潜像に転移する。これに対し、−615[V]の電位から185[V]の電位まで一気に立ち上がっている立ち上がり箇所が出現するタイミングでは、それまで感光体3の静電潜像に付着していたトナーが、潜像側からスリーブ表面側に移動して第1現像スリーブ15上の現像剤の磁性キャリアに付着する。このようにして、第1現像スリーブ15と感光体3とが対向している第1現像領域では、トナーが第1現像スリーブ15と感光体3の静電潜像との間で往復移動を繰り返す。但し、第1現像スリーブ15の表面電位の平均値は、概ね第1現像バイアスの平均値と同じ−215[V]程度になり、静電潜像の−100[V]よりもマイナス側に大きな値であるため、トナーは往復移動しながら、相対的にはスリーブ側から潜像側に移動する。
従来の画像形成装置においては、第2現像スリーブ16に印加する第2現像バイアスとして、第1現像バイアスと同じものを採用していた。そして、感光体3の表面において比較的大きな非画像部に続く静電潜像の後端部を良好に現像することができずに、トナー像の後端かすれを引き起こしていた。その原因は既に説明したように、第2現像スリーブ16と感光体3とが対向する第2現像領域において、静電潜像の後端部に対して、第2現像領域入口付近から出口付近に至るまで、トナー離脱状態の現像剤しか供給しないことにある。
図5は、感光体3の地肌部との対向位置を通過した現像スリーブ表面に対するトナーの付着度合いと、地肌ポテンシャルと、現像バイアスの交流成分波形との関係を示すグラフである。感光体3の比較的大きな非画像部(地肌部)との対向領域を通過した現像スリーブ上の現像剤は、地肌ポテンシャルの影響により、多くのトナーを磁性キャリア表面から離脱させて、現像スリーブ表面に付着させたトナー離脱状態になっている。地肌ポテンシャルは、現像バイアスの平均値と、地肌電位との電位差であり、その値が大きくなるほど、現像スリーブ表面にトナーを付着させる作用が大きくなる。つまり、地肌ポテンシャルが大きくなるほど、スリーブ表面トナー付着度合いが高くなる。そして、互いに同じ値の直流電圧を具備し、且つ互いに同じピークツウピーク値Vpp、周波数f、及びdutyの交流電圧を具備する現像バイアスの場合には、交流電圧の波形が矩形波のもの、正弦波(sin波)のもの、三角波のものという順で、スリーブ表面トナー付着度合いが徐々に低くなっていく。
このようにスリーブ表面トナー付着度合いが徐々に低くなっていく理由について説明する。
図6は、正弦波からなる交流電圧を具備する現像バイアスの計時変化を示すグラフである。また、図7は、三角波からなる交流電圧を具備する現像バイアスの計時変化を示すグラフである。図6に示される現像バイアスや、図7に示される現像バイアスは、それぞれ、図4に示される第1現像バイアスと、直流電圧や、交流電圧のピークツウピーク値Vpp(800V)、周波数f(9kHz)、及びduty(50%)が同じである。第1現像バイアスと異なっている点は、交流電圧の波形のみである。なお、dutyは、波形の1周期における全面積に対する現像ピーク部の面積の割合である。また、波形の1周期における全面積は、1周期内におけるピークツウピーク中心よりも上側の山部の面積と、ピークツウピークよりも下側の谷部の面積との和である。また、現像ピーク部は、前述した山部と谷部とのうち、トナーを現像スリーブ側から潜像側に移動させる方、の面積である。例えば、図4に示した第1現像バイアスの場合には、図8に示すように、斜線を付した箇所が波形の1周期における全面積である。波形の山部と谷部とのうち、マイナス極性のトナーを現像スリーブ側から潜像側に移動させるのは、谷部である。このため、現像ピーク部面積は、図中で編み目のハッチングで示すように、谷部の面積である。
図4に示した第1現像バイアスにおいては、電位が地肌電位(−330V)よりもプラス極性側にあるときに、第1現像スリーブ15と感光体3の地肌部(非画像部)との間の電界の向きがスリーブ向きになる。また、電位が地肌電位(−330)よりもマイナス極性側にあるときに、第1現像スリーブ15と地肌部との間の電界の向きが地肌部向きになる。スリーブ向きは、トナーを地肌部側から現像スリーブ側に移動させる向きである。また、地肌部向きは、トナーを現像スリーブ側から地肌部側に移動させる向きである。図4の第1現像バイアスにおいては、波形の立ち上がり箇所がほぼ垂直に一気に上昇している。これは、立ち上がり箇所が出現するタイミングで、電界の状態を、地肌部向きの最大強度から、スリーブ向きの最大強度に一気に変化させることを意味している。このような変化のさせ方をすると、感光体3の静電潜像や地肌部に付着していたトナーを一瞬のうちで一気に現像スリーブ側に戻すことになる。一方、図6に示した、正弦波からなる交流電圧を具備する現像バイアスでは、波形の立ち上がり箇所が、垂直よりも緩やかに上昇している。これは、矩形波よりも長期間をかけて、地肌部向きの最大強度から、スリーブ向きの最大強度まで電界の状態を変化させていることを意味している。このように長時間をかけて電界の状態を変化させると、感光体3の地肌部との対向位置を通過した現像スリーブ表面に対するトナーの付着度合いが、矩形波の場合に比べて低くなる。また、図7に示した、三角波からなる交流電圧を具備する現像バイアスでは、波形の立ち上がり箇所が、正弦波よりも更に緩やかに上昇している。これは、正弦波よりも長期間をかけて、地肌部向きの最大強度から、スリーブ向きの最大強度まで電界の状態を変化させていることを意味している。このため、感光体3の地肌部との対向位置を通過した現像スリーブ表面に対するトナーの付着度合いが、正弦波の場合に比べて更に低くなる。
このように、第2現像バイアスの交流成分として、矩形波からなるものの代わりに、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、第2現像スリーブ16と感光体3の地肌部との間の電界の向きを、地肌部向きからスリーブ向きに切り換える方を、垂直よりも緩やかな勾配にした非矩形波からなるもの、を採用することで、矩形波からなるものを採用する場合に比べて、感光体3の地肌部との対向位置を通過した現像スリーブ表面に対するトナーの付着度合いを低くすることができる。
そこで、実施形態に係る複写機においては、第2現像バイアスの交流成分として、矩形波からなるものの代わりに、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、第2現像スリーブ16と感光体3の地肌部との間の電界の向きを、地肌部向きからスリーブ向きに切り換える方を、垂直よりも緩やかな勾配にした非矩形波からなるものを出力するように、バイアス出力手段としての現像バイアス電源25を構成している。かかる構成では、従来のように矩形波からなるものを出力する場合に比べて、感光体3の地肌部との対向位置を通過した第2現像スリーブ16表面に対するトナーの付着度合いを低くして、トナー像の後端かすれを軽減することができる。
なお、第2現像バイアスの交流成分としては、第1現像バイアスの交流成分と同じピークツウピーク値Vppであるものを出力するように、現像バイアス電源25を構成している。このようにしているのは、次に説明する理由による。即ち、第2現像バイアスの交流電圧として、第1現像バイアスと同様に矩形波からなるものを採用したとしても、そのピークツウピーク値Vppを第1現像バイアスの交流電圧よりも小さくすれば、トナー像の後端かすれをある程度まで軽減することが可能である。ピークツウピーク値Vppを小さくすることで、電界の向きを地肌部向きからスリーブ向きに切り換えたときの電界強度をより小さくするので、感光体3の地肌部との対向位置を通過した第2現像スリーブ16表面に対するトナーの付着度合いをより低くすることが可能だからである。しかしながら、交流電圧のピークツウピーク値Vppを小さくすると、文字や細線のエッジに向けてトナーを転移させる電界強度を不足させて、文字や細線のエッジ抜けを引き起こし易くなってしまう。そこで、第2現像バイアスの交流電圧のピークツウピーク値Vppについては、第1現像バイアスと同じに設定するのである。このようにすることで、文字や細線のエッジにトナーを良好に付着させて、文字や細線のエッジ抜けの発生を抑えることができる。
図9は、実施形態に係るプリンタの一部構成を変形した第1変形例に係るプリンタを示す要部構成図である。第1変形例に係るプリンタは、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)用の4つのプロセスユニット1Y,M,C,Kを備えている。K用のプロセスユニット1Kの構成は、実施形態に係るプリンタにおける光書込装置2、感光体3、帯電装置4、ドラムクリーニング装置5、除電ランプ6、及び現像装置10の組み合わせとほぼ同様であり、その組み合わせが共通の支持体に支持されてプリンタ本体に対して一体的に着脱される。Y,M,C用のプロセスユニット1Y,M,Cは、使用するトナーの色が異なる点の他が、K用のプロセスユニット1Kと同様の構成になっている。
プロセスユニット1Y,M,C,Kの感光体3Y,M,C,Kには、Y,M,C,Kトナー像が形成される。4つのプロセスユニット1Y,M,C,Kの下方には、転写ユニット30が配設されている。この転写ユニット30は、複数のローラによって張架しながら図中反時計回り方向に無端移動させている中間転写ベルト31を、感光体3Y,M,C,Kにそれぞれ当接させてY,M,C,K用の1次転写ニップを形成している。Y,M,C,K用の1次転写ニップの近傍では、ベルトループ内側に配設された1次転写ローラ32Y,M,C,Kによって中間転写ベルト31を感光体3Y,M,C,Kに向けて押圧している。これら1次転写ローラ32Y,M,C,Kには、それぞれ図示しない電源によって1次転写バイアスが印加されている。これにより、Y,M,C,K用の1次転写ニップには、感光体3Y,M,C,K上のトナー像を中間転写ベルト31に向けて静電移動させる1次転写電界が形成されている。図中反時計回り方向の無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト32のおもて面には、各1次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト32のおもて面には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト31の下方には、2次転写ローラ39が配設されており、ベルトループ内の2次転写対向ローラ34との間に中間転写ベルト31を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト31のおもて面と、2次転写ローラ39とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ39には図示しない電源によって2次転写バイアスが印加されている。一方、ベルトループ内の2次転写対向ローラ34は接地されている。これにより、2次転写ニップに2次転写電界が形成されている。
この2次転写ニップの図中左側方には、レジストローラ対40が配設されている。また、レジストローラ対40のレジストニップの入口付近には、図示しないレジストセンサが配設されている。図示しない白紙供給装置からレジストローラ対40に向けて搬送されてくる記録紙Pは、その先端がレジストセンサに検知された所定時間後の搬送が一時停止し、レジストローラ対40のレジストニップに先端を突き当てる。この結果、記録紙Pの姿勢が修正され、画像形成との同期をとる準備が整う。
記録紙Pの先端がレジストニップに突き当たると、レジストローラ対40は、記録紙Pを中間転写ベルト31上の4色トナー像に同期させ得るタイミングでローラ回転駆動を再開して、記録紙Pを2次転写ニップに送り出す。2次転写ニップ内では、中間転写ベルト31上の4色トナー像が2次転写電界やニップ圧の影響によって記録紙Pに一括2次転写され、記録紙の白色と相まってフルカラー画像となる。2次転写ニップを通過した記録紙Pは、中間転写ベルト31から離間して、図示しない定着装置に送られる。
2次転写ニップを通過した中間転写ベルト31の表面には、2次転写ニップで記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、中間転写ベルト31に当接するベルトクリーニング装置38によって掻き取り除去される。
図10は、実施形態に係るプリンタの一部構成を変形した第2変形例に係るプリンタを示す要部構成図である。第2変形例に係るプリンタは、感光体3の周りに、Y,M,C,K用の現像装置10Y,M,C,Kを有している。K用の現像装置10Kの構成は、実施形態に係るプリンタの現像措置10と同様である。また、Y,M,C用の現像装置10Y,M,Cは、使用するトナーの色が異なる点の他が、K用の現像装置10Kと同様の構成になっている。そして、Y,M,C,K用の現像装置10Y,M,C,Kは、それぞれ独立して感光体3に対して接近及び離間するように図示しない移動手段によって移動される。それら現像装置10Y,M,C,Kのうち、現像動作を行うものだけが、感光体3上に接近する位置まで移動せしめられて現像に寄与する。例えば、感光体3上の潜像をKトナーによって現像する場合には、K用の現像装置10Kだけが感光体3に接近する位置まで移動され、Y,M,C用の現像装置10Y,M,Cは、感光体3から大きく離間する位置で待機する。
感光体3の下方には、図中反時計回り方向に無端移動せしめている中間転写ベルト31を感光体3に当接させて1次転写ニップを形成する転写ユニット30が配設されている。本プリンタは、カラー画像を形成する場合には、まず、中間転写ベルト31の1周目において、感光体3にY用の潜像を形成しながらY用の現像装置10Yで現像する。そして、得られたYトナー像を1次転写ニップで中間転写ベルト31に1次転写する。次いで、中間転写ベルト31の2周目において、感光体3にM用の潜像を形成しながらM用の現像装置10Mで現像する。そして、得られたMトナー像を1次転写ニップで中間転写ベルト31上のYトナー像に重ね合わせて1次転写する。同様にして、中間転写ベルト31の3,4周目において、感光体3上に形成したC,Kトナー像を、中間転写ベルト31上のYトナー像やMトナー像の上に重ね合わせて1次転写する。このようにして中間転写ベルト31に4色トナー像を形成すると、それまで中間転写ベルト31から離間させていた2次転写ローラ39をベルトに当接させて2次転写ニップを形成する。また、それまで中間転写ベルト31から離間させていたベルトクリーニング装置38をベルトに当接させてクリーニングニップを形成する。
その後、2次転写ニップで中間転写ベルト31上の4色トナー像を記録紙Pに一括2次転写しながら、2次転写ニップ通過後の中間転写ベルト31のおもて面に付着している転写残トナーをベルトクリーニング装置38によって除去する。2次転写ニップを通過した記録紙Pは、中間転写ベルト31から分離された後、図示しない定着装置に送られる。
次に、実施形態に係るプリンタに、より特徴的な構成を付加した各実施例のプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、各実施例に係るプリンタの構成は、実施形態と同様である。
[第1実施例]
第1実施例に係るプリンタは、先に図6に示した現像バイアスと同じものを、第2現像バイアスとして出力するように、現像バイアス電源25を構成している。この第2現像バイアスは、交流電圧として、波形が正弦波からなるものを具備している。正弦波からなる波形の交流電圧を出力する電源回路は、周知のように、市場に広く出回っているので、汎用の電源回路を利用して、第2現像バイアスの出力回路を構成することができる。
[第2実施例]
第2実施例に係るプリンタは、先に図7に示した現像バイアスと同じもを、第2現像バイアスとして出力するように、現像バイアス電源25を構成している。この第2現像バイアスは、交流電圧の波形が三角波からなるものである点の他は、第1現像バイアス(図4)と同様の条件になっている。そして、交流電圧の波形が正弦波からなるものである点の他は、第1現像バイアスと同様の条件である図6の第2現像バイアスに比べて、スリーブ表面トナー付着度合いを低くする(図5参照)。よって、第1実施例に係るプリンタよりも更に、トナー像の後端かすれの発生を軽減することができる。
[第3実施例]
図11は、第3実施例に係るプリンタの現像バイアス電源25から出力される第2現像バイアスの計時変化を示すグラフである。図示のように、第2現像バイアスの交流電圧の立ち上がり箇所は、垂直よりも緩やかな傾斜直線になっている。これに対し、立ち下がり箇所は、矩形波と同様にほぼ垂直の直線になっている。つまり、電界の向きをスリーブ向きから地肌部向きに切り換える立ち下がり箇所の勾配を、立ち上がり箇所の勾配よりも大きくしている。かかる構成では、スリーブ表面側から感光体3表面側に向けてのトナー移動速度を、感光体3表面側からスリーブ表面側に向けてのトナー移動速度よりも速くすることで、良好な現像性能を維持しつつ、スリーブ表面トナー付着度合いを低下させてトナー像の後端かすれを軽減することができる。
図11のグラフでは、立ち上がり箇所を直線状の立ち上がりにしているが、図12に示すように、曲線状(正弦波状)の立ち上がりにしてもよい。この場合、直線上の立ち上がりに比べて、勾配が大きくなるので、スリーブ表面へのトナー付着を軽減する効果が少なくなる反面、現像性能をより向上させることが可能である。
なお、勾配の大小関係を、図11や図12のものとは逆に、図13や図14のグラフようにした場合、図11や図12を採用する場合の効果とは正反対の不具合を引き起こしてしまう。具体的には、図13や図14のグラフのように、電界の向きをスリーブ向きから地肌部向きに切り換える立ち下がり箇所の勾配を、立ち上がり箇所の勾配よりも小さくすると、スリーブ表面側から感光体3表面側に向けてのトナー移動速度を、感光体3表面側からスリーブ表面側に向けてのトナー移動速度よりも遅くしてしまう。すると、現像性能を低下させてしまうとともに、スリーブ表面へのトナー付着を助長して、トナー像の後端かすれの発生を助長してしまう。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、第2現像バイアスの交流電圧(交流成分)として、第1現像バイアスの交流電圧と同じピークツウピーク値Vppであるものを出力するように、現像バイアス電源25を構成している。かかる構成では、既に説明したように、文字や細線のエッジにトナーを良好に付着させて、文字や細線のエッジ抜けの発生を抑えることができる。
また、第2実施例に係るプリンタにおいては、第2現像バイアスの交流電圧として、波形が三角波であるものを出力するように、現像バイアス電源25を構成している。かかる構成では、既に説明したように、波形が正弦波からなるものを出力する場合よりも、トナー像の後端かすれの発生を軽減することができる。
また、第1実施例に係るプリンタにおいては、第2現像バイアスの交流電圧として、波形が正弦波であるものを出力するように、現像バイアス電源25を構成している。かかる構成では、既に説明したように、市場に広く出回っている汎用の電源回路を利用して、第2現像バイアスの出力回路を構成することができる。また、波形が三角波であるものを出力する場合に比べて、現像能力を高めることもできる。
また、第3実施例に係るプリンタにおいては、第2現像バイアスの交流電圧として、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、第2現像スリーブ16と感光体3の地肌部との間の電界の向きをトナーを地肌部向きに切り換える方の勾配を、他方の勾配に比べて大きくしたもの、を出力するように、現像バイアス電源25を構成している。かかる構成では、既に説明したように、良好な現像性能を維持しつつ、スリーブ表面トナー付着度合いを低下させてトナー像の後端かすれを軽減することができる。
3:感光体(潜像担持体)
10:現像装置
15:第1現像スリーブ(第1現像剤担持体)
16:第2現像スリーブ(第2現像剤担持体)
25:現像バイアス電源(バイアス出力手段)
特開2000−172064号公報

Claims (6)

  1. 自らの無端移動する表面を潜像担持体に対向する第1現像領域で前記潜像担持体に対して同じ方向且つより速い線速で移動させながら、自らの表面に担持しているトナーとキャリアとを含有する現像剤によって前記潜像担持体上の潜像を現像する第1現像処理を行う第1現像剤担持体と、
    自らの無端移動する表面を前記潜像担持体に対向する第2現像領域で前記潜像担持体に対して同じ方向且つより速い線速で移動させながら、前記第1現像処理で得られたトナー像を自らの表面に担持している現像剤によって更に現像する第2現像処理を行う第2現像剤担持体と、
    前記第1現像剤担持体や前記第2現像剤担持体に印加するための現像バイアスとして、直流成分及び矩形波からなる交流成分を具備するものを出力するバイアス出力手段とを有する現像装置において、
    前記第2現像剤担持体に印加するための第2現像バイアスの交流成分として、矩形波からなるものの代わりに、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、前記第2現像剤担持体と前記潜像担持体の地肌部との間の電界の向きを、地肌部側から第2現像剤担持体側にトナーを移動させる向きに切り換える方を、垂直よりも緩やかな勾配にした非矩形波からなるもの、を出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、
    前記第2現像バイアスの交流成分として、前記第1現像剤担持体に印加するための第1現像バイアスの交流成分と同じピークツウピーク値であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2の現像装置において、
    前記第2現像バイアスの交流成分として、波形が三角波であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項2の現像装置において、
    前記第2現像バイアスの交流成分として、波形が正弦波であるものを出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とする現像装置。
  5. 請求項2の現像装置において、
    前記第2現像バイアスの交流成分として、波形の立ち上がり箇所と立ち下がり箇所とのうち、前記第2現像剤担持体と前記潜像担持体の地肌部との間の電界の向きを、トナーを第2現像剤担持体側から地肌部側に移動させる方向に切り換える方の勾配を、他方の勾配に比べて大きくしたもの、を出力するように、前記バイアス出力手段を構成したことを特徴とする現像装置。
  6. 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担持される潜像を現像してトナー像を得る現像手段とを備える画像形成装置において、
    前記現像手段として、請求項1乃至5の何れかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2011037550A 2011-02-23 2011-02-23 現像装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5737612B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011037550A JP5737612B2 (ja) 2011-02-23 2011-02-23 現像装置及び画像形成装置
US13/365,852 US8768224B2 (en) 2011-02-23 2012-02-03 Developing device, image forming apparatus, and developing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011037550A JP5737612B2 (ja) 2011-02-23 2011-02-23 現像装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012173643A true JP2012173643A (ja) 2012-09-10
JP5737612B2 JP5737612B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=46652840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011037550A Expired - Fee Related JP5737612B2 (ja) 2011-02-23 2011-02-23 現像装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8768224B2 (ja)
JP (1) JP5737612B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9201336B2 (en) 2012-02-13 2015-12-01 Ricoh Company, Ltd. Developing device and image forming apparatus including a toner bearing member having a predetermined relationship with toner
US9008556B2 (en) 2012-03-15 2015-04-14 Ricoh Company, Ltd. Development device and image forming apparatus and process unit incorporating same
JP2016206472A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04204578A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Fuji Xerox Co Ltd 一成分現像装置
JP2002351208A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Canon Inc 現像装置
JP2004029103A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2004085696A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006139227A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2007057618A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04184375A (ja) 1990-11-19 1992-07-01 Ricoh Co Ltd 現像方法
JP3483480B2 (ja) 1998-12-03 2004-01-06 キヤノン株式会社 現像装置
JP3450734B2 (ja) * 1999-01-20 2003-09-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3663998B2 (ja) * 1999-09-30 2005-06-22 富士ゼロックス株式会社 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2002196572A (ja) 2000-12-26 2002-07-12 Konica Corp 現像法、画像形成方法及び画像形成装置
JP2003149927A (ja) 2001-11-08 2003-05-21 Ricoh Co Ltd 現像装置
US7209699B2 (en) 2004-02-16 2007-04-24 Ricoh Company, Limited Lubricant applying unit, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method
US8369754B2 (en) * 2008-07-11 2013-02-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Developing device and image forming apparatus
JP4766164B2 (ja) * 2009-09-07 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 現像装置およびその制御方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04204578A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Fuji Xerox Co Ltd 一成分現像装置
JP2002351208A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Canon Inc 現像装置
JP2004029103A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2004085696A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006139227A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2007057618A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8768224B2 (en) 2014-07-01
JP5737612B2 (ja) 2015-06-17
US20120213557A1 (en) 2012-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5007447B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2009058764A (ja) 画像形成装置
JP6002698B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4810397B2 (ja) 画像形成装置
US9829829B2 (en) Developing device and image forming apparatus provided with same
JP5737612B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2008191246A (ja) 画像形成装置
CN105676608B (zh) 图像形成装置
JP4842399B2 (ja) 画像形成方法とその装置
US7949270B2 (en) Development method and image forming apparatus
US7548716B2 (en) Color gamut and enhanced transfer using hybrid architecture design
JP4599236B2 (ja) 画像形成装置
JP2007199365A (ja) 画像形成装置
JP2005099781A (ja) 画像形成方法とその装置
JPWO2015107757A1 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2009134214A (ja) 転写装置、画像形成装置
JP2013171282A (ja) 画像形成装置
JP5634441B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2004264521A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP4312433B2 (ja) 現像器及び画像形成装置
JP6477572B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5327628B2 (ja) 画像形成装置
JP5674985B2 (ja) 画像形成装置
JP2010019925A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP2005189249A (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150409

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5737612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees